ストーリーを教えてもらうスレ part61

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436ゲーム好き名無しさん:2012/07/03(火) 21:31:57.24 ID:ZgsyEpm80
>>435
廃都は確かに難易度がぐっと上がる場所だw
ドロップ売ってお金稼いでひとつ上の防具買うだけで全然被ダメが違うので頑張ってー
437ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:48:24.51 ID:K6mpW64iO
*決戦の間・墨流*

鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」
墨流が呟く。
墨流「御門サンガ行クナラ、私、行ク…!」

紫翠窟、刺客を5人程、始末。
五十八が現れた。
墨流「敵…!」
五十八「ワシは捨陰党の五十八! …と言っても、通じとるのか?」
どうにか始末。
墨流「大丈夫…。」

そこに松虫がやって来た。
松虫「おっと、お前、誰だ?」
墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」
松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」
墨流「別二…嫌デハ無イ。」
松虫「そうかぁ〜? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」
墨流「神社…? 御門サン…?」
松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。
  いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ?
  いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」
墨流「私ハ、御門サン二助ケラレタ。ダカラ、助ケル。」
松虫「そりゃ、義理堅いこって。…じゃ、先に行くぜ!」

(ここから松虫にバトンタッチ)
迷ひ橋下、刺客を6人程、始末。
千尋が現れた。
松虫「お手柔らかに頼むぜ。」
千尋「私は千尋。甘くみると痛い目に遭うよ?」
どうにか攻撃をかわし、始末。
松虫「後は…宜しくな。」

(ここから墨流にバトンタッチ)
迷ひ橋、刺客を5人程、始末。
本郷が現れた。
墨流し「先ニ行キタイ。オマエ、邪魔!」
刀を振り、威嚇をする。
それに思わず仰け反る本郷。
本郷「アンタ、鳴鏡か?」
どうにか始末。
墨流「島…捨陰党…ドコ?」

続きます。
438ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:50:46.34 ID:K6mpW64iO
続きです。

龍門棚、カッツェがいた。
墨流「オマエ…卑怯!」
カッツェ「卑怯で結構!! カッツェは拳銃で戦うんだよ♪」
さっさと始末。
墨流「卑怯者ハ負ケル。」

そこに御門がやって来た。
墨流「コノ先、敵ガイル。」
御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門仕立ての貴方まで。」
墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」
御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」
墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」
そう言って、行こうとする墨流。
御門「待ちなさいっ! 私が行くわ!」

(ここから御門にバトンタッチ)
安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。
ウタマルが現れた。
御門「ここから先、行かせる訳にはいけません…!」
ウタマル「このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
御門「申し訳無いけど…後はお願いするわ。」

(ここから墨流にバトンタッチ)
須恵里・蜜柑畑、刺客を5人程、始末。
源五郎が現れた。
墨流「敵…!」
源五郎「私は源五郎という者。お主、鳴鏡の者ではないな? 早く去るが良い。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
墨流「モウスグ…! モウスグ…!」

蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
墨流「アナタ、最後! 鳴鏡館の敵! 私ノ敵!」
刀を振り、威嚇。
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。

続きます。
439ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16:51:41.56 ID:K6mpW64iO
*ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、墨流。
道場には御門が待っていた。
墨流「勝ッタ…! 勝ッタヨ、御門サン!」
大ハシャギで御門に駆け寄る。
御門「ありがとう! 貴方のお陰で本当に助かったわ!」
墨流「私、剣術ヲモット覚エタイ。鳴鏡デ私、頑張ル。」
御門「ええ、勿論よ! その為に貴方は日本に来たんですものね。今回のお詫びを兼ねて、確り稽古を就けてあげるわ!」
墨流「…オワビ…? ケイコ…?」
御門「あー、その前に日本語を勉強しましょう。山の中で迷って、道を尋ねる事も出来ないんじゃあ、また行き倒れてしまうわ。さ、勉強、勉強!」
墨流「勉強…? 勉強…。ソレ、多分、私、キライ…。キライ?スキ? ア、御門サンハスキ。」

以上です。
次はナイトストーカーです。
440ゲーム好き名無しさん:2012/07/06(金) 19:04:18.73 ID:FcJVUlvSO
ブシブレ乙です
441STEINS;GATE 変移空間のオクテット:2012/07/08(日) 00:34:32.47 ID:TOMIacPN0
通称8bit。オクテットとは8進数、8人組。たぶんラボメンたち8人のことを指していると思われ。
このゲームはシュタインズゲートとカオスヘッドをつなげるブリッジ的なお話です。
というわけでカオスヘッドもよろしくね。ふひひ。

2010年のとある秋の日。俺はいつものように、電車で秋葉原にあるラボに向かっていた――。
ああ、自己紹介がまだだったな。俺は岡部倫太郎……というのは仮の名で、
その正体は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真なのだ!フゥーハハハ!
まぁこれを読んでいる諸君は知っていて当然だろうがな。
血反吐を吐く思いでやっと勝ちとったこの平和な世界線シュタインズゲートで、不意にそれは起こったのだ。
俺の携帯に、未来の俺からメールが届いた。なに!Dメール…だと?
バカな!?電話レンジ(仮)は解体したはずだぞ…。

そのメールは長文だったが要約するとこんな内容だった。
未来の俺がいる世界線変動率は1.048728。シュタインズゲートは1.048596だから…少しだけズレている。
渋谷に住んでいる「ナイトハルト」という人物がIBN5100というレトロPCを手に入れたらしい。
そのせいで変動率が――未来が変わり、世界中の基幹産業の全てが「萌え」へとすり替えられてしまった。
その後に世界大恐慌という悲劇が発生してしまう。これは何としてでも避けなければならない。
「計画を壊す者作戦(オペレーション・ラーズグリーズ、と読む)の概要を説明する。
ナイトハルトという男からIBN5100を奪還せよ。それできっと世界線のズレは修正できる。
成功を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」

