【仙台駅3F】仙台飲食スレッド4【牛タン通り】

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910食いだおれさん
★米国のBSE検査ずさん “清浄国”根拠揺らぐ

 米国は2003年まで、牛海綿状脳症(BSE)検査の必要性がある牛を
わずかしか調べず、検査対象の選び方に問題があったことが3日、明らかになった。
7月の日米協議専門家会合で、米国側が認めていた。「米国はBSE暫定清浄国」
(米国農務省)とする主張の根拠が問われそうだ。米国産牛肉の輸入再開条件を
探る日米交渉でも、検査態勢のあり方が争点になるのは必至だ。
 国際獣疫事務局(OIE)は、音や刺激に敏感などBSEが疑われる神経症状を
示している牛を調べるよう各国に求めている。OIEが定める米国の疑わしい牛の
検査頭数は433頭。100万頭の牛から1頭の感染牛を95%の確率でみつけられる
最低限の目安だ。
 これに対し、米国のべネマン農務長官は03年にOIEが求める検査頭数の
47倍に当たる2万543頭を調べたとして、米国の監視態勢に自信をみせていた。
しかし、米国が検査した牛のほとんどは起立不能などの“へたり牛”で、約2万頭の
うちOIEが検査を求める疑わしい牛は579頭にとどまった。

[2004年10月04日付]  日本農業新聞 http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index1.html