よく懸念される、hyperandrogenicity(超アンドロゲン性)のカキコもみつけたよ
【fromTokyo】 01/03/02 10:15:25
フィナステライドはよく言われるリビドーに対する副作用というよりも、耐性がついた場合の反動、
またひとたびホルモンバランスを崩して振動現象を始めたときの想像を絶する反応の激しさの方が
実は問題なのです。たまたまalt.baldsoptに、典型的な振動現象の投稿がありましたので、
皆様の参考のために載せて起きます。
from Francis Slinsky, Thu, 01 Mar 2001.
「私は約1年程度プロペシアを使ってきましたが、脱毛はほとんどの時間安定化(より少ない脱毛とよ
り濃い毛成長)しています。しかし、いまだにある期間、つまり通常6週間のうち1週間かなり激しい
脱毛に襲われます。常に私は脱毛するときが前もってわかります。つまり首の後ろと胸にニキビがで
きて部分的に毛が濃く、長くなります。ある日背中の毛がなくなると、次の日(と思うのですが)
1インチまたはそれより長い毛が少し広がります。それはどこからともなく現れるのです。これが起き
ると、頭皮の毛が非常に薄くなり狂ったように抜けます。この繰り返しにより私の頭の毛の脱毛はま
すます悪化していきました。この反復を制御する方法はあるのでしょうか。
・・・私はプロペシアで生やすはずであった毛よりも多くの毛を失ってしまいました。」
Francis氏の症状は、明らかに周期的に1型酵素の活性が高まり、その作用でニキビができ、
突然DHTが増産され、背中の毛が異常に伸び、ついで脱毛が始まるという、まさしくフィナステライド
が2型しか制御できないために起こる振動的hyperandrogenicity(超アンドロゲン性)によるものです。
つまり耐性(体の調整作用)のオーバーシュートがいつまでたっても揺れの止まらないブランコのよう
に作用し続けるわけです。
これを避けるには、ともかくも耐性を引き出さないこと、多少の効果の減少は犠牲にしても
薬物の暴走に引き金を与えないことです。
メルクは、この効力のある、しかし暴走しやすい薬物の正しい飲み方を消費者に開示する義務があっ
たのにしませんでした。結局消費者は、間隔を開けて飲むという正しい飲み方をネットの掲示板や
フォーラムを通して学習したのです。Francis氏に対する回答はまだありませんが、あるとすればほぼ
、間隔を開けるかスピロに移行せよ、ということになると思います。
アスタルテ様の示された通り、ずばり1週間に1回5mgというのが間隔の最大値なのでしょう。
他にも様々な投与計画が立てられますが、要するに、たとえ1日あたり少なくてもだらだら毎日飲む
、またはつけるというのはよくなく、必ず間隔を開ける、(隔日でも決定的な差があると思います)と
いうのが多くの方々の失敗から得られた正しいフィナステライドの飲み方であると、確信します。