【尼崎】 松下PDP専用スレ2 【最長2年3ヶ月でポイ捨】

このエントリーをはてなブックマークに追加
279名無しさん@そうだ登録へいこう
 プラズマテレビが苦戦し、薄型テレビ需要は来年にも踊り場に差し掛かる――。
IT調査会社のBCN(東京・文京)は6日、年末商戦の市場動向をまとめ発表した。
平均して130%前後の伸びを示していた薄型テレビ市場だが10月には金額ベースで
前年比同月103%と落ち込み、プラズマテレビに至っては98.1%と初の前年割れをお
こした。プラズマの独壇場だった50型以上の市場でも液晶テレビが30%以上のシェア
を獲得するなど、プラズマの苦戦が目立っている。

 液晶テレビの大画面化がすすみ競争が激化したことから、50インチ未満のプラズマ
テレビ価格は6月からの半年で 25%下落した。液晶テレビも売れ筋商品が1ヵ月で
10%弱値下がりするなど価格低下がすすんでいるが、ワンサイズ大きい商品の需要が
増え、全体としては平均単価の下落に歯止めがかかっている。11月には40インチ
以上の金額構成比が2割を超し、台数構成比でも9.5%と増加した。

 消費者が大画面テレビでも液晶にシフトしていることを示すデータがある。シャープと
ソニーは今秋に52型4モデルを発売し50インチ市場に本格参入。05年11月には2.7%に
過ぎなかった液晶テレビの台数シェアが06年11月には32.9%に躍進した。なかでも
シャープの「AQUOS」は同サイズのプラズマより数万円高いにもかかわらず売れ筋
ランキングの上位に位置し、「高くても売れる」ブランド力を示した。

 このまま液晶はプラズマの市場を食って成長していくのだろうか。BCNの田中繁廣
取締役は「薄型テレビは液晶とプラズマの競争のもと両輪で市場を先導してきた。
プラズマが退潮してきている中で液晶がプラズマを補って売っていけるかというと厳しい」
と予測する。しかも来年は「五輪やW杯などのイベントもなく、国内市場は踊り場に入る
可能性がある」(同)としている。

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITea000006122006