IBN5100は、シュタゲでは探し回ったけど結局見つからなかった、というふうになっていたはずだ。
別の世界線のように、神社に奉納されていたのだろうか?
そんなことを考えつつ電車は秋葉原に到着。
降り立ったホームには天王寺綯がいて、何やら懐中電灯のようなものを弄んでいる。
「あー、その懐中電灯をよく見せてくれないか?」
と頼んでみたがこの小動物は突然泣き出してしまった。
これではどうしようもないので階段を下りて改札口の方へ行ってみると、ミスター・ブラウンが娘を探していた。
辺りを見回すと雷ネット翔のポスターがあったので、剥がして小動物に与えてやると泣き止んだ。
代わりに小動物から懐中電灯を受け取り、それをミスター・ブラウンに渡した。
さて、改札を出よう…としたが、あれ?ポケットに財布がない。落としたようだ。これでは改札を出られない。
「このライトはな、特殊な力があるんだよ。試してみるか?」
ミスター・ブラウンが言うには、懐中電灯は透明人間になる(正確に言うと周囲から見えなくなる)ライトなのだそうだ。
早速試させてもらうことにする。
ミスター・ブラウンが点けたライトの光にしばらく当たってから、俺は堂々と改札を通り抜けた。
442STEINS;GATE 変移空間のオクテット:2012/07/08(日) 00:36:29.62 ID:TOMIacPN0
何の咎めもなく、ラジ館の前まで来た。まさか、本当にこんなことが起こるとは……。
ミスター・ブラウンはラウンダーという、SERNのスパイだったが。SERNの科学力は世界一ィィィ!!
「俺だ。今から作戦を開始する。……わかった。定時報告は怠らないよう努力する。
そっちも無理をするな。ああ、そうだ、あまり気乗りはしないが、それがシュタインズゲートの選択だ」
これは昂った気持ちを鎮めるためにする俺の習慣で、携帯電話を耳に当ててはいるのだが、
その電話はどこにも繋がっていなく、結局俺は独り言を言っているだけで…って言わせんな恥ずかしい。
「あら。ヘンな人がいると思ったら、やっぱり岡部だったのね。厨二病乙」
現れたのは助手のクリスティーナ……もとい、牧瀬紅莉栖だった。
シュタゲだと9月に初めて会ったことになっていた。会ったばかりの頃は非常にしおらしかったのだが…。
今はこの通り、すっかり生意気になってしまった。
そう言えば、助手が話しかけてきたということは、もうライトの効果は切れてしまったということか。
「クリスティーナよ、今は大事な作戦の途中だ。お前と関わっている暇はない」
「なによそれ。バカなの、死ぬの?もう知らない!」
助手は勝手に怒って、去って行ってしまった。

世界線のズレがどれほどのものか確認するため、俺はラジ館に入った。
と、階段の途中に桐生萌郁が座り込んで携帯をいじっている。
萌郁に見つかるといろいろ面倒なことになりそうなので、なんとか見つからずにやり過ごす方法は……。
そのまましばらく待っていると、萌郁はそのまま居眠りを始めた。
萌郁の横をこっそり通って階段を上り、屋上へ。
そこにはタイムマシンがあった。また奴がこの時代に来ているのだろうか。

タイムマシンはそのままにしてラジ館から出て、万世橋を通って柳橋神社へ。
そこにはもう五月雨の素振りを済ませたというルカ子がいた。
巫女服を着て、思わず心がときめいてしまうほどのかわいらしさ。だがこいつは男だ。
IBN5100の所在を確かめてみるが、やはり無くなっているそうだ。
ルカ子に、ナイトハルトという男に心当たりがないかどうか聞いてみる。
「そういえば、駅前を通ったとき、ヘンなことを言われたんです。
これはけしからん巫女だ、って。その人、大きな段ボール箱を抱えてました」
間違いない。そいつはナイトハルトだ。
しかし、IBN5100は25キロもあるが、ナイトハルトはそれを持ち歩いているのか……。

習慣とは恐ろしいもので、喉が乾いたのでメイクイーン+ニャン2に行き
フェイリスの妄想トークに付き合いつついつもの流れでアイスコーヒーを注文していた。
そうだ、フェイリスにもナイトハルトのことを聞いておこう。
「段ボール箱を抱えた男?さっきここに来たニャン。その男の胸ポケットに
星来(せいら)のフィギュアが入っていたのをフェイリスは見逃さなかったのニャン」
フィギュアを持ち歩くとは、奴はキモオタなのかも知れん。
店を出ようとしたときにやっと、財布がないことを思い出した。
仕方なく助手に電話して呼び出し、事情を説明する。
「仕方ないなぁもう。倍返しだからな!」
文句を言いながらも、ちゃんと貸してくれるところが紅莉栖らしい。
助手から借りた金で支払いを済ませる。
443STEINS;GATE 変移空間のオクテット:2012/07/08(日) 00:38:13.72 ID:TOMIacPN0
ラボに行って、まゆりとダルから話を聞く。
まゆりもナイトハルトらしき人物をドンキの辺りで見かけたと言った。
ダルはナイトハルトという名前に心当たりがあるらしい。
去年、渋谷の駅前に超能力少年が現れるという祭りがあった。
その超能力少年がナイトハルトだという。そのとき撮影された動画を見てみる。
映っているのは痩せ型の男だった。どうやら学校の制服を着ているようだが、小さすぎて顔はわからない。

ラボから出てみたが、行くあてはない。まだ会っていないラボメンが約一名いるが…。
と、見覚えあるマウンテンバイクがUPXの方へ通り過ぎるのが見えた。
UPXへ行くと…、見つけたぞ、ジョン・タイター、もとい、阿万音鈴羽!
聞けば鈴羽は、この秋葉原においしい物を食べに来たらしい。
そんな理由で気軽にタイムトラベルしないでくれ。あのバカ親(ダル)は娘にどういう教育してるのかね?
とにかく、腹が減ったという鈴羽になにか食べるものを与えなくては……。
万世橋に行って紅莉栖から借りた金でカツサンドを買い、UPXに戻って鈴羽に渡す。
カツサンドをもの凄い勢いで食べ終わり、満足した鈴羽はもう帰ると言う。

鈴羽を追ってラジ館の屋上へ。念のため、鈴羽にもナイトハルトのことを聞いてみた。
俺がカツサンドを買いに行っている間にナイトハルトに会ったらしいが、段ボール箱は持っていなかったという。
笑顔で手を振り、タイムマシンに乗り込み、鈴羽は、ジョン・タイターは、未来へと帰った。
「なに?何なの今の?説明しろ、岡部!」
何の前触れもなく、助手が登場した。俺の行動が怪しかったので、後をつけてきたのだという。
いつの間に助手からストーカーにクラスチェンジしたのだ?
とにかく、紅莉栖の怒りを鎮めなければ、落ち着いて話が出来ない。
こういうときのコマンドは……「hug」だ!
(「kiss」でもいいぞ!好きな方を選びたまえ!フゥーハハハ!)
「ちょ、何すんのよぅ。このバカ!」
>こうかは ばつぐんだ!
「……ねぇ、岡部。困っていることがあったら相談してほしいの」
俺は紅莉栖に全て話すことにした。未来の俺からDメールが来たこと。IBN5100を探していること。
「それで、ナイトハルトが今どこにいるかはわかってるの?」
「いや、ナイトハルトはもうIBN5100を手放しているだろう。
IBN5100の在り処には心当たりがある。付いてきてくれ」

