ドラえもん・のび太のポケモン小説【外伝29】

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1ゲーム好き名無しさん
ここは、ドラえもんやのび太達がポケモントレーナーとして活躍する小説の29スレ目です。
このスレでは自分の書いた小説を投稿することが出来ます。

基本ガイドライン
▼荒らしには反応せずスルー、反応したら貴方も荒らしかもしれません。
▼喧嘩せずに仲良く利用する。
▼自演はしない。
▼sage進行

その他
▼次スレは>>970が立てること
▼現在のスレを使いきる前に新スレ誘導をすること。

詳しいガイドラインは>>2-5あたりに提示。

前スレ  ドラえもん・のび太のポケモン小説【外伝28】
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1207108989/
バーボンスレ 雑談専用スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/38986/1184595831/
まとめwiki 投下された作品はここでまとめて読める
ttp://www10.atwiki.jp/doraemonxpokemon/
ポケモン関係SSwiki 1乙作品がここで読める
ttp://www24.atwiki.jp/pokess-keeping/pages/4.html
避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/game/38986/
避難所 携帯用入り口
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/game/38986/
ドラえもん・のび太のポケモン小説専用 ロッカールーム(携帯可)
ttp://chat2.whocares.jp/chat/cr.jsp?rn=pokedora
2ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 23:08:49 ID:8pmNS4Or0
作者ガイドライン
▼作品を投下する際には酉と作者名を入れる。
▼自分の作品の質を向上させるよう、日々精進する。
▼一度始めた作品は何があっても完結させる。
▼作品を投下する時は、酉と作者名は必ずつける事。
※酉のつけ方:名前欄に作者・作品名#好きな文字列(全角最大4文字半角最大8文字)と入力
▼読みやすいように自分の前作品に対しアンカーをつける事。


読者ガイドライン
▼作者が投下した後には、何かしら励みになるようなレスをする。
▼作者への批判や悪口は控える。
▼投下中には絶対に割り込まない
▼作品の評価書き込みは冷静かつ客観的にお願いします。
ドラポケ避難所に作者考察スレがありますのでそちらも活用して下さい。
▼自分の気に入った作品の作者には応援書き込みをしましょう。
皆様の応援が作者の小説作りへの励みとなり、活力にもなります。
▼これは常識ですが、荒らし又はそれに反応する人は全てスルーして下さい。
荒れる元です。
▼作品を書くのは大変な作業です。
やたら「過疎、過疎」等と言わないで下さい。
作者、読者ともに以下の事に注意して下さい。
▼スレに偉い人は居ません。
皆平等です。
差別、中傷行為は止めましょう。
またその相手をすることも止めましょう。
3ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 23:56:51 ID:8DMbyaPhO
スレ立て乙です
4ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 18:38:01 ID:yD60YhOmO
乙保守
5ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 22:11:30 ID:Aax56I450
ゴミスレsage
6ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 22:36:55 ID:z89B1guYO
ゴミが来たと聞いて
7ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 01:52:59 ID:p/o4nMeiO
即死回避
8ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 17:15:15 ID:2PFHQxn20
小説って書いて良いですか?
2chは初心者で小説を書きたいと思い
探していたら運良く見つけたんでもしよければと・・・
どうでしょうか・・・
9ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 17:22:53 ID:B6mnl2ZVO
>>8
ちゃんと書き溜めとかして、完結まで続けられるなら大歓迎だよ
あともちろんドラえもん×ポケモンの条件は満たしてくれ
10ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 18:35:49 ID:p/o4nMeiO
>>8
余りにも糞だったら叩く奴が居るから気をつけて!
11ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 18:39:29 ID:sZsdBPMA0
自己紹介乙
12ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 19:12:06 ID:B6mnl2ZVO
糞じゃなくても叩く奴はいるから、アドバイスは聞いて、叩きは気にすんな
13ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 21:41:40 ID:9fsqCcRf0
ただ、感想と批判を取り違えるな
14ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 06:58:13 ID:VBnDGer40
生暖かいこの感じ、嫌いじゃない
15 ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:43:33 ID:zs5wS20P0
wikiのまとめの人更新乙
投下する、前回までの分はwiki参照
16 ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:44:24 ID:zs5wS20P0
しばらくして、学校に到着したのび太。
雨は既に止んでいる。
ここで校庭の様子に目をやった彼は、自分の目を疑うことになる。

「あれは何だろう……?
もしかしてバケモノ!?」

彼が目を向けた先は小学校の校庭。
そこでは、巨大な石ころみたいな物体と、大鷲くらいの大きさの怪鳥が、戦いを繰り広げていた。
さらに目線を奥にやれば、二つの人影のようなものも視認する事が出来た。
ただ、暗くてのび太からは顔をハッキリと見ることは出来ない。
だがそんなのび太の様子に気がついた人影の内の一人は、舌打ちをした後、その怪鳥に向けて命令のようなものを出した。

「おっと、これは一般人が見ていい戦いじゃないんだよ。
『■■■■■』、ちょっと驚かしてやれ」

何者かの命を受けた怪鳥が、すかさずのび太のもとへと飛び掛ってくる。
正に人間離れのスピードとパワーを兼ね備えた攻撃を、のび太はかわす事も受けきる事も出来ない。
そのキツい直撃を浴びたのび太は、あっさりと気絶してしまった。

「邪魔が入ったね。さあ続きを楽しもうか」
「そうかい、君のポケモンなんて僕のポケモンの攻撃の前では一撃だと思ったけど」
「そんな簡単にやられる訳にはいかないよ。
だけど……」

校庭で会話を行う二人の少年。
何故か、校舎内には生徒はもちろん、教師すら一人も居ないようである。

「だけど、何だい?」
「だけど、まだ戦争は始まってすらいないんだ。始まる前から潰し合いなんかして何になるって言うんだ?」

一方の、先ほど怪鳥を使役していた少年が、声を荒げ気味に相手に問いかける。
だがもう一方の、黒いレインコートを身に纏った少年は、それでも冷静さを保ったまま、

「ふう、君には失望するね。
潰し合い? このまま戦いを続ければ僕の勝利は決まったようなものだ。
まあこの戦いは、相性が悪かったんだと諦めてくれないか、あの世で」

と、変わらぬ口調で、冷酷な宣告をさらりと言ってのけた。
17 ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:45:10 ID:zs5wS20P0
「早くも勝利宣言とは聞いて呆れるね。
君がそういう態度なら、『令呪』を使ってでも“今”仕留めなければいけなくなるのだけど、それでもいいのかな?」

令呪、その言葉を聞いて、先ほどまで平静を保っていたレインコートの少年の顔が、一瞬だけ歪む。

「正気かい? こんな序盤から令呪を使うなんて自殺行為じゃないかな。
それに、そっちが令呪を使うというなら、こちらも令呪を使わざるを得ないけど、それでも君は勝てると思うのかい?」

だがすぐに表情の変化を隠し、怪鳥使いの少年を挑発する。
しかしそれに対しても、怪鳥使いの少年はすぐに言い返す。

「やれやれ、だから僕は、一旦停戦協定を結ぼうと言っているんだ。
ここでお互いに令呪を使って潰し合っても、双方が損をするだけだ」

「……フン、気に喰わないけど一理あるな。
いいだろう、今日のところは見逃してやる」

「そうか、分かってくれて良かったよ。
飛び上がれ! 『■■■■■』よ!」

そう言って、その少年は自らが使役する怪鳥に乗って飛び去っていく。
そしてもう一方のレインコートの少年は、不本意そうな表情でそれを見送った後、校庭から去るために校門へ向かって歩き始めた。
18ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:46:43 ID:zs5wS20P0
その頃校庭の隅では、しばらく気絶していたのび太がようやく目を覚ましたところだった。
すかさず無い頭をフル回転させて、状況を把握しようとする

「ハッ、僕は何をしていたんだ?
確か変な鳥に襲われて、そのまま気絶していたのかな……。
こうしちゃいられない、ドラえもんに知らせに行かないと!」

そう言うやいなや、のび太は駆け足で学校を後にした。
一方のレインコートの少年は、のび太が走り去っていくその足音で彼の存在を思い出し、舌打ちする。

「あれは……野比のび太、か。
万が一にも、僕の顔が見られていたら不味い事になるな……。」

そう考えながら、彼は少し早足で夕闇の中に消えていった。


   ◆    ◆    ◆    ◆    ◆


「ドラえも〜ん! 大変だよー!
学校に変なモンスターがいるんだよ!」

のび太は家に帰ると、一目散に自分の部屋の扉を開け、勢い良くこう叫んだ。
だが、肝心のドラえもんは居なく、代わりにはドラえもんの妹、ドラミが立っていた。

「あらのび太さん、そんなに慌ててどうしたの?」
「ああ、ドラミちゃん来てたのか。
ところで、ドラえもんはどこに行ったか知らない?」
「お兄ちゃんなら、タケコプターでテンガン山の方向に飛んでいっちゃったわよ。
のび太さんも追いかけるなら、タケコプターを貸してあげるわよ」

そう言ってドラミは、ポケットからタケコプターを取り出す。
のび太はすぐさまそれを受け取り、

「ありがとうドラミちゃん。じゃあ僕は行ってくるね!」
「待ってのび太さん!」
19ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:47:20 ID:zs5wS20P0
タケコプターを装着し、窓から飛び立とうとしていたのび太を、ドラミが引き止める。

「お兄ちゃんに会いに行くなら、これを渡して欲しいの」

そう言いながら、一枚の紙をのび太に渡すドラミ。

「なぁにこれぇ」
「22世紀の道具の修理工場からの通知みたいよ、おにいちゃん宛ての。
なんでも、重大な欠陥が見つかったから、修理期間を延長します、とか」

「ふーん、そうなんだー。
分かった、ドラえもんに会ったら渡してくるよ。」
「ありがとう。じゃあ気をつけてね」

紙を受け取って、それをポケットにしまうのび太。
そして、二階の窓からタケコプターを使って、飛び立っていった。


   ◆    ◆    ◆    ◆    ◆


所は変わって、テンガン山中腹。一言でなら荒野とでもいうべき所か。
雪が降る程の高度は無いが、木や草原等も無く、所々にコケが生えている程度の、荒れ果てた山と言えるような場所である。
ただ、岩石等が点在しているため、隠れ場所には困らない。
“ゲームをプレイした読者”には、ホウエン地方の115番道路、流星の滝から海を渡っていった先、マッハ自転車で駆け上がった場所とでも言えば、多少はイメージしやすいだろうか。
ここは、ヨスガシティの子供達の遊び場にもなっている。
そんな場所で、ドラえもんは探し物をしている最中だった。

「ミイちゃん〜、見つからないよ〜。
本当にここに落としたのかい?」

そうガールフレンドに問いかけるドラえもん。
しかし返事は無い、そして姿も見えない。

「あれ、居ない。帰っちゃったのかな……?
今日は暗くなっちゃったし、また明日探そうかな」

ミイちゃんと呼ばれる猫は、知らぬ間に姿を消していた。
ドラえもんは、何の前触れもなしに居なくなられた事にショックを受けつつも、タケコプターを付け直して帰宅しようとした。
その時──

20ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/20(日) 17:48:19 ID:zs5wS20P0
投下終了
最初の方は名前を入れ忘れていて申し訳ありません
21一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:00:09 ID:GljAG9+s0
初投下です。
どうぞよろしく
22一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:00:45 ID:GljAG9+s0
プロローグ


暗い路地に、白いマントを羽織った少年が一人歩いていた。

少年の年齢は、見たところ10代前半で、黒縁のメガネをかけていた。
しかし、その顔は悲壮感ただよう、暗い何かを含んでいるようであった。

「お兄さん、何か探し物かい?」

男が少年に話しかけた。 男はかなり貧しい身なりをしていた。 この町のホームレスか何かだろう。

少年は彼を一瞥した後、

「ちょっと友達を、ね」
と、答えた。 しかし、ホームレスはその答えに腑に落ちない顔をした。

「お兄さん、嘘言っちゃいけないよ。 人を探している人が何で地面を見ながら歩くんだよ。
 落ちてる何かを探すみたいに、さ」
23一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:02:15 ID:GljAG9+s0
ホームレスの言葉に、少年は一瞬目を見張ると、表情を緩め、答えた。

「僕の友達は地面に落ちてるんですよ」

「地面におちてる? なんだそりゃ?」

「普通の人には訳が分からないでしょうね」

少年は笑い、ホームレスの前から離れようとした。
ホームレスが後ろから問うた。

「お前さんの友達って、どういう人なんだい?」

少年は答えた。



「一粒の砂、ですよ」


と。                                 

                                ――プロローグ完――
24一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:03:00 ID:GljAG9+s0
――導入、ある天文学者の日記――


六月二日

今日は最高の日だ。
この私が新星を見つけたのだ。
しかも四等星ほどの光の強い星を。
もしかしたら新たな惑星かも知れない。
もし、そうならば、私の名がこの天文学という分野において有名になるかもしれない。


六月三日

やはり間違いない、これは新星だ! こんなに明るい星だから、だれかに見つかるとことだ。
早く新星発見の申請をしてこよう。
名前は・・・安直だがノバと名づけよう。

六月四日

申請をしてきた。 学会の連中め、みんな目を丸くしていたな。
ああ、いい気分だ。
おっと部下が呼んでいる、何事だろう。
25一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:03:34 ID:GljAG9+s0
六月五日

部下に呼び出されて望遠鏡を見てみると、ノバの等級が三等星になっていた。
星は光が増すほど、等級は低く表される。
光が増す理由は一つしかない、こちらに向かっているということだ。
しかし、案ずる心配はない。
たとえ、こっちに向かってるとしても、星間衝突の確率など、三億円の宝くじが10回連続で当たる確率よりも低いのだから。
しかし、念には念を、だ。 一応、ノバの軌道計算だけはしておこう。

六月六日

大変なことになった。
前日、記述した、宝くじが10回連続で当たる確率。
その刹那という単位に突入するかしないかの確率が当たったのだ。
何度計算しても同じ結果になる。
研究所はパニックだ。
私も、いつまで正気を保てるかどうかも分からない。
26一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:04:44 ID:GljAG9+s0
六月十日

私たちは議論の末、このノバ衝突の件を米国に話すことにした。
全世界に発表すると、確実に混乱が起きる。
故に、この問題を最もなんとか出来そうな国に託した。

六月十一日

米国はあっさりノバの対策を引き受けてくれた。
方法は、ノバの横に飛び立ち、そこに核ミサイルを発射し、ノバの軌道を少しだけ変える。
昔の映画に出てきたような方法だったが、これが最も合理的だと私は思った。
決行は七月の二十日。
全世界に極秘でとり行う。

七月二十日

ああ、なんてことだ・・・
まさかこんなことになるとは・・・
もう地球はおしまいだ。



日記はここで途切れている・・・・
27一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/07/20(日) 19:06:55 ID:GljAG9+s0
投下終わりです

WIKI管理の方、まとめるときはプロローグで一ページ、天文学者の日記で一ページとしてくれるとありがたいです
28ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 20:58:23 ID:RvNw6QHEO
両者投下乙、どちらも期待
それとwiki更新も乙
29ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 21:51:00 ID:KcjdGMKAO
二人とも乙
独特な雰囲気が出てて、先が気になる作品に仕上がってるね
30ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 22:22:13 ID:YtKg1fQvO
主人公とか消えたくさいな
31ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 22:46:07 ID:oJOuhh1hO
猫騙が消えた
あれだけ大きな口叩いて消えた
32ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 22:52:57 ID:RvNw6QHEO
よかったじゃん
33ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 08:39:49 ID:IMPkm9/xO
ざまあwwww
34ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 11:22:23 ID:wygooh4U0
書き溜めてるんである程度貯まったら投下します。
35ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 13:14:36 ID:o6DAQfqjO
>>34
しなくておk
36ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 14:26:11 ID:wygooh4U0
なるほどhttp://yasusi.oboroduki.com/simpleVC_20080715220226.html
に行って見て。
投下しないのはおk。
37ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 14:31:47 ID:5yRu35xw0
>>36
お願いだから半年くらいROMっててくれ
38 ◆.BHQzjKXVQ :2008/07/21(月) 14:37:28 ID:4EQiI6su0
反省してROMってるんですが、本スレに迷惑を掛けるつもりはありませんので、
暫くしてほとぼりが冷めたら避難所の方で投下させていただくつもりです。
39 ◆.BHQzjKXVQ :2008/07/21(月) 15:03:04 ID:4EQiI6su0
>>36
オナニー作品を、次に投下するまでに書いてみました。
これからも書いていくつもりなので、目を通していただければありがたいです。
40ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 15:42:54 ID:o6DAQfqjO
>>39
キモイ
41ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 15:44:24 ID:O3MBk+z/0
>>36
なにこれドラポケのパクりじゃん死ね
42ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 18:15:16 ID:wygooh4U0
>>41
いくらなんでも死ねは酷いぞ。
パクリでも頑張ってる人がいるんだから・・・
43ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 18:33:44 ID:5yRu35xw0
>>42
お前も頼むからあと半年くらいROMっててくれ
44ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 18:51:35 ID:IMPkm9/xO
エwwアwwギwwアwww

パクリ、ダメ、ゼッタイ!
45ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 19:35:26 ID:eYOBB/oH0
wikiじゃないし、ドラポケより完成度高くないし、
パクリではないだろ?多分…
46ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 19:44:34 ID:eYOBB/oH0
ごめん、勘違いした
47ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 19:48:21 ID:eYOBB/oH0
下げるの忘れてた。反省する。
一年ぐらいROMってくる
48ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 19:53:25 ID:wygooh4U0
ドラポケイガイノショウセツカイテミテ
ゼッタイカンセイドヒククナル       
                      ▼
49ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 20:14:34 ID:UhkFrhHsO
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ、そして何よりも速さが足りない!!
50ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 21:07:50 ID:IMPkm9/xO
ぶっちゃけバトルものって書きづらいよな
臨場感あふるる(笑)感じにしないといけないし
51ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 22:00:50 ID:VxVQvTi+0
さすがになんでも(笑)って付けるのはあれだよな。
臨場感ってやっぱり必要だと思うし
52ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 22:02:55 ID:5yRu35xw0
あふるる(暗黒微笑)
53 ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:16:26 ID:4PyzPtjiO
投下開始

凄まじい速さで状況が変わっていくんで、また切りの良い所で切ります
54ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:23:43 ID:4PyzPtjiO
「僕は……正しい事をしているのか?」

出木杉、お前には才能がある。
この世界を牛耳る、王者としての才能が。

「こんなことを……母さんは望んでいるのか?」

出木杉、迷うな! 壊せば良い!
この町の奴らにも、同じ苦しみを味合わせるんだ!

「僕は……もう戻れないのか?」

要らない過去は捨てろ! 捨ててしまえ!
お前にとって必要なのは私だ! お前に力を与える…私なんだ!

「のび太君……僕は……僕は…」



「出木杉様、計画の最終準備が終わりました」

「ご苦労、それでは始めてくれ」

流水の報告を聞いた出木杉は、静かに椅子に腰を下ろした。
静寂に包まれる部屋。
そこは、真の姿に様相を変えたドーム3Fの…最深部。

「フフフ……フハハハハ! 遂に始まるんだ、絶対的悪夢の時間が!!!」

その声は、孤独な室内に暫く響き続けた。

出木杉は笑い続ける、狂ったかの様に。


笑っているその顔を、流れていく一筋の涙。


その涙は歓喜による物なのだろうか、それとも……
55ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:28:09 ID:4PyzPtjiO
――光がのび太を包む前、彼の右手を掴む者が居た。

そいつは言った。

「のび太、悪いが戦いはここまでだ」

光に包まれたのび太は、眼を閉じた状態で地上へと投げ飛ばされた。

そんなのび太を、ジャイアンが素早くキャッチする。

のび太は戸惑い、その眼を見開いた。
「あれは…」
上空、先程まで自分が存在していた場所に、太陽の様な閃光が輝いている。

硬直する思考。理解出来ない現状。
出来ることと言えば、ただ光を眺めることのみ。
そんなのび太の視界に、全ての答えが映り込んだ。

「ミュウ! 何で此所に…」そう言ったのはジャイアン。
しかし、最後まで言い切る事なくミュウの攻撃が開始される。

「ブーバーン、火炎放射で相殺しろ!」
その不意討ちに近い攻撃を、のび太が咄嗟に出した指示により、何とか回避。
「バンギラス、破壊光線だ!」
間を空ける事なく、ジャイアンが反撃を放った。

攻撃は……直撃。
破壊攻撃が静かにミュウの体力を削ぎ落とす。
余りに呆気なく、ミュウは地面へと落下した。

「どういう意味だよ、これは…」困惑する二人。
そんな二人を虚仮威(こけおど)すかのように、聞き覚えのある声がスピーカーから流れ出す。

「野比君、郷田君……残念ながら、Game Overだ」

遂に、終幕への扉は開かれた。
56ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:32:42 ID:4PyzPtjiO
「のび太! あれを見ろ!」
ジャイアンの指示する方を見るのび太。
すると、ドームのある方角から無数の影が迫っていた。
「あれは……敗退していった幹部達じゃないか!」
そう、その影の正体は大会で敗れた出木杉の部下達。
彼らは素早い動きで隊を組み、あっという間二人の周りを囲む。
先程までは敵対していたポケモン達も恐れをなし、
ある者は逃げ、ある者は二人の近くに集まって共闘体勢を取った。

「汚(きたね)ぇ手を使いやがって!
 それでもお前は男か、出木杉! 正々堂々勝負しろ!」

出木杉はジャイアンの言葉を鼻で笑う。
「何か勘違いしていないかい?
 この大会の、この世界支配者は僕だ。
 この世界における君達の権限などミジンコ同然。
 お前達に、僕に逆らう権利なんて力なんてありはしないんだよ」

どんどん力の入る声。
のび太は気付いていた、その変化に。
そして理解する、出木杉がもはや……自分達とは違う領域に存在する事を。

「クックック……今、ドームでは何が起こっていると思う?
 僕の捕獲したダークライによって、この町の住民…全てが!
 終わる事のない悪夢に苦しんでいるのさッ!!!
 そう! 僕と…俺と一緒…!
 この町の時は、今、永久に止まる!!!
 後は君達だけ! 君達を、永遠に眠らせ、この町は俺と共に永遠の闇に覆われるんだ!!!
 フハハハハ、フハハハハハハ!!!」

57ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:40:09 ID:4PyzPtjiO
「ガタ…ガタぅるッさいんだよ!」

出木杉の声が止まる。
そう言ったのは、のび太。
いつもののび太とは思えない程強気な発言に、出木杉は驚いた。

「悪夢だとか、永遠の闇だとか、そんなのに興味はない!
 僕はただ、この町を元に戻して、また皆と一緒に暮らしたいだけだ!
 ……もちろんお前を、昔の優しかった出木杉に戻してから、ね」

少し間を空け、出木杉は言う。
「君の手持ちは0だ。どうしてそんなに強気になれる?」

のび太は言った。

「今の君には、一生分からないさ」


「……やれ」

出木杉の一言で、幹部達が一斉に動き出す。
勝ち目は無い。
しかし、のび太の目は死んじゃいなかった。

ジャイアンがのび太に元気のかたまりを渡す。

「やるしかねぇよな、のび太」

顔を上げる二人。
空を覆い尽くす程の人とポケモン。

それでも二人の決意は揺るがない。

「最後の喧嘩だ……派手にやるぜ、お前ら」

すると、のび太がその言葉を否定する。

「これは前哨戦、最後の戦いはまだ先だろ? ジャイアン」

二人は笑い、同時に目付きを変えた。


     「「行くぜ!」」
58ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/21(月) 23:51:53 ID:4PyzPtjiO
「あれ? 私……どうしてこんな所に居るの?」
 
幹部の一人、シロナは困惑していた。
ふと気付くと、彼女は見知らぬ森の中に居たのだ。
その上、周りにいるのは敗退していった一般トレーナー達。
地下に労働しているはずの彼らは、何故か列に並び森の中を進んでいた。

「まさか……脱走!」
この不可思議な状況下でも、決して判断力を鈍らせない。
その力量はさすが幹部、とでも言えるだろう。
しかしその疑問が解決する前に、彼女は更に不可解な現象に気付く。

「こ、この体……私の体じゃない!?
 どうして私は、こんなに小さな体になって…」

すると、遥か前方の空中で爆発が起こった。
驚き、混乱するシロナ。
そして次の瞬間、彼女の混乱は最高潮に達する。

「えっ? ここは…」

本当に一瞬、瞬きを一度したかしてないかの間に、
シロナはさっきまでいた元の場所、幹部達の隊列に戻ってきた。

だが、さっきとは状況が違う。
周りの者は傷を負っており、憎しみを込めた目でコチラを見ているのだ。

訳の分からないシロナに、一人が言った。
「シロナ、まさかお前が裏切り者だったとはな…」
 
「えっ、どういうことよ!?」
 
「それはこっちのセリフだ!
 どうして仲間の俺達に攻撃を加えた!」
 
「知らないわ、それは本当の私じゃないの! 信じて!」
 
仲間同士で罵倒し合う幹部達。
そんな幹部達を尻目に、二人は状況を飲み込んでいた。
59ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/22(火) 00:01:49 ID:iXtDBAVlO
そんな幹部達を尻目に、二人は状況を飲み込んでいた。

「のび太、さっきの言葉…」
「うん、間違いない。こんなことが出来るのは、きっと…」
 
巡ってきた絶好のチャンス。
しかし、更なるピンチがその好機を潰す。
 
「クソッ、ミュウか!」やはり先程のは演技。
ミュウが家の塀を突き破って現れ、のび太達を襲い出した。

「いがみ合ってる馬鹿共は無視だ! 残っている者であの二人を潰せぇ!」
それに続いてワタルが的確な指示を出し
その指示で冷静さを取り戻した幹部達が凄まじい勢いでのび太達に迫る。
「ホウオウ、聖なる炎だ!」
だが、ホウオウの攻撃が敵の接近を許しはしない。
両者、にらみ合い、そして静止。
一定の距離を保ったまま、戦いは硬直状態に入った。

「いつまでもつかな」不敵に笑う幹部達。
このままではいずれP.Pが切れ、二人は負ける事になる。
やられるのは時間の問題だ。
後は、既に見えている勝利を、時間をかけて掴めば良い。
 
「最初から無茶だったのだよ、二人で出木杉様に逆らうなど。
 出木杉様の圧倒的兵力、膨大なアイテム、卓越した科学力の前では、凡人は平伏すしかないのだ」

ワタルはカイリュウに乗ったまま、二人を見下ろす。
二人の目はまだ死んでいない、諦めてはいない。
その目に、ワタルはどうしようもない怒りを覚えた。
60ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/22(火) 00:11:17 ID:iXtDBAVlO
「さっさと諦めて負けを認めろ!
 そうすれば命だけは勘弁してやる!」

のび太とジャイアンは笑う。
「俺達が二人? 何言ってんだ、コイツ」
「さぁ? ゲームのし過ぎで目が悪くなったんじゃない?」

「ハッハッハ、ゲームは1日1時間だぜぇ? ワタルさんよぉ」

「貴・様・らぁ....!!!」
落ち着いた表情から一変、鬼のような表情へと変わっていくワタル。

そして叫んだ。

「貴様らの仲間がどこに居ると言うのだ!
 もし居るというのならば、この私に見せてみろぉ!!!」

「…へっ!」二人はワタルの後ろに指を差す。

「「お前の後ろさ!」」

振り返るワタル。
すると、ワタルの目に信じられない光景が映った。

「な…なんだ、アイツらは!?」

それは幹部達すら上回る膨大な数のトレーナー達。
但し、只のトレーナーではない。
大会で敗退して、地下に送られていたトレーナー達である。
彼らはドーム内の地下から裏山へ抜け出し、ダークライの催眠術を逃れていたのだ。
そう、アイツの力によって……

「行け、クロバット!」
トレーナーの一人が、ワタルに高速で接近し、攻撃を加える。
 
「鋼の翼!」「ぐわぁ!?」
 
クロバットに乗ったそのトレーナーは、二人の目の前にゆっくりと着地して、言った。
 
 
              「待った? 二人共」
 
61ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/07/22(火) 00:23:41 ID:iXtDBAVlO
投下終了。今日はwebが込み合ってて困った

終幕編 >>54-60←これ無いと俺っぽくないよね

近い内に、また来るだろうぜ
あっ、ジラーチ氏も潰すな氏も乙です
両者とも序盤から凄く謎が多い感じで期待大ですね
ただ、オリジナル設定入れすぎると反感買うから注意ですよ?
俺を反面教師にして、これからも頑張って下さい
応援してます
62ゲーム好き名無しさん:2008/07/22(火) 11:38:35 ID:AsBPYZ+CO

好きだ
63ゲーム好き名無しさん:2008/07/22(火) 14:12:16 ID:Tom4DuTj0
乙!
64ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 22:59:54 ID:gkTFECPCO
早くスレから去りたいがためにミュウも終わらせ始めたな
ミュウ消えたらもう終わりだというのに
65ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 23:13:06 ID:hn/yknx+0
赤髪も消えたしトレーナーも消えたしトキワも消えた
66ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 23:43:27 ID:70k5/g4bO
このスレの住人ってやたら終わらせたがるよね
67ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 00:38:00 ID:5TWtVNjqO
>>64
終わらせたいのは山々だけど、
まだ少なくても小さな戦いが5つに大きな戦いが6つ残ってる
それにばら蒔いた大量の伏線も回収しないといけない…

多分今年中には終わらないなw

まぁ、このスレの終わりが見たいって人も居るだろうけどさ、
スレが終わらない為に残ってる人も居るんだし、のんびり行こうぜ

たまにふらーっと来て、自分の好きな作品が更新されてるってだけでも、俺は十分だ
68 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:05:54 ID:fYPk2tZL0
>>1も作者の皆さんも乙
それじゃ投下開始
前回は前スレ>>839-841
69主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:06:44 ID:fYPk2tZL0
1.ギャグ
2.そっくりさん
3.記憶喪失

……怒らないでほしい、僕だってまじめに考えたんだ。
ちなみに、出木杉がしずちゃんやドラえもんを「知らない」と言った理由のことだ。
じっくり考えた結果がこれだよ!
それぞれの選択肢について考えよう。
まず、選択肢1。
出木杉はこんなつまらないギャグを言うような奴じゃない、却下。
次は、選択肢2。
それなんてコピーロボット? 却下。
すると、残るのは選択肢3、まさかの記憶喪失しかない。
よーし、それとなく尋ねてみよう。

「出木杉、君の家ってどこだっけ?」

「え、あそこだけど」

出木杉が指を差したのは主人公の家の隣の家だった。
これで確定したぞ。
出木杉は記憶喪失になった上に、「ライバル」になっちゃったんだ。
その原因は、僕の脳みそでわかるわけがない。

「ほら野比くん、早く行かないと誰かに先を越されるよ!」

出木杉が僕をせかすので、僕はシンジ湖に向かうことにした。
それに、冒険を進めるうちにしずちゃんたちに会えるかもしれないし。
70主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:07:34 ID:fYPk2tZL0
「わあ、奇麗だなあ……」

というわけで、僕たちはシンジ湖に着いた。
一瞬で到着したような気がするけど、まあ気のせいだと思う。

「待って、あそこに誰かいるみたいだ」

出木杉が指差した先には、おじいさんと女の子がいた。
湖を見つめながら、なんだか難しいことを話してるようだ。
と思ってたら、こっちにやってきた。

「すまんが、ちょっと通してくれんかね」

おじいさんの言葉に、僕と出木杉は横に避けた。
うーん、顔付きは厳しめだけどかなりの子ども好きと見た。

「あの、ちょっと通りますね」

その後を女の子が着いていく。
僕はそのとき初めて、その子の顔をはっきりと見た。

「あ」

うっかり声を漏らしてしまった僕を、女の子は訝しげに見てる。
くりくりの黒目、すっと通った鼻筋、かわいらしい口元、おさげの髪型。
……間違いない、しずちゃんだ。
でもどうやら、出木杉と同じように記憶喪失らしい。
いつものしずちゃんなら、僕に対してこんなによそよそしいはずがないし。
71主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:08:32 ID:fYPk2tZL0
「野比くん、どうしたんだい?」

いろいろな考えを巡らせてた僕を出木杉が呼んだ。
そして、しずちゃんはおじいさんを追って立ち去ってしまった。
せっかく僕が考えごとをしてたと言うのに。
そのせいだろう、まだ昼なのにもう眠くなってきた。

「あ、見てよ野比くん」

すると出木杉は、さっきまでしずちゃんたちがいたところを指差した。
そこには大きなカバンと白い布きれみたいなものが落ちてた。

「きっとさっきの二人の忘れ物だよ。取りに行こう」

……出木杉、忙しい奴。
僕たちは草むらを掻き分けて進み、カバンに触れた。
すると、野性のムックルたちが突っ込んできた。

「うわあっ!」

出木杉は驚いてるけど、僕は大してそうじゃない。
なぜなら、僕はダイパで遊んだことがあるからだ。
ただし、僕が知ってるのは、野性のムックルが突っ込んでくる、というところまで。
なぜなら、僕はダイパを持ってないからだ。
正確にはダイパで遊んでるのを見たことがあるくらいなんだ。
だから、僕はこの対処方がわからない。
つまり、知ってるだけじゃどうにもならないこともあるということだ。
72主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:09:08 ID:fYPk2tZL0
「あだっ!」

僕は野性のムックルに頭を突かれた。
出木杉はもう一匹のムックルに石を投げて追い払おうとしてる。
でもムックルたちの攻撃は一向に止まない。
いたたた、頭から血が出てるよ、絶対!

