社会保険(労災、介護)、税金@派遣業界板Part.2

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全文  http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070710k0000m040129000c.html

毎日新聞   年金問題:20年前の不明記録862万件 有効対策とらず
 
年金記録漏れ問題で、社会保険庁のオンラインシステムが本格稼働した87年までに、
納付者の分からない厚生年金の不明記録が総計862万件に上ったことが分かった。
同庁は各社会保険事務所に「事故リスト」を送付したが相当数が確認できず、
そのまま送り返されたり放置されたという。
同庁は同年まで133回にわたって統合作業を重ねていたが不明記録は年々増加。
大量の不明記録を把握しながら有効な対策をとらなかったことが、
5000万件の記録漏れにつながったとみられる。

社保庁の内部資料などによると、厚生年金保険は1942年に導入され、同庁は
62年から年金記録の磁気テープへの入力を開始した。加入者の転職・再就職の
届け出があったり、5〜8年で被保険者原票の記入欄が標準報酬額の記載で埋まると、
社会保険事務所から本庁に原票が送られた。同庁は63年から、原票と磁気テープ
を突き合わせ、記録を追加・修正する作業を始めた。
この際、結び付けるべき年金番号が見つからない、氏名や生年月日、入社日が
合わないなどで、持ち主の分からない記録がコンピューター上ではじかれた。

厚生年金の不明記録は、63年9月の1回目の統合作業だけで22万件が見つかり、
その後も毎年2万2000〜85万7000件が発覚。
133回目の統合作業が完了した87年3月までに不明記録は総計862万件に
まで膨らんだ。同庁は、このうち何件が補正され、納付者が確定したかは
把握できていないという。

全文  http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070710k0000m040129000c.html