171 :
食いだおれさん:
■外食売上高3.5%減 焼き肉レストラン低迷/5月市場動向調査
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02062505.html 日本フードサービス協会が二十四日発表した五月の外食産業市場動向調査によると、
全業態の既存店売上高は前年同月比3.5%減だった。牛海綿状脳症(BSE)の影響が残る
焼き肉ファミリーレストランが23.5%減となったのが響いた。同協会は「(焼き肉レストランは)
郊外型の店舗が依然厳しい」と分析している。
既存店の客数は1.9%増加したが、一人当たりの消費額(客単価)は5.2%減と引き続き
低迷した。業態別の売上高では、ファストフードのめん類が8.8%増、洋風が1.0%増と
好調だった。新規店を含む全店ベースでは、売上高が4.1%増、客数が9.7%増となった。
172 :
食いだおれさん:02/07/27 03:56
▽元専務らが無罪主張 雪印食品偽装牛肉事件で初公判(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0724/016.html 国の助成による牛海綿状脳症(BSE)対策事業を悪用し、輸入牛肉を国産牛肉と偽って業
界団体から約1億9600万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた雪印食品(解散)の
元専務・桜田弘巳被告(61)と元常務の井上正躬被告(60)の初公判が24日、神戸地裁
であった。両被告とも全面的に起訴事実を否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、両被告が部下から輸入牛肉を国産牛肉に偽装することを報告され、
「損はしないようにやれ」「任せる」と了承し、その方針で進めるよう指示していた、と指摘
した。
雪印食品による一連の偽装牛肉事件で、この日が初めての公判になる。
弁護側は起訴事実について、共謀の具体的な日時や場所を明確にするよう検察側に求めた。
事件当時に桜田被告は食肉を統括するデリカハム・ミート事業本部長、井上被告は関東統括
支店長だったが、偽装を直接実行した行為者でないため、実際に輸入牛肉を国産に偽装した部
局の部下らとどのように謀議したかの立証が、今後の公判の最大の焦点になる。
雪印食品による牛肉偽装は1月に、朝日新聞の報道などで表面化した。兵庫県警が詐欺容疑
で捜査を始めた。2月初めに警視庁、埼玉県警、北海道警と合同捜査本部をつくり、東京の本
社など約30カ所を家宅捜索した。5月10日、偽装工作を実行した部局を指揮する管理職だ
った広瀬正夫・元デリカハム・ミート事業本部長付部長(54)や関西、関東の両ミートセン
ター長ら5人を詐欺容疑で逮捕した。
合同捜査本部は、5人の供述などから同18日、桜田、井上両被告が昨年「輸入肉を入れて
買い取りを申請する」と部下から報告を受けていたとして、共犯の容疑で2人を逮捕した。こ
れら7人が詐欺罪で起訴された。
雪印食品は、偽装牛肉事件の発覚で業績が大幅に悪化し、4月30日付で解散した。
広瀬被告ら部下5人の初公判は、8月30日に開かれる。(
173 :
食いだおれさん:02/07/27 03:57
豚のE型肝炎感染状況、厚労省研究班が調査へ
2002 年 7月 26日
死者が出るなどE型肝炎の国内感染が広がり、養豚場のブタからも病原ウイ
ルス(HEV)が検出されたのを受け、厚生労働省の肝炎疫学研究班(班長
・吉沢浩司広島大医学部教授)は26日、全国からブタ1000―2000
頭の血液を集め、感染状況を大規模に調査することを決めた。豚肉の安全性
を確かめるとともに、国内のブタの感染率を詳しく調べて、ほかの動物も含
めた感染ルートの全体像把握などに努め、人間の予防対策に役立てる。
調査は、同研究班が近く都道府県の衛生研究所などに依頼して実施する。血
液中のHEVと、HEVへの過去の感染歴を示す免疫物質(抗体)の有無を
、様々な月齢のブタについて調べる。海外の研究によると、ブタが感染しや
すいのは生後2―3か月で、その後は免疫ができるため、出荷時期に達した
6か月のブタはウイルスを持っていないと言われる。研究班は「国内のブタ
でも同じだと確認できれば、『豚肉が危ない』との誤解を払しょくできる」
と期待している。
研究班はブタからの新鮮な血液採取にこだわらず、各地で保存中の血清も活
用して、必要サンプル数を確保、秋ごろまでに調査結果をまとめる。もしブ
タ全体の感染率が高ければ、来年度、さらに大規模な調査を行い、地域ごと
の感染状況の違いなども分析する。
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=189498