真・女神転生に登場する悪魔を妄想しよう　九体目

猛将　エル・シド

１１世紀後半のレコンキスタで活躍したカスティリア王国の貴族で
エル・シドという呼び名はアラビア語で指揮官を意味するアル・サイードから来ていて本名はロドリゴ・ディアス。
下級貴族の出身だったが王太子サンチョの元で育ち、
サンチョが即位してサンチョ２世となると国王軍に抜擢されて軍人となるが
国王が暗殺され、不仲だった弟のアルフォンソ６世が即位した時に
先王暗殺についてエル・シドが疑惑を表明した結果、
アルフォンソ６世は先王の暗殺犯人ではないという弁明をさせられる形となり、
これに怒った彼により、エル・シドは追放されてしまう。
（他にも民心がエル・シドに移る事を恐れての追放という説もある）
後にバレンシアでの戦いで流れ矢に当たって死んだが
志気が急激に落ちるのを心配した側近や妻は
エル・シドの死体に武装をさせて馬に乗せて戦場に出した事があるという。
一説によると追放されていた時期にはあちこちに身を寄せ、世話になったイスラム教徒の為に
力を貸した事もあり、必ずしもレコンキスタの英雄ではなかったとも言われた。

相性：破魔・呪殺・精神・神経無効
スキル：タルカジャ、ダイ・ハード、霞斬り、忠義の斬撃