>>780 無断外泊200名は完全な事実誤認 大多数の利用者は真剣に努力
(1) 先週後半から「無断外泊200名」とか「2万円を持って逃亡」、飲酒事件など、
東京都の「生活総合相談」の利用者(大田区の宿泊施設滞在者)の不祥事に関する情報が、一部メディアで盛んに報じられています。
しかし、これらは誤った情報に基づく完全な事実誤認か、ごく一部の心ない利用者の行動を誇張して、
生活再建に真剣に努力する大多数の利用者の心を深く傷つける行為と言わざるを得ません。
中には、「?」マーク等をつるとか、今回とは全く関係ない昨年の「年越し派遣村」の写真を掲載して無関係の脚注をつけるなどの報道もあります。
マスコミ各社には事実を正確に取材した冷静な報道を求めるものです。
(2) 事実誤認の報道が続いているにも関わらず、東京都が正確な数字や具体的な経過や事実をプレスリリースせず、
いたずらに混乱を放置していることは大きな問題です。ワンストップの会は、その是正を強く求めるものです。
(3) ごく一部ですが、心ない利用者が飲酒や貴重な行動費2万円(交通費、昼食代)を費消したことは事実であり、
ワンストップの会としても非常に残念に感じています。
しかし、大多数の利用者は真剣に各種制度を利用した生活再建の道に踏み出し、真剣に努力しています。
生活保護について言えば、多くの区で今週前半に開始決定が出る予定であり、住まい探しが佳境にはいっている状況です。