「あっ!」

そのとき、出木杉があのカバンを蹴ってしまった。
その衝撃でカバンが開き、その中からモンスターボールが転がってきた。
ちょうど僕と出木杉の手の届く範囲に。
……これはまたマンガみたいな展開だな。
まあゲームだから当然かもしれないけど。

「野比くん!」

出木杉が僕を見て、僕たちは頷きあった。
人のポケモンを盗ったら泥棒、という言葉が頭に浮かんできたけど、この場合はしょうがないだろう。

「行っけえ!」

僕たちはほぼ同時にボールを投げた。
73主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/07/24(木) 11:11:28 ID:fYPk2tZL0
短くて悪いが投下終了
前スレの質問に答えると
ジャンルは長編ときどきギャグ
短編コンテストのときに短編を一つだけ書いた
ちなみにパラレル西遊記は好きだぜ
74ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 13:46:29 ID:yXZ+Nytx0


パラレル西遊記はあれだな、大長編のラスト以外は結構好き
嫌になる時もこれからあるかもしれないけど頑張ってね
75ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 14:51:54 ID:pqfbKaSM0
俺もなんか長編書こうかね
76ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 16:56:33 ID:4C/nlH8pO
つまらん
帰れよ
77ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 17:50:02 ID:+OniYTBn0
>>76
お前が帰れよ
78ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 18:29:50 ID:4C/nlH8pO
なんで俺が帰らなきゃならないんだよ
79ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 20:43:55 ID:RJlaIq7YO
今の作者ってレベル関係なくまとめて貰えるようになったんだ
よかったね
80ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 21:29:43 ID:vRW8rmeo0
まあ作者叩きはあまりなくなったが書こうとする人を
断念させる人は居る。
81ゲーム好き名無しさん:2008/07/24(木) 21:36:40 ID:4C/nlH8pO
明らかにつまらん奴にも期待とか書くようになったんだな
82ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 00:37:38 ID:IM8svJwrO
>>81
だよな
そんなみんな期待とか言われてたらやりがい無くなるよな
みんな言われてるんだから
83ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 01:04:10 ID:31w1/q3o0
>>82
同意
確かにみんな言われてるとやる気なくなる
全然報われてない感じになるよな
昔は人気投票とかもあってモチベーションを常に高く保てた
84ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 08:59:31 ID:OEoNAerRO
自分でちゃんと「これは面白い」っと思って投稿してるのかって聞きたくなる出来が多い
85ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 11:13:30 ID:vyqmSh920
それは昔も同じようなもんだろ。
ミュウとかは昔はとても読めたもんじゃないが、成長して今の地位を確立してるわけだし。
昔は飽和状態だったけど、最近は投下少なくなった分レベルは上がったと思うよ。
86ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 12:18:45 ID:NV+EsNuqO
読み手様が多いのは昔からだからしょうがないね
87ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 12:50:29 ID:gXUtoVV8O
前は作者ばかりで品評会みたいだなんて言われてたのにな
88ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 12:58:46 ID:/EcH0Q940
お前らさ・・・樹海に行ったことある?
あるわけないよな 。あったら今頃居心地のいい場所で2ちゃんなんかやってないもんな。
俺はあるよ。

昔俺がまだ大学生だったころ女にふられてしまったことがあるんだ。
そのころはまだ俺も若くて、ちっちゃい時から家族を失ったり、奨学金がとれず大学を中退してしまったり、人生を悲観してしまったんだ。

で、話半分にきいていた、自殺の名所富士の樹海に行ってみようと思ったんだ。都心から電車で河口湖駅まで行き、あとはバス、名前も忘れた停車場で降りて、適当な入り口を見つけてあとはどんどん奥に入っていた。
すげぇ怖かったよ・・・ついカーッとなってしまって我を忘れてしまってたんだ。
そんでな・・・気がついたら日も暮れて来て、あたりもどこなのかさっぱりわからない、心細くなってトボトボ樹海のなかを歩いていたら、お先のお客さんがロープで枝からぶら下がっていた・・・それが、死んだ俺のじいちゃんそっくりだったんだ。
そのじいちゃんが「てつやか?」と俺の名前を呼んだ気がして、そしたら、暮れて行く闇の中で、そのじいちゃんの顔がにっこりと笑ったように見えた。
俺は恐怖と混乱で怖くなって・・・なんとその自殺者に抱きついたんだ。
そしたらおじいちゃんポンと俺の頭のうえに手を置いて撫でてくれた・・・。
おじいちゃんの手はゴツゴツしてて撫で方も荒っぽかったけど温かかった・・・。
そして飴を一粒くれた・・・。
美味しかった・・・。
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
89ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 16:24:48 ID:d8jjRgMEO
結局お前らが本気で期待してんのは誰なのよ
90ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 19:16:49 ID:OEoNAerRO
>>89
虹 活劇 ドラーモン
91ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 19:46:52 ID:d8jjRgMEO
人気投票復活させたっていいんじゃないの
絶対とやかく言う奴がいそうだが
92ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 21:03:41 ID:OEoNAerRO
>>91
全部似たり寄ったりのレベルばっかだからやる必要ないよ…
93ゲーム好き名無しさん:2008/07/25(金) 21:31:35 ID:d8jjRgMEO
似たりよったりだと思うからこそやる必要があるんでないの?
人気投票やりますよーってなったらやる気出るもんだろ
94ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 00:05:40 ID:PIuBVlgMO
>>93
どうせ あんたは作者かなんかなんだろ
正直今の作者はレベル低すぎてやる必要ないよ
底辺の争いというか…どんぐりの背くらべだから…な
もう少し頑張ってもらってからやるべきだ
95ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 00:07:23 ID:zrJW7U8s0
毎回毎回IDが変わった直後からお元気ですね
96ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 00:30:45 ID:KKB1g5FQO
ぶっちゃけもっとひどかった頃もあるわけだが
今なんてかなりマシな方だぞ
97ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 01:42:47 ID:Qu8aFuj7O
>>96
ゲサロ移転から今までずっとウンコだろ
98ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 08:00:01 ID:PIuBVlgMO
なんかwikiが新しくなってるけど、新たにまとめられたメンツがちょっと前に比べダメ
お情けでまとめてるのか?
99ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 08:29:15 ID:KKB1g5FQO
ヒント:米

まあ今の読者が知らないのも無理はない
ていうかお前ID:OEoNAerROだろ
そんなにドラポケが嫌いか
100ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 11:20:17 ID:ZA2l92fp0
余裕で100
101 ◆ChfQmyJ5GM :2008/07/26(土) 11:42:39 ID:LDihmjgb0
101
102ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 12:03:05 ID:DshB/G/lO
お前らプラチナは買うよな?
103ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 12:15:24 ID:ABC0WE9P0
>>99
昔日清戦争というのがあってだな・・・
104ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 21:06:41 ID:Qu8aFuj7O
>>99
ノートもドラーモンも居ないドラポケは嫌い
105まとめの人 ◆LrNGHlx35s :2008/07/26(土) 22:32:45 ID:xZau+MKoO
PCは規制されてしまってるんで、携帯からいくつか報告を

まず、赤髪氏の前からの本人の意向より、wikiの移転作業が一段落しましたので、赤髪氏は編集から離脱致しました。
今までありがとうございました。

次に、wikiの簡単な整理を行いました。
更新の滞っている作品の方は、メニューの作者一覧からご覧下さい。

では
106ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 22:55:46 ID:PUeclKy6O
107ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 22:56:27 ID:Pk3tD1UP0
創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志(署名への参加方法など詳しいことはコチラで)
http://www.savemanga.com/

□署名用紙 http://www.savemanga.sakura.ne.jp/syomei01.pdf 
ネットプリントID:F3B8FGJL
□ビラ(文章) http://www.savemanga.sakura.ne.jp/p002.pdf 
ネットプリントID:CGQH67ZL
□ビラ(イラスト1) http://www.savemanga.sakura.ne.jp/p001.pdf   
ネットプリントID:24XBTYBR
□ビラ(イラスト2) http://www.savemanga.sakura.ne.jp/p004.pdf      
ネットプリントID:3EJCEMHB
□請願署名への呼びかけ/ご賛同のお願い/企画書 http://www.savemanga.sakura.ne.jp/syomei080605.pdf

セブンイレブンのコピー機からも入手することもできます。http://www.fujixerox.co.jp/evolution/index.html


Q:署名用紙はどこに送付すればよいのですか?
〒102-0083東京都千代田区麹町4−7−8 地引第2ビル407リンク総合法律事務所気付
創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志事務局
(「市民有志事務局」と略することも可)
必ず封筒に「署名在中」と書いて下さい。
Q:署名用紙はもう送付してもよいのですか?
はい、問題ありません。
Q:外国で署名を集めて送付してもよいのですか?
大丈夫です。なお、外国人の方も署名することができます。
Q:署名用紙のサイズは?
公開しているサイズの原寸、A4版でお願いします。
108ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 23:26:43 ID:c+uvjIpH0
>>105
乙です。
これからも頑張ってください。投下増えるといいな……
109ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 23:32:46 ID:zrJW7U8s0
>>101
何か書いてよ
110ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 23:40:19 ID:KKB1g5FQO
今の新人がクソだと言うなら他の作者の一話あたりを読んでみるといいよ
連載中にいかに成長したかわかるだろうから
111ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 01:08:40 ID:g1CWDWTnO
媚びたような笑いを取ろうとする所が今の作者はダメ しかも滑ってると分かってない
112 ◆fIKVDKd5.2 :2008/07/27(日) 05:28:54 ID:QgdH+5Zk0
>>111
ビラクとかビラクとかな
113ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 08:54:33 ID:/qVazz9nO
主人公ですね分かります
114ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/27(日) 14:54:37 ID:FjMjQ/ak0
投下する
前回は>>16-19
115ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/27(日) 14:55:18 ID:FjMjQ/ak0
「やあドラえもん、こんな所で何をやってるんだい?」
「ん、その声は…グフッ!」

ドラえもんが、背後から発せられた声に対して振り向こうとした時、ドラえもんは強い電撃を浴び動けなくなる。

「ドラえも〜ん、君は今日、道具を殆ど持ってないそうだね。
これはチャンスだよねー。今後邪魔をされたらたまらないからねー。
ちょっと2週間くらい、修理工場にでも行っててもらわないとねー」

のび太と同じくらい、もしくはそれ以上に小柄かもしれない少年が、醜悪な笑みを浮かべる。
その顔は歪んではいたものの、ドラえもんには見覚えのあるものだった。

「じゃあアグノム、後は適当に痛めつけておいてくれ。
万が一にもピンチになったら、瀕死になる前に戻っておいでよ。
じゃあ僕は帰るから、残りは君に任せた」

そう言い残し、その少年は夜の闇へと消えていく。
残されたのは、ドラえもんと、『アグノム』と呼ばれた生き物だけ。
身動きも満足に取れないドラえもんだったが、どうにかして逃れる方法を模索しようとしていた。

(アグノムとかいうのは何者なんだ?
それと、あそこに居たのは間違いなく、“彼”だ。
何故彼がこんな事をしている……、いや、今はそんな事より、何とかコイツから逃げる方法を考えないと……。
あの目は間違いなく僕を殺るつもりの目だろうからな……)

「どうしました? 最期の言葉でも考えていたのなら、伝えておいてあげましょうか?」

いきなり発せられた声に対して、二つの事について驚かされたドラえもん。
一つ目は、動物の類だと思っていたアグノムが、人語を話し出したこと。
そして二つ目は、思いのほかそれが丁寧な口調だったことである。
116ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/27(日) 14:56:25 ID:FjMjQ/ak0
(あれは動物か何かじゃなかったのか……?
未来のロボット? 何かの精霊? 宇宙人?
全く正体が掴めない……)

ドラえもんは必死に思考を働かせる。
その間ずっと黙っていたのが気に食わなかったのか、アグノムが再び口を開く。

「黙っていちゃ分からないでしょう。
もう、この世界に悔いは無いんですか?」

「そんなことはない! 大体、君はなんで戦おうとするんだ!」

「それはあなたが知るべきことではありません。
尤も、じきに知る事になるかもしれませんが。
……明日も生き残っていればの話ですけどね」

アグノムは、表情一つ変えずに、淡々と話しかけてくる。
ドラえもんの頭はますます混乱してくるが、事態はさらにややこしくなる。

「おーい、ドラえも〜ん!」
「え、のび太君!? どうしてこんな所に?」

タケコプターを付けて、上空から現れたのび太。
無論、ドラえもんが今どういう状況におかれているかなんて理解していない。
だが薄々と、何となく緊迫した状況だというのは感じていた。
それで、のび太はドラえもんに対し、小声で状況を聞いてみることにする。

「ドラえもん、あの生き物は何? 今は何をやってるの?」
「実はかくかくじかじかで……」

ドラえもんはのび太に、簡潔に今の状況、即ちピンチであることを伝えようとした。
だがのび太から返ってきたのは、

「ドラえもん、あんなちっちゃい生き物にそんな力がある訳ないじゃないか」

という、危機感の無い間の抜けた返事だった。

117ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/27(日) 14:57:01 ID:FjMjQ/ak0
「のび太君! 今はそんな呑気な事を言ってる場合じゃないんだ!
大体僕だって、さっきアイツから強い電撃を浴びて調子が悪くて……」

「そうですね、今来た彼にも実際に見てもらう方が分かりやすいですね。
野比のび太君、マスターからはあなたもドラえもんの取り巻きとして、攻撃すべき対象であると伝えられています。
今なら見逃してあげることも出来ますが、そこのドラえもんを庇おうとするのなら、容赦はしませんよ」

と、アグノムが口を挟んできた。
そして、たまたまその近くにあった小さな岩に向けて、電撃のようなものを発すると、その岩は粉々に砕けてしまう。

「ほれ見ろ、のび太君! 僕のことは放っといていいから、君だけでも早く逃げるんだ!」

ドラえもんは、のび太に逃げるように促す。
しかしのび太は、

「僕だけが逃げるなんて嫌だ! ドラえもんも一緒に逃げよう!」

と、強引に手を引っ張ろうとする。
その一連の行動を見て、アグノムがさらに口を開く。

「どうしても二人一緒に逃げたいと言うのならば、私を撒いてからにしてもらわないと」

アグノムがそう言い終わるやいなや、二人の間に向けて強い念力が発せられる。
その力は二人を引き離し、のび太は尻餅をついた。

「折角だから、そっちの無防備な少年から居なくなってもらいますか。
喰らいなさい、10万ボルト!」

のび太に向けられた電撃、10万ボルトがその言葉通りの威力を持っていたならば、人間が喰らってしまえば一溜りもないだろう。
のび太は、ドラえもんとの距離も離され、電撃が目の前に迫った状況で、今回ばかりは死を覚悟した。
そうしてのび太が目をつむろうとした時、彼の眼前に眩い光が飛び込んでくる──

118ジラーチ ◆9w/qGDMyHs :2008/07/27(日) 14:58:48 ID:FjMjQ/ak0
投下終了
キリのいいところで切ったら3レスになってしまった
119ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 17:40:13 ID:DcnquNsA0
おつ
全然キリ良くないし面白くないし切り方へタ
もう書くなとは言わないけどもう少し頑張ったほうがいいよ
120ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 20:25:11 ID:D9Cae317O
つまんね
121短編1号 ◆rUIeKKtQdY :2008/07/27(日) 21:26:03 ID:+/DrL9bj0
短編が入ってるメモ帳をフォルダごと捨てちまったとおもうぜorz
みんなもフォルダの名前は分かりやすくしといた方がいいぜ
122ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 21:36:09 ID:rTlZrAmH0
>>121
おめでとう
123短編1号 ◆rUIeKKtQdY :2008/07/27(日) 21:54:50 ID:+/DrL9bj0
>>122
ありがとう。こうやって素直に人の幸せを祝福できる人がいるから今の日本は成り立っているんだね
124ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 22:20:28 ID:/qVazz9nO
デレツンの多いスレですね
125ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 22:22:27 ID:LaQSJPdUO
「底辺の争い」とか言ってる奴が「もうちょっと頑張ってもらわないと」とか本気で言ってるのかって感じだな
126ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 23:12:01 ID:/WS0XV7U0
具体的なアドバイスしてあげないと頑張るの意味とかわかんねと思う
127ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 13:59:14 ID:MnPm6IEhO
つまんね
128ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 15:04:07 ID:XeoEZz91O
>>127
うわつまんね^^;
129ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 16:03:53 ID:vYBaFPxxO
>>127(笑)
130ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 19:26:00 ID:q0rMMweUO
>>128>>129
さすがだな……この反応
131ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 00:04:15 ID:AVREcVCN0
猫騙居なくなったな
132ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 09:02:35 ID:tPQpuHX0O
いちいちそんな報告要らない
133ゲーム好き名無しさん:2008/07/30(水) 15:34:34 ID:v+bJzhjC0
ho
134ゲーム好き名無しさん:2008/07/31(木) 15:04:52 ID:B9MNLFLg0
    ,,,..-‐‐‐-..,,,
   /::::::::::::::::::::::::ヽ        _,..-‐‐-..,,,
  l::;;-‐‐-:;;::::::::::::ヽ//-‐,,__ /:::::::::::::::::::::ヽ
  l:l    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  ヽ   /   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-'^~~^'‐;;:l
   ~ヽ/      ::::::::::::::::::::::::::U::ヽミ   .ll
    / / ̄^ヽ   ::::::::::::::::::::::U:::ヽ  ,.ノ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
    /  |  ・ .|     :/ ̄^ヽ:::::::l'^~ .<
  ‐/-,, ヽ,_,,ノ      |  ・  |:::::::l  <
   l  ~^''     `‐'   ヽ.,_,,ノ  :l  <   | ヽ                     / ̄ ̄\
  '''l^^~~~    / ̄ ̄ヽ    -‐‐‐--l-  <   |  ヽ   __                  |
   ヽ、 ,,,,  | |||!|||i||!| |   ~^'‐..,,_/  <  /    \   |ノ      ――――     /
    / (:::::} | | |ll ll !!.| |    ,,,, イ~'''  < /      \ 丿 アアァァ           |
    l:  ~~  | |!! ||ll| || |   {:::::) ::l    .<                            ●
   l:      | | !   | l    ~~  l   <
   l、     ヽ`ニニ'ノ       ,l>    V V V V V V V V V V V V V V V V VV V V V V
   /^‐-,,____,,,,,,,,..................,,,,,,,__,,,.--ヽ
   ~‐‐'~             ^'‐‐~
135ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 21:46:16 ID:TToUpRj5O
滅亡
136ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 09:43:18 ID:QcdreVtt0
>>134
AAご苦労様です。
>>135
滅亡ってなあ…
137ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 16:42:15 ID:wOjMf35d0
終了
138ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 19:06:05 ID:QcdreVtt0
終了かよwwww(笑)
139ゲーム好き名無しさん:2008/08/02(土) 22:02:41 ID:PreY/OEx0
俺も終了と思ってるけど何か?
140ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 14:10:23 ID:+g1OCaTM0
いや笑ったのは冗談だ俺も終了と思ってる。
141ゲーム好き名無しさん:2008/08/03(日) 15:52:54 ID:UhuBJdWZ0
ごく稀な例を除き、わたしたちの生活の中で他人に無駄などと言う機会はまずない。
それは無駄という言葉が相手を否定する意味合いを持つからでありその人との関係性を断ち切ることのできる語であるからである。
それゆえ日常的な会話では見られることがない。
なぜDIOがこんな言葉を使っているかといえばそれはDIOが敵を否定し、排斥しようとしているからである。
彼の登場場面から察する限り、DIOには他人を支配下に置いておきたいという強い願望があるように思われる。
それは第一部の初登場のときから顕著だ。
彼は他人全てを支配下に置きたいのであろう。
どの部を見ても心を打ち明けている友人などはいないし(心を開いている振りをするのは非常にうまい)外の顔と内の顔をはっきり使い分けている。
なぜ彼が他人を支配したがっているかというと、それは彼自身が過去に「支配されていた」という意識があるからだ。
DIOがジョースター卿に引き取られるまでの彼の生活環境は劣悪だ。
母親はいない、父親はアル中、職を持っているかも疑問、家庭が家庭として機能していない場所に彼は育った。
このような環境の中でDIOに悪影響があったことは容易に想像できる。
それこそジョースター家のような優雅な暮らしをしている人間を見れば劣等感に近い感情を抱いたかもしれない。
DIOの強烈な支配欲はこのときの悪感情によって形成されたものだと考えられる。
強い悪感情を振り払うために正反対の態度を形成してしまっている。
DIOも彼らも過去の負の体験を打ち消さんとするが余りに逆の姿をつくり、そこで凝り固まってしまう。
こうしたことを考慮に入れるとDIOの「無駄無駄」は自分自身に対して言っている可能性が高い。
他者への評価と自己評価が連結していることが科学的に証明されている。
他者を常に褒めているひとは自分自身に対しても肯定的であることが多く、
他人を責めてばかりのひとはやはり自分自身に対しても否定的な心理が働いているということだ。
DIOにしても「無駄無駄」と他者を否定する様は迫力がある。
だが同じ尺度で自分自身をも裁いていることも忘れてはならない。
142ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 08:27:37 ID:8eux3Dx5O
夏休みだというのにこの過疎
143ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 09:51:07 ID:lCZbjB03O
なあ、プラチナ発売で新人が来るのに期待して次スレはポケモン板に戻さないか?
多分あの荒らしはもういないし
144ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 10:05:20 ID:rxku7fI/O
という荒らしの戯言でした
145 ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/04(月) 12:21:01 ID:foWjjtoq0
わたし避難所作者だけど荒らしより過疎のほうが嫌だからポケ板に一票
荒れたら避難所に避難すればいいんじゃね?
146ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 16:25:00 ID:lCZbjB03O
>>144
人が真面目に意見してるのに荒らし扱いかよ…
147ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 16:35:53 ID:rxku7fI/O
多分とか言っておいて何が真面目なのかと小一時間
148ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 16:50:32 ID:lCZbjB03O
>>147
さすがに断言は出来ないだろ。確率論ではダメなのか?
俺は、作者が少ないから新人の誕生に期待してポケモン板に戻そうと言ってるんだ
149ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 18:49:45 ID:ycY2mgzLO
なぜ夏休みなのに作者が少ないのか?
1.夏休みが楽しくて小説執筆がどうでもよくなってる
2.夏休みなので勉強しないと行く高校or大学がなくなる
3.夏休みなんてねえよ
さあどれだ
150ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 19:42:28 ID:ROuQh64W0
4.作者と読者が糞すぎて萎える
だな。
151ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 20:34:09 ID:rxku7fI/O
4で間違いないな
トレーナーも打ち切り宣言したし、ミュウも不定期だからもうどうしようもないな
152ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 20:52:54 ID:lCZbjB03O
そういう後ろ向きな発言はできれば避難所の毒吐きスレかなんかでやって欲しい
もちろん1個人の希望に過ぎないが
153ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 21:40:34 ID:rxku7fI/O
>>135-140にも言ってやれよ
154ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 21:48:14 ID:lCZbjB03O
いや、そいつらにもまとめて言ったつもりだが
155ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 22:44:58 ID:8eux3Dx5O
ポケ板の過去ログ読んでると今の没落っぷりが良く分かるなぁ
156ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 15:54:39 ID:HaO5EZneO
何この投下したらぶっ叩かれそうなふいんき
157ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 16:25:08 ID:aJW2ZFoYO
>>156
投下してみないと分からないぜ!
少なくとも俺は「叩き」はしない
158ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 18:56:52 ID:HaO5EZneO
いや俺はしないけど
この雰囲気じゃ誰も投下しないだろうなと
159ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 19:37:25 ID:MtOK+ky20
投下したところで叩く馬鹿が出ることに変わりない。
160ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 20:39:19 ID:Cu1BrS/LO
なんか消厨のすくつ(なぜか変換出来ない)になってるなぁ
161ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 20:54:23 ID:aJW2ZFoYO
まあ作者がどんなにいいのを書いても関係なく叩く荒らしもいるし、
作者が投下した直後に「〇〇戻ってこないかなぁ」とか言う懐古厨もいるしな
でも、まともに労ったりコメントしたりしてくれる読者が二人や三人いれば十分投下する価値はあるんじゃないか?
162ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 21:40:22 ID:S4mxjAVeO
>>161
二人や三人も居ないから新規がつかないんだろ
新人の投下ですらスルーされるのが今の現状じゃあ発展しようがない
163ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 23:07:45 ID:aJW2ZFoYO
>>162
…俺とお前で二人になるわけだが
164ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 23:15:01 ID:S4mxjAVeO
>>163
俺が作品を書いたら一人だけか
あほらし
165ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 00:27:37 ID:REgBvgBB0
まぁ俺で少なくとも3人だが
166ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 06:48:19 ID:AQu0dlLJO
よかったな。これで誰かが作者になっても二人はいるぞ
167ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 07:12:54 ID:Sd7uBOhO0
俺もいるよ
168ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 11:06:39 ID:kkwsRs+m0
俺もいるぞ
169ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 11:11:40 ID:Jmp5CaAsO
ここまで俺の自演
170ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 12:03:58 ID:AQu0dlLJO
住人はそれなりにいるんだよな
時間とか決めてロッカーに集めるといつも7・8人くるし
171ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 12:46:07 ID:kkwsRs+m0
>>170
いつ決めてるんだよ
172ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 13:05:14 ID:AQu0dlLJO
>>171
まあ春の話なんだけどね
でも今も5人くらいはいるよな
173ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 13:31:07 ID:ZHxWPEuA0
俺いるよ。
もしかしたら、書くかも知れんが…
174ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 14:14:52 ID:AQu0dlLJO
>>173
「もしかしたら」に期待してるよ
俺はもう「短編」という形でこのスレの元作者になれたから満足しちゃったし
175ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 15:01:24 ID:ZHxWPEuA0
書きたくても叩かれそう…
176ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 15:18:45 ID:AQu0dlLJO
じゃあ避難所で投下すれば?そういう人が投下するためにあるようなもんだし
177ゲーム好き名無しさん:2008/08/06(水) 18:14:31 ID:g5ZdevN1O
このスレはマゾ向きなんですねわかります
178ゲーム好き名無しさん:2008/08/07(木) 12:23:44 ID:8Sz8qHPt0
本スレの投下数0になるかもな
179ゲーム好き名無しさん:2008/08/07(木) 23:13:20 ID:4lVDjzMcO
11月ぐらいまでスレは残ってるのに1回も投下無しだったら作者になるかな…
180ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 10:44:22 ID:DmQZAyZX0
それまでにdat落ちだったらリアルに笑える
181ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 12:43:14 ID:pga6OQSOO
リアルに(笑)
182ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 13:37:08 ID:rWQBumrxO
ありえそうで笑えない
ていうかリアルの何が面白かったのか分からない
183ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 16:56:04 ID:sPIbSXhx0
何にでも(笑)をつけたくなるような年頃なんだろ
184ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 13:29:02 ID:nOPpE6k8O
時間があって気が向いて携帯からでもよかったら投下するかもよ
185ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 16:12:19 ID:NNNFxbd4O
しなくていいよ
186ポニョ ◆ChfQmyJ5GM :2008/08/09(土) 16:43:42 ID:meNtuv6q0
時間があって気が向いたら投下するかもよ
187ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 16:58:08 ID:FM2Vd/Qe0
セカンドの痛々しさは他の追随を許さないな
188ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 17:04:07 ID:NNNFxbd4O
中学生だから仕方ない
189ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 18:17:59 ID:nOPpE6k8O
じゃあしないよ
190ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 18:33:33 ID:uKbUG5RH0
投下しようとする奴にしなくていいよとかいう奴。
本当にそう思ってたら作者0確定!
191ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 18:53:17 ID:qnztFvwXO
セカンドって酉バレしてんじゃね?こいつ本人とは思えん
192ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 18:56:19 ID:NNNFxbd4O
セカンドもちょっと年とってノビタ化したんだろ
193ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 21:34:51 ID:uKbUG5RH0
セカンドじゃ無いよ!
率直な一住人の考えですが…
194ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 22:02:26 ID:qnztFvwXO
>>193
いや、君をセカンドと言ったんじゃない
「ポニョ」とかいう奴
195ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 09:16:48 ID:B2yyAKWl0
なるほど
196ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 07:01:32 ID:Htv1Hmdf0
ドラポケさようなら。
197ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 08:57:29 ID:SGOThdSyO
諦めるな…!
198ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 12:14:10 ID:Htv1Hmdf0
3日も書き込みないとか…
>>197
ぼくがんばる!!
199ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 11:37:21 ID:f/7Abg4t0
-- 終わり --
初代先生の次回釣りにご期待ください!!
200ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 13:52:08 ID:s3+aE91xO
>>199(苦笑)
201ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 14:08:55 ID:UfpU+hCc0
>>199(失笑)
>>200(爆笑)
202ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 16:36:55 ID:FqlE2g2RO
流れがキモイ
203ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 18:48:32 ID:InEJqyAJ0
いつものことだろ
204ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 19:13:55 ID:LRwEIBJZO
いつもは流れがどうこう以前に書き込みねえだろ
205ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 19:38:13 ID:BZks0jDM0
私避難所作者だけど不定期でもいいなら今度からこっちで投下する
過疎と夏休みの宿題のせいで書く気が消えかかってたりするけど
206ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 20:05:47 ID:FqlE2g2RO
なんかもう板移転からおかしくなった

人気投票が無くなり作者が一斉に消え、板移転がトドメを刺した
207ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 20:11:26 ID:fSu5rWej0
それ以前から十分おかしかったな
208ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 20:22:11 ID:oEkCvvb2O
人気投票とかやってるスレの方が希薄だけどな
209ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 20:59:05 ID:LRwEIBJZO
そもそも板を移転しなければならない程荒らされたのが問題
210ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 21:24:20 ID:FqlE2g2RO
昔のログ読んだけど昔の雰囲気良すぎワロタw
211ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 22:29:16 ID:s3+aE91xO
人気投票が出来なくなるほど過疎ったのは荒らしが原因だろと
212ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 23:16:37 ID:FqlE2g2RO
いや、人気投票邪魔してた荒らしはセカンドじゃん
もう人気投票しねえって話出てから投下が少なくなりはじめた
213ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 23:28:05 ID:UfpU+hCc0
とりあえずNGしといた
214ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 23:40:58 ID:vp9h7LRVO
これはマジでドラポケ終了の予感
215ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 23:47:32 ID:UfpU+hCc0
トキワが居なくなった時点で終わってるだろ
当時一番精力的に投下してたトキワに粘着してスレを廃れさせるという、荒らしの思惑に嵌った時点でどうしようも無かった
残ったのはいるいる詐欺の作者とビ○クとかいうクソコテだけだし
216ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/15(金) 11:39:36 ID:ef4C45lW0
のび太「ドラえもーんポケモンの世界に行きたいよー」
ドラえもん「おk」
のび太「やったー!!皆連れてくるね」
ドラえもん「おk」

数分後。
のび太「皆連れてきたよ!一人余計なのが着いてきたけど」
しずか「こんにちは、ドラちゃん」
ジャイアン「ドラえもん早くイかせろよ」
スネ夫「そうだ、ジャイアンの言うとおりだ!!」
溺死「やあドラえもん、しずかちゃんに誘われたんだ」

ドラえもん「のび太くん……一番左の人って誰…」
のび太「え?」
スネ夫「!!」
以下略

一番左の人「こんにちは、ドナルドです」
ドラえもん「君も着いてくるのかい?分かったよ、もしもボックス〜
さあ皆この中に入って」
皆「おk」

そんなこんなでマサラタウンに到着。ルール?その内決まるんじゃない?

スネ夫「ドナルドのうわさ」
ドナルド「もしもし、ドナルドです」
のび太「ドナルドって喋るの〜?」
しずか「アラァアアァ」
ドナルド「もちろんさぁ♪」
217ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/15(金) 11:40:33 ID:ef4C45lW0
おっと、すまん投下開始
218ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/15(金) 11:41:10 ID:ef4C45lW0
ジャイアン「ドナルドn」
ドラえもん「ポケモンもらおうぜwww」
皆「おk」

一同研究所内。
ドナルド「ドナルドはポケモンがだぁい好きなんだ♪ 今全部お渡ししようよ☆」
オーキド「おk」

それぞれポケモンが決まった。
のび太→ミュウ
ドラえもん→イシツブテ
しずか→コイキング
出木杉→ガーディ
スネ夫→チコリータ
ジャイアン→サイホーン
ドナルド→コラッタ

ドナルド「ドナルドはピカ厨なんだ♪ 今交換しようよ☆」

ドナルド:コラッタ→ピカチュウ
219ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/15(金) 11:41:50 ID:ef4C45lW0
ドラえもん「外に出てバトルしようぜwww」

ここは1番道路。
しずか「コンナトコロニ不思議ナ飴ガ15個オチテルワ(小声」

おや…コイキングの様子が…

おめでとう!!コイキングはギャラドスになった!!
しずか「うふふ、ドラちゃん勝負しようよ、ね?」
ドラえもん「おkww(コイキングでwwワロスww)」
ドナルド「審判は俺がしよう」

ドラえもん「出てきやがれダークホース」
しずか「いきなさいギャラドス……(プッ)
ギャラドス、たいあたり!!」
ドラえもん「よけろ、イシt…ダークホース!!」
イシツブテは交わしてドラえもんに攻撃が当たった。で、壊れた。

生き残り…後6人
220ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/15(金) 11:42:36 ID:ef4C45lW0
投下終了なんだ♪
221ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 13:00:49 ID:ib8i2xCIO
セカンド乙
222ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 20:18:31 ID:fmzZ31UT0
セカンドが投下したと聞いて
223ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 16:08:33 ID:g6lu8M86O
>>215
いやドラーモンが居なくなった時点で
224ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 16:24:46 ID:CFdyyhI4O
ドラーモンが消える前から荒れてたな
ドラーモンは余計な信者を召還させてスレを乱すのが上手かった
225ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 18:22:28 ID:yww8WtNC0
今思うとドラーモンも結構ガキだった
226ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 19:12:07 ID:1WRpSlpEO
>>225
そんな風にドラーモンを批判すると、「セカンド乙」で昔は済まされたっけな
俺はかつてその風潮に腹が立って、セカンドを庇ったり、
「なんでもかんでもセカンドのせいって決め付けるな」って言ったら、「セカンド自演乙、消えろ」で済まされたこともあるし
このスレは昔からいろいろと問題があった。貴重な新人を「こいつセカンドじゃないか?」って疑ったりした奴らもいたし(使い手は実際セカンドだったが)
227ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 19:22:34 ID:CFdyyhI4O
ぶっちゃけポケモン板に戻しても、焼酎の巣窟になるだけだろうな
まあ自演し放題になるから、ジャイアンとかセカンドとかワタリとかは帰ってくるかもしれんが
228ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 19:50:26 ID:1WRpSlpEO
>>227
> まあ自演し放題になるから
ここに移ってきた理由でもあるしなそれ
トキワアンチが複数いるように見せ掛ける荒らしとかな
結局、「ゲサロの過疎」か「ポケ板の荒れ」の二択しか残ってない状態まで来てしまった時点でもうほぼ詰んでるよな
229ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 20:21:24 ID:La0Dw2DbO
過疎は荒れと違って対処のしようがあると思うけどな
まだ残ってる住人はいるんだし、雑談してるとか
230ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 21:15:21 ID:1WRpSlpEO
ミュウの続きが楽しみで早く読みたいけど、終わるのが寂しいから最終話まであんま早くは投下してほしくなかったり、
なんか矛盾っぽい複雑な気持ちになってる
231ドナうわ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/17(日) 00:40:09 ID:6NH0wQtI0
自分の胸に手を当ててらんらんるー!って言ってみて☆
ドナルドは皆の心の中にいるよ☆
232ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 00:42:43 ID:A4/L7bZ00
セカンドキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
233ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 01:00:52 ID:UembhX1xO
きめえwww
234ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 11:48:47 ID:i2rvKvxoO
>>232
なぜこいつがセカンド?
235ドナうわ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/18(月) 22:30:07 ID:OVynREBV0
俺ミラじゃねえしw
236ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 22:46:38 ID:T7M1AeKoO
ジラーチ読んだけど、これってFateじゃん
237ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 23:08:03 ID:95Nj053fO
何を今更
238ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 00:27:05 ID:i5zBlbN5O
スネ夫「失せろ雑種、この機械は三人用だぞ」
239ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 18:59:25 ID:vpNqRxLIO
うーん…しかしほんとに分からないもんだなぁ…
もうこのセリフ何回目になるか分からんが、ドラえもん×ポケモンってほんといい発想だと思ったんだよなぁ…もうアイデアとかバンバン浮かんできそうな
なのに過疎るんだもんなぁ〜…分からないもんだ
240ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 01:01:26 ID:8RmRXIboO
もうやり尽されてる感があるもん
241ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 12:13:45 ID:eQ5S00ZU0
>>239
アイデアは浮かんでくるが纏めるのが難しい。
ところで、お前は作者だったか?


