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542食いだおれさん
BSE対策 「全頭検査の継続望む」68% 県内消費者アンケート
http://kumanichi.com/news/local/main/200411/20041119000019.htm
 熊本消費者協会が県内の消費者を対象に実施した牛海綿状脳症(BSE)に
関するアンケートで、全体の68%が現行の全頭検査の継続を望んでいることが分かった。
 アンケートは、県内で国内十二例目のBSE感染牛が確認されたことを受けて実施。
日常的に買い物をしている県内在住の男女百十六人に、BSE発生後の購買行動の
変化や国内のBSE対策について聞いた。
 「(県内での)BSE感染牛発生後、牛肉の購入の仕方に変化があったか」
という問いに対しては、42%が「変化があった」と回答。変化の内容(複数回答)
は「ほかの肉(豚、鶏など)に変えた」が63%と最も多く、「購入量が減った」の
48%、「表示を確認するようになった」の38%が続いた。
 国内初のBSE牛発生で深刻な牛肉離れを招いた二〇〇一(平成十三)年当時に
比べると、県内での発生に伴う反応は冷静とみられていたが、アンケートの結果を
見ると四割強は何らかの影響を受けていたことになる。
 一方、「変化はない」は57%で、その理由は「販売されている国産牛肉は
検査済みで安心」が53%でトップだった。
 また、二十カ月以下の牛を検査対象から外す全頭検査緩和が検討されている
ことについては、68%が「全頭検査(の継続)を望む」と回答。「二十カ月
以下は検査対象外でよい」は8%、「分からない」18%、「その他」と「不明」
が各3%だった。
 「二十カ月以下の牛が検査対象から除外された場合に牛肉の購買行動をどう
するか」(複数回答)という問いに対しては、「検査のない国産牛肉は買わな
いが検査済みは買う」が54%と最も多く、「検査に関係なく国産牛肉を買う」
が20%、「BSE牛の発生がない国の輸入牛肉を買う」が16%、「気にせず
買う」が13%、などだった。

 結果を受け、同協会の田中三恵子会長は「調査対象は少ないが、二十歳代
から六十歳代以上まで幅広い年齢層から回答があった。消費者の不安を解消す
る意味でも全頭検査を続けてほしい」と話している。