1 :
毛無しさん :
04/11/30 19:13:48 鬱。。
2 :
毛無しさん :04/11/30 19:16:54
2
3 :
毛無しさん :04/11/30 19:22:10
ニゾラールシャンプー+ステロイドをまず試せ!
4 :
毛無しさん :04/11/30 19:26:40
石鹸シャンプーやめれ !!
5 :
毛無しさん :04/12/02 02:02:13
剃れ
6 :
毛無しさん :04/12/02 02:50:18
7 :
毛無しさん :04/12/02 19:33:19
/⌒ヽ /´_ゝ`) すいません、ちょっと7ペニとりますよ・・・ | / |/|| || || UU
8 :
毛無しさん :04/12/02 19:37:54
DDW-3510RS
9 :
毛無しさん :04/12/02 19:38:26
しまった、検索用コピペ貼り付けてしもうた。
俺も石鹸シャンプーでかぶれた、くそ〜玉乃井め〜
お前ら、気軽にミョウバンっていうけど、正式名称は硫酸アルミニウムカリウムっていうんだぞ。 元素記号でかくとKAl(SO4)2だ、どうだ、難しいだろ。 アルミニウムとか硫酸とかが含まれるこのミョウバンだが、なんと止血薬に使われるんだ。 意外だよな。薬学や科学っていうのは偉大だよ。 まったく関係なさそうな元素から止血薬を調合しちまうんだから。
さて、クロムだ。元素記号Cr。 日常的にはまったく耳にしないよな。 そのはずだ。化合物もややこしい。 クロム酸カリ(K2CrO4)とニクロム酸カリ(K2Cr2O7)だ。わかるかな。 とにかくこのクロムの特徴は不動態になることと、沈殿することなんだよ。 「黒む」っていう語呂からなんとなくイメージで関連付けたらいいさ。 でな、さっき書いたクロム酸カリとニクロム酸カリは平衡状態にある。 平衡状態って言うのは、反応がいったりきたりの状態ってことだ。 ま、これの特徴としては酸化剤として重要だということだけ覚えとけばいい。 性質はいろいろあるくせにぱっとしない元素だぜ。
さあ、硫酸の話をするぞ。H2SO4。 名前はおなじみだよな。硫黄(S)の頭文字「硫」と酸素の「酸」で硫酸だ。 まず初めに覚えて欲しいことがある。 強酸には硫酸と硝酸があるんだが、これはそれぞれ「希」と「濃」の区別があるんだ。 性質がだいぶ違うんでな。 さて、この硫酸だがこれは液体だ。ま、これはイメージとして理解できるか。 ドロっとした奇妙な液体なんだよ。 映画なんかでもだからこれを人にかけて攻撃したりするシーンあるだろ。 じゃ、濃硫酸の説明をするぞ。 濃硫酸。聞くからに恐ろしそうだが、これはいろいろ使い道があるんだ。 ひとつに酸化剤としての作用だ。酸化剤は酸化剤でも、これはかなり強い作用だぞ。 つまり、相手を酸化させる。Oを与えるんだよ。 そうするとH2SO4はOを失って二酸化硫黄(SO2)になるわけだ。 酸化還元反応としては銅との反応が重要だな。 この硫酸は接触法という特別な製法で作るんだ。 硫化鉄から作る方法だな。
塩化水素の説明だ。 これは揮発性の気体で、水に溶けると「塩酸」という液体になるんだ。 HCLというシンプルな化学式からはイメージしづらいが、 これも立派な強酸なんだよ。 アンモニアと反応すると塩化アンモニウムになって白煙を生じることだけ覚えとけ。
元素や化合物の説明をしてきたが、ちょっと視点をかえるぞ。 いまから説明するのは酸性酸化物と塩基性酸化物だ。 酸化物といや問答無用に酸性と思ってしまいがちだが、 否、そんなことはない。酸性と塩基性はそういうことじゃないのだ。 ついてこいよー。 酸化物ってあるよな。酸と結合した化合物。これを水に溶かすわけよ、 そうすると酸性を示すものと、塩基性を示すものにわかれる。 そうこれが、酸性酸化物と塩基性酸化物の違いだ。 これだけ知ってても無意味なので、少し詳しくいうぞ。 まず、酸性酸化物。これは主に非金属元素だ。 金属元素がアルカリ性、非金属元素が酸性という基本をしっていれば理解は容易だろ。 例えばだ、硫黄の酸化物である二酸化硫黄(SO2)を水にとかすと、 亜硫酸(H2SO3)を生じて当然酸性を示す。だから酸性酸化物というわけだ。 単純な話だな。塩基性酸化物も同じこと。 主に金属原子の酸化物。例えば、酸化ナトリウムは水にとけると水酸化ナトリウムになる。 これは当然アルカリ性だ。だから、塩基性酸化物。 ただひとつ注意してほしい。 酸化銅や酸化鉄はちょっと特殊なのだ。 これらは水には溶けない。 ただ、酸にとけて中和するんだよ。 酸と中和するってことから考えて塩基性酸化物としているんだ。
じゃあ、前回の話から発展させて酸性塩について話そう。 酸性塩というと、だいたいのやつがそのまま「酸性の塩」って考えるが、 それが違うんだよ。ややこしいだろ。ついてこい。 まず、塩(えん)について理解してないだろ。 ただの沈殿物とちがうぞ。塩は酸と塩基との中和反応から生じる化合物で、 酸の陰性成分と塩基の陽性成分とからなるものをいうんだ。 重要なんで無理やり覚えろ。 さて酸性塩の説明に戻ろう、これは分子中に放出可能な水素をもっている塩ということだ。 つまりいつでも水素を与える用意ができている塩だ。 だから、酸性とか塩基性とか関係ない。塩基性の酸性塩もあるんだ。 まったくややこしい。これはもう理屈よりも、そういうこととして理解してしまうのが早い。 じゃあ、具体的な話をしよう。 硫酸水素ナトリウム(NaHSO4)について考えてもらいたい。 これは硫酸と水酸化ナトリウムの中和で生じたから塩だ。 で、元素記号をみればわかるが分子中にHがあるな。 硫酸というのは電離度が高いから、「NaHSO4 → Na+ + H+ + SO42-」という反応を起こす。 これはいつでも放出可能な状態といえる。だから酸性塩とみなすことができる。 つまり、分子中に水素原子がありゃいいんだよ。 ただ実際には、ついでに電離度が高くなけりゃ水素は放出できない。 しかし、水素がある時点で「放出可能」っていっちゃっていいことになるの。 例えば炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)は分子中に水素があるが、 「NaHCO3 + H2O → Na+ + HCO3 - + H2O → Na+ + H2CO3 + OH- 」 と反応するんで、OHを生じるだけなんだよ。つまり、これは塩基性。 しかし、水素が含まれるので同時に酸性塩でもあるんだよ。 わかりにくいが、そういうことなんだ。 科学界のルールにしたがえ。
酸性だの塩基性だのと、面倒な話をつづけたんで簡単な話題にうつろう。 硫黄の化合物の硫化物の話だ。簡単といったが、実はこれが複雑なんだよ。 例えばCu2+が含まれる水溶液に硫化水素(H2S)ガスを吹き込めば、硫化銅CuSが沈殿するよな。 一方でNa+が含まれている水溶液に吹き込んでも、何の反応も起きない。 これはSの沈殿表で確認すれば分かることだ。理解できるよな。 ところが、ややこしいのはZn、Fe、Niの三つの元素だ。 ややこしいので「当て逃げ(亜、鉄、ニ)」と覚えような。 こいつらは塩基性にかぎって硫化物が沈殿して、酸性では硫化物は沈殿しないんだよ。 まったく分かりづらいが、こうなっているんだ。 だが、これを科学的に説明することができる。 イオン化傾向だ。まず、さっきの例。銅とナトリウムの話だが、これは イオンになりたくない銅と、イオンになりたい(イオンでいたい)ナトリウムの違いでしかない。 で、問題にしてる当て逃げトリオはイオン化傾向に真ん中あたりにいやがるんだ。 イオンにはなりたくないし、イオンになりたいし、どっちつかずなわけ。 だから硫黄がたくさんあれば硫化物と化合しようという状態なわけ。 じゃ、硫化水素(H2S)について説明するぞ。 これは水中では電離してH+とS2-に分かれるよな。 で、S2-の行く先が問題となるわけだが、ここで厄介なことがある。 H2Sは完全には電離しないで、平衡状態にあるんだ。 だから、反応もいったりきたり。全部がHとSに分解されるわけではなく、H2Sも残っているんだ。
じゃあ、こういう場合を考えてみよう。 H2S:HS:S=5:4:1で電離しているケース。 ここに塩酸なんかくわえて酸性にすると、ルシャトリエの法則から変化を打ち消す方向に 平衡状態が移動するだろ。わかるか。 つまり、新たに加わったHとSが反応してH2Sに戻っちまうんだよ。勝手に。 だから硫黄イオン(S)の数は減っちまうよな。 すると硫黄イオンがたくさんあれば化合しようって考えてた、当て逃げトリオは萎縮して、 化合せずに今のままでいようって考えちゃうの。 だから沈殿しないんだ。 ここらへんは簡単な論理だが、覚えるとなるとややこしい。 じゃあ、逆に塩基を加えた場合。例えばNaOHとか。 そうすると、新たに加わったOHともともと浮遊してたHが反応して水になるよな。 すると全体的にHの数が減るから平衡状態が右に移動して、 硫黄イオンの量が増えるんだよ。これで当て逃げトリオの思惑と合致して、 硫化物として沈殿するわけだ。説明はくどいが、硫黄イオンの量が関係してると考えれば理解は早いはずだ。
科学はちょっと疲れた。息抜きに文学史やるぞ。 明治40年代頃、日本は日清戦争日露戦争などを経験して押せ押せムードだった。 そのムードが浪漫主義の背景にあったのだ。 しかしだ。その後の日本では貧困や差別など隠れていた問題が 顕在化してきて人々の心中に暗黙がただよいはじめたのだ。 この汚い世の中をそのまま描こうとした、これが自然主義だ。 自然主義というとさっぱりしたイメージがあるが、実は汚い人間をそのまま描こうというものなんだな。 で、自然主義の筆頭としてあげたいのが、島崎藤村の「破戒」と、田山花袋の「布団」だ。 田山花袋。青空文庫でこいつの「布団」をただ読みできるが、なかなか読みやすい小説だな。 他に「田舎教師」というのも書いている。 島崎藤村はもともと「若菜集」などを書いた浪漫主義の詩人だったが、なにかに目覚めてしまって、 現実的な自然主義へと移った。破戒は有名だが、そのほかにも 『春』とか『家』とか『夜明け前』とか『新生』とか書いてるな。 「春の夜明け前、家で新生する」とでも覚えるか。 自然主義は他にもまだまだいるぞ。 徳田秋声の「カビ」と「新所帯」。 正宗白鳥の「何処へ」。 岩野泡鳴の「耽溺(たんでき)」。 どれもぱっとしないが、これが自然主義なんだ。タイトルの時点で暗い。 さて、自然主義の秘密兵器を出そう。 詩人の石川啄木だ。どうだ。暗い詩かいてたことで有名だろ。「一握の砂」に「悲しき玩具」。 若山牧水は石川のライバル的存在の詩人だ。こいつも自然主義。ついでに覚えてあげてくれ。 自然主義と関係ない正岡子規もやっておこう。 こいつは根岸短歌会を作って「歌よみに与ふる書」という評論を書いた。 このなかで「写生(射精)」を主張したんだ。 正岡には「ホトトギス」という雑誌と、「病牀六尺〈びょうしょうろくしゃく〉」という随筆もあるな。
ちなみに自然主義はフランスのエミール・ゾラによって提唱されたものだ。 自然主義といえばフランスだ。ラヴェルなんかもその枠で語られる。
今日は基本的な話。元素の話をするぞ。 はじめに水銀だ。「水の銀」と書くだけあって、本当に液体の金属なんだよ。 これが水銀の最大の特徴だな。 その特徴があるから鉄やニッケルを覗くすべての金属と合金を作れるわけだ。 これをアマルガムという。 「ガム」だからぐにゃぐにゃしてるというイメージは持っていただけると思うが、 それと水銀(液体)を連想さえて覚えてくれたまえ。 でな、このアマルガムのうち金アマルガム(金+水銀)というのがあるが、 これから水銀を蒸発させたものが金メッキなんだよ。 水銀の大きな特徴、液体ということから、蒸発が可能なわけだ。すごいだろ。 そして、この金メッキが平安時代のころ仏像作りなんかに使われてきたわけだ。 で、もうひとつ水銀の特徴をあげると、塩素との化合物、つまり塩化物が沈殿することだ。 塩化物が沈殿するものとしては、鉛と、二つの銀(銀、水銀)があると覚えてくれ。 ちなみに、SO4との化合物が沈殿するのは、鉛と、馬鹿(バリウム、カルシウム)だったな。 さて、この塩化物と沈殿した水銀、非常に有害だ。 かの水俣病も水銀が原因となっている。 水俣の「水」と水銀の「水」は一致するので覚えやすいだろ。 さ、一方で合金をつくり、もう一方で毒物(塩化物)をつくる水銀だが、 もっともこの性質が有効に使われているのは気圧計だ。 液体という性質がうまくマッチしているんだな。
続いて銀の話だ。元素記号でいうとAgだな。 さきにいっておく。さっきいったとおり、これも塩化物が沈殿する。 これが大きな特徴のひとつだ。「銀」としてひとくくりにして覚えておけ。 で、ここから発展して覚えておきたいことなんだが、 銀はいろいろなものと化合して沈殿しやすいんだよ。 ハロゲン化銀(AgF以外)、Ag2CrO4、Ag2CO3、Ag2O、Ag2S どうだ、たくさんあるだろ。 さ、この銀は実生活ではどういう場面で使われるかというと、 写真のフィルムに利用されている。 銀には光を受けると反応する性質があるんでな。 この感光反応で生じる銀は黒紫色なんだ。 要するにネガの色だよ。 もうひとつは銀メッキっていうのも使われているぞ。食器なんかでな。 スプーンってなぜか銀色だろ。あれが銀なんだよ。 銀っていうと効果なイメージがあるが案外日常的に使われているもんなんだな。 最後の最後だが、銀のもうひとつの特徴をいっておこう。 ずばり、アンモニア再溶解元素。 いちど沈殿した銀の化合物が、アンモニアを加えることで新たに溶解するってことだ。 これは後であらためて説明しよう。 銀、銅、亜鉛、ニッケルだから、「兄の吟道」って覚えような。
さて、鉛だ。俺のイメージだと、なんかごつごつしくて、重いイメージあるよ。 なんとも扱いにくい存在っぽいが、実はいろいろ性質をもってるんだ。 思いつくままにかけば、 Cl,SO4と化合して沈殿する アンモニア再溶解元素である 両性元素である 鉛蓄電池に使われる 不動態になる こんなとこだ。まあ、逆に言えばこれがすべてかね。 はじめのCl,SO4ていうのは共通してるんで、適当におぼえてるから いざというとき思い出せそうにないな。鉛だから沈殿する。イメージはなんとなくわかるんだが。 で、アンモニア再溶解元素。「兄の吟道」の「あ」だ。 アンモニアを加えると沈殿物があらたに溶解すると。 で、両性元素な。これは「ああ、すんなり」で覚えた。 次に鉛蓄電池。これはイオン化傾向を利用したやつだな。 陰極に鉛、陽極に酸化鉛という、なんともマヌケな電池だ。 ちなみにSO4を溶液につかう。沈殿しないのか? で、不動態な。これは、金属の表面に沈殿物がコーティングされて 内部が保護されることだ。要するに、はじめの沈殿物と関連している。 PbCl2、PbSO4が薄い層になるわけだ。 覚えやすいが、印象に残らないそんな元素だ。鉛。
バリウムいくぞ。 レントゲンやるときに飲むやつだ。 俺は馬鹿(Ba,Ca)コンビの片割れとして覚えている。 おおまかに特徴をいえばまずアルカ土類金属ってことだな。 ま、これは分かるか。 で、次に燃やしたときの炎色反応が黄緑色。 黄緑って小学生の図工のころはよく使ったが、いまはイメージわかないな。 まあ葉っぱの色なのかねえ。バリウムのくせに生意気。 さて、バリウムの特徴としてまず一番に沈殿物を生じやすいこと。 さっきもいったが、SO4と沈殿物をつくる馬鹿、鉛のうちの一つであることに加えて、 炭酸バリウム(BaCO3)、BaCrO4といった化合物もある。 このうち暴露とよめるBaCrO4について説明しよう。 CrO4が沈殿するのは三つだ。バギ、鉛。 ここにも鉛でてきたな。しかも銀もでてくるとは。 CrO4ってなんて読むんだろうな。クロムとかそんなんだろう。 さて、いろいろ沈殿物をあげたが、このうち、俺が最初にいったレントゲンのとき飲むのは BaSo4だ。メジャーなやつって覚えとけ。 それ以外の沈殿物は安定しないんで、バリウムが発生する可能性があるんだよ。 バリウムってのは馬鹿の馬役ってだけあって、 かなり有害な大馬鹿なんで身体で発生しては困るんだ。
それじゃ文学の話だ。 明治40年代の日本文学がどろどろと人間の汚さ醜さを描く自然主義一色だというのは、 こないだなんとなく話しただろう。 でもな、同時にそれとは別にわが道を行く二人の偉大な作家がいたんだ。 今日はコレを覚えよう。言うぞ。 夏目漱石と森鴎外だ。どちらも他の平々凡々とした作家とは一線をひく巨匠だ。 どちらも留学経験があるとおぼえるのもよし、 千円札とワードソフトの人と覚えるのもよし。とにかくこの二人を覚えろ。 まあ、反自然主義みたいにいったりするがな、そういうわけでもなく ただわが道をゆき文学をひたすら書いていたようだ。 まず、森鴎外の話からするぞ。こいつは浪漫主義の作家でもあったよな。 ドイツに留学した経験でそこでの女との色恋沙汰をかいた「舞姫」だよ。 いかにも浪漫主義っていうかんじのタイトルだろ。で、ここから浪漫主義にも自然主義にもおさまらないような作品をだしてくわけだ。 まずは覚えやすいところから。 セックス経験を書いた本をかいているぞ。「イタ・セクスアリス」だ。そのままだろ。 森鴎外ともあろう、文学界の巨匠がセクースなんていってたんだ。きもいだろ。 じゃ、三大小説だ。「青年」「雁」「妄想」、覚えやすいだろ。 「青年がガンの妄想」ってことだ。やっぱ普通じゃない異常性があるな。このおっさんは。 で、ジャンルもただの現代小説だけじゃなく歴史小説もかいているぞ。 「安倍一族」「山椒大夫」「高瀬舟」だ。 全部あ行ってことでくくって覚えようぜ。 歴史小説をかいて評判がよかったもんだからますます手を広げた。 史実にもとづいて、「渋江抽斎」っていう史伝をかいた。 タイトルも糞も人名だ。それ以上でもそれ以外でもない。 さらに、こいつはドイツ留学経験をはなにかけて翻訳作業なんてのもにも手を出している。 アンデルセンを訳した「即興詩人」と、「オモカゲ」だ。 まあ、たぶん直訳だろう。 最後に文芸雑誌として「しがらみ草子」もおぼえておこう。 なかなかハイカラな名前じゃないか。 今でも通用しそうだろ?
