この派遣会社の会社名は???
「求人広告の賃金虚偽」 沖縄出身者ら派遣会社など提訴 2008年02月18日23時54分
http://www.asahi.com/national/update/0218/NGY200802180014.html?ref=goo 愛知県豊川市の人材派遣会社と契約していた沖縄県出身の元従業員ら7人が募集広告と実際の賃金との差額の補償を求めていた問題で、
7人は18日、賃金に関する詐欺行為などで精神的苦痛を受けたとして、 派遣会社と派遣先の自動車部品会社を相手取り、
慰謝料などとして計約3200万円の支払いを求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴状などによると、7人は20〜30代の男女で、
沖縄の情報誌で「月収31万円以上可」「賞与30万円以上」などとする派遣会社の求人広告を見て応募。
06年5月〜07年2月に愛知に移り、派遣会社と契約して愛知県豊田市のトヨタ自動車関連の同じ会社に派遣された。
しかし、7人の月収は寮の家賃などを天引きした手取りで平均月9万〜18万円。賞与は最も高い人で額面16万円だった。
女性3人については、インフルエンザにかかった子どもの看病で仕事を休んだことを理由に、派遣先会社の指示で違法に解雇されたという。
さらに、7人が派遣会社と契約する際、遺伝障害の有無などを尋ねる身上調書を書かされたとして、プライバシー侵害を受けたとも主張。一連の不法行為の慰謝料を、1人あたり300万円と算定した。
派遣会社と派遣先会社はいずれも「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
派遣会社は7人の差額請求は不当だとして、債務不存在の確認を求める訴訟を別に同地裁岡崎支部に起こしている。
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反米大陸 ― 中南米がアメリカにつきつけるNO! (集英社新書 420D) 伊藤 千尋
http://www.amazon.co.jp/dp/4087204200/ 内容紹介より: 中南米の近代史はアメリカによる侵略と支配、収奪の歴史である。
アメリカはその政策をまず中南米で実践し、その後中東、アジアなど他の地域で大規模に展開してきた。
中南米がたどってきた道を知れば、アメリカがこれから世界で、日本で何をしようとしているのかが分かる。
終章「おわりに―日本へ」より: アメリカの存在をめぐって、日本では大きな誤解があるのではないか。
旧ソ連が崩壊し、東西対決の構図が消えた冷戦後、欧州は、もはやアメリカの傘下に縛られる必要はないと考えた。
欧州連合 (EU) は、アメリカと距離を置き、独自に政治・経済圏を拡大するものだ。
一方で日本は「超大国はアメリカしかなくなったから、完全に従わなければならない」と、消極的な考えにこもった。
しかし、欧州の考え方こそが、世界の本流である。アメリカに最も近い中南米でさえ、自立の方向に進み出した。
終章「おわりに―日本へ」より: 自立する中南米から学ぶべきもう一つは、市民の力である。
南米の政権交代をもたらしたのは、アメリカ流の新自由主義の経済をそのまま採用した政府の失敗だったが、
政府を変えたのは市民の力である。格差を広げ、弱肉強食の社会を作ろうとする政府に対して、市民が反対の意志を、
投票やデモなどの形で明確に表明した。
アメリカと中南米の歴史から、私たちが学ぶべきものは、すこぶる今日的な課題なのだ。