>>454 >これ、正論であろう。
フジサンケイグループのオピニオン雑誌「正論」のパクリということですね。
社会学玄論
http://mercamun.exblog.jp/i3 学習ノート
「多少つっ込みどころはあるが、正論だ。」は、誤論だ。
湯浅誠の反貧困論は、過剰な責任追求の否定であり、
既存社会資源の有効活用を提案し(ワンストップサービスなど)、着実に成果を上げている。
湯浅誠は、責任転嫁を得意とする一部の産業人・学者・ネトウヨとは異り、活動家である。
また、反貧困活動は、常に実践体系であり、批判のための批判とは異なる。
反貧困論を実践すれば、過剰な自己責任を内面化しないので、
個人では解決できない人生における課題に対して、社会資源の活用その他の適切な解決を見出せる。
個人の生活構造・行動様式が、実は商業主義による情報操作で生み出されていることが少なくない。
貧困のカラクリを社会に発信していく活動は、貧困対策なのである。
湯浅誠が、善悪・友敵の判断に拘泥せず、長年の経験から有効な支援方法を提示し、
諸勢力・諸資源を結集し、課題達成に意欲を持つ人たちとの共助のあり方を示したのが派遣村の本質なのである。