それはドンキの裏のコインロッカーだった。違う世界線では何時間も張り込みをしていた場所。
その他の世界線でも、何度も、IBN5100はこのコインロッカーに収束している。
この使用中になっている扉の奥に、きっとIBN5100はあるのだ。
だが、どうやって開けよう?張り込んでいればナイトハルトはやって来ると思うが……。
「それなら、おびき出すのはどう?」
さすがは助手だ。いいことを言う。確か、奴は星来のフィギュアを持ち歩いていたんだった。
そういうことを知っていそうなまゆりに電話してみよう。
「星来ちゃんはね、ブラチューのヒロインだよー?星来ちゃんと言えば『ぼけなす☆』だよ」
電話をおもむろに切った俺はこう言った。
「助手よ、今ここで『ぼけなす☆』と叫ぶがいい」
紅莉栖は顔を真っ赤にして抵抗したが、世界を救うためだとか何とか説得する。
444STEINS;GATE 変移空間のオクテット:2012/07/08(日) 00:38:53.27 ID:TOMIacPN0
「ぼけなす☆」
アキバの中心で、ぼけなす☆と助手が叫ぶと、知らない番号からの着信があった。
「もしもし、僕だよ。僕の名前は疾風迅雷のナイトハルト。
ちなみに、ぼけなす☆の使い方、間違ってるから。これ豆知識な」
「なぜ、俺の携帯の番号を?」
「君のことは知ってるよ。だって、これまでウザいくらい僕に報告を入れてきたじゃないか。
それがシュタインズゲートの選択なんでしょ?ふひひ」
「そんなはずは…。だって、あれは単なる芝居で…」
ちょっと待て。冷静に考えてみよう。いくらSERNの科学力が世界一だとしても、だ。
透明人間になるなんておかしいだろう。他にも割愛したが非現実的なイベントが次々と……。
この世界線はあまりにもファンタジーだ。ならば、何が起こっても不思議はない。俺は考えるのをやめた。

「それで、ナイトハルト、貴様の目的を聞こう」
「僕を解放してくれ。数か月前、ネット上で幻のレトロPCを探せっていう祭りがあったんだ。
その時は見つからなかったけど、僕一人で探し続けて……。
ぼ、僕は妄想しすぎたんだ。IBN5100を神格化し過ぎた。気が付けば、僕はIBN5100と融合しちゃってたんだ」
「なん…だと?お前はIBN5100を抱えながら、アキバをうろついているのを目撃されているんだぞ」
「あれは僕が見せた妄想だ。君の仲間…ラボメン、だっけ?彼らにだけ、僕の妄想を見せた。
君をこの場に導くためにね。そしてまんまと釣られた。ふひひ」
ファンタジーなことが起こるのも、ナイトハルトの妄想のせいらしい。
「君には僕とIBN5100の融合を解いてほしいんだ」
「わかった。具体的方法を教えてくれ」
突然、ロッカーの扉が開いた。
「PCを起動して、正しいパスを入力してくれ。それが還るためのカギ」
「何かヒントのようなものは…?」
「それでも鳳凰院凶真なら、鳳凰院凶真ならなんとかしてくれる……!」
つまりノーヒント、と。
「わかった。何とかやってみよう」
「あとは任せたよ」
「ああ。それがシュタインズゲートの選択だよ」
445STEINS;GATE 変移空間のオクテット:2012/07/08(日) 00:40:27.26 ID:TOMIacPN0
段ボールからIBN5100を取り出し、起動する。そして助手にもパスワードを考えてもらう。
「ふむん。パスワードにするのは、言葉……もしかして、公式のようなものかも」
公式といえば、脳裏に浮かんだものがある。ir2……「fun^10*int^40=ir2」だ!
「正解。この公式で世界の可能性は殺されてしまったと思ったけど、全然そんなことはなかったぜ!
君たちの領域と、僕の領域、両方とも経験していれば簡単だった。
とにかく僕は解放された。迷惑かけてゴメン。これで世界は元通りになるはずだよ」
「ナイトハルト、ラボメンにならないか?」
「ちょ、『やらないか』みたいなwクソワロタ」
好意のつもりで言ってみたら、笑われてしまった。
「またどこかで会おう。エル・プサイ・コングルゥ。ふひひ」
気持ち悪い笑い声を残して、電話が切れた。
俺のリーディング・シュタイナーが発動し、世界が、元の形へと収束していく。

「こら!岡部!ちゃんと持ってよ、重いんだから」
俺は紅莉栖と二人で、段ボールに入ったIBN5100をラボに運んで行く途中だった。
「折角だが紅莉栖よ、このPCは神社に返すことにする」
そう言うと、紅莉栖は不満をあらわにした。
「夕飯をおごってやるから、機嫌直してくれ」
「え?いいの?ガチのディナーだぞ?高いぞ!?」
「ああ。何でも好きなものを頼め」
……今、ポケットに財布があるかどうか、わからないが、な。

END;
446ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:00:38.19 ID:N4740S9bO
*決戦の間・ナイトストーカー*

鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
ナイトストーカー(以下ナイス)が呟く。
ナイス「居場所を突き止めるなら、忍者が適任。私が参りましょう。」

龍門棚、刺客を5人程、始末。
トニー・梅田が現れた。
ナイス「捨陰党の者か? ならば斬る!」
トニー・梅田「Hey、そうだYo。捨陰党のトニーって知らない?」
素早い攻撃をかわし、始末。
ナイス「これが…捨陰党の者なのか?」

そこに辰美が来た。
辰美「追いついた! ハァハァハァ…僕も行きます!」
ナイス「止めておけ、皆が心配するぞ。皆、お前だけは危険に晒したくないんだ。」
辰美「大人しく待ってるのは性に合わない! それに僕は十分強いんだ!」
ナイス「…その自信、いつか身を滅ぼすぞ。気を付けるんだな。一度、甲賀に来るが良い。心の修行は、鳴鏡より厳しいかもしれないからな。」
辰美「冗談じゃない! 僕の戦い見てるといい! 今の言葉、訂正させてやる!」
そう言って、怒って去って行った。
ナイス「辰美! 無茶をするな!」

(ここから辰美にバトンタッチ)
明月庵竹林、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
辰美「良かった…このまま雑魚ばかりかと思ったよ…。」
足を投げ出して座った状態で言った。
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわしつつ始末。
辰美「じゃあ、僕は他の道から行こう。」

(ここからナイトストーカーにバトンタッチ)
安志田川鉄橋下、刺客を5人程、始末。
ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵!」
ウタマル「鳴鏡に付くとはなあ! 馬鹿だなぁ!」
どうにか攻撃をかわし、始末。
ナイス「これが捨陰党か…。意外に弱いな。」

木材置き場、カッツェが現れた。
ナイス「何!? お前も捨陰党か!?」
カッツェ「ちょっと違うなぁ〜。ま、どっちでも良いや。このカッツェがすぐに楽にしてやるからな。」
さっさと始末。
ナイス「一体、お前は何者だ?」

続きます。
447ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:09:24.78 ID:N4740S9bO
続きです。

そこに蛍火が来た。
蛍火「無事のようね。どうかした?」
ナイス「ご心配は無用です。」
蛍火「フッ、堅苦しくなったわね。」
ナイス「今は蛍火様に命を受け、今、蛍火様は私の主(あるじ)でございますから…。」
蛍火「そうね…。お互い忍者修行中という訳ではなかったわね。」
ナイス「ええ。」
蛍火「この戦いが終わったら、昔話でもしましょう…。この先の敵は強い。先に行くわ。」

(ここから蛍火にバトンタッチ)
放置船甲板、刺客を4人程、始末。
寒雲が現れた。
蛍火「貴方とならば、十分に戦えそうね…。」
寒雲「フン、お前ごときにこの寒雲の技…見切れるか?」
どうにか始末。
蛍火「後は任せたわ。」

(ここからナイトストーカーにバトンタッチ)
船着き場、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
ナイス「お前…出来るな…!」
源五郎「ほほう…。鳴鏡も中々、骨のある者を集めたな。」
どうにか始末。
ナイス「後は捨陰党本部を残すのみ!」

蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
ナイス「お前で最後だな…! 鳴鏡に代わり、留めを刺す!」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」
背中を狙い始末。

続きます。
448ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14:11:06.08 ID:N4740S9bO
続きです。

*ED*
総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、ナイトストーカー。
道場には蛍火が待っていた。
ナイト「蛍火さん、只今、戻りました。」
蛍火「これで今回の任務は終了だわ。」
ナイト「やっと…昔話が出来ますね。」
蛍火「ええ、だけど、お願いした事以上の働きね。…というより、相変わらず突っ走るわね。ちょっと危なっかしいわ。」
ナイト「これでも腕は上がったんですよ。昔に比べたら。それに突っ走るのは、結構お互い様だと…。」
蛍火「私は計算の上で動いてるの! 無鉄砲じゃないわ!」
ナイス「それは私も同じです。…蛍火さんの怒った声、初めて聞きました…。」
蛍火「…そう…かしら…?」
ナイス「今度は、笑い声も聞きたいですね…。昔話はその時にしましょう。…では。」
ナイトストーカーは姿を消した。
蛍火「え?」
振り返る蛍火。
蛍火「…ウフフフ…相変わらずね。」

以上です。
次はサザンカです。
449ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 00:41:07.19 ID:qbAG+QeiO
今更ですが、御門のストーリー訂正。

誤:サザンカ「取り戻すな! それより今は、目の前の事だけ考えろ。」

正:サザンカ「取り乱すな! それより今は、目の前の事だけ考えろ。」

今更、スミマセンm(__)m
450ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 00:59:41.63 ID:toY4E3Rd0
乙 格ゲーはキャラ多くて大変だね
451ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 11:08:33.23 ID:mFwHNgMe0
欲を言えば、台詞は少なめでストーリーを教えて欲しいな。
452ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 13:38:26.70 ID:xDqykS0m0
ストーリーなら一番最初に書かれてる
453ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:12:59.58 ID:qbAG+QeiO
*決戦の間・サザンカ*

鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。
何処からか声が響く。
御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」
風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」
サザンカが呟く。
サザンカ「お前達には、任せておけんな。私が行こう。」

踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。
本郷が現れた。
サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」
本郷「俺は本郷。鳴鏡にも変わり者がいたもんだなあ!」
攻撃をかわしつつ、始末。
サザンカ「手薄だと思って、侮っていたな。」

明月庵竹林、刺客を6人程、始末。
五十八が現れた。
サザンカ「ほう…。捨陰党も老い耄れたものよ。」
五十八「なんじゃと!? 怪しい奴め、ワシを五十八と知って刃を向けるか!?」
どうにか始末。
サザンカ「これでは捨陰党も知れたもんだな。」

産廃処理場予定地、刺客を5人程、始末。
寒雲が現れた。
サザンカ「気に入らないなあ…。その無表情さがな…。」
寒雲「この寒雲に笑えと言うのか…?」
攻撃をかわしつつ、どうにか始末。
サザンカ「フンッ!」

新ジャックビル屋上、カッツェが現れた。
サザンカ「節操の無い奴め。」
カッツェ「フッフ〜ン♪ フフフ…このカッツェ、雇われて仕事をする。何が悪い?」
さっさと始末。
カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」
サザンカ「何だと!? まさか、神社が…!?」

慌てて踏鞴神社に戻って来たサザンカ。
サザンカ「何故、カッツェが知っている?」そこに御門が現れた。
御門「サザンカ! 神社が!」
サザンカ「ああ、分かっている。もうすぐ奴等が来る。ここは俺に任せろ。」
御門「思ったより、敵が多いわ。皆は無事かしら…?」
サザンカ「だと良いがな…。鳴鏡館再建の時に門下生があまりに少ないのは心許ない。」
御門「貴方も鳴鏡を守りたいのね。安心したわ。」
サザンカ「ああ…。俺の道場にするからな。」
御門「何ですって!? 私が先に行ってあげるから、ちょっと頭を冷やしたら? 私は認めませんからね!」

続きます。
454ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:15:52.85 ID:qbAG+QeiO
続きです。

(ここから御門にバトンタッチ)
踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。
嬢が現れた。
御門「やっぱり…まだ控えてたわね!」
嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」
素早い攻撃をかわし始末。
御門「後は任せたわ…。」

(ここからサザンカにバトンタッチ)
蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。
源五郎が現れた。
サザンカ「お前は確か…源五郎…。」
源五郎「ほう、サザンカか…。噂通りだ、すぐに分かったぞ。」
どうにか攻撃をかわし、始末。
サザンカ「次で最後か…。」

蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。
サザンカ「俺が鳴鏡の新しい師範代だ。お前が捨陰党の?」
大納「私が捨陰党総帥・柊大納。かかって来るが良い!」
背中を狙い始末。

続きます。
455ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16:17:25.82 ID:qbAG+QeiO
続きです。
*ED*
総帥を始末後、道場に戻って来たサザンカ。
サザンカ「長い間の宿敵、捨陰党はこれで消えた。鳴鏡も安泰だ。この道場も私の物…。」
それを聞いて笑う空蝉。
サザンカ「おお、空蝉。実は、次の師範代には俺がなってやろうと思ってな…。」
空蝉「ほう、お前がか? 大胆な事を考えるなあ。ま、もうちいと落ち着いたら鳴鏡館の行く末、皆で考えようではないか。」
サザンカ「捨陰党の本部まで叩き潰したのは俺だ。鳴鏡館を救ったのは俺なんだ。
    俺が師範代になるのは考えなくても決まってるようなもんだろ? 誰にも文句は言わせんぞ。」
空蝉「そうかのう。御門は何と言うかのう? ハハハハ…。」
サザンカ「み、御門…!? う、空蝉、待て、御門にはお前から言ってくれないか!?」
御門の名を聞いたとたん、狼狽えまくるサザンカ。
空蝉「知らんな。おい、御門! サザンカが用があるらしいぞ! おい!」
御門を呼び出す空蝉。
サザンカ「空蝉! 頼む! おいっ!」

以上です。
次からはストーリーモード・捨陰党編です。
456ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 19:04:20.19 ID:phDeJcdy0
台詞でストーリー書いたことにするのは甘え
説明できないなら筆を折れ
457ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 21:31:54.76 ID:y+R/8W/10
>>456
文句あるなら自分で書けば?
458ゲーム好き名無しさん:2012/07/11(水) 21:41:18.45 ID:BYGpxnxb0
たま〜に出てくるこんなアンポンタンに真面目に反応するだけエネルギーの無駄かと…
ワシもエネルギーを無駄にしているわけだが
459Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:42:09.43 ID:QRPmrvA20
Fate/unlimited codes のストーリーを投下します。

用語解説
聖杯戦争:物語の舞台である冬木市で行われる万物の願いをかなえる聖杯を奪い合う争い。
聖杯を求める七人のマスターと、彼らと契約した七騎のサーヴァントがその覇権を競う。
他の六組が排除された結果、最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。

聖杯:六十年に一度、冬木の土地に現れる、あらゆる願いを叶えるという器。
聖杯戦争で脱落したサーヴァントの魂が収められており、
その塊におおよそあらゆる願いを叶えられる魔力が秘められている。

