「派遣制度は差別制度」と言うなすりつけ・13人目

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7名無しさん@そうだ登録へいこう
かつて、女性週刊誌に掲載されていたネタだが、今の日本の若い労働者は、派遣や警備の仕事ばかりだから、覚えておいたいい話だね。

派遣社員の事例で考えてみよう。
契約上の派遣の仕事がプログラマーとされていて、いざ派遣されると「なぜかプログラマーはしなくていいから、トイレ掃除」をさせられる。
しかし、断ると、たとえ派遣契約本来のプログラムができても、「悪い派遣社員」「職務放棄派遣社員」「仕事怠慢派遣社員」。
逆に、本来のプログラムが下手くそでも、トイレ掃除をしたら「良い派遣社員」「任務を果たす派遣社員」「働く派遣社員」として見られる(契約を守る人と仕事をする人との勘違い)。
こうなると、プログラムができる(悪い)派遣労働者は、万が一プログラムミスをすると、仕事上の注意や指導にかこつけてあきらかに八つ当たりのサンドバッグにされてしまう実態。

しかし、雑用はやらず、いかに煙たい派遣労働者でも、派遣契約本来の仕事ができるから、簡単に追い出せない。逆に言えば、派遣本来の契約上の勤務内容はきちんとこなしている証拠でもある。
だから、追い出すときは、労働者本人に言えないようなありもしない理由をつくり、
「あの派遣社員は目付きがいやらしい」「私たちの悪口を陰で言ってきた」「勤務中、独り言をブツブツ言っている」「休憩時間にナンパしてくる」などと、適当なことを派遣会社に言うわけだ。
※実際、こう言えば派遣会社としても仕事を守るために、派遣社員を問答無用に辞めさせざるを得ない。
こうして、立場を追われた派遣社員は数知れないから、派遣労働者は、こうした圧力に怖くなるから、雑用(不正・違法行為であっても)を引き受けるわけだ。
そして、本来の派遣・警備勤務から離れるがために、先日の神奈川県のスーパーで起きたエスカレーター事故などに結びついていくんだよね。

これが、女性週刊誌にも書かれていた派遣(警備を含む)という立場を利用された、陰湿いじめや圧力のからくり。

こういた事故誘発防止のために、派遣労働者圧力防止法とか、派遣労働者付帯業務強制防止法といった法律を作るべきだよ