呀符「東方シリーズ総合スレッド 5310/5310」
こんなSS書いてみた。初めてなんでアホ文章かも。
自分では正当な評価を下せないと判断したので、投下します。
酷評でもなんでもいいのでお願い聞かせて。
プロローグ
昼下がりの白麗神社。
普段は騒がしいこの場所も、今は伊吹萃香ただ一人だった。
その萃香とて今しがた起きたばかりなのだが、辺りを見回して何かに気が付いた。
「霊夢?」
いつもはこの時間、ゆっくりお茶でも飲んでいるはずの巫女がいない。
「どこに行ったんだ?」
酒を飲みつつ呟いたその時、まるで返答をするように、霊夢が西の空から現れた。
だが、その様子は普段と違う。
安定せずフラフラと飛び、満身創痍のようで危なっかしい。
霊夢はなんとかここまで来ると、縁側に座った。
「はあ・・・、もうなんなのよ」
一人ごちて、そのまま背を後ろに倒した。
「何があったんだ?どう見ても満身創痍じゃないか」
「レミリアに話があったから、紅魔館まで行って来ただけよ。
そしたら・・・」
「ははん。あのメイドにやられたか?それともまさか、門番か?」
「そんな奴らなら問題ないわよ。
門番も咲夜も倒して、いざレミリアに会いに行こうとしたら妹と遭っちゃってね。
相手も無視してくれるはずもなく、――このざまよ」
萃香は首を傾げた。
「妹?誰の妹だ?」
「あ、そういえば萃香は知らなかったわね。
レミリアの妹よ。
あの子ったら手加減を知らないんだから、もう少しで命に関わるとこだったわ。」
それを聞いた萃香は、目を輝かせた。
「レミリアの妹だって?
それは面白いな、私も会って見よう」
「え?」
霊夢はきょとんとした表情で萃香を見た。
「よし、霊夢の言付けは私が預かろう。手紙でも書いてくれれば確実だな」
「ど、どうしたのよ急に・・・。
そりゃあ面倒を引き受けて貰えるのは助かるけど」
「興味が沸いた、その妹って奴に。
霊夢がそれほどの手傷を負うようなら、私も会っておく必要があるしな」