夏目漱石だ。 俺はこいつにはそこそこ詳しいんでそんなに詳しく流行れない。 「吾輩は猫である」「こころ」「それから」「彼岸過ぎまで」「明暗」「坊ちゃん」 なんてのは覚えるまでもなく知っているのだ。 高校時代、昼休みに友達がいないもんだから図書室に隠れて漱石の本を読んでいたのだ。 タイトルのセンスがいいからな、読んでなくても興味がわいていたのだ。 こいつはイギリスに留学している。これも知っていたぞ。 でだ、新たに覚えたいのは 小説の「草枕」「三四郎」「門」「行人」「道草」あたりだな。 どれもけったいな名前だが、「門を行人が三四郎」ってな具合に覚えようかね。 「草枕」はしっとったわ。 で、「道草」っていうのは自然主義っぽくかいてみた作品らしい。 漱石っていうのは聡明だったらしくてな、 小説家にとどまらず評論や分析なんかもしてる。 孫の房の助にちかい仕事だな。 で近代人のエゴイズムを批判的にとらえて、 有名な「則天去私」という考えにきついたそうだ。 もはや軽い哲学だが、適当に覚えておこう。
おっと、漱石についてはまだいくつか覚えておきたいことがあった。 評論文だ。 「現代日本の開化」「私の個人主義」 要するにエゴイズムとか書いてたわけだな。 たしかに「こころ」なんかにはその考えがでているようなきもする。 で、こいつの人脈としては正岡子規が友達だったそうな。 漱石と子規って、名前が近いだろ。 だから親しかったんだと思われる。 で、正岡さんに俳句を学んでいたそうだ。 さらにあの多作家の芥川龍之介は夏目漱石の弟子だ。 どっちも馬鹿みたいに作品残している。 似るもんだ。
さあ、おっさんどもの説教臭い明治がおわって世は大正にうつる。 大正時代っていうのは短いが、上流階級の日本人にとっては幸せな時代だったという。 戦争にも勝ち続けて一流国となり、 ふわふわと夢遊病のように幸せによっていたそんな時代だ。 ハイカラなモボやモガなんかがいたそうな。 で、こんな時代だから欲望を文学にたくす気持ちの悪い連中が出てくる。 それが、エロやセックスについてひたすら追求した耽美派だ。 耽美なんていうが、要は同人女みたいなきもい妄想にひたっていた集団だろうな。 永井荷風と谷崎潤一郎だ。どっちもあ行だな。 で、こいつらがどんな作品を残したかというと、 まずはいから狂いの永井荷風のほうが、 「あめりか物語」「ふらんす物語」っていう外国を舞台にした同人小説や、 「冷笑」「隅田川」「腕比べ」「墨(ぼく)東綺譚」といった江戸情緒をかいてみて 自己満足に浸っていたやつだ。 「隅田川で冷笑を浮かべながら木刀で腕比べ」 そんな風に覚えたらいいよ。 で、谷崎潤一郎。 間違えやすいが「道程」かいた奴とは違うぞ。 俺も今さっきまで間違えて覚えていた。道程書いたのは高村光太郎。 さんざん「童貞」と「道程」との掛詞でつかわれるみじめなオッサン。 名前似てるからな、気をつけろよ。 谷崎は耽美派なんだからもっと変態だよ。 「刺青」「痴人の愛」「春琴抄〈しゅんきんしょう〉「細雪」「鍵」 どうだよ。いかにも変体小説っぽいのがあるだろ。 「細雪のふる夜、刺青をいれた痴人が鍵をもってやってくる」 たにざき→たに→われめ→まんこ→耽美派 こんな覚え方すると道程のやつと混同しないかもな。 ついでに、耽美派をもうひとり、北原白秋という詩人。 名前は有名だろ。「吐く臭」つまり、こいつも変態だ。 「スバル」という雑誌で活躍し、 「邪宗門」というただならぬ名前の詩集をだしたそうな。 白秋と邪宗の語呂で覚えよう。
元素だ、ナトリウムだ。 塩化ナトリウムとしてなじみがあるが、これは一価のアルカリ金属だな。 NHK教育の番組でやっていたとおり、空気中でも水中でも酸化してしまう、 非常に反応性の高いやつなので石油に保存する。 だから、単体としてはいつも石油臭い。 ナトリウム、扱いに難しいやつ。 で、性質だが、金属だが軽くて柔らかい。 柔なので金属との反応も黄色だ。小便色。 なんか覚えにくいな。 特徴あるんだか、ないんだかぱっとしないよ。 石油に保存して、やわらかくてかるくて、そして小便色。まあ、そういうことですわ。 で、こいつの本領はやっぱ化合物なんだよ。 なにせアンモニアソーダ法だからね。 ふたつ覚えよう。炭酸ナトリウムと、炭酸水素ナトリウム。 どちらも白色の固体で、水によく解ける。 水というのがひとつのポイントかもしれないな。 どちらも使い勝手がよくいろいろ使われている。 まず、炭酸ナトリウム。これはガラスの原料だ。 ガラスの原料だから大量に作りたい。 そこでアンモニアソーダ法というのがでてくるのだ。 で、この炭酸ナトリウム、空気中においてはいけない。 ナトリウムは空気中で勝手に酸化したが、 この炭酸ナトリウムは完走すると水和水を失い、ぼろぼろになる。 これを風解という。風によって水を失い分解されるのだ。 次に炭酸水素ナトリウム。 これは発砲入浴剤やベーキングパウダーの原料だ。 なにせ白い粉だからな。 炭酸ナトリウムに水素を加えただけでずいぶん使い道が変わるものだな。
マグネシウムの話です。 マグネットなんかで子供の頃から大変なじみがありますな。 体内に含まれているから、磁石が人体にくっつくとかそういうのを題材にした漫画アニメも数多くみてきたわけですが。 もうちょっとマグネシウムに詳しくなりませんか。 というわけで、学びましょう。こいつは一応2A族、つまり馬鹿と同じなんだけど アルカリ土族には含めないことになってます。 その理由は水と反応しないことらしいよ。 でも、温水とは反応する。なら含めてやれよという話ですが、 科学者のおっさんどもがそうきめたらしい。 で、マグネシウムが温水と反応すると酸化マグネシウムになります、 イオン化傾向の「まああてにするな」でわかるとおり、 マグネシウムのほうが水素よりイオンになりたがるわけです。 さて、マグネシウム。 これはいろいろなものに含まれるね。 海水、つまり水。ここに含まれるマグネシウムは苦味のもととなるんだ。 で、ちょっと話それるんだが、マグネシウムは科学より生物学的に重要なんだよ。 なにせ、あの光合成で有名なクロロフィルの主成分なんだから。 で、人体に多いっていったけど、細胞中でカリウムのつぎに多いんですよ。 金属のくせしていろいろなところに存在する。 化合物云々より人間がいきていくうえで、自然が存続するうえで重要な元素なんです。 マグネシウム。 それゆえ子供に人気がありながら、実は玄人好みの元素なんですな。 ついでに覚えておこう。 細胞中のマグネシウムが不足すると味覚障害をひきおこすぞ。
波動の話。 波動拳とか、ジョジョとか、そんなので名前はしっているけど、 実態はつかみにくい。それが波動。 まあ、ここは大きくとらえようじゃあないか。 あるモノがあるとしよう。モノといっても空気や水でもいいぞ。 ここで何かきっかけがあり、そのモノに変化が生じたとしよう。 すると、モノに変位がおこり、連続的に隣につたわっていく。 この変位の連続が波形をつくるんだ。 で、波形のイメージとして徐々に広がって、進んでいくようなイメージがあるよな。 これは徐々に隣へ伝わるからだ。 こういうことだよ。 わかりづらいが変位が波形として伝わっていく現象を波とよぶんだ。 モノ自身が移動するわけじゃないぞ。 あくまで波が進行方向に移動するんだ。
波はモノの変位だと説明したが、 物理的にここは媒質の変位といいあらわさせてもらう。 これが理解を難しくさせるんだが、要するにモノだ。 で、この波を表す図がある。 あのグイングインしてるやつだ。あれを理解しよう。 縦軸、つまりY軸は媒質の変位 横軸、つまりX軸は波の進行方向だ。 理解しろ、理解しろ、理解しろ。 上下のふり幅が大きいほど変位している、そして右にすすめばその波は右にすすんでるんだ。 この上下のふり幅っていうのは山と谷という。 ふり幅で、上下のてっぺんになるとこが変位の最大値だ。 で、山と山の幅、これが波長。 波の位相、つまり変位の大きさが同じになるとこの距離ってことだな。 波動のときに進む距離をラムダという。 で、波長がひとつ進行する分を、物理学者たちは振動という。 振動というとブルブルふるえるというイメージだが、 物理の波動でいうのは、変位がひとまわりするときのことをいうんだ。 振動一回で1ラムダだ。 で、一秒間に振動する回数を振動数といい、単位はヘルツだ。 TBSラジオは954kHzだから、一秒間に954回振動してるのかな? さらに、一回振動するのにかかる時間を周期という。ようするに波長間の時間ってことだ。 TBSラジオの場合1/954が周期になるんだ。 振動数>周期になるっていうのがわかりづらいな。 さあ、いろいろいったが、整理する。 縦に媒質の変位の大きさ、横に波がつたわるむき、上下にいちばん高くなったところが変位の最高値、同じ変位の大きさになる距離が波長、そしてこのあいだに一度振動する。このときの距離が1ラムダ。 で、一秒間に何度振動するかが振動数、一度振動するのにかかるのが周期だ。 振動は一秒間に相当するんだ。 これをイメージしとくのが理解のつぼだな。
ああん?一気に難しくなるぞ。 はっきりいって、おれもよくわからんからな。 単振動っていうのを理解してえんだ。 たとえばバネにおもりをつるして、つりあってる状態からばねを下方にAだけ引っ張って、静かに手を放すとするぞ? するとばねはつりあいの位置を中心に、上限にふり幅Aの振動をくりかえす。 イメージしろ、わかるはずだ。 引っ張った分、おもりが上下にゆれるだけだ。 これを単振動という。 この振動のとき、一番上のときと下のとき一瞬おもりは停止するよな? だからそのときは速さ0。つりあいの位置で速さが最大だ。 で、速さってなんだ?急に出てきたな。 おれもわからん。変位がおこるスピードってことでいいのか? じゃあ、この単振動ちょっと数値的に理解しようや。 時刻=0、このときにつりあいの位置(中心)を上向きに通過する、ふり幅Aの単振動をするおもり。 これについて考えよう。 このとき、一回振動するのにかかる時間、つまり周期をTとすると T/2秒ごとにおもりの変位はゼロになるな。 だって、一番上と下は停止するっておれ言ったしな。 で、さらにT秒で一度振動するんだから、T秒ごとに元の状態にもどって振動をつづけるんだよ。
34 :
毛無しさん :04/12/10 23:16:15
さ、難しい話をするぞ。このときの時間と角度の関係を対応させると、 角度ってなんだ?これもよくわからんが、とにかく時間ごとに角度は増加するらしいんだ。 で、その角度をあらわすのにsin(サイン)をつかう。 もう覚えるしかないからあきらめろ。 一回の周期でT秒かかる、そしてT秒ごとに角度2π[rad]増加する。 一回の振動で角度が2π増える。覚えるしかない。 となると、一秒間で角度は2π/T増加することになるよな。 だからt秒後には2πt/Tだけ角度が増えるんだよ。 何故こうも角度にこだわるかというと、y軸、つまり振動の変位にかかわってくるんだ。 振動の変位はこうあらわすことができる。 原点をt=0で上向きに通過する、振幅A、周期Tの単振動の変位yは y=Asin(2πt/T) わからんぽだろ? ま、sin(2πt/T)という角度をふり幅の大きさにかけたものだ。 時間がたてば、角度も変化し、ふり幅もかわる。 それをあらわしてるわけだな。 覚えるしかあるまい。
単振動について理解してくれたか。 おれはなんとなくわかった。 振動(A)と角度をかけあわせたものが変位なんだよ。 ただ公式は覚えづらいがな。 で、正弦波ってのをおぼえよう。正弦、つまりsin。さっきの公式にでてたやつさ。 さっきのy=Asin(2πt/T)ってのはさ、あくまで原点の単振動なんだよ。 要するに振り子が原点をとおって、上下するだけなの。 これが周囲の媒質に伝わると、 波形がsinであらわせる波になるわけ。これが正弦波。 単振動と正弦波の関係、よく理解してくれよ。 で、波の基本式をかいてみよう。 v=fλ ラムダが一秒間にf振動回分だけすすむ、その速さがvだ。 なんかただの距離のように思えるが早さというんだ。 一秒間に進む距離だからな。 一秒間にvだけ進むから、速さと考えられるようだ。 で、もういっこTってのがあったよな。一回の振動で進む距離。 要するに1/fのこと。こうあらわせるぞ。 T=λ/v ようするに、vが一秒間で進む距離だったのにたいして、 一回の振動ですすむ距離がTってことになるんだ。
