−TV番組のお知らせ−
9日(火)午後10時からのテレ東系「日経スペシャル ガイアの夜明け」
「不定期連載:"使い捨て"雇用を問う 〜働くものに明日はあるか [第3章]」
物流倉庫での商品仕分け、弁当工場のおかず入れ、ビルの清掃係‥。人手のいる単純作業を、「日雇い」派遣に頼る業界は、多岐に渡る。もはや日本の産業界に組み込まれた労働システムと言っても過言ではない状況だ。
6月25日。人材派遣最大手・グッドウィルが、「日雇い派遣」事業の廃業を発表。二重派遣や港湾地区への派遣など違法な派遣が発覚し、2人の逮捕者を出したことがきっかけだ。
これまで、「日雇い」派遣という働き方をめぐっては、ワーキングプアの温床、格差社会の象徴、労働者使い捨て・・・マスコミなどの批判にさらされてきた。
そして、政府が規制に動きだす事態にまで発展した。現在、与党は原則禁止の方針で法案をまとめ、秋の臨時国会に提出予定だ。
しかし、「日雇い派遣」禁止は、実態経済に即した問題解決となるのだろうか? 日本の産業界の底辺に広く浸透している、短期の人材派遣が消えていく・・・。
日雇いでの働き方を選択した人々と、彼らを必要とする企業などからは、今後の生活や事業の見通しに危機感を持つ人も多い。
「日雇い派遣」が日本の経済システムに組み込まれている実態を見つめ、日本の労働市場のあるべき姿を模索していく。
【"日雇い経済"の闇… グッドウィル支店長の告白】
【潜入!派遣村・・・違法業者が群れる物流地区】
【”使い捨て”雇用との闘い フリーターVS企業 120日闘争の結末】
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080909.html