【体操】TV・ラジオ・雑誌・新聞情報 9【新体操】

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431ジム名無しストさん
>>426書き起こし

体操アテネ金メンバー 米田、鹿島、復活期す

3年前のアテネ五輪で28年ぶりの団体金メダルを獲得した体操ニッポンのメンバーが、
全日本社会人選手権(9月22日、茨城県ひたちなか市)で久しぶりに顔をそろえた。
主将の米田功(30)(徳洲会)は昨年11月の全日本以来の試合で5位となって復活をアピール。
左手甲骨折で今年の世界選手権を欠場した鹿島丈博(27)(セントラルスポーツ)は
マットの外から観戦、早期復活を誓った。

大会では、エースの冨田洋之(26)(セントラルスポーツ)が初優勝。
世界選手権で4つのメダルを獲得した水鳥寿思(27)(徳洲会)が10位、塚原直也(30)(朝日生命)が11位、
中野大輔(25)(九州共立大職)が12位と栄光のメダリストが名を連ねた。

米田は5種目終了時点で、冨田に1.55点差に迫ったものの、最後の得意種目ゆかで失敗、後退した。

10点満点廃止の新採点方式となって2年目だが、米田には目立つ実績がなかった。
2年前に右肩、今年4月に左手薬指を手術したからだ。全日本社会人で好成績を残せなければ、
北京への道も閉ざされる背水の陣での復活劇。成績には、本人は納得していない。
「終わった達成感よりも、自分の感じた部分を早く練習で直したい」と、今月26日からの
全日本選手権へと気持ちを切り替えた。

一方、欠場の鹿島は「今すぐにでも練習を始めたい」と復活への意欲十分だ。
世界選手権開幕前に現地ドイツであん馬の練習中に左手甲を器具にぶつけて骨折した。
「何も考えられなかった。何をやっているんだよな、という感じ」と自身を責めた。
週に1回レントゲンを撮りながら、筋力トレーニングをしているが、手を着く動作はまだできない。
完全に治るまでは3ヶ月は掛かる見通し。体力強化を図りながら、来春の北京五輪代表2次選考会に間に合わせる予定だ。
(上堀慶)