VIPに移動は流石に不味いか…

ポケモン板にまた戻るのはどうだ?
あまりにも過疎が酷すぎないか?
242ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 13:02:16 ID:niB/92sPO
>>241
うん、短編2号
ポケモン板復帰は、俺も避難所で提案はしたよ。ただやっぱ、「また荒らされるんじゃ…」って不安はみんな抱えてるようだな(俺もだけど)
ただ、この過疎っぷりではまずいよな…荒らされるかもしれないとはいえ、俺もポケモン板復帰に賛成だな
243ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 13:21:20 ID:ya6NhdFAO
VIPという単語を出した時点で、そんな奴の言葉は信用に値しないな
244ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 14:39:07 ID:niB/92sPO
>>243
VIPと聞くとノビタを連想してしまうが、ビッパ(スペルが思い出せなくてごまかしてるのは内緒)はみんなノビタみたいな連中だったりするのか?
俺はVIPのことはよく知らないんだが…
245ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 15:37:55 ID:bZI7Vs44O
移動すれば過疎じゃなくなるとか甘い、仮に盛り上がっても荒らしが暴れるだけ
246ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 16:38:06 ID:/iR6H3UM0
今思えば前セカンドが言ってたような事になってるな
避難所には行ってないがポケモン板からは離れることになってしまったし
247ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 16:44:25 ID:F2IRRlI70
そもそも移動する前から終わってただろ
マンネリもあるが荒らしと険悪な流れで随分多くの作者が見放していた
248ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 16:52:51 ID:ya6NhdFAO
>>245>>247が真理だろう
ゲサロだめだから戻ろうか、なんてよく考えもせず安易にポケモン板に戻すなんて愚の骨頂だろ
249ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 16:52:53 ID:niB/92sPO
随分誤解された連中もいたよね。セカンド扱いされた新人や、荒らし扱いされた作者とか
しかし、ドラーモンもトキワもワタリもDP2もノートもいない…寂しいな
250ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 17:09:09 ID:bZI7Vs44O
もし本気で復興を目指すなら、今いる人間で何とかするしかない
叩かれても逃げない新人に期待するとか夢物語
251ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 22:39:04 ID:q0SseFsE0
そもそも投下はまだか? て愚痴
252ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 22:42:09 ID:5OMctgYE0
こんなスレになんで投下しなきゃならねえんだってことじゃないの
253ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 23:16:34 ID:niB/92sPO
じゃね?このスレを基準に考えてる人も多いかもしれないけど、俺がブックマークしてる小説スレの中でもここはダントツで作者への扱いが悪いよ
「つまらない作品を書く作者にはいい扱いをする必要はない」なんて理屈が通用するスレは、俺が知る中ではここだけだしな
254ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 23:34:04 ID:/iR6H3UM0
要するに自業自得ということか…
255ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:51:15 ID:mHutb77H0
規制されてなかったら空気読まずに今からこっちで投下するわ
256ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:52:12 ID:mHutb77H0
第32話「なんかもうよくわからなくなったので出木杉とジャイアン中心に話を進める 他は省略」

とりあえず何を省略するかというと

・スネオのハクタイジム戦
・しずかのノモセジム戦
・のび太のキッサキジム戦

のび太はええwwwwwwww

―ジャイアン、出木杉サイド―

 前回までのあらすじ
ギンガ団達に襲われたジャイアンと出木杉
敵は30人も居て大ピンチ…かと思いきや、フーディンコンビで楽勝だった
そこで敵の隊長らしき人物がイャンクックとかいう明らかにポケモンじゃない何かを出してきた
しかし出木杉はイャンクックを知っているらしい…
そこでジャイアンは出木杉に何故そんなことを知っているのか聞き出すことにした…


ジャイアン「……なるほど、そのモンスターハンターとかいうゲームをやってたから知ってたのか」
説明は省略されたようです。
出木杉「うん、協力プレイも楽しいから君も買ったらどうだい?」
ジャイアン「俺はPS2もPSPも持ってねえし、小遣い増やして欲しいなんて言ったら母ちゃんに怒鳴られるしな」
そういえばジャイアンの母ちゃんっていつも怒鳴ってばっかなのは気のせいか。
出木杉「…あれ?そういえばギンガ団は?」
ジャイアンが振り返るといつのまにかギンガ団は居なかった。
ジャイアン「ん?手紙が落ちてるぞ」
257ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:53:12 ID:mHutb77H0
手紙「話長いので帰ります byゴルバット隊隊長」
帰んなwwwwww
ジャイアン「手紙が喋った!?」
え?本当に音声出てるの?文字じゃわかんねーよ。
手紙「ギンガ団の科学力は世界一ィィィ!できんことはないイイィーーーーッ!」
ギンガ団すげえwww
ジャイアン「ちょwwww返事wwww何これwwwwww」
出木杉「落ち着いてよ武君 返事もするのか…」
少しはお前も慌てろ。
手紙「ふはははははは どうだ、凄いだろう!実は私も驚いてるんだけどね」
出木杉「ただの手紙型通信機で?」
ジャイアン「!」
手紙「!」
夢がないなぁ、出木杉は。
手紙「言われてみれば……」
ジャイアン「確かに手紙の裏にそれっぽい機械がついてるぜ」
出木杉「こんな馬鹿な奴が隊長だなんて、ギンガ団って本当は弱小集団じゃないの?」
急にえらそうになったなwww
手紙「…我々ギンガ団を甘く見ないほうがいい 既にズイタウンは我々が制圧し、軍事要塞が建設されている」
な、なんd(ry
ジャイアン「要塞?何だそれ食えるのか?」
お前は帰れ。
出木杉「なんてことをwwww育て屋使えねえwwwwwオワタwwwww」
出wwwwww木wwwwww杉wwwwwww
258ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:54:03 ID:mHutb77H0
出木杉「でも何でズイなんです?」
急にまともになった出木杉。
手紙「我が団の軍師によると『育て屋の封鎖と道の封鎖が目的』だとか…」
出木杉「わざわざ情報提供ありがとうございます」
手紙「しまった!」
しまった!じゃねーよwww
つーかギンガ団なのに軍師ってどんなんだよ。
手紙「まぁいいさ、どうせそんなことを知ったところでお前たちにはどうすることもできない」
悪役がよく言いそうなセリフですね。
手紙「あ、最後にいいことを2つ教えてやる、ありがたく思え」
手紙「我が団はロストタワーの占領にも成功したらしい 簡単にはズイへ行けんぞ」
ロストタワーって一瞬なんだっけって思った。ズイの下のほうにある塔だっけ?
出木杉「…もう一つのは?」
手紙「この手紙は通信を切断すると軽く爆発する じゃ、また会おう! ブチッ(切断音」
出木杉「!! 武君、手紙を上に投げるんだ!」
ジャイアン「もう投げてるぜ」
ジャイアンのくせに行動はえーな。
そんなわけで手紙は爆発…しなかった。
爆発に失敗したような音と煙が出ただけだった。 
出木杉「………武君、それゴミ箱に捨てといて」
ジャイアン「おk」
259ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:54:55 ID:mHutb77H0
出木杉「とりあえず、まずはロストタワーに向かったほうがよさそうだね。」
ジャイアン「そうだな、じゃあ今日はしっかり準備して寝るか」
出木杉「確かに準備は必要だけど、今の僕達でなんとかできるか……」

PPPPP(電話音)

出木杉「電話…?一体誰から………もしもし」
電話「久しぶりだね 僕だよ、ポケトレさ」
本当に久しぶりだなwwww
出木杉「何で貴方が僕の電話番号を?」
電話(ポケトレ)「オバサンとかいうおっさんに聞いた」
勝手に教えるなよなwwww
出木杉「(勝手に教えるなよ…)それで、何のようです?」
電話(ポケトレ)「君たちがヨスガに居ると聞いて話がしたくてさ」
出木杉「……何故僕らがヨスガに居ると?オバサンさんから聞いたんですか?」
電話(ポケトレ)「…ああ、そうだ とりあえずまたポケモンセンターに部屋を借りてるから来てくれないかな 部屋は151号室だ」
出木杉「(現時点ではこいつを頼るしか……)わかりました、すぐに向かいます」

ジャイアン「一体誰からだったんだ?」
出木杉「ポケモン=トレーナー5世とかいう人だよ またポケセンに部屋借りてるから来てくれってさ」
ジャイアン「またあいつかよ 仕方ねえ、行って見るか」

というわけで無理矢理な展開だが出木杉とジャイアンはポケセンへ
260ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 23:55:39 ID:5OMctgYE0
糞キター
261ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:56:10 ID:mHutb77H0
―ポケトレが借りてる部屋―
出木杉達がオバサンに言われた部屋に行くと、オバサン以外に奇妙な生物が居た

          / ノ Y ヽヽ
        o゚((●))((●))゚o              やっと出番っていうwww
        /:::::::⌒`´⌒:\              俺様の活躍に期待しろっていうwwwww
 ミ ミ ミ  .|  ,-)    (-|      ミ ミ ミ   
/⌒)⌒)⌒. | l   ヽ__ノ l|     /⌒)⌒)⌒)
| / / /  \   |r┬-|  / (⌒)/ / / //   バ
| :::::::::::(⌒)    | |  |  \  ゝ  :::::::::::/      ン
|     ノ     | |  |    \/  )  /    バ
ヽ    /       `ー'´     /    /     ン
 |    |   l||l 从人 l||l     l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、  -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))

明らかにうざい奴がいるっていうwwwwwwww
出木杉「……えーっと、そこの奇妙な生物は何ですか?」
うぜえ奴「奇妙な生物っていうなっていうwwwwww」
ジャイアン「(うぜえ……)」
ポケトレ「彼はでっていう うざい奴だが戦闘力は高い」
でっていう「うざいっていうなっていうwwwwww」
黙れwwww
出木杉「……彼もポケモントレーナーなんですか?」
でっていう「俺様はポケモンなんて持たねえっていうwww自分で戦うっていうwwww」
出木杉「……それで、用件はなんですか?」
ポケトレ「ギンガ団が占領したロストタワー、ズイ、トバリに行くつもりなんだろう?」
出木杉「まぁ、そうですけど」
何で知ってるんだ?
ジャイアン「何でそんなことしってるんだ?」
ポケトレ「なんとなく、だよ…」
怪しすぎだろ……常識的に考えて
262ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:57:02 ID:mHutb77H0
>>260
糞でサーセンwww

出木杉「……つまりこういうことですか?『ロストタワー他を取り戻すため僕達に協力するからこのうざいのを持って行けと……』」
でっていう「Exactly(その通り)っていうwwww」
無理にバービー弟の真似すんなっていうwww
ジャイアン「何語喋ってんだ?」
出木杉「その通りだってさ」
ポケトレ「まぁ、協力するのはでっていうだけだけどね」
ジャイアン「こんなのがついてくるのかよ 俺は嫌だぜ」

   /ノYヽヽ
   /(0)(0):::ヽ
 ./ ⌒`´⌒ ::\   
 | )ノ(、_, )ヽ, (::::|  
 |.l ,;‐=‐ヽ  l :::|   
 \ `ニニ´ ::::/
 /`ー---―´\

まぁジャイアンの気持ちも分からなくはないがwww
ポケトレ「そういうなって、こいつはLv100のレックウザも倒せる実力なんだし」
またスマブラネタかよ
出木杉「………一応彼は連れて行きます」
ジャイアン「まぁ、強いなら仕方ねえな」
でっていう「俺様に全て任せろっていうwwww」
出木杉「ところで…ひとつ聞きたいことが」
ポケトレ「なんだい?」
出木杉「今のシンオウ地方の状況が気になりまして… いくつかの町が占領されたって聞きましたし」
ポケトレ「………ギンガ団が本格的に動き始めたんだよ」
出木杉「詳しい話を聞かせてもらえませんか?」
ポケトレ「……いいだろう」
263ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/22(金) 23:59:03 ID:mHutb77H0
中途半端なところで投下終了
ちょっとこの流れに耐えれなくなって投下してみた
こっちに投下した理由は、こっちのほうが読んでもらえそうだったし叩いてくれそうだったから
次回投下は夏休み明けてからだと思う
264ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 00:07:08 ID:JhiObIie0
乙!
265ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 00:54:11 ID:wV/pyVssO
しかし収容する管理人は不在という
266ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 02:46:57 ID:DGBifCcWO
うんこ小説ktkr
267ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 08:05:26 ID:SYooDSGZ0
小説読んでると書きたくなってくる
268ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 10:02:16 ID:xmvViHwo0
ビラクって最早荒らしだな
269金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 12:57:03 ID:QKSxEJEu0
初投下です
270金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 12:58:51 ID:QKSxEJEu0
「ピカチュウ!そこだ、いけー!」
「やったー!サトシが勝ったよ」
のび太とドラえもんはポケモンのアニメを見ていた。
「ああ・・・僕もサトシみたいにポケモンの世界で冒険したいなー」
何事もなさそうにのび太は呟いた。
「ポケモンの世界で冒険・・・そうだ!」
ドラえもんが何か思いついたようだ。
「どうしたの?」
「のび太君、ポケモンの世界にいくことが出来るよ」
「本当?本当に行けるの?」
のび太は嬉しそうに期待を膨らませた。
「このリアルゲームプレイヤーを使って・・・と」
「何それ?」
のび太にとって初めて見る道具だった。
「この道具はね、ゲームソフトを実際に体感できるんだ!」
最後まで聞かないうちに、のび太は走り出した。
「のび太君、どこ行くの?」
「しずかちゃんを呼んでくる!」
そう言うと、扉も閉めずに玄関を飛び出した。
271金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:00:15 ID:QKSxEJEu0
「しずかちゃーん!」
「あら、のび太さん」
「あのね、ポケモンの世界で冒険できるんだ!詳しい話しは後!とりあえず来て!」
早口でまくしたてるのび太。
「どうしたんだい?しずか君」
「あら、出来杉さん」
出来杉は、しずかの家に勉強しにきた所だった。
(しまった!僕の計画が!)のび太は焦り出した。
「あのね、のび太さんが実際にポケモンの世界に行けるって言うの。一緒にこない?」
「へぇ、面白そうだね!僕も行くよ!」
(あぁ・・・しずかちゃんと二人きりで旅をする僕の夢が・・・)
しかし、のび太の不運は続いた。
「話しは聞かせてもらったぜ、のび太」
ジャイアンとスネオだ。
(もう二人きりどころじゃないや・・・)
こうして、ドラえもん、のび太、しずか、スネオ、ジャイアン、出来杉
の6人がのび太の部屋に集まった。
272金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:01:29 ID:QKSxEJEu0
「みんな揃ったことだし、早く行こうぜ!」
ジャイアンが、待ち切れなさそうに言い出した。
「そうだね・・・あっ!バージョンは金銀クリスタルでいいよね?」
金銀クリスタルは一番新しいシリーズだったので、反対する者はいなかった。
「それじゃ、ポケモンの世界へレッツゴー!」



「・・・ワカバタウンだ!遂に来たんだ!」
スネオが言う。
「うおおー!俺は行くぜ!じゃあな!」
と言った途端に走り出したのはジャイアン。
「ま、待って!ルールの説明がまだだよ!」
慌ててジャイアンを引きとめるドラえもん。
「ルールなんてあんのか?じゃあさっさと説明しろよな!」
ドラえもんは説明書みたいなものを読み出した。



「このゲームはポケットモンスター金銀クリスタルです。
 最初にチャンピオンになった者が勝ちです。
 それでは、冒険をお楽しみ下さい。
 ※普通のゲームとは違い、キャラクターやシナリオに
 決められたプログラミングはされておりません。
 プレイヤーの行動次第では、シナリオが大きく変化する場合があります。」



「それじゃ、行っていいんだな!」
ジャイアンが駆け出そうとする。
「ま、まだだよ!最初のポケモンを貰わないと!」
こうして6人は、ウツギ研究所へ行った。
273金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:02:13 ID:QKSxEJEu0
「やあ!待っていたよ!」
ウツギ博士が出てきた。
「ポケモン、下さい!」
「うん、ちょっと待っててね」
そう言うと、ウツギ博士は研究所の中へ入っていった。
それから10分が経った・・・
「3匹しかないから、後3匹取り寄せてきたんだ」
「うおおー!早くくれよ!」
ここに来てからずっとこの調子のジャイアン。
「なんだか、ワクワクしてきたよ!」
「どんなポケモンになるのかしら」
「強いポケモンが来ますように・・・」
様々な思いが交錯する中、それぞれにモンスターボールが手渡された。



のび太   ピチュー
ドラえもん トゲピー
しずか   チコリータ
スネオ   ヒノアラシ
ジャイアン ワニノコ
出来杉   イーブイ



「ピチューか、よろしくね」
「トゲピーだ!可愛いなあ」
「チコリータは草タイプね・・・。最初のジムで苦戦しそうだわ」
「やった!ヒノアラシだ!僕欲しかったんだ♪」
「うおおおー!ワニか!かっこいいぜ」
「イーブイ・・・まぁいい方だな」



こうして6人の旅が始まった。
274金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:03:16 ID:QKSxEJEu0
<のび太>
「ピチューだけじゃ心配だから・・・何かポケモンを捕まえよう」
のび太にしてはいい判断である。
「あっ、あれは・・・ポッポだ!」
野生のポッポが現れた!
「いけっ!モンスターボール!」
しかし、元気なポッポはすぐにボールから出てしまう。
「あれ?なんで捕まらないんだ?」
あろうことか、のび太はポケモンの捕まえ方を知らないようだ。
力の限りにモンスターボールを投げ続けるが、捕まらない。
「はぁ・・・はぁ・・・もう疲れたや。休もう」
そうこうしてるうちに夜が来た。
「もう・・・動けないよ。助けてよドラえもーん」
その時、誰かの足音がした。
「さっきから君のこと見てたんだ。ポケモンの捕まえ方、教えようか?」
突然のことに唖然とするのび太。
「ぜ、是非教えて下さい!」
それからのび太は色々教わった。
弱らせてからボールを投げること、状態異常にすると捕まりやすいこと・・・
「それじゃ、頑張ってね」
「あ、ありがとう!」
捕まえ方を知ったのび太は意気込んだが、夜なので中々ポケモンが出てこない。
「ん・・・あっ、あれは!」
野生のホーホーが現れた!
「よし、まずはピチュー!電気ショックだ!」
ホーホーの体力はギリギリ残った。
「いけっ!モンスターボール!」



のび太はホーホーを捕まえた。
「やったー!僕のポケモンだぞー!」
のび太は疲れも忘れて走り出すのだった。
275金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:04:08 ID:QKSxEJEu0
<ジャイアン>
ジャイアンは、ヨシノシティを通り30番道路にきていた。
ワニノコも大分強くなったようだ。
とその時・・・。
「そこの君、勝負しようぜ」
「おう!受けて立つ!」
どうやら勝負を仕掛けられたらしい。
「いけ、ワニノコ!ひっかく攻撃!」
相手のコラッタが一発で倒れた。
「どんなもんだい!」
その後、ジャイアンはその辺のトレーナーを次々と倒していった。



<ドラえもん>
ドラえもんは、攻撃技を使えないトゲピーに苦戦していた。
指を振るをしてみても、運まかせなので攻撃技が出ないときもある。
「はぁ・・・どうやって育てれば・・・ん!?」
ドラえもんの後ろにキャタピーがくっついていた。
「そうだ!キャタピーを捕まえよう」
キャタピーはドラえもんが気にいったのか、すぐにボールに入った。



<しずか>
しずかは淡々とレベル上げをしていた。
その辺のトレーナーなら一撃で倒せるほどだった。
「そろそろ他のポケモンを捕まえなくちゃ・・・」
チコリータでは最初のジムで不利なので、他のポケモンを探し始めたのである。
「・・・あれはオタチだわ!」
野生のオタチが現れた!
「チコリータ、体当たり!」
オタチの体力は残り僅かだ。
「今よ、モンスターボール」



オタチを捕まえた。
そして、しずかは休むこともなくオタチのレベルを上げ始めた。
276金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:05:14 ID:QKSxEJEu0
<スネオ>
「フフン!絶対に僕が一番にチャンピオンになるんだ!」
スネオはもうキキョウシティに着いたらしい。
ゲームが上手いだけあって、進めるのがはやいようだ。
早速、フラッシュの秘伝マシンをとる為にマダツボミの塔に行った。
「ヒノアラシ、火の粉!」
坊主のマダツボミ達は次々と倒れていく。
「ハハッ!チョロいもんさ!余裕余裕〜♪」
長老も難なく倒し、見事フラッシュをゲットした。



<出来杉>
「そなたの戦い方、素質を感じる。この秘伝マシンをどうぞ。」
「ありがとうございます」
スネオが塔を後にして間もなく、出来杉もフラッシュをゲットした。
そして、すぐにキキョウジムへ向かった。
「イーブイだけでも、何とか倒せそうだな・・・」
そう呟くと、出来杉はキキョウジムに入っていった。
「ジム戦、よろしくお願いします」
「チャレンジャーか、俺はハヤト。飛行タイプの使い手だ!」
出来杉vsハヤトのバトルが始まった。
「イーブイ、すなかけだ」
「チッ・・・命中率が下がってしまう。ピジョン、風起こし!」
風起こしはイーブイにヒットした。
「イーブイ!砂かけを続けろ!」
出来杉はピジョンの命中立をとことん下げた。
「くそ・・・!攻撃があたらない」
「今だ、イーブイ。連続で体当たり!」
ピジョンは倒れた。
出来杉はバッジを貰うと、次なる町、ヒワダタウンへ向かった。
277金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 13:08:02 ID:QKSxEJEu0
現在の状況
のび太   ピチューLv7 ホーホーLv5 (バッジ0)
ドラえもん トゲピーLv5 キャタピーLv3 (バッジ0)
しずか   チコリータLv14 オタチLv12 (バッジ0)
スネオ   ヒノアラシLv12 (バッジ0)
ジャイアン ワニノコLv12 (バッジ0)
出来杉   イーブイLv14 (バッジ1)
278ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 13:17:51 ID:qG1YI/wL0
投下終了?
279ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 13:18:59 ID:qG1YI/wL0
乙です。
280ドナルドのうわさ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/23(土) 13:20:33 ID:qG1YI/wL0
ドナルド「アァアァーロッ」
ドナルドは今書き溜めしてるから待ってるんだよ?☆
281ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 13:26:19 ID:DGBifCcWO
さるってんじゃね?
282ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 14:56:57 ID:Kl8robES0

中々面白そうだが投下終了の時は投下終了って言ったほうがいいぞ
283 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 15:57:26 ID:6rqhV2Hx0
金銀男氏乙
俺も久しぶりに投下させていただく
前回は>>69-72
284主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 15:58:58 ID:6rqhV2Hx0
まばゆい光と共に、僕の投げたボールの中から現れたのは、

「……な、ナエトル?」

どうやら、草タイプのナエトルのようだ。
出木杉のポケモンは炎タイプのヒコザルだったみたいだ。
すでにムックルに攻撃を仕掛けてる。

「よーし、ナエトル、あのムックルに……」

ここで僕の台詞は止まってしまった。
そうだ、僕はナエトルがどんな技を使えるのかさっぱりわからないんだ。
だってゲームは遊んだことがないし、アニメはあんまり見てないし。
どうしようか迷ってると、ナエトルは僕の後ろに隠れてしまった。
僕とムックルは一定の距離を保ってる。
でもこのままじゃ、また襲われるのは明らかだ。
出木杉とは離れちゃったし、そもそももう一匹のムックルと激闘を繰り広げてるし。
到底助けは望めないだろう。
……この状況を覆すには一体どうすればいいんだ。
何かないかと辺りを見回すと、カバンのあった場所のすぐ側に落ちてる、あの白い布きれが目に入った。
……ってちょっと待ってよ、あれってもしかして……。

「……」

そーっと近付いて手に取ってみた。
……やっぱりそうだ!
間違いない、これは四次元ポケットだ!
なんでこんなところに落ちてるのかなんて今はどうでもいい。

「これでなんとかなるかも……」
285主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 16:00:47 ID:6rqhV2Hx0
僕はポケットの中からひみつ道具、コエカタマリンを探すことにした。
あれさえあればムックルを攻撃できる。
……うーん、これじゃない、これでもない、これも違う。
さすが僕、こんなときもついてないや。
ムックルがじりじりと近付いてくる。
ナエトルは僕の後ろで怯えたままだ。
……えーい、もうどうにでもなれ!
せめて何か攻撃できるようなものが出ますように!
そんなこんなで結局、僕が手探りで取り出したのは、

「ほ、翻訳コンニャク……」

最悪だ。
……しょうがないから食べたよ、大しておいしくなかったよ!
そして今、ムックルは僕の目の前にいる。
翻訳コンニャクを食べちゃったからには、説得するしか道はないだろう。

「ねえムックルくん、話し合おうよ」

ムックルは鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
そりゃそうだ、いきなり僕がポケモンの言葉を話したわけなんだから。
うーん、この調子でなんとかならないかな。

『……失礼ね、あたしはメスよ!』

ならなかった。
286主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 16:02:02 ID:6rqhV2Hx0
『なんてこと言うのよ、もう許さないんだから!』

そう言うなり、ムックルは再び僕の頭を突き出した。
許さないも何もそっちから勝手に、ってあだだだ!

「……そうだ、ナエトル!」

すっかり忘れてた、ナエトルのこと。
涙目になった僕の呼びかけに、ナエトルはびくっと体を震わせた。

「君、使える技は何があるんだい?」

ナエトルは少し考えるようなそぶりをしてから、おずおずと口を開いた。

『体当たりなら使えるけど……』

……うーん、体当たりでなんとかなるだろうか。
考えてもしょうがない、今は頼みの綱はこのポケモンだけだ。

「お願いだよ、このムックルに体当たりしてくれ!」

ナエトルは初めは戸惑ったようすだったけど、やがてこくんと頷いてくれた。

『うん、僕やってみるよ!』
287主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 16:03:03 ID:6rqhV2Hx0
そう言うと、ナエトルはムックルを睨みつけ、突っ込んでいった。
そして、ムックルはモロにナエトルの体当たりを喰らった。
おそらく相当のダメージだろう。
ぶつかったとき、星が見えたような気がしたし。

『……いったーい、やだもう、最悪だわ!』

ムックルはそう叫ぶと、どこかに飛んで逃げていった。

「すごいじゃないか、君って攻撃力が高いんだね!」

僕が感心してそう褒めると、

『そ、そんなことないよう。ただ太り気味で石頭なだけなんだから』

ナエトルは照れ臭そうに前足で頭をかいた。
謙遜なのかもしれないけど、太り気味ってことは鈍臭そうだな。
まあ僕もあんまり人、じゃなくてポケモンのことは言えないけど。
288主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 16:04:25 ID:6rqhV2Hx0
「野比くん、大丈夫だったかい?」

出木杉とヒコザルがこっちにやってきた。
そういえばこいつらのことをすっかり忘れてた。

「悪かったね、こっちもなかなか大変でさ」

「いや、気にしないでよ」

ところで、と出木杉が2匹を見ながら言った。

「どうしようか、このポケモンたち」

それは僕もずっと思ってた。
そう、この2匹はおじいさんの忘れ物だ。
それを勝手に使っちゃったわけだから、もちろん返しにいかなきゃならない。
でもこの2匹は、ムックルたちとの戦いを経て、どうやら僕たちに懐いちゃったようなんだ。
2匹は僕たちを子どものようにじっと見つめてる。
……や、やめてくれ!そんな汚れなき瞳で見ないでくれ!

「あっ!」

すると、僕たちの後ろから甲高い声がした。
今度は一体なんだと振り返ると、そこにはしずちゃんが口を押さえながら立ってた。
289主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/08/23(土) 16:05:40 ID:6rqhV2Hx0
投下終了
なかなか投下できなくてすまん
もしかしたら携帯で投下するようになるかもしれん
それじゃ
290ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:13:22 ID:jVhSXwn+0
この流れなら投下できる

ちなみに自分外伝の初スレからいたりする
291ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:16:17 ID:jVhSXwn+0
今までのあらすじ

とりあえず今回はのび太のパーティーを紹介。
たまに確認しないと作者も忘れるから困る

のび太の手持ち
ギラティナ
チリーン
ドータクン
ロゼリア
ギャラドス
ドダイトス

現在バッジ6個

全部正確な情報…のはず
ところで地震恐いんですが
292ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:20:00 ID:jVhSXwn+0
《テンガン山 頂上》
…えーっと、何があったんだっけ?
あらすじが僕の手持ち紹介だったからすっかり忘れてしまった。
『私に呼ばれてたんだって』
ああそうそう、何か、
ギンガ団をおってここに遣ってきたはずだったのに
頂上に着いたら何かギンガ団のトップが倒されていてどこかで見たような仮面の男がいたんだった。

―たぶんここから本編―

『そういうことなのです…
で?私のことを忘れたわけじゃないでしょう?』
「ああ、もちろん……
ん?あ、あれ?忘れてしまった」
『え、マジで』
 あまりのことに仮面の男はあきれ返った。

「いやぁ、だって2個前の作品が投下されてからずいぶん経つんだもの」
『それに作者もトランスモードに入っていたしな
…まぁいい、軽く説明すると私はジャイアンを殺したいわゆるボスキャラだ』
「なるほど、ドラクエ5でいうゲマ的なキャラか」
『…まぁ名前がそうなんだが』
「……よくもジャイアンを殺したな!
許せん!」

 のび太は仮面の男に突如おそいかかった。
しかし、男はいともたやすくそれを避け、ふたたびのび太に語りかけた。
『何をイマサラタウン……
だが落ち着け。今は見届けようじゃないか、伝説の二体のポケモンディアルガ、そしてパルキアの復活を』
293ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:21:54 ID:jVhSXwn+0
(ディアルガに…パルキア?
良く分からんがなんかかっこいい名前だなあ)
のび太がそんなことを思っていると、突如腰のモンスターボールが語りかけてきた。
《久しぶりだなマスター》
「…!?な、何だ一体!?」
《やっぱり忘れていたか……
私はギラティナ。マスターに捕まった仮にも伝説のポケモンだ》

 そういえばそんなこともあったなぁと思うのび太。
そして今度はのび太がギラティナに問いかける。
「……まぁお前のことは思い出したけどさ、なんでいきなり話しかけてきたんだ」
《いやたぶん出なかったら忘れられると思ってな……
あと、あの伝説のポケモンについてマスターに教えようと思ってな、どうせ知らないだろう》
「うん、知らない」
《では教えよう。
にいうと、あの二匹は時空を操ることができる》
「……時空?」
《つまりは時を自由に操ることができるのだ。
おそらく、やつは過去の世界にでも行ってこの世を支配するつもりなんだろう》
(……なんだ、要するにタイムマシンか
ドラえもんと一緒だと、何でも当たり前のことになるなぁ)
「つまりは時空犯罪者、ということでしょ?」
《……?なんだその、じくうはんざいしゃ、というのは》
(ああそうか、そりゃしらないよなぁ)

『おいそこ、何一人話してるんだ』
 仮面の男は、一人でなにかをしているのび太を疑問に思い、語りかけた
「ああ、ちょっと読者に軽く解説を」
『…メタ発言はやめろ』
294ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:23:58 ID:jVhSXwn+0
『フフ…いろいろあったが、いよいよ復活だ!
伝説のポケモンギラティナ、そしてパルキアの!』
 仮面の男は高らかに笑い出した。
そのとき、のび太が男に質問をした。
「……なぜ、こんなことをするんだ」
『なぜ?そんなの決まってるじゃないか
楽しむためだ、それ以外に何かあるとでも思ったか?』
 仮面の男はいとも当然のように話す。
常に笑っている仮面に顔を隠しながら…

「そんな理由でポケモンを利用するなんて……
初めて合ったときのことから、ゲットしたときのことや!
一緒に旅をしてことや、一緒になってポケモンバトルで頑張ったことまで、
そんな思いでと共にすごすのがポケモンなんだ!
それを悪用するだなんて…お前ら人間じゃねえ!」
『ふっ、人間じゃねぇ、か…
そうだな、俺は確かに人間じゃないかもしれないな。
だが、それがどうした?
俺にとっては力こそ正義、ひ弱なお前にそんなことを言われる筋合いはないな』
 仮面の男は、のび太をあざ笑いつつ、そう返答した。

「そうだね、確かに僕は弱い。
……でも、それは僕一人での話だ。
今の僕には頼れる仲間、ポケモンがいる。
仲間がいるから…今の僕は誰にも負けない!」
『ほう、いいだろう。
では、お前とお前のポケモンをディアルガとパルキアへの謙譲物としよう
……死んだ状態でな!』
 そして今、この世界の命運を分ける戦いが始まる…

はず
295ドラAAモン ◆0oe33Tyq22 :2008/08/23(土) 17:31:22 ID:jVhSXwn+0
投下終了。
そして他の作者の作品見て思ったことをつれづれなるままにかきつらねる。

>>ビラク氏
作中にAA使うのは良くないよー
あとwwwは乱用しないほうがいい
単なる笑いでこれを使うと文全体が単調になってしまう
使うんならキャラの個性として使ったほうがいいと思う

>>金銀男
ちょっと単調かな?
たとえ特に色気のないところでも、
そのときの情景をうまく書くことができれば魅力的な文になると思う。
たとえるなら>>275の<しずか>のところとかまだ表現が足りないかな

>>主人公
これはうまい
表現とかうまくできてる
ただ改行しすぎるのは良くない。
場面が変わったとき限定で使ったほうがいいと思う。
296ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 17:36:13 ID:jVhSXwn+0
ポケモン板じゃないとIDでばれるから
批判とかしにくいんだよなーと
297ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 17:45:19 ID:wV/pyVssO
IDの出ないポケモン板の方が2chでは異端な件




だから焼酎による自演の巣窟なんだが
毎日投下する訳でもないのに日を改めるって発想は捨ててるみたいだけど
298ドナうわ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/23(土) 17:57:11 ID:qG1YI/wL0
Q.投下ラッシュでうれしいの?
A.もちろんさ☆
299ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 17:59:13 ID:wV/pyVssO
セカンドさんそんな事してる暇があったら何か書いてくださいよ
300ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 18:09:24 ID:9uMud8euO
おまえら乙くらい言ってやれよ
301ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 18:35:48 ID:+JJ0cxHcO
三人とも乙
投下ラッシュなんて何ヶ月振りだろうな
302ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/23(土) 19:27:43 ID:Kl8robES0
>>ドラAAモン氏
投下乙です
アドバイスありがとうございます
ドラキャラのwww使用はやめておきます
でっていうとツッコミの人は確実に、オリキャラ達はもしかしたらwww使うかもしれません

AAはやっぱり駄目なんでしょうか
以前使ったときは何も言われなかったのですが・・・
小型AAは後数回、大型は1回使う予定だったのですが・・・

後ビラクの喋り方が変わるのは仕様
303ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 19:28:59 ID:wV/pyVssO
草板にでも行けよ塵
304ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/23(土) 19:40:42 ID:Kl8robES0
まず草板って何なのか教えてください><
305金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:14:11 ID:QKSxEJEu0
昼間はさるってて投下終了言えなくてごめんね
今から投下するけどまー適当に支援してくれや
306金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:17:27 ID:QKSxEJEu0
しずかは、マイペースでレベル上げに励んでいた。
チコリータとオタチも進化し、マダツボミの塔も楽勝であった。
「次は、いよいよジム戦ね・・・」
しずかは深呼吸をするとジムに入っていった。



それから5分後。
「とどめよ!ベイリーフ!体当たり!」
「くっ・・・強い・・・」
タイプ相性では不利だったが、レベル差のおかげで勝ったようだ。
そして、回復を済ませて次の町へ向かう所・・・
「しずかちゃん、勝負だ!」
ジャイアンが勝負を仕掛けてきたようだ。
「あら、剛さん?どうしていきなり・・・?」
「キキョウジムに挑戦する前に、レベルを上げようと思ってな!」
どうやらジャイアンは、マダツボミの塔をクリアしたらしい。
「へぇ・・・私も舐められたものね」
「なんだと・・・?」
戦いの火蓋が切って落とされた。
307金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:18:42 ID:QKSxEJEu0
「そんな・・・この僕が負けるなんて・・・」
スネオはハヤトとの勝負に負けた。
「こんなはずは・・・絶対・・・」
スネオはあてもなく走り出した。



?何も見えない。
どうやら洞窟に入ってしまったようだ。
「ここは・・・?助けてよママー!」
暗いしどこから入ったかもわからない。
もう駄目かと思ったその時、スネオに何かがぶつかった。
薄っすらとだが見えた・・・ズバットだった。
ゲットしようと思ったが、この暗さでは狙いが定まらない。



その時、ヒノアラシが火の粉を出した。
辺りが明るくなり、一瞬だがズバットの位置がわかった。
「そうか・・・!ヒノアラシ、火の粉だ」
明るくはなるがズバットには当たらない。
「連続で火の粉!」
間髪入れず火の粉をうつヒノアラシ。
炎は見事ズバットに当たった。
「今だ、モンスターボール」
ズバットを捕まえた。
「やった!」
スネオは洞窟を抜け出した所で倒れた。
308金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:20:09 ID:QKSxEJEu0
「いけ、ホーホー!体当たり」
相手のコラッタは倒れた。
「よし、いいぞホーホー」
のび太は未だに30番道路にいた。
その時だった・・・!
「・・・そこのトレーナー、俺と勝負しろ」
赤髪の少年が勝負を仕掛けてきた。
「え?・・・?」
いきなりの事にびっくりするのび太。
「いけ、ヒトカゲ」
「こっちもだ!いけ、ピチュー」
ヒトカゲは金銀では出現しないポケモンだった。
だが・・・のび太がそんな事を知っているはずがない。
疑いもなくバトルに徹するのであった。
「ピチュー、電気ショックだ!」
「かわして火の粉」
ヒトカゲは電気ショックを回避し、ピチューに火の粉を当てた。
「は、速い・・・」
あっという間にピチューは倒れた。
「残りは君だ、ホーホー!」
「火の粉だ」
「かわせ!そして体当たり」
ギリギリの所でホーホーは火の粉を避けた。
だが、素早いヒトカゲに体当たりは当たらない。
「ヒトカゲ、連続で火の粉」
ホーホーは避ける術もなく倒れた。
「この程度か・・・」
そう言うと、赤髪の少年はその場を立ち去ろうとした。
「待って・・・君、名前は?」
「シルバー」
のび太は何か言おうとしたが、既にシルバーの姿はなかった
309金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:21:51 ID:QKSxEJEu0
「ワニノコ、ひっかく攻撃だ!」
しかしダメージは少ない。
「ふふ・・・どうやらレベルが違いすぎるようね」
「まだだ!ワニノコ、ひっかきまくれ!」
「そろそろ終わらせるわ!ベイリーフ、はっぱカッター」
ワニノコは一撃の下に散った。
「まだだ!ワニノコ、立ち上がれ!」
「・・・何言ってるの?もう無理よ。瀕死なんだから」
「くそっ!くそっ!くそっ!」
ジャイアンは何も言わず・・・いや、言えず立ち去った。



「なんで勝てなかったんだ・・・?この俺が」
ジャイアンはそばにある木を殴りつけた。
「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!・・・イテッ!」
どうやら間違ってイシツブテを殴ったらしい。
イシツブテは殴られてもじっとしていた。
「お前・・・俺を・・・?」
ボールを当ててみると、イシツブテはすんなりボールに入った。
悔しさは痛いほど残っている。
だが、このイシツブテに出会った事で、少し気が晴れたような気がした。
310金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:24:19 ID:QKSxEJEu0
「バタフリー、念力だ!」
ドラえもんは長老のホーホーを倒し、マダツボミの塔をクリアした。
キャタピーもバタフリーになり、大分強くなったようだ。
そして回復を済ませ、いよいよジム戦だ。
「バタフリー、念力」
「負けるなピジョン!風起こし」
激しい技の応酬だ。しかし、相性の関係でバタフリーが押されていた。
「とどめだピジョン!風起こし」
バタフリーは倒れた。
残るは対してレベルも上がってないトゲピーのみ・・・。
ドラえもんは諦め気味でボールを投げた。
「トゲピー、指を振る」
いちかばちかの指を振る。だが出てきたのは体当たりだった。
「ハハハ!相手にならないな。風起こしだ!」
トゲピーの体力はかなり減った。
「もうどうにでもなれ!トゲピー指を振るだ」
泥棒が出てきた。ドラえもんは負けを悟った。



だが、ピジョンは元気の塊を持っていた。
「しまった!元気の塊を持たせてしまっていたのか!」
「よし、元気の塊をバタフリーに!」
先程のダメージもあり、ピジョンは倒れた。
「やったー!」
311金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 20:25:34 ID:QKSxEJEu0
現在の状況
のび太   ピチューLv9 ホーホーLv9 (バッジ0)
ドラえもん トゲピーLv5 バタフリーLv12 (バッジ1)
しずか   ベイリーフLv18 オオタチLv16 (バッジ1)
スネオ   ヒノアラシLv12 ズバットLv4 (バッジ0)
ジャイアン ワニノコLv14 イシツブテLv4 (バッジ0)
出来杉   イーブイLv14 (バッジ1)
312ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 20:52:41 ID:Kl8robES0
乙だが投下開始時と終了時にはちゃんと宣言したほうがいい
313金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 21:39:24 ID:QKSxEJEu0
さるってた
投下終了
314金銀男 ◆nWbdSOcg36 :2008/08/23(土) 21:40:40 ID:QKSxEJEu0
>>312
さるってたんだがな
あと投下前はちゃんと宣言したんだが
315ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 22:08:24 ID:jVhSXwn+0
>>297
まあここに書き込むときは意欲がわいているときだし
>>302
AAはあまり使うべきではないかも
せいぜい挿絵的な感じで使うくらいか?
少なくとも文の合間に使うのは良くないと思う
316ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 22:08:53 ID:Kl8robES0
>>314
さるってたのか
よく見てなくてすまん
317ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 22:14:56 ID:jVhSXwn+0
そして皆さん投下乙です

この調子でいつか作者がもどってきたらいいなー
318ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 22:42:41 ID:9uMud8euO
久々の投下ラッシュだな
319一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:01:48 ID:QKSxEJEu0
どうも久しぶりです
前回の投下は>>21
320一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:03:18 ID:O9c2biSs0
一章、終末と次の世界への希望


