>931番さんへ
もちろん僕もHMには期待してますね!
もし実用化されれば自分の髪を培養していくらでも増やして植毛出来ますから!
ドナーの傷が出来なくなるのはかなりのメリットですね!
現在僕の後頭部にはピンクの線があります。この傷は将来消えるかは僕には分からないです!
実用化まで5年後位と言われてますが、現実にそうなって欲しいですね!
ここでHMについての翻訳を書き込みますね!
自毛培養(毛髪クローニング)
自毛培養とは何か?
自毛培養とは、後頭部の頭皮からドナーとなる毛髪を採取し、そこから将来毛嚢に成
長する幹細胞を分離して研究室で培養(成長)し、毛髪が失われた領域にこの新たな幹
細胞を再移植するものです。
* (直訳すれば、Hair Culturing は「毛髪培養」ですが、自分の毛を培養すること
を主な目的としているので、わかりやすくするため「自毛培養」とした。)
研究室内では、わずか数本の毛髪から多数の幹細胞を成長させるため、採取した毛髪
の何倍もの本数を得ることができます。通常の自毛移植では、後頭部頭皮から採取で
きる毛髪量に限界があるため、移植可能な本数にもおのずと限界があったが、この自
毛培養を用いれば、この問題にも終止符が打たれることになるだろう。
開発の進行状況
数人の医師がこの技術の開発を行っている。
*・カナダのトロント大学で自毛培養開発のための試験が実施されている。
・オランダの Gho 医師は98年9月14 日付でヨーロッパでの特許を取得しており、実
際の患者を相手に自毛培養による移植を実施している。 Gho 医師らは、2000年はじ
めに8カ月間の臨床試験を行う予定で、これが成功すれば、自毛培養技術のライセン
スを供給することを計画している。
・イギリスのColin Jahodaも自毛培養の研究を行っている。
・現時点で把握しているのは1人のみだが、アメリカの医師も個人的にこの技術の開
発を行っている。
実際に利用できるようになるのはいつごろか?
早ければ2年。しかし、研究の進行状況によっては、さらに5年から20年かかることも
考えられる。最低5年はかかるというのが、妥当な線である。
利点
・ほぼ無制限に毛髪を注入・移植することができる
・ドナーの採取が少量ですむため、ドナー採取部位の瘢痕が少なくてすむ。
・注射器によって幹細胞を注入するため従来の移植法にくらべて傷が少ない
・侵襲度が低い(ドナー採取時の傷など、体への負担が少ない)ため、麻酔も少なくて
すみ、痛みも少ない。
・最近の研究では、他人のドナー細胞も移植できる可能性が示唆されている。
欠点
・従来の移植法よりも大幅に手術費用が高くなることが考えられ、特に最初のうちは
高額が予想される。
・培養した細胞は、正常な細胞に比べて寿命が短いことが多いため、移植毛が生涯に
わたっては生えつづけない可能性がある。(しかも、この術式はきわめて最新のもの
であるため、一般の患者に手術を行い、ある程度の期間経過をみる以外に、どの程度
毛髪がはえつづけるのかを知ることはできないであろう)
・このように幹細胞を注入する方法には、腫瘍や嚢胞形成のリスクが伴うことが考え
られる。現時点では、これが開発の大きな妨げになるのかどうかについてははっきり