ストーリーを教えてもらうスレ part50

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309斬撃のレギンレイブ:2010/03/31(水) 15:43:38 ID:6wRxM87PP
では前に予告した斬撃のREGINLEIVを書きます
こういうのは初めてなのでなにかおかしな点があったならどんどん指摘してください

キャラ紹介
神々
フレイ:主人公、真面目でヘタレで熱血漢
フレイヤ:もう一人の主人公、フレイの妹であるが敵の本拠地に単独で攻めに行く辺り
      兄より男らしい
ブリュンヒルデ:オーディンの娘のワルキューレ、強い
オーディン:神の中で一番偉い頑固爺
イズン様:的確なサポートでフレイ達を支援する美しき女神(※つまりEDFの本部)
トール テュール フリッグ ヘイムダル:その他
人間
シグムンド:森の民の長、主人公に見えるけど違うよ
ヘルギ:ヘタレ、でもやるときはやるシグムンドの友人

まだ他にもキャラは出てきますが
ストーリーの中で軽く説明します
310斬撃のレギンレイヴ:2010/03/31(水) 16:03:15 ID:6wRxM87PP
早速間違った…
×レギンレイブ
○レギンレイヴ
です
さらに書き貯めしてないのでとても遅くなります。

物語はシグムンドの語りから始まる
「子供の頃、こんな話を聞いた。
この森のはるか北、海の彼方にはヨトゥンへイムなる国がある。
そこに住むのは、神々すら恐れるといわれる巨神族
そんな話が信じられるか、伝説だ。そう思っていた
今日までは…」

鹿を弓矢で狙うシグムンド、しかしヘルギが村に狼煙が上がっている事を聞き弓矢を降ろす。
すぐに村へと戻るが…

「信じられねえ…これは夢を見ているにちげえねえぞ…」
「夢だと思いたいが…現実だ…」
「巨神族だ…!伝説じゃなかったのか…!」
そう、村が巨神族に襲われていたのである。
「だが、勇士の証を立てる時だ!」と逆に興奮するシグムンド
もちろんヘルギは逃げようとするが戦わなければ皆殺しにされると押し切られて渋々戦うことになる
「戦士たちよ!武器を取れ!雄叫びをあげろ!オーディンに勝利を捧げるのだ!!オーディンのために!」
「オーディンのためにいい!」
その光景を見ていたのは鷹に変化したフレイとフレイヤだった

人間では巨神には勝てない
だが見殺しにはできない、それに人間と協力すれば倒せるかもしれないと言うフレイ
二人は人の姿となり加勢するのであった

なんとか巨神の軍勢を退けたシグムンド達
だが、さらに一回りほど大きい巨神が現れ、苦戦を強いられてしまう。
それでもフレイとフレイヤの協力もあってか倒すことが出来たのであった
311斬撃のレギンレイヴ:2010/03/31(水) 16:26:13 ID:6wRxM87PP
場面は神々が住むといわれる国、アスガルドの塔に移り変わる
そこでは神々が集まっていた、そしてオーディンが口を開く。
「ついに巨神族が動いたか…」
他の神々はミズガルドに軍勢を派遣し巨神を殲滅しようと言うがオーディンがそれを許さない
ならばとトールとテュールがミズガルドへ行くと言うがそれすらも許さなかった。

「これは予兆に過ぎぬのだ」

ラグナロクが迫っているためアスガルドの守りを固めるのが先決という事である
他の神々が去っていくなかフレイとフレイヤは最後まで残っている
人間を見捨てることはできない、ミズガルドへ行くと言うがやはりオーディンはそれを許さない
だがフレイは諦めなかった、さらにフレイヤまで兄の味方をしたのだ。
そしてとうとう根負けしたのか勝手にするが良いとだけ言い残してオーディンは去っていった…

そして場面はミズガルドへと戻る
今度は先程の巨神の二倍ほどあると言ってもおかしくないほどの大きさの巨神が現れたのだ!
さすがのシグムンドも剣を地面に突き刺し弓を構えた。そして叫ぶ!
「矢を惜しむな!撃ちまくれ!神々のために!!」
「神々のためにー!!」
そして後ろからは加勢に向かうフレイたちの姿が…

度重なる攻撃の末、大巨神はついに倒れ伏した。
だが、村はボロボロ。もう限界と言っても過言ではなかった。
「今度攻められたらもう持たねえ…」
「南へ避難しよう、村人たちを南へ逃がし砦で防御を固めるんだ。」
それを聞いて喜ぶヘルギ、だが次の言葉を聞いて愕然とする
「俺たちは残る。近くの村に警告に行く、もはや森の民同士で争っている場合ではない」
そしてシグムンド達は近くの村…「狂戦士の村」へと向かった…
312斬撃のレギンレイヴ:2010/03/31(水) 16:28:15 ID:6wRxM87PP
今回はここまでです
このゲームすごく長く、書ききるまですごく時間がかかると思います
ですから、最後までお付き合いくだされば嬉しいです。
313ゲーム好き名無しさん:2010/03/31(水) 16:32:44 ID:2i5rdtCe0
テスト
314ゲーム好き名無しさん:2010/03/31(水) 22:01:45 ID:TXvE9fqd0
王女30とレギンレイヴおつ
レギンレイヴの人、新作トリップつけておくれ
315ゲーム好き名無しさん:2010/04/03(土) 01:08:52 ID:ioZztXvM0
誰かMMOのknightonlineをまとめられましたらお願いします
316ゲーム好き名無しさん:2010/04/03(土) 06:35:31 ID:FKb+L8yh0
ひょっとして次スレ待ちなのか?
317ゲーム好き名無しさん:2010/04/03(土) 14:46:22 ID:OsUlI3Cz0
大規模規制の影響じゃね?

ところで、
同人ゲーム 冠を持つ神の手(リリアノルート全般)
って予約してもおっけー?
前書いてた人が続きも書くならやめとくが
318ゲーム好き名無しさん:2010/04/03(土) 17:02:14 ID:FOU8ToLa0
>>317
どんとこい
319317:2010/04/04(日) 18:55:22 ID:NgQpRvXN0
んじゃ、「冠を持つ神の手」予約します
320ゲーム好き名無しさん:2010/04/08(木) 02:10:46 ID:LEWFr2XbO
やっと規制解除
書き手のみなさん乙でした
321イース7:2010/04/08(木) 16:32:52 ID:k+L5WycZ0
規制解除がてらイース7の要約でも。

巨獣が沢山いるサファリパークのアルタゴにやって来たアドルとドギ。
そんなこんなで、いつものようにゴタゴタに巻きこまれ
アドルはアルタゴを守護する五大竜から『竜の戦士』に選ばれる。
『竜の戦士』の使命はアルタゴを破滅から救う者らしいのだが
その力をくれたはずの五大竜共が「まぁ破滅は決定してますけども」みたいな事を抜かす。

どういう事やねん!とよく分からんアドル達だったが
色々調べたり、敵をボコッたり、敵にボコられたりした結果
アルタゴは大地に限界が来たら破滅でリセット、そして再生。
それを何度も繰り返している場所なので今回もそうします、だから皆諦めて下さいとの御達しが。
そんなん認められるかボケェ!と言わんばかりに、アドルと仲間達でラスボス撃破して
アルタゴは竜の守護から離れ、人間だけの力で生きていく所となりました。
復興をそこそこ手伝ったアドル達は、また新たな冒険へと出発するのでした。


知りたい方がいれば、もうちょい詳しい設定書きます。
322ゲーム好き名無しさん:2010/04/09(金) 12:56:27 ID:3qxQGaJF0
>>321
新作トリつけてくださいな。
323ゲーム好き名無しさん:2010/04/09(金) 21:07:33 ID:MUyUgukR0
イース7は2009.9.17発売だから、もう半年過ぎてるよ。
しばらくスレには来てなかったけど新作のトリップ付ける期間変わったの?
324ゲーム好き名無しさん:2010/04/10(土) 01:47:38 ID:+5JHaRT40
ルミナスアーク3EYES(DS)をお願いします。
325ゲーム好き名無しさん:2010/04/10(土) 16:05:26 ID:7+Gb8YK70
pce版GS美神のシナリオ3お願いできますか
326S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 18:56:05 ID:4P+f8e7A0
"S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky"行きます。
前作Shadow of Chernobylの1年前、
Marked Oneになる前のストレロックに何があったのか、
という内容で、前作を知らないと設定がよく分からないかと思います。
前作のストーリーは以前このスレで書かせていただきましたので宜しければお読みください。

