北海道のウマイもの食わせてくれる店

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556長文すいません
>>545
道東の斜里、羅臼、標津、野付、根室あたりは秋アジ場の最盛期には網が詰まる程入るから、
一日に何回も網を起こします。
それに合わせてセリも最大5回程度、夕方近くまで行われます。
競り落とした加工場は氷温で仮死状態にあるままの鮭を速やかに腹出しし、
即、イクラ用に揉み解して塩水処理、漬け込み処理、あんじょう(低温保管して塩を回す)します。
または筋子用に血抜き作業をします。
が、セリの時間の関係や、当日の漁獲量、工場の処理能力などの関係で、
どうしてもイクラ、筋子に加工できない卵が出てきます。
仮死状態の鮭には血流がありますが、死後は卵巣内の血流もよどみます。
と、血合いが発生して商品としての製品化ができなくなります。
あるいは低温保管できるひろい冷蔵設備が無い、
零細ないわゆる生送り専業の加工場に回る鮭もいます。
このような時に生筋子としての出荷がなされます。
処理能力の範囲内であれば、イクラ筋子として付加価値をつけた方が、よっぽど商売になるのですから、
できれば生送りは避けたいのが産地の本音です。
漁獲5時間後には一方は全ての処理がすんであんじょうされており、
もう一方は運良く採卵が済んでたところで下氷した発泡に並べられて一晩トラック便を待っています。
557続きです:05/01/27 12:27:02
スーパー、鮮魚店などで小売されている生筋子は、決して鮮度を誇れるものではなく、
家伝の調味液などで漬け込んだりして「我が家の味」を楽しむべきものです。
鮮度落ちの生送りに回った筋子をおいしいと言って消費してくださる
あなたのような方も世の中に必要な事は確かですが、
恥ずかしいので北海道人として食を語るのはご遠慮願いたいものです。

またメーカー品の瓶詰め等を高いってだけど美味くもないというのは、
北海道の食品産業は高いだけで美味しいものは作れないと言っているのと同じです。
重ねて言いますが、恥ずかしいのでやめてください。

>>547-549
商品として流通しているものは全て、瓶詰め箱詰めプラパックを問わず、
包装後凍結されています。
また寄生虫の危害防止には線虫卵も含みますので目視による寄生虫の除去は不可能です。
食味上も急速凍結されたものと生処理のものには差異は無いとされています。