■湯浅誠って貧困ビジネス詐欺師なんじゃないの?■

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464ピンハネ屋は活力源
>>463続き (>>511参照)
社会学玄論http://mercamun.exblog.jp/i3 学習ノート

 「多少つっ込みどころはあるが、正論だ。」は、誤論だ。

対人援助は、貧困の原因を批判することなく、自助の意思や能力を問うことなく、
人間の可能性を信じて行わなければならないだろう。

共助は、「処罰−服従」関係でもなく、単なる交換でもなく、
共感と肯定的な他者期待に基づいて行われるものである。

社会的安全網の不備な社会において誰もが貧困に陥る可能性があるとした「すべり台社会・説」は、
自助の限界を明らかにし、貧困問題の個人化・心理化の誤りを指摘した。

ネトウヨのように机上の空論に時間を浪費せず、常に現場での実践に基づいてなされる発言は、
批判のための批判を寄せ付けないほどの説得力がある。

貧困スパイラル例を取り上げ、重層的な社会的排除が、個人の対処行動を無効化しているという。
常に実践の人である湯浅誠は、現場の実践を通してその改善策を周囲に提示しているのだ。
これは、貧困のリアルと解決方法を熟知した、生きた理論体系そのものである。

湯浅誠は、現場で豊富な「戦訓」を獲得し、様々なアプローチを実践している。
現行制度上、最も包括的で基本的な福祉制度である生活保護の利用を呼びかけているのは有名である。

「生活保護で貧困者の生活基盤を整備できる。この事実が更に多くの人を救う。」
こうして、湯浅誠による当事者重視の支援のおかげで、税金が有効活用されているのだ。