派遣制度って、差別制度かな? パート23

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458名無しさん@そうだ登録へいこう
>>456
あぁあ、派遣制度が公正に運用されておれば、こんなアホが闊歩する必要が無かった。
だが、それさえ本当は楽観過ぎる期待だ。

社会は構成員の思惑とは関係なく自動運動をする。 システムの特性がもたらすダイナミックな動きだ。

企業が人がほしくなっても実際に人を採用されるまではには、いろんな課程を踏まなくてはならない。
募集広告を出しても応募が無ければ、待遇面などを再考慮して人が応募する水準まで待遇をあげる必要がある。
でも一度、派遣会社が誕生すると、雇用チャンネルに出張ってくる。 そして、派遣会社間の競争が始まる。
有能な人を集めるとか高度な職業訓練を実施して派遣員の資質の向上を図るという努力よりも、とりあえずは費用面での競争になる。
そして、その下降スパイラルに陥る。

こうして、正社員と派遣との待遇格差は、ますます、大きくなる。 不公正なことが行われる温床にもなる。
この点の防止策が考慮されてない派遣法は、構造的に欠陥を持っていると言わねばならない。
社会政策としては負の部分を産み出す要因を内包している。

正社員などに対象をひろげ、セフィティネットなどを含めた雇用関連制度の全面的な枠組みの改組が必要だ。