前作同様にメインストーリー以外の自由度が高く、
さらに特定のストーカー派閥に参加して敵対組織と抗争する"Faction Wars"など、
本筋以外の部分が強化されています。
今回もそういった部分は省かせていただきました。
327ゲーム好き名無しさん:2010/04/10(土) 18:57:00 ID:4P+f8e7A0
傭兵「スカー」は数名の科学者による調査隊の護衛任務中に「エミッション」に遭遇、意識を失う。
次に彼が目覚めたのは、"Clear Sky"と名乗る集団の簡易基地であった。
どうやらスカーにはエミッションに対する耐性があるらしく、
その能力を見込んだClear Skyのリーダー、レベデフは彼に協力を求めてきた。

レベデフによると、最近になって起こり始めたエミッションの頻発は
"Zone"の免疫反応のようなもので、それを引き起こしたのは、
一部のストーカーによるZone中心部への侵入らしい。
彼らの活動を阻止しなければZoneの不安定性が増し、まったく新しい種類の災害がZoneを襲うという。

例えスカーであっても何度もエミッションを浴びれば神経系の破綻による死は免れられないらしいので、
エミッションの頻発を止めるためにレベデフに協力することにする。
Clear Skyの基地がある沼沢地では、目下Clear Skyと"Renegade"と称する集団の闘争が起きていたが、
スカーの働きもあって、Clear SkyはRenegadeの勢力を大きく後退させることができた。
レベデフから奇妙なストーカーが商人シドロビッチに接触しているとの情報をもらい、
沼沢地の東にあるCordon地区へ向かうことになった。

※用語解説
・エミッション
Zone内の異常現象の一つで最も大規模なもの。
発生すると何らかのエネルギーが大気中に大量に放射され、
周辺の生物に致命的な打撃を与える。
身を守るには建物やトンネルなどの遮蔽内に隠れなければならない。
前作Shadow of Chernobylでは「ブロウアウト」と呼ばれていた。

・傭兵(Merc, Mercenary)
スカーの(本来の)所属集団。報酬と引き換えに戦闘能力を提供するのが仕事。
特に組織としての統制は見受けられず、個々人が勝手に仕事をしている模様。
SoCに登場したMercとはだいぶ違った存在になっている。

・Clear Sky
自らの存在を秘匿してZoneの調査を行っている特殊なストーカー集団。
Zoneに関する特殊な知識を蓄えているが、
あくまで調査が本分であって戦闘はあまり得意ではないらしい。

・Renegade(反逆者)
盗賊紛いの行為を行っている集団だが詳細は不明。
(ゲーム的には、プレイヤーがBanditと敵対していない時に敵対組織として現れる。
 Banditと敵対している場合はBanditが出現する。)
328S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 18:58:09 ID:4P+f8e7A0
Cordon地区では"Loner"・"Bandit"・"Military(軍隊)"の三勢力が競り合っていた。
シドロビッチのためにLonerとMilitaryの抗争に一役買ってやり、
「ファング」というストーカーが特殊な電子機器部品を探し回っているという情報をもらった。
シドロビッチがファングに「掘り出し屋」達を紹介したことを教えてくれたので、
彼らの根城であるGarbage地区に向かう。

Garbage地区での調査の結果、
ファングは掘り出し屋の品揃えに満足せずDark Valley地区に向かったことが分かった。
Dark Valleyは"Freedom"の根拠地だが、
現在彼らは何者かによって巧妙な襲撃を受けており、
地区全体が緊迫した空気に包まれていた。
襲撃事件解明のために二、三の仕事をした結果、
Freedomの指揮官の一人が情報を流していることが判明。
逃亡を図った指揮官を追い、何者かが傭兵を雇ってFreedomを攻撃していることを突き止めた。

※用語解説
・Loner / Stalker (一匹狼)
特にこれという行動の指針を持たないストーカー連中の緩やかな連合。
複数のリーダーが個々にやりたいことをやっている。
Lonerと呼ばれたりStalkerと呼ばれたりするが実態に違いはないらしい。

・Bandit(盗賊)
追いはぎや誘拐など、他人に損害を与える行為をためらわない連中の集まり。
勝手に「関所」を作って通りがかった者を身包み剥いだりしている。
Garbage地区に本拠を構え、大抵の組織と対立している。
中にはなぜか工学の知識を持つ者もいたりするようだが…。

・Military(軍隊)
ウクライナ政府によって派遣された正規軍。
Zone境界の警備や内部の調査などをしている。
近年はストーカーとの対立が激しくなってきている模様。

・Freedom
Zoneの恩恵を全人類に伝えることを大義として掲げる集団。
無政府主義者、ならず者などと言われているが、
意外と規律正しいところもあり、地道にZoneの研究を続けていたりもするあたり、
SoCの時とはちょっと印象が違う。
329S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 18:59:14 ID:4P+f8e7A0
襲撃事件解明の礼として、Freedomの指揮官チェコフからファングの情報を得られた。
ファングが探していたのは古い軍用暗号解読器の部品で、
ファングはFreedomと交渉してその部品を入手したが、
何に使うのかは言わなかったという。
しかし、ファングの態度が気に入らなかったチェコフは
ファングのPDA(個人情報端末)を密かにハッキングし、
彼の居場所を追跡できるようにしていた。
追跡のためのデータを貰い、ファングの後を追う。

ファングはGarbage地区にある廃墟の地下室にいる…
と思って中に踏み込んでみたが、
そこには爆発物が仕掛けれられており、意識を失ってしまう。
幸いにも大した怪我はなかったが、
そこにあったのはファングのPDAと拳銃などの細かい品物だけだった。

ファングのPDAから彼らの本拠地が「アグロポラム研究所」の地下にあることが判明。
研究所の施設は"Duty"の根拠地になっているので、
リーダーのクリロフ将軍に面会すると、
地下から大量のミュータントが出現するため、入り口は全てふさいでしまったという。
それでも行き方を聞くと、
ミュータントが地下から掘り進んできたトンネルを伝って内部に進入できることを教えてくれた。
さらに、地下の排水ポンプを停めて水浸しにするという作戦への参加を求められる。
トンネル入り口ではDutyの一個小隊が待っていてくれたが、
トンネルから出てきた大量のミュータントに襲われて壊滅してしまう。

結局スカー一人だけで地下へ侵入。
あちこちから炎が噴き出してきたり毒沼が出来ていたり
超能力で攻撃してくるミュータントがいたりと散々な目に会うが、
なんとかポンプを停止することに成功。
地下が水没する前にすばやく脱出し、ファングらの根拠地へ向かう。

※用語解説
・Duty
Zoneを「邪悪」と見なし、
これと戦ってその害悪が広まらないようにすることを責務と考えている集団。
規律正しく統率が厳しいという軍隊的性質を持つ。
その思想の違いからFreedomとは対立している。
Zone発生初期に送り込まれた軍の特殊部隊の生き残りによって結成されたらしい。
330S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 18:59:58 ID:4P+f8e7A0
ファングらの根城である地下の小部屋でストレロックという男のPDAを見つけた。
その情報によると、ファングはストレロックをリーダーとするグループの一員で、
Zone中心部に侵入したのはやはり彼らだった。
そして、現在彼らは再度の侵入のための準備を進めており、
ストレロックは「ブレインスコーチャー」突破を容易にするための
装備を得るためにYanter地区へ行ったらしい。
レベデフからYanterにサハロフ教授という人物がいることを教えてもらい、
彼に会いに行くこととした。

Yanterにあるトーチカの様な研究施設でサハロフ教授と対面。
ストレロックのことを聞くと、確かにここをたずねて来たが、
教授の試作した「サイ・エミッション・ブロッカー」のテストのために
北の工場跡へ向かった際に消息を絶ってしまったという。
研究所の北にある工場跡では人間の脳を破壊する「サイ・エミッション」が放射されており、
「ブロッカー」はこれに対する防具として機能するはずだったのだが…