 時は七月十日―――

六月頃から鳴き始めていた蝉の鳴き声が一層強くなり、夏の始まりを告げる。
空は高く、青く澄み、太陽はさんさんと輝いている。

こんな日には、外で遊びたい。
一昔前の子供の思考は、こうであった。

けれども、現代社会は違う。
少し子供だけで外にでれば、やれ日射病だの熱中症だの、不審者だの露出狂だの、色々なことが、子供を送り出す親に二の足を踏ませる。
マンションやコンビニなどを立てるために公園や空き地は潰され、子供の外での遊び場は奪われていく。
そういったことが重なり、子供達はあまり外で遊ばなくなった。
とても嘆かわしいことであるが、子供達は「あまり遊ばなくなった」だけで、完全に遊ばなくなったわけではない。

東京都練馬区のすすきヶ原の小さな空き地では、今日も子供たちの元気な声が響いていた。
321一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:04:06 ID:O9c2biSs0
子供達を見るに、彼らはサッカーをしているようだ。
子供達は全員で五人。

大柄な少年と、メガネをかけたひ弱そうな少年。目の細いリーゼントのような髪形をした少年に頭の良さそうな美少年。
そして、もう一人、彼らのサッカーを、可愛らしい少女が手を叩いて見ている。

「出木杉さーん、頑張ってー!」

美少年にボールが渡ると、少女は黄色い声をとばした。
出木杉と呼ばれた少年は、足首を上手に使いボールをトラップする。
完全にボールをキープし、走り始めた時、彼の前に大柄な少年が立ちはだかった。

「おっと、出木杉、ここは抜かせねーぜ」

少年は巨体を活かし、出木杉のドリブルコースを塞ぐ。
そのディフェンシブテクニックに、もう一人のリーゼント少年が大げさな反応を示す。

「流石ジャイアン! 凄いディフェンスだよ!」
322一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:05:39 ID:O9c2biSs0
この、ジャイアンと呼ばれた少年に、明らかにおべっかと分かるような声援を投げかけるリーゼントの名は、スネ夫という。
大柄で、力の強いジャイアンにいつも媚を売っている、いわゆる腰巾着だった。
技術的には上手いとは言えないが、豪快かつ、大胆なジャイアンのパワーディフェンスに、流石の出木杉も難航の色を見せる。

「オラオラ、出木杉、抜かせねーぜ!」

ジャイアンの当たりが強くなる。このままではボールが取られてしまうのも、そう遠い未来のことではない。スネ夫もやってきて、出木杉は完全に囲まれてしまいそうになった。
しかし―――

「のび太君!」

出木杉の長所はルックスだけではない。彼は、類稀なる頭脳と、優秀な運動神経を持ち合わせていた。
彼は一瞬で二人の包囲から、パスコースを模索し、パスを出した。
323一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:06:54 ID:O9c2biSs0
出木杉のパスは、ジャイアンとスネ夫の間をすり抜け、ノーマークのメガネ少年へ渡った。

「ちぃッ!」
ジャイアンが舌打ちをする。が、ジャイアンが焦りを見せたのは一瞬で、その顔はすぐに安堵の表情に変わった。
ゴール前にボールを持った少年が居るというのに、プレッシャーをかけに行こうともしない。

「なんだ、のび太か。一瞬焦ったけどのび太なら入りっこないからいいやw」

ジャイアンがそう言うと、スネ夫も畳み掛けるように言った。
「またまたwジャイアン、そんなこと言ったら可愛そうでしょwwwまあどうせ入らないだろーけどwww」

二人はのび太と言われた少年を追おうともせず、笑った。

「くそう・・・僕だって、この距離なら入るさ!」
のび太少年は、そう言ってゴール至近距離でボールを思い切り蹴った。
トーキックだった。

ボールはゴールの遥か上を通過した。

一瞬遅れて、ガシャンという音が聞こえた。

「アッー!」
のび太が、そう叫んだ頃には、空き地のほかの仲間たちは一目散に逃げ出していた。
塀から、怒り心頭のおじいさんが、のび太を見下ろしていた。
324一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:08:25 ID:O9c2biSs0


   * * * * * * *

「でね、僕はあの後カミナリさんに捕まってね、拳骨まで食らったんだよ!!
 ホラ、見てこのタンコブ! もう痛いのなんのって本当に(ry」

ところ変わってここは練馬区の民家の二階。そこでは、頭におおきなタンコブを蓄えた少年が、彼の目の前の青いダルマに向かって何かを力説していた。
少年は、タンコブと涙で多少顔が変わっているものの、先ほど空き地でサッカーをしていたのび太、その人だった。
見事なトーキックで場外ホームランを打った彼は、空き地隣の神鳴さん宅の盆栽を破壊し、こってり絞られてきたそうだ。
目の前の青いダルマの名前はドラえもん。22世紀から来たネコ型ロボットで、不思議なポッケでなんでも叶えてくれるナイスガイだ。

「だって、みんな酷いんだよ!みんなでサッカーしてたのに僕だけ置いてかれて僕だけ怒られてしかもサッカーでは静香ちゃんに全然いいとこ見せられずに・・・って聞いてるの、ドラえもん?」

「・・・・・・・・・・・・」
325一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:09:41 ID:O9c2biSs0
のび太は首を傾げた。ドラえもんは、口うるさいものの、自分の話には呆れながらもちゃんと相槌をうってくれる。
しかし、今日のドラえもんはどこかおかしい。
何を話しても、上の空で、なんだかふわふわしている。

「ドラえもん?」


のび太が二回めの問いかけをした。
すると、ドラえもんは首をゆっくりとこちらの方に傾け、静かに言った。

「のび太君」

声色は、陰鬱だった。

「もし、この世で誰かが一人・・・・」

「は?」

「いや、なんでもない、なんでもないんだ、のび太君」

ドラえもんは、そう言葉を残すと、のび太の部屋の襖を開け、下の階へと消えていった。
326一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:10:50 ID:O9c2biSs0

「変なの、あいつ」

のび太はドラえもんの居なくなった部屋で一言呟いた。

それからも、ドラえもんの様子はおかしかった。


そして、彼の様子は、七月の中盤に近づくにつれて、さらにおかしくなった。

時折見せる、彼の悲しげな表情をのび太は見逃さなかった。

そして、時は、七月の十九日を迎えた。




                                        ―1―
327一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 00:11:37 ID:O9c2biSs0
投下終わりですね
328ドナうわ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/24(日) 01:12:24 ID:3vjtodAQ0
乙です。
329ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 01:22:19 ID:yqvJ/9F90
ここの小説はwikiで読ませてもらってますが、とてもおもしろいのでどんどん
かいてください。
330ドナうわ ◆ncKvmqq0Bs :2008/08/24(日) 02:09:21 ID:3vjtodAQ0
>>329
>とてもおもしろいのでどんどんかいてください。

君は作者さんを何だと思ってるのかな?☆
ドナルドは作者さんの苦労も知らずに書き込む奴は消えてくれた方がうれしいんだ☆

でもね?☆ ドナルドはそんな君に小説を書いてみて作者さんたちの苦労を知って、
自分の小説も投下してスレを盛り上げて欲しいんだ☆
331ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 02:36:48 ID:il2xjepJO
>>330
その言葉のどこに悪意があるんだ?
wktkしてるようにしか見えないんだが

てかお前が消えろゴミ
わざわざコテつけて自己主張すんなカスが
332ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 02:58:20 ID:3vjtodAQ0
>>331
なんでそんなにカリカリしてるのかな?☆ ハンバーガー食べたら気分も晴れるよ☆
人って言葉の受け取り方って違うよね☆

もしかして自分の考えが必ずとか考えてるんじゃないよね?☆

コテつけたことは素直に謝るよ、御免なさい。
333ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 03:02:08 ID:il2xjepJO
受取り方が意味不明
334ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 09:10:40 ID:Ir73tkv7O
この小説は期待せざるを得ない 金銀書いてる人は元作者ですか?
335ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 10:34:39 ID:kBC+FqEs0
もしかして投下してもよさげな雰囲気?
良ければ、後で投下したいと思う。
336ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 10:55:18 ID:2RW3OJOK0
金銀男 ◆nWbdSOcg36 って http://www21.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/117.html の小説をコピペして投下してるだけじゃね?
337ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 11:16:08 ID:gNE60ZFTO
あ、本当だ
死ねよ金銀男
338ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 11:41:54 ID:4pc2iLRH0
まぁ待て

まだ本人の可能性がなきにしもあらずだ
まぁコピペ元が一応金銀氏だから可能性は低いがなー
339ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 11:53:00 ID:20nqMiNB0
ドラAAモン生きてたの
マリオカートまたやりたいよ
340ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 14:01:28 ID:Z2+WqhNSO
本人がやった可能性は限りなく低い
誰かが勝手に転載したんだろうな
341ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 14:32:07 ID:9Lg4/YljO
いや、一粒の砂を書ける程度の文章力があるのに、わざわざ他人の駄文を転載する訳ないだろ
本人がリメイクを書きたかったんじゃないの
342ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 14:34:09 ID:kBC+FqEs0
いいとおもうよ
343ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 14:41:11 ID:gNE60ZFTO
今誰も潰すなの話してねーよ
344ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:07:37 ID:9Lg4/YljO
>>343
ヒント:>>319のID
345ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:14:37 ID:gNE60ZFTO
よく見てなかったサンクス
潰すなは日付が変わった直後に書き込んでる
でもまだIDは変わってなかった
つまり潰すな=金銀男であることを知られたくなかったと

まあ潰すな出てこいよ
腹割って話そうや
346ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:19:09 ID:9Lg4/YljO
こんな状況で出てくるわけねーだろw
ID変わったつもりで変わってなかったとか恥ずかし過ぎるだろうにwww
347ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:20:30 ID:Z2+WqhNSO
潰すなって一粒の砂のことか
まぁ何となく誰だかは分かるが
348一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 15:42:52 ID:O9c2biSs0
あれまバレちまったか
中には釣られんかった人も居るみたいね

いやね、昔にくらべレベルが下がったとか言う輩が多いからさ、昔叩かれてた彼の作品投下してどんな反応するか試してみたんだよ
349ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:45:39 ID:x19wTPui0
まぁ他人の作品をこんなくだらない事に使ったお前が一番滑稽だな
350ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:46:09 ID:gNE60ZFTO
でも結局反応イマイチだったな
351ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 15:49:41 ID:9Lg4/YljO
言い訳必死過ぎワロタ
352一粒の砂 ◆wVoxvyek5Q :2008/08/24(日) 15:54:45 ID:O9c2biSs0
>>350
まあそだね
でもしかし引きこもりリア厨のAAモンが偉そうに批評してたのは笑えたからそれだけでも収穫かなwww
353ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 16:08:19 ID:gNE60ZFTO
みんな引き笑いです
ドン引きです
ファックオフ
354ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 16:27:13 ID:9Lg4/YljO
なんだノビタPC買ったのか
355ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 16:34:35 ID:Z2+WqhNSO
これは薫だろ
しかし未だにこのスレには荒らしが潜んでたんだな
356ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 16:38:30 ID:9Lg4/YljO
と思ってログを読み返してみたら、
「不思議なポッケでなんでも叶えてくれるナイスガイ」(爆笑)
とか書いてあるからノビタじゃないな、ノビタはこんな臭い文章は書けない
こんな臭い文章と、一金(笑)の文章を転載するような下らない真似をするのはセカンドしかいない
357薫 ◆N9lDd.MabY :2008/08/24(日) 16:55:02 ID:O9c2biSs0
ばれちゃーしょーがねーな
次からこの酉で書くか
358ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 17:05:11 ID:il2xjepJO
で、潰すなは釣りなの?
続き書くなら読みたいんだが
359ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 17:11:13 ID:Z2+WqhNSO
荒らし行為をしたような奴に作品を書く資格は無い
360ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 17:14:26 ID:9Lg4/YljO
一粒の砂からはセカンド末期のような厨二臭がプンプンする
361ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 17:21:36 ID:gNE60ZFTO
潰すなは厨二病臭くて読んでなかったんだけど読んでなくてよかった
362ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 21:38:09 ID:kBC+FqEs0
書きたいな。
363ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 21:46:54 ID:3vjtodAQ0
>>358
君って優しいんだね☆
ドナルドはそんな君のことがだーいすきなんだ☆
364ゲーム好き名無しさん:2008/08/24(日) 23:09:37 ID:83h1fCI+O
薫氏、真剣に書きたいなら続き書きなよ
皆に読んで欲しかったから、
態度と名前を偽ってまで新しい作品を書いたんだろ?

俺は潰すなを一つの作品として面白いと思っているし、
あなたの様に書く意欲のある人は大歓迎だ
人を小馬鹿にした態度と言動を改めて、
一作者"一粒の砂"として再出発する気は無い?
365ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 00:01:49 ID:gNE60ZFTO
いくら面白くても他作者を馬鹿にするような奴は最低だ
自分が一番面白いとでも思ってんのか
それにいくら面白くたってやっていいことと悪いことがあるんだよ

ていうか謝りもせずに開き直るような奴に続き書いてほしいっておかしいだろ
366ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 00:15:07 ID:tDXfkYPe0
>>364は携帯を使った薫の自演
367ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 00:51:29 ID:61A5M37mO
>>365-356
そう無闇に叩くなよ
他の作者を叩いた=その作者を叩いていいって考えが、まずいけない

ミスは誰にでもある
そのミスに本人が気付けるか、誰かに気付かせて貰えるかが大切だ
ここで薫氏を叩いて、誰か得するか? しないだろ?
自分の鬱憤が晴れるだけじゃないか

そうガスガスと人を責め立てる体制が、
このスレに衰退を呼び込む理由になった事を理解して欲しい
368ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 00:56:27 ID:UsqtSZZfO
>>367みたいなカスが、このスレに衰退を呼び込む理由になった事を理解して欲しい(キリッ
369ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 02:40:34 ID:U9au2va8O
>>368
うわぁ…
370ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 07:17:44 ID:54wx43guO
まずまだ薫は一言も謝ってないし反省してるとも思えない
それに責められて当然のことをしてるんだよ
それを人間誰しも間違いはするなんて甘すぎる
371ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 07:35:42 ID:U9au2va8O
いつも思うけどお前何様って感じだよな
セカンドの時も今回も
372ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 07:37:02 ID:U9au2va8O
いつも思うけどお前ら何様って感じだよな
ぶっちゃけ作者の人間性だとか小説以外の行為とかどうでもいい
373ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 07:49:41 ID:61A5M37mO
>>370
まぁ俺が言いたいのは、もう少し待ってみようって事だ

昨日は一人二役がバレて焦っていただけかもしれない
落ち着いて、自分がやった事を許して貰えたら、
何か変わるかもしれないだろ?

責められて当然の事をしたのも、俺が甘いのも重々承知してる
だけど、こういう作者への緩和な態度が、
今のこのスレには必要だと俺は思うんだよ
374ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 09:51:43 ID:V/IdIoGcO
(注意:セカンド復帰反対派だった人は読まないか、読んでも怒らないで下さい)



>>373
気持ちはよく分かるし、俺だって気持ちは同じだけど、もう手遅れだと思うんだよ
お前はいつからここの住人だ?冬に謝りに来たセカンドがどんな仕打ちを受けたかを覚えていれば、もはや薫には復帰する方法は無いことを理解しそうなものだが…
「謝罪もせずに」っていう連中が多いけど、謝罪しても「口だけ」とか「謝れば復帰出来ると思ってる本当にどうしようもないクズ」とか叩かれるだけで、復帰どころか叩きすら止まないってことは冬に学んだはずだぜ?
長くなったな、俺はセカンド復帰賛成派だったから、誰かがドラーモンになりすましたレスをした時に一気にみんなが掌返したり(ドラーモンの作品を読むためならセカンドには消えてもらう的な流れ)、
セカンドをひどい言葉で散々罵った揚句、それで怒ったセカンドに「逆ギレか、ほんとカスだな」とか「謝罪が口だけだったのが証明された」とか言ってた連中に本気で腹を立てた覚えがあるから、感情的なレスになってしまった
とにかく、今の薫はセカンドと同じ立場で、いまさらここの住人相手に何をしても無駄だということだ
375ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 11:31:31 ID:7NUuC9Hx0
もうセカンドの事は長いから置いとくけどさ
薫は今の時点で他者の作品を釣り針に使い、ばれても>>352みたいな事言ってる奴だぞ?

緩和な態度なんて問題じゃない。どう見たって立派な荒らしだ
376ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 12:44:44 ID:0gLAT2NoO
一度でも荒らした奴は作者でもなんでもない、ただの荒らし
叩かれるのが当然だとは言わないが、作者が足りないからといって荒らしに頼る道理もない
今、薫を許すのは荒らしを容認することと同じ

それに前も荒らし作者を二回容認して結果がこれなんだから、薫を許したらどうなるかなんて目に見えてるだろ
377ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 12:58:41 ID:U9au2va8O
>>376
お前何様?
作品さえ書いてくれれば後はスクリプト潰しさえしなきゃどうでも良くね?
それともお前AAモンなの?
378ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 13:08:17 ID:V/IdIoGcO
2回?悪い、俺1回しか覚えてないや、ちょっと両方教えて
379ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 16:15:04 ID:54wx43guO
まあ一人二役がバレてしかも開き直るような奴が投下を続けるとは思えんし
投下続けても間違いなく叩かれるだろうし
作者たちの反面教師にでもすればいいんじゃない?
380ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 16:55:56 ID:JZIfonwP0
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    久々の投下ラッシュだおwww
  |     |r┬-|     |   これに乗じて俺もレス貰ってやるおwww
  \      `ー'´     /  

       ______
      /  \    /\    日付が変わってIDも変わったお、早速投下するおwww
    /  し (>)  (<)\    どうも久しぶりです 前回の投下は>>21、っと 
    | ∪    (__人__)  J | ________
    \  u   `⌒´   / | |          |
    ノ           \ | |          |


         ____
      /  \    ─\   チラッ
    /  し (>)  (●)\
    | ∪    (__人__)  J | ________
    \  u   `⌒´   / | |          |
    ノ           \ | |          |


         ____
      /::::::─三三─\
    /:::::::: ( ○)三(○)\   ID:QKSxEJEu0
    |::::::::::::::::::::(__人__)::::  | ________
     \:::::::::   |r┬-|  / | |          |
    ノ::::::::::::  `ー'´   \ | |          |
381ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 16:56:09 ID:sb0TmtBg0
ドナルドは潰すなは頑張って欲しいと思うんだ☆
382ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 17:02:14 ID:XJAS4bFM0
いいんじゃない。
383ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 17:05:24 ID:UsqtSZZfO
>>380
吹いたwww
384ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 19:21:15 ID:iqMQRZRm0
俺はいい作品が読めるならどうでもいいがな
別に薫は荒らした訳でもないし
385ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 20:54:43 ID:54wx43guO
まあ薫が出てこないことにはどうにもならんわな
386ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 21:40:46 ID:iqMQRZRm0
別にAAが何も言わないからいいんじゃね?
387ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 21:43:24 ID:tDXfkYPe0
>>384みたいな屑がドラポケをここまで衰退させたわけですね わかります
388ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 21:44:27 ID:iqMQRZRm0
>>387
何で俺が煽られるか分からん
389ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 21:47:59 ID:tDXfkYPe0
今まで見てきてわからんとかアホとしか言いようがない
390ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 21:58:57 ID:wlD9uPFk0
てす
391ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:06:24 ID:sb0TmtBg0
ドナルドはID:tDXfkYPe0が怖いと思うんだ☆
もっと優しくなってみようよ☆
392ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:18:53 ID:U9au2va8O
ID:tDXfkYPe0は煽りたいだけの厨房
393ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:21:14 ID:UsqtSZZfO
ID:U9au2va8Oは薫の自演
394373:2008/08/25(月) 22:37:30 ID:61A5M37mO
>>374
俺はこのスレの初期からの住人
ずっとスレの移り変わりを見てきて、この考えに至った訳だ

初めはね、別に何のいざこざも無かったんだよ
荒らしが来ても皆が無視するからすぐ収まる
作者がミスをしても、読者が許すから安心して書ける
そんな雰囲気だった



つまり結局、何事にも穏便に対応すれば良いだけの話なんだ

書きたい人には書かせればいいし、
書きたくない人に無理強いもさせる事もない

難しく考えなくても、スレの衰退なんてこれだけで止まるんだよ
395ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:39:38 ID:7NUuC9Hx0
作者が他の作者を貶すこともミスか
平和なスレだな
396ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:42:25 ID:54wx43guO
とりあえず俺らがどうこう言っても薫がいなきゃ意味ないだろこの議論
どうせ結論出ないんだし
いい加減やめて他の新人の話でもしようぜ
397ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:45:07 ID:iqMQRZRm0
まあ昔AAも人気投票で暴走して荒らしてたんだがな
398ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:45:58 ID:tDXfkYPe0
>>394の言うようにだったら何でもありってことじゃん
薫みたいなのを容認してスレの衰退が止まるって本気で思ってるようなら何言っても無駄だな
399ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:48:26 ID:61A5M37mO
>>395
うーん…昔は割と許されてたんだけどね
俺もされたことあったけど、その作者さんと仲良くやっていたし

一時の感情によって出た失言って意味では、それもミスだと俺は思うよ

口論は中傷した方とされた方だけですれば良い
その他大勢が乱入しても、荒れるだけだしな
400ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:52:19 ID:54wx43guO
昔は昔、今は今
昔は許されていても今は許されないことなんてたくさんある
いつまでも過去にしがみついてても何もできないよ



ごめん、言いたかっただけ
401ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:56:07 ID:U9au2va8O
そもそも許す許さないとか言ってる奴何様よ?
AAモンや一金が許すだとかとやかく言うなら分かるけど外野が騒ぐ意味が分からん
書きたきゃ勝手に書かせときゃあいいのに
402ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 22:57:38 ID:54wx43guO
sageろバカ
403ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:03:56 ID:61A5M37mO
>>398
どうして、そう屈折して受け止めちゃうかな……

俺が言いたいのはね
荒らしにしろ、自演にしろ、
そこまで躍起になって怒る程の事ではないだろって事なの

落ち着いて考えれば、少し自分の欲に負けただけじゃないか

今までのスレの荒れ方はさ、
小さな失敗をその他大勢がドンドン盛り上げてったのが原因な訳だよ
騒ぎが小さい内に沈静化させれば、
スレは荒れないし作者のやる気向上にも繋がる

これでもまだ俺の考えは伝わらないかな?
伝わらないなら謝る、ごめん
ただ、もう少しだけ言葉を選んでから発言して欲しい
404ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:13:09 ID:0gLAT2NoO
>>403
昔は許されてたからこそこうなったんじゃないの?
今まで同じような議論が起きて容認されたセカンドやノビタは最終的に荒らし化したんだし

>>403の下の方の意見には賛成
そもそもこの先書くかどうか分からない薫は無視すればいい
405ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:20:17 ID:tDXfkYPe0
>>403
じゃあ犯罪も少し自分の欲に負けたということで容認できるの?
今まで見てきたけど、1回でも今の薫みたいなことしたらこの先書き続けても叩きの標的にされて
その結果スレが荒れることは目に見えてる
そもそも他者の作品を釣りに使ったり、他の作者を侮辱したりするやつが投下していて、気持ちよくなる作者なんていない
406ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:20:21 ID:JZIfonwP0
セカンドやノビタみたいな過去の荒らしを受け入れた結果どうなったかも分からないような奴は、
学校の宿題でも終わらせとけ
407ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:35:51 ID:V/IdIoGcO
>>403
あんたはいい人だな。周りに煽られたりしても穏やかな口調で、かつ言いたいことはしっかり言ってる
俺もマジレスすると、確かに外野がギャーギャー騒ぐのは良くないと思うけど、中傷された作者を気に入ってた人とかはやっぱ怒っちゃうわけよ。他にもただ便乗して叩きたい愉快犯もいるかもしれない
とにかくこの先薫は謝罪しても何しても、多分ここで1回投下するだけで10レスも20レスも叩きレスで進んで荒れると思うんだ。呼び掛けてもよくてせいぜい緩和出来る程度…
だからさ、これからも作品の投下を続けたければ、もう避難所しか残されてないと思うんだ
気の毒かもしれないけど、ここで投下されると、(間接的かもしれないとはいえ)色んな住人に迷惑がかかってしまうと思う…
408ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:44:06 ID:EQs19bH7O
初期からいるってミュウか?
409ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 23:56:12 ID:61A5M37mO
荒れた理由は、セカンド氏達を受け入れたからだけ、なのかな?

今はせっかくIDの出る正常な板にいるんだ
つまり昔のドラーモン氏に対する叩きみたいな、
一人での過剰な叩きは出来ないんだよ

数人が変わるだけでも今のスレには大きい
数人の変化が、作者の増加を助長してくれる

今の状況こそ、楽しんで読み書き出来た昔の雰囲気に戻す最大の好機だと、
俺は思うんだ



>>407氏、ありがとう
俺もね、凄く長い間悩んできたんだよ
セカンド氏が袋叩きにあってる時、落ち着くよう諭した事もあった
他の作者さんと話し合って、協力して流れを変えようとした事もあった
でも、全て無駄だった

今なら、誰か聞いてくれるかな? って期待して、
昨日今日久しぶりに長文を打ったんだ……けど……

やっぱり、俺の考えは甘過ぎるみたいだな
もう少し、皆が納得するような解決策を見つけないといけないね
410ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:05:17 ID:JJRdQy/UO
>>409
ちょっとロッカーこれる?1時頃まで囁きで話したい
411ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:22:33 ID:dM16iAqk0
この流れならいける
妄想小ネタ投下開始
412ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:23:21 ID:dM16iAqk0
海の底のように暗く、嵐の前のような静けさ。
そこに呼ばれた者達は落ち着いては居られなかった。
ある者はこの世の絶望を見たかのような顔をして。
またある者は周りに見せられた異様な空間に戸惑う。
ある者は状況を飲み込めずに呆然と立ち尽くし。
またある者は状況を飲み込めずに冷静さを失ってただただ騒ぎたてることしか出来なかった。


「静かにしたまえ、君達は今神の前に立っているのだから」

暗い部屋に一筋の光が差し込んだかと思うと、直後にはその部屋の壁が突如として開き、そこから一人の男が現れた。
男は然程大柄ではない、しかしそこから放たれていた威圧感は、見る者を萎縮させるには十分だった。

「どうだね諸君、今から死ぬという気分は?」
その男は、心底愉快そうに言った。
部屋に居た者達からはどよめきが起こる。
「おっと、まだ説明していなかったな。
 君達をこんな所に呼んだのは他でもない。
 君達にはこれから、バトル・ロワイアルの参加者になって殺し合いをしてもらう」
男はそう高らかに宣言した。

413ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:24:39 ID:dM16iAqk0




「ちょwww お前何様だよwww
 神?殺し合い? お前頭おかしいのかよwwwwww」

殺し合いを命じられて混乱していたその部屋で、一人の男が立ち上がって前に進み出た。
部屋の者達の注目が一斉に彼に集まってくる。
「お前だと? 口の利き方というものを知らないようだな。
 丁度いい、君には『見せしめ』になってもらおうか。
 君、名前はなんといったかな?」
立ち上がったその男は応える。
「ビラクだっていうwww
 この腐りきった『ドラポケ』の世界で、いずれトップに立つ男だから覚えとけwww
 それよりお前も名前ぐらい言えっていうwww」

「ビラク……、ああ、作中にAAを用いる等、ドラポケの世界を侮辱しきった者、とあるな。
 初代スレがAAから始まった事を知ってか知らずかは分からないが、この世界『ドラポケ』を汚した者であるのは間違いないようだな。
 『避難所』で勢力を広げ『避難所』を廃れさせ、その影響は『ドラポケ』の『本スレ』にまで波及。
 結果廃れた『本スレ』さえも手中に収めようとする、か。
 ますます気に入った、格好の見せしめではないか」
その男は、満足そうに頷いてみせる。

「ちょwww それはキバヤシ理論にも程があるっていうwww
 いくらなんでもそれは濡れ衣だっていうwwwwww
 それより早くお前が名乗れっていうwww
 あーゆーあんだすたんジャパニーズ?」
笑いながら憤るビラク。
しかしそんなビラクの様子などは目に入れる気もないらしく、
「中々命知らずじゃないか、お前らに嵌められた首輪にも気付いてないのか?
 首輪を爆発させて見せしめにしようと思っていたが気が変わった。
 出て来いギャラドス、跡形もなく消してやろう
 ……最期に何か言いたい事はあるかな?」
その男はモンスターボールを取り出し、そこからギャラドスが現れる。
その圧倒的な体躯は、部屋の天井さえ突き破ってしまいそうな程であった。
414ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:26:13 ID:dM16iAqk0


「そんな事はどうでもいから早く名乗れっていうwww
 ギャラドスがどうした、そんなもん10万ボルトでイチコロだっていうwww」
「そうか、もうこの世に未練は無いようだな。
 ギャラドス、破壊光線」
ギャラドスはその口に力を溜め始める。
その口に溜まっていく光は、瞬く間に巨大になっていく。
「ちょww マジかっていうw
 特攻より攻撃が高いギャラドスに破壊光線とかネタですか。
 それより早く名乗れって 「撃て、ギャラドス」
刹那、ギャラドスから光球が放たれた。

「冥土の土産に名前くらいは教えてやろうか。
 私は初代、この世界──ドラポケ──の神だ」
ギャラドスの破壊光線は、至近距離に居た彼を消し去るには十分過ぎる威力だった。



それから数分、室内は静まり返っていた。
目の前で一人の男が消え去ったのを見てしまった参加者たちは勿論、初代と名乗った男も感慨深げに遺体の『跡地』を眺めていたために、誰一人として言葉を発する事は無かった。
しかしそれを眺める事にも飽きたのか、初代が再び話を始め出した。
415ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:27:26 ID:dM16iAqk0


「さて、そろそろ今日のバトル・ロワイアル説明をしておこうか。
 まず君達首に付けた首輪を見てもらおうか。
 それは私が好きなように爆破することが出来る。
 私に逆らうような事があれば爆発するだろうなあ。
 あと、君達が結託して殺し合いを拒もうとしても無駄だという事も知っておくべきだな。
 殺し合いが起こらないような状態、そうだな、24時間で誰も死ななかった場合は、全員の首輪を纏めて爆破させるからそのつもりでな。
 あと、定時放送で設ける禁止エリアに侵入しても爆発するように出来ている。
 人数が減って人と遭いにくくなれば、殺し合いも進まないだろうからな。
 私が直々に殺し合いの範囲を狭めてあげようという訳だ。
 勿論、ただ目的も無しに殺し合いをするのも難しいだろう。
 そこで、最後まで生き残った者は、願いを一つ叶えられるとしよう。
 さあ諸君、健闘を祈る。
 出て来い、我が僕、フーディンよ」


初代はギャラドスを引っ込め、新たにフーディンをモンスターボールから呼び出す。
参加者達はギャラドス、フーディンと、どこか見覚えのあるポケモンを連続で目の当たりにして、驚きつつもどこかワクワクしているような素振りを見せる。
その理由は、どちらのポケモンも『ドラポケ』世界ではレギュラー的存在であったからに他ならない。

「喜ぶがいい、ロワの会場までは直々に私のフーディンの力で送ってあげよう。
 それと、君達には私からの餞別として、支給品を与えよう。
 それらは、4次元ポケットを応用して作ったデイパックの中に入れておく。
 そこには武器等の支給品がランダムに1〜3個、それと地図やコンパス、食料などが入っているだろう。
 それでは、精々殺し合いを頑張ってくれたまえ。
 フーディン、テレポートで彼らを送ってやりたまえ!」

初代の命じるままに、フーディンは参加者達をテレポートで送り届けた。
参加者達の行く先に待っているのは、血で血を洗う醜い戦いか。
それとも──


そして、バトルロワイアルは幕を開ける。


【ビラク@作者 死亡】






ドラポケスレバトル・ロワイアル
近日公開!
416ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:28:15 ID:dM16iAqk0
投下終了
作者への許可なんて取ってませんがね
417ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:39:09 ID:xebo0bZpO
潰すなの方が面白い
418ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 00:43:08 ID:r2ln9PBU0
乙です
まぁ、結局一部の人にしか許可取ってなかったんだしいいんじゃね?
419ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 02:14:58 ID:zkXUiHxGO
潰すな(笑)みたいな厨二SSよりは面白いだろ
420ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/26(火) 07:48:31 ID:lumk3Jsj0
俺いきなり死んでてワロタwwww
勝手に殺すなwww

いいぞもっとやれ
正直面白かったから困る
421ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 08:50:45 ID:JJRdQy/UO
面白いと思った
続きが楽しみだ
422ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 09:42:23 ID:sJ4RPprV0
文章力低いんだよボケ。日記帳でやれ。
423ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 17:17:50 ID:TNa/MZYO0
>>422
言うほど低くないだろw
424ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 17:51:20 ID:zkXUiHxGO
高くはないがこのスレでは低くもないだろ
セカンドみたいに文章力に拘り過ぎて厨二病みたいなのを書くよりはマシ
425ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:19:12 ID:TNa/MZYO0
>>424
そうか?
セカンドの独特な文章は結構好きだったぜ…
426ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:26:27 ID:rzgD3AQSO
今やこのスレに文章力が高い奴なんているの?
427ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:29:30 ID:TNa/MZYO0
文章力とか低くても読みやすかったら問題ない
428ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:33:53 ID:qBkKDy0J0
読みやすさ=文章力じゃないのか?
429ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:43:09 ID:TNa/MZYO0
>>428
俺が本を読まないのが原因かもしれんが、
文章力が高すぎると俺からすれば読みづらい。

すらすら読めて(読みやすくて)、内容が理解し易い文章は大好き

430ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 18:51:46 ID:JJRdQy/UO
厨臭くても文章力が低くても、面白ければ万事OK
431ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 19:02:01 ID:TNa/MZYO0
>>430
そうだよな、面白ければ問題ない
432ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 19:48:39 ID:rzgD3AQSO
ていうか面白い奴ってまだ誰かいんの?
好きだった奴みんないなくなったし
433ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 20:01:31 ID:JJRdQy/UO
主人公は始まったばかりだが、俺的には期待している
434ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 22:11:35 ID:o98qMu7U0
一粒の砂だろ、条項・・・
435ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 23:06:36 ID:cqWzz06u0
一粒の砂(笑)
薫(爆笑)
436ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 23:18:28 ID:F+Ng0kVn0
いつかこんな新参でも容易に書ける日が来るのかな…
437ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 00:09:48 ID:MMEmdRVbO
「書いても叩かれそう…」って新人が感じる状態から抜け出ないとなあ
438ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:01:02 ID:pGGY4xzy0
前回の投下の時に次回投下は夏休み明けてからって言ったのに宿題そっちのけで書いてたら投下2回分くらいの量はできちゃった
というわけで投下します
宿題?9/1提出のがほとんどだがなんとかなるだろう……多分
439ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:01:47 ID:pGGY4xzy0
第33話「ポケトレの話は長くなりそうだったので簡単にまとめときました」

ポケトレによると、現在のこの地方の状況は

ギンガ団の動き
・トバリを完全に制圧
・ついでにトバリに近かったズイを制圧し要塞を建てる
・さらにロストタワーも制圧
・ノモセにも侵攻中だが新ジムリーダー(阿部さんのこと)が頑張ってる
・カンナギはオバサン達が頑張ってる
・210番道路(カンナギの近く)と213番道路(ノモセの近く)に砦を建設中
・トバリと213番道路の間は完全に制圧
・ナギサシティは何故か居たミカンとデンジとドナ…オーバに阻止される
・ヨスガを奇襲しようとしたが出木杉とジャイアンがいたから失敗

ドラえもん組の状況
ドラえもん:行方不明
のび太:キッサキでスズナに勝利した後行方不明
スネ夫:行方不明
しずか:ノモセでギンガ団を食い止めてる
ジャイアン:ヨスガで作戦会議中
出木杉:同上

各町の状況
フタバタウン:普段通りのんびりしてる
マサゴタウン:同上
コトブキシティ:ポケッチカンパニーの若社長が何か頑張ってるらしい
クロガネシティ:ジムが爆発した後復興作業でそれどころじゃない
ソノオタウン:ハクタイが潰れたと聞いて警備を強化
ハクタイシティ:壊滅状態 ジム以外滅んでる
ヨスガシティ:ほぼ全ての住民が何も知らない アホかと、馬鹿かと
ズイタウン:ギンガ団によって制圧され、要塞を建てられる
トバリシティ:ギンガ団によって完全制圧
ノモセシティ:しずかや阿部さんがギンガ団に抵抗中
カンナギタウン:オバサンとその仲間が頑張ってるらしい
ミオシティ:何も知らない
キッサキシティ:とりあえず警備強化 それだけ
ナギサシティ:ミカン、デンジ、オーバが守ってる

色々ツッコミ所が……
440ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:03:16 ID:pGGY4xzy0
ポケトレ「……まぁ、大体こんな感じだ」
ヨスガ酷すぎる。
出木杉「なるほど……でもそれならロストタワーよりノモセに救援に行ったほうがよいのでは?」
ポケトレ「それが……ここのジムリーダーは行方不明で、俺は他にギンガ団に対抗できる人材を探すので忙しいんだよ」
出木杉「だからこの町の警備が手薄になるということですか?」
ポケトレ「ああ、この町が奪われたらもう終わりだ ここはシンオウで一番大きい町だからな それだけは何としても避けたい」
出木杉「だったらこの町のトレーナー達に協力してもらえば…」
ポケトレ「この町の住民はトレーナーよりコーディネーターが多いんだよ 数少ないトレーナーも強いとはいい難い」
ヨスガ住民使えねえな。
出木杉「ならでっていうさんにここを守ってもらえば」
ポケトレ「俺もそう思ってたんだが…」
でっていう「流石の俺様もたった一人で大軍相手は無理っていうwwwwww」
でっていうつかえねえwwww
ポケトレ「……この調子なんだよ でっていうの戦闘力ならなんとかなるとは思うんだけどな」
でっていう「数の差で圧倒的不利っていうwwww」
出木杉「ポケトレさんが戦うわけにはいかないんですか?」
ポケトレ「そうしたいんだが、俺の知人を助っ人として呼んでる途中なんだよ……あいつらが来ねえと動けん」
出木杉「……ちなみに、その助っ人というのは?」
ポケトレ「とりあえず配管工をやってるらしい兄弟を呼んでおいた 明日には来るはずだ」
マ○オとルイ○ジじゃねーかwwwwwww
出木杉「……ところで、ズイにあるという要塞の規模は?」
ポケトレ「詳しい大きさは分からないが…ズイタウンから210番道路のカフェがあった辺りまでがその要塞の敷地らしい」
ポケトレ「カンナギからヨスガに行こうにもその要塞が邪魔で通れないって話だ」
ギンガ団すげーな つーかさっきからツッコミの人の出番がwww
ジャイアン「カフェがあった辺りにあるならトバリからも来れないんじゃねえのか?」
お前は黙ってろ
出木杉「それは関係者用出入口みたいなのがあるんじゃないかな?」
ポケトレ「俺もそう考えている」
ジャイアン「だったらそっから侵入すればいいだろ」
でっていう「見張りがいるに決まってるっていうwwwwお前は馬鹿かっていうwwww」
確かにそうだがでっていうが言うとうぜえwww
ポケトレ「うざいがでっていうの言うとおりだ 確かに見張りがいる」
出木杉「………………今、ロストタワーにはどのくらいの敵がいるんです?」
「…」の数がいつもより多くないか?
ポケトレ「さっき大量のギンガ団がロストタワーに入るのを確認した 恐らく、明日ヨスガを一気に襲撃するつもりなんだろう」
出木杉「準備中というわけですか………だったら、ロストタワーは諦めて先にズイの要塞を叩くというのは?」
何無茶なことを言っているんだ。
でっていう「お前正気かっていうwwwwwwww」
お前は黙ってろ。
441ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:04:33 ID:pGGY4xzy0
ポケトレ「……それは無茶だ、ズイに向かうにはロストタワーの横を通らねばならない そんなことをすればロストタワーからも敵が来て挟み撃ちにあうぞ」
出木杉「………ならこれはどうでしょう? でっていうさんがロストタワーで暴れる その隙に僕と武君がズイの要塞に行く」
でっていう「ふざけんなっていうwwww俺様に死ねっていうのか?っていうwww」
ポケトレ「中々いい作戦じゃないか」
でっていう「俺様は死ぬのは嫌っていうwwwww」
ポケトレ「大丈夫だろ………そんなに心配なら俺のピカチュウを貸してやるよ」
でっていう「あのピカチュウをか?っていうwwwあいつなら俺様の足元にも及ばないがそれなりに強いっていうwwwありがたく借りてやるっていうwww」
うぜえwwww
出木杉「決まりですね ですが、何時ぐらいに攻めるのがいいんでしょうか」
ポケトレ「深夜のほうがいいな……大体1時くらいでいいだろう 今のあの要塞の戦力はほとんどロストタワーに行ってるし、なんとかなると思う」
でっていう「それなら俺様がやばいっていうwwwwwww」
ポケトレ「ピカチュウも連れて行くんだし大丈夫だろ……」

―午前1時 ロストタワー付近―
でっていう「そろそろ時間っていうwww準備は良いかっていうwww」
出木杉「静かにしてくださいよ……ポケトレさん、準備は大丈夫ですか?」
ポケトレ「ああ、ばっちりだ 出て来い、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカー!(訳:俺様の出番ktkr!)」
このピカチュウとでっていうが組むと非常にうざいことになりそうなのは気のせいか。
でっていう「糞鼠さんお久しぶりっていうwww」
ピカチュウ「ピカピ、ピカピカー(訳:うっせーぞ糞恐竜、雷落とすぞ)」
でっていう「怖い怖いっていうwww」
両方うぜえwwww
ポケトレ「喧嘩してる場合じゃないだろ 早く行って来い」
でっていう「しかたないっていうwww 俺様の足ひっぱんなよっていうwwww」
ピカチュウ「ピカピカー(訳:お前こそ足ひっぱんじゃねーぞ)」
ジャイアン「何か凄く仲悪そうだったぞ」
出木杉「気のせいだよ……多分」

―ロストタワー―
見張りA「深夜の見張りなんて眠いしめんどくせえなぁ どうせ敵なんて来るわけないのに」
見張りB「そう言うなって 今ゴルバット隊の隊長が視察に来てるんだ せめてあの人が帰るまでは見張っとけよ」
あのクック先生を持ってる奴が居るのか。
見張りA「そうは言っても………ん?何だありゃ」

でっていう「でででででってででてってていうwwwwwwwででってででてでっていうwwwwwwww」

見張りB「なんだこいつ…新種のポケモンか?」
見張りA「せっかくだから捕まえてみるか 出て来い、ガブリアス!」
ちょwwww厨ポケwwww
見張りB「お前……そんなポケモン持ってたのか」
見張りA「軍師様のおかげで簡単にポケモンを育てれるようになったからな ちょっと育ててみたのさ」
見張りB「そ、そうか」
軍師ってのは何者なん?

