任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」をめぐり、小学生の女児が相次いで被害に遭っている。
44歳の男の送検容疑は12年11〜12月、インターネット経由で写真交換ができる3DSの無料ソフト「いつの間に交換日記」を使い、県内の小学生女児2人(当時11〜12歳)に裸の写真4枚を送信させたとしている。小中学生4人も、同じ女児2人から写真を送らせていた。
県警少年課によると、被害女児の一人が親に相談したことで発覚。3DSは購入時、インターネットに接続できない設定にしたものの、やはり、この女児も設定を解除していたという。
こういった事態を受けて、任天堂では1日午前11時をもって、「いつの間に交換日記」「うごくメモ帳3D(フレンドうごメモギャラリー)」で、インターネットを通じて日記や画像を他人と交換できるサービスを停止した。
任天堂によると、未成年者がインターネットの掲示板で知り合った人と、フレンドコードを交換し、両サービスで公序良俗に反する画像をやりとりする事例が発生し、これを防ぐのが難しいと判断し、サービスの停止に踏み切った。
任天堂は「ご利用いただいている多くのお客さまには、大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんが、未成年のお客さまの利用が多いことを考慮し、判断をいたしました」としている。
http://npn.co.jp/article/detail/76885520/