ストレロックの後を追おうにも、強烈なサイ・エミッションを食らえば脳が破壊されてしまう。
調査中に全滅したストーカーチームの遺体を探索し、彼らが持ち帰ろうとした資料をサハロフに渡すと、
サイ・エミッションが工場のどこかにある装置から放射されており、
突発的に放射強度が上下するのは冷却装置の不調によるものだということが分かった。
そこで、レフティというストーカーが率いるチームとともに工場跡へ行き、
冷却装置を修理することになった。
脳を破壊されてゾンビ化したストーカーがひしめく工場跡へ突入し、
レフティらが装置を修理している間の援護につく。
修理が完了した結果、サイ・エミッションの強度が低いレベルで安定し、
工場跡を比較的安全に抜けられるようになった。

ところが、サハロフからの連絡でストレロックのものと思われる信号がRed Forestから出ていることが分かる。
どうやら、サイ・エミッション・ブロッカーの試作品を受け取ったストレロックは
これを使ってブレインスコーチャーを抜けるべく、
工場跡を突破して北へ向かう機会を伺っていたらしい。
後を追ってRed Forestへ向かう。

※用語解説
・ブレインスコーチャー
Zone中心部(チェルノブイリ発電所付近)の周縁エリアに不用意に踏み込むと
何らかの強力な放射(サイ・エミッション)によって脳を破壊されてしまうということが知られており、
ストーカーはこのエリアのことをブレインスコーチャーと呼んでいる。
Zone中心部への侵入を最も困難にしている要因。
331S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 19:01:09 ID:4P+f8e7A0
Red Forestにて走り去るストレロックの後姿を目撃。
全力で後を追うが、「もう追ってくるな。死ぬことになるぞ」というストレロックの言葉どおり、
ストレロックに雇われたストーカーによる待ち伏せ攻撃にさらされた。
対応に手間取っている間にストレロックはトンネルを抜け、さらにトンネル全体を爆破。
追跡が不可能になってしまった。

そこにレベデフからの通信が入る。
ストレロックはブレインスコーチャーを突破してZone中心部へ行くつもりのようだが、
かといってサイ・エミッション・ブロッカーを持たずに後を追えば自殺しに行くようなものだ。
もしかするとストレロックはLimanskを通るかもしれない、
それなら別の経路がある…とレベデフから次のプランの説明を受け、
Red Forestにいるベテランストーカー、フォレスターに会いに行くことになった。

アノーマリーとミュータントで溢れかえるRed Forestを抜け、フォレスターと面会。
Red Forestを流れる川にかかっている昇降式の橋について教えてもらう。
この橋はLimanskへの近道の一部を形成しているが、
今は橋がLimansk側から上げられており、そちらへは行くことができない。
ところが、いつのまにかLimansk側にRenegadeの集団が現れて橋を制圧した格好になっている。
つまり、最近になってから対岸に渡れる安全な道が出現したのだ。
現在、Limanskの方角から救援を求める無線が入っている。
詳細は不明だが、何らかのアノーマリーの作用で
進むことも戻ることもできなくなってしまったストーカーの一団がいるらしい。
彼らについて調査し、救出に成功すればLimanskへの道が分かるはずだ。

Army Warehouse地域の電波感度のよい場所まで行って
救難信号の詳細からストーカーたちの居場所を特定、
アノーマリーの「隙間」が分かるというアーティファクト「コンパス」の回収、
そしてフォレスターが(どうやったのかは不明だが)コンパスで割り出した脱出経路の送信を経て、
傭兵レシェイ率いるストーカー部隊が脱出に成功した。
Limanskへの橋を制圧するために、
レベデフ率いるClear Sky部隊が川を挟んでRenegadeと交戦を開始、スカーもこれに参加する。
Renegadeが後退した隙にレシェイの部隊が対岸側に現れ、橋を下ろすことに成功。
スカーはClear Sky部隊ともにLimanskへ突入する。

※用語解説
・Limansk
チェルノブイリ近郊の町で、
あるプロジェクトに携わる研究者とその生活を維持するための人員のみで構成されており、
存在自体が秘匿されていた。
原発事故後も研究活動は継続していたらしいが、その詳細は不明。
SoCのPripyatと違って実在しない町。
332S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky:2010/04/10(土) 19:04:19 ID:4P+f8e7A0
Limanskに突入。Renegadeの待ち伏せを切り抜けると、
正体不明の集団"Monolith"が何重にも渡って重厚な防御陣地を設けていた。
Clear Sky部隊とともにLimanskを北上し、半ば地面に埋まった廃病院での激戦の後、
ついにチェルノブイリ原子力発電所に到達する。
一足先に到着していたストレロックがMonolithと交戦しているのを確認したレベデフから、
電子機器を破壊することができる電磁銃を渡される。
サイ・エミッション・ブロッカーを破壊しさえすればストレロックを自滅させることができるという。
エミッションの予兆である激しい地震の中、
ストレロックに追いついたスカーはサイ・エミッション・ブロッカーの破壊に成功する。
だがその時、大気が赤く染まり、エミッションが全員を襲う。


ほの暗い一室。死体のように転がる無数の人間。
彼らの顔めがけて奇妙な画像とノイズを送り続ける大量のディスプレイ。
その中の一人、時折体を痙攣させている男…ストレロック。
その腕にはS.T.A.L.K.E.R.の入れ墨が…



-----
S.T.A.L.K.E.R. Clear Skyは以上です。
エンディングがかなり投げっぱなしな感じで、主人公スカーがどうなったのかは分かりません。
Clear Skyはここで壊滅状態になり、解散した模様です。
一部の生き残りがシリーズのほかの作品に出てきます。

ところで、このゲームのストーリー展開には、
最後にストレロックが一人で発電所に向かっていたのは何のためなのか?
(状況から見て、ファングに作らせていたデコーダーも持ってなさそう)
という大きな疑問があって、これはゲーム内では解決されません。
この点は続編"Call of Pripyat"でストレロックのメモという形で補足されています。
あと、Clear Skyではサハロフ教授はストレロックに会ったと言っているのに、
SoCで"Marked One"を初対面の人間だと思ったのはなぜなのか?
という疑問もありますが、まあ、素で気がつかなかったとか、
直接会ったのはストレロックを名乗る別人(仲間のファングとか)だったとか、
ストレロックのM字ハゲが進行してて別人に見えたとか、
その辺で納得しておきましょう。

Call of Pripyatも書いておりますので、もう少しお待ちください。
333ゲーム好き名無しさん:2010/04/10(土) 20:57:25 ID:IA9Rnf3+0
>>332
乙!
北へ向かわねば…
334ゲーム好き名無しさん:2010/04/10(土) 21:18:51 ID:ZfdQ1kz3O
S.T.A.L.K.E.Rの人、乙です。
335アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 01:21:38 ID:1pm3OoI00
アイドルマスターSP ミッシングムーン
三浦あずさ(20)の場合。

俺は765プロに所属する駆け出しプロデューサー。
今日からあずささんをプロデュースすることになった。
「ふつつか者ですけれど、よろしくお願いしますね」
というわけで、あずささんとのミーティングと初レッスンを終えて1週目の活動は終了した。
アイドルとしてデビューするには、まずオーディションに勝って、TV出演を果たさなければいけない。
それまでは、アイドルランキング外という扱いになり、ファンも付かない。
あずささんの初めてのファンとして、俺からステージ用のアクセサリーをプレゼントした。