ピカチュウ『(いちいち訳つけるの面倒なので、一時的に普通に喋らせます)おい、ガブリアスが出てきたぞ 俺様電気タイプだから何もしないぞ』
でっていう「俺様に任せろっていうwww」
442ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:06:13 ID:pGGY4xzy0
見張りB「ん?隣にピカチュウもいるぞ」
見張りA「そいつはいらねえや ガブリアス、剣の舞!そして地震だ!」
しかし大乱闘で鍛えた2体はジャンプして簡単に避けちゃう。
でっていう「冷凍ビームっていうwwww」
見事に冷凍ビームが当たっちゃう。
でっていううぜえけどつええwww
見張りA「俺のガブリアスが一撃で倒れた!?そんな馬鹿な!Lv93だぞ」
見張りB「中途半端につえーな」
ピカチュウ『トレーナーは俺様に任せとけ 電光石火!』
見張りA「ちょwwwwこいつ俺らにこうgあべし!!」
見張りB「ちょwwwwおまwwwひでぶっ」
でっていう「見張りは片付いたなっていうwwwさっさと中に入るっていうwwww」
ピカチュウ『倒したのは俺様だろ…』


―そのころ、ロストタワー頂上では―
ゴルバット隊隊長「ラルゴ将軍、変わりはありませんか?」
ラルゴ将軍とかいう人「これはイリオス殿、今日もまた視察ですかな? こんな深夜に戦いもなかろうに、毎夜ご苦労様ですな」
その戦いが起きてたりする件。
ゴルバット隊副隊長「視察の任務はケンプフ将軍の命令です 隊長ばかりに命じられて…いやがらせとしか思えません」
あれ?何か凄い嫌な人物を思い出したのは気のせいか。
分かる人には分かるってビラクが言ってたけど。
イリオス(ゴルバット隊隊長)「オルソン…… 俺はあのズイ要塞に居るより外に出てる方が良いんだが ケンプフの顔を見なくてすむしな」
よく分からないけどケンプフってのが出木杉側で言うでっていうなんですね。
オルソン(ゴルバット隊副隊長)「………ところで、なにやら下のほうが騒がしいようですが?」
でっていう達か。
イリオス「俺たちの任務は視察だ 見に行くぞオルソン」
ラルゴ(ここの将軍)「いや、ここの指揮官は私だ 私が見てこよう」 
オルソン「しかし……」
ラルゴ「これは上官命令だ」
いつの間にギンガ団はこんなことになってんだ?
イリオス「上官命令なら仕方ない 将軍、くれぐれも気をつけてください」
ラルゴ「うむ では行ってくる」

でっていう「火炎放射wwwwっていうwwww」
ピカチュウ『電光石火だ!』
ギンガ団A「何だこいつら、化物か!」
化物です。
ギンガ団B「ピカチュウはともかく緑の奴TUEEE!!」
ラルゴ「一体何事だ!」
ギンガ団C「敵襲です!ピカチュウ一匹と緑の奇妙な生物が突然攻めてきたんです!しかも両方とても強くて…我々の手には負えません!」
ラルゴ「事情は分かった、今ゴルバット隊の隊長と副隊長を連れてくる それまでなんとか持ちこたえてくれ!」
443ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:07:47 ID:pGGY4xzy0
中途半端だが投下終了
次回は夏休みの宿題終わらせてからになると思う
まぁ俺のことだからあてにならないけどなwww
444ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 01:17:10 ID:xX1P32PB0


…たまにはロッカーで話したい
445 ◆0oe33Tyq22 :2008/08/27(水) 01:20:30 ID:xX1P32PB0
やっぱり酉付けて出たり

ビラク氏、AAスレ来ない?
いやたまにAA投下しようかなとは思っているんだが、まったく持ってネタが思いつかないんでね
446ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 01:42:16 ID:MMEmdRVbO

いまさらでっていうがなんなのか気付いた俺がいる
447ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 01:48:46 ID:xX1P32PB0
あとそういえばビラク氏は出木杉中心の文章なのかな?

だとしたら難しいだろうけど情景描写をもっと多く取り入れたらいいと思うよ
448ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/08/27(水) 01:58:13 ID:pGGY4xzy0
>>ID:xX1P32PB0
ロッカーは使い方が良く分からないんだ…
たまにログ覗いてるけど
AAスレがなんなのかもわからないです

情景描写……俺のはツッコミを入れるタイプだから難しいかも
それでも一応やってはみる
アドバイスthx
449ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 03:04:37 ID:VUz5k/Dn0

ビラクガンガレ超ガンガレ
450ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 08:46:33 ID:xX1P32PB0
>>448
存在自体を知らない人もいるのかー

突っ込みを入れるタイプ…昔の俺か
限界を感じていつの間にか変えたがな
それなら突っ込みの幅を増やすとか
451ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 11:16:12 ID:boKi44DEO
つまんねー
452ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 11:43:22 ID:rTGwXUlLO
過度な馴れ合いはやめようや
453ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 12:08:54 ID:MMEmdRVbO
まあロッカーでやればいいけど、ビラク氏は使い方分からないんだろ?
だったら避難所で話すとかいろいろ方法はあるよね(またはAA氏がロッカーの使い方を教えるとか)
454ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 13:10:12 ID:/VDFUcfJO
ロッカーの使い方が分からないとか釣られるなよ
455ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 14:45:42 ID:rTGwXUlLO
ロッカーってただの文字チャだろ
456ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 14:53:39 ID:EzDFKdy50
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ヽ::::::/  /      `"゙゙"/::/:/
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  ヽ ./\,,._..,-'   ∠::::::::/
   V  _ノ  ヽ、_      ヽ-‐''"´)
   / ( ●)  (●)      .i  く
   ! :::::⌒(__人__)⌒:::::    .├‐‐'‐-、         ビラクつまんね
  /     ヽ_/        .i    ヽ
  {  i       y   /   i `ヽ  ヽ
  ヽ .!、    _/    /    i   }  }
   `ヽヨ`'  筈,..-‐''"´    /_,.-‐"  /
    / `''‐- ,,_   i     /     ノ
   /‐-、_..,, -‐'´゙`"''‐ヽ  /-‐‐−''"
457ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 20:20:01 ID:VUz5k/Dn0
>>456
そんなに必死にID変えて頑張らなくても^^
458ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 20:35:29 ID:JF4M1Qkr0
ビラク(笑)
459ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 20:47:40 ID:/VDFUcfJO
いや、ビラクはどう考えてもつまらないだろ
460ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 21:14:46 ID:xX1P32PB0
>>459
このペースで投下する、というだけでも十分尊敬できる

そしてつまらん言ってるくらいならここをこうしたら良いとかいいなさいな
461ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 21:28:40 ID:T+3TKGyz0
このペースってどんなペースだよwww
せめて過去二ヶ月くらいの投下数を見てから言えw
462ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 22:01:03 ID:xX1P32PB0
>>461
……てへ

まぁ勢いなんてその時その時で違うんだ、
このまま今のペースを維持してもらいたい

あと作品は基本的に書けば書くほどレベルが上がっていくんだ、
作風、品質が安定してくるまではいろいろとサポートしていく、
それが《見る側》の最低限のマナーだと思うぞ。
たとえ自分が他の作品の作者だとしても、だ
まぁ批判されているのに少しもそれを改善する気がない、
とか普通に荒らしだったらとかのなら別だが。
463ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 22:04:10 ID:VUz5k/Dn0
>>462
禿同
464ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 22:36:13 ID:MMEmdRVbO
>>462
同意
465ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 22:46:13 ID:TNyv4zr50
>>462
御意
466ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 22:58:59 ID:EzDFKdy50
自演臭すぎわろた
467ゲーム好き名無しさん:2008/08/27(水) 23:15:08 ID:xX1P32PB0
すばらしい自演臭
だが俺は自演はしとらん
というより変え方が分からん
468ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 04:09:49 ID:KmZ2taOl0
とりあえず宣伝だけ

なんかエロなしのSS用の板ができたよ
できたてほやほやの新板

http://namidame.2ch.net/mitemite/ 創作発表

「新しく出来た小説(SS)やイラストなどを書いて(描いて)感想を貰う板です。
一次、二次、競作等幅広く受け入れています。
※PINK系該当作品は該当板へお願いします。」
469ゲーム好き名無しさん:2008/08/28(木) 23:23:26 ID:ccoPp2Up0
こんな消防のすくつがそんな板に行けるはずないだろ
470 ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:14:06 ID:lUzJGvhrO
投下するよ
今回も二回に分けてヤっちゃうね
471ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:18:45 ID:lUzJGvhrO
「……交代の時間だ」

遂にやって来た、脱出する好機。
スネ夫は乱れる心音を無理やり鎮め、目で後ろの仲間に合図する。
「行くよ」

スネ夫の手が上がると同時にトレーナー達は飛び出した。
完全に意表を突いた策に、監視員達の行動は否応なしに遅れる。
――勝ったッ!
作戦の成功を確信するスネ夫。
しかし、そこに小さな油断が生まれた。
「……え?」
ヒュンッという空気を裂く音が聞こえ、次の瞬間…
「うぁ゙ッ!?」炸裂音が周囲に響いた。
寄せ集めの集団を黙らすのには充分過ぎる快音。
完全に足が止まった集団。
その塊に、ムチを持った監視員が叫ぶ。
「反乱とはアジな真似をするじゃないか。
 しかし、私達にだって武器が無い訳ではない。
 ほら、どうした? 前に踏み出して来いよ? ん?
 まぁその瞬間お前らの身体には反乱の証が刻まれるがなァ!」
誰一人前に踏み出す者は居ない。
この人数だ、勝ちは見えている。
だが、自ら痛手を負う覚悟が足りなかった。
「クソ…!」
左足の青いアザが物語る、その痛み。
しかしスネ夫は立ち上がって、意地の一歩を踏んだ。

472ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:22:08 ID:lUzJGvhrO
「舐めるなよッ! ……この低賃金労働者!
 こっちは死ぬ覚悟位とっくに出来てるんだ!」

スネ夫の言葉を聞いた監視員は、傍目から見ても分かる程不機嫌な顔をする。

「抜けてるのは髪の毛だけじゃないみたいだな……思いしれ!」
男がムチを振り上げようとした、その瞬間――

「な、何をするんだ!?」不思議な事が起こった。

仲間であるはずの交代役の監視員が、男の腕を掴んだのだ。
そして、その監視員は不可解な事を口にする。
「それはこっちのセリフ。私の仲間に……何してるのよ!」

一瞬。情けない声を上げ、男の体が宙を舞い……地面に屈した。

「ふぅ、武器さえ使わせなければチョロいものね」
ポカンと口を開いたままのスネ夫。
そんなスネ夫に、男は優しく話しかけた。

「説明は後々。さっ、早く脱出しましょ」
 
 
 
その後は想像以上に容易く事が進んだ。
出木杉が所持する大量のアイテムの奪取。
回復装置による手持ちのポケモン全ての回復。
そして労働施設からの脱出。
全て計画通り。
むしろ、一晩で考えた付け焼き刃の計画にしては……上出来過ぎる進行。
施設の出口にて、スネ夫は男に疑惑をぶつけた。

「おい、オカマ。お前の目的は何だ? 何を企んでる?」

男はハッとしたような顔をし、スネ夫に謝罪の言葉を告げる。
「ごめんなさい。
 そう言えば、技を解くのを忘れてたわね」
そこまで言うと、男は突然その場に身を崩した。
焦るスネ夫。その背後のドアが、ゆっくりと開く。

「成る程、ね……」スネ夫は笑顔でその仲間を歓迎した。

「君だったのか、しずかちゃん」

473ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:25:48 ID:S2fTeFKwO
支援
474ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:27:35 ID:S2fTeFKwO
源ktkr
475ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:31:01 ID:S2fTeFKwO
一回の投下にどんだけ時間かけてんだよダボが
476ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:37:37 ID:lUzJGvhrO
裏山。反乱を起こしたトレーナー達の集まる場所。
そこで、のび太達はポケモンと自分自身の治療を受ける事になった。

「こうして、僕達は出木杉の手から逃れる事が出来たんだよ」
スネ夫は胸を張り、自分の功績を得意気に語る。
 
「しずかちゃん、今までどうしてたの?」
 
「ジンに殴られたりしなかったか?」
 
そんなスネ夫は無視して、
のび太とジャイアンはしずかとの会話に勤しんでいた。

「………………」
スネ夫は話に入るため、こっそりと男二人の横へと移動していく。
四人の中でのポジションに、変わりはないようだ。

「何にもされなかったわよ。
 のび太さんを傷つけたと聞かされた時は、多少口論にはなったけど……」
それを聞いて安心する二人。
そんな二人に、しずかは問い掛けた。
「ジンさんは……どうなったの?」
二人は顔を見合わせ、少し躊躇いを見せる。
しかしのび太はその口を開いた。
黙っていた所で、ジンは生き返ったりしないのだから。
 
「そう、だったの…」そう言って、静かに下を向くしずか。
その様子は、名前も知らない隣人が死んだ時とは違う。
まるで、信頼する仲間を失った様な、そんな深い悲しみが見てとれた。
「ジンさんは、いつも一人だった。
 仲間から信頼されても、その信頼に信頼で答えようとはしない。
 行動と、その結果で答えようとする、不器用な人だったの」
のび太は口を開かず、自分の胸に手を当て、黙ってそれを聞き続ける。

「そのジンさんが戦いを、そして命を譲った。
 のび太さん……この意味、分かる?」

477ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:45:40 ID:lUzJGvhrO
「ジンは、しずかちゃんと協力していたのかい?」
ずっと黙っていたのび太が、しずかにそんな問い掛けをした。

「うん、そう。
 私はジンさんの命令を聞く代わりに、一定の自由を許されたの。
 出木杉さんの管理する全ての建物の内部図をくれたのもジンさん。
 私はジンさんに従って入念な調査をし、この計画の事を知った。
 だから地下の皆を解放して、敵に対抗しようとしたのよ」
「えぇッ!? じゃ、じゃあ!?」
スネ夫が大慌てでしずかに、詰め寄る。
「ふふっ、そうよ。この作戦はスネ夫さんに便乗したものじゃない。
 何日もかけて練られた、落ち度の無い作戦だったの」

「どうりで上手く行く訳だよぉ……」
スネ夫は納得し、その場にうなだれた。
それを見た三人は、声を出して笑う。

「まぁ、これでようやく四人揃った訳だ」

「幹部達は強い。
 時間稼ぎにはなっても、全員ヤられるのは時間の問題だろうね」

「その前に出木杉さんを止めなきゃ。そしてドラちゃんを……助ける!」

「次に笑う時は……六人一緒だ!」
そう言って、のび太は三人の顔を見渡した。
その目に迷いは無い。
何の言葉も話さぬまま、四人は揃って手を前に突き出す。

「これが本当に最終決戦だ。行くぞ……皆!!!」
「「「「おぉッ!!!」」」」



のび太さん……この意味、分かる?
「分かるよ」
のび太の目を見るしずか。
その目に浮かんでいたのは、一筋の涙だった。

「ジンは……僕を信頼してくれた。
 僕はその信頼に答えなきゃならない。この戦いの……結果で」
478ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/29(金) 01:48:29 ID:lUzJGvhrO
「クソッたれがぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
幹部の一人、マキシが叫ぶ。
「お前ら弱いクセに数多すぎなんだよぉぉお!
 俺の獲物はザコじゃない! あのガキ共なわぁんだぁあああ!!!」

「行かせないよ」
その男の勢いを、一匹のスターミーが止める。
そして、フライゴンに乗った一人の少年が男の目前に現れた。
「じゅぁまでぃぁぁああああああああああああああああああああ!!!
 クソッギュァキィィイイィィイイッ!!!」
「こんな筋肉バカを足止めするだけなんて、簡単過ぎる仕事だね」
マキシは怒涛の叫びを上げながら突進する。
しかし、そんな攻撃が当たるはずも無く、
逆に隙を突かれてハイドロポンプをモロに食らった。
「おぶっ!? くぃさまぁぁああああああああああああああああああ!!!」
「怒りなよ、もっともっと」
心の中で静かに呟く。
「僕は主役じゃない。
 主役をメインステージに上げるマリオネットさ」

「クソガキィィイイ!!!」
「お前はここで食い止める!」

各方面で凄まじい激闘が続く。
それを遠目から確認しつつ、四人はドームへと向かった。

ザコA「ここはァ!」 ザコB「通しやしねーぜ☆」
「カビゴン、炎のパンチ」
「ぐわぁぁあああああああああああああ」

この大会を勝ち抜いてきた精鋭の四人だ。
最早、並のトレーナーじゃ相手にはならない。
素早くドーム内の廊下を駆け抜け、ステージへ足を踏み入れた。

「何だよ……こりゃあ?」
479ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:52:13 ID:ggLCFYZb0
支援

ずいぶんと久しぶり…なきがする
480ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:53:32 ID:lUzJGvhrO
取り敢えず今日はここまで
まとめは明日やる
正直な事言うと、携帯のメモ張の容量の問題で最後まで書けてないの
中途半端でごめんね

投下に時間かかるのは仕様と受け止めてくれ
その代わりミスが無いよう心掛けるから
481ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:56:07 ID:ggLCFYZb0


ヒャッハーミュウ氏だ
ところで「明日」というのが今日なのか明日なのか気になる
482ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 01:58:54 ID:lUzJGvhrO
多分明日も今日と同じ時間位になる……かなぁなんて
483ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 02:02:09 ID:ggLCFYZb0
なるほど。
期待して待っとります
484ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 02:18:42 ID:SR2ik6iE0
485薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 11:33:09 ID:vTfpVsZe0
ミュウ氏乙
投下するぞクズども<ヽ`∀´>
486薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 11:39:44 ID:vTfpVsZe0
とある研究所。
そこは炎につつまれていた。
外からは悪そうな男たちの声が聞こえる…どうやらこの研究所を襲撃しているようだ。

「私はもう駄目だ……後は頼んだ……」
老人はかすれた声でそう言った。
その手には5枚のレポート用紙があった。
「……此れを……お前に託そう……未来への希望としてな……」
老人はそれを~誰か~に渡した。
それを確かに受け取った~誰か~は老人が息をひきとったのを見届けると、タイムマシンに乗った。


悪そうな男たちが研究所に入ってきた。
「あのレポートはどこだぁ?」
リーダー格の男が言った。
しかし老人の手元にはもう何もなかった。
リーダー格の男は一人の研究員が逃げ出していることに気付き、唇を噛んだ。
487薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 11:44:53 ID:vTfpVsZe0
そして場面はうつる。

子供達が遊んでいる空き地に視点を変えてみよう。

「打てよのび太!ここでうつしかない!2ストライクだからこれが最後のチャンスだ!」
声をはりあげている少年がいる。
「そうだぞのび太!今9回裏ツーアウト満塁なんだぞ!」
その横のこばんざめみたいな少年ものび太と呼ばれる少年に声をはりあげる。

「む…むりだよぅ……」
のび太と呼ばれた少年は猫に追い詰められたねずみのような顔をして弱々しそうな声をはっした。
でもこれを打たなければ後であの少年たちにボコボコにされる。
打つしかないのだとのび太少年は思った。


そしてピッチャーが玉を投げた。
ストレート。
488薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 11:48:10 ID:vTfpVsZe0
速いストレートだった。でものび太は打てるかもと思った。思いっきりバットを振ったのび太。










「ストラーイク!バッターアウト!」

声援すら聞こえない空き地にのび太の三振を告げる審判の声が響いた。
489薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 11:49:03 ID:vTfpVsZe0
終わりだぞクズども<ヽ`∀´>
490ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 12:07:12 ID:6AJ/WZHwO
帰れクズ
491ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 12:16:59 ID:tZ6yeXqOO
ミュウ氏乙
とうとう最終決戦か
492ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 13:03:38 ID:OnDHBQKxO
三点リード大杉ワロタ
文章力すら無くなってるしどうしようもないな



ピッチャーが玉を投げた(爆笑)
493ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 13:13:38 ID:B3EkvEhMO
ミュウ氏乙。マキシとザコABにワロタww
ついに完結すると思うと、おめでたいことのはずなのに少し淋しいんだぜ
494薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 13:39:36 ID:vTfpVsZe0
投下するぞ万年ニートども<ヽ`∀´>
495薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 13:42:50 ID:vTfpVsZe0
のび太少年がふらふらと歩く。
その顔はジャイアンに殴られた傷跡で酷いものになっていた。
足も本来の機能を失っているかのように安定感がなく自分の家に辿り着くのもやっとだった。

「どらぇもぉーーーーーん」
といい、自分の部屋に入った瞬間にのび太は倒れた。
自称22世紀から来たハイテクロボットのどらえもんはそれを見て哀れかなという顔をした。
のび太と長年の付き合いであるどらえもんにはのび太がなぜこの状態になっているのかは簡単に推測できた。
496薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 13:46:16 ID:vTfpVsZe0
「またジャイアンたちにやられたのか」
ドラえもんは呆れながらも倒れているのび太に声をかけた。のび太は頷いた。
「まったく君は……いつも同じことの繰り返しだな」
昨日も一昨日も似たようなことがあったのをドラえもんは知っている。
いくらのび太を立派な人間にするために遥遥と未来からやってきたとは言えさすがにこの状況には溜息をつくことしかできなかった。
そしてドラえもんはのび太が次に発する言葉も、ちゃんと推測していた。
のび太が口を開いた。

「どらぇもぉーん、野球が上手くなる道具出してよぉ〜」


案の定、だった。
497薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 13:50:59 ID:vTfpVsZe0
「駄目。」
ドラえもんは即答した。
「なんでだよ!」
のび太がきく。ドラえもんは心底彼に呆れていた。

もうドラえもんの気持ちも限界だった。

「道具に頼るな!自分で野球の練習すればいいだろ!そうやって道具にばかり頼っているから君はいつまでもこうなんだよ!
だいたいいつも道具に頼ってその結果君は何も改善できてないじゃないか!いい加減自分の力でやることを覚えたらどうだい!?
君みたいな駄目人間に付き添ってる僕の身にもなれよ!僕はずっと君のために尽くしてきたのに君は全然変わらない!
僕の道具に頼ってばかりで駄目な自分を変えようとしない!!!もう僕は限界だ!出て行く!!!」

ドラえもんは部屋の窓を開けると、のび太のほうを振り向かずにタケコプターでどこかへ飛んでいった……。
498薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 13:51:55 ID:vTfpVsZe0
終わりだぞ低所得者ども<ヽ`∀´>
499薫 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:33:48 ID:3BSHO0nu0
偽者必死杉ワロタwww
手の込んだ騙り行為おつかれさまー^^
んじゃまー投下
前回は>>319
500一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:35:05 ID:3BSHO0nu0

七月十九日。

六月から次第に上がっていた気温は、大きくはね上がり、本格的な夏の始まりを告げる。
少し前からチラホラ聞こえていた蝉の泣き声は、至る所を支配し、太陽は地面をジリジリと焦がす。
犬は舌を出して体温を下げようとし、猫は熱されたアスファルトを避け、ダルそうに日陰で肉球を舐める。

日本の夏は高温多湿だ。故に、連日、日射病で誰々が倒れただの、死亡しただののニュースが当たり前のように流れていた。

流石にそんな灼熱地獄の中で、『彼ら』は外で遊ぶことを善しとしなかったらしい。
先日、空き地でサッカーを勤しんでいた、のび太、ジャイアン、スネ夫、出木杉、静香は、冷房の効いたスネ夫宅の映写室にて、「アルマゲドン」という映画を観ていた。

少し時間が経ち、物語は終わり、エアロスミスのミス・ア・シングが流れ始め、上映用に暗くしていた」部屋に明かりがついた。

「どうだった? この「アルマゲドン」って映画。 パパが映画会社のs(ry」

「うぉー! ハリー! 男すぎるぜ!!!!!!」
いつもの様に自慢話をしようとするスネ夫の言葉を、感極まったジャイアンが遮る。

「私も・・・感動したわ・・・」
静香も感動に涙していた。
501一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:36:52 ID:3BSHO0nu0

「僕も、以前この映画を金曜ロードショーで観たけど、何度観てもこれは関心するなあ。
 実際にとられるであろう隕石衝突の対処法を、的確に表現できているからね」
出木杉も、素直に感嘆の言葉を述べた。

三人とも、ベクトルは違うものの、いい物語を読み終わった時につきものの『爽快感』を感じていた。
ただ、一人を除いて。
その、一人の少年は顔面蒼白、何かに怯えるように体をガチガチと震わせていた。
そして、激しくどもりながら、たどたどしく、言った。

「でっででででっででっでで、でもさ、ほほほほほほほ本当にいいいいいい隕石が衝突ししししししてきたたたたら、どどどどどどどどどうするの?」

その瞬間、彼を除く、一同は呆気にとられたかのように、挙動不審な少年、のび太を見つめた。
そして、その二秒後、ジャイアンとスネ夫は、図ったかのごとく、一斉に、かつ盛大に吹き出した。

「おいwwwwwのび太wwwwww地球にwww隕石がwwww衝突する可能性がどれほどか分かってんのかwwwww」

「馬鹿すぎるwwwwwwwwwwwwwwねえwwwwジャイアンwwwww」
502一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:39:03 ID:3BSHO0nu0

「なんで笑うのさ!」
のび太は声をはり上げるが、ジャイアンとスネ夫は聞かん坊。
指を差し、ただただ笑う。

確かに地球に隕石が衝突する可能性は、限りなく低い。
故に、のび太の発言が、杞憂だ、と笑われても仕方はない。

しかし、余りにも派手に笑われているのび太を見かねたのか、出木杉が助け舟を出した。

「でもね、剛田君、骨川君。
 君たちは野比君を笑ってるけど、確かに隕石衝突はいつ起こってもおかしくないんだよ。
 確かに、衝突する確率は限りなく0に近いかもしれない。
 だがね、地球の付近には、およそ億を超える小惑星があるんだ。
 その小惑星達は、今でこそ大人しく宇宙空間を流浪しているけど、それらが地球に当たらないという保障はどこにもない。
 事実、アメリカのNASAは、将来、人類滅亡が滅亡するであろう要因の一つに、隕石衝突を挙げているし、その対策も日夜続けている。
 だから、のび太君の考えも全く笑えるものではないと思うよ」

「なるほどな、流石は出木杉、説得力あるぜ・・・」
「まあのび太は説得力皆無だけどね、ジャイアンw」

「二人とも!余りのび太さんを馬鹿にしたら可哀そうでしょ!」
「いいんだよ、静香ちゃん・・・どうせ僕は・・・・」
503一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:40:12 ID:3BSHO0nu0

* * * * *

その後、彼らは一時間ほど他愛ない話をした。
骨川家の、高そうな振り子時計が、七時の鐘を鳴らす頃には、当たりは大分暗くなっていた。

「もう七時か、そろそろみんな帰らなきゃだね」
「あれ、出木杉帰っちゃうの?」
「うん、小学生は余り夜中うろつくべきではないと思うし、最近世の中物騒だからね。
 君たちも早めに帰らないと、家の人が心配するかもよ」

出木杉は、そういい残すと、右手を振って、帰っていった。
そして、出木杉につられるかのように、
「俺もそろそろ帰るか、かーちゃんに怒られたら嫌だし」
「私も、夜は怖いから帰るわ」
「静香ちゃんが帰るなら僕も帰る!」
残った子供達も、口々に「また明日ー」などと、別れの挨拶を交わすと、三々五々、骨川家から解散していった。

最も、彼らは今日中に、また会うことになるのだが、未だ、誰もそんなことは知る由も無かった。
504一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:42:18 ID:3BSHO0nu0

 * * * * * *

のび太は、暗い路地を歩いていた。
時刻は、七時五十分、骨川家から出たのが、二十分だから、かれこれ三十分は歩いていることになる。
野比家から、骨川家までの距離は意外と小さい。普通に徒歩十分ほどで、着く距離だ。
なのに、何故のび太は三十分経った今も、家に帰りついていないのか。
理由は静香を家に送っていたからである。
その行動は、優しさ故の行動か、はたまた、深層に、やましいことがあっての行動なのか。
どちらにせよ、のび太の帰りを遅くすることになった原因であることには変わりない。

空は、先ほどより、一層暗さを増し、空には月が輝いていた。

「早く帰らなきゃ」

本格的に降りてきた、夜の蚊帳がのび太を焦らす。
日中は、あんなに激しく鳴いていた蝉も、就寝時間に入ったのだろうか、全く鳴き声は聞こえなくなっていた。

そして、家まであと300メートルといったところで、のび太は足止めを食らった。

「ナンテコッタイ・・・・・」
彼の目の前に、大型の野犬が居た。
505一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:44:15 ID:3BSHO0nu0

のび太は、犬に関していい思い出が無い。
毎回、吠えられるだの、噛みつかれるだのされて、被害を被っているからだ。

「これじゃあ家に帰れないよお・・・」

完全にのび太の足は止まってしまった。
実際、夜中の野良犬は、目が光っていて、与える恐怖が倍増している。
しかも、いつも登校途中などにのび太に襲い掛かる野良犬より、今対峙している奴の方が一回り大きい。
のび太の足は、恐怖でガクガクと震えだす。

怯えるのび太の心中を、知ってか知らぬか、野良犬は歯垢で黄色くなった歯をちらつかせ、のび太の方へと歩き出した。

(アババババババババババババババババババババババババババ)

人生オワタ。そうのび太が思った瞬間だった。
野良犬は何かに反応したかのように、ピンと耳を立てると、ガクガクブルブルと、震えだした。
506一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:45:43 ID:3BSHO0nu0

「?」
様子がおかしくなった野犬に、のび太は首を傾げた。
急にどうしたんだろう、そうのび太が考える間もなく、野良犬は逃げるようにどこかへと走り去ってしまった。

「なんかよくわかんないけど、助かったあ・・・・」
ホッっと一安心すると、のび太は再び、我が家へと歩き始めた。

空を見ると、月は先ほどより一層高い位置に移動し、たくさんの赤い星まで見えている。
はやく帰らねば、そう思い歩みを速めたのび太だったが、違和感を感じ、叫んだ。

「赤い星だって!」

再び空を見上げると、そこには先ほどと同じようにたくさんの赤い星が浮かんでいた。
その光景に、のび太は体を震わせた。

たくさんの赤い星が、まるで、渡り鳥のように、V字飛行をしながら、肉眼ではっきりとわかるスピードで、おおよその方向であるが、学校の裏山の方へと移動しているではないか。暗い空に浮かんだ血潮のような、光の帯。心なしか、それらはだんだん大きくなっている。
そして、それらは裏山の陰へと隠れ、見えなくなった。
507一粒の砂 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 18:47:37 ID:3BSHO0nu0

次の瞬間、裏山向こうの方から、爆音が轟いた。


一つだけではない、続けて、いくつも、いくつも、だ。


地平線からは、薄っすらと、赤い光が見えた。

のび太は、それを暫し客観的なものとしてしか、見ることができなかった。

が、次第に心に恐怖が芽生え、一目散に自宅へと駆け出した。

「ドラえもーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!」

友の名を叫びながら、心臓は、破裂しそうなくらい高鳴っていた。

少しして、再び、一際大きい爆音が轟いた。

しかし、のび太の耳には、その音は全く届いていなかった。


                                          ―2―
508薫 ◆gAgMIQIX.w :2008/08/29(金) 18:54:48 ID:vTfpVsZe0
今日も荒らしが元気に投下しています
509薫 ◆N9lDd.MabY :2008/08/29(金) 19:02:07 ID:3BSHO0nu0
さるったけど投下尾張
510ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 19:24:48 ID:OnDHBQKxO
どっちもくだらなすぎて偽物かどうかわかんねーよwww
511ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 19:50:53 ID:ggLCFYZb0
・・・さて、まずは乙。
…んで、二人?ともに言えることなんだが、空欄多いと逆に見にくい
行埋めなのか見やすくするためなのかは知らないが、やめたほうがいいぞー

まぁ結局のところ両方荒らし。
他人だとしても荒らしに過度に反応している時点で荒らし。
同一人物だったら…うん
512ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 20:01:29 ID:B3EkvEhMO
手の込んだことするなお前…素直に謝ればいいものを、架空の偽物を作り出して全てそいつのせいにしようなんてな
心底見損なった。いつまでもこんな一人芝居を続けるつもりなら、通報も覚悟しておけ
513ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 20:30:38 ID:S2fTeFKwO
>>512
こいつ最高に池沼
514ゲーム好き名無しさん:2008/08/29(金) 21:06:48 ID:6AJ/WZHwO
まあ両方とも帰れ
515ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 01:14:16 ID:YPWVRar5O
薫頑張れ超頑張れ
516 ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:21:09 ID:WVO4l0obO
またソファーで眠っちゃったよ……

