604 :
名無しさん@そうだ登録へいこう:
池沼伯爵マンデビラの前に立ちはだかったのは1年前のあの日ネトゲでマンデビラを裏切ったアジャックスだった
〜トゥルーフレンズ(真実の友) 対決〜
マンデビラ 「やはり現れたか・・・」
アジャックス 「ふふ・・1年ぶりだな・・ 1年間俺はいつかこんな日がくるんじゃないかとずっと思っていたんだよ なあ マンデ」
アジャックス 「1年は 俺達にとって 長かったのか それとも 短かったのか どうなのかな?」
マンデビラ 「・・・アジャックス そこを通してもらうぞ」
アジャックス 「同じだな あの時と これも運命というヤツか」
アジャックス 「ならば 俺も言おう 1年前俺がお前を裏切ったあの日と同じく」
アジャックス 「この俺を 倒していけ!」
アジャックス 「互いの道は 剣によって決まる マンデ いや ”池沼伯爵マンデビラ”よ!!!」
マンデビラ 「いいだろう 互いの道を決めるために!」
マンデビラ 「くらえ タックマン瞬極殺アタック」 ズバシュ! ドカバキズカ グッシャ ピカーン!!
アジャックス 「さすが ヒキ板の王子だな だが俺を殺せなかったか?」
アジャックス 「・・・ふふ あいかわらずだ 1年前と変わらず お前は吐き気のしそうなあまちゃんだ」
アジャックス 「・・・しかしマンデ 昔のまんまだよ お前は」
マンデビラ 「お前もな アジャックス・・・」
アジャックス 「うれしいぞマンデビラ お前は自分の思うままに ここまできたのだな・・」
アジャックス 「ならば俺も 残りの人生は 俺の思うままに進む事にするとしよう・・・」
アジャックス 「俺の力を使え!マンデビラ お前がお前の信じる事を成し遂げる為にな・・」
マンデビラ 「1年は長くも短くもない・・ 俺達はずっと仲間だったはずだ アジャックス」
アジャックス 「・・・ふっ 今にして思えば俺はずっとマンデのその言葉を聞きたかったのかもしれんな」
パンパカパーン!!ネトゲで二人の友情が再び結ばれた
605 :
名無しさん@そうだ登録へいこう:2009/03/31(火) 19:01:05 ID:AUJAKjHg0
マンデビラは鏡に映った自分の姿から幻聴が聴こえてくることに気付いた
マンデビラは鏡に映った偽り(いつわり)の自分の幻聴と戦うことになった
偽りのマンデの幻聴 「この16年間社会に出て戦う事を避けて引きこもって来た。怖かったんだろう?ようするに負ける事が。」
マンデビラ 「何だと?」
偽りのマンデの幻聴 「社会に出て戦わなければ負ける事はない。そしてお前はこう思う。戦いさえすればオレは勝てると。
そうやって自分を他の人間と違うとずっと思いこもうとしてきた。」
マンデビラ 「オレは……こうして生きている!」
偽りのマンデの幻聴 「それは勝ったからじゃない。この16年間たまたま生かしてもらって引きこもってただけだ。」
マンデビラ 「くっ!」
偽りのマンデの幻聴 「お前はネトゲの仮想世界では今も強い男のつもりでいる。
現実世界ではとうに負け犬になったはずなのにゲームの仮想世界での勝利が忘れられない。
お前はネトゲの仮想世界でのヒーローの自分のイメージを大事にする、まるで少女のような情けない男だ。」
マンデビラ 「ち……違う!」
偽りのマンデの幻聴 「ヒキ板の王子池沼伯爵マンデビラ。その名をお前はネトゲでは呼ぶなと言う。
だが心の中ではまんざら悪い気がしていなかった。そうだろう?そうなんだろう?」
マンデビラ 「違う!」
偽りのマンデの幻聴 「16年間も引きこもったのは全て親のせいでこうなった。本当は自分自身が悪い事をお前は知っているはずだろう?
立ち上がろうとしなかった。社会に出て戦う事を自分から捨てた!
全て何とか出来たはずなのに!お前は自分から逃げ出したんだ!」
マンデビラ 「違う!違う!違う! 」
偽りのマンデの幻聴 「違わないさ……。ネトゲの仮想世界ではそこそこ剣には自信がある。だからネトゲの仮想世界では生きていく事は出来る……。
お前はその現状に満足して16年間引きこもって生きて来た。
怖かったんだ社会に出て負けるのが。 何度も何度もずっと自分自身に言い訳をしながら!
負けるくらいなら最初から社会に出る戦いなど辞めてしまおう。 そう心の底で思っていたはずだ! 」
マンデビラ 「違う!」
606 :
名無しさん@そうだ登録へいこう:2009/03/31(火) 19:01:45 ID:AUJAKjHg0
ドカッ!パリーン!!!
マンデビラは鏡に映った「偽りのマンデ」を鏡ごと叩き割った
偽りのマンデの幻聴 「これで勝ったつもりなのか?お前は自分の負けを認めない。
お前は自分に言い訳をしている。お前は自分を嫌いつつ愛している。
お前は所詮つまらないそこらにいるクズのような人間と何ら変わる事のない存在だ。
なのに自分だけが特別だと心の中では思っているつまらない最低のレベルの人間だ。」
マンデビラ 「そうかもな……。そうかも……知れないな……。だが……それでもオレは……引きこもって生きてきた。
今さら自分は変えられないさ。
だったらせめてネトゲの仮想世界で自分らしくささやかな戦いを挑むとしよう。それしか今のオレに出来ないのなら。」
偽りのマンデの幻聴 「それでいい……それで……。 」
幻聴が消えた
マンデビラ 「偽りの俺か……。まさに最強の敵だったな……。所詮自分の敵は自分か……。」