>>68 ↓のような投書もあるらしいぜ。まさかとは思うが、きちんと説明できるんだよな。
進学塾で理科を教えている。教室で目の前に座るのは皆、90年前後に生まれた
子どもたちだ。
知っている言葉の多さには驚く。「消化酵素」「遺伝子組み替え」「地球温暖化」
「バイオマス」などは、小学生でも半分くらいは「知っている」と言う。(中略)
しかし、それ以上に、漫画を含めテレビ番組で見たり、聞いたりしたことが多い。
30年前の我々に比べて、はるかに多くの情報を受け取っている。
こんなにたくさんの言葉を知っているのに、人前で説明したり、文章で答えたり
する段になると、途端におとなしくなる。(中略)
いずれも「単語しゃべり」で論理のつながりが弱い。科学的な思考も欠く。欠く
文章は推して知るべしだ。(中略)
情報がはんらんし、「単語しゃべり」の素材には事欠かない。子どもたちにとっ
ても「分かったつもり」になりやすい環境だ。だからこそ、筋道正しく物事を考え、
とらえる能力を養わなければならないはずだ。