遅れたけど投下する
517ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:25:06 ID:WVO4l0obO
完全な静寂が包む空間。
そんな表現が正しいだろう。
ステージをぐるりと囲む、大量の観客席。
その席に座る数えきれないこの町の住人達が、皆そろって眠っている。
「静か過ぎるのが、逆に不気味だね」
のび太はそう吐いた。
「皆、苦しそうな顔してるわ……かわいそう」
見れば、眠っている人は総じて苦痛に顔を歪ませている。
眠っている人に覚める事のない悪夢を見せる、ダークライの力。
この、言葉を発する事すらも許されず、
ただただ苦痛に耐え続ける光景を、出木杉は望んでいたのだろうか?
「こんな事して何になるってんだよ……
出木杉…ッ!」
この余りに悲惨な光景を、ジャイアンは直視出来ない。
すると、スネ夫がある事に気付いた。
「おかしくないかな?
 ドーム内に催眠電波が流れている事を予想して、眠気覚ましを用意してきた。
 それなのに眠くなる所か、敵が一人も居ないなんて……」

《歓迎しているからさ》

スピーカーから流れ出す、出木杉の声。
四人の表情は瞬く間に真剣なものとなる。

《ハハハ、そんなに怖い顔しないでおくれよ。
 ここまでは大体予想通りなんだ。
 君達は僕の予想通り戦いを勝ち抜き、今、この場に立っている。
  まぁ、しずかちゃんがあのゴミに捕まる事は予想外だったけどね》
ジンをゴミ呼ばわりした事に二人が反論しようとするが、
スネ夫がそれを抑止した。

518ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 08:26:20 ID:yc307sNdO
今月初支援
519ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:29:35 ID:WVO4l0obO
《……終わりにしようか、全て》

出木杉がそう言った瞬間、のび太達の足元に巨大な階段が現れた。
《この階段は……最後の戦いに相応しい場所へ続いている。
 しずかちゃんも知らなかったろう?
 この階段の存在は僕と一部の幹部しか知らないからねぇ》
暗にしずかちゃんの暗躍を言い当てる出木杉。
しかし、四人の足が止まったのはそんな理由じゃない。
不安、焦り、そして恐怖。
この階段の先に待つだろう、出木杉の罠を危惧しているからだ。
出木杉は全て見抜いていた。
もしかしたら……これからも見抜かれ続けるかもしれない。
唇を噛み、勇気を振り絞る。
「クソッ…」だが、まだ足は止まったまま。
誰も階段を降りれないまま、着々と時間が過ぎていく。
するとその時――「情けないぞ、のび太!」

「えっ…」即座に後ろを振り向くのび太。
急いでその声の主を確認した。
「お前達は俺が守ってやるさ。さぁ、進もう。四人共」
「パパ…」
後方の扉からずってりとした体格の男。
そう、のび太の父のび助が現れた。
「待ってくれー!」すると、今度は上方から声が。
「スネ吉兄さん!」
男は天井に開いた穴からドームに入り、スネ夫の前へ降り立った。
「僕とのび助さん。この二人で君達は守る。
 君達は臆せず前に進めば良いんだよ、ザコは僕らが倒すからね」

それを聞いた四人は、同時に前へと歩み出す。
「へっ、怖かったら逃げても良いんだぜ? お前ら」
ジャイアンのそんな言葉に、のび太達は決まりきった答えを返した。

「行こう、最後の戦いへ!」
520ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:37:21 ID:WVO4l0obO
階段を一段、また一段と進んでいく。
ベットリと黒く塗り潰された視界を恐れず。
決戦の場へと、ただ前だけを見て。
すると、前から一枚の壁が近付いてきた。
「のび太、扉だ」
のび助が手探りで取手を見つける。
扉の先の、まだ見ぬ脅威を見越し、扉を開けるタイミングを指で伝えた。
「……2……1……ッ!」
鈍い音を発てて、扉は勢い良く開かれた。
 
「どういうことだ? これは……」

扉の先で待っていたのは、大きなドーム上の空間。
入り口の直線上には巨大な扉が君臨し、
その扉を囲うかのように四つの扉が点々と立っている。

「まだ…戦う気は無いって事かよ」
大体その扉達の意図に気付いたスネ夫。
その意図をスネ夫に聞こうとする前に、出木杉が解答を告げた。


《準備体操代わりに楽しいゲームをしよう、野比君。
 この小さな扉の先には、今この時灯が消えんする四つの命が待っている》

「意味分かんねぇ事言ってんじゃねぇよ!
 さっさとここに出てきて俺様達と戦いやがれッ!!!」
辛抱ならなくなったジャイアンが大声を上げる。


《ハハハ…焦るなよ、郷田君。
 まぁ要するに、この扉の先にはタイムパトロール隊員が監禁されてるのさ。
 時限爆弾付の首輪を付けてね……ククッ。
 君達がそこに置いてある鍵を持って行けば、彼らは助かるのになぁ》

「つまり、助けに行け……っ事だろ?」
確信迫るのび太の一言。
出木杉はスピーカー越しでも分かる位に笑いを堪えて、言った。

《救うも救わないも……君らの自由さ》
521ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:43:03 ID:WVO4l0obO
「僕はここにするよ」
スネ夫が選んだのは赤く塗られた炎の扉。
「この先で待ってるのはアイツに決まってる。
 髪の毛の恨みは恐ろしいんだよ……!」
ツルッツルの頭を光らせ、スネ夫は言った。
「じゃあ僕もスネ夫君に付いていこうかな」
四人の実力を考慮しての選択。
実力が上の二人に比べ、スネ夫としずかの実力が劣るのは明らかだ。
よって、助っ人二人はスネ夫としずかに付く事を皆で決めた。
「ジャイアン、どうしたんだい?」
「いや……これ……」

決められた道をいつまで歩くつもりだ!
君の進むべきはこの先にある!
さぁ、行こう!
唯一神が導く、神々の世界(フェアリーアルチェリオ)へ!

「……扉に変な言葉が書かれてるね」
「……俺、行くわ」
「……行ってらっしゃい」

残ったのは三人。しずか、のび助、のび太。
まだ、しずかは決めかねている。
「不安なの? しずかちゃん」
しずかはうなづいて、その口を開いた。
「別に……自分が死ぬのは怖くない。
 でものび太さん達の誰かが、もし帰って来なかったら……」
しずかがそう言い終えると、のび太は手首に付いた腕輪を見せた。
「君がくれた腕輪だよ、覚えてるかい?
  この腕輪が有る限り、僕達はずっと一緒さ。
 僕達はしずかちゃんを信じる。
 だからしずかちゃんも信じるんだよ。 仲間を、僕達を」

「……のび太さん」
いつも頼りなかったのび太。
いつも自分が守っていたのび太。
そんなのび太に今……自分は支えられている。
離れている間、しずかはずっとのび太の事が気掛かりだった。
自分が居なくて、彼は大丈夫なんだろうか。
ずっとそう思ってた。
でも今、しずかは理解した。
そんなのは、自分の気苦労に過ぎなかったのだと。
522ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:49:54 ID:WVO4l0obO
「パパ、しずかちゃんを頼んだよ」

そう言って、のび太は真っ直ぐ青いドアへと向かっていく。

「のび太さん!」
そんなのび太を、しずかは呼び止めた。
天井に木霊するしずかの声。
その声の余韻の中、しずかは小さな声でつぶやいた。
 
 
《どうして……その扉を選んだんだい?》
扉を開けようとすると、出木杉はのび太にそう問いた。
「じゃあこっちからも質問だ。
 捕まっている隊員は三人、それじゃあ扉は一つ余らないかい?」
静かな笑み。
それを見て、出木杉も笑う。

《知っていると思ったよ。
 その扉の色……つまり青には二つの意味が込められている。
 一つは、その先で待つ幹部の象徴。そして、もう一つの意味は……》
数秒の空白の後、出木杉は言った。



「はぁ…! はぁ…!」
のび太は息を切らしながら走る。
その脳裏に浮かぶのは、この先で待つ親友の顔。

「待っててね、ドラえもん!」
そして、のび太は学校の教室程の小さな部屋にたどり着いた。

「待っていましたよ、野比様」
声のした方へ視線を向けるが、部屋の中央には何者も見当たらない。
すると、部屋の隅々から無数の液体が集まり始める。
それらの液体は一つの人形を形作り、その固形物質はのび太に深々とお辞儀をした。
「私の名前は流水。出木杉様に仕える影の幹部です。
 今日ここで、アナタを消す存在、とでも言っておきましょうか」

不可思議な存在の登場。
しかし、のび太の顔には微々たる変化すら無い。
そして視線を全く移さないまま、力強い声で言い放った。

「お前に構ってる暇は無い。
 邪魔をするなら……倒すまでだ!!!」

今、のび太の真価が試される。
523ミュウ ◆2zal0YnAZo :2008/08/30(土) 08:56:50 ID:WVO4l0obO
投下終わり
テンポ重視で色々ハショッたけど、
読者置いてきぼりな感じではないよね? 多分

>>471-472 >>476-478 >>517 >>519-522

分かんない所の質問は24時間受け付ける
質問、待ってるぜ!
524ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 09:23:03 ID:YPWVRar5O
ミュウ頑張れ超頑張れ
525ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 10:19:49 ID:yc307sNdO
乙!長かった…ついに愛しの流水の出番だ
そして…あのお方だな?あの扉は…ついにあのお方が来るのだな!?
526ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 11:07:50 ID:onBDkDxT0
つまんね
もう投下しなくていいよ
527ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 14:33:16 ID:KT0+p2X4O
528ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 15:20:49 ID:yc307sNdO
ところで、スネオ(もう漢字にすんのめんどくせっ)っていつ髪の毛無くなったんだっけ?
529ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 15:46:12 ID:Gjb1aWrY0
おもしろい
つぎは?
530ゲーム好き名無しさん:2008/08/31(日) 01:31:25 ID:kc8lgbg60
ミュウの最終回が近づいてきてるな…
531 ◆2zal0YnAZo :2008/08/31(日) 07:17:28 ID:nTc+03qTO
>>528
第一回戦の業火との戦いでカッパ頭に
描写はないけど、クリスとの戦いの前に決意の証として全部剃った

>>529
なるべく早く来るようにするよ
532ゲーム好き名無しさん:2008/08/31(日) 11:02:06 ID:dWnKzZv/O
>>531
ああ、剃ったのか。サンクス
533ゲーム好き名無しさん:2008/08/31(日) 22:46:45 ID:O0WNbBCx0
ミュウs乙!
楽しませて頂きながら読ませてもらいました。
続きが楽しみです。
534ゲーム好き名無しさん:2008/09/01(月) 18:11:21 ID:4o8U2gU50
潰すな面白い
535ゲーム好き名無しさん:2008/09/01(月) 18:16:19 ID:cdbbG23DO
薫さん定期自演乙です^^
536ゲーム好き名無しさん:2008/09/01(月) 18:43:20 ID:0fccNlfh0
薫は池沼
537ゲーム好き名無しさん:2008/09/01(月) 19:07:38 ID:FJwxgQamO
薫は禁止ワードにしないか?こんな流れになるくらいなら
538タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 22:57:52 ID:SOtAWapt0
そもそも荒らしを気にするのが間違い
いやなら何も言わずにNGしちゃいなよ
そんなわけで短編投下。

いわゆる引きこもり氏リスペクト
539タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 22:59:45 ID:SOtAWapt0
序章〜悲槍感を悲壮感と打ち間違えられるのが真の悲槍感〜

とある町の空き地、そこには数人の子供が集まっていた。
「ここで……よし、急所にあたった!
おーし、これで三連勝だ!」
どうやら何かの勝負に勝ったらしい。
「あああ……また……また負けた……」
「流石のび太、運の悪さもぴか一だなwww
 これで5連続じゃないか?試合中に急所に当たったのwww」
「……うーん、いつか必ず勝てるはずよ、頑張って、のび太さん!」

さて、もう読者の皆さんはご存知だろうから紹介しよう。
ここには今四人の子供が集まっている。
その名前は、先ほど発言した順にジャイアン、のび太、スネオ、静香
例の通り、この四人は空き地に集まり、ポケモンで遊んでいた。
公園に行ってゲームで遊ぶとか典型的な最近の駄目な子の例だとか言ってはいけない。
ダメ、絶対。

「さてのび太、約束だからな」
「えええーっ!も、もう伝説のポケモンなんて何もないよ…」
そして、基本的に何のルールもないこのバトルにも、一つだけ特別なルールがあった。
「そうだぞのび太wwwこの前ジャイアンははっきりと見たんだ!!!!1111」
「そうだ、お前は隠し切ったと思ってただろうが、俺はこの前はっきり見たんだ」
「え、いやいやいや、ななな何のことかなあははははは
あ、見て、ツバメが飛んでるよ皆」
スネオとジャイアンの言葉にとても分かりやすく動転するのび太。
その顔からは漫画らしく大量の冷や汗が流れている。 まぁ漫画だが
「さて、のび太。殴られたくなかったら今すぐそのDSをよこせ」
「え、いや、その」
「の・び・太・く・ん?」
「うう……は、はい」
540タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:00:43 ID:SOtAWapt0
数分後…

「やりぃ、ディアルガゲットだ!」
(うう……せっかくGTSで頑張ってゲットしたのに…)
そう、ここでのルールとは、
”敗者は勝者の望む伝説のポケモンをあげなければならない”
ただそれだけである。
だが、実際のところそれを行使しているのはジャイアンとスネオだけだが。
あと、たまに静香が行使しのび太にポケモンを返してあげたりもする。
「家に帰るんだな お前にもまだポケモンガイルだろう」
「ジャイアン、もうのび太にろくなポケモンはいないよwww」
「それもそうだな、アーッハッハッハ」
のび太をあざ笑うジャイアンとスネオ。
静香も、この状況においては何もいえなかった。
「うう……お、覚えてろよーっ!」
「その台詞ももう覚えちまったよ、のび太ーっ」
「もうアキタwww」
いたたまれなくなったのか、のび太は泣きながら走り去っていった。

「…さて、のび太もいなくなったことだし……
 やるか、スネオ」
「え、いや遠慮しておくよ ジャイアンみたいな強い人、僕なんかじゃ役不足でしょwww」
「……まぁ、それもそうだな。
 じゃあ静香ちゃん、やろうぜ」
「う……遠慮しておくわ。
 今育成中のポケモンがいるから、それができたら、ね」
「なんだよ、皆つれねーなー」
ジャイアンがドカンの上で不満をたらしていたとき、空き地に一人の少年が現れた。
「じゃあジャイアン、僕とやろうか?」
「ん?お前は…」
「「「出木杉(君)!」」」
541タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:01:43 ID:SOtAWapt0
出木杉が来たことで、空き地の空気は若干変貌した。
なぜなら、彼は”出木杉”という名の通り、ポケモンにおいても抜群の強さを誇るからである。
「お、おいおい……俺らがお前に勝てるわけがないだろ」
「ああ、今日はそういう用件じゃないよ。
 ただ、ちょっと知らせたいことがあってね」
「知らせたいこと…?なにかしら、それは」
「うん、ちょっと待ってね」
そういうと、出木杉はポケットからチラシを取り出した。
「ちょっとこれを見てみなよ、こいつをどう思う」
「ん……こ、これは!」
「「「ポケモンバトル大会(だと)(ですって)(wwww)」」」

一方その頃、のび太の家では……
「ドラえもーん! また負けちゃったよー!」
(……ああ……またか)
いつもの通りの展開が繰り広げられていた。
「のび太君、たぶんもう君はジャイアンには勝てないよ」
「そ……そんな、ひどいよ〜!」
で、のび太が号泣するという毎度おなじみのパターン。
そして、ドラえもんがのび太に言った。
「いいかいのび太君、ジャイアンは君から何匹も伝説のポケモン、そしてそれに相当するポケモンを奪った。
たとえ君が今から強いポケモンを作ったとしても、腐っても伝説のポケモンだ、勝てはしない
今勝負を受けたらジャイアンの思うつぼだよ」
「……そうだとしても、じゃあいったいどうすればいいのさ」
のび太がふてぶてしい声を出したら、ドラえもんは床に置いてあったチラシをのび太に渡した。
「ほら、これを見なよ」
542タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:02:52 ID:SOtAWapt0
             第一回
          ポケモンバトル大会
           大・開・催・!

今回初めて開催されるこのポケモンバトル大会!
バトル方法は6vs6のタッグ戦!
参加年齢制限は何も無し!
そこの君もそこのあなたもそこの大きなお友達も皆こぞって参加しよう!

なお、本大会においては以下の行為を禁止しております。
なにとぞご理解の上ご了承ください。
・データの改造
・一パーティーに同一ポケモン
・暴力行為
・ヴォー鉄サーン
・後に記載されているのルールを守らないパーティーでの参加

次に続く
543タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:04:07 ID:SOtAWapt0
そして、本大会メインとなる特殊ルール!
それは!
レシオ製だ!
ここではそれについて説明しよう!
まず、君達には10のレシオが用意されている。
そのレシオを上手に使って、そして頂点を目指せ!

次に、詳しいレシオを紹介しよう!

レシオ5
ディアルガ・パルキア・ミュウツー・ホウオウ・ルギア・カイオーガ・グラードン・レックウザ
デオキシス(すべてのフォルム)
レシオ4
ギラティナ・ミュウ・セレビィ・ジラーチ・マナフィ・クレセリア・シェイミ・ヒードラン
レシオ3
三鳥・三犬・ラティ兄妹・三クラゲ・レジ三種・ガブリアス・バンギラス・マニューラ
トゲキッス・メガヤンマ・ゲンガー・メタグロス・クロバット
レシオ2
ギャラドス・ヘラクロス・カイリキー・テッカニン・マニューラ・キングドラ・ポリゴンZ
カイリュー・ゴウカザル・ユキノオー・ミロカロス・カバルドン・ドータクン・グライオン
エアームド・ハピナス・カビゴン・ラプラス・ルンパッパ・ブラッキー・ヨノワール
マルマイン・サンダース・キノガッサ・マンムー・オオスバメ・フーディン・ボーマンダ
レシオ1
その他のポケモン

これで大会の説明は終わりだ!
皆もレッツ・ポケモンバトル!
544タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:07:07 ID:SOtAWapt0
「……ねぇドラえもん」
「ん?どうしたののび太君」
「意味が分からない」
「やっぱりか」


次回予告
目指すは打倒ジャイアンののび太。
一方、いつもの皆もメンバーを作り初めて……?

次回、第一章〜福田総理の辞任……あれ?一年前にもこんな光景あったような〜
こうご期待!と言ったけど無理にしなくてもいいよ!
545タン=ペン ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:08:31 ID:SOtAWapt0
投下終了。

たぶん長さも引きこもり氏くらいの長さになりそう。
あとルール把握してないと作品の流れが良く分からないかも知れないから見てね。
>>543
546 ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/01(月) 23:18:13 ID:SOtAWapt0
追記。
もしこの作品に興味があってかつ>>543の中でこのポケモンがこのランクとかねーわw
とか思ってる人いたらレスお願いします
547ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 00:05:02 ID:iLeiNvmT0
乙〜だけど、ちょっとルールがわかりにくいかも試練。
10のレシオになるように選ばなきゃならないのか?
548 ◆DCr9vdoc3Q :2008/09/02(火) 00:09:20 ID:Ba+boiWZ0
>>547
はい、そこはジャスト10になるように選ぶようになっています
今度投下時にまたいろいろと補足しておきます
549ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 02:09:50 ID:3qNynV2XO
・マニューラ重複
・バンギラスが3でボーマンダが2なのは何か理由があるんですか?
・ハピナス、オオスバメに違和感
こんくらいか?
後小説の中で催眠連打するのは面白くないから、ゲンガーは2でもいい気がする
ヤンマは…催眠なくてもなぁ…
550ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 02:35:05 ID:lX1u3OWoO
普通につまんなさそう
っていうか文も分かりにくいし、読みにくいし寒い
絶対途中で逃亡するね
551ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 07:31:39 ID:vKjyt9k0O
潰すなよりは面白かった
552ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 14:49:47 ID:qMsaoBlv0
糞すぎて逆にワロタ
潰すなの方が面白いわ
553ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 18:20:09 ID:rZw4IvhZ0
いや普通に面白いだろwww
お前らの目は糞w

タンペン氏こんな馬鹿どもは気にせず頑張ってください。
554ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 19:03:34 ID:Kdl7ws6ZO
これは自演乙を狙ったアンチの工作
555ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 19:27:23 ID:VT9yjIn70
AA > まぁばればれだが (00:12)
--------------------------------------------------------------------------------
AA > それを言ってはいかんと思う うん (00:11)
--------------------------------------------------------------------------------
AA > リアクションがわからなかった ただそれだけなんだ (00:11)

ある証明 > あの短編投下したのAA氏? (00:11)


あの糞短編はAA作な模様





AA > ・・・ところで今まともな作者って俺とミュウしかいないんじゃないか、と (01:13)

ついでに問題の発言
556ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 19:28:55 ID:VT9yjIn70
AA > ・・・ところで今まともな作者って俺とミュウしかいないんじゃないか、と (01:13)
557ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/09/02(火) 20:53:48 ID:yq/iJGyO0
正論じゃね?
俺のがまともなわけないし
558ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 21:27:54 ID:yJB9Z8LqO
ロッカーの内容晒す阿呆はスルー推奨
騒ぎ大きくすんな
559ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 21:31:32 ID:Kdl7ws6ZO
まともな奴の基準が人によって曖昧だからな
そこそこのクオリティでしょっちゅう投下する奴がまともだと思う人もいりゃ
投下は少なくともクオリティが高い奴をまともだと思う人もいる
560 ◆0oe33Tyq22 :2008/09/02(火) 22:33:37 ID:Ba+boiWZ0
いろいろと批判あるね
やっぱりささやきでやるべきだったというかロッカーの中晒す人久々に見た
>>557まだいてくれてたのか
いなくなっちゃったのかなーと思った。
正直期待してるのです

>>559個人的にまともな奴の基準は
荒らしてない>>>(超えられない壁)>>>投下意欲がある>>>>クオリティが高い
聞いてない?

言いたいことは、8月入ってから投下してるのが
ビラク氏、俺、ミュウ氏、主人公氏 …と後荒らしさん なわけよ(なのかな?)
んで主人公氏はなかなか投下できない宣言してたし、
…あとビラク氏は俺の勘違いでこなくなったのかなと思った、申し訳ない
つまり決定的に投下不足なわけよ
あと最近自演なのかは知らんが荒らしのコメが格段に多いからさらに目に見える

まぁでも俺が言いすぎてました。
この場を借りて深くお詫びします。

短編が糞?いやだって俺だし
でもとりあえず作品見てくれてありがとう
561ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:18:46 ID:yJB9Z8LqO
>>560
ドラAAモンのくせに生意気だぞ
お前なりにスレのことを考えてるのは良く分かった
これからも頑張ってくれ
562ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:19:34 ID:HRY8qqFMO
ロッカーの内容晒されてもなんやかんやで最終的には謝るあたり、AA氏は大人だと思う
作品は、引きこもり氏の時も思ったけど、あの厨パは組めないように出来てるあのルールが面白いなぁと思う
いかにそのルールを活かして続きを書いていくのかに注目して、続き楽しみに待ってる。乙でした
563ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:22:20 ID:BXKF/V1e0
つまりセカンドはゴミだってことだね
564ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:31:47 ID:lX1u3OWoO
>>560
お前元は荒らしだろ
初回か二回目の人気投票の時暴走してスレ荒らしてたじゃん
565ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:34:23 ID:Ba+boiWZ0
>>563
言いすぎだと
大人げなかっただけだろうに
566ゲーム好き名無しさん:2008/09/02(火) 23:45:34 ID:Ba+boiWZ0
>>564
そういやそうだった
それについても改めてごめんなさい

今思い返すと怖いのは、あの時荒らしてるという感覚がなかったっていうことなんだ
それ以来荒らしには若干寛容するようになったり
といっても荒らしを許してるわけではない
567ゲーム好き名無しさん:2008/09/03(水) 00:26:06 ID:kcALFtGJO
>>566
じゃあお前も許されるべきじゃなくね?
568ゲーム好き名無しさん:2008/09/03(水) 02:10:29 ID:GjNQmb33O
>>567
許す許さないなんて、個人では思っても、スレの方針には出来ないだろ
今こうやって謝って作者として頑張ってるんだから俺個人としては全然OKだけど
569ゲーム好き名無しさん:2008/09/03(水) 07:19:11 ID:uTYRwynQ0
どうでもいいけど多分人気投票AAモン怒らせたのは俺
今は反省している
570ゲーム好き名無しさん:2008/09/03(水) 07:44:18 ID:GjNQmb33O
避難所のビラクへの返事
1…野比くん、郷田くん、スネオくん、しずかちゃん、ドラえもん
だったような…ちょっとうろ覚え
2…俺はあの形式好きだけど、好みの分かれる形式だと思うから、万人受けする小説にしたいなら変えた方がいいかも
以上
571 ◆UIEMKhGpfE :2008/09/03(水) 19:10:03 ID:gwKhua1tO
こんばんは
572ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 14:51:35 ID:Utx/deT40
こんにちは
573ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 17:31:51 ID:biVgxZTKO
ノビタの代わりにAAが消えれば良かった
574 ◆UIEMKhGpfE :2008/09/04(木) 18:07:10 ID:2oMtLg3lO
嬉しい///
575ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 18:33:10 ID:Utx/deT40
ノビタ消えないで欲しかった。
AAも消えないで欲しい。
576ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 18:40:26 ID:3ET5z7s70
ノビタとAAは作品も糞だし存在価値ないだろ
まだ潰すなの方がスレにとって有益
577ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 18:43:13 ID:FTVZChFK0
どう考えても糞さではAAのが上な件
578ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 20:50:39 ID:Utx/deT40
確かに潰すなは荒らさなかったらかなり期待できたのに…
まあ今でもちょっと期待してるけど
579ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 21:15:58 ID:2oMtLg3lO
おれも
580ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 22:17:14 ID:g4bKf9q8O
何か作品を書けば荒らし放題だと聞いて飛んできました
581 ◆UIEMKhGpfE :2008/09/04(木) 22:28:09 ID:2oMtLg3lO
いや、それはちょっと違うな
かなり酷い荒らしでも、何か理由があるもんだよ
やっぱり、一番の原因はスレ住民だな
きっと、投下終了の次のレスが「つまんね」だったから、腹が立ったんだろ
うだうだ荒らしがいるとか愚痴ってる奴いるけどさ
まずは自分達がそんな状況を作った事を反省しよう
いい加減大人になろうぜ
582ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 22:33:44 ID:zxMKH/pz0
縦読みも小説もつまんないね
583ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 22:45:10 ID:2oMtLg3lO
てへ
584ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 22:49:44 ID:g4bKf9q8O
ノビタにセンスを求めるのが間違い
荒らすにしてもセカンドや薫の方が見ててまだ面白かった
585ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 23:02:17 ID:2oMtLg3lO
待て、いつ荒らした
586ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 23:33:03 ID:Utx/deT40
>>585
お前じゃなくて、薫とかセカンドのことだろ
587ゲーム好き名無しさん:2008/09/05(金) 01:43:43 ID:dV3xgMlGO
AAモンと一緒に消えろゴミ
588ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 13:01:38 ID:gtvxJyHP0
ところでさ、短編作品コンテストってどうなったの?
589narvas:2008/09/06(土) 19:33:19 ID:Ofg6cPL5O
あー超お腹減ったし
590ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 21:53:48 ID:XupBTpZeO
>>588
カスみたいなのしか集まらんかったから終
591ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 22:06:32 ID:/NOeZwb50
>>590
初心者大歓迎って書いてあっただろ……
こんなんだからこのスレから人がいなくなったんだと思う
もう下手なブランド意識は捨てろ
592ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 22:49:41 ID:OXCd+CKrO
初めから完成された作者ばっか求めてるんじゃダメだわな
どのゲームだって最初は主人公やチームが弱い状態なのに、それを「最初から強くなきゃやだ」なんて言ってたら始まらないだろ
投下を続けて上手くなっていくのが作者は大半だろうに(縦読みとかはないので悪しからず)
593ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 23:22:21 ID:V67ckCQR0
まぁ暖かく見守っていくことが大切だよな。
ん?と思うような表現があっても叩いたり揚げ足とったりせずに、優しく対応してあげたり。
このスレの作者不足はそういう対応ができない読者が多いことに起因してると思う。
なんでも優しく接すればいいってもんじゃないし、時には厳しく接することも必要だけど。
めんどくさいって思わず誠実に対応していけば、きっと上達するよ。
ためになるアドバイスをする事も大事ではあるけど、やっぱり今のこのスレに一番必要なのは誠実さじゃないかな?
いい加減な気持ちでやる事が一番駄目だな。作者も読者も。

594ゲーム好き名無しさん:2008/09/06(土) 23:33:10 ID:pRAo06XNO
あれ?短編結構いいのあったような記憶が・・
夢か?
595ゲーム好き名無しさん:2008/09/07(日) 00:16:45 ID:D1VXbKbx0
>>594
596ゲーム好き名無しさん:2008/09/07(日) 09:37:57 ID:P1K1pfhW0
>>593って縦読みか
気付かなかった
597ゲーム好き名無しさん:2008/09/07(日) 11:28:12 ID:DU+qSi+KO
ホントだ。いい事言うなぁ〜とか感心してた俺って馬鹿みたいだな
598ゲーム好き名無しさん:2008/09/07(日) 11:51:23 ID:PzmLdr4hO
こんな変な文ならすぐに気付くだろ
599ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 00:22:24 ID:cehYP00BO
リア厨ヒキヲタAAモン死ね
600ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 17:37:44 ID:jUaBi5KpO
なんでここの奴らの煽りってこんな低レベルなんだろうな
煽り文句が大抵ヒキヲタとかニートとかだし
子供の苦し紛れの言い訳くらい痛い
601ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 17:50:16 ID:2ocRjL7RO
携帯厨の限界なんてそんなもんです
そもそもまともな奴なら、煽るにもこんな寂れたスレじゃやらない
602ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 17:53:46 ID:jUaBi5KpO
まず見当外れの煽り文句なんぞ痒くもならないんだよな
顔真っ赤な奴らは本当にリア厨ヒキヲタなのかもしくは
低レベルの煽りに乗る低レベルな奴なんだろ
603ゲーム好き名無しさん:2008/09/08(月) 18:43:14 ID:gwK7C3S6O
>>602
同意。なんか見てて腹立つ前に笑っちまうんだが
ここまでくるともはやほほえましいとすら思える
604ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 18:40:14 ID:/RwnFdVnO
おまえらその見苦しい煽りに見事に釣られてることになっちまうぞ
605ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 19:06:29 ID:3uFhTy6u0
ハハッわろす
606ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 19:30:42 ID:CIEuOSo1O
糞スレとか糞住人しか居ないとかの煽りならまだしも、AAモン個人への煽りに釣られるも何も無いような
607ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 20:28:52 ID:RYMsdTccO
でもAAがリア厨で引きこもりってことは昔スレで告白してたよ。

時間経ったから今はリア厨かどうかは分からないけど。
608ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 20:35:39 ID:CIEuOSo1O
少なくともAAモンに粘着するような暇なゆとりが一人は居るというのはよく分かった
あんな奴消えても何も変わらないのによくやるねー
609ゲーム好き名無しさん:2008/09/09(火) 21:19:25 ID:2+pNyWd2O
AA氏の続きを楽しみにしている者も少なくとも一人はいることを理解していただきたい
610ゲーム好き名無しさん:2008/09/10(水) 18:11:27 ID:4Kfbaspp0
>>609
安心しろ、二人だ。
611ゲーム好き名無しさん:2008/09/10(水) 19:37:49 ID:yoGfd8pMO
>>610
安心した
612ゲーム好き名無しさん:2008/09/10(水) 20:49:12 ID:XlKODr7oO
あんな糞小説を楽しみにできるとか羨ましいな…
613ゲーム好き名無しさん:2008/09/10(水) 21:09:17 ID:H06hLVyd0
>>612
自演だから安心しろ
614ゲーム好き名無しさん:2008/09/11(木) 19:56:54 ID:TthnBNGR0
>>613
安心した
615ゲーム好き名無しさん:2008/09/11(木) 20:26:23 ID:YHz40GSXO
そうやって自分と意見が合わないのは全部自演と思って生きていけばいいよ
616ゲーム好き名無しさん:2008/09/14(日) 14:56:26 ID:khQhwrgx0
あげ
617ゲーム好き名無しさん:2008/09/16(火) 18:27:18 ID:/4So0JNJO
閑話休題、のびたはスロを打ちに駅前のホールに出掛けた。
618ゲーム好き名無しさん:2008/09/16(火) 22:10:15 ID:2hKwCuBY0
アク禁とかしねばいいのに
619ゲーム好き名無しさん:2008/09/18(木) 18:23:17 ID:4w/qMqSF0
使えるようになったのな
620 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:06:57 ID:YAeONSpK0
なんか過疎ってるな
少ないけど投下する
前回は>>284-288
621主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:08:11 ID:YAeONSpK0
なんでここにしずちゃんがいるんだ。
もしかして僕のことを思い出してくれたのかな。
なんてそんな淡い期待は、次のしずちゃんの言葉に見事に打ち砕かれる。

「忘れ物をしたから取りにきたの」

でも、と付け加えると、しずちゃんはちらりとナエトルとヒコザルを見た。
……あー、これからどうするか今まさに考えてたところだったのに!

