派遣会社員と無職(4人)が富士で集団自殺

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1死因は練炭による一酸化炭素中毒
 富士市大渕の山林の中の車から発見された男性の4遺体について、死因はいずれも
一酸化炭素中毒だったころが7日、富士署の調べで分かった。同署は現場状況や家族の
話などから、練炭による集団自殺と断定。
 富士署の調べでは、埼玉県比企郡の無職男性(20)は5月末に行方不明になった。
東京都大田区の無職男性(24)は5月初めから自宅に戻らず、ホテルや友人宅を転々
としていたとみられ、家族が地元署に届け出ていた。
 運転席で死亡していた愛知県高浜市の人材派遣会社員(36)は一人暮らし。大阪
府高槻市の人材派遣会社員(20)は、6月2日に「2、3日車借りるよ」と言い残し、
祖父名義の車で自宅を出発していたという。
 5月初めには4人(派遣会社員2人、無職2人)の中の一人がインターネットの
掲示板に自殺方法等を書き込み、それに応じた別の男性とのやりとりがあること
から、少なくとも1ヶ月以上前からは連絡を取り合っていたという。
          (朝日新聞静岡版・2003年6月8日朝刊)
http://www.asahi.com/national/update/0606/020.html