【崩☆コラボレートPartC★壊】

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ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051231k0000m040016000c.html
縦並び社会・格差の現場から:派遣労働の闇


今月9日、トヨタの孫請けで自動車部品製造「光洋シーリングテクノ」(徳島県藍住町)の工場従業員30人が徳島労働局に申告書を提出した。
多くはクリスタル系列のコラボレート社と契約している非正社員だ。
申告書によると、実際は工場側の指示を受けて働く派遣労働なのに、派遣法の規制を受けない「業務請負」の形になっている。
いわゆる「偽装請負」だ。労働者の安全管理責任があいまいで、派遣先には雇用調整がしやすい都合のよさがある。
従業員は会社側を告発し、正社員としての雇用を指導するよう労働局に求めた。改正労働者派遣法では勤続1年以上(06年3月以降は3年以上)で
本人が希望すれば正社員にする義務がある。
工場の全従業員約600人のうち「請負」は約160人。正社員に混じって車の変速機の部品を作る。
180度の高熱で金属とゴムを接合する際、焼けたゴムが飛び散り火傷が絶えない。金属の破片が目に入ることも少なくない。
だが、医務室に薬をもらいに行くと「社外工だから」と拒否されることもある。
勤続5年の矢部浩史さん(40)の時給は同年齢の正社員の3分の1に過ぎない1130円。ボーナスもない。コ社は時給に換算して570円を工場から受け取る。
勤続6年の黒坂和也さん(25)は正社員よりも熟練しているという自負がある。「一生懸命やって倍の成果を上げても給料は変わらない。
結婚したけど子供を持つ気になれない」。矢部さんらは組合を作り、光洋側にも正社員にするよう求めた。
しかし同社は偽装請負には触れず「希望には応じられない」と答えた。
コ社は28日付けで光洋側に契約の打ち切りを通告した。このままでは矢部さんらは職を失う。