椎名町〜江古田周辺で

つる通ですごい奴を見てしまった。
注文は、かけうどん並。

で、奴はレジで支払いを済ませ、丼にだしをなみなみと入れた。
そして向かうは店内中央の薬味コーナー。
彼はこれでもかとトングでカツオ節を丼に放り込む。
丼の上でひらひらと踊る山盛りのカツオ節。

次に彼が手にとったものは、ネギのタッパー。
今度はトングで挟んで入れるのではなく、タッパーからダイレクトに
ガサガサガサとかきだすように器にネギを入れた。
カツオ節の上に鮮やかな緑の山が重なる。

そして最後は白ゴマ。
ビンを大きく力強く何度も振る。

やっと席につき勢いよくそのトッピングを頬張る。
半分ほど食べたところで再び丼を片手に席を立ち、奴は薬味コーナーへ向かった。
さっきと同じ行動が繰り返される。

だしをつぎ足し、さらにもう１ターン。
少なく見積もっても、奴はうどんの３倍の量の薬味類を腹の中へ収めたことだろう。