カレーで汗が大量にでる人たちへ
カレーなどを食べてかく事はごく普通のことです。過敏にカレーなどの
辛い食品に反応してしまう発汗を味覚性発汗といいます。しかしこれは
辛いものに対する人体の自然な反応で、体質的なものなのでそれほど心配
はいりません。
しかし、以前は汗も普通だったのに今は大量に汗が出る、といった具合に、
数年前の自分と今の自分の 特定の食品に対する反応が著しく変化した場
合、これはすこし考慮の余地があるといっていいでしょう。
陰性の食品
では後者の場合、これは何らかの原因によって、体質が変化してきた
ことが考えられます。その前にまずカレーについて述べましょう。
カレーは実はからだを冷やす ということをご存知でしょうか。
カレーに含まれる香辛料は発汗を促します。発汗は、真夏や暑いものを
食べたときなどに起こるものです。この経験上からカレーを食べて汗を
かいた時、カレーによって体が温まっている と考えます。
しかし、これは半分間違っています。これはカレーの熱によって温まって
いるものの、実はカレーそのものにより「冷え」の方向に向かっています。
カレーに含まれる香辛料、これが、実は体を冷やします。香辛料だけでなく
食品にはからだを冷やす食品があります。
これを、東洋医学において「陰性の食品」といいます。
陰性であった場合
陰性に大きく傾いていた人についてですが、普段のぼせ、ほてり、冷えなど
がないでしょうか。上半身、特に頭はいつも温かいが足先や足が冷えている
といった人はいませんか。そんな方々は陰性体質の一つ、頭熱足寒 という
状態となっています。
普段、食べ物や、暖かい場所によって多量の汗をかいたりすることから、
自分のからだを体質的に熱い方向であると思いがりですが、ほてりや
のぼせ、冷え性、そして 上のケースで実はからだの冷えが考えられます。
ここで理解しておきたいのは、汗をかくことで体を冷やすことは一般的に
知られているが、汗によって水分を放出することにより、からだの冷えを
防ぐという機能もあるということです。
つまり、発汗には2つの場合がある ということです。
冷や汗などは後者ですね。
話を戻します。陰性体質の人は陰性の食品に偏った食事を続けると
やがて陰性の病状のリスクを高めます。逆に陽性体質の人は陽性の
食品に偏った食生活によって、陽性の病状のリスクを高めます。
通常、それほど心配いりません。なぜなら無理のないバランスのよい
食生活をしていれば それほど気にする問題ではないからです。
ところが、陰性の体質の中でも 特に陰性の様相が強くなった人が
特に陰性の強い食品をとると からだは、強く反応します。
ここで先ほどの発汗につながります。
強い陰性のひとは からだが 冷え ている状態にあります。
ここに、からだを強く冷やす 強い陰性 の食品を摂取したとします。
すると、からだは元より冷えているからだをこれ以上冷やすまいと 体内
の水分を一気に放出することによって からだを冷えから守ります。
ここで、理解しておきたいのは、水分はからだを冷やすということです。
つまり、最初に戻ると カレーによって大量に汗がでる人のうち、
過去にはそれほどではなかったという場合、そして現在が先ほどの
チェックで陰性であった場合、数年間(数ヶ月)の日常生活によって
陰性の方向に体質のベクトルがシフトしたことが考えられます。
そしていよいよここからが本題というか、本当に大事なこととなります
が、陰性の食事と からだを(特に下半身)を冷やす生活が 陰性体質の
原因となります。普段の食生活を、陽性の食生活に傾けなければいけませ
ん。余談ですが、マイナス思考も陰性体質へ導きます。
必ずしもそうとは限りませんが、陰性のひとで、上半身は温かいのに
足が冷えるなど 下半身がいつも冷えている場合があります。
これはからだの熱が 上方に偏っており、全体として 冷え の状態
です。お風呂のお湯でイメージするとよいと思いますが、
熱は上へ上へと向かう性質があります。通常人間は下半身にもある程度
熱を保てますが、陰性のひとはこの力が弱まり、からだの熱がどんどん
上にいってしまいます。こうなると のぼせ、ほてり、冷え性 となる
わけです。陰性体質のひとつです。
東洋医学では 陰性体質では、額からはげていく場合が多い といわれて
います。 ここでもちろん言わなければなりませんが、陰性でも受容体
の感受性が弱ければ、薄毛になりにくいということですが、陰性体質が
薄毛に関連することは いくつかのことが考えられます。
陽性で薄毛の場合、体質的に男性型脱毛症や、陽性食品によって薄毛が
進行していくことがおおまかに考えられます。
陰性で薄毛の場合、陰性食品や冷えからくる内臓やその他のからだの一部
またはいくつかの部分が弱ることにより進行していくことがおおまかに
考えられます。
もちろんどちらでもDHTが関係する男性型脱毛症もありますし、食品が直接
血管にもたらす害によっての脱毛症、精神からくる脱毛症などもあります。