もうな、ほんとに難しいんだよ波動って。 俺もいっぱいいっぱい。じゃあさ、波の基本式がv=fλってのにつづいて、 正弦波の式もかかせてもらうよ。 単振動が周囲の媒質に伝わってできる波な。 実に分かりにくいよ。物理くん。 単振動はy=Asin(2πt/T) だったな、記憶できなくても、なんとなく覚えていただろう? この単振動が横(x)軸の正のムキに速さvで伝わるよな、 で、原点からx(距離だよ)だけ離れたP点がるとしよう。 X軸上にあるんだぞ。このP点に正弦波が伝わるにはx/v秒かかるんだ。 おもいだしてくれ。vってのは一秒間に進む距離だろ。 だから、t秒間にtvだけ横軸(x)に進むんだよ。 だから、だから、tをしるにはx/vで求まるわけだ。 わかりづらいが続ける。 その結果、時刻t(x/v)のP点の変位はx/v秒前の原点の変位と同じになる。 波の性質から考えれば、なんとな〜くわかるようなわからないようなはなしだな。 ようするに原点の変位を利用して、P点の変位をしろうってわけだ。 じゃあ、いよいよ正弦波の式を発表しよう。 「t=0のとき、原点がy軸の正の向きに振動する正弦波の式」 y=Asin(2π/T)(t−x/v) =Asin2π(t/T−x/λ) 要するに、単振動の式に「x/v」をあてはめたんだ。 まちょちょちょっと変形させてるからわかりづらいが。
37 :
毛無しさん :04/12/11 23:33:55
今日は基本的な話。元素の話をするぞ。 はじめに水銀だ。「水の銀」と書くだけあって、本当に液体の金属なんだよ。 これが水銀の最大の特徴だな。 その特徴があるから鉄やニッケルを覗くすべての金属と合金を作れるわけだ。 これをアマルガムという。 「ガム」だからぐにゃぐにゃしてるというイメージは持っていただけると思うが、 それと水銀(液体)を連想さえて覚えてくれたまえ。 でな、このアマルガムのうち金アマルガム(金+水銀)というのがあるが、 これから水銀を蒸発させたものが金メッキなんだよ。 水銀の大きな特徴、液体ということから、蒸発が可能なわけだ。すごいだろ。 そして、この金メッキが平安時代のころ仏像作りなんかに使われてきたわけだ。 で、もうひとつ水銀の特徴をあげると、塩素との化合物、つまり塩化物が沈殿することだ。 塩化物が沈殿するものとしては、鉛と、二つの銀(銀、水銀)があると覚えてくれ。 ちなみに、SO4との化合物が沈殿するのは、鉛と、馬鹿(バリウム、カルシウム)だったな。 さて、この塩化物と沈殿した水銀、非常に有害だ。 かの水俣病も水銀が原因となっている。 水俣の「水」と水銀の「水」は一致するので覚えやすいだろ。 さ、一方で合金をつくり、もう一方で毒物(塩化物)をつくる水銀だが、 もっともこの性質が有効に使われているのは気圧計だ。 液体という性質がうまくマッチしているんだな。
38 :
毛無しさん :04/12/11 23:37:08
なんだこれは( ゚д゚)
39 :
毛無しさん :04/12/11 23:37:20
ハゲの事忘れんなよ
文学の話に戻すぞ。耽美派について話したよな。谷崎潤一郎や永井荷風、 さらに北原白秋なんかに代表される変態集団。 で、物質的にも心的に豊かな大正時代。そういう同人集団がいるかと思えば、 逆に優等生的な理想人間を目指すはなもちやらないやつもでてくる。 ようするに出来すぎくんタイプで話が通じない、それでいて粋を気取る連中。 これが白樺派だ。馬鹿を逆にかいて「カバ」、完全に馬鹿を馬鹿にしているぞ。 白樺派どもの文学というと、馬鹿とちがい他人にまどわされず、 それぞれが自我を確立して、愛情と友情をおもんじる、 こんな文学だ。こんなのは今のマンガでもたまにでてくるよな。だいたいつまんねえ漫画だが。 で、このエリート気取り集団白樺派の代表的作家が ご存知武者小路実篤。難しい名前だがみんな覚えてる奇妙な作家だ。 で、こいつは「友情」なんつうそのままのタイトルの作品をかいている。 さらに、馬鹿を馬鹿にした「おめでたき人」とか、「その妹」とか意味深な戯曲も作ってんだな。 この武者小路っていうやつは学習院大学出身の貴族だから、 ほんとそんな振る舞いばっかりだったらしいぞ。 で、次に志賀直哉だ。武者小路と志賀直哉はなぜか対で覚えてしまっているな。 で、このおやじの作品「暗夜行路」「大津順吉」「和解」のみっつだな。 大津順吉ってのは、両津勘吉の優等生版ってかんじだな。 「暗夜行路で大津順吉が和解」こうおぼえよう。 で、もうひとりいるぞ。有島武雄だ。いかにも文学者っぽいふざけた名前だ。 こいつはエッセイをかいていて、「或る女」だの「惜しみなく愛は奪う」だの、 タイトルで意味深長をにおわせながら実は内容のないサブカルのはしりだ。 シュールでしゃれたタイトルつけるやつはろくな作家じゃない。 さ、さっき耽美派で谷崎と混同させた高村光太郎だが、こいつはこの白樺派の流れだ。 だから「童貞」などとかくわけもなく、「道程」なのだ。 高村の作品はもうひとつ「智恵子抄」っていうのもある。 古典から引用したいかにもいやらしい白樺派らしいタイトルだ。だがな、これはひとつ大きな功績がある。 口語自由詩をつかってるんだ。だから、馬鹿でもだいたい理解できる文章だ。 白樺派らしい馬鹿にあてつけたやりかただよな。
大正時代っていうのは大変だ。 変態の温床となる耽美派に、馬鹿を鼻でわらう白樺派。 で、次にかくのがこの時代の大本命だ。見掛け倒しの白樺派とちがい本当の意味で頭がよく、 ただそれがたまにウザく感じるが、理知派だ。新現実主義っていう言い方もする。 でこの代表選手は芥川龍之介。夏目漱石のお弟子さんだな。そりゃ大成するはずだ。 こいつの作品はだいたい機知のものがおおいんで、いろいろ省かせてもらうが 「歯車」「鼻」「とろっこ」「杜小春」「芋粥」なんかは当然しっとけよ。 で、他に「戯作三昧」「地獄変」なんかもある。 夏目同様多作家だったんだな。 で、芥川につぐ理知派の二番選手が菊地寛だ。 大丈夫か?ってぐらい普通の名前だが大丈夫なんだよ。 すっげえんだから。「聞く痴漢」とか適当なこというな。すごいから。 ま、こいつのやったことの一つとしては文芸春秋社を発足っせたことがある。 週間文秋とか負け組の下種がよむ三流雑誌のきっかけを つくったことは残念だが、当時としては意味があったことなんだよ。 で、菊地は芥川賞も作った。一番選手の芥川を尊敬していたんだな。 この菊地さんの作品。 「忠直卿行状記」「『父帰る」。さすがにもうタイトルで無駄な意味をもたせることはなく、 直球ストレートなものばかりだ。読みたいとは思わないが、内容はあるんだろうな。 で、この芥川と菊地という大正時代の偉大な二人を新思潮派といったりするんだ。 この二人は「新思潮」という雑誌を作っていたからな。 しかし思潮とは、なかなか洒落た言葉だな。潮の満ち干きと思いをかけてるわけだ。 慕情とか、こういう日本語はいいと思うな。 残念!とかくだらねえんだよ、馬鹿。
ややこしいんだがよ、芥川と菊地が理知派・新現実主義っていったろ? でこの中に三田派っていうのがあんのよ。 まあ、二人ほど偉大じゃないから派をわけたって覚えたらいいよ。 二流三流の集まり。 佐藤春夫「田園の憂鬱」 佐藤春夫だってww 係長かよおまえ。 田舎を舞台にしてるとこも二流っぽい。 室生犀星「幼年時代」「性に目覚める頃」 はーーー?幼年時代が性に目覚める頃ってか? だから二流なんだよ。室生っていうのも、室井とかぶってださい。 二流エッセイスト同士だから当然か。 で、この室生は詩人でもあったわけね。むろん二流詩人。 「叙情小曲集」「愛の詩集」 いかにも頭の悪い馬鹿がその場の気分でつけたタイトル。ばーーか。 で、萩原朔太郎ですよ。こいつ「月に吠える」「青猫」って書いてるね。 「月に吠える青い猫」、まあ意味がわからないわけですが、 萩原っていうやつにまともな奴いないので、だいたいラリってます。 だが、この萩原は偉業をなしとげています。偉業といっても高村光太郎のぱくりですが、 口語自由詩を完成させているのです。良かったね。歴史に名を残せて。
まあ、この三田派みたいに二流三流の集まりもあれば、 一方で派にぞくさない連中もいた。分類してくれるな、的な主張がうざいのです。 ただそう馬鹿にもできない! かの宮崎賢治がいるんだよ。ここに!!!! 「春と修羅」「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」など。 無代の天才作家! このおかたは分類されてなくて当然! 次は堀口大学の「月下の一群」。 こいつは狙いすぎなんだよ・・・・山口日記と同レベルのネーミングセンスじゃん、 で、作品が「月下の一群」?わけわからん 月の下の獣集団ってことか? いろいろ狙いすぎ そこまですごくないですから じゃあ、短歌だ。5・7・5・7・7な。 偉大なる詩人正岡子規の流れを汲んだ、 アララギ派ってのがある。「あらら、偽」っていうのが由来だと覚えてしまおう。 正岡子規が偽ってことかよ、馬鹿。 「野菊の墓」の作者伊藤左千夫にいたっては「アララギ」っていう雑誌まで作った。 野菊の墓つくってる優等生だから許そうや。 アララギ派はいまいった伊藤左千夫がいるが、他にも重要なやつが結構いる。 斉藤茂吉だ。自然と自我を一体とさせる意味で「実相観入」といっている。 ぜんぜん市民権をえていなくて、一発変換もできない。夏目とは大違いだ。 で、斉藤茂吉は「赤光」「あらたま」など意味不明な詩集をだしている。 どっちも「あ」ではじまるから、そう覚えよう。 長塚節、ながつかぶしではなく、ながつかたかし。 このおっちゃんは「土」という、なんとも節っぽいタイトルの詩集をかいている。 まだアララギ派だぞ。面倒だな。 河東碧梧桐〈かわひがしへきごとう)という難しい名前のおっさんが、 俳句の5.7.5の原則を破り自由率を完成させた。 酷くむずかしい名前だから、俳句に自由を求めたんだな。 そして、正岡子規をもっとも忠実に受け継いだのが高浜虚子だ。こいつこそ後継者で、 ほかのアララギ派はまさに偽だ。子という文字が受け継いだ証拠。 高浜虚子は正岡子規のホトトギスを受け継いだぞ。
超がんばれ
科学では理解不能な、あらかじめきめられたこと、ただ暗記するべしというようなものがある、そして苦しむ。 そのひとつはCOOHことカルボキシル其だ。 COOHを基本にもつ化合物が何か重要な意味をもつんだろうな、ということは分かる。 カルボキシル其なんて一発変換もできないようなマイナーなことばだ、 でも覚えなければいけない。そしてカルボキシル其をもつ化合物が「カルボン酸」という。。 意味わからんが、そういうことらしい。COOH、クーーーってこと。意味わからんのだよ。 で、もうひとつ踏み込むというか、踏み込まれると、 「鎖式炭化水素基に1個のカルボキシル基が結合したカルボン酸を脂肪酸」らしいんだ。 鎖状の炭化水素のものに、COOHがついたものを脂肪酸ていいたいらしい。 要はカルボキシル其に炭化水素が鎖状についたってことだな。脂肪酸。 重要っぽいから覚えろってことらしい。 炭水化物と脂肪ってちかい関係なのはわかるが、炭化水素となると話は違ってくると思うんだが。 まあ、炭水化物・脂肪の関係と関連付けて覚えようか。 いや、ちょっとまて。今おぼえた脂肪酸をさらに分けなければいけない。 まず、分子量が大きい脂肪酸を低級脂肪酸、大きい脂肪酸を高級脂肪酸という。 高級ほど脂肪がつくってことだな。 で、この炭化水素其に不飽和結合があるかないかでまた分かれる。 「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」だ。名前はそのままだが。 要するに脂肪酸っつうのはカルボキシル其に炭化水素がくっついたもんで、 分子量が多いほど高級と呼ばれる。さらに、結合によって不飽和と飽和でわかれる。覚えるしかない。
さて、ややこしい脂肪酸はおいといてカルボキシル其に話を戻そう。 このカルボキシル其の数によってカルボン酸の名前もかわる、 一つなら「「一価カルボン酸」、二つなら「二価カルボン酸」という具合だ。 さらにややこしいのは、カルボキシル其に加えて、-OH(ヒドロキシル其)をもっているカルボン酸をヒドロキシ酸というのだ。 -COOH カルボキシル其 -OHヒドロキシル其 よく似てるけどな。COがなくなるだけで名前がかわるんだな、後者は水酸っぽいが。 例として、乳酸をかんがえよう。これは CH3CH(OH)COOHという化合物。 こうみると分かりやすいな、明らかに-OHと-COOHが入っている。だからヒドロキシ酸なんだな。 名前の覚え方を検討するか。キシルは共通するからいいとして、 Cはカルボっていうのは炭素からきてるから。カルビーだ。 Oがヒドロ?酷い・・ひどい・・・ひどろ、無理やりだがこれでいいや。