令呪:聖杯からマスターに与えられる、自らのサーヴァントに対する3つの絶対命令権。
460Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:43:14.49 ID:QRPmrvA20
衛宮士郎
ひょんな事から聖杯戦争に巻き込まれた士郎は聖杯戦争を終わらせるべく、
自身のサーヴァントであるセイバーと共に魔術師同士の殺し合いにその身を投じる。
その途中で手を組んでいた遠坂凛のサーヴァントであるアーチャーの裏切りに遭ったりするが勝ち進んでいく。
そして、最後に義父と因縁のある男・言峰綺礼を倒し、聖杯を破壊。
二百年以上続いた、聖杯戦争を本当の意味で終結させる。

セイバー
ひょんな事から衛宮士郎に召喚されたセイバー。
士郎は聖杯戦争を終わらせる為に参加すると言う。
セイバーは自身が治めていた祖国の滅びの歴史を、
自分よりも王に相応しい英傑が祖国を治め、繁栄させたという歴史に改竄する為に参戦する。
戦いの途中、士郎やバーサーカーのマスターであるイリヤスフィールから、その願いは自己満足と断言される。
バーサーカー組が倒れる際、イリヤスフィールは聖杯に過去を変える力は無いと仄めかす。
最後の戦いで前回の聖杯戦争からの因縁の相手であるギルガメッシュと決着を着け、聖杯を破壊する。
過去を変えられなかった以上、セイバーは過去を受け止める事にした。

遠坂凛
聖杯戦争に参加した凛だったが、自身のサーヴァントであるアーチャーから屋敷に隠れているよう進言されていた。
しかし、屋敷に篭っているのは遠坂的に良くないとの理由でアーチャーの進言を却下して凛は積極的に動く事にした。
(実際、前回の聖杯戦争に参加した父・時臣はサーヴァントや弟子を戦わせて自分は屋敷に
隠れて指示を出すという戦略で挑んでいたが、彼らの裏切りによって敗退している。)
途中でセイバーを無理矢理、自分のサーヴァントにして聖杯戦争を勝ち進んでいく。
そして、父の弟子だった言峰綺礼と決着を着けて聖杯を入手。
だが、聖杯が人の手に負えるものではないと解った凛は聖杯を封印する。

アーチャー
凛に召喚されたアーチャーは過去の自分を抹消する為、その機会をくれた凛に聖杯をもたらす為に参戦する。
凛を勝者にする事は出来たが、過去の自分を抹消する事は出来なかった。
しかし、いつの間にかアーチャーにとって過去の自分の抹消は、どうでも良くなっていた。
461Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:44:41.00 ID:QRPmrvA20
バゼット・フラガ・マクレミッツ
何故か眠っていたバゼットは目を覚まし、自身が所属する魔術協会から言い渡された任務、
今回の聖杯戦争参加者の監視及び処断を実行するべく、行動を開始する。
任務の途中でランサーのサーヴァントと遭遇する。
初対面の筈なのに彼は自分と知り合いであるかのように接してきた。
結局、ランサーを倒すがバゼットは妙な苦しさを覚える。
そして、ランサーの現在のマスターとなっていた言峰と対決するが戦いに敗れ、死亡する。
だが、彼女は終わらない。いや、バゼットが眠る限り、何度でも聖杯戦争は再現される。
言峰に奪われたランサーの代わりに契約した存在の力によって・・・。

ランサー
マスターであるバゼットの危機を察知して彼女の元に舞い戻ってきたが、時すでに遅く、
マスターの命と令呪を言峰に奪われてしまう。
令呪によって無理矢理従わされ、ランサーは参戦させられる。
キャスターと遭遇した時、彼女は一つの提案を持ち掛けてきた。
自分の宝具ルールブレイカーで契約を無効にしてあげるから共闘して欲しいと言う。
だが、ランサーはそれを断ってキャスターを倒し、彼女のルールブレイカーで契約を無効にして言峰に反旗を翻し、彼を倒す。
その後、マスターから魔力供給を受けられないランサーは消滅するが、バゼットの仇を討てたので彼は満足していた。

バーサーカー
バーサーカーとして召喚された英霊はマスターのイリヤスフィールを
小さくも愛おしき者と勘違いしたのか、そう認識させられているのか、彼は彼女を守る為に戦う。
そして、敵サーヴァントを全て倒すがイリヤスフィールにとってバーサーカーは聖杯戦争に勝利する為の道具でしかなく、
用済みになったバーサーカーは令呪で自決を強要されてしまう。
目的を達成しようとしているイリヤスフィールに、バーサーカーに対する後ろめたさはなかった。

キャスター
自分を召喚したマスターの事が気に入らなかったので、
マスターを殺害したキャスターは魔力供給を受けられず、消えかかっていた。
そこに通りかかった葛木宗一郎は彼女の懇願を受け入れて彼女のマスターとなり、聖杯戦争に参加する。
聖杯戦争終盤、ギルガメッシュとの死闘を何とか制するが、宗一郎が死亡する。
自分の都合で参加させた人を死なせてしまったキャスターは罪悪感を抱きながら、最後の戦いに臨む。
だが、最後の相手の筈のバーサーカー組によれば聖杯に吸収された魂はギルガメッシュのみだという。
もう、残りのサーヴァントは自分とバーサーカーしかいない筈だ、混乱するキャスター。
バーサーカーを倒して彼の魂を聖杯に吸収させるが、今のキャスターの願いを叶えるにはサーヴァント1体分、足りない。
そこでキャスターは自分の魂を捧げて、3体のサーヴァントの魂が入った小聖杯の力で宗一郎を救う。
462Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:47:01.97 ID:QRPmrvA20
アサシン
キャスターの反則行為によって召喚されたアサシンは令呪によって命じられるまま、戦わされる。
戦いの最中、セイバーという好敵手と巡り合えて心躍りながら剣を交えるが、その途中で漁夫の利を狙おうと息を潜める者に気づく。
勝負を預けようとするが、キャスターの無粋な真似によってセイバーとの戦いは不本意な形で決着を着けられてしまう。
その後、バーサーカーが攻めてきた際、キャスターに最後の令呪を使わせる。
縛るものが無くなったアサシンは逆襲し、彼女とバーサーカーを倒す。
魔力供給が得られなくなったアサシンは月を見上げながら消えていった。

間桐桜
桜は義理の祖父によって、もう一つの聖杯にされてしまったが手に入れた力で祖父を惨殺する。
目的もなく、ブラブラしながら聖杯としてサーヴァントを取り込んでいく桜。
遂に全てのサーヴァントを取り込み、黒い聖杯を完成させるが、自我が崩壊し、何もかもを忘れてしまう。

セイバーオルタ
聖杯の正体と聖杯に過去を変える力は無いと知ってショックを受け、
更に聖杯の正体に触れた事で多くの臣下から疎まれ、憎まれていた事を思い出して絶望するセイバー。
そこに黒い聖杯となった間桐桜が手を差し伸べてきた。
世界を滅ぼすという彼女の願いに共感したセイバーは衛宮士郎との契約を破棄、桜のサーヴァントになる。
他のサーヴァントを全て倒し、黒い聖杯を完成させる。
黒い聖杯の起動を阻止しようとした士郎や過去の自分の虚像を葬り、桜と共に黒い聖杯を起動させる。