しかし、陽性は陽性からくる、陰性は陰性からくる薄毛の要因を知っておく
ことは 薄毛の進行をくいとめるうえで プラスの知識となると思われま
す。
カレーを食べて 最近になって大量に汗をかくことになった人は
これまで述べた、陰性体質へのシフトが考えられますから、
強い陰性の食品や陰性の食品を控えめにしましょう。
そして体質が戻るまで陽性の食品を取り入れましょう。
陰性陽性の食品は下の資料をはじめ 多くで調べれられます。
興味深い資料
http://www.hiesyo.com/tabemono/
ところで、陰性体質ではからだが冷えています。体感的にはそうでなく
ても、実際は冷えているようです。そして冷えは当然 血液量を減らし
ますから、その血液量が減った部分はじょじょに弱っていきます。
頭熱足寒をはじめとする陰性体質は 下半身の熱が逃げやすいので、
特に下半身が弱くなりがちです。 腎臓は下半身にありますので、強い
陰性体質になると腎臓が弱ります。東洋医学では腎は(これは腎臓のみ
を指してはいませんが)活力、生命力の源と考え、腎臓の弱りは、からだ
の気力を失わせてしまいます。
冷えにより腎臓が弱ると、頻尿になったり、同じ浄化装置としての働きを
もつ肝臓に負担をかけ、肝臓も忙しくなってしまいます。肝臓は髪の毛の
生成に必要なメチオニンをつくっていることから、十分に機能させること
が必要です。
以上、東洋医学の観点からの、カレーに対する過去と現在のからだの反応
の相違点から考えられる、陽性陰性にまつわる体質や食品や生活に関する
一部の話に、自分なりの解釈とまとめを加えた、上記の相違点に疑問をもつ
方々への一つの解説でした。
こんな考え方もあるんか ぐらいに思っていただけたらよいかもです。
体質というのはかなり長い時間をかけて作り上げてきたものですから、
強い陰性や陽性になった人は それにかかる時間に応じた体質変換の時間
を要するでしょう。
つまり、今どちらかに偏っている人は 生活改善し、それを当分続ける必要
が、体質を変える必要性にせまられているなら、あるということです。
ちなみに陰性体質の陰性の食事による大量発汗は冷え以外にも
頭部の自律神経異常などもありえます。
陰性では自律神経疾患のほかにもホルモンバランスの崩れを引き起こし
たりしますから、これによって薄毛にも関連することが考えられます。
女性などは元から陰性に近いことから、上記の要因から冷え性、のぼせ
などがおこるようです。これが男性の場合、受容体があることから
ホルモンバランスの乱れが薄毛につながってしまいます。
強い陰性の方(自分がそう)には半身浴を強くおすすめします。
からだをあたためるには入浴がもっとも効果があると思います。
この半身浴ですが、低温(37〜39)長時間入浴が基本です。
体を温めるにあたり、高温のほうが速く温まるように思われますが、
実はすこし温かいくらいのぬるま湯で長時間のほうが しっかり中まで
温まります。魚を焼くとき 一気に高温で焼くと まわりは焦げている
のに中身は意外に焼けていない というのと同じです。
そしてこの半身長時間低温入浴は 腎臓の活性化を図ることもできます。
あ 間違えてクリックしてしまいましたね 久々です
体質変化には長い時間がかかります。
少しずつ、計画的にいくことが大事ですね。
まず、風呂釜がある人はとにかく半身浴です。夏は少しやりづらいです
が今の時期なら 半身浴による副産物がたくさんです。
髪の毛をはじめとする体の組織は 血液からできています。
血液は食物からできています。食物は極めて重要です。
そしてその食物を髪の毛にするために パイプ役となる内臓が
活性化されなければなりません。東洋医学では髪の毛は
腎の華というようです。腎臓は血液の浄化や水分の調整をつか
さどることから 極めて薄毛対策として重要でしょう。
内臓は大切にしないとな…
食事はよくかむのが一番だ。胃下垂にはハゲ多いらしいし…
>>335 そう、そこです。食事でよく噛む ただこれだけのことで
驚異的な効果を生み出す事が出来ます。
よく噛むとまず食事に対する時間がかかります。人間は食事をし
始めてから一定の時間がたつと満腹中枢が刺激されて 満腹感を
感じるわけですが、一気に食べると満腹中枢が働く前に食事を終
えてしまいます。この場合たくさん食べても満腹にならず 結局
自分に適切な量以上の食物をお腹に入れてしまうことになります。
これは一般によく知られていることです。よくかめば食事に対する
時間がかかります。これにより 適切な量で満腹になれます。
さらによく噛むと、同じ消化器官である胃と腸の消化によるエネル
ギー消耗を和らげることができます。実はこの消化というのは
かなりのエネルギーを消耗するものなのです。胃腸は現代の食生活
で疲れ気味で、胃腸の疲労は 毛髪の生成に影響します。
胃腸の疲れをためないためには、食べ過ぎないことと、よく噛むこと
なのです。そして、よく噛むことは食べ過ぎを防ぐ効果があるのです。