(コピペ)
工場派遣から工場派遣の生活を経験したものとして、労働者派遣
大手の女性事務職員の職業倫理についてずっと疑問に思っていま
した。
面接などでほんの1時間ほどの滞在でも全く仕事らしい仕事をせ
ず愚痴と人のうわさ話ばかりしているそのだらしない雰囲気は、
イヤというほど伝わってきました。
現場で働く人をつかまえて、「キタナイ」「クサイ」「キモイ」
などといい放題。
事実そうなのかもしれませんが、せめて、現場で危険な仕事をし
て自分たちの生活を支えてくれている人々への当然あるべき感謝
と敬意を忘れないでいてほしいと思いました。
以前偶然つけたテレビに経済団体の首脳が映り「一般事務系の派
遣はなくす方向で検討しても構わないが、製造業への労働者派遣
を無くすのは考えられない。」との趣旨の発言をしていましたが
方向性が全く逆だと僕は感じました。
ソースがはっきりしなくて申し訳ありませんが、日本の事務/管
理職の生産性は諸外国に比べ、コストベースで1/2.83というの
を何かの本で読んだ事があります。
特に地方の事務職のやりたい放題な態度を傍で見ていると、大き
くうなずけます。
僕個人の経験をふまえると、現時点ですでに「派遣制度は、差別
制度である。」と言い切れます。
だからこそ、形成されつつある差別階級/非差別階級に属してい
るそれぞれの成員(であり、この共同体に属する者)が生産性の
向上と流動性の確保、そして不当なる圧迫ならびに差別の解消を
念頭に行動しない限り、この共同体自身の存続が危険にさらされ
る事も事実として受け止めるべき時期なのではないかと僕は考え
ています。