ライダー
黒い聖杯にされる前の間桐桜のサーヴァントだったライダーは、黒い聖杯にされた桜を救うべく、行動を開始する。
黒い聖杯と化した桜を狙う者達を倒し、自分以外のサーヴァント達の魂が桜に回収される前に自身に留めるという荒業を行い、自壊する。
聖杯にサーヴァントの魂を供給させずに全てのサーヴァントが消えれば、何事もなく儀式は終了する。
元に戻った桜に別れを告げ、彼女を救えた事に満足してライダーは消えていった。
463Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:48:09.08 ID:QRPmrvA20
言峰綺礼
言峰は黒い聖杯となった間桐桜が受胎した「この世すべての悪」を誕生させるべく、暗躍する。
全ては生涯の問いの答えを知る為に。
途中でサーヴァントを桜に取り込まれてしまうが特に気に病む事もなく、黒い聖杯を破壊しようとする者達を排除していく。
その最中、師の娘である遠坂凛が父の死の真相を問い詰めてきた。
彼女の問いに、前回の聖杯戦争で師のサーヴァントと共に師を裏切って騙し討ちで殺害した、と正直に答える言峰。
真相を確認した凛は立ち向かってくるが、彼女を返り討ちにする。
邪魔者を全て排除したところで黒い聖杯が完成。
そして、言峰は最初から無価値な存在が誕生する意味を、この世すべての悪に問う。

ギルガメッシュ
ギルガメッシュと彼のマスターである言峰綺礼は5回目の聖杯戦争が開幕した事を知る。
本来ならば参加する必要は無いのだが、前回の聖杯戦争の事実上の優勝者であり、聖杯の正体を知っている彼らは
聖杯を願望器と勘違いしている雑種の手に聖杯が渡れば面倒な事になると判断し、参戦する事にした。
圧倒的な力で他のサーヴァントを倒していくギルガメッシュ。
前回の聖杯戦争から因縁のあるセイバーも例外では無かった。
だが、ギルガメッシュはトドメを刺さずに聖杯の処分も兼ねて聖杯の中身をセイバーに飲ませて弄ぶ。

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
かつての聖杯戦争で遠坂家の魔術師に敗北した(と思われる)エーデルフェルト家の魔術師の子孫であるルヴィアは
過去の雪辱を晴らす為に聖杯戦争に乱入する事を決めた。
だが、ルヴィアは聖杯そっちのけで遠坂凛と決闘してしまう。
結局、決闘を通じてルヴィアと凛は互いに認め合うのだった。
464Fate/unlimited codes :2012/07/11(水) 21:49:10.75 ID:QRPmrvA20
以上です。
訂正および補足するべき点がありましたら、訂正および補足をお願いします。

補足
聖杯について
聖杯は第3次聖杯戦争の時に参加者の一人が行った反則行為の影響で汚染され、
この世全ての悪といえる意思を持ってしまい、殺すという方法を用いてでしか願いを叶えられなくなっている。
465ゲーム好き名無しさん:2012/07/12(木) 00:58:15.10 ID:n5Uynp0o0
次スレ
ストーリーを教えてもらうスレ part62
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1340976107/
466ゲーム好き名無しさん:2012/07/12(木) 03:17:19.18 ID:r3dVTj1b0
ご褒美詐欺過ぎワロタ 乙でした。
467ゲーム好き名無しさん:2012/07/13(金) 22:37:29.48 ID:vm3bMH//0
次スレ落ちてないか?
468ゲーム好き名無しさん:2012/07/13(金) 23:09:39.26 ID:leUjAakh0
さっき見たときはまだ落ちてなかったのに…
22時21分に、スレ立てから丸2週間経ったから落ちたのか
469ゲーム好き名無しさん:2012/07/13(金) 23:21:56.25 ID:leUjAakh0
次スレ立て直しました
ストーリーを教えてもらうスレ part62
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1342188620/

ですが、このスレの容量が一杯になって書き込めなくなるまでは
なるべくこのスレを優先して使用してください。
470ゲーム好き名無しさん:2012/07/13(金) 23:31:10.21 ID:FPuFB0Bd0
とりあえずこのスレが埋まるまでは新スレを時々保守しときゃいいんだな
471パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:39:21.67 ID:oDcdrWXk0
>>469
乙です
では続きいきます
472パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:41:34.44 ID:oDcdrWXk0
ある日ミーナから喫茶店に呼び出された主人公は、魔球に関する仮説を聞かされた。
おそらく魔球は、「具現化」という現象で生み出されたものだとミーナは考える。
そんな魔法じみたことが、と笑い飛ばす主人公にミーナは過去に起きた超常現象を引き合いに
主人公に分かりやすく具現化の説明を行った。
具現化とは人々の願いや思いによって生まれ、現実世界にて形作られる。
つまり魔球も第三者の願いによって発生したということになる。
店の帰り道、主人公は紗矢香の力や街のあちこちに発生した穴と虫のことを思い返す。
魔球は自分自身の思いで生まれたのか、それとも別の誰かの願いで作られたのか。
いずれにせよ、今は全国大会のほうへ頭を切り替えなければならなかった。


それから数日後、主人公と紗矢香は裏山でパトロールをしていた。
突如異空間の穴が現れ、姿を見せたのはいつもの虫の群れではなく、
とても大きな黒い球体であった。これまでの虫の大群とは規模が違う。
主人公は魔球で消し去ろうとするが、球体は形を変え避けてしまう。
球体をどうにかしようとあれこれ提案するもどれも効果がなく、球体は紗矢香に襲いかかった。
危ない! と危機を察知した主人公は身を挺して
紗矢香を庇ったが、全身に激しい痛みが走る。
球体はまた主人公達へ近づき、絶体絶命かと思われたそのとき、
姿を見せたシズヤが不思議な力で球体の動きを止め、
その隙に主人公達は命からがら裏山を脱出した。