「静香、どうしたんだ」

すると、さっきのおじいさんも登場した。
しずちゃんの声を聞き付けたんだろう。

『あ、博士だ』

ナエトルがそう呟いたのを僕は聞き逃さなかった。
おじいさん、もとい博士はしずちゃんを見て、僕と出木杉、ナエトルとヒコザルを交互に見遣った。
それから無言で頷いて、カバンを拾うと、

「よし、帰るぞ静香」

そう言ってさっさと戻っていっちゃった。
僕たちはお礼もお詫びもできないまま、ただぽかんと立ってた。
しずちゃんはあとで研究所に来た方がいいわよ、と言うと、慌てて博士の背中を追った。
622主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:09:05 ID:YAeONSpK0
「やっぱり怒ってるのかな」
『博士、どうしちゃったんだろう』

出木杉とナエトルが同時に話しかけてきて、僕は若干戸惑った。
そうか、出木杉にはナエトルの言葉がわからないんだった。

「さあ、どうだろうね」

とりあえず曖昧な返事をしておいた。
ナエトルがさっき言ってたけど、あのおじいさんって博士なんだよね。

「あ、そうだ思い出したよ!」

いきなり口を開いた出木杉によると。
あのおじいさんは有名なポケモンの博士であること、名前はナナカマドであること、そしてその研究所はマサゴタウンにあることがわかった。

「とりあえず、その研究所に行かなきゃね」

このポケモンたちを持ち逃げするわけにもいかないし。

『のび太くん、僕たちどうなるのかな……』

さあねえ、そんなの僕が知りたいさ。
623主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:10:02 ID:YAeONSpK0
「さあ着いたよ、ここがナナカマド博士の研究所だ」

……もう着いちゃった、文章の力ってすげー。
すると、なんと博士直々にお出迎えしてくれた。
なんだろう、この異様なまでの歓迎モードは。
そして始まった博士の話は案外長かった。
まあ校長先生の朝礼に比べたら屁でもなかったけど。
簡潔にまとめると、僕たちは信用できるようだから、ナエトルとヒコザルは僕たちにくれる、らしい。
こんな殺伐とした世の中で、いかにも怪しい小学生二人を信じるなんて。
やっぱり子ども好きなんだろうな、博士。

「代わりと言ってはなんだが、君たちにはこれを完成させるのを手伝ってほしい」

そう言って渡されたのはポケモン図鑑だった。
ポケモンではお決まりのパターンだけど、当然僕は一回も完成させたことがない。
……すみません博士、今回もきっと無理です。

「そうとなったら二人とも、早く出発したまえ」

「したまえ」だなんて教授っぽい口調だな、博士。
僕たちは博士に別れを告げ、ナナカマド研究所を出た。
624主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:10:55 ID:YAeONSpK0
「それじゃ、これからは別行動を取ろう。どっちが先にチャンピオンになるか競争だ!」

出木杉はそう言うと、あっという間に走っていった。
ていうかあいつ、もうポケモン図鑑のこと忘れてね?
すっかりキャラ崩壊しちゃってるなあ、まあいいけど。
僕の方はと言えば、もう夕方だから今日はこの町で休むことにした。
チャンピオンになったからと言って現実世界に帰れるわけじゃないだろうし。
のんびり行こう、とついさっき決めた。
そうそう、モンスターボールの中は蒸れて大変だそうなので、ナエトルは常に外に出しておくことにした。

「さあナエトル、僕たちの冒険はこれからだよ」

……念のために言っておくけど、打ち切りじゃないからね。
625主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/09/19(金) 15:12:23 ID:YAeONSpK0
投下終了
AA氏のアドバイスを受けて改行を減らしてみた
それじゃまた
626ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 16:44:24 ID:qgO7NCe7O
・・・・・・・・・
627ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 17:10:11 ID:fCgTzeaAO
帰れよクソつまらん
628ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 18:58:55 ID:1NacZDdQO
つまらん煽りだな
629ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 19:05:05 ID:N+SpgyZ60
すばらしく乙なのです

まだこのスレにも投下があって安心した
630ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 19:56:37 ID:mcGDuZ3cO

喋れていつも外にいるナエトルってマスコットっぽくていいな。続きにも期待
631ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 21:28:10 ID:l3bO7zgY0
オリジナリティの欠片もないですね
ポケモンが喋るとかどんだけ使い古されたネタだと
632ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 21:34:32 ID:2VqZhk0sO
乙!
次回作楽しみにしてる
633ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 22:20:40 ID:fCgTzeaAO
こんな奴しかいないんじゃこのスレも終わったな
634ゲーム好き名無しさん:2008/09/19(金) 22:24:57 ID:QXcJvlak0
投下が来たら直ぐに噛み付く荒らしのお陰で盛り上がりますね
635ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 00:37:13 ID:9iSlf7bl0
一人で荒らしてて悲しくないんだろうか
後で燃料でも投下しようかな
636ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 00:51:35 ID:p1ZMb1hhO
つまんない作品は叩いて遊んだ方が面白いだろ?
637ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 00:55:22 ID:ZbHnCb9P0
一人やそこらの人数で叩くって(苦笑)
教室でジャイアン(>>636)がのび太(作者)をいじめてるのを周りで引きながら見てるような構図なのに
638ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 08:19:25 ID:X4ghx/+YO
上手いな、確かにみんなジャイアンの事を「うわあ…」って感じで見てるな
639ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 12:05:56 ID:P6WxKOn1O
そういやドラポケでポケモンが喋るネタってあんまりないような
俺が知らないだけ?
640ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 15:15:40 ID:TNlvJFnp0
>>639
俺も見たことがないんだがw
641ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 17:41:57 ID:sbTSJQ6wO
確かに少ないな
ミュウのミュウやミュウツーはテレパシーだったっけ?
642ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 17:45:00 ID:p1ZMb1hhO
さっきから主人公の自演が酷いな
643ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 17:48:38 ID:X4ghx/+YO
うわあ…
644ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 18:05:16 ID:sbTSJQ6wO
>>642
だいじょうぶ?ひとりでびょういんいけるかな?
645ゲーム好き名無しさん:2008/09/20(土) 18:25:15 ID:P6WxKOn1O
主人公の自演とか…
パソと携帯何台持ってんだよって話だよな
646ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 14:09:58 ID:yOn3NiRt0
>>642は本当に頭が逝っちゃってるからそっとしとこうよ
647ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 16:40:44 ID:RBSEWftPO
プラチナやろうぜ
648ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 16:50:48 ID:ElMj9pRlO
>>642の人気に嫉妬
まあ面白くもない投下を褒めたたえてりゃ自演にも見えるわな、という話
649ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 16:57:08 ID:bt9mAXDUO
あれで「褒めたたえる」ですか
俺は感想レスさえしてないが、あれのどこが褒めたたえてるのかと(ry
650ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 17:21:01 ID:Fpg+VI5nO
ま、叩きを咎めただけで褒めたたえたことになるんだろ、こういう人にとっては
651ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 19:13:04 ID:ElMj9pRlO
面白くもないってとこは否定しないのな
652ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 19:53:20 ID:Fpg+VI5nO
>>651
俺は面白いと思ったぞ
ナエトルが喋るとことか、ドラキャラがライバルやヒカリ役になってるとことか
「ジャイアンやスネオの役は何になるか」っていう楽しみもあるしな
653ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 00:04:47 ID:yOn3NiRt0
これ以上構ったら調子に乗り出すからスルーしようぜ
654ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 00:28:26 ID:EVDulOuB0
それスルーしてないがな
こんなことしてるからこんなことに(ry

あとプラチナのせいで執筆が進まない、どうしろと
655ビラク ◆fIKVDKd5.2 :2008/09/22(月) 01:52:20 ID:Yci7zeuk0
もう投下できそうなのにプラチナのせいで(ry
バッジ集めよりコンテストを優先してしまうのは何故だ

質問なんだけど一回の投下量って何行くらいのを何レスくらい書けばいいの?
まぁいくら書いても量より質だろうけど
656ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 06:40:55 ID:76s3zECXO
>>655
30行位のレス5〜6が作者的にも読者的にもベストだとおも
657ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 16:06:28 ID:Gakg8RSrO
>>655
そのくらい自分で考えろ
658ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 16:12:11 ID:ee9zB1VGO
>>657
もう656が答えたんだから今更言わなくてもいいだろう
俺はそんなに投下量にこだわらなくていいと思うがなぁ…さすがに1レスとかは問題だが
659ゲーム好き名無しさん:2008/09/22(月) 17:38:53 ID:gKzwzVpmO
でもまあたったそれっぽっち、酉無しで聞きゃよかったのにね
投下しないなら酉つけんなよって気持ちはわかる
660ゲーム好き名無しさん:2008/09/23(火) 10:59:29 ID:jy68Uai7O
ビラクはゴミ
661ゲーム好き名無しさん:2008/09/27(土) 15:19:54 ID:BOxIcDfIO
age
662ゲーム好き名無しさん:2008/09/27(土) 22:24:49 ID:9odk5eLwO
なんぞこの過疎…
663ゲーム好き名無しさん:2008/10/01(水) 18:25:03 ID:cGmOof7pO
ミュウの続き期待age
664ゲーム好き名無しさん:2008/10/01(水) 23:52:50 ID:6mJrd5gQ0
また書き込めないぜ
665ゲーム好き名無しさん:2008/10/04(土) 21:02:28 ID:wOYKrmO+O
とうとう初代スレまで落ちたんだな…バーボンとかあって毎日盛り上がっていた頃が懐かしい
666ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 05:57:22 ID:F1iv5LwMO
>>665
初代スレが落ちるとは……

確かにバーボンでくだらないことで盛り上がっていた頃が一番楽しかったな
まぁでもノリが良いってことは雰囲気に呑まれやすいとも言える訳で
結局は自分達で招いた結果だから、受け入れるしかないんだろう
悲しいことだが
667ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 10:59:09 ID:l86rliw+O
>>666
うん、俺は昔wiki専だったんだけど、初めて外伝スレに来て、そのあとバーボンに来た時、凄く話の内容が面白かったのをまだ覚えてる。
あの時は誰かが、ゴクが主人公で、マグカルゴ、ファイヤー、エンテイでバトルタワーに挑んでる短編をバーボンに投下したところだった。外伝ではちょうど、俺の大好きなギンガが投下されてた頃
プラチナ発売で息を吹き返さないかとちょっと期待してたんだがな…甘かったか
とりあえずまだいるのならミュウ氏と主人公氏の続きには期待したいが、もう新人が来ることはないかもな
668ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 16:38:04 ID:P0U0tw4r0
ポケモン wikiで画像検索したらちょっと驚いたぜ
669ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 17:28:04 ID:l86rliw+O
>>668
ドラえもん関係は見つからなかったが何に驚いたんだ?
670ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 17:38:57 ID:Y3CZ4FKl0
google画像検索も使えないのはよくわかった
携帯厨だからしょうがないのか
671ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 18:53:03 ID:P0U0tw4r0
>>670
厨厨うるさいで厨
別にやんわりと説明すれば良いじゃないの
672ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 20:14:12 ID:TsVjpMx4O
>>670
今時の携帯はトップメニューにGoogleが表示されてるんだよ
おじさん!
…と冗談はおいといて、アク禁にでもなったのか?
673ゲーム好き名無しさん:2008/10/05(日) 20:29:35 ID:zM3d0MjUO
なんつーか香ばしいな
674ゲーム好き名無しさん:2008/10/06(月) 17:40:27 ID:otSal1KLO
マジレスするとドラポケwikiのトップ画像が一番にヒットする
675ゲーム好き名無しさん:2008/10/06(月) 19:25:13 ID:eqICj4QzO
>>674
へえ…何となく嬉しいな
676ゲーム好き名無しさん:2008/10/06(月) 20:59:45 ID:uzmgP5wYO
まぁ今のドラポケはゴミですけどね!
677ゲーム好き名無しさん:2008/10/10(金) 18:49:05 ID:RUJ8/I0IO
 現代現代、のび太という気弱な少年がいました。のび太はジャイアンという少年にイジメられていました。
 ジャイアンは死にました。
 ジャイアンと一緒にのび太をイジメていたスネ夫は言いました。
「ごめん、このビデオ3人用な……ん。そっか、もう……ジャイアンは……」
 スネ夫は死にました。
 運動神経抜群で、頭脳明晰で、しかもイケメンの出木杉という少年がいました。
 出木杉は死にました。
 のび太から好かれている、しずかという少女がいました。しずかは、出木杉の悲報を聞いて涙を流しました。
 しずかは死にました。
 ドラえもんはのび太を怒りました。
 ドラえもんは死にました。
 のび太の担任が死にました。両親が、近所の人達が死にました。
 皆、皆死んでしまいました。でも二人、二人だけ、生きている人がいました。
 それはのび太と、私です。
 私はのび太に笑顔を見せ、こう言いました。
 
「やっと……二人っきりになれたね……のび太さん」
 
678まぁ普通の短編:2008/10/12(日) 23:14:57 ID:BNhZ3ovVO
俺のこと覚えてる人いますか?
というか残っている人いますか? 何だか物凄い過疎ですが……
679ゲーム好き名無しさん:2008/10/12(日) 23:29:43 ID:rnhkUbVuO
投下してくれるのかい?
680ゲーム好き名無しさん:2008/10/13(月) 00:15:29 ID:YqbSF8NFO
何か話が思い付いたら投下したいと思っています
もし需要があるならリクエストなども受け付けようかな、なんて生意気な考えもあったりして……
681ゲーム好き名無しさん:2008/10/13(月) 01:36:02 ID:hPrOh8xHO
リクエストつったら今んトコはやっぱプラチナだな
せっかく発売したのに誰も来ないし。俺はまだ買ってないんだけど
682ゲーム好き名無しさん:2008/10/13(月) 08:10:06 ID:YqbSF8NFO
プラチナ……です、か
新しいゲームはよく分からないんですよね、俺
新しい設定とキャラクターだけでもググッてみようかな
683ゲーム好き名無しさん:2008/10/13(月) 11:08:34 ID:hPrOh8xHO
>>682
いやいや、リクエストに応えられないなら、書きたいものを書けばいいんだよ
リクエストし直していいなら、他にはレンジャーがまだ一つも書かれてないからそれ書いてくれたら嬉しかったり
684まぁ普通の短編:2008/10/13(月) 22:15:28 ID:YqbSF8NFO
>>683
レンジャーの設定なら少し分かるので、ドラキャラとレンジャーの絡みがある短編を書きますね

まぁ久しぶりの執筆ですから、上手くまとめる自信は無いですけど……
685ゲーム好き名無しさん:2008/10/13(月) 22:46:04 ID:hPrOh8xHO
>>684
どんな出来でも今のこのスレにとっては宝だよ、楽しみに待ってるから頑張ってくれ
686ゲーム好き名無しさん:2008/10/14(火) 17:14:33 ID:rjCKknNn0
どっちかというとプラチナに皆ある程度はまっていると思うんだ。
たとえるなら俺
687ゲーム好き名無しさん:2008/10/20(月) 08:05:49 ID:GgRSixxfO
レンジャー物期待age
688ゲーム好き名無しさん:2008/10/20(月) 20:34:49 ID:sHWb/ADeO
ついに連載作者全員から見放されたなwww
さっさと落とせよwwwww
689ゲーム好き名無しさん:2008/10/20(月) 21:43:05 ID:GgRSixxfO
意外と歴史あるスレなんだがなぁ…でも、せめて、せめてミュウだけは最後まで読まないと未練が残る
690ゲーム好き名無しさん:2008/10/22(水) 23:53:16 ID:u8xsenzuO
作者の中には受験生とかもいるかもしれないよな
さすがにこっち優先しろとは言えないわ
691ゲーム好き名無しさん:2008/10/23(木) 01:34:15 ID:Hq2q/9SBO
こんなスレに作者が残ってるわけないだろ
いい加減夢見るのやめたら?
692ゲーム好き名無しさん:2008/10/23(木) 09:42:12 ID:lmfY7mfeO
そういえばミュウは大学生で就活があるんだったな
まだ俺は夢は捨てないぜ
693ゲーム好き名無しさん:2008/10/23(木) 21:21:19 ID:icZlk8YNO
ミュウはマイペースに続けてくれるさ
今までも駄目かと思ったらひょっこりやってきたし
694ゲーム好き名無しさん:2008/10/23(木) 23:03:46 ID:lmfY7mfeO
>>693
あったあったw
「本当に長い間ミュウ来てないな…今度こそもう来ないのかも…」って5回くらい思って結果的に全部来てくれたしw
芯が強いっていうか…よく「精神年齢低い」って言われてたけど、ミュウって実はすごく大人だったと俺は思う
695ゲーム好き名無しさん:2008/10/24(金) 02:19:13 ID:bPpLvgWuO
トキワ^^
696ゲーム好き名無しさん:2008/10/24(金) 17:50:46 ID:nWAAj1gTO
結局お前らは他力本願なのな
697ゲーム好き名無しさん:2008/10/24(金) 21:35:40 ID:Z7JI0pYyO
だって出来の悪い作品投下したらまた叩くんだろう?それが怖いから投下しない
まあこのスレはこういう感じで廃れてきたんだけどね(笑)
698ゲーム好き名無しさん:2008/10/24(金) 22:42:32 ID:Zymh3IxaO
叩いている人のせいにだけは出来ない
そういう人を作ったのはこのスレの雰囲気そのものであり、
その雰囲気の危険さや脆さに気付けなかった住人全てに責任はある

言ってしまえば、このスレに、
叩かれてでも作品を書きたいと思わせる魅力が無くなったのが原因なんだしね
699ゲーム好き名無しさん:2008/10/25(土) 14:06:16 ID:7ZZRN8v4O
いや、ゴミワが自演で無理矢理移転させたのが原因だろ
700ゲーム好き名無しさん:2008/10/25(土) 16:26:27 ID:zHOhQ+6jO
>>699
お前がそうやってトキワを叩きまくった揚句、移転までトキワのせいにしたからだろ
俺みたいにスルー出来なかった奴にも少なからず責任はあるんだろうが、トキワが大好きだった俺としては今回は黙ってられなかった
701ゲーム好き名無しさん:2008/10/25(土) 16:26:32 ID:9mRdOmoD0
読者が何を偉そうに・・・
乞食みたいに書け書けって言ってる癖にこの言いぐさだもんなあ・・・
何にせよ、この空気じゃ書きたくはならないと思うけど。
誰だって書きたくない。いてもいなくても変わらないのに害になる奴ばっかだもん。


702ゲーム好き名無しさん:2008/10/25(土) 18:47:50 ID:rAG6VoqSO
>>700
お前はいつもそうやって騒ぎを大きくしてたよな
いい加減自覚しろ
703ゲーム好き名無しさん:2008/10/27(月) 22:47:40 ID:e84ZF9CGO
ワタリ帰ってこいよ
704作者:2008/10/28(火) 01:45:51 ID:YO5i2yGK0
作者に食いつく奴は一つくらい作品投下してから文句家よ

>>702
お前はいつもそうやって叩かれたらスルーせずに叩き返していたよな
いい加減自覚しろksg
705ゲーム好き名無しさん:2008/10/28(火) 19:08:19 ID:3WqC3i6mO
>>704
うわ、なにこいつきめえ
706 ◆0oe33Tyq22 :2008/10/28(火) 23:08:16 ID:XRtgVrvT0
どうも久しぶり
きっと木曜日に投下できるはずだから、叩く準備して待っててね

と書いておけば少なくともスレは加速するはず
707ゲーム好き名無しさん:2008/10/28(火) 23:44:48 ID:qXgEnHtwO
AAモンはまだいたんだな。明後日か…楽しみだ
708ゲーム好き名無しさん:2008/10/30(木) 21:58:11 ID:PjkHpu92O
イラね
709ゲーム好き名無しさん:2008/10/30(木) 23:24:51 ID:r1j/neF30
>>706
2レスしか進んでなくてバロスwwwwwwwwwwwww
710ゲーム好き名無しさん:2008/10/30(木) 23:30:23 ID:BaYd95GbO
こうなったら、過去の作品について語りまくらないか?
金銀物語とかノートとか未来出木杉とか新カントーとかルビーとか書こうかとかコンピューターおばあちゃんとか他にもいろいろあるんだし
711ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 18:25:44 ID:wGqEOc2vO
金銀物語って良い作品だったよな
どこが良いかと言われると困る、ただ純粋に面白い作品だった
712ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 20:02:38 ID:uiQUn50YO
>>711
うん、まさにそんな感じだったよな。なんとなくお気に入りの作品
完結作品中では一番エンテイが活躍してるしなw
713ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 22:11:50 ID:Muo4fD9fO
投下が無いなか盛り上がっても無意味だし
それにAAは何考えてるんだろうね
叩きレスで加速しても全く意味がないだろうに
ドラポケにトドメさしたいのかねあいつは
714ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 22:45:42 ID:wGqEOc2vO
そう言ってやるな
AAモンもあいつなりにスレのことを考えてると思うぞ
今でもこのスレに残ってるんだからな
715ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 22:52:41 ID:uiQUn50YO
>>713
いやいや、「住人はまだいるぞ」って示すだけでも少しは効果あるからしれないじゃん。何もしないよりは悪くはならないはず
716ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 23:05:43 ID:wGqEOc2vO
実際俺はAAモンがいると分かって安心したよ
後はミュウやトキワ
出来ればトレーナーやギンガ辺りが復活してくれれば活況づくんだがなぁ……

まぁ今はゆっくり短編が来るのを待つか
あの人は昔から面白い作品書いてるし、期待出来る
717ゲーム好き名無しさん:2008/10/31(金) 23:27:43 ID:uiQUn50YO
>>716
トキワ、クライマックスだったのになぁ…未だに続きが楽しみで仕方ない
ギンガか…俺、ナナシって好きだったなぁ…男オリキャラ中ではトップクラスで好き。ストーリーも面白かったから、復帰してもらいたいものだ
あとはトレーナーやミュウ、ドラーモンあたりは説明不要だが、俺的には主人公やワタリ、シンオウも続きが読みたい…
718ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 01:01:05 ID:EZrP8ySq0
ああんもうアク禁このやろう
719ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 01:02:04 ID:EZrP8ySq0
……あれ?通った
……だが眠い
720 ◆EVlaGYbTRE :2008/11/01(土) 13:32:03 ID:Lxu5iO24O
すまん…来年度まで投下できないと思う
下手したら来年度もできないかもしれん
一応少しは書き溜めがあるから時間があったら投下する
721ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 15:24:54 ID:3sLmMkMXO
生存してることはわかったから気長に待ってる
722ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 16:37:08 ID:DJDMUSsOO
>>720
あんたミュウか?
723ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 19:08:21 ID:3sLmMkMXO
>>722
wikiで酉は見られる。ちなみに主人公
ミュウ=主人公かどうかを聞いてるなら話は別だが
724ゲーム好き名無しさん:2008/11/01(土) 23:59:41 ID:cOzGsRSCO
>>720
生存が確認出来ただけでも嬉しいよ、書き込んでくれてありがとう
また時間が出来た時にでも、気軽な気持ちで書いてくれよ
725ゲーム好き名無しさん:2008/11/02(日) 11:32:44 ID:VlUQOg3jO
>>715
レスがただ伸びることがどんな利益になるんだろうな
お前の理論だと今より延々と作者叩きが続けられている状況の方がいいと言ってるようにしか思えんのだが
726ゲーム好き名無しさん:2008/11/02(日) 12:25:03 ID:agDQIV81O
>>725
そういう文に見えたなら済まない。言い方が悪かったようだ
俺が言いたかったのは、「まだ投下を楽しみに待っている読者がいる」ということを作者に伝えたいってことなんだ。叩きで伸びることは望んではいない
確かにレスが伸びるにしても、作者の意欲が沸く伸び方じゃないといけないからな
727ゲーム好き名無しさん:2008/11/02(日) 22:47:03 ID:aM7kPW1ZO
おまえら随分都合のいいこと言ってるけど肝心の作者はどこにいるんだよ
728ゲーム好き名無しさん:2008/11/05(水) 21:54:58 ID:/+PnR04Y0
まだあったのかこのスレ、懐かしい
逃亡してすまんね。それじゃ
729ゲーム好き名無しさん:2008/11/05(水) 22:01:18 ID:hGeEJ8Pp0
>>727
はい
730ゲーム好き名無しさん:2008/11/07(金) 16:48:49 ID:4hLGcPQ4O
で、どうすんのこの状況
731まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:18:14 ID:pWArFUgEO
かなり遅くなってすいません……
短くする筈が、少し長い話になってしまいました。
投下分で表せば二回。
今から、その前編を投下します。
未熟な表現が多々あるとは思いますが、許して貰えると幸いです。
732まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:19:45 ID:pWArFUgEO
ある日ドラえもんは、のび太にこう告げた。

「のび太君、ごめん。
僕……明日で、未来に帰ることになったんだ」

「にぇふ?」
その瞬間、のび太の思考はグルリと一回転し、止まった。
口をだらしなく開けたまま、漫画の次ページを掴んだまま、空白の数秒が流れる。
のび太が言葉を濁していると、ドラえもんは更に話を続けた。



「セワシ君、先生の推薦で海外に行くことになったんだ」



「君の様にはなりたくない、って」



「ドラミの話では、毎晩遅くまで勉強してたらしいよ」



「変わって欲しかった君は変わらず、変えようとした本人が変わるなんて……皮肉だよね」



「友達、君は僕をそんな風に思ってくれていたのかい?
嬉しいよ。でも、それなら教えて欲しい。
どうして……友達の言葉に耳を貸してくれなかったの?」


「君は気付かないのかい? それじゃあ変えられないよ、何もかも……永遠に」



こうして、野比 のび太は一人になった。
仰向けの彼の視界を満たすのは、涙でぼやけた、見慣れぬ世界だけであった。



短編――野比 のび太と見慣れぬ世界

733まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:21:14 ID:pWArFUgEO
のび太は気付いていた。
以前から気付いていたのだ。
ドラえもんが来てから今の今まで、自分は何も変わっていない事に。
以前の彼は、よくこう漏らしていた。
「僕の家に、僕を助けてくれる超スーパーウルトラスーパーロボットが来たら良いのに」と。
しかし変わらなかった。そして彼の心は、大きな挫折を味わった。

「違う……きっと違う。僕じゃない、違う。僕が悪いんじゃない……」

彼の頭脳が、今までのどんな時よりも早く働いていく。
彼を癒す千の言葉、万の言葉が頭の中を駆け巡った。
それは言い訳。がむしゃらな自己暗示。

望んだ世界を手に入れた。
しかし彼の心が満たされることはなかった。
彼は問う。何故? どうして?
自分は、この世で類い稀なる幸運を手に入れたのに……



「選択を、間違えたんだ……」


のび太は、ふと部屋に転がっていた携帯ゲーム機を見て、そう呟いた。



「僕だって……もっと、違う世界なら……自分に合った、世界なら……」

 
734まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:24:12 ID:pWArFUgEO
 
「おい、のび太ァ! もっと本気で追いかけて来いよぉ!」

「ぷぷっ、まぁお前の細足じゃ無理だろうけどなー!」

走り去っていくジャイアンとスネ夫の背中。
「待ってよぉ!」
のび太は必死でそれを追いかけた。
しかし、二人との距離は縮まらない。
ゆっくりと差は広がっていく。

「はぁ……はぁ……もう、駄目」

木々の生い茂る山中に、のび太は一人座り込んだ。
静まり返った世界。
荒れた呼吸と高ぶった心臓の音が、際立つ。
そのまま地面に背中を預けると、火照った体は次第に平静を取り戻していった。

「ずっと、このままなのかなぁ……」

吹き抜ける、秋特有の心地よい風。汗で濡れた服が、妙に冷たい。
呼吸は既に落ち着き、体力も十分に戻っていた。
しかしのび太は、体に力を入れる事をせず、ただ静かに、風で揺れる木々を見つめ続けた。

「綺麗だなぁ」

こんなに森が美しく見えたのは、初めてかもしれない。
そんな風にのび太は思った。
唯一自分の側にいてくれる存在だからか。
森だけは自分を歓迎してくれている。そんな気がした。
久々に感じる、心の落ち着き。
その安らかな気持ちに、思わず瞼も重たくなってくる。

「ふわぁあああ……少しの間だけ、昼寝でも……」
だが、のび太が大きなあくびをした、次の瞬間だった。

「あ……え……」
のんびりとした時間が、雰囲気が、瞬時に染色されていく。
のび太は直ぐ様立ち上がり、声にならない叫びと共に走り出した。

「うわぁあああああ!!?!!??!?」
のび太が見たもの。それは両手に鎌を携えた、巨大な化け物だった。
735まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:25:24 ID:pWArFUgEO
一度二度、空を斬る音がして、周りの木々が真っ二つにされていく。
後ろを向く余裕はない。振り向いたら死ぬ……そんな気がした。

のび太がソイツを見たのは、ただ一瞬。しかし、ハッキリと目に焼き付いた。
突然前方の木々が倒れたかと思うと、闇の中からソイツは現れた。
雨上がりのグラウンドの様な、焦げ茶色の肌。
のび太を容易に見下ろす巨体に、例えがたい歪な形の頭部。
その威圧感のある外見は、赤い目玉と相まってのび太の恐怖心を煽る。
そして、何よりその腕だ。
錆び付いた刀を思わせる、不気味な光沢をもった巨大な鎌。
両の腕の先端、本来手のあるべき場所に付いたその鎌は、
目にも止まらぬ早さで次々と木々を斬り倒していく。

もし、アレが体に当たったら……

どうしても嫌な想像が頭を離れない。
がむしゃらにのび太は叫んだ。
「た、たすぅ…けぇて!」情けない声が響く。
その声はかすれかすれで、言葉になっているとは到底言い難い。
だがそれは、のび太の全てを出し切った渾身の一声だった。
近くの木に手を附くのび太。
――僕がやれることは全てやった!
そう自分に言い聞かせる。
悲しい。のび太は嘆いた。自分を、世界を。
「どうして……僕ばっかり……」
いくら嘆いたとしても、神は人を救いはくれない。
そう分かっていても溢れる不満。
「あ゙ぁッ!」
鎌が右肩をかすり、痛みで肩から地面に倒れ込む。
そんなのび太に、もう一本の鎌は容赦なく襲いかかった。
736まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:26:45 ID:pWArFUgEO
「ハァ……ハァ……?」急に辺りが静かになった。
顔を上げるのび太。
すると目前の怪物は、右腕を振り上げたまま静止している。
更に、森の中から水色の髪の少女が現れ、その怪物へと近付いていった。

「えっと……落ち着いて、ここはあなたの来るような場所じゃないの。
早く元の川原へと帰りなさい」

そう、優しい言葉を掛ける少女。
その言葉を聞くと怪物は落ち着きを取り戻し、静かに森の奥へと消えていった。
「僕、怪我はない?」更に、少女はのび太に話し掛ける。
「えっ、あの、その……」のび太は忽ち顔を赤くした。

軽く肩に掛かる、透き通った海の様に美しい髪。
その美しい髪は、木漏れ日とのもみ合いでより一層美しさが際立っている。
大人の落ち着きを持ちながらも、顔立ちにはどこか子供らしさを残しており、
美しさと可愛さという両極の存在の混在が、
言葉に例えがたい……神秘的な魅力をのび太に感じさせた。

要するに、のび太の好み直球ど真ん中ストライクということである。

「しずかちゃん……ごめん」
謝る必要など一切無いのだが、のび太はそう呟いた。

「どうしたの? どこか、痛い?」
そんなのび太の顔を、少女は不思議そうに覗き込む。
少女と目が合い、更に赤みの勢いが増すピュアの顔。
その少女の目は美しい紅を纏っており、のび太にはない、意志の強さが宿っていた。
するとその時、少女の顔に変化が起こった。
「あなた……もしかして、違う世界の人?」
「え……」硬直し、言葉が止まる。

少女の言葉の意味が掴めないのび太。
そんなのび太に、少女はさっきより突き詰めた質問をした。

「えっと……あなたは、ポケモンのいない世界の……人?」

737まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:27:41 ID:pWArFUgEO
ポケットモンスター。
それは、知らない人なんていない超有名ゲームだ。

確かに僕はポケモンのいる世界を望んだ。
ポケモンのいる世界でなら、ポケモンの力を借りることが出来る。
ポケモンのいる世界でなら、いくら僕が才能のない駄目な奴だって……きっと……



「……ああ、良かった。気が付いたみたいね 」

少女が優しく笑いかける。
気が付くと、のび太はベッドの中にいた。
「僕は、一体……」ゆっくり鮮明になっていく記憶。

『ポケモンのいない世界の人?』
そして全てを思いだし、思考は混乱と錯乱で満たされた。
「そうだ、一体、この世界はっ……て…うわぁああ!」
ベッドから飛び降りたのび太に、ニ体の小さな何かが飛び付く。
のび太は地面へ仰向けに倒れ、焦りと恐怖で足をバタバタ揺らした。
「な、何だよ、コイツぅ! やめろ、舐めるなってばぁ!」
「こら。もう止めなさい、プラスル、マイナン」
クスクスと笑う少女。
その指示を受けると、プラスルとマイナンの二匹はのび太へのイタズラを止めた。

「プラスルに、マイナン……だって!?」
のび太は目を丸くして、その二匹をまじまじと見つめる。
クリッとした目に、赤と青の対照的な色。
その見た目は、のび太が目にしたことのある、架空上の存在のそれと相違無かった。

「自己紹介が遅れたね。えっと……私はヒナタ。
ポケモン災害の処理を受け持つ、ポケモンレンジャーって職業に就いてるの」

738まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:28:41 ID:pWArFUgEO
 
プラスルとマイナン、そしてポケモンレンジャー。
聞き慣れた、しかし馴染みのない単語の羅列。
信じられない現実と、目を背けられない現実が同時に出現し、
脳のキャパシティはやすやすと飛び越えられる。
のび太が状況を理解出来ていない事を察したヒナタは、
何やらせっせと準備をして、のび太の前に置いたボードに図を描きながら説明を始めた。

「えっとね……私達の生きる世界は、常に枝分かれを繰り返してるの。
例えば今日、のび太君が朝食にご飯を食べたかパンを食べたか。
お茶を飲んだかミルクを飲んだか、もしくは朝食を食べてないか。
こんな些細な行動でも、沢山の選択肢があるよね。
そんな多くの可能性の中から一つ、また一つと選択を繰り返して行き着くのが、
今私達の生きている、この世界……ここまでは分かる?」

突然の複雑な説明に目を廻すのび太。
テスもしくは朝食を食べてないか。
こんな些細な行動でも、沢山の選択肢があるよね。
そんな多くの可能性の中から一つ、また一つと選択を繰り返して行き着くのが、
今私達の生きている、この世界……ここまでは分かる?」

突然の複雑な説明に目を廻すのび太。
テスト万年0点の男だ。
30文字以上の説明は、脳にアレルギー反応を引き起こす。

「えっとね、えっとね……つまりこう言う事よ」

ヒナタは描き上がったボード上の図を、ペンで指しながら改めて説明を始めた。
739まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 18:30:15 ID:pWArFUgEO
最初に指されたのは複数の円。
その円からはそれぞれ、一つの点へと集中する直接が伸びている。
「えっと……この点が、世界の始まり。
そしてこの沢山の円が、無数に存在する世界。
始まりは同じ場所でも、数え切れない選択を経て、今や次元を異にしてる」

次に、彼女はその中から二つの円を選び出した。

「もう分かるよね?
ここ、つまりあなたが今居る世界は、その沢山ある世界の一つ。
あなたが暮らしている世界とは違う過程を経た……もう一つの世界なの。
私の世界とあなたの世界。
次元の違うこの二つの世界は、普通なら絶対に交わる事がない。
だけど……最近……」

「二つの世界が交わり始めた…!?」

次元、ポケモン、もう一つの世界。
膨大な量の情報が、のび太を疑問の海へと突き落とす。
「黒い髪に、黒い目」
ヒナタは二つの円を太い線で結び、最後の説明を加えた。
「えっとね……私達の世界に、こんな特徴の人は居ないの。
まだ推測に過ぎないけど、私達はこう考えてる。
二つの世界を繋ぐ、次元の穴が開き始めてるんじゃないかって」
 
 
 
「皆さん……集まってくれてありがとうございます」
その男の言葉に来場者は敬礼で答える。
その顔は皆笑顔に満たされ、目は焦点すらも定まっていない。
男はそんな様子を見て笑い、背後にそびえる巨大なソレに手を掛けた。
「これが我々科学世界と、あなた達魔獣世界の技術を掛け合わせた、次元砲です」
740まぁ普通の短編:2008/11/08(土) 19:20:06 ID:pWArFUgEO
猿さんになってました

投下終了
色々と大袈裟ですね……すいません
741ゲーム好き名無しさん:2008/11/08(土) 21:10:57 ID:tLkpIpncO
乙。レンジャー物はドラポケ史上初だから新鮮ってのもあるけど、それを差し引いても面白いと思う。ヒナタもかわいいし
レンジャー物をリクエストしてよかった。続き楽しみにしてる
ただ、>>738の文がなんかおかしくなってるから直した方がいいかも
742ゲーム好き名無しさん:2008/11/09(日) 09:25:42 ID:vsNXgd/MO
>>741
指摘ありがとうございます。

それに感想まで……
そういう風に言って貰えると、書くコチラとしても嬉しいです。
続きも頑張ります。
743ゲーム好き名無しさん:2008/11/09(日) 09:27:49 ID:vsNXgd/MO
>>738の修正

 
プラスルとマイナン、そしてポケモンレンジャー。
聞き慣れた、しかし馴染みのない単語の羅列。
信じられない現実と、目を背けられない現実が同時に出現し、
脳のキャパシティはやすやすと飛び越えられる。
のび太が状況を理解出来ていない事を察したヒナタは、
何やらせっせと準備をして、のび太の前に置いたボードに図を描きながら説明を始めた。

「えっとね……私達の生きる世界は、常に枝分かれを繰り返してるの。
例えば今日、のび太君が朝食にご飯を食べたかパンを食べたか。
お茶を飲んだかミルクを飲んだか、もしくは朝食を食べてないか。
こんな些細な行動でも、沢山の選択肢があるよね。
そんな多くの可能性の中から一つ、また一つと選択を繰り返して行き着くのが、
今私達の生きている、この世界……ここまでは分かる?」

突然の複雑な説明に目を廻すのび太。
テスト万年0点の男だ。
30文字以上の説明は、脳にアレルギー反応を引き起こす。

「えっとね、えっとね……つまりこう言う事よ」

ヒナタは描き上がったボード上の図を、ペンで指しながら改めて説明を始めた。

 
744ゲーム好き名無しさん:2008/11/09(日) 10:36:13 ID:0uDaVATFO
修正乙
続き気になるな
745ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 14:27:48 ID:rQ5AbPj3O
説明を理解出来ないのびたと頑張って説明するヒナタに和んだw
746ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 18:38:27 ID:5PONCIbe0
乙なのです
久しぶりの投下に目から鱗
747ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 21:48:23 ID:GOKpJgzK0
キモイスレだ。
748ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 22:43:10 ID:1YJ3Y6p6O
短編
749ゲーム好き名無しさん:2008/11/10(月) 22:45:44 ID:1YJ3Y6p6O
悪い、>>748はミスだ

短編来てたのか

久しぶりの小説らしいが前より全然上手くなってるな
複雑な設定なのに凄く分かりやすくて関心した
ヒナタ可愛いよヒナタ
750ゲーム好き名無しさん:2008/11/11(火) 23:55:29 ID:cowWsa0pO
やっぱ投下くると盛り上がるもんだな
751ゲーム好き名無しさん:2008/11/12(水) 01:03:43 ID:bzF8rXIAO
どうみても同一人物が毎日別人のふりして1日一回肥やしにならない感想を書き流してるだけじゃねえか
752ゲーム好き名無しさん:2008/11/12(水) 07:25:19 ID:iwGTLfckO
753ゲーム好き名無しさん:2008/11/12(水) 21:29:20 ID:fNn4zNZAO
投下が少ないから一つの投下でも長い間盛り上がってるだけだろ?
なんでそんなわけわからん邪推するんだか
どうせ逃亡作者だろうけど
754ゲーム好き名無しさん:2008/11/12(水) 23:27:13 ID:TnSK+DbFO
せっかくいい流れになってたのになんでこういうこと言うんだろうな
スレが滅ぶのを望んでるのかね
755ゲーム好き名無しさん:2008/11/13(木) 00:28:59 ID:6/+iHIWZO
まぁまぁ
そんな寄って集って叩かずに、マターリ短編が来るのを待とうぜ?