夜になり、道がわからないというあずささんを送っていくことになって、事務所を出てしばらく歩いていると、
俺は忘れ物をしていることに気が付いた。
あずささん、事務所に忘れ物を取って来るんで、待っててもらえますか?
快くうなずいてくれたあずささんをその場に残して、急いで事務所に戻ると、
誰もいないはずなのに人の気配がする。誰だっ?
「おにぎりで出来たお城だ〜。ミキ姫は王子様と幸せに暮らしましたとさ、なの〜」
女の子がソファで眠っていて、寝言を言っていた。
起こした方がいいと思った俺は、女の子に近づこうとした。
そのとき、足元に落ちていた何かを蹴飛ばしてしまった。拾い上げるとそれは、おにぎり型のマスコット?
物音に気付いたのか、女の子は目を覚まして俺を見た。
「あ、それ、ミキのおまじない用マスコットなの。もしかして、拾ってくれたの?」
俺はマスコットを女の子に渡した。
「ミキは星井美希なの。はじめまして、ミキの王子様☆」
え?王子様、って・・・。
「あのね、ミキ、彼氏ほしいなーって思って、雑誌に載ってたおまじないしてたの。
おにぎりのマスコットを道路に置いておくと、それを一番先に見つけてくれた人が、
ミキだけのステキな王子様になってくれるっていう、おまじないなの」
俺は王子様じゃなくて、プロデューサーだよ。
だいたい、そんなおまじないで彼氏を決めるなんて、よくないよ。・・・って、聞いてるか?
「うん、聞いてるの。すっごくいい声・・・。こういうの初めてだけど、ミキ、ホントに好きなのかも」
ダメだ、全然聞いてない。話を変えよう。キミは、アイドル候補生なの?
「うん、まぁ、そんなとこ。高木社長がいろいろうるさくて、まだデビューさせてもらえないんだけど・・・。
ヒマだから、寝てたの」
他にすることないのか?自主トレとか。
「ミキ、トレーニングしなくても、歌もダンスもそこそこ出来ちゃうの。
だから、ミキのプロデュース、すっごく楽だと思うよ。ねぇねぇ、やってみない?」
ダメだよ。俺には、あずささんという担当アイドルがいるし。
「むー、残念なの。ミキ、大好きな人のためになら、すっごく頑張るのに。今度、社長に頼んでみちゃおっと」
彼女は言いたいことだけ言って、帰ってしまった。
結構時間がかかってしまったが、あずささんは嫌な顔もせずに待っていてくれた。
俺はあずささんに、星井美希に会ったことを話した。
「美希ちゃんはまだ正式なアイドル候補生じゃないのですけれど、
歌もダンスも新人離れしているって、評判なんですよ」
ふーん。そんな子が765プロにいたのか。
336アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 01:24:17 ID:1pm3OoI00
2週目の活動。
事務所に行くと、社長室から大きな声が聞こえてきた。
「ミキだってやれば出来るもん!高木社長のバカっ!」
突然社長室のドアが開いて、美希が飛び出してきた。美希はそのまま事務所の外へ飛び出してしまった。
高木社長に事情を聞く。美希は、俺のプロデュース担当を変えるようにと頼んだが、
社長が断ったので、怒って出て行ってしまったらしい。
しばらくして、あずささんが事務所に来た。
「おはようございます、プロデューサーさん」
今日はステージ衣装を決めてから、作曲家さんに挨拶しに行って、デビュー曲のレコーディング。
2人目のファンである作曲家さんからあずささんに、銀のペンダントが贈られた。

そして3週目。今日はいよいよデビューするためのオーディションだ。
なんとかオーディションを突破したあずささんはTV出演を果たし、晴れてランクFアイドルとなった。
事務所に戻って、高木社長にオーディションの結果を報告する。
「無事デビューすることが出来たな。おめでとう。
キミたちは、これから『アイドルアルティメイト(IU)』を目指してもらう」
IUとは、年一度開催されるアイドルの祭典で、優勝すれば誰もが認めるトップアイドルになれる。
本戦に出場するだけでも大変なもので、5回に渡る予選を突破しなければならない。
だが、困難が多ければそれだけ、勝ち取った喜びも大きいだろう。
俺はあずささんと、IUで優勝することを誓い合った。

いきなり表情を変えて、社長が言う。
「それはそうと、キミたちに謝罪しなければならない事がある。これを見てくれたまえ」
  ♪カッコ悪いわよ
   アタシを墜(お)とすのバレてるの
   カッコつけたところで
   次に出るセリフ 計画(プラン)Bね
それは美希のTV出演の模様を収めたビデオだった。
美希はうちのライバル事務所である961プロに引き抜かれ、デビューしたのだという。
高木社長が言うには、961プロはあまり評判が良くない事務所らしい。
強引なやり方で、潰されたアイドルがたくさんいたとか。美希、大丈夫かな・・・。
でも、どうしてこんなことに?社長が俺の担当を変えるのを断ったから?
「もしかして、あのときのアレが原因なのかな・・・」
社長は暗い顔をしている。って、あのときのアレって何だ?
「大丈夫ですよ。美希ちゃん、きっと帰ってくるって、信じてます」
あずささんは、つとめて明るく、そう言った。

337アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 01:26:39 ID:1pm3OoI00
それから何週間か後。俺とあずささんはIU1次予選に出場した。
予選と言ってもTV出演があるし、普段のオーディションとまぁ、似たようなものだ。
唯一違うのは、失敗したらそれで終わりの一発勝負って所。
控え室で俺たちは、美希に会った。
「プロデューサー、久しぶりなの」
美希は既に、ぶっちぎりのトップで1次予選を通過してしまったのだという。
「すごいでしょ。プロデューサー、ミキのこと、好きになってもいいよ☆」
どうしてそういう話になるんだ!
「美希ちゃん!事務所のみなさんは、美希ちゃんのこと、心配しているのよ。ねぇ、プロデューサーさん」
言いながら、あずささんは俺を見た。
「ミキの前でラブラブしないでよ!見つめ合っちゃってさ」
別に俺にはそんなつもりは・・・。
「ミキ、今日は帰る。さよならなの」
美希は怒った様子で行ってしまった。
「私が美希ちゃんを怒らせてしまったのでしょうか・・・」
気にすることないですよ、あずささん。
結局、今日は美希と大した話も出来なかった。
でも、美希がIUを目指していることがわかった。
予選に出場し続ければ、また美希に会って話をするチャンスが出来るかもしれないな。

そして2次予選。
「今回も合格することができました。プロデューサーさんのおかげです〜」
TV出演を終えたあずささんと控え室で話している所へ、美希が通りかかった。
「あ、プロデューサーにあずさ・・・」
「美希ちゃんは、765プロに戻ってきてくれるの?」
まぁそれよりも、気になるのは移籍の理由、だな。
「ミキ、やりたいことがあったから、961プロに移ったんだもん。簡単には戻れないよ」
「美希ちゃん、下賎な者とは話すなと言ってあるだろう?」
誰だ?やけに派手なオッサンが現れた。
「黒井社長・・・。あずさとプロデューサーは、友達だもん」
この人が961プロの黒井社長か。
「ノン!トップアイドルになるものが、唯一友と呼べるのは、孤独だけだ」
黒井社長は、美希を連れて行ってしまった。
「いくらなんでも、厳しすぎますよね。友達と話すのもダメなんて」
あずささんは眉をひそめた。
きっと美希は、黒井社長にだまされているんです。
だから、美希に勝って、黒井社長のやり方が間違っていることを証明してやりましょう!
「はい。私、美希ちゃんのためにも、頑張ります」
338ゲーム好き名無しさん:2010/04/11(日) 01:33:02 ID:qDzi5qQ30
S.T.A.L.K.E.R乙です。解説ありがたい
339アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 01:33:05 ID:1pm3OoI00
3次予選の日。今日も美希は現れた。
今日は黒井社長がいないので、ゆっくり話せるとのことだ。
例によって美希は既に予選を通過していて、今は他の仕事の途中で寄ったのだという。
そういえば、美希にはプロデューサーっていないのか?
「うん。送り迎えの人はいるんだけど、お仕事はいつもひとり。それが、961プロの方針なの」
そうなのか・・・。ところで、前にも聞いたけど、移籍の理由、ちゃんと聞かせてくれ。
「ミキ、早くデビューしたかったの。ミキのいいところ、いっぱい見てほしくて。
そしたらゼッタイ好きになってくれるって思ったから・・・」
えっ、誰が?
「でも、高木社長がミキのこと、ジャマしてくるんだもん。
ミキはまだデビューできる状態じゃない、心構えができてない、とか言っちゃって」
それについては、俺も高木社長と同意見だな。
「それに高木社長、あんなひどいことするし、しばらくは戻る気ないってカンジ」
高木社長は美希に何をしたんだ?
「とにかく、ミキはプロデューサーにラブアタックするために移籍したの!
あずさには負けないからね」
お、俺?美希は、あずささんを睨むと、去っていった。
「お、驚きました。美希ちゃんが、プロデューサーさんのことを・・・。
美希ちゃんが、戻りたくないって気持ち、わかります」
あずささんはうつむいてしまった。美希の話、相当ショックだったのかな。

