>>409 派遣という制度が日本の経済を危機的な状況に陥らせる一因になっている。
底辺労働者の困窮を招いている。 その影響で正社員層に影響が及んでいる。
派遣法改正があれば一般事務の派遣社員の派遣切りが出てきたり、企業の海外移転を促進したりすることは十分に考えられる。
それは派遣が現に存在していているから、そういう問題が生じる。
最低賃金の底上げも同様な効果を生むだろう。
だが、それに引き面れて現状維持では到底やっていけないだろう。
全面的に労働環境を見回す必要がある。 現状では不味いのだと認識する必要がある。
また、現に救いが必要な人々がまともな状況に導かれない。
>>410 >理想と現実は違います
昔、ワークデザイン、少し後では理想システム設計、その後はPAD (Purpose Approach Design)というシステム設計の手法があった。 その後はフォローしてないので知らない。
これはシステム設計にあたって制約条件を考慮せず理想的な状況下で実現できるシステムを想定して、徐々に制約条件を加えて現実で可能なシステム設計に至るという方法をとった。
ノーコスト・ノータイムなんて現実ではあり得ないことだが、敢えて理想的なシステムを思い描いてトップダウン的にシステム要件を決めていった。
理想と現実は違いますではことの一部の面しか見ないことになる。
理想的なことを想定して現実との差を考えてみれば、課題というのが自ずから湧き出る。
それでなるだけ制約条件の少ない解を見いだそうというのは悪い思いつきではない。
現実に、派遣制度が害悪を垂れ流していることは忘れてはいけない。
哲学は立派なん表面的な事を言っても何の意味も理解もない。
現実の無残に目をつぶっても、それは問題を先延ばしにて状況をますます困難なものにしてしまうことになりがちだ。