一度踏み出してしまったんだ。 こうなったらカルボン酸についてこうなったら覚えようじゃないの。 まず、炭素数の多い少ないで高級カルボン酸と低級カルボン酸にわかれる。 これは脂肪酸ででたからなんとなく理解できるだろ。 で、この高級と低級で性質が異なるんだよ。うん。 低級カルボン酸、つまり炭素が少ないカルボン酸は、常温で液体、水に溶けやすい。 炭素っていうのはダイアモンドや黒炭の成分だからね、硬いんだよ。 すくなけりゃ液体だし、水にもとけやすい。そういうことだろ? で、高級カルボン酸、これは常温で固体で、水に溶けにくい。 炭素が多くはいってるからな。 じゃ、カルボン酸に話もどそう。何かとCOOHがくっついたのがカルボン酸だ、 何かをRとあらわせば、カルボン酸はRCOOHとかけるな。 でな、このカルボン酸だが、水にとけると弱い酸性をしめすんだ。 ようする水中でにいくつか水素が離れていくの。こんな感じ RCOOH → RCOO- + H+ で、さらに塩基水溶液だとHがOHと反応して水になっちゃって、さらに中和物としてカルボン酸塩ができる。 こういうこっちゃ。 RCOOH+NaOH → RCOONa+H2O 離れた水素と水酸化ナトリウムの水酸と反応して水になってるな。 さっき、OHをもてば脂肪酸だって話があったが、ただ混ぜ合わせても反応するんだな。 さあ、もう一息。アッコにおまかせ前にがんばるぞ。 カルボン酸は酸だといったが、塩酸より弱く、炭酸より強い酸だ。 だから、炭酸ナトリウムなどと反応させると二酸化炭素を発生させるんだ。 要は炭酸とは反応できるってことだな。こういうこと。 2RCOOH+Na2CO3→2RCOONa+H2O+CO2↑ 最後に、重要だ。これはあとで多分やるだろう。 カルボン酸はアルコールと反応してエステルに、アミンと反応してアミドになる。 アルコールとエステ、あみんと網戸。カルボン酸の特徴だ。 関連付けてなんとかあたまにいれよう。
なんだよアッコやすみかよ
カルボキシル其とカルボン酸についていろいろみてきたが、 ここからはカルボン酸の化合物をひとつひとつみていこう。な。 ギ酸だ。漢字変換で蟻酸。アリだって。 こいつはHCOOH、つまりカルボキシル其に水素がくっついたやつだ。 簡単な化学結合にみえるが、製法はややこしい。 メタノール(CH3OH)と、ホルムアルデヒド(HCHO)を通して作るらしい。 実用的にこれが作りやすいんだから覚えるよりしかたねえな。 たかがカルボキシル其にHつけるだけの作業とはいえ。 CH3OH(メタノール)→HCHO(ホルムアルデヒド)→HCOOH メタノールもホルムアルデヒドもおぼろげに知ってる化合物だ。 さて、ギ酸の性質だ。まずHがついただけの一番単純なカルボン酸だ。 で、蟻酸と、いうだけあって、結構危険なんだこれが まず、無色(無職)で刺激臭。ヒキコモリみたいなやつ。 しかも毒性があって、触ると皮膚をおかす。 一価のカルボン酸のなかでは最強の強酸らしい。 Hが単純についてるだけだから離れやすいんだろうな。 単純なわりに最強最悪だ。 まあ、繰り返しになるが、水に混ぜるとCOOHとHが電離して酸性をしめすと。 で、ここでひとつおぼえにゃならんのは、アルデヒド其っていうのがあるんだ。 「-CHO」。超だ。炭素水素酸素。わかりやすい結合あが、 蟻酸にはこのアルデヒド其があるんだよ。ホルムアルデヒドを通ってるからあたりまえ。 で、このアルデヒド其があると還元性を性質としてもつんだ。 要するに蟻酸も還元性がある。ここらへんは科学らしい合理性だ。 カルボキシル其でありながらアルデヒド其もあるから還元性。 まとめると、蟻酸は強酸の酸性と還元性をもつんだ。 ついでにカルボキシル其でありながらアルデヒド其だ。 で、HCOOHってよくみると水と一酸化炭素だろ。そうです、そうなんです。 濃硫酸とともに熱すると水と一酸化炭素に分かれるんだよ。 濃硫酸をなぜつかうかは分からない。
メジャーどころが出てくるぞ。酢酸だ。 カルボキシル其を覚えた甲斐もある。 酢酸といや、弱酸で、お酢っぽくて。まあ弱酸の代表選手だよな! 「CH3COOH」とかく。ようするにカルボキシル其にCH3がついた状態だ。 チャンネル3。教育テレビだな。 例によって製法をしらなきゃいかんのだが、 これはエタノールとアセトアルデヒド(ホルムじゃない!)を酸化させてつくるんだ。 もしくはエタノールの酢酸発酵な。エタノールはカルボキシル其のお母さんみたいだね。 CH3CH2OH(エタノール)→CH3CHO(アセトアルデヒド)→CH3COOH こんな感じよ。エタノールにCOOHの成分たくさんはいってるもんね。 ややこしいんですがね、酢酸の二つの分子は水素結合しているんですよ。 だから二量体、ようするに一対ってことかな、で存在する。 酢酸のひとつの特徴だね。酢と酸、なんかにてるのが並んでるから一対。そこから覚えよう。 で、酢酸の肝心の性質ですが、まず無色(無職)刺激臭です。 要するに蟻酸とおなじくヒキコモリ体質。まあ、しかたないやね。 で、高純度のものは冬には結晶になるんだ。氷酢酸といってね。 このてんで蟻酸とは一線を画している。さすがメジャーだけある。 でもうひとつは水に良くとけて弱酸性ってこと。
チャンネル3ということで酢酸を学んだが、そのお仲間、無水酢酸だ。 (CH3CO)2O。CH3は健在だが、みてのとおりカルボキシル其がない。、 二個のカルボン酸から水分子がひとつとれた状態で、 これをカルボン酸無水物というんだ。水がないからな。 で、これは酢酸2分子から水がとれた状態。だから酢酸の状態変化だな。 製法も単純明快。酢酸に脱水財をいれて過熱すんだよ。そうすると反応して、無水になる。 科学とはいえ、わかりやすいことですな。 で、この無水酢酸は、酢酸とおなじく無色刺激臭のヒキコモリ体質だが、 カルボキシル其がないため中性をしめして水にはとけないんだ。 酢酸が弱酸であったのに対して、酸性ではない。
52 :
毛無しさん :04/12/12 15:22:22
ずいぶんまえだが脂肪酸って話したよな。炭化水素とカルボキシル其が結合したやつ。 でこのうち、酸素数が多いのが高級脂肪酸だ。 デブの好きな油脂の成分となっている。 で、これも繰り返しになるが、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸について話そう。理解を深めるために名。 じゃあ、まず飽和脂肪酸だ。めんどうくさい、むずかしい、わかっているがやらなきゃな。 これは、炭化水素其に不飽和結合を含まない脂肪酸をいう。 不飽和結合の意味は正直わからないんだが、じきに勉強しよう。 で、飽和結合の一般式は「CnH(2n+1)COOH」。 これ覚えてなんになるのだろう・・疑問だ とにかく、n個の炭素に対して二倍+1個の水素をもつ、これが炭化水素だな。 これとカルボキシル其が結合してんだ。 意味わからねえよ、うん。炭素と水素の化合割合をもって「不飽和じゃない」っていってるんだろうが。 さて、こうまでして覚えた飽和脂肪酸ですが、さして意味があるわけじゃないようです。 例として、パルチミン酸 C15H31COOH ステアリン酸 C17H35COOH がそうみたい。たしかにCの二倍足す1のHだね。はいはい。 どうでもいいことだから、「パンティーが捨ててありました。」とおぼえようね。 飽和はパンティーが捨ててありました。 で、次に不飽和脂肪酸。どうでもいいっちゅう話だけども、 こいつはさらにややこしいいっぱんしきをもつのだ。書くぞ。 CnH(2n+1-2m)COOH 最後のCOOHはカルボキシル其だからいいよ、覚えたよ。でもな、その前のが分かりにくいよ馬鹿。 n個のCに対して、二倍のn足す1して、さらに2mを引くのか。mってなんだよ? 不飽和脂肪酸ってのは、炭化水素其って二重結合を含むわけです。 炭化水素がふたつ結合してんの、で、そのときm個の二重結合を含むものは飽和脂肪酸より、 2mだけ水素が少ないっていう勘定らしい。だから、2m(二重結合)を水素ひいてんの。 むずかっしいわけです。覚えてなににつかおうか。 で、その例がオレイン酸 C17H33COOH (二重結合を1個含む) リノール酸 C17H31COOH (二重結合を2個含む) 二重結合の数の二倍だけ減ってるよ確かに。うん。よかった。 で、俺はコレを「俺流の」と覚えるから。落合監督ね、あそこは家族が不飽和だからちょうどいい。
あー、話が前後するが分子中にカルボキシル其COOHを二つもってるのを二価のカルボン酸といったろ。 その話だ。さっきはなした蟻酸と酢酸は一価だからな。 まずシュウ酸。 ずばり(COOH)2。つまり、かるぼきしる其しかもってねえの、二価のカルボン酸そのもの。 そのむかし圭修っつうコンビがいた。片割れは清水圭。そしてもうひとりが和泉修。 和泉のほうは、よく修さんとよばれていた。そいつと関連付けておぼえる。 二価ってのもコンビってことでわからんこともないし。 で、この修さんだが、無色の結晶(COOH)2・2H2Oになるから、水によく溶けるんだよ。 で、比較的強い酸だ。カルボキシル其を二つもってるからかな? さらに還元性(Hを受け取ったり、Oを失ったり)をもつんで、 酸塩基滴定や過マンガン酸塩基滴定における標準物質として用いられるらしい。 すごい活躍だろ。まあ、日常生活には関係ないが科学的には重宝されてんだろうな。 で、ミソなのがこのシュウ酸の還元力っていうのはそんな強いものじゃないらしい。 銀鏡反応やフぇーリング溶液、に対しては還元しないんだよ。 ただ強いだけじゃないから、滴定に使われるんだな。 もっとも銀鏡やフぇーリング溶液が何かは知らないが。 和泉はそこまで万能なやつじゃなかったな。 ボクシングやってたから強酸ってとこだけはわかるかも。 シュウ酸に失礼だ。
二価のカルボン酸をもうひとつ。 アジピン酸。またふざけた名前だね。 味がピンときた。と勝手に由来を解釈してみる。考えたらアジカンってバンドにも似てるよ。 アジピン酸だが、HOOC-(CH2)4-COOH こんな化合物。 4分子のCH2を、カルボキシル其がとりかこんでる状態。なんかおそろしいな。アジピン。 科学配置?は結構おもしろめだが、特に特徴はない。 ただ、ヘキサメチレンジアミンというものと縮合してナイロンをつくるんだ。 ナイロンていったら洋服とかでつかうやつだな。 その点だけでアジピン酸を覚えるのかも。 じゃあ、おさらい。二価のカルボン酸はシュウ酸とアジピン酸。 シュウ酸はちょうどいい還元性を利用して滴定につかわれ、 アジピン酸はナイロンの材料。
さあ、一気に行こう。 フマル酸とマレイン酸だ。ふたつを一緒に覚えよう。 覚え方は「ふ、丸まれい!」。園児がだんごむしかなんかに叫んだことば。 なんで一緒に覚えたかというと、このふまると、まれいんは、 互いに幾何異性体である不飽和ジカルボン酸なんだよ。 難しいことばをだしたが、ひとつひとつ説明しよう 幾何異性体は結合関係が等しく立体構造が異なるものをいう。 ようするに、結合してるものは同じだけど、立体構造として違うから 性質がちがう、だから分けて考えようってこと。 成分は同じなんだろうな。きっと。 で、フマルがトランス型、マレインがシス型。 「ふ、まるまれい」とトランシーバー(トラン・シ)でいった。 こんな覚え方しかねえな。 で、不飽和ジカルボン酸。 不飽和ってのは、さっきみたCとHのnだmだの関係式であらわされたやつ。 ジカルボンは二価のカルボン酸。まあ、わかろうとすりゃわかるよ。 で、このうちのシス型のほうのマレイン酸を急激に加熱すると 無水マレイン酸とよばれる酸無水物になるんですよ。 無水酢酸でもやったよな。 だけど、トランス型のフマル酸は酸無水物を作れないの。 性質違うだろ。だからわけておぼえるんだよ、科学のひとは。
ちょいと補足だ。 まず、シュウ酸。カルボキシル基が二個ついただけのやつな。 修さんで覚えた奴。 これに二つ水分子がついた二水和物(COOH)2・2H2O、 これが安定していて性質的にも非常に使い勝手がいいわけだ。 さっきは滴定とだけいったが、要するに濃度を決定するための標準溶液ってことだよ。 で、それとはべつに単体として二酸化炭素を発生するから、 還元剤として利用するわけ。 (COOH)2 → 2CO2↑ + 2H+ + 2e- よくわからんが、還元性っていうのは相手を還元する還元剤の性質だったみたいね。 で、もっというとほうれん草や大黄なんかに含まれてて、 おれたちゃそれ食ってるわけ。
地理です。われわれが住んでいるアジアを大陸としてしりましょうって話。 ま、日本は極東の島国ですからアジア大陸とは直接関係ないんですがね。 で、アジア大陸は安定陸塊と古期造山帯と新期造山帯でわけられるわけです。 造山帯から考えると、これはそれぞれの山脈が古いか新しいかの違いだよ。 古期を覚えるより、新期造山帯をおぼえたほうがはやい。 これは中生代後半以後の新しい造山帯のことな。 ずばりアジアでは、アルプス・ヒマラヤ造山帯と弧状劣等、環太平洋造山帯の弧状劣等。 この二つを覚えればいい。 で、まずアルプスヒマラヤ造山帯はユーラシア大陸の南部にあり、ヨーロッパからアジアまででかでかとあるんだ。 いちばん左端はヨーロッパ中南部、フランスにまで到達してんだぞ。これがヒマラヤ山脈な。 で、それがドイツ・イタリア・オーストリアと続いてアフガニスタンのヒンズークシ山脈へ続く。 イメージわくか?ヨーロッパからとにかくずーっと中央アジアの南部までつづいてくるわけだ。 で、このヒンズークシ山脈がヒマラヤ山脈へつづく。ヒマラヤ山脈はインド北部で、チベット高原南部だ。 要するにフランスからインドまでつづく大きな造山帯。これが新期造山帯なんだ。 次に環太平洋造山帯だ。 環太平洋ってのはそのなのとおり、太平洋を取り巻く地域ってことでな、 南北アメリカや日本、フィリピンをとおって、ニュージーランドまでの地域なんだよ。 要するにアルプスヒマラヤがヨーロッパ・南アジアだったのにたいして、 環太平洋はアメリカ、日本、フィリピン、オーストラリア東のあたりなんだよ。 で、ここにあるおおきな山脈としてはロッキー山脈、アンデス山脈がある。 まず、ロッキー山脈っていうのはカナダからアメリカ中央に位置するニューメキシコまでの南北につらなる。 アンデス山脈は南アフリカの太平洋側にある山脈だ。 しらないことだらけなので、アジアとは関係ない説明が多くなってしまったが、アジアの新期造山帯地域はこの二つなんだよ。わかれよな。