4次予選。だんだん合格するのが難しくなってきたが、あずささんは合格した。
「あずさ、合格したんだ。やっぱ、ミキのこと、ジャマする気なんだね」
美希がやってきた。
「美希ちゃん、私は決してそんなつもりは・・・」
「じゃあ、ミキとプロデューサーのこと、応援してくれるの?」
「それは・・・プロデューサーとのコンビは、解消できないわ」
そうだ。あずささんがどんなに俺のことキライでも、それは無理だ。
「もういい!プロデューサーはあずさが大事で、ミキのことはどうでもいいんでしょ!」
美希は今にも泣きそうな顔をしている。
「美希ちゃん、そんなことないわ。プロデューサーさんは・・・」
「プロデューサーをひとりじめしているあずさの言うことなんて、聞きたくないの。
あずさなんて、大ッ嫌い!」
美希はそう言い残して、走り去った。
「あの優しい美希ちゃんが、あんなに声を荒げるなんて・・・。
美希ちゃん、追いつめられているんでしょうか。
ずっと黒井社長の下で働いていて、そばで支えてくれる人もいない。
なのに、目の前にはいつも、プロデューサーさんと一緒にいる私がいて・・・。
そんな状況、もし私だったらすごく辛いと思います。
プロデューサーさん、もし美希ちゃんのことプロデュースしたいのでしたら、私は・・・」
あずささん・・・。今の俺は、あずささん以外をプロデュースする気はありません。
だから、あずささんは余計なことを気にしないで、アイドル活動に専念してください。いいですね。
「は、はい!」
340ゲーム好き名無しさん:2010/04/11(日) 01:34:30 ID:qDzi5qQ30
S.T.A.L.K.E.R乙です。
341アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 01:35:32 ID:1pm3OoI00
そして、最終予選。
「あずさとプロデューサー・・・フンっだ!」
美希は俺たちの顔を見るなり、逃げるように去っていってしまった。
「あ、美希ちゃん、私の話を・・・」
それから俺は、あずささんにいろいろ話しかけてみたが、あずささんは上の空だ。
「すみません、お話、聞いていませんでした」
悩みごとがあるなら、俺に相談してください。
「やっぱり、プロデューサーさんには隠せませんね。
そろそろ私も自立しなければいけないかな、と思うんです。美希ちゃんのように」
あずささん、何を言ってるんですか?
「私はもう、ひとりで大丈夫です。私は大人ですから。強い大人の、女性ですから・・・。
だから、プロデューサーさんは、美希ちゃんのところに行ってあげてください」
それって、あずささんのプロデュースをやめろってことですか?
前にも言ったでしょう?今の俺は、あずささん以外、プロデュースする気はないって。
「・・・プロデューサーさんは私にはもったいないくらいの人です。
だからこそ、いつまでも甘えるわけには行かない、そう思ったんです」
あずささん、俺がイヤになったんですか?
「その、逆です。美希ちゃんに色々言われて、初めてはっきり自分の気持ちに気付いたんです。
たぶん、私が、美希ちゃんと同じ人を・・・。
私、美希ちゃんには、プロデューサーさんが必要だと思うんです。私より、もっと」
だから、俺に、美希の方に行けと?
「きっと私がいてはダメなんです。私は立場を利用して、プロデューサーさんの隣にいる。
それを美希ちゃんがズルいと思うのは仕方のないいことです。立場が逆なら私だって・・・。
とにかく、美希ちゃんには、プロデューサーさんが必要なんです。
これからは、美希ちゃんと一緒にいてあげてください」
あずささんは、自分が身を引くことで美希を連れ戻そうとしているんだ。でもそんなの間違ってる!
さっき、自分は大人だから大丈夫だっていいましたよね?
そんなのとんだ思い違いです。あずささん、あなたは頼りないです。
すぐ道に迷うし、、ボーっとしてるし、運動神経もいまいちだ。
「そんなにはっきりといわれると・・・自信なくなっちゃいます」
だから、あすささん。俺があなたを守ります。
「プロデューサーさん、そんな風に考えていてくださったなんて・・・」
それに、いまここで引くのは、美希にとってもよくありません。
ワガママを言えば、それが通る。そんな考え方をさせてしまっては、美希の今後はお先真っ暗です。
今だってアイドルとしての自覚に欠けているのに。
「あ、そうですね・・・」
あずささんは、やさしすぎます。美希くらいワガママ言ってもいいと思いますよ。
「私のワガママ・・・。あの、私、どこまでいけるかはわかりませんけれど、
IUの優勝を目指したいです。プロデューサーさん一緒に」
良かった。これからも、俺たち、一緒ですね。
342アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 02:02:01 ID:1pm3OoI00
続きは後ほど
wikiにUPするときは、ページ名は「アイドルマスターSP」として下さい
いつか他のバージョンが投下されるかもしれないので。
343ゲーム好き名無しさん:2010/04/11(日) 02:28:05 ID:+KL7Ypky0
自分でwikiにあげるという選択肢もあるぜプロデューサー
344アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 10:14:44 ID:1pm3OoI00
いや
今他のもっと長い奴書いてるから
そっちを直接上げる
だからこっちは投下させてくれ
345アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 10:22:02 ID:1pm3OoI00
いよいよIUの本戦だ。優勝するためには、準々決勝、準決勝、決勝と、3週連続で勝ち抜かなくてはならない。
「ついに、ここまで来れたんですね。でも、まだ信じられません。
本戦に勝ち残れなかった多くの子たちのためにも、頑張らなきゃいけませんね。
そして、プロデューサーさんのためにも」
「ちょっと待った、なの!」
だしぬけに美希がやってきた。
「あずさばっかりプロデューサーにプロデュースしてもらって、ズルイの!
ミキだってプロデューサーと一緒にお仕事がしたいのに!
でね、ミキ、考えたの。もしミキがIUであずさに勝ったら、
プロデューサー、961プロに来て、ミキをプロデュースしてほしい」
俺の意思は?俺はOKしてないぞ、そんなこと!
「でも、もう決まったことなの。ミキ、プロデューサーのためにも優勝してみせるの。
だから、約束だよ。じゃあね!」
あっ、ちょっと、待てよ、美希!
「私、出来ることなら、プロデューサーさんのそばを離れたくないです。ずっと。
ここで負けてしまっては、プロデューサーさんが・・・。
私、頑張ります。見ていてください」
一方的に約束させられてしまったが、それがあずささんのやる気を引き出したようだ。

