■スレへの書き込みルール
・永ルナクリアしてないヤシにはこのスレを見る権利すらありません。他スレへすみやかに移動してください。
・妖ルナクリアしてないヤに書き込む権利はありません。初めて書き込む方はトリップをつけて妖ルナクリアリプをUPしてください。
・紅ルナクリアしてないヤシは話題を転換できません。初めて話題を転換する方はトリップをつけて紅ルナクリアリプをUPしてください。
万が一、紅ルナクリアしているヤシ同士が話題の転換でかぶった時は、スコアが高いほうが優先されます。
・絵師叩きは紅ルナクリア証明済みトリップの方(注1)が「絵師叩きスタート」と宣言してから始めてください。
・絵師の方は初めにトリップをつけ絵を投下してください。絵師の方は妖ルナクリアしてなくても絵を投下する権利を持ちます。(注2)
・SS師、音師の方も同様です。
・上記のどれにも当てはまらない方でどうしてもこのスレに参加したいという方は、トリをつけて住所・氏名・年齢・写真・職業を明記の上
上記のトリに対して絶対服従の契約書にサインしてください。この手続き後、書き込みとスレ閲覧が許可されます。(注3)
・本スレのシステムは複雑ですが、カースト制度を例に取ると次のように区分されます。
バラモン ルナシューター(名有り)
クシャトリア ルナシューター(名無し)
バイシャ ルナクリアラー
スードラ 上記以外で上に記した手続きを行ったもの
・上の位のトリップには絶対服従です。(注1
・各位の中でもランク付けがあります。(詳細は省略)
・万が一、上位トリップに逆らう言動をした場合は永久追放になります。
・スードラであっても運営が良コテと判断した場合はバイシャに昇格できます(クシャトリアには上がれません)
また、時折開催されるタクジカップにて好成績を収めることにより昇格できることもあります。
・花映塚体験版のリプレイをUPする場合はすべてルナに限ります。
・文頭は「ルナシューターの俺からいわせてもらうと」にするとバラモンに対してうけがいいようです。
・スレ違い話でも面白い話しやSTGなら別のゲーム(注4)の話題を振ってもかまいません。
・界隈の陰湿な話をしたい方はIRCへ移動してください→
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1080785001/n39 注1) 封印プレイの場合はこの限りではありません。(例:タクジ)
注2) ここではスレ閲覧と絵を投下する権利に限ります。(書き込みはできません)
注3) 住民票の写し(本籍記載)が別途必要な場合があります。
注4) 弾幕ゲーム以外の話しは禁止です。
星を見た、等と言えば笑われるだろう。
だが、これを適切に表す言葉があるとすればそれだけだった。
ふと気付けば、いつのまにかそんな場所に居た。
いいかげん珍しくも無いが、馬鹿らしい話……
いや、化かされたような話だった。
周囲あらゆる方向を取り囲む、青白く不確かな星々。
闇の中で不規則に揺らめき、瞬き、見るものの距離感を麻痺させる光。
その眼前に縮小された全天は、往昔のプラネタリウムという施設を思わせる。
それは、不可思議な振る舞いを見せる微細な生命の粒子の灯火。
形ある意思を媒介する、不定形の泡沫。
遠く失われた因習の残した古語を借りて、我々が
≪霊≫や≪魂≫、≪精≫そして≪幽かな生物≫と呼んできたもの達、
言の欠片を紡いで意味を成し、それを顕す≪最も小さきもの達≫の灯だった。
所在なさげに、仄かに青白く光る小さな靄の塊。
それは波に震えながら、その灯の濃淡を揺らがせつつ、
しかし確実にその濃さを増していった。
やがて、≪幽かな生物≫の群れは大きな球状に纏まった。
するとその姿を目に焼き付ける間もなく、急激に一点へと縮み、
七つ八つ程の条となって弾けた。
相当に強い光量の筈だったが、不可思議なことに目にはまるで痛くなく、
光の帯が演習起動を取り輪を形作る過程がはっきりと見てとれた。
見せ付けられる不快さを感じる前に、一種の恍惚が追い越していった。
それと気付かぬうちに、扉の前に立ち。
気が付けば、既に鍵を廻し終えていた――
例え話だが、そう言ったことは良く有るものだ。
ただ、この場合性質が悪いのは
薄々気が付いていても、やって来るのは決まって忘れた頃だということ。
滑らかな液体のように、気にも留めない些細な隙間に滲み込んでくる事だった。
眠りに落ちるのと同じ位、それは違和感を感じさせずに進行し――
全くの無防備、無抵抗のままにそれを受ける他に術は無かった。
夜光虫。
≪幽かな生物≫の事を、夢を見せる虫だと言った男が居た。
その男の顔は覚えていないが、その言葉だけは未だ焼きついたままで。
何処かでその言に納得する所があったのかも知れない。
それは、
これまでに我々が棄てて来たもの、記憶から追い遣られようとするもの達、
それの築く山が堆く聳える墓所。その場所へ至る路。
場所ならぬ場所への門が口を明けた瞬間だった。
>>1乙