で、アジアの古期造山帯だが、これは中国の山脈だ。 まあいうなら大シンアンリン、テンシャン、アルタイ山脈の三つだな。 覚え方は「アルタにシロアリの天使」という語呂でいいだろ。 これがアジアの古期造山帯だとおもうと情けねえな。 で、安定陸塊もいっとこう。インドのデカン高原と、中国のシナ地塊、タリム盆地だ。 で、このうちデカン高原は古大陸のゴンドワナランド、中国のシナ地塊、タリム盆地は安定陸塊のセリンジアン。 科学以上に分かりづらいよ。とにかく、インドも中国も紀元前からある歴史のある国だから 安定陸塊ってことでいいよ。ちなみにタリム盆地ってのは中国といいつつ、 ウイグル自治区の南部にあるからな。中国には「足りん」わけだ。 あ、デカン高原も「デカい」で覚えたらいけるかも。インドだから。
地理はどうしても説明がながくなる。 アジアの大陸をまとめりゃこういうことだ。 まず、ヨーロッパから南アジアまでアルプスヒマラヤ造山帯がのびていて、その部分が古期造山帯。 で、アメリカのほうから環太平洋造山帯がのびていて、その部分も古期造山帯。 それから中国のアルタイ、シンアンリン、テンシャン山脈は古期。 さらに、インドのデカン、中国のシナ地塊、ウイグル自治区のタリム盆地は安定陸塊。 そんだけのことだ。しりゃあたいしたことじゃない。 じゃあ、アジアの河川を考えてみようか。具体的に何川とかやらんぞ。おぼえるのめんどうだから。 俯瞰してイメージをつかみたいんだよ、俺は。 まず、大河川がたくさんあるよな。チグリスとか黄河とか。 で、その河川が氾濫するとそこに土砂がたまるだろ。ようするに堆積するだろ。 ここから形成された平野が広くあるんだよ。 つか、氾濫しただけでそこ一帯が平野になるってすげえけど。ほんとかね。 これを沖積平野というんだ。 アジアは河川が多い、その河川が氾濫してまわりに土砂がたまる、そこが平野になる。 だからアジアには沖積平野が多い。これだけのことだ。
アジアの大陸と河川やったから、次は気候だな。 イメージとしては赤道とおるとこもあるから熱帯がある、 それから中国とか日本とかの温帯もあるよな。まあ全体的にあつめだな。 でも、実際には、もっと種類があって 熱帯から乾燥帯、温帯、冷帯、高山までわかれるんだ。 高山はまだしも冷帯まであるとはアジアだな。たぶん中国北部とかそこらへんだろう。 で、アジアにはモンスーン、季節風の影響を受ける地域があるんだ。 季節風ってのはようするに季節によて吹く方向がかわるんだな。 だから、季節によって雨季と乾季がでてくる。 アジアでは冬に大陸から海にふいて、夏に海洋から大陸に吹くケースがおおい。 だから冬は乾季で、夏は雨季だな。東南アジアやインドなんかのああいう地帯でだ。 よって、季節風からmAw、Cw、Cfaといった気候が生じる。 で、高山気候っていうのはヒマラヤ山脈、チベット高原でのこと。 ちなみにヒマラヤはインド北部ね。
地形はあきたんで、アジアの人やろう。 世界人口が57億人いるっていわれるうちの34億人はアジア人だ。 アジア人っていうのは労働人口をふやすためなのか馬鹿みたいに子供を生む。 よって、人口密度も世界平均の3倍となる。やれやれといったかんじ。 民族をみていこう。 まず、アジアにもヨーロッパ系の民族がいる。 それがセムハム人だ。北アフリカから西アジアにすんでいる。 これは世界史なんかでもでてくるが、その血が脈々とうけつがれてるわけだ。 西アジアの人ってなぜか顔立ちがはっきりしていて、男前だが それにはこういう事情があったのだ。ヨーロッパの血がまじっていると。 で、アーリア人もヨーロッパ系だ。こいつらはインドにすむ。 だからインド人も顔立ちが端正だろ。男前が多い。 アーリア人というか、これはインドの社会の問題なんだが、この人たちはヒンドゥー教を信じていて、 カースト制度による身分社会を作っている。 以上がヨーロッパ系民族だ。 次に、アジア民族。これはモンゴル族、漢民族、マレー人、トルコ人だ。 漢民族は中国だけでなくシンガポールなどにも居住している。 マレー人はマレーシアにすんでいて、優遇政策なんかで有名だ。 で、アジアは宗教がはばひろい。ヨーロッパはだいたいキリスト教で宗派によってわけられるが、 アジアは宗教事態多いんだな。アジア固有のものとしてはヒンドゥー教や儒教がある。
厄介だが、アジアの民族問題のはなしだ。 まず、インドではヒンドゥー教徒とイスラム教徒・シーク教徒のあいだで争いがある。 これはインドの歴史がそうさせたんだな。しかし、インド発祥の仏教がここにはないな。イスラムとシークのみ。これはパキスタンでも問題となっているんだ。 で、その結果インドとパキスタンの抗争に発展してしまった。 この両国では戦争にちかいことをやっていて、いまもって緊張関係にある。 インドもパキスタンももっと落ち着いてしまったイメージがあるが、あるんだな問題が。 次に、スリランカ。ここは仏教とヒンドゥー教の争いだ。 ここはインドに近く、ここらへんは宗教が混沌としてんだな。 次に中東でのはなし。まず、アラブ人とユダヤ人の争い。 こりゃあ有名だ。パレスチナにイスラエル建国とかそんなんで争っているな。 つぎにクルド民族の独立運動。このひとたちはイラクなんかにいる。 つづいて、イランとイラクの民族と国境問題。 イランはアラブ系じゃなくインドヨーロッパ系の民族だからな。この両国はつい戦争しやがったな。 で、チベットの中国からの独立をもとめた運動。 イラクの北部、チベット民族は宗教上の不和から独立したいらしい。インド周辺はだいたい宗教でもめるな。 続いて、インドネシアの東チモール独立運動。これは結果的に独立して国になったんじゃないかな。確か。 フィリピンのミンダナオ島の独立運動。名前はたまにきくが、フィリピンの島なんだな。 で、fミャンマーの反政府運動。ミャンマーはめずらしい軍事政権だから、そういう反体制の動きがあるらしいよ。 キプロス。ここはトルコとヨーロッパのあいだにあって複雑だ。イスラム教とギリシャ正教のあいだで争いがあおこっとるらしいよ。 しかし独立とか、宗教戦争とかがおおいね。
64 :
毛無しさん :04/12/12 17:25:37
この人って天才なの?
具体的な話になってしまったのでもういちどアジアの概観をはなそう。 アジアの農業だ。アジアは農業は充実しているな。中国インド東南アジアの生産量はすごい。 で、アジアでは稲作、畑作、遊牧、プランテーション、焼畑、林業など その土地で気候や風土にあった農業がおこなわれている。実に多彩だ。 特徴といえば小規模な家族労働が主体であることだ。自給作物をつくっているんだ。 アメリカの企業的な経営とは違うんだな。 だが、植民地時代のプランテーションは例外となる。 また、東南アジアやインドでは緑の革命がおこなわれた。 単品栽培だとリスクがおおきいし、市場競争にもまけてたんで、革命としょうして農業改革をこなったんだ。 たとえば米の多収量品種をふきゅうさせるとか。たくさん収穫すればたくさん売れる。 アジアの鉱工業だ。アジアは資源も豊富。とくに中国、インド、インドネシア、中東なんかだ。 では個別にみていこう。 まず、石油。石油といえばペルシア湾岸だろ。OPECのな。だが、中国やインドネシアでもとれる。 これは強みだよなあ。 で、石炭。これは中国、インド、さらにベトナム北朝鮮なんかで算出される。 炭田っていうのは世界中にあるからな。ベトナムや北朝鮮でとれるってのは以外だ。 どちらも問題児というイメージがある。ベトナムはベトナム戦争があっただけだが。 さて、銅鉱石。ようするに銅だ。これは中国インド。 インド中国は鉱物資源豊富だからな。 で、ボーキサイトだが、これもインド中国だ。アルミの原料ね。 日本はどこから輸入してるかっていうとマレーシア。 マレーシアからは木材とか輸入してたが、ボーキサイトもとってるんだ。 日本とマレーシアは関係部会ね。 で、すず。これは元素記号にあるよな。インドネシアとマレーシアだ。 東南アジアの資源国でとれるのがすず。おぼえとこう。
まとめるとこうだ。 鉱物は中国、インドといった大国とインドネシア、マレーシアといった東南アジア諸国でとれるんだな。 そのうち中国インドでとれるのは石炭、銅鉱石、ボーキサイトだ。 石炭はベトナム北朝鮮の問題児でも取れるな。世界中にあるから。 ボーキサイトはマレーシアでもよくとれて、こいつが日本の輸入元だ。 で、石油はというと、インドネシアと中国と中東。
67 :
毛無しさん :04/12/12 17:37:55
いや たんなるこぴぺ
アジアの工業について考えてみよう。 アジアでは重工業をやってる国と軽工業(繊維業)をやってる国にわかれる。 前者は(アジアでの)先進国、後者は途上国だ。 ようするに、日本、中国、インド、韓国なんかでは重工業をやっている。 途上国は農業ばっかで軽工業なんてイメージはなかったが、 いろいろ生地とか作ってるみたいだ。 で、アジアのなかで成長著しいのはアジアniesとよばれる、 韓国、シンガポール、台湾、香港。いづれも中国と縁深いよな。 で、アジアの工業といえば中東の産油国だ。 原油で莫大な金をもってるから、それでプラントをかって工業にはげんでる。 アジアの組織についてかんがえてみよう。 まあ、おもいつくのはASEANだとかOPECとかだが、アジア全体を包括する組織はないのな。 まあ、そりゃひろいし、民族も宗教もぜんぜんちがうし、無理なはなしだ。 じゃあ、まずはASEAN。東南アジアを中心とする諸国連合だ。 東南アジアの途上国がけいざいや科学技術や天然資源などのきおとで悪巧みをしている。 ASEANの本部は細かい島があつまったインドネシアのジャカルタ。 カンボジアは国内情勢が安定してないのでまだ入れてもらえてない。 さて、次はアラブ同盟。アラブ人というより、イスラムの同盟で、 アフリカやイランまで入ってるらしい。 さて、最後に日本もはいってるAPECだ。これは日本でもおこなわれたことがあるな。 環太平洋の組織だから、当然か。アメリカも日本も入ってる権威ある組織。 これの首都はシンガポールだ。環太平洋上にあるからな。 覚えにくいんであらためてかいとくが東南アジアの連合のASEANの本部はインドネシア、 アメリカ日本もはいってる環太平洋の連合のAPECの本部はシンガポール。 シンガポールっつったら英語も準公用語だし、国際的に通用するんだろうな。
69 :
毛無しさん :04/12/12 19:22:27
ゴメン2行で飽きた。 それで何が言いたい?
70 :
毛無しさん :04/12/12 21:26:03
うざいからやめろ
なんとなく保存したい
波動のつづきやるぞ。覚えてるか、こないだは単振動だの正弦波だのやったよな? そもそも波っていうのは水でもロープでも空気でも、媒質があればつたわるんだよ。 いわゆる水面波じゃねえからさ。そこはしっかりおさえとこうぜ。 言葉どおりとるな。物理では媒質の変位を波っていってるんだよ。 で、単振動な。これはばねをひっぱって、上下に運動させる単純な運動を言ったな。 このとき、時間がますにつれて上向きに角度が増すと。 一周期にかかる時間Tのあいだにこのとき増える角度は2πだ。だから、 一秒間では2π/Tで、t秒後の角度は2πt/Tだ。 ようするにT秒=2πを変化させていって、t秒後の角度を求めたわけだ。 さて、t秒後の角度がわかったから、今度は単振動の変位yを一般式にするぞ。 角度が2πt/Tだけかわるんだから、これはsinによってあらわせるうよな。 だから、ふり幅Aに2πt/Tをかけて、y=Asin(2πt/T)ってことになる。 yはなんだっけ、と基本のコトをわすれてしまうが、これは何度もいうが変位だよ。 角度がなければy=A(ふり幅)なんだ。 さて、この単振動が周囲の媒質に伝わると、正弦波が生じるというたよな。 x軸、つまり変位の方向にむかって速さvでつたわったとき、 原点からの距離はP点につたわるにはx/v秒かかる。これはx=vtの関係式からもとめたものだ。 これをさっきの単振動の一般式にあてはめちょればよい。 y=Asin(2π/T)(t−x/v) =Asin2π(t/T−x/λ) こうだよ。これだけのことだ。復習するとあっけねえな。 さあ新しいこと学ぼう!!