そして、準決勝。
「ねぇ、約束、覚えてる?」
「ええ。たとえ美希ちゃんでも、プロデューサーさんは渡さない」
あずささんは美希を睨んだ。
「ところで、私が優勝したら美希ちゃんはどうするの?」
「えっ?」
「こういうのはどうかしら?もし私が勝ったら、美希ちゃんが765プロに戻ってくるの」
「でも、黒井社長が・・・」
「フフ、なかなか面白そうな話をしているじゃないか」
ウワサをすれば影。黒井社長が現れた。
「いいだろう。その条件で戦おうじゃないか」
「では、これで決まりですね。いいわね、美希ちゃん。約束よ」
「わ、わかったの。今日のあずさ、なんだか怖い・・・」
美希は黒井社長と一緒に去っていった。
「ふー。頑張って演技しちゃいました」
あずささん?今の演技だったんですか?
「はい。美希ちゃんに、765プロに戻ってきてほしかったから。
でも、これで負けたら、どうしましょう」
あはは。すっかりいつものあずささんですね。大丈夫です。俺が、ついてます。
二人で美希を取り戻しましょう!
346アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 10:23:24 ID:1pm3OoI00
ついに、決勝の日がやってきた。
「今日で全てが決まるかと思うと、怖いです」
あずささんは不安そうだ。
「プロデューサーさん、足のふるえ、止めてくれませんか?」
そうだな・・・。じゃあ、抱きしめてもいいですか?
「は、はい。お願いします」
俺は、あずささんを抱きしめた。
「はぁ、落ち着いてきました。プロデューサーさん、暖かい・・・」
俺が身を離すと、あずささんは顔を赤くしていた。
「ステキなおまじない、してもらいましたし、今日は、絶対勝ちます」
しばらくすると、美希がやってきた。
「あのね、あずさはいつでもミキの気持ち、わかってくれたよね。
あずさは美希のために勝負を挑んでくれたんだよね?」
美希・・・いつの間にそんなに成長していたのか。
「それに、ミキが765プロに戻ったら、あずさ、プロデューサーを譲る気でしょ?
ミキは、ほしいものは自分で手に入れるの。だから、正々堂々と勝負なの」
「ええ、わかったわ。手加減なしよ」

決勝で、あずささんは「隣に…」を歌った。
この歌は、あずささんのイメージに合わせて、作詞家・作曲家の先生に頼んで作ってもらった曲だ。
  ♪見えなくても 声が聞こえなくても
   抱きしめられたぬくもりを今も覚えている
   この坂道をのぼる度に あなたがすぐそばにいるように感じてしまう
   私の隣にいて 触れて欲しい
そして、あずささんは優勝した。
「私みたいな平凡な人間を、こんな高いところまで・・・。
プロデューサーさんは、とてもすごい方ですね」
俺の力なんて、たいしたことありません。あずささんの努力が優勝への道を開いたんです。
「そんな・・・。でも、そういう謙虚なところも、プロデューサーさんのステキなところですね」
347アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 10:24:48 ID:1pm3OoI00
「ミキ負けちゃったの。頑張ったのになー。
でも、優勝したのがあずさでうれしいの。ミキがダメなら、あずさに勝手ほしかったから。
おめでとう、あずさ」
黒井社長が怒りながらやってきた。
「なんということだ。765プロの者が優勝するなど・・・。こんな結末、私は認めん!
そ、それで美希ちゃん、本当に765プロに戻るつもりじゃあるまいね?
キミなら、きっと来年、優勝出来るよ」
「ムリなの!ミキ、もう頑張れない!」
「くっ、もういい!お前はクビだ」
俺は黒井社長を呼び止めた。
黒井社長、あなたは勘違いしているのではありませんか?
美希が勝てなかったのは、あなたのせいです。
アイドルが結果を出せるように、環境を整えるのがプロデューサーであり、社長です。
それを放棄して、結果のみを追求し、美希の力をそいでしまったのは、あなただ。
「若造が知ったような口を・・・。不愉快だ。私は帰らせてもらうよ」
黒井社長は行ってしまった。
「さて、私は先にタクシーで事務所に戻ります」
あずささんは、先に帰るという。俺は、美希とふたりきりで話をする。
「765プロに戻ろうかな。そのかわり、プロデューサーは、ミキの彼氏になってほしいの」
・・・ごめん。
「わかってた。ミキだって、あずさとプロデューサーがお似合いだってことくらい、
よくわかってたんだよ。でも、ミキだって、本気だったんだから!
それじゃ、ミキ、行くの。あずさみたいな大人の女になったら、きっと765プロに戻ってくるの。
じゃあね、プロデューサー!あずさによろしく」

俺は事務所に戻った。結局、美希を連れ戻すことは出来なかったな。
「そうですか。美希ちゃん、新しい夢への一歩を踏み出したんですね。
前にお話したかも知れませんが、私の夢は・・・」
運命の人を見つけること、でしたっけ。それで、あずささん、見つけたんですか?
「それが、見つけたような、見つけてないような。相手が気付いてないような・・・。
ということは、相手が私のことキライなのかも・・・」
あずささん、話を聞いてください!あずささんは一人で盛り上がっている。・・・仕方ない。
好きだよ!
「えっ、プロデューサーさん、今、なんて?」
好きだよ、あずさ。俺を、あなたの運命の人にしてくれないかな?
「あ・・・。私の答えは、もちろん、はい、です!
ずっと同じ夢を二人で見てきました。出来ることなら、この後も、
生涯かけて、同じ夢を追っていきたいです。プロデューサーさん、愛して・・・います・・・」

こうして、仕事のパートナーだったあずささんは、俺の生涯のパートナーとなった。
348アイドルマスターSP:2010/04/11(日) 10:26:25 ID:1pm3OoI00
数日後。
あずささんはアイドルを引退すると言っているので、
俺も次にプロデュースするアイドルのことを考えないとな。
朝、事務所に行くと・・・あれ?あずささん、今日、休みじゃなかったんですか?
「お弁当を作ったので、届けようと思いまして」
そんなことか。しばらく後、高木社長が出てきて朝礼が始まった。
「えへ☆帰ってきちゃったの」
ええっ、美希?
「大人になるまで待てなかったってカンジ。ミキはね、プロデューサーとあずさをジャマしに来たの。
ミキのいない間に、あずさとプロデューサーがラブラブしてるって聞いて、くやしくて、くやしくて・・・。
ねぇ、あずさは引退するんでしょ?だったら、その後、ミキのプロデュースして!」
「美希君、キミはまだ正式なアイドル候補生ではない。まだデビューは・・・」
高木社長が美希を止めようとする。
「社長は黙っててなの!社長がミキのおにぎり、勝手に食べたから・・・」
「うっ、それは、謝る。すまなかった」
社長が美希のおにぎりを食べたのが、美希の移籍の原因らしい。なんだ、そりゃ?
「私、引退するのやめます!」
「あずさは引退するの!もー!あずさはあっちへ行ってなの!」
「い、いやよ。プロデューサーさんの隣りは私の特等席なのよ」
「じゃあ、ミキ、こっちの隣りでいいや。ねーねー、プロデューサー!」
だ、誰か、助けてくれぇ〜!!

おしまい。
349ゲーム好き名無しさん:2010/04/13(火) 01:11:05 ID:Zd36Oa2q0
おつ
350ゲーム好き名無しさん:2010/04/13(火) 10:30:15 ID:ow6r0wTr0
ストーリーというか説明文なのですが勇者のくせになまいきだ:3Dの
最終ボス「※※※※」の図鑑の文はわかりますか?
351ゲーム好き名無しさん:2010/04/13(火) 14:25:15 ID:c2aD0xsW0
AがBに廊下で呼び止められ、何の説明もなく唐突に「友達になろう!」と言われる、というシーンで
それに対するAの台詞に悩んでいます。
Aは生真面目でとっつきにくいタイプ、Bは明るくてクラスの人気者なタイプ(どっちも男子高校生)
Aの心情としては「どうしてお前みたいな奴が俺なんかに、というかずいぶん唐突だなおい」
といった感じで、最初は

B「友達になろう!」
A「……何故だ」

としてたんですが、状況に頭が追い付いていない+性格上気のきいた言い回しが出来ない様子を表す
もっといい言い回しはないでしょうか。
ちなみに二人は同じクラスではなく、ほとんど話したこともないのですが
Bは以前からAが何となく気になっていた、という設定です。
352ゲーム好き名無しさん:2010/04/13(火) 14:26:00 ID:c2aD0xsW0
誤爆しましたすみません
353ゲーム好き名無しさん:2010/04/13(火) 21:40:11 ID:gXCnF+tP0
最近やり直したので、リストにある『鋼の錬金術師 翔べない天使』を書いてみました。
ちょっと長いですが、5分後位に。
354鋼の錬金術師 翔べない天使:2010/04/13(火) 21:47:09 ID:gXCnF+tP0