その後、主人公は全治一ヶ月の怪我を負ってしまう。
当分練習はできないものの、大会は痛み止めの薬を使って何とか出場できる。
しかし紗矢香は、自分のせいで主人公を危ない目に遭わせてしまったと涙を流し、
主人公に別れを告げて走り去った。
シズヤはもう少し早ければこのような事態にならなかったと主人公に謝る。
結局あの黒い球体は主人公たちが逃げ出した後、あの穴へ戻っていったらしい。
主人公はシズヤも紗矢香と同じ力を持っていたと感心するが、
シズヤ自身、あの黒い球体を止められるほどにまで力が戻っていたとは思わなかった模様。
しばらく前までシズヤは完全に力が失われていたらしく、
主人公達に出会う少し前に突然、力が戻り始めていたらしい。
シズヤは紗矢香のことは自分に任せ、主人公に今は野球に専念してくれと忠告した。
473パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:44:42.66 ID:oDcdrWXk0
あの黒い球体の件以降、紗矢香は学校を休み、公園にもやってこない。
シズヤからそっとしておいてやれと言われているが、
主人公は我慢できず紗矢香の家に向かった。
家には母親の五十鈴が応対してくれたが、案の定、紗矢香は姿を見せない。
五十鈴は主人公に、紗矢香の生い立ちについて聞かせてくれた。
紗矢香は生まれ持った超能力ゆえ、あまり周囲とは馴染めなかった。
そんな時、同じ異能を持つ主人公が現れ、やっと仲間が見つかったと喜んでいた。
しかし、主人公に怪我を負わせてしまった責任を強く感じ、部屋に引きこもっている。
いまは時間が紗矢香を立ち直らせてくれることを信じて、そっとしておいてほしいと言われてしまう。
主人公は紗矢香がいない一抹の寂寥感を抱き、全国大会に向けてリハビリに励んだ。
そして大会直前、紗矢香がいなくて集中できない主人公に突然現れたシズヤから
紗矢香を立ち直らせるためには、全国大会を優勝する必要があると助言される。
塞ぎ込んでいる紗矢香に全国優勝をプレゼントすれば自分を責める理由がなくなるはずだ。
そのためにも主人公は外藤監督に内緒で、怪我をおして全国大会に臨んだ。
主人公の力投でフィンチーズは一回戦を快勝し、その後も謎の連中による妨害にめげることなく、
順調に勝ち進んでいく。


ある練習後の夜、ヒカルは一人投げ込みを続けていた。
忘れ物を取りに来たハンナが話しかけると、ヒカルから魔球についてどう思ってるのかと聞かれる。
ヒカルは主人公と同じ魔球を使えるリョウに嫉妬し、魔球を投げられない悔しさを滲ませていた。
数日後、いつものように夜の投げ込みを続けるヒカルのもとに、
ハンナから話を聞いた主人公がやってくる。
ヒカルは、もしリョウが来なかったら魔球にこだわることなくチームは主人公中心となり、
自分は主人公にとっての一番でいられたと、これまで押し殺してきた気持ちを吐露する。
主人公が一番二番かは関係ない、俺達は親友だろうと諭した途端、
グラウンドに謎の男達がやってくる。
軽い身のこなしで男達をかわす主人公だったが、ヒカルが捕まってしまう。
逃げようにも逃げられなくなった主人公はヒカルとともに男達に捕まることにした。
そして男達にある雑木林へ連れ込まれた主人公とヒカルは、海外へ売り飛ばされるための
ボディチェックを受けたところ、何とヒカルが女の子であったことが発覚する。
すると、ジナイダというジャジメント側のロボットと謎のロボットの集団が乱入し
入り乱れの状態となり、その隙に主人公達は逃げ出した。
安全な所までやってきた主人公は、ヒカルに何故女であることを隠したのか問い詰めた。
ヒカルは大会が終わるまでフィンチーズの皆には内緒にしてくれと主人公にお願いし、
終わったら全て話すからと約束した。
474パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:46:13.84 ID:oDcdrWXk0
全国準決勝後、主人公はシズヤに試合の勝利を報告すると、
シズヤから、今なら紗矢香と話せるだろうと携帯電話を渡される。
主人公は紗矢香宅に電話を入れ、久しぶりに彼女の声を聴き取った。
声の様子からして、どうやらいつもの調子を取り戻していたようだ。
紗矢香はあの一件以降、シズヤや母親からかなり怒られたらしい。
主人公は紗矢香に、次の決勝戦に来てほしい、優勝したらまた一緒に世界の為に頑張ろうと説得する。
少しばかりの助力とシズヤは不思議な力で主人公の怪我を完治させ、
紗矢香の為にも絶対勝てと叱咤した。


一方、明日の決勝戦を控えるリョウは決勝相手のブラスジョーカーズのエース黒羽に出会った。
これまでのフィンチーズへの数々の妨害行為と、主人公とヒカルを捕らえた連中は
全て彼の父親が経営する会社のマフィアの手によるものだった。
黒羽はリョウに、彼の両親がフィンチーズの地区へ引っ越した真相を明かし、
明日の試合への揺さぶりをかけるが全く効果がなく、
配下を使ってリョウに試合に出られない程度の怪我を負わせた。
そして試合当日、リョウは入院してしまい、ヒカルが代わりに
決勝戦のマスクを被ることになる。
主人公はグラウンドを見渡すと観客席には紗矢香とシズヤが応援に駆けつけてきた。
紗矢香に絶対勝つと主人公は約束し、決勝のマウンドに立った。
白熱の試合展開の中、主人公は光の魔球を駆使してジョーカーズ打線をねじ伏せていく。
裏の攻撃でチームの打線が繋がり、ついに先制点をもぎ取った。
試合はフィンチーズの勝利に終わり、主人公達は世界大会への切符を手に入れた。


数日後のニュースでは、スウェーデンにて突如ゴブリンの集団が現れたと報道していた。
民話上のものではなくゲーム上の存在が、具現化によって出現したのである。
日々対象が拡大する具現化現象。
いったいどうなってしまうのか。
475パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:48:56.66 ID:oDcdrWXk0
大会後主人公はヒカルを呼び出し、チームの皆に話す約束を破ったヒカルに事情を問いただす。
何かを隠すためだろうと指摘する主人公に、ヒカルはこれ以上隠し切れないと自身の正体を明かした。
千条光の名前は嘘であり、本名はTXQ0006(通称・TXクイーン)。
TX-110というロボットの集団の二代目リーダーでサイボーグであったのだ。
といってもロボットを統率する以外の特殊な力はなく、身体能力も普通の小学生と何ら変わらない。
そもそもヒカルが主人公の学校に転校してきたのは、前の学校では女の子として
振舞っていたものの仲間が騒ぎを起こし正体がバレてしまい、慌てて転校したとのこと。
ヒカルの身体のどこかに通信機を埋めてあり、直接部下のロボットと通信ができると説明した途端、
ジナイダが現れ、通信機を破壊されてしまう。
ジナイダがヒカルもといTXクイーンのもとへやってきたのは、
「カタストロフ」介入の意思確認のためらしい。
ヒカルは止められるのであれば止めたいが、大好きな野球ができなくなってしまうと言葉を濁す。
TXクイーンの力を危険視するジナイダは「カタストロフ」が終わるまで
どこかに閉じ込めようとヒカルを連れて行こうとした矢先、
和那が助けに駆けつけてきた。
その隙に主人公はヒカルを担いで家まで逃げ出した。
その後、主人公の家で手当てを受けたヒカルは主人公に手当てされたことを受け、
責任とってもらわないと意味深な発言をし、主人公を戸惑わせた。
476パワプロクンポケット14:2012/07/13(金) 23:52:44.83 ID:oDcdrWXk0
今回はここまで
ただいま世界大会辺りを書いているので
次の次辺りで最後になると思います
477ゲーム好き名無しさん:2012/07/14(土) 03:29:57.77 ID:qrDNgNx10
>>476までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

最終投稿から3ヶ月以上経ったので
・スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
・マリオ&ルイージRPG3!!!
・デビルメイクライ4
・シルバー事件25区
を ●途中 の欄から消しました。