さて、波のグラフについて考えよう。 つまり波の状態をいろいろなグラフによって図示して、読み取れるようにするんだ。 一般式では難しくて見えづらかったものも視覚的に把握できる。 で、波のグラフには大きくふたつある。 ひとつはy−x図だ。yとx。これはもう学んだな。かんたんにいや変位と距離。 yが物質の変位で、xが波の進行方向で距離ごとの値だよ。 だからx=2のときのyの値が、2すすんだときのyの変位だ。原点のときはいまのyの変位だな。 だから、これを右にずらしてくと、つまり進行方向にずらすと これからの波の動きをしることができる。まあ、便利だろ。 さらに、この図を時間ごとに比較することができれば、 距離と時間がわかるから波の速さをしることができるな。 まあ、そんなところだ。 次にy−t図。これも感覚的にわかりそうだが、変位と時間だ。 何秒後にyはどれだけ変位してるかってのをあらわすわけ。 変位っていうとわかりにくいが、時間と共に振動がどうかわるかってことだ。 これは角度があるからsinごにょごにょの式で徐々にかわるからな。 まあ、そういうとわかりにくいから図式すんだよ。 y−x図とちがてこれはずらさなくても何秒後の波の動きが分かる。これごっちゃにするなよ。 さて、このy−t図からよみとれるのはふり幅と周期だ。 ふり幅ってのは上下だから、わかるよな。周期ってのも何秒後なんかい振動してるかわかるんだから、 読み取れるっつうのは理解できるはずだ。 で、ここからはオシロスコープで表示される波はy−t図だそうだ。 オシロスコープってお城をのぞく望遠鏡みたいな名前で意味不明なので辞書でひいた。 「極線を利用して、オシログラフによる電気信号の波形をブラウン管上に映し出す装置。」 波形をうつしだす装置ってことね。ようするに図示する表示形態がy−tってことだ。 まあ、覚えてやろう。
波の表し方についてやったが、こんどは波の種類についてやろう。 つまり媒質の変位っていっても、性質はひとつじゃないんだな。 といっても二種類だ。しかも地震なんかとも関連してっから、覚えやすいぞ。 こないだの新潟のひとたちをおもって頭に入れよう。 まず、横波。波っつうと、だいたい横にひろがるものだから、これはわかりやすいな。 これは媒質の振動方向と波の進行方向が垂直な波をいうんだ。 つまり、y−x図ではyが縦でxが横だったが、ああいう単純な波だな。 たとえばロープを縦にゆらすと、その媒質の変化はよこへむかうだろ。 横にゆら〜って、伝わってくよな。これは経験ないとはいわせないぞ。 で、光とか地震のS波は横波なんだ。 光が横波っつうのは、なんつうか、イメージ的にはわかるんだが・・ どういう振動があると光ってつたわるんだろうね。それがわからないから何に対して垂直かってわからん。 で、地震のS波っていうのはいわゆる本震。 震源地でドスンと振動がおこったのが、大陸をつたわって横にガーーーってつたわるんだ。
かんがえてみると横波っつうのは覚えやすい名前だ。じゃあ、この横波についてちょっこし詳しくなろう。 まず、媒質がある方向で変位、つまり振動したとするよな。 そのとき、その振動が進行方向に隣り合った媒質とのあいだで、力を及ぼしあえるならば横波を伝えることができるんだ。 わかりづらい。ようするに振動したものと、振動の影響をうけて波をおこすものとが力を及ぼしうる関係ってことだ。 それが横波の条件。ロープなんかわかるだろ。縦にロープゆらしても、 横のロープと力を及ぼしあう関係になけりゃ横につたわらない。それだけのことだ。 で、こういう横波の性質を考えるとこういうことができる。 固体っていうのは、ずれとかねじれとかの変形(変位)にたいしてもとの形にたもとうとする力が働くんで、 横波を伝えるんだ。つまり、なんつうの固体には形状記憶みたいなとこがあって、 それが「力を及ぼしうる関係」っつうのになるわけ。ちんぽでもうんこでもそう。 硬いうんこをつついたらもとの形にもどろうという力が働くよな。 で、逆に液体や気体っていうのはずれやねじれに対して自由に形を変えてしまうんで、 形をたもとうという力が働かず横波が伝わらないんだ。 水のなかでうごくのも抵抗はすこしあるが、水は簡単にかわるもんな。 これが波の性質にかかわっていて、横波は伝えられないんだ。 力を及ぼしあう関係じゃねえと、振動から垂直に波はつたわらん。 で、さっき光も横波といったんだが、いっけんこれも気体だろとおもってしまいがちだが、 気体は酸素や窒素の原子であるのにたいして、光は光の粒子だから、 ちがうんだろうな。光同士で横にちから及ぼしあうってのはおれはなんとなくわかる。粒子でがっちんがっちんになってるから。
ああ、横波に文つかいすぎたな。ようするに振動にたいして垂直に(真横)にひろがっていく波。 そのためには振動する媒質と横にある媒質のあいだで力をおうよぼしうる関係じゃなきゃいけないから、 横波が伝わるのは固体のみ。たとえば地震とかロープとか。 はい、つぎは縦波。横波ってのは振動にたいして横につたわったが、縦波ってのはなんだろう。 って、これは単純で媒質の振動方向と波の進行方向が同じ波のことだ。 こういう説明すると振動と波って微妙にちがうのかなと思うが、俺もよく分からん。 とにかく振動すると波が発生するのには違いない。 で、この縦波を説明すると、これは縦につたわってくから媒質が密集している部分、ようするに濃い部分と まばらな部分(これを疎という)、ようするに薄い部分とでできてしまう。 だから、疎密波ともいうんだ。つまり、疎の部分と密の部分ができる波だから。 縦につたわるってことは、媒質そのものの動きだから、こういう性質ができてしまうんだな。疎密とかいうの。 で、この縦波っていうのはまずバネ。これはわかりやすい。上下に振動してるから、上下に波ができる。 つぎに音波。光は横だったが、音はたて。つまり、発生したほうこうに音はむかう。 パンっとたたけば、叩いた方向に音が伝わると。 で、P波は縦。これは余震だから。震源の振動がそのまま縦の波となる。 その波はそうとう強いんだろう。だから遠くにいる人にまでかすかに感じ取れる振動となるのだ。 で、この縦波なんだが、媒質同士の押し合う力で伝わるんだ。 ようするに空気にも体積があって、そこで手をうごかせば、そのぶんの空気はおされて上へいく。 わかりづらいが、これは力をおよぼしあうわけじゃない。力を及ぼしあうわけじゃないないからね。 ちなみに、さっきいった水のなかで手をうごかすときの抵抗もこれ。押し合う力。 で、この体積変化とそれにたいしての抵抗する力(もとにもどろうという力)は すべての物体に生じる。 つまり、縦波は固体、液体、気体すべてで伝わるんだ。
縦波と横波のちがいについては大まかに掴んでくれたかい。 媒質の変化にたいしてどっちに波が進行するか、ってことだ。 で、誰もがつまづき足を折るのがここだ。ずばり「縦波の横波表示」 なんだよ、それって。縦波と横波はちがうんじゃねーの?なんで縦波を横波で表示できるんだ? そもそも表示する意味ねえだろって思う。しかし物理では重要らしくしらなきゃいけねえんだ。 まあ、ひとつひとつ理解してみるか。 そもそも縦波ていうのは、媒質の振動方向と波の進行方向が一致している波だったよな。 でも、これじゃy−x図なんかで図示しにくいんだよ。だって、進行方向がおなじだから波がxの方向に向かない。 だから、ここでちょっとずるがしこいテクニックをもちいる。 x軸の正の向きの変位をy軸の正の向きの変位に、 x軸の負の向きの変位をy軸の負の向きの変位に変形する。 はい、まったくわかりませんな。だが、俺はひっしでわかろうと努力した。そうしたらすこしわかった。 つまり、縦波では波は縦にすすむんだがそれで進行はしてる。 だから、その進行をx軸におくんだよ。こうすると、yが変位でxが進行方向ということになる。 そんでこのときのxは右にむかってるんじゃなく、実は縦にむかってる。 ようするに縦の距離を横のxであらわすテクニックだ。 だからこのことを縦波の横波表示というんだ。むずかしいことじゃない。 縦だとあらわしづらいから進行方向を擬似的にx軸にむけるだけ。 いっけん、振動方向と進行方向がちがってみえるが、じつは同じになる。それだけじゃい。
はあ、頑張ったんだが、この横波表示された縦波の図なんだが、読むのにもテクニックがいる。 基本的にはy−x図、y−t図と読み方は同じなんだが、y−x図でちょっとむずかしいんだ。 縦波ってのは疎密波だろ。ただの波じゃなくそのなかで疎と密の違いがあるんだよ。 で、これをどう見分けるかっていうと、グラフで右下がりにy=0にきてる点は密だ。 いちばんガーーって媒質が集中してる点。 逆に右上がりにy=0になってるのが疎。媒質がまばらになってる点。 右上がりと右下がりだけで同じy=0の点が極端に疎密とわかれるんだ。 下がりなら密、上がりなら疎。 媒質変位があがって下におちてく点だからな、右下がり。密だ。 逆に媒質変位がさがってようやくあがる点だからな、右上がり、疎だ。覚えるしかあるまい。 で、もうひとつ、波形を右に進めると媒質のこれからの変位がわかる。 これはさっきもやったことだったな。y−x図特有のやつだ。
地理をやる。昨日はアジアを概観したが、 アジアの鬼門っていうとなんといっても中国だ。特徴がありすぎてわかりづらい。 資源が豊富で作物も豊富、やたら山脈があって、気候もひとつじゃない。 「野菜作物が豊富で資源も豊富」ってだけしりゃあいいのに、いちいち名産を暗記しなきゃならんのだ。 まあ、ひとつひとつやればいい。はじめに今の中国では漢民族が90%だ。 おぼえりゃ簡単だが、いざというとき満州人とごっちゃになるかもしれん。漢字をいまだにつかってるから、漢ってことでいい。 さて、中国でいちばんめんどくさい地形の話だ。 おおきな目で見ると西高東低だ。といっても天気じゃない。標高とかそういうことで、西が高くて、東が低いんだ。 西部には山地だの高原だのタリム盆地だのがあるからね。昨日も中国西部、チベット高原は高山気候とかやったはずだ。 で、中国の西部にはなんといっても世界でいちばん高いおやまのチョモランマをもつヒマラヤ山脈もある。 これも昨日やったと思う。チベット高原とかヒマラヤ山脈ってのは新期造山帯なんだよな。 で、それより北のほうにあるタクラマカン砂漠をふくむタリム盆地は安定陸塊のセリンジアンだ。 これも昨日やった。タクラマカン砂漠は「企まん(たくらまん)」っていうふうに覚える。 とにかく、西部の北の企まん砂漠をふくむタリム盆地、西部の南のチベット高原とヒマラヤ山脈は高知だ。 で、一方の東部。これは低地だ。かんがえようによっては理解できるぞ。 中国の東部といったら長江だの黄河だのでっかい川がたくさんあるよな、だからこれが氾濫して沖積平野をつくってんだ。 だから低地だ。川に氾濫おこされるぐらいだからな。で、東部のもうひとつの特徴は南部のあたりが安定陸塊のシナ地塊になってることだ。 これも昨日やったはず。要するに中国では西北部と南東部が安定陸塊で、呼び方はそれぞれちがうんだ。 以上、中国の地形。
で、つぎに中国の気候。中国にはいろいろ気候がある。 日本ですら北海道と沖縄でぜんぜん気候がちがうんだから、あのでかい国ならなおさらだな。 で、東部から覚えよう。これは北から南までわかりやすく冷帯、温帯となってる。シベリアに近いし、 冷帯になるのもしかたない。それから、東南アジアにちかづくにつれて温帯となる。 北からDa,Cfa,Cwとこういうふうに気候がかわる。 北部のDaっていうのは調べてもよくわからないんだがとにかく冷帯ってことだろう。 で、中部にあたるCfaは乾季はないんだがアジア特有の季節風によって夏は多雨になる地域だ。 日本も梅雨とかそうだよな。で、四季がはっきりしている地域なんだ。 だから、ようするに東部の中部は日本と同じ気候帯だ。 で、東部南部だが、ここはCw。温帯だが、冬は乾燥するらしい。 これもやっぱりモンスーンの影響だな。夏にやたら雨がふって冬は乾燥するんだと。ようするに東南アジアっぽい気候だ。 中国東部はロシア、日本、東南アジアの気候を含んでるんだ。 つづいて、中国西部。ここはまず北部のタリム盆地からみていこう。ここはBW。 BWってのはつまり砂漠だ。ブルーウエーブが消滅したように砂漠地帯。タリム盆地ってのは高地で砂漠でろくなとこじゃないな。企まん砂漠っていう名前も変だし。 さ、次は西部の南部。ここはチベット高原だな。H。高山気候ってこと。 中国西部の気候は地形と関連して覚えやすいな。 まず、タリム盆地は砂漠だからBW。チベット高原は高地にありすぎて高山気候。 しつこいが、東部は上から冷帯、日本とおなじCba(夏に雨がおおい地域)、Cw(季節風の影響つよすぎて夏ばかり雨で、冬乾季)にわかれる。
中国の難関はひとつクリアしたが、まだまだ問題は山積しとる。ああ、アホラシイ。 じゃあ、中国の農牧業だ。やたら生産高がたかくて、いろいろトップをとってる。 で中国農業の歴史をみると、社会主義の人民公社が解体して、生産請負制に転換した。 社会主義国家とはいえ、徐々に解放していってるんだな。 で、生産請負制を利用した成功者がでてくる。これが万元戸だ。中国の億万長者。社会主義とは矛盾してるが、でてきたんだ。 中国の近代革命は人民公社の解体だけじゃない。四化運動っていうのもやっている。 よっつを近代化しようってことだな。ヨン化。ぺヨンジュンになる運動ってか。 で、近代化しようとしたのは水利化・電化・機械化・化学化だ。 どれもすごく基本的なことだな。水道利用、電気、化学、機械。 機会からイメージを膨らませれば、残りの三つも覚えられそうだ。 以上、中国の近代化運動でした。いまや一部の地域で経済が反映してるからこの運動は成功したといえるだろう。 さて、中国の農業。これは東部が中心となっている。 そりゃあそうだな。川がたくさんあって、堆積平野があるんだから、そこで耕作していやがるんだろう。 で、西部はというと遊牧やオアシス農業だ。砂漠とか高原とか、変な土地だから、普通の農業はできないらしい。 一国でここまで地形から気候から農業形態まで違ってくるのも凄いよ。 さて、中国でいちばん農業が盛んな地域について考えよう。 それはチンリン山脈からホワイ川をむすぶ場所だ。年間降水量が800でこれが農業に最適らしい。 「チンポが淋病でホワイト」と覚えることにする。ちん毛が農業のイメージとぴったりだ。 で、チンリン山脈とホワイ川だが、位置的な把握をしなければな。 と思ったが、どこにもねえ。外務省のページまでいったのにない。ネットで一番不自由するのは地図だ。世界地図ですらみつからねえ。 ってことで、チンポが淋病でホワイトは、だいたい東部の中心のあたりだろ。わからねえから、それでいいや。