原作からの登場キャラの簡単な紹介 詳細はWiki等で

エルリック兄弟
・エドワード・エルリック
 主人公。史上最年少の国家錬金術師で、二つ名「鋼」。人体錬成の影響で左足を、弟を助ける為に右腕を失い、機械鎧(オートメイル)を義肢にしている。
弟と元の身体に戻る為に賢者の石を求めて旅をしている。背が低いのがコンプレックス。
・アルフォンス・エルリック
 エドの弟。人体錬成の代価で全身を失うが、エドに救われ、現在は鎧に魂を定着させている。肉体のない存在。
軍部
・ロイ・マスタング
東方司令部大佐。二つ名「焔」。エルリック兄弟の秘密を知る人物で、後見人。
・リザ・ホークアイ
東方司令部中尉。マスタングの腹心であり、秘書的存在でもある女性軍人。
アレックス・ルイ・アームストロング
中央部少佐。二つ名「豪腕」。筋骨隆々で自分の肉体と錬金術に美意識と誇りを持っている。

故郷リゼンブールで機械鎧の修理を終えたエルリック兄弟が、中央(セントラル)に向かう間の物語。
原作3巻あたりの内容になる。
355鋼の錬金術師 翔べない天使:2010/04/13(火) 21:48:50 ID:gXCnF+tP0
 エドワード(エド)、アルフォンス(アル)のエルリック兄弟。豪腕の錬金術師こと、アレックス・ルイ・アームストロング少佐は
リゼンブールから中央に向かう列車の上にいた。
 師匠の下での修業時代に、一度だけ訪れたヒースガルドが近いと聞いて、兄弟は師匠の友人である高名な錬金術師、
ヴィルヘルム・エイゼルシュタイン教授を思い出す。師匠に連れられ、数日滞在したに過ぎなかったが、彼の娘である銀髪の少女、セレネのことはよく覚えていた。
 同年代であり、兄弟に匹敵するほどの錬金術の才能を持っていた彼女と兄弟は親しくなったが、彼女は帰る日になっても見送りにも来なかった。
 直後に列車が大きく揺れ、テロリストが列車を占拠したとの放送が入る。当初は無視を決め込もうとしたエドだが、
入ってきたテロリストにチビを連呼され激怒。勢いでテロリストを倒してしまい、そのまま列車の解放に向かうこととなる。

<BOSS リーダー他>
 
 先頭車両でリーダーらしき軍服の男を倒し締め上げてみると、男は元軍属の錬金術師であり、突然逮捕状が出て追われる身になったと言う。
上官のガンツ大佐に教えられ、錬金術師による自治が確立しつつあるヒースガルドに逃げ込むつもりだったらしい。
 呆れ顔で聞いていたエドだが、自治の中心人物が国家錬金術師ヴィルヘルム教授だと聞かされ、驚きを露わにする。
 相談する兄弟の隙を突いて逃げ出す男。車両の上に逃げた男を追う兄弟の前に、リーダーの死体が落ちてくる。エドが車上に跳び上がると、
左腕を機械鎧で固めた軍服の男が待っていた。
 制服と階級章から、兄弟は男が国家憲兵上級大佐――ガンツではないかと問う。すると、男は自らを
「撤甲の錬金術師、ガンツ・ブレスローだ」
 と名乗り、口封じの為にと兄弟に戦いを挑む。
「さぁ、かかってきやがれチビ!」
 の言葉に、エドも、
「誰がゴマ粒ミクロの錬金術師かぁーッ!」
 とキレて、すぐさま戦闘態勢に。

<BOSS ガンツ>

 ガンツとの戦いを終えても、兄弟は余裕を崩さない。お決まりの捨て台詞を放つガンツ。去り際の
「また会おうぜクソチビ!」
 にまたしてもエドが激昂。大砲を錬成してガンツ目がけて発射する。しかし、ひらりと避けられた砲弾はトンネルに吸い込まれ、
崩落するトンネルに列車は進んでいく。肩を竦めて呆れるアル。


ここまでがプロローグで一区切りです。

356鋼の錬金術師 翔べない天使:2010/04/13(火) 21:51:03 ID:gXCnF+tP0
 所変わってレミニス渓谷。脱線し炎上する列車の前に立つアームストロングに、兄弟は事のあらましを報告した。
脱線の原因がエドであることは伏せて。
 事故の収拾の為にここを離れられないと言うアームストロングに、エドは先に最寄りの駅ヒースガルドに向かうと提案。
答えも聞かずにアルを伴って逃げだした。
 ヒースガルドに着いたら、ヴィルヘルム教授に挨拶に行こうと言うアルに、エドは反対する。
それは彼らの忌まわしい過去、人体錬成のことを知られたくないがためだった。
 母親を蘇らせようと試みた人体錬成。失敗し、全身を失ったアル、左足を失ったエド。アルを助けるために、
エドは右腕を代価にアルの魂を手近な鎧に定着させたこと――今の自分達を見れば、一目で人体錬成を行ったのだとばれてしまう。
それが師匠に伝わるのが怖いのだ。
 それでも、トレインジャックの男の言葉は気になっていた。教授は触媒法(触媒を用いて錬金術の効果を高める方法)を研究していた。
それが関係しているのだろうか、とアルは言うが……。
 渓谷を進む兄弟。その行く手を阻むのは盗賊だけでなく、奇妙な錬金術の合成獣(キメラ)もだった。
何者がキメラを錬成し放ったのかと思いつつ、それらを撃破してひたすら渓谷を突き進む。
 山道も終わりに差し掛かった所で、上から石の欠片が落ちてくる。鎧のアルはまったく気にしないが、跳ね返った石がエドの頭を直撃。
見上げると、続いて赤い髪の女の子が降ってきて、エドの顔面に落ちた。
 兄弟と近しい年齢であろう赤い髪の少女は、崖の上に咲く白い花を取った直後に転落したらしい。手に花を握っていることに安心すると、
さり気なく逃げようとする少女。エドはそれを引き留めるが、生意気な少女は謝るどころか、エドに小さいを連発して去っていく。怒りの治まらないエドは少女を追いかける。


 追いかける内に、兄弟は洞窟に迷い込む。そして、現れた巨大なカニのキメラと戦闘に。

<BOSS カニキメラ>
 
 なんとか撃退した兄弟は、再び少女を探して先へ進む。その頃、アームストロングは電話で『大佐』に連絡を取る。二人だけでヒースガルドに向かったと聞くと、
相手は驚き、アームストロングを叱責した。そして自分も向かうと言い、それまでエルリック兄弟のお守は潜入している部下に任せると伝えた。
 ようやく辿り着いたヒースガルドは無人のゴーストタウンと化しており、人の代わりに凶暴なキメラが闊歩していた。教授宅には教授もセレネもおらず、
兄弟は湖畔を越え、教会へ移動する。
 教会墓地では赤い髪の少女が墓に先ほどの花を一輪供え、墓の主をお姉ちゃんと呼んでいた。彼女が去った後、やってきた兄弟は、
供えられた花から少女の存在に気づく。だが、それ以上に驚いたのは、墓に刻まれた文字。
「セレネ・エイゼルシュタイン、ここに永久の眠りにつく」
 日付から察するに、別れてから数日の内に死亡している。
 そこへ教会の神父である老人が現れた。列車が動いていないことを告げると、とりあえず教会内へと案内された。神父によると、
数か月前突然現れたキメラによって街の人間は、大半が逃げるか殺されたのだそうだ。不可解なことに、軍もキメラに対する対策を積極的に行わないらしい。
 神父はノイエヒースガルドを紹介してくれる。逃げた者たちが造った街で、その中心に立ったのがヴィルヘルムだ。夜の移動は危険だと神父は止めるが、
兄弟は礼を言って教会を後にする――が、すぐに教会に戻ってきた。あまりのキメラの数に諦めるしかなかった。夜から朝にかけてキメラの数は増え、凶暴化するらしい。
 夜、神父は『アルモニ』という少女について語ってくれる。何故か彼女だけキメラに襲われず、よく墓参りに訪れるのだそうだ。気になってエドが訊ねてみると、やはりあの少女のことだった。
357鋼の錬金術師 翔べない天使:2010/04/13(火) 21:56:37 ID:gXCnF+tP0
 神父はセレネについても語ってくれる。セレネの死因は事故のようだが、はっきりとせず、遺体もなかったらしい。エドは教授が何か隠していると察する。
 その直後、仮面を付けた虎のような双尾のキメラが、ガラスを割って飛び込んでくる。