しかしこれだけスケールデカイ話をどう短くまとめる気だろうな、短編氏は
のび太自己崩壊エンドとかかねwww
756ゲーム好き名無しさん:2008/11/13(木) 01:14:38 ID:rMucOSvFO
>>755
そうだな、マターリ待つか
面白い話になりそうだから、短編で収まりきらなかったらいっそ長編にしてくれて構わない
なんかもう次かその次で終わっちゃう短編なのがもったいないと思えてきた
ヒナタ可愛いよヒナタ
757ゲーム好き名無しさん:2008/11/15(土) 03:26:18 ID:w8G1WKmEO
次ないです
758ゲーム好き名無しさん:2008/11/15(土) 13:03:32 ID:KJEOtgflO
あんまり持ち上げると本人はプレッシャーになるし
他人は面白くないっていう
759ゲーム好き名無しさん:2008/11/16(日) 23:36:46 ID:9FVgih/8O
受験シーズンが終了したらここがまた盛り上がるといいな
760ゲーム好き名無しさん:2008/11/18(火) 00:45:04 ID:Hbhn6qef0
ドラゴン(絵)モンスター=ドラえもん
761ゲーム好き名無しさん:2008/11/22(土) 22:04:34 ID:/ks94ZEmO
スレゴー
762ミュウ ◆cAII3gBk5. :2008/11/23(日) 14:36:44 ID:KynKdxiiO
久しぶり
投下、もう少し待っててくれ
今は忙しくて出来ないけど、年内に必ずするから
763ゲーム好き名無しさん:2008/11/23(日) 14:49:55 ID:5nzFO043O
やっぱりいてくれたんだな…この生存報告が俺にはどんなに嬉しいか…
気長に待ってるから、無理せずに頑張ってくれ
764ゲーム好き名無しさん:2008/11/24(月) 21:57:28 ID:5GjIDLU+O
主人公も来年には投下するっていうし短編もいるから、意外にこのスレ生き残るんじゃないか?
765ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 10:17:22 ID:vBP3EFdjO
短編か…悪役好きのおはレンジャー物となるとどうしてもゴーゴー4兄弟の登場を期待してしまう
まあなんにせよ続き読みたいから保守しとく
766ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 12:42:48 ID:venxb1KB0
いいよな、ゴーゴー4兄妹
ポケモンキャラのなかでもダントツに好きだ
767ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 13:07:34 ID:vBP3EFdjO
知ってる人がいてくれたか…結構マイナーキャラかなと思ったが
レンジャーはいいキャラが多いが、ゴーゴー4兄弟は歴代悪役でも一番好きだな
768ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 18:45:43 ID:venxb1KB0
たしかに本編の組織に比べればマイナーかもしれないが、ゴーゴー団スレも立ってるくらいだし、かなり人気の四人組だよな
レンジャーコミックでの活躍もあったし
769ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 21:18:09 ID:vBP3EFdjO
俺そのスレの住人の一人だw
レンジャーコミックといえばヒナタ対ミライの時のアレは凄かったよな
ポケスペのエロパロスレでもたまに話題として出るし
770ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 23:05:06 ID:venxb1KB0
ぶっかけは凄かったよな
昨日発売したポケスぺ29巻にレンコミが収録されていないことが、ちと残念
いつかきっと……
771ゲーム好き名無しさん:2008/11/28(金) 23:21:33 ID:vBP3EFdjO
俺も一時間前くらいに29巻読み終わった
…なんかドラえもん要素無い話になってきたからロッカー行く?
772ゲーム好き名無しさん:2008/11/30(日) 12:45:17 ID:UbkJne1P0
まだあったんですね
驚きました
773ゲーム好き名無しさん:2008/11/30(日) 22:05:51 ID:NmRuUu0bO
バーボンが一日で埋まってた時代があると考えると衰退したなぁ…って思う
774ゲーム好き名無しさん:2008/11/30(日) 22:33:59 ID:/CfPkgvUO
今はバーボンすらないからな…
775ゲーム好き名無しさん:2008/11/30(日) 22:56:42 ID:Xkdj46qqO
まぁ、膨らみ過ぎたものが割れるのは仕方ない事さ
取り敢えず、今は皆でペタペタと少しずつ修復していこうぜ?
一人でも残っている限り、スレが落ちる事は絶対にないんだしな
776ゲーム好き名無しさん:2008/11/30(日) 23:32:48 ID:/CfPkgvUO
そうだな。また過去の作品の魅力やキャラについてとか、現行作品の伏線についてとか語り合いたいし
とりあえず俺も来年大学受かったら作品書くかな…
777ゲーム好き名無しさん:2008/12/01(月) 02:02:47 ID:GXMjk1eHO
>>776
受験頑張れよ
778ゲーム好き名無しさん:2008/12/01(月) 02:04:14 ID:GXMjk1eHO
>>777は受験頑張れよ! 応援してるぜ☆的な意味ね
779ゲーム好き名無しさん:2008/12/01(月) 17:14:34 ID:ylUUg2U3O
ありがとう。頑張るよ
780ゲーム好き名無しさん:2008/12/01(月) 23:32:45 ID:2/1m7na4O
もうこのスレ終わったらポケ板に戻さない?
781ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 01:04:25 ID:NUwHTcP/O
>>780
それは止めておくべきだろ
自演や中傷で恐ろしい事になるぞ……って言っても、中傷する作者もいないか
でもポケモン板はなぁ……
782ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 02:39:42 ID:n6hQQE64O
何も発奮剤がないよりマシじゃない?
誤魔化しでも人数が居るように見えた方が二、三人しか居なくて絶望するよりも
783ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 18:12:08 ID:XcRCuV6sO
じゃあこのスレが移転したら>>782を貼り付けとくわ
784ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 18:50:31 ID:n6hQQE64O
そんなことしたら意味無くなるじゃん
馬鹿?
785ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 19:04:36 ID:m7FTe7GVO
移転反対派orスレアンチor釣りだろ
786ゲーム好き名無しさん:2008/12/02(火) 20:15:34 ID:vh/IsRIH0
>>776
勉強に飽きたら

ケータイ小説野いちごの「カスオくん」みなよ。

そして俺みたいに浪人しような!
787ゲーム好き名無しさん:2008/12/03(水) 02:56:05 ID:rOGz7g2OO
もはやアンチとか言えるスレじゃないよ
もうほぼ活動してないもん、廃墟だもん
788ゲーム好き名無しさん:2008/12/03(水) 03:57:22 ID:ZVTcZM99O
それには同意せざるを得ない
789ゲーム好き名無しさん:2008/12/03(水) 19:04:33 ID:0VyziJfRO
作者が一人もいない小説スレ(笑)
790ゲーム好き名無しさん:2008/12/03(水) 23:04:56 ID:rOGz7g2OO
なんだかんだで移転の間接的な原因になったトキワは消えちゃったしなぁ
書いてくれそうなのがミュウとあとよくわからん奴一人ってのは絶望的
791ゲーム好き名無しさん:2008/12/03(水) 23:18:35 ID:6tPDxtJgO
短編と主人公で、ミュウ以外に2人だろ
どっちをカウントし忘れてどっちをよく分からん奴と呼んだかは知らんが
792ゲーム好き名無しさん:2008/12/04(木) 04:20:54 ID:5i+X9vKCO
どっちにしろあんま変わんね
793ゲーム好き名無しさん:2008/12/04(木) 07:29:19 ID:5yUVDogAO
なんでそうやって作者のやる気を削ぐようなこと言うんだ
794ゲーム好き名無しさん:2008/12/04(木) 17:27:16 ID:HayvTzQ3O
>>793
作者いないじゃん
795ゲーム好き名無しさん:2008/12/04(木) 21:18:46 ID:hIs3jcJBO
ポケモン板がID表示になったら戻ればいいよ
796ゲーム好き名無しさん:2008/12/05(金) 02:42:58 ID:yCkc0u2lO
そのくらいでやる気なくなるなら逆に要らないわ
797ゲーム好き名無しさん:2008/12/05(金) 07:45:44 ID:qOhmIUdsO
なるほどな。このスレの読者はそういう考え方なのか
どのようにしてこのスレが衰退してきたかがよく分かる発言だ
798ゲーム好き名無しさん:2008/12/05(金) 07:55:16 ID:Wj6wHfp5O
それくらいもスルー出来ない>>797みたいな奴が騒ぎを大きくしてスレが荒れて衰退したんですね、わかります
799ゲーム好き名無しさん:2008/12/05(金) 20:02:39 ID:l1kwxpogO
スレが衰退したのはこのスレの住人全ての責任だろう

誰かに責任を押し付けようとする考え方も含めて
800ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 02:24:51 ID:Z4InOj/YO
そもそももうwikiも更新されないじゃん
今更書いてもまとめられないんじゃ無駄無駄
801ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 07:44:09 ID:ZE2MR9VoO
>>800
じゃあ何でお前まだスレにいるの?
802ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 10:10:57 ID:gVJ3vCLLO
こういうところでも住人の他力本願ぶりが伺えるな
wikiは普通は住人が更新する
803ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 19:46:59 ID:Z4InOj/YO
>>601
廃墟を見学しにきた
804ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 20:22:45 ID:OHdNASS+O
どうでもいいけど煽りで安価ミスや誤字は恥ずかしいから気をつけた方がいいよ
805 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:39:55 ID:pQMcl1E4O
携帯からすまん
豚斬って今年最後になるだろう投下
やや下ネタ注意だぜ
806主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:41:09 ID:pQMcl1E4O
『のび太くん、朝だよ! 早く起きて!』
「うーん……あと五分……」
『こらあ、起きろおおお!』

……僕は朝っぱらからナエトルの体当たりを頭に喰らった。
危うくもう一度深い眠りに落ちるところだった。
今の衝撃で絶対なんらかの記憶がひっそりと失われたにちがいない。

『もう十時だよ!』
「まだ十時じゃないか……」

こっそり呟いたつもりだったけど、ナエトルには聞こえてたらしく、じろりと睨まれた。

『ほら、早く出発しなきゃ!』

ナエトルに急かされてぼくはしぶしぶ支度を始めた。
僕のパートナーであるこのナエトルは、どうやら真面目な性格らしい。
寝坊くらいいいじゃないか、減るもんじゃないし。
……という愚痴は胸の内にしまっておいた。
またナエトルに体当たりでもされたら、僕まで記憶喪失になっちゃうかもしれないからね。
807主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:42:07 ID:pQMcl1E4O
そういうわけで僕たちは202番道路を歩いてる。
コトブキシティに向かってるんだけど、その道程が珍しくカットされてないんだ。
いつもなら、「わあ、ここがコトブキシティかあ」ってなるところなのに。
つまりここでなんらかのイベントが起こるってことだね!
すごくわかりやすいよね!

『ちょっと待ったあ!』

……ほら出た。
草むらからネズミが飛び出してきた、と思ったらビッパだった。
……うわあ、なんか全身からウザいオーラが出てるよ。
ぶっちゃけ無視したい、でもそれはできない。
僕の悲しいサガだね。

『おまえだな、ポケモンの言葉がわかるという人間は!』

……え、なんで知ってるの?
風の噂に聞いた、となぜか誇らしげなビッパになんとなくいらっときた。
あのムックルが言い触らしたんだろうな。
いかにも言い触らしそうな性格っぽかったし。
808主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:42:57 ID:pQMcl1E4O
『お前、人間にしてはなかなかやるみたいだな。
 そこでだ、この俺もお前の仲間になってや……っていねえ!』

あ、やば、バレちゃった。
上から目線がすごく鼻につくから逃げようと思ったのに。
キレ気味になったビッパは逃げる僕たちを追っかけてくる。
……ていうかビッパ足はやっ!
ナエトル足おそっ!
僕もナエトルのことは言えないけど。

『お前らふざけんなよ!』

僕たちはビッパにあっという間に捕まっちゃった。
いや、ふざけてるのはむしろビッパの方じゃないか。
いきなり仲間にしろってなんだ、桃太郎じゃないんだから。
……ん、桃太郎?

「よし、わかったよビッパ」
『の、のび太くん!』

ナエトルが慌てたように僕を見た。
わかるよ、君もこいつが嫌なんだよね。
ビッパはと言うと目をきらきらと輝かせてた。
うん、すごくウザいね。
809主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:43:45 ID:pQMcl1E4O
「これを食べてくれ。友情の印だよ」
『おお、桃太郎みてえだな』

この世界にもあるんだな、桃太郎。
僕が差し出したのは桃太郎印のきびだんご……じゃなくて、おしり印のきびだんごだ。
これを食べると即座に下痢になっちゃうという恐ろしいひみつ道具だ。
その隙に逃げちゃおうって作戦なんだ!

『いただきます!』

そうとは知らずにきびだんごをパクつくビッパ。
まさかこの直後に腹痛に襲われるとも知らずにね……。

『う、おおおっ?』

みるみるうちにビッパの顔が真っ青になってく。
目は白目を剥いてるし、変な汗もかいてるし、がたがたと震えてる。

『やった、大成功だね!』
「悪いねビッパ、君を仲間にする気はないんだ!」

ビッパに踵を返して、ナエトルと共に僕は走り出した。
しかし、ここで予想外の問題が発生してしまった。
810主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:44:37 ID:pQMcl1E4O
『ま、待てえ……』
『うわあのび太くん、あいつ追っかけてくるよ!』

なんという執念……それだけは認めよう。
……ていうかやっぱり足はやっ!
お腹がピンチでそれどころじゃないはずなのに。
そしてまたもや僕たちはあっさり捕まっちゃった。
僕の背中にしっかり掴まったビッパは汗でびっしょりになりながら呟く。

『あ、やべ、出る』

そのセリフに今度は僕の顔が真っ青になった。

「ちょっ、たんまたんま、ちょっ、待っ……うわあああ……!」

〜しばらくお待ちください〜
811主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:46:02 ID:pQMcl1E4O
そのあとの展開は……まあご想像にお任せしよう。
とりあえず上着は脱いだものの、臭いがひどいわ上半身は裸だわで道行く人に白い目で見られた。
僕は泣く泣くナナカマド研究所に戻り、子供服を借りることができた。
ついでに前の服はゴミに出してもらった。

『わ、悪かったな……』

一応は責任を感じているらしく、ビッパは僕に謝ってきた。
ていうかなんでついてきてるんだよ!
いっそ漏らしたあとに逃げてくれた方がよかったよ!

『今後はこういうことは一切ねえようにするよ……。だから頼む、俺を仲間にしてくれ!』

……このビッパはなんでこんなに必死なんだろう。
たかがポケモンの言葉を話せるだけの僕に、脱糞までしてついていきたいなんてどうかしてるとしか思えない。

「……わかったよ、ビッパ」

偉そうだしウザいけど、どうやら悪い奴じゃないらしい。
ナエトルには悪いけど、僕はこいつを仲間にすることにした。
足は早いし根性もあるみたいだし。
ウザいのだって慣れればなんてことないだろうし!

『ようし、それじゃコトブキシティまでひとっ走りしようぜ!』

……うん、やっぱり前言撤回しとこうかな。
812主人公 ◆EVlaGYbTRE :2008/12/06(土) 21:47:18 ID:pQMcl1E4O
投下終了
これでストックはなくなってしまった
来年度には復活できるようにがんばるよ
ではまた来年
813ゲーム好き名無しさん:2008/12/06(土) 22:26:30 ID:J8mX4UYXO
乙。むしろ豚切ってくれてありがとう
814ゲーム好き名無しさん:2008/12/07(日) 04:02:06 ID:Kh5QH+B9O
……
815ゲーム好き名無しさん:2008/12/07(日) 09:38:19 ID:VnuXjaIwO
主人公氏乙
ビッパ良いキャラしてるw
おしり印のきびだんごとか凄い懐かしいなwww



続きいつまでも待ってるんだぜ
816ゲーム好き名無しさん:2008/12/07(日) 20:28:21 ID:A0qdVkHAO
うわぁ……
817ゲーム好き名無しさん:2008/12/08(月) 08:00:47 ID:ekoOnIUpO

序盤はのび太ヒドスと思ったけど、かわいそうだったなw
818ゲーム好き名無しさん:2008/12/09(火) 23:29:26 ID:De8wwY+MO
ああ投下無いなぁ
819ゲーム好き名無しさん:2008/12/09(火) 23:33:53 ID:4w7Tqzq1O
まだ三日しか経ってないのに何を(ry
820ゲーム好き名無しさん:2008/12/09(火) 23:48:38 ID:1v0unS7IO
まあ年内にミュウが来てくれるみたいだし
主人公は次は来年みたいだし、短編はいつになるか分からないけど気長に待とう
821ゲーム好き名無しさん:2008/12/10(水) 23:04:03 ID:sxB7+GABO
昔はほぼ毎日投下があるのが普通だったんだのにな
822ゲーム好き名無しさん:2008/12/10(水) 23:07:04 ID:8BTuOdmEO
今思うとその頃は凄すぎたな
まあ、週2〜3の投下が来るくらいまではなんとか盛り返したいが
823まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 19:41:35 ID:neb2f3rCO
本当に遅筆ですいません…!
しかも……またまとめきれませんでした
本当にもう少しで終わりなんで、お付き合いして貰えると嬉しいです


昔は短くまとめられたのになぁ……
824まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 19:45:54 ID:neb2f3rCO
ヒナタの家から歩いて数分。
周囲を森に囲まれたその町は、のび太を笑顔で受け入れた。
人々の顔には笑顔が溢れ、都会から離れているとは思えない程騒がしい町だった。

「も、もぶ……ゔりだよぉ゙ぉおあ゙……(もう無理だよぉ)」
そう言って尻餅をつくのび太。
そんなのび太を見て、果物屋の親父は下品な笑い声を発てる。
「げはははは、どうしたー若いのー。
若さは力だー、若さがあればー何でもー出来る!」
親父はのび太の前に、さっきの量の倍はある段ボールを置いた。
「グスッ……思い出すねー。
少年時代、俺も親父にしごかれたーもんだ!
でも今ではもうー立派な果物屋! ありがとう、親父! 感謝してるぞー!」
一人で盛り上がりながら、親父は店の中へと消えていく。
のび太はゴシゴシと目を擦り、頬っぺたを思い切りつねった後、静かに作業を再開した。
 
 
 
「へぁー……へぁー……やっと終わった……」

そう言って、息も切れ切れののび太は近くの木に寄り掛かった。
そのまま静かに体を地面へ寝かし、葉の隙間から溢れた光を正面から受ける。
シャツは汗でベタベタだ。体の節々が痛い。
前とよく似ている。
この世界に来た時も、確かこんな感じだった。

 
825まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 19:51:19 ID:neb2f3rCO
「僕もポケモン、使えるかな?」本当に何気無い一言。
そんな一言に、彼女は激怒した。

「プラスル、右からも来てるよ! 電光石火で避けて!」
少女の突然の指示に、プラスルは迷いもなく従う。
そして彼女も、その信頼を決して裏切りはしない。
「クソッ! ハブネーク、穴を掘るだ!」
「プラスル、距離を取って!
マイナン、プラスルの動きと重ならないよう高速移動をお願い! 」
 
 
 
「私達は一緒に戦ってるの! ポケモンを道具みたいに言わないで!」
彼女の言葉を思いだし、胸がチクりと痛む。
彼女は、あれ程の信頼を得るのにどれだけの時間を費やしたのだろうか。
この世界とゲームの相違点。それは、科学技術の衰退。
モンスターボールなんて便利な物は存在しない。
ポケモンを操る手段は、お互いの信頼。それに尽きる。
「この世界でポケモンを自由に扱える人なんて、ほんの一握りだよ」

のび太は思った。
これではまた、何も変わらない。
自分はどこに行っても、結局何も出来ないんだ、と。
体が熱くて、汗が止まらない。
胸のエンジンがギャリギャリと悲鳴を上げる。
熱でドロドロになった心が、自分の手から溢れていくのを、のび太は止める事すら出来なかった。

 
826まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 19:59:44 ID:neb2f3rCO
「ゔわっぷ!?」
突然顔に水をかけられ、意識が現実に戻る。
視界に飛び込んできたのはヒナタの顔。
ヒナタはびしょ濡れののび太を見て、悪戯っぽく笑った。
「のび太君、生きてる? 何か顔が死んでるよ?
まぁ、あのオジサン凄いスパルタだから、こうなると思ってたけどね」
ヒナタは楽しそうだが、のび太はお疲れモード全快だ。
空気の抜けた風船の様に、その体を地面に力無く萎み込ます。
そのまま怨念の込もった言葉を漏らすと、ヒナタは少し反省の色を浮かべた。
そして大急ぎで駄菓子屋に向かい、両手に瓶ジュースを持って戻って来た。
重労働で喉が渇ききったのび太にとって、それは正しく救いの女神。
お礼を言うのも忘れてそれに飛び付くと、のび太はコンマ秒単位でそれを飲み干した。
「美味しいでしょ? のび太君、公共水飲めないから余計だよね。」
この世界の公共の水は、政府に育てられた水ポケモンによって供給されている。
しかし異世界人ののび太にとって、ニョロモの口から吹き出された水を飲むのは少々生理的にキツい事であった。
827まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 20:04:23 ID:neb2f3rCO
「えっとね、それはサイコソーダって言うんだよ。
小さい頃私も、疲れた時よく博士に買って貰ってたんだ」
ヒナタは嬉しそうにそう話して、自らもソーダに口を付け始める。
「……博士?」のび太の耳に残った、一つのワード。
「博士って……誰のことなの?」
「えっ……」
のび太のそんな何気無い質問が、ヒナタの全動を止めた。
無言のまま、視線が地へ向けられる。
「博士は……私を育ててくれた人よ。
私は……その……捨てられた、子供、だから……」
そう話す表情は悲しく、ヒナタの優しい面影は一切感じられなかった。
のび太は気づいた。自分が2度目の失言をした事に。
前は謝れなかったんだ、今度こそ謝ろう。そう体を奮い起たすが、体は無反応を貫く。
ごめんなさい。たった一言。
頭に浮かんだ言葉を口にするのがこれ程難しい事か。
「そんなんじゃ変わらないよ……永遠に」
ドラえもんの残した言葉が胸に突き刺さった。

「ヒ、ヒナ…!」無理やり口をこじ開けるのび太。
「なーんてね!」「ふグぁ!?」
しかしそれと同時に、ヒナタがぷにっとその鼻を握る。
「あははは、私がそんな質問で傷付く訳ないのだよー!
親がいなくたって私には博士だって、ポケモン達だっているもん。
だから全然悲しくなんかないんだよー!」
むせたのび太を尻目に、ヒナタは大笑いしてそう話す。
本当に楽しそうに何度も、何度もヒナタは笑った。
その顔は確かにヒナタだった。だがのび太はヒナタのある癖に気付いていた。

「また……言葉に詰まってない」
ヒナタの癖。それは気持ちが焦る程言葉に詰まらなくなることだ。
日頃しどろもどろに喋るヒナタが、これ程すらすらと話している。
鋭い痛みが胸を引き裂く。

「ごめんね……ヒナタさん」
のび太のそんな小さな謝罪は、笑い声に掻き消され、ヒナタに届く事はなかった。
 
828まぁ普通の短編:2008/12/12(金) 20:05:30 ID:neb2f3rCO
すいません! 少し用があって投下空けます!
本当に、迷惑ばかりかけてすいません……
829ゲーム好き名無しさん:2008/12/12(金) 20:37:39 ID:11nIMusPO
>>828 乙!気にしないからさるさんくらわない程度のスピードでがんばれ!
830まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:39:03 ID:8cP1Is5PO
ようやく済ました……

すみません、投下再開します
831まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:41:23 ID:8cP1Is5PO
「ったく、本当にアンタって男の癖にクソッ情けないわねー!」
アリアドスの出した糸に絡まるのび太を、鋭い目付きの少女は酷く罵倒した。
「ご、ごめん……」
「謝らなくて良いわ、そこでじっとしているか死んでちょうだい」
黒く長い髪を空に舞わせながら、少女は手元からロープを取り出す。
「クソッ面倒臭い……おい、グダ子!
フラッシュで足止めしとけ、後は私が止めを刺す!」
「えっと、その、グダ…グダ子って言わないで下さいよ!
もう……プラスル、今よ! フラッシュをお願い」
怒りながらも指示に従うヒナタ。
「上手い! タイミングが絶妙だ!
そうか、アリアドスは蜘蛛! 目が複数存在する!
よってフラッシュの効果も大きい! 流石、戦闘の達人アザミ先輩だ!」
「解説ありがとう」
後輩の解説に一言感謝すると、アザミはロープを伸ばしながら走り出す。
目の見えないアリアドスは無差別に糸を吐き始めた。
「出てこい、ハブネーク!」
しかしそこに、地中で待機していたハブネークが攻撃を加える。
そして、隙だらけのアリアドスをアザミはロープで縛り付けた。
「もう動くなよ。私の命令に背いたら、どうなるか……本能で分かるわね?
ってか分からないなら死になさい」

こうしてアザミは巨大なアリアドスを自分の足とする事に成功した。
彼女の名はアザミ。
セントラル(都市中央部)からのび太を迎えに来たレンジャーの一人である。
 
832まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:45:52 ID:8cP1Is5PO
「アンタ達乗らないのぉ?
何の為にこんな化け物捕まえたのよ、勿体無い」
アリアドスの背中に乗らないヒナタとのび太に、アザミはそう言った。
「……私はそのアリアドスが他のポケモンを襲っていたから止めたまでです。
そんなことをする為何かじゃ……」
「フン、レンジャーはポケモンを利用してこそレンジャーでしょうが。
だからアンタはいつまで経ってもグダ子なのよ」
「利用なんて! そんな言い方!」
「……あ゙あ゙ッ!?」場に、不穏な空気が流れる。
ヒナタとアザミはお互い一歩も引かない、と言った感じだ。


「あ、ああ、そう言えばぁ、僕達はどこに向かってるんだっけ?」
のび太はそんな空気を変えようと、もう何度も聞かされた事を敢えて質問をした。
その質問に、アザミと共に来たレンジャーであるミツルが答える。
「はい、僕達が向かっているのはテッペリン鉄道ですね。
僕達は今日の正午ぴったりに来る貨物列車に乗車し、セントラルに向かいます。
なお、貨物列車を選択した理由は科学世界の人間を狙った事件が多発しているからであり、本件は極内密に進められています。
これは余談ですが、テッペリン鉄道で売られているお弁当は駅員に大変好評であり、是非一度食べてみる事を…」
「もう分かった。分かったから黙ってろ、クソ眼鏡」
ミツルを黙らせるとアザミはアリアドスを放し、無言で足を進めていった。
その後方で元気が無さそうに歩くヒナタを気遣い、のび太は話しかける。
833まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:48:35 ID:8cP1Is5PO
「水道は無いのに、鉄道は発達してるんだね。
僕はてっきり、この世界に機械なんて無いんだと思ってたよ」
のび太が自分を気遣ってる事に気付いたヒナタは、笑顔を見せた。
そしてその問いに答える。
「えっと……昔からね、最近程じゃないけど、科学世界の物が現れる事があったの。
だから……えっとね、その燃料となる物質はこっちには存在しないんだけど、
ポケモンの力を利用してそれを模倣する事には成功してたんだ。
それに、私達の村にはなかったけど、都市には水道もあるんだよ?
ロボットとか、えっと……衛星なんかの技術は私達じゃ到底無理だけどね」
ヒナタの博学ぶりに感心するのび太。
「へぇー、衛星の事まで知ってるんだ。
僕達はこっちの世界の事なんて全く知らなかったけど、
こっちの世界じゃ無限世界共存説っていうのは割と常識なの?」
「うーん、それは違うかな」
ヒナタはのび太のそれをキッパリと否定する。
「えっとね……私が詳しいのは、科学世界の研究者であるウツギ博士に育てられたからなの。
アザミ先輩も一緒。本来なら無限世界共存説は絶対秘密事項なんだよ」
そう言われてみて、のび太は思った。
「なら、僕達の世界にもこの世界の研究を進める人がいるって事かな」
「多分、そうなるだろうね」

木々に囲まれた道が終わり、のび太の視界は新しく染め直される。
森林とは対照的、地平線まで続く永遠の荒野。
森林の伐採の結果だろうか。その大地からは生命を全く感じる事が出来ない。
834まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:50:35 ID:8cP1Is5PO
「あれ、見て!」
するとその時、地平線の彼方から黒い影が見え始めた。
一定の轟音をテーマとして現れる、その巨大な鉄塊。
それはのび太が知る列車とは少し異なる、角ばった機体をしていた。
「……ディーゼル機関車だ」のび太はそれに見覚えがあった。

「凄いだろー、パパの知り合いの知り合いの親戚が鉄道会社の社長でね。
僕は特別にこの機関車に乗せて貰ったのさ!
いやぁー、あのカッコよさと言ったらもう言葉が無いよ!
君達もいつか乗ってみたら? まぁ、無理だろうけどwwwゲラゲラ」

「どうしたの?のび太君」
「いや大丈夫。ちょっと不快な事を思い出しただけだから」

機関車が駅に到着し、のび太達は順にソレに乗り込んでいく。
しかし、その中で遅れる人物が一人。
「アザミ先ぱーい! 乗り遅れちゃいますよー?」
ミツルはその人物、アザミに早く来るよう促したが、
彼女は何かに集中している様だったのでそのまま乗車した。

彼女が集中している、その何かに気付かないまま……



「ああ、駅員は殺しておいたよ。
クソ順調に進んでるから安心しな……ウツギ博士」
 
835まぁ普通の短編:2008/12/13(土) 00:52:25 ID:8cP1Is5PO
投下終了です

……本当にすみません。
もっと環境が安定すれば、連載も考えたいんですが。
本当に歯痒いです。
836ゲーム好き名無しさん:2008/12/13(土) 12:35:49 ID:knutHxCRO
乙!世界がどんどん広くなっていくな。やたらお喋りなミツルにワロタw
不器用なのび太とか、ヒナタの心境と喋り方の関連性とかすごく凝ってて本当に面白いと思う
続き楽しみに待ってる。ていうかもう環境が安定しない間はどんな遅いペースでもいいから長編で読みたい…
837ゲーム好き名無しさん:2008/12/13(土) 14:51:46 ID:Yhp8LyFCO
>>836
ネタバレすんなカス
838ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 10:33:43 ID:ZZ8dlH640
投下乙!

>>837
お前は何を言っているんだ
839ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 14:08:02 ID:r0hbD+WWO
wikiいつから更新されてないんだよコレ
840ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 18:29:17 ID:EoksBd/EO
こんなスレにまとめ必要ないだろ
841ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 21:07:05 ID:GIplorTUO
定期的にこのスレを叩く人はなんでこのスレ見てるの?
批判するために嫌いなゲーム買っちゃうタイプなの?
プロフィールの趣味の欄に人間観察(笑)とか書いちゃうタイプなの?
バカなの?死ぬの?
842ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 22:57:06 ID:o3c95qKHO
短編乙
アザミとかミツルとかキャラ付けが上手いな
読んでて飽きないわ
応援してるから続き早めに頼むぞ
843ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 23:51:40 ID:4J4uESotO
短編氏超乙
ヒナタかわいいよヒナタ
844ゲーム好き名無しさん:2008/12/15(月) 22:29:20 ID:OkG0wTV6O
これはもう新wiki管も失踪したと見なしておk?
845ゲーム好き名無しさん:2008/12/16(火) 23:01:06 ID:aXri1t5PO
>>842
そういう言い方はよくないと思うが
846ゲーム好き名無しさん:2008/12/17(水) 01:25:51 ID:vLySkxdKO
>>845
>>842の発言の何が問題なんだ?それとも>>841の間違いか?
847ゲーム好き名無しさん:2008/12/17(水) 15:06:48 ID:VBcit02IO
応援してるから続き早めに頼む、ってとこじゃね
848ゲーム好き名無しさん:2008/12/18(木) 13:15:22 ID:zcXzB5XYO
まだあったのこのスレ
849ゲーム好き名無しさん:2008/12/18(木) 14:27:42 ID:db26eXGpO
残っているのは>>846みたいな真性だけだけどな
850ゲーム好き名無しさん:2008/12/18(木) 16:05:44 ID:NSGfP5uLO
作者もまだいる
851ゲーム好き名無しさん:2008/12/22(月) 00:30:29 ID:Y/I2U4RlO
保守
852ゲーム好き名無しさん:2008/12/23(火) 10:30:03 ID:sXafelBrO
ほしゅ
853ゲーム好き名無しさん:2008/12/25(木) 20:27:13 ID:UxscG0pZO
Xmas短編マダ-( ・∀・)チンチン☆
854ゲーム好き名無しさん:2008/12/29(月) 22:46:50 ID:hlCwppZpO
スレゴー
855まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:15:59 ID:uZfB5kcTO
メモ張が足りなくなったので今日と明日、二度に分けて投下します。
年末にこんな……すいません。
856まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:19:24 ID:uZfB5kcTO
列車の最後尾。
そこには、部屋一杯に広がる鋼鉄のフレームに、
のび太の顔程の太さはある角柱を生やした機械が保管されていた。
その様子はまるで膨張した戦車。
自然に恵まれたこの世界において、それは正しく異質な存在であった。

「これ……何処かで見た事あるような」

のび太はそう呟きながら、その巨大な何かに触れる。
冷たい。そして気付いた。
ボディの両側面からそれぞれ黒いパイプが部屋の外へと伸びている事に。
「うっわぁー、やっぱり大きいねぇ」」
扉からヒナタが現れ、驚きながらそれを見る。
「ヒナタさん、知ってるの?」
「うん、えっと……それはね」
「それは今から8ヶ月前にボルトさんによって提案された速度入力式螺旋超電磁銃、通称スパイラルボルトです。
詳しい設計は非公表ですが、球状の砲弾をセットし、相対した電力を利用するだけで、好きな速度で弾を撃つ事が出来る事から、軍用兵器や列車の保護の為など幅広い用途で使われています。
その黒いフォルム故ファンからの通称はカブト。
また、新しい兵器が嫌いな昔気質の人からは電気ゴキブリと呼ばれていると聞きます。
なおこの列車の動力も電気であり、公共ポケモンである数匹のエレキブルが常に膨大な電力を供給する事で成り立っています。
簡単に言えば動力が共有されているという訳ですね。
この辺もこれが列車に積み込まれている理由の一つであると考えられるでしょう。
また、PWONの某掲示板サイト内では一般人の中にもこの兵器の存在に疑問を持つ者が現れ、常に激しい議論が行わ…」
「クソやかましいんだよ、このミドリムシが!」
熱心に解説するミツルの背中を蹴り倒し、アザミが現れた。

「問題が発生した。お前ら皆、急いで第一車両まで来い!」
857まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:34:06 ID:uZfB5kcTO
「これは……」
のび太達が見たもの。それは無惨にも変色し、息絶えた車掌の姿だった。
視点の定まらない見開かれた目。
口は限界まで開ききり、右手は救いを求めて空に伸びきっている。
初めて見る生の死体に、のび太は思わず吐き気に襲われた。
「そんな……どうして…!?」
「出血は酷くありません……凶器に塗ってあった毒が死因だと思われます。
血液の凝固具合から見ても、刺されてからそう時間は経っていないでしょう」
明確な言葉を出さずとも、それはのび太達に現実を突きつける。
「ふん、クソのあんたらでも分かるだろ?
このオッサンが死んだのは列車が動き出してから、間もなく。
つまり……私らの中に、クソったれな殺人鬼が居るって事だ」

余りにも残酷かつストレートな言葉。
言葉も無く、立直したまま時間が過ぎていく。
しかし、彼らに止まっている暇など与えられるはずもなかった。

「ちっ、この爆発音……電力室か」

室内を耳をつんざく爆発音が周囲を走り抜けた。
ヒナタはいち早くその一大事に気付く。
「あそこにはエレキブル達がいる……早く助けに行かないと!」
「ちっ、仕方ねー。 クソ二人、大人しくそこで待ってろよ!」
呆然とする二人を尻目に、部屋を飛び出していくアザミ。
ヒナタもそれに続こうとしたが、何かに気付いた様に、突然その足を止めた。
そしてのび太の瞳を静かに見つめ、笑う。

「のび太君。私、信じてるから」

扉の奥へと消えていくヒナタの姿を、のび太はただ呆然と見つめ続けた。
858まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:38:16 ID:uZfB5kcTO
電力室は見るに耐えない状態であった。
爆発によって伝達機は全壊し、エレキブル達の出血も酷い。
このままではまず間違いなく、エレキブル達は死んでしまうだろう。
「グダ子、止血剤はあるか?」
「……5本だけなら」
「クソッ、全然足りねぇーじゃねぇーか! このグズ!
まぁ良い、お前はコイツラの治療に当たれ。私はこの部屋を調べる!」

軽い相槌を済ませると、二人は会話を止めお互いの仕事に取り掛かり始めた。



「の、のび太君、あれ!」
ミツルが前方に現れた巨大な影を指差す。
見たこともない謎の巨大生物に驚きを隠せないミツル。
「あれは……」しかし、のび太は違った。
のび太の記憶の中に、確かにその生物は存在した。

「どうして、こんな所にレジギガスが居るんだ!?」



「先輩、聞こえました? 今の大きな音。
何かおかしいですよね、人が殺されたり爆発が起きたり。
信じたくないけど、本当に私達の中に裏切り者がいるのかも、あははは」

ヒナタが一人、笑う。だが、どこかその笑いはわざとらしい。
アザミは目を尖らせ、ヒナタを睨んだ。
そして問う。「いつから気付いてた?」と。

何のことですか? と惚けるヒナタに、アザミは更に強く言い放った。

「お前がそんなスラスラと冗談言えるはずないだろ。
長い付き合いなんだ、お前が誰かを疑っている時の顔位すぐ分かる」

「あはは、奇遇ですね」ヒナタは笑い、静かに言った。

「私も同じです。あなたと一番戦った私だからこそ、気付けた。
あの毒が、ハブネークの牙によるものだって」
859まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:42:44 ID:uZfB5kcTO
「プラスル、マイナン」
アザミの両隣に、隠れていた2体が姿を現す。
その距離、1m50。攻撃しようと思えば、すぐに相手を制圧できる距離だ。

「アザミ先輩……あなたが私に気付かれる事位予想出来ない訳がない。
先輩は、最初からこうなる事を予想してたんじゃないですか?
最初から……捕まる気でこんなことをしたんじゃないですか?
理由は分からないけど、罪を償いたいなら手を貸します。
だから、こんな事をした理由を話して下さい」

「ヒ……」言葉を詰まらせ、下を向くアザミ。
ヒナタは言葉のないアザミを静かに見つめ、次の言葉を待っていた。

「先輩……」





「ヒ、ヒ……ヒヒ…ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャャァアアァッ!!!
バァァッカじゃぁねぇぇのぉッ!?」

悪魔の様に歪(ひず)んだ声が室内に響く。
アザミのその変わりように、室内の皆が一