>>907 それは違うのだ。 残念だったね。 一円出さなくても手に入るが、一兆円積んでもどうにもならん。
銃殺するから吐けと言われても、どうしょうもない。 死んでゆくしかない。
準備が出来てないものには伝えようがないのだ。
言葉で書けているようで分かるようでいて、本質はそこにはない。
下手に説明したら馬鹿にされる。
世の中にはそう分野があるのだ。
その点、魚釣りなんて分かりやすい。 見ていてすぐ分かる。
次から次に釣り上げるのを見るだけで楽しくなる。
ある時、じいさんが釣りをしていた。
無様に背中を丸め草履はいて、しっかり見つめて釣っているのだがまるで釣れない。
そのあまりにも惨めな姿を哀れに思って、俺は釣りを伝授した。
そしたら、じいさんどんどん釣り上げ始めた。 まあ、俺の三分の一から半分程度だけど。
それにつれて、丸まっていた背筋がぴちっと伸びてきた。
顔つきも張りが出てきて、ずいぶん立派になった。
釣り具一式・釣り用の服も新調し、新しく買った帽子もりりしく、それはそれは生き生きとしたおじさまが出来上がった。
これには驚いた。 びっくりしたね。
たった十数分でこれだけ効果のあったことはあまり記憶にない。
生き甲斐がでてきたのだろう。
と言うわけで、人には生き甲斐を感じられる働き方が必要なのだ。