<BOSS 仮面のキメラ>
 
 仮面のキメラを撃退すると、黒服に眼帯をした女が現れる。女は『カミラ』と名乗り、今のキメラを操っていたのも彼女のようだった。
カミラは簡単な挨拶のみ済ませると去っていく。後には光る羽だけが残され、拾い上げると消えてしまった。


 ノイエヒースガルドに着いた兄弟。駅に向かう途中、エドはヴィルヘルムと別れる前日の晩、研究室から悲鳴が聞こえたのを思い出す。
そんな会話をしていると、ふらりとエドにぶつかってきた男が因縁をつけてきた。顔を隠した怪しい服装の男は強気で絡んでくるが、
エドが取り落とした国家錬金術師の証である銀時計を見るや、一変して逃げ出してしまう。国家錬金術師を警戒する男は、仲間を集めて妨害を企む。
 しばらくすると、先ほどの男が『ブラオの兄貴』と呼ばれる男を連れて兄弟に戦いを挑んでくるので、これも撃破。更に逃げる男を追うエド。
逃げる人間を本能的に追いかけていっちゃう、と呆れるアル。
 逃げる男を追い詰める。軍を敵視しているそうだが、自分達は軍人でもないし、軍として来たわけでもない。何を企んでいるか知らないが、関わる気もない。
 そんな兄弟の言うことにまるで耳を貸さず、男は駅に続く門のクランクを持って逃げる。軍を敵視し、絶対に街から生かして出さないつもりらしい。
怒ってまたもや鬼ごっこをする兄を見て、アルはまた呆れるのだった。
 男を追う途中、アルの指摘でそれらしき男を発見。すかさず殴り掛かるエド。しかし、それは『ロート』と言う別人だった。口喧嘩に乗じて逃げようとするも戦闘に。
 再度男を追い詰めて、力づくでクランクを奪取。そして駅に戻るまでも何度も似たような連中の襲撃を受ける。
 ようやく駅に入ると、アルモニが先程までのならず者錬金術師達と言い争っていた。錬金術を教える約束で金を騙し取られたらしい。
男達はアルモニに教える人間などいないと言い、口を滑らせヴィルヘルムの名前を出す。しつこくすがりつくアルモニは投げ飛ばされ、それをエドが受け止めた。
 兄弟を敵とみなして囲んでくる男達。
「それはちょうどよかったね、兄さん」
「ああ、あんた達をぶちのめす理由ができた!」
 兄弟も、それに正面から受けて立つ。

<BOSS 錬金術師3兄弟+錬金術で操作された鎧>

 チビだの豆だの言いつつ、錬金術を教えろとすり寄ってくるアルモニに激怒するエド。それでも諦めないアルモニに、兄弟は中央に急いでいるから駄目だときっぱり断る。
 しかし、アルモニは笑いながら、中央行の列車なんて動いていないと言う。ヒースガルド付近で大きな脱線事故があった為、線路は現在封鎖されているらしい。
無論、エドの起こした事故である。仕方なく兄弟はアルモニの家に向かうことに。
 家は大きな城だった。父親が古城を買い取って錬金術で修復したらしい。そこで初めて兄弟は、アルモニの父がヴィルヘルム教授だと知って驚く。
アルモニが呼びに行く間に逃げようと提案するエドだったが、時すでに遅し、すぐにヴィルヘルムと再会する。
 再会した教授は、錬金術は絶対に教えない、学ぶことも許さない、習うだけ無駄だと言い、アルモニを追い払った。
教授は人体錬成の禁忌もすぐに見抜いたが、事情に踏み込む気はないと内緒を約束。そして、アルモニに術を教えるなと何度も釘を刺した。
 線路の復旧まで泊めてくれるという教授は、研究助手のグレタ、金髪の秘書、マーゴットの二人の女性を紹介する。
部屋まで案内してくれたマーゴットに、兄弟は既視感を覚えた。
 その夜グレタは、兄弟も研究に利用できないかと、教授に持ちかける。乗り気でない教授だったが、一番大切なものの為にと言われ沈黙した。
358鋼の錬金術師 翔べない天使


 次の日、ヴィルヘルムは兄弟に花を摘んできてほしいと依頼する。それはエーテルフラウと言い、アルモニが摘んできた白い花だった。
触媒として優秀で、一つで飛躍的に速度、効率がアップするという。リバウンドを起こしやすい危険な花だが、研究には必要不可欠らしい。
 依頼を承諾し、アルモニと出会った石切り場に向かう兄弟。その後をアルモニが追いかけてくる。何度も頼みこむのでエドは、
教えないが独学で学ぶことは止めないと言い、同行を許した。
 道中、アルモニはヴィルヘルムとのことを語った。昔は優しく錬金術を教えてくれていた、と。だが、ある日自分が高熱を出して寝込んで以来、
突然錬金術を禁止したのだそうだ。それから、ヴィルヘルムはアルモニに冷たくなってしまった。
 落ち込むアルモニにアルは、錬金術は等価交換、努力の数が技術を磨くと励ます。
 アルモニの案内で咲いているポイントに着いたが、花は咲いておらず、どうやら誰かに摘まれてしまったらしい。仕方なく、街に帰って聞き込みをすることに。
 街に帰ると、先程の3兄弟を発見。しかし、エドの顔を見るや逃げ出してしまう。3兄弟をそれぞれ追いかけるが捕まらず、結局3人揃ったところで復讐を仕掛けてきた。

<BOSS 3兄弟と操る鎧5体>

 倒すとようやく旧市街(ヒースガルド)に咲いていることを白状する。単なるお使いがどんどん面倒になることに、エドはため息をついた。
 再び、ヴィルヘルムとグレタの密談。グレタの作った陸戦型キメラに、ムネダ准将は喜んでいたというヴィルヘルム。しかしグレタは高圧的な態度で、
オリジナルの羽があればもっと研究が進む、オリジナルの羽はどこだとヴィルヘルムを問い詰めるが、ヴィルヘルムは羽は消滅したと答える。
そして二人の会話の影では、マーゴットが聞き耳を立ててながら、大佐への報告書が長くなりそうだと一人ごちた。
 ヒースガルドの湖畔に向かう兄弟とアルモニ。そこで一輪だけ咲いている花を見つけるが、ちょうどそこへ現れた猪ワニのキメラに食べられてしまう。
逃げるキメラをしつこく追いかけ、気絶させ花を吐かせるエド。だが、花は既に半分以上消化されていた。
 花は入手できず、途方に暮れる兄弟。ヴィルヘルムの手伝いができなかったと困るエドとアルに、アルモニはエーテルフラウの花を差し出す。
追いかけっこしている間に見つけたものを摘んでいたのだ。交換条件に錬金術を教えろというアルモニに、エドはしぶしぶ頷いた。
 

 それから、エドとアルはアルモニに錬金術を教えていく。その間に、兄弟とアルモニは親交を深めていった。
ヴィルヘルムに内緒で、教会で花を咲かせようと努力するが、なかなか成功には至らなかった。
 城に帰ったアルモニは疲れていたのか、突然倒れてしまう。その背中には、天使のような光る羽が片翼だけ生えていた。
衰弱し苦しむアルモニを助ける為ヴィルヘルムを探すが、いつの間にかキメラが城内まで入り込んでいた。
パパを助けてと頼むアルモニを隠し、兄弟はヴィルヘルムの研究所を目指して走る。
 入り込んでいたキメラに加え、地下工房ではキメラが培養されていた。兄弟は謎を解き、キメラと戦いながら地下を進み、負傷したヴィルヘルムを発見する。
ヴィルヘルムはキメラはアルモニのために作っていたのだというが、詳しく聞く間もなく地上で大きな地響きが起こった。
 一人で大丈夫だというヴィルヘルムを置いて兄弟が地上に戻ると、これまでより一際巨大な陸戦キメラが現れた。
その横に立つ人物、ネムダ准将曰く、暴走したキメラ達を退治するために連れてきたらしい。