で、この東部にあるチンリン山脈からホワイ川を線で結ぶあたりが農業が盛んだといったが、 南部と北部で作物がかわってくる。北部が畑作で、南部が稲作だ。 長江流域の稲作は有名なんでそこから考えればいっぱつだが、気候でも覚えられるぞ。 さっきいったとおり、南部は東南アジア気候。東南アジアといえばタイ米などにも代表的な米だよな。 で、北部はCbaとかDaだろ。こういう地域は野菜作物がよくそだつんだよ。日本にしろ、ヨーロッパにしろ。 だから、北部が畑作、南部が稲作というのは理解できることだ。ただ覚えてもいいけど。 東部の話をしたが、西部でも一応遊牧・オアシス以外の農業もやってる。 それがスーチョワン盆地での米・小麦の栽培だ。 「数値をワン」盆地だよ。で、タリム盆地も西部だったが、この数値をワンも盆地になる。 ここでは食べ物の代表的な米や小麦を栽培している。 まあ自分で食うんだろうな。盆地じゃなにもくうものなさそうだし。
中国でいちばん覚えるのがやっかいな分野。生産別の農業だ。 生産一位が結構あるといったが、まとめて覚えてしまおう。米、小麦、綿花。 三大主要作物だな。それを独占してるんだ、中国は。だから農業大国というイメージが過剰にある。 米は東部南部の長江のとこ、小麦綿花は東部北部のcbaのとこだろう。 中国の農業を暗記するにはとりあえずこの三つはまとめて覚えてしまうのがコツだと思う。 三大作物だから覚えやすいが忘れやすい。どすとれーとな三個だからな。
じゃあ、個別にまなぶ。 米だ。これはさっきもいったとおり南部を中心に栽培している。華中〜華南のあたりだな。さっき稲作っていったろ。 さて、ここで米について覚えるのは二毛作と二期作だ。華中は二毛作、華南は二期作。 いかにも覚えろってかんじでここがすみわけされているんだ。 しかし、覚え方はある。まず、覚えたいのは 二毛作は同じ耕地で一年に二度、別の作物を栽培すること 二期作は同じ高地で一年に二度、同じ作物(稲)を栽培することだ。 効率的に耕地をつかおうとして考えられた。さて、覚え方だが、さっきもいったとおり南部は稲作だ。 南部ほど稲作中心に耕作する。わかるだろ、華南のほうが南だから、一年に二度稲作するんだ。 華中はまだ北部にちかいぶん、畑作も同時にやるんだ。どうだ、覚えただろ。 だから華中は二毛作で、華南は二期作だ。 さ、次。小麦だ。パンの原料な。これも中国が生産世界一。 当然、畑作中心の北部で作られる。で、これまた変な区分けがあるんだ。 華北が冬小麦、東北が春小麦。。嫌がらせみたいなくわけだしどう考えても覚える必要はないんだが、 覚えなきゃいかんのだ。 冬小麦は秋に種をまいて、春に収穫。春小麦は春に種まいて冬に収穫。 どんなものにでも覚え方はあるものだ。これ、東北が春小麦というのがポイントだ。 東北のほうがシベリアにちかく気温がひくいから、冬じゃなく、春から秋にまける春小麦をつかうのだ。 それにくらべて南に位置し気候がおだやかな華北では冬をこす冬小麦をまくわけだ。 どうせ忘れるだろうが、これが覚え方だ。 さて、綿花だ。生地なんかのやつだな。これも生産量一位。これは畑作中心の華北ね。 南部は稲作、北部は畑作っておぼえてりゃ理解はできるわな。 ちなみに、綿花と小麦は生産世界一位なんだが、なんと輸入も一位。中国って人間多いから。。 おまえらどれだけ使うんだよって話。
中国の世界一位はまだある。とりあえず三大作物はインパクトあるからさきにやっただけだ。 中国は異常な作物大国だから、いろいろつくってんだな。 で、それはバレイショと漁獲量だ。バレイショってのは芋。まあ、覚えるまでもないのかな。 中国人っつうと芋くってそうなイメージあるし、それで覚えられるな。 漁獲量も一位。これもじつはすごいよな。三大作物にくわえて魚まで世界一とるんだから。 米に小麦に綿花に芋に魚。 これから一位じゃないやつも覚えなきゃならない。 半端なだけに面倒くさいぞ。それは大豆、茶、とうもろこしだ。 ぱっとしないのばっかりだ。「東大のお茶」ってひとくくりに覚えよう。 東大のお茶はまずそうだから、一位じゃない作物っていうのにイメージがぴったりだ。 大豆は中国の原産だ。寒くても育つ。だから東北での栽培が中心だ。 で、お茶は華中の多雨地域が中心だ。 稲作と畑作のあいだぐらいの場所ね。お茶ってなんかそんなかんじでしょ。 稲のようでもあり、作物のようでもあり。 はい、中国の農業終わり。 まとめると、中国は米、小麦、綿花が世界一。 米は華中、華南で生産、ほんで華中が北よりだから二毛作、華南が南よりだから稲ばっかの二期作。 小麦は華北、東北。東北のほうが気温が低いから春から秋で育つ春小麦。 綿花は印象薄いが華北。さむすぎずあたたかすぎず華北は畑作の中心地だ。 で、ほかにも魚や芋が一位。 一位じゃない主要作物としては東大のお茶。つまり、とうもろこし、大豆、お茶。 大豆は寒くてもそだつから東北、お茶は稲作と畑作の中心の華南。以上。l
中国の鉱業だ。もう中国のことなんかどうでもいい。でも覚えなきゃならねえ。 一昨日かな、アジアを概観したとき中国は石油と石炭と鉄鉱と銅鉱とボーキサイトっていったよな。確か。 もうひとつ、中国はすず鉱もすごい。はあ、覚えきれないよ。どうでもいい。 とりあえず世界一位になってるものを覚えよう。それは石炭とすず鉱だ。 どちらもさ行。す、と、せ。すずと石炭。 特に石炭が一位ってのは工業化すすめるうえでの大きな強みだわな。 で、有名なのはフーシュン炭田とタントン炭田とピンシャン炭田だ。 覚えようがないので、なんとなくイメージを脳にこびりつけておこう。 それで炭田っていうのはだいたいどこもそうなんだが、鉄鉱とむすびついてコンビナートをつくる。 そうするといろいろ都合がよく工業ができるんだとさ。 で、中国はというと鉄鉱石も世界2位。石炭、すずが一位で鉄が2位。なんでもそろってる。 とにかく、世界一位の石炭と世界二位の鉄鉱石を結び合わせるんだから、そりゃあもう最強。 石炭と鉄鉱石は関係がちかいので「せってん」とおぼえてしまう。 さて、フーシュンタントンピンシャンが石炭でそのそばに鉄鉱石があるっていった。 だから、しかたないのだが、鉄鉱石のある場所もおぼえなければならない。 これは北からアンシャン、パオトウ、ターイエ。どれもあ行。 「アンパンマンのお父さん、逮捕」、めちゃくちゃだね。鉄鉱石のイメージからは覚えにくい。 とにかく、こういう場所が鉄鉱石の主産地となっていて、コンビナートをつくっている。 石炭と鉄鉱石については以上だ。 すず鉱については一位という以外の情報がないので終わり。さしすせそで覚えてしまって。 中国はそりゃ強いよな。農産物も鉱物もありたい放題だから、つかいたい放題だよ。
で、原油。これは世界五位。ま、中東の国とかあるからね。これまで一位だったら逆におかしい。 これも油田をいちいちおぼえなければいけない。ターチン油田、ターカン油田、シェンリー油田。で、西部にユイメン油田。 「チンポがタチ、高く、せんずり」やっぱりシモネタで覚えるのがいちばん。ちんぽに脂ぬってオナニーするイメージだ。 で、ユイメン油田。ユイっていったらハゲ板のアイドルだよ・・結衣のツラ。ユイメン。みんなから離れてしまったから、西部。 油田はあの子は脂っこいもの好きだったから・・。鍋焼きうどんとか。 はい、油田終了。ちなみに最大なのはチンポが「たち」のターチン油田。結衣面は最近開発したばかりだから。 さ、あとは適当だな。鉛鉱、ボーキサイト、レアメタル、銅鉱とか。 まあひととおりの鉱物はあるってことだ。
じゃまくさい農業と鉱業がおわったが、いまわしい中国はまだまだ覚えることがある。 まず工業。もともとは軽工業中心だったんだが、49年に革命がおこって、 国有化と計画経済の日本柱で、これは社会主義らしいね、これで重工業を重視しだした。 80年代からは資本主義をみならいだして、技術資本を受け入れだしたんだ。 で、5つの都市を経済特区として資本主義を本格的にスタートさせたんだ。 今や世界の工場みたいな言われ方しているわけだし、 結果的に成功したんだな。 まあこれだけ資源が豊富なら技術と資本しだいでうまくいくわ。 さて、中国の地域開発の話だ。 まず、スーペイ灌漑運河の建設。スーパーより一段おとる。すっぺい感じ。 灌漑ってのはようするに水をひくことだが、それを運河にするというのは凄い話だ。スーパーだな。 つぎに黄河のサンメンシャダムとリュウチャシャダム。黄河にダム建設してるってことだ。 三面者と龍茶者ってこと。顔がみっつと、茶色い龍。黄河っぽいだろ。 で、長江にはサンシャダムとコーチョウパーダム。なんか覚えやすいな。三者と校長。 長江を逆からいったら校長。三社面談。で、ダムを建設と。 以上が地域開発。こじつけばっかだ。 とにかくスーパーな灌漑システムにより運河をひき、黄河にゃ茶色い龍と三面のダムを建設し、長江には校長と三者のダムをつくる。 これが中国での地域開発だ。
5つの経済特区についてすこし考えよう。 これは特別地域で、資本主義の技術や資本を本格的に取り入れている。 南部が中心だ。Cwのあたり、稲作のあたり。ここらへんを資本主義にしてみた。 シュンチェン、チューハイ、スワトウ、ハイナン、アモイ。 覚えやすそうだが、覚える必要はなさそう。 とにかく中国は特区というかたちをとって資本主義を導入したんだ。 さて、中国といえば、少数民族の自治区があることもしらねばなるまい。 まあ、自治区っつうと西に集中しているイメージがある。 あの高地とかオアシスとか遊牧とか結衣ちゃんの西に。 まず、西の上にはウイグル族が住んでいる。これは地図でみれば一目瞭然なぐらいおっきい。 どっかの国よりよっぽど大きい。ここが自治区なんだ。だが、もともと人が住める地域でもないんで、 ほんとに家族的に自治してんだろうね。種族みたいなかんじで。 で、世界地図みればわかるけど、ウイグル族はトルコにちかい。歴史的にもトルコやイスラムと関係ぶかい。 だから、民族はトルコ系で宗教はイスラム教だ。トルコ人はイスラム教徒だから分ける必要もないけど。 ウイグルはこのように広大な土地をしめるトルコ人なのだ。 さて、西部の南部。ここにはチベット高原があり、チベット族がすんでいる。チベット自治区だ。 チベット高原といや、ヒマラヤ山脈の近くで、高山で、っていろいろ特徴を学んだな。 ここには漢民族とはちがう、チベット系の民族がすんでいるんだ。山脈や高原があるだけあってここも広大だな。 信仰しているのはラマ教。インドのちかくだから宗教もちゅおっと風変わりなんだ。 ここはいま独立の動きをみせているぞ。 さて、中国のうえにはモンゴル系の自治区がある。こいつらもチベット同様ラマ教を信じている。 こいつらというか、モンゴルという国の信仰だ。しかし、モンゴルとモンゴル自治区の違いがわからん。 モンゴルといえば、モンゴル帝国だが、それが関係していまも自治区で残ってるんだろうか。 トルコ民族とモンゴル民族は歴史上、いろいろあばれまわったからな。 さて、以上がメジャーな自治区だ。
他に中国の中心にホイ族というのが自治区をもっている。どうみても中国の一部なんだが、自治区らしい。 ここは日本人には理解できないところだ。山梨が自治区といっても、いや日本じゃん、と思ってしまう。 ここは「ニンシャホイ自治区」というんだ。「妊娠して、ホイっと捨てる」。ひとりでいきてけよ、と。 だから、自治区。ここはなんとアラブ人。そうか、民族的な違いか。 それで国じゃなく自治区にしてるのか。アラブ人だからもちろんイスラム教ね。 最後にチョワン族っていうのもいる。茶碗みたいなマヌケな名前。 これはベトナムのほうだねl。中国とベトナムは昔からいろいろあったから、 その名残で自治区として残ってるのかね。そもそも違う民族だし。 「コワンシーチョワン族自治区」とよばれる。ベトナムのうえのほう南東部にある。 最後に紹介したが、じつはいちばん人数が多いんだ。 以上いつつの自治区がある。
はー、ようやくだいぶ説明できたな。ではこれからは中国固有の問題についてみていこう。 結構覚えやすい。まず、おなじみ一人っ子政策。 セックスはしても子どもは一人にしろっていう政策。 ひとりしかうまなければ政府は金だす、中国人これほしい、だから一定の成果をみせているぞ。 社会主義ならではだね。でも、きっと中国は将来少子高齢化に悩むよ。人口構成おかしいもんね。 つぎに華僑。国外にでた中国人で、基本的に高学歴のエリートだから、経済にひいでてるんだ、こいつら。 シンガポールとか、東南アジアで経済の実験を握ってる。中国経済のつよみのひとつは華僑なんだな。 で、東南アジアだけじゃなく世界中にチャイナタウンつくってる。アメリカにもヨーロッパにも。 だから欧米では日本人より中国人のほうが人数多いようだ。 で、このでしゃばりどもの出身地は、フーシェンとコワントン。「風船、怖い」 エリートでも風船がわれるのは怖い。 さあ、次はよっつの近代化。四化運動っていうのは農業・工業改革だったが、 四つの近代化は本格的な近代化のことをいう。4000年だけあって、4という数字がすきだ。 で、この四つというのは、農業、工業、国防、科学技術。 農業、工業は四化運動とおなじだな。めにつくのは国防と科学技術だ。 よくわからんが重要らしい。 最後に国境問題だ。日本ともいろいろごたごたがあるが、他にも国境問題をかかえている。 ひとつはロシアと。ウスリー川の中州の珍宝(ちんぽ)島とダマンスキー島をめぐる紛争だ。 「ちんぽ」「まん(こ)すきー」っていうのが島の名前。 よりによってこんなのを争ってるわけだ。ロシアと。 で、インドとはヒマラヤ山脈での国境をめぐって争っている。 チベットとインドのあたりだな。でかいんだから、インドに譲ってやってもいいと思うけど、そうはいかないのだろうか。 さあ、終わった。中国終わった。どうでもいいことばっかり覚えさせやがって、くそ。
香港についても語って!
