★ミノキ+フィナ併用者情報交換スレ9★

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171毛無しさん
皮脂腺細胞の増大が最大のハゲの原因と考えられます。

青年期男性の頭部皮脂腺は男性ホルモンの影響で増大し、また、加齢に伴い増大します。
増大した皮脂腺細胞には男性ホルモン受容体も増加するものと考えられています。
事実、男性型脱毛症の前頭部皮脂腺では、正常者に比べて男性ホルモン受容体が増加
していることが証明されています。

一般的に、毛母細胞内に入ったテストステロンは5α―リダクターゼによりDHTに代謝され、
核内の受容体と結合後、mRNAを誘導し、growth factor が分泌されます。このgrowth factorは
毛の分裂を促進させ、太く男らしい髪の毛を作るのです。
毛母細胞でおこっていることと全く同じ機序が皮脂腺細胞でもおこってgrowth factorが分泌されるのですが、
ただ、この上皮系細胞にて生成されるgrowth factor(おそらくTGF−β)は毛の成長に対して抑制的に働き、
成長期毛を退行期毛へと移行させてしまうのです。

「男性ホルモンは一方では太い毛を生成するのですが、皮脂腺細胞においては脱毛を促進させる」のです。
まだ皮脂腺の増加が少ない時期では、本来男性ホルモンが持っている毛の成長を促進する働きにより髪の
毛は太く硬い毛と成長します。「青年期以降、男性ホルモンや加齢により皮脂腺の増大が顕著になるにしたがい
TGF−βによる抑制が発動し、ヘアーサイクルは成長期から退行期へと転換し脱毛するのです。」
男性型脱毛は頭部皮脂腺が増大した結果、毛の成長に抑制的なgrowth factor が多く生成されるためだと考えられるのです。