最終投稿から1ヶ月以上経ったので
・ギフトピア
・Dead Space
を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。

>>331を踏まえ、『殺意の階層』 と『マグナブラバン』の2つのページで
移転先やバックアップサイトへリンクを張りなおしました。
478ゲーム好き名無しさん:2012/07/14(土) 06:55:14.72 ID:jaSnoV/Z0
乙だが、Mass Effect2の、「タリ:反逆罪」を掘り下げた部分(>>403-413)がwikiに反映されてないです。
479ゲーム好き名無しさん:2012/07/14(土) 08:33:32.53 ID:NZAIp9Kc0
誰でも編集できるwikiなんだから、気付いたなら自分で反映させてもいいのよ?
480ゲーム好き名無しさん:2012/07/14(土) 21:43:18.95 ID:HDLOkOpR0
リクになくても書いていいんですよね?
PC同人ゲームの「このまちだいすき」を書いて持ってきます。
481ゲーム好き名無しさん:2012/07/15(日) 03:17:06.53 ID:glrl/qZ20
パワプロクンポケットの人乙です
相変わらず無駄にハードな展開ですね

>>480
そんなのあるんだ
シゴック先生ハマチハウマッチって感じのタイトルですね
482ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:37:27.97 ID:WuJ/38BhO
*決戦の間・源五郎*

蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。
大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。
  踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」
源五郎「私こそ、その使命、果してみせましょう。」
捨陰党の忍が現れた。
5人程、始末すると総帥の声がした。
大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」
源五郎「行くぞ!」

船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。
松虫が現れた。
源五郎「まだ、まともに戦える奴が残っていたとはな…。」
松虫「いやぁ、ただ引っ張り込まれただけだぜ。松虫ってんだけど、聞いた事ねぇだろ?」
どうにか始末。
源五郎「愚かな…。」

そこに五十八来た。
五十八「この辺りにも敵が来とるぞ。」
源五郎「五十八殿!? ど、どうして此処に?」
五十八「ご先祖からの使命! 鳴鏡討伐にワシが出ないでどうする!?」
源五郎「守りに着いて下さいと申し上げましたが?」
五十八「なんじゃと!? まだ若いモンには負けんわ! ほれ、来おった! ワシが行ってやろう!」
そう言って、去って行った。
源五郎「五十八殿! …無茶しないで下さいよ、全く…。」

(ここから五十八にバトンタッチ)
放置船甲板、刺客を5人程、始末。
辰美が現れた。
五十八「我らが恨み、このワシが晴らしてくれよう!」
辰美「何が恨みだか知らないけど、この辰美が相手をしてあげるよ。」
攻撃をかわしつつ、始末。
五十八「ま、後は任せる事にするか。」

(ここから源五郎にバトンタッチ)
豊羅ダム取水塔、ライフルを持ったホッキョク・ツバメ(以下ツバメ)がいた。
源五郎「中々、手強そうだな…。」
ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」
攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。
ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」
源五郎「怨念…怨念だと!? 我らの先祖の悲しみに暮れる魂をお前達は怨念と呼ぶか!?」

続きます。
483ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:40:00.75 ID:WuJ/38BhO
続きです。

鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。
風閂が現れた。
源五郎「武士道を汚しているようなお前達にワシは倒せんぞ。」
風閂「何!? 夕霧は渡さん! この風閂がここを通さん!」
どうにか始末。
源五郎「漸く…我々の手に戻った…。我らの先祖が作らせた夕霧…。」
夕霧を手にし呟く。

復元天守の門前、千尋が来た。
千尋「夕霧、手に入れたんだね。あまり遅いから様子を見に来たよ。まだ、神社に本当の敵が残ってるんでしょ?」
源五郎「これは、千尋様。分かっております。神社、踏鞴神社でございますね。この夕霧で鏡家の末裔に留めを刺す事こそ、責任の使命…!」
千尋「800年も昔からの…気が遠くなる程、遠い話だね。」
源五郎「長い間の我々の思い、願いや恨みという言葉を超えた物になっているのです。捨陰の血がそれを伝え続けたのです。
   跡継ぎの貴方にもしもの事があっては…。さ、早く!」
千尋「確かに私にもその血が流れている…。その血…私はちょっと窮屈なんだよ…。戦う事くらい、自由にさせて欲しいね。」
そう言って、去って行った。
源五郎「千尋様…。貴方には、血は重荷か…?」

(ここから千尋にバトンタッチ)
復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。
御門が現れた。
千尋「あははは…。手加減は無用だよ。」
御門「子供…!? 私は御門という者。貴方、自分の意思で戦ってるの?」
素早い攻撃をかわし、始末。
千尋「弱すぎて飽きちゃった…。後は任せるよ…。」

(ここから源五郎にバトンタッチ)
迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。
空蝉が現れた。
源五郎「ん? お前は…空蝉か? まだいたのか。」
空蝉「安心せい。お前を倒せばワシも隠居じゃ!」
攻撃をかわしつつ、どうにか始末。
源五郎「もうすぐ神社か…。」

踏鞴神社境内、踏鞴神社・神主、榊 玄鷹(さかき げんよう)が待ち構えている。
源五郎「貴様で最後か…。我らの思い、止めさせて貰おう!」
玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」
一刀両断しようと斬りかかると、ピュイッと瞬間移動して逃げられてしまった。再度、斬ろうとしても逃げられる。
何度か繰り返すと相手の逃げる距離が段々、短くなっている事に気付いた。
ギリギリまで間合いが縮まってから始末。
玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」
源五郎「奥か!」
神社本殿に向かった。

続きます。
484ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16:44:41.01 ID:WuJ/38BhO
続きです。

踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性が佇んでいた。
源五郎「ん? お前が…鏡家の末裔なのか?」
そう、彼女こそ鏡家の末裔、鏡 已綱(かがみ いづな)だ。
已綱「来ましたか…。」
源五郎「そうか…。お前がそうなのか…。同志、先祖の魂を悲しみから解放する時が来た。さあ、来るが良い!」
夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。
已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。
  長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」
彼女は何もして来ない…。
どうする…?
彼女を斬るか…?
それとも、このまま本殿を去るか…?
(このどちらかを選ぶとEDが変わります。)
続きます。
485ブシドーブレード弐
*ED・斬る*
源五郎は彼女を斬った。
已綱「うっ…!」
断末魔を上げ、倒れる。
已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」
彼女は息を引き取った。
源五郎「今、貴方のお陰で倒れて逝った者達の魂が救われた…。鏡家の末裔としての最期、見事であった…!
   鏡家も伝えたかったであろう、真の武士道…心して我らが伝えよう…!」

*ED・本殿を去る*
源五郎は彼女を斬らずに、本殿を出た。
源五郎「須恵家に支えて者達が仇討ちの為に作らせたこの夕霧。これを手にし、その仇を目の前にしながら、私には斬る事が出来なかった…。
   使命を果す事は出来なかった…。戦う意思の無い者を斬るのは捨陰党の、須恵家の真意とは思いたくない。
   しかし、もう私は戻れまい…。すまんな、夕霧…。また、お前を捨陰の元に戻せないかもしれん…。」

以上です。
次は寒雲です。