香港は1997年にイギリスから中国へ返還されたぐらいしか語ることはないです。
さあ、波動。単振動と正弦波をやり、横波と縦波をやった。 あと波動、波の動きを図であらわすこともしたな。 で、今日はなにやるかというと二つ以上の波動、波がどのようにお互いに影響を及ぼしあうかということをやる。 簡単に考えれば、ロープの右端と左端から揺らすとすると、中央にむかって波が向かう。 これがどうお互いに影響するかということを知りたいわけ。 で、波がぶつかると、物理的にいうと重なるとお互いの変位はどうなるか。これは非常に単純だ。 ふたつの波の変位が合計されるだけ。だから、右端からの波の変位が3、左端からの波の変位が2なら、 重ねあってできる波の変位は5となる。これは変に難しく考えなくていいんだな。 で、この重ねあってできる波だが、合成波という。波が合成されるからだ。 変位がその分増えるんだから合成という言い回しも理解できるl。 ちなみにこの変位が単純に足し算されることを、「重ね合わせの原理」という。こういうと物理者っぽい。 変位が重なり合うとただ合計されるといったが、お互いの波が完全にひとつになるわけじゃない。 それぞれの波の伝わる早さ、振幅、波長には影響を及ぼさないんだ。 逆に言えば重なり合ったときお互いに影響をおよぼすのは変位だけ。変位が足し算されるだけなんだ。 で、この波は重なり合ったのち、それぞれの波の進行方向へ進んでいく。そして振幅も波長も変位ももとにもどる。 ロープでやってみりゃなんとなくわかる。波は重なった後そのまま通り過ぎるから。打ち消しあうってことはないんだ。 これを波の独立性という。変位をのぞいて、波は独立している。一時的に合成波になるが、その後はもとにもどる。 で、変位が合計されるっていったが、これはかならずしもプラス同士ではない。 プラスとマイナスになれば、変位がゼロにもなる。
波についてもう少し詳しくならなければいけない。
今までやってきたような時間とともに波形がすすんでいく波、これを進行波という。
まあ、想像する波っていうのは普通そうだな。時間がたつほど進行方向へすすみ距離が遠ざかる。
次やるのは定常波だ。これがとっても理解するのに苦しむ。
まず、波っていうのはそれぞれに周期、ふり幅、波長とかをもっている。これで波は区別される。
これらが全く同じ性質の波というのがあり、進行方向が逆で左右から重なり合ったとする。
で、さっき学んだのを応用すりゃ変位だけが合成されるというのはわかる。。
このとき、見かけ上おかしな現象がおきる。
波のそれぞれの場所ごとに同じ大きさの変位の振動をくりかえすだけの合成波になるんだ。
要するに、外見上は、ずっと同じような振動をしてるだけにみえる。
ようするに同じ場所でただ振動を繰り返すように見えるということ。波がとまって振動してみえる錯覚。
百聞に一見はしかず。
http://www2.biglobe.ne.jp/~norimari/science/JavaEd/wave4.html これも重ね合わせの原理どおりのことがおきているんだが、同じ周期、波長、ふり幅をもっているため、
見た目上、一定の位置で振動していて進んでいるようには見えないんだ。
説明するとくどいけど、同じような波が出くわすとおこすひとつの現象だ。これを定常波という。
で繰り返しになるが、定常波では変位が隣の媒質に伝わらないから、波形は進まないんだ。
同じ場所で振幅しているから、最大振幅をする点と、振動しない点がきまっている。
最大振幅を繰り返す点を定常波の腹といい、まったく振動しない点を定常波の節という。
ずっと振動だから、振動するところとしないところでわかれるわけね。それで呼び名をつけてるだけ。
今までかんがえていた波とはだいぶちがうな。個々の波の性質を学んでいたが、
今日やってるのは二つ以上の波が影響をおよぼしあうことをやってるから。
波をまなぶうえではとっても重要だから、頭を切り替えて覚えるしかない。
いま覚えたのは同じ波形、振幅、波長なら左右からでくわしたとき合成して同じ振動を繰り返すようにみえるということ。
定常波だ。
つぎに定常波の性質をかんがえてみる。 まず、振幅は元の波の二倍だ。これは重ね合わせの原理で振幅は合成されるから当然。 同じ振幅の波だから、二倍になるわけだ。 つぎに、腹と腹の間隔、節と節の間隔はもとの波の波長の1/2だ。 これも波がぶつかるまでの様子を観察するとなんとなくわかる。 理解するのはむずかしいから覚えてしまおう。 次に腹と節の間隔、これは元の波長の1/4ということ。これは定常波の節が腹と腹の中間にあるからあったりまえだ。 さいごに、定常波でできる波の周期と振動数は元の波と同じ。 復習だが周期ってのは一度振動するのにかかる時間、振動数って言うのは一秒間に振動する回数。 波の独立性でいったとおり、このふたつは波が合成されようとかわらないものだから、定常波だろうが元のままだ。 何度もいうが、定常波ってのは同じ波がぶつかって、見かけ上おなじとこで同じ振動をくりかえしてみえることだ。
考えてみれば定常波っつうのはまだわかりやすいものだったな。 次にやるのは反射波だ。名前からイメージするのは、波が反射するってことだね。 例えば、ロープを壁に取り付けたとする。で、かたっぽから波をおこすと、 壁で打ち消されるんじゃなく、反射して帰ってくるんだ。 で、このときの反射の仕方が問題となる。むずかしくいうと、この反射波は元の波(入射波という)と逆位相となるんだ。 位相って難しいな。ほんとに物理的な言葉なんだよ。 入射する波、つまりもとのなみがそのまま進んだとして・・・いや説明しにくい。 元の位相をすこしずらしたかんじに反射すんだけどなぁ。とにかく逆位相だから、入射とは位相が逆なんだよ。 位相が逆同士の入射角と反射角、とうぜん振幅数や周期はおなじだから二つが合成されると定常波になる。 で、このときの壁を固定端という。こていたん。変な言葉だがこれも物理。こていタンっていう2ちゃんの言葉みたい。 固定端にむかった波は、固定端のとこで反射する。反射した波は入射した波の逆の位相をもつ。 逆の位相だから、元の波と合成並みを作ると定常波となる。以上。 今のは固定端の反射。つぎは自由端の反射。 この自由端っていうのは、水とか、結び付けられてないロープとか、バネの先とか、とにかく固定されてなくって自由に動くやつね。 これに波があたるとやっぱり反射する。 でも、媒質が自由に変位できるから反射波は自由波とおなじ同位相。わかりやすい違いだね。 固定端なら逆位相、自由端なら同位相。 で、反射波が同位相っていうのは簡単に理解できるし、作図もできる。 入射波がそのまますすんだとして、それを自由端で折り返せばいい。それが反射波だ。ようするにyにむかって対称。 そうすると、逆位相もわかる。入射波がそのまま進んだと仮定して、それをx軸に対称にする。 さらにそれを固定端(y軸)でさらに対称して折り返せばいいんだ。 こういうのを覚えるにはなれなきゃな。 これを数学的に説明すると、固定端では反射波は位相がπradずれる。 自由端では反射波は位相がずれていない。 固定端での反射では、山が入射したら谷が反射し、自由端での反射では、山で入射したら山で反射。
さて今日は科学だ。個人的には科学がいちばんすきだ。 用語を覚える努力をするのはつらいが、性質を理解していく過程が楽しい。ごめんうそ。 さて、化合物をまなぼう。ようするに元素がいろいろまざりあったものですな。 で、いちばんにこれは大きくふたつにわけることができる。化合物として一緒くたに考えるより、性質ごとにわけてしまうんだな。 それが有機化合物と無機化合物だ。有機物とかいうのはたまにきく。 この定義だが、有機化合物は炭素を含むもの。無機化合物は炭素以外の物質からなるもの。 有機物、無機物の定義とおなじだな。炭素、C以外の化合物は無機化合物。 水素がはいってようが酸素がはいってようがなんだろうが。炭素はここにきて特別視されてるんだね。 さて、まずその炭素をふくむ有機化合物の特徴からみていこう。 化合物に炭素が含まれるだけでどれだけ性質がいいんだ?ってなかんじ。 まず、有機化合物の構成元素を紹介する。これはすべての元素からなるわけじゃなく、 あらかじめ含まれる元素は決まっているんだ。というか、研究の結果そう判明したんだろう。 それが、CHNOS,ハロゲン。炭素、水素、窒素、酸素、硫黄、ハロゲン。まあ主要どころは勢ぞろい。 硫黄なんかも硫酸や硫化物の原料だから、主要だぞ。 チャンネルナンバーSと覚える。「ch No, S」。それにくわえてハロゲンだ。 塩素、臭素、フッ素、ヨウ素ってやつね。ふっくらぶらじゃー愛の後。 さて、たったCHNOSハロゲンの元素からなる有機化合物だが種類は実に多い。 その理由としては重要な炭素が四価の原始で外殻ががら空きだってこと。これでいろいろ結合できてしまう。 そのうえ、厄介なのは炭素同士がこの外殻の空きを利用して結合するから、炭素骨格という構造をとっちゃう。 だから、そんなこんなで化合物が極めて多くなってしまう。炭素の外殻ががらあきなのと、炭素同士が結合して炭素骨格をつくることおね。
さて、この有機化合物のうちいちばんに覚えておきたいのは炭素と水素。つまりCとHだけ。 つまりチャンネルからなる化合物を炭化水素ということだ。炭素と水素だけからできている化合物を炭化水素という。 覚えてるかな。これはカルボキシル基の話でもした。カルボキシル基に炭化水素がくっついたのが脂肪酸だという話をした。 そのときは炭水化物とごっちゃになった。今思えば恥ずかしい。 化合物を炭化水素いうんだ。なんで水化炭素じゃないかっていうと、炭素が基本だからすべては炭化〜ってことだろう。 さて、有機化合物に話を戻そう。この有機化合物の反応はどういうものなのだろうか。 有機化合物っていうのは結合の大部分が共有結合だ。 要するに、原子同士が電子をもちあって結合しているかたちだ。たとえばCl2とかC2とかO2とか。 ひっじょーに結合がつよい。だってお互いがお互いにひきあわされてるんだから。 わざわざ原子にもどりたくない。Cl2がClにもどるってことはありえねえっしょ。 共有結合はあらゆる結合のなかで結びつき最強。いわばセックスみたいなもの。性欲があれば離れない。 で、有機化合物は大部分が共有結合なわけ。あと炭素同士が炭素骨格っていう構造で結びついてるともいったな。 こういう性質をもつ有機化合物だから、反応速度は比較的遅く、反応も複雑になる。 こういう性質だから、反応が遅くて複雑といっても理解しがたいな。 とにかく有機化合物っていうのはchnosとハロゲンっていう主要中の主要元素であることと、 それぞれが共有結合であることと炭素っていう性質だから、化合物は複雑。 さらに結びつきが強いから反応遅い。それだけ。
次にこの有機化合物の融点と沸点。 いままでしった性質から推測すると結びつきが強いんだから融点沸点も高いんじゃないの? とかんぐるかもしれないが、お前はまちがっている。 有機化合物の大半は共有結合なんだが、結晶はというと分子性結晶からなるものがおおいんだ。 共有結合と分子性結晶の関係というのは確かでないんだが、とにかく分子的な結晶ということで離れやすく融点沸点は低い。 今しらべた。やっぱりそうだ。分子性結晶はファンデルワールス力だった。分子間の弱い結合だ。これはやわらかく沸点もひくい。 なぜ共有結合が分子性結晶になるのだろう。もしかするとC同士、Cl同士とかだけ共有結合で、 その分子間はファンデルワールス結合とか?そこらへんはわからんね。 さ、次にこの有機化合物の溶解だ。この有機化合物は電離性にとぼしい。 だから水にいれても溶けにくいんだ。だが、裏技があり、有機溶媒をつかうと溶けやすくなる。 簡単にまとめると、有機化合物は大半が共有結合だから反応速度は低い。なかなか反応しない。そしてその反応も単純ではない。 しかし、その結晶はファンデルワールス結合だから融点が低い。そして電離性がないから水にとけないで有機溶媒にとける。 最後に、有機化合物の結晶。これはわかりやすく科学らしい。 チャンネルナンバーSなんだから}CもHも含む場合がおおいよな。だから、空気中で完全燃焼すると二酸化炭素や水を発生するんだ。 しかし、化合物中の炭素の割合がおおい、有機がありすぎる。勇気がありすぎると、不完全燃焼する。 で、ススになる。ススっていうのは突然でてきたがなんとなくしっているはずだ。 なにかこげると黒い粉がでてくるよな。あれがスス。 辞書でしらべると「有機物の不完全燃焼によって生じる炭素の黒い微粒子」。 ようするに炭素が多すぎる有機化合物を不完全燃焼したからなんだな。 炭素と水素の割合がちょうどいいと二酸化炭素と水になるんだ。
有機化合物の性質についておおまかに説明した。だが、実はそんなのは重要じゃないのかもしれない。 これからは個々の化合物をみていきたい。これがやりたかったんだ。 ここででてくるのがアルカン、アルケン、アルキンだ。科学の参考書をひらひらとめくっていると目に留まる。 なんともいえない金属っぽい名称がきになるがその性質は今もって謎。 それを有機化合物という糸口からとくことができるのだ。 で、この3つのアルだが、これはすべて炭化水素だ。ようするにCとHからなるもの。 前もカルボキシル其の不飽和だとやったときにやったんだが、CとHの割合できまるんだ。あの三つのアルの違いは。 で、さらにたまたまそういう区分けをしたと思ったら炭素結合間にも性質として違いがでてくる。 具体的にみていこう。 まず、アルカンだ。これはn個の炭素とその二倍に2足した水素からなる。 要するに、一般式=CnH2n+2だ。 先にネタバレすると、2n以降の数字がないのがケン、+2なのがカン、-2なのがキンなんだ。 なぜカンだと増えて、なぜキンだと減って、なぜケンだとプラマイなしか。説明しようがない。 で、覚え方として、+2は加法の加だからカン。 -2は消えるから「消」でキン。 計、つまりそれで終わりだから計の「け」でケン。 かなりマッチョな覚え方だ。かきくけこの順番で増える、減る、増減なしと覚えてもいい。 とにかくアルカン、アルキン、アルケンの違いがこの炭素と水素の配合のちがいだということを覚えたい。 さて、アルカンだが、これはCとC。つまり炭素間の結合がすべて単結合だ。一本線でつながってる状態。 イメージとしてはとてもよわいイメージだ。アルカンは+2だから水素が多い。そんで炭素は水素に、 HHHH HCCCCH HHHH ↑こんなかんじで取り囲まれてるんだ。だから強く結合しても意味なし。炭素間はおなじ結合をする。 囲まれるの「囲」とカンの組み合わせもイメージで覚えよう。
次にアルケン。これはアルカンより2少ない状態だったな。だから、炭素と水素はこんな関係にある。 H H HCCCCH HHHH アルカンより二つ水素が足りない。だから、中央部のふたつの炭素は強く結合する必要があるわけだ。 だから、二重結合を一つ含むんだ! 一般式の違いから炭素間の結合がどうなってるかも関連して覚えられる。 こんなチャンスはないから絶対にしってしまおうよ。 ちなみにアルケンの一般式はCnH2nだ。炭素の二倍の水素。 最後にアルキンだ。消えるわけだから-2。アルケンよりさらにふたつ水素が少ない。だからこうなるぞ。 H H HCCCCH H H こうなると、中央の炭素たちはよけい負担がかかるよな。つよくつよくつよーく結びつかなければいけない。 三重結合ですよ! かくなるうえは三重に結合しないといけないわけです。アルカン、アルケン、アルキンと水素の数がふたつずつ減るにつれて、中央の炭素の結合はつよくなるわけだな。 それは水素がへるぶん炭素に負担がかかってるわけだ。
大学受験レベルを長々とわかりづらく書いてるだけじゃねえか・・・