http://www.nhk.or.jp/special/onair/071217.html 2007年12月17日(月) 午後10時〜10時59分 NHK総合テレビ
『 年金記録は取りもどせるか 〜社会保険事務所からの報告〜(仮)』
収めたはずの年金保険料の記録がない。 はたして年金記録は取り戻せるのか。
今回、その最前線、社会保険事務所の1つにカメラを入れ、作業を
全て記録できることになった。
政府は、5000万件を超える“宙に浮いた年金記録”の照合作業を来年3月までに
終える予定だが、現場での作業は困難を極めている。舛添厚労大臣は、最終的に
解明できない年金記録も出てくるとしているが、実はその実態は想像以上に深刻である。
なぜ適切な年金の管理ができなくなったのか、過去の記録管理の実態と経緯が
明らかになることで、背景に社保庁の組織の構造的問題があったことが浮かび
上がってきた。
業務量の増大に対する人的な手当てや予算の配分が不十分で、改善が行われない
まま業務管理が甘くなり、モラルの低下が進んでいった。
番組では、社会保険事務所の実態とOB職員の証言、内部資料などをもとに、
杜撰な記録管理の全貌を明らかにする。
さらに、浮かび上がった組織の構造的な問題にどうメスが入れられるのか、検証する。