===反捕鯨の差別性===
反捕鯨にまつわる最も大きな問題は、捕鯨文化そのものの否定である。
一般の食肉用家畜においては専用の道具を用いた安楽死が行われる云々と
正当化したあげく、危険部位のチェックも曖昧な代物を売りつけるのに対し、
捕鯨においては北方先住民(選挙権をもつ米国民)を除いては一切認めない
というのである。これはあまりに馬鹿げていると言わざるを得ない。
鯨類は知的であるから、あるいは神が食料として人間に与えたもうたものでは
なから(ママ)、などという過剰な動物愛護を理由とした捕鯨反対論はナンセンスであ
るが、捕鯨法についてまわる残虐性を理由にした捕鯨反対論にしても同様だ。
これも北方先住民(選挙権をもつ米国民)を糾弾するものではないからだ。
反捕鯨の論調とは、端的にいうと哺乳類レイシズムである。鯨と牛豚の間に
境界線を引く傲慢さは、アパルトヘイトやナチスのゲットーを彷彿とさせる。
ノルウェーなどの反ナチ国を除く白人国家ではこの点に着目していないため、
有色人種に対しての傲慢な態度が世界中から非難が集まっている。
反捕鯨枢軸(米英濠)は、この種類の非難に対し、耳を塞いでいるのである。
このような人種差別行為、それに対する正当な非難に全く耳を貸さない一部の
白人の残虐性はまったく恥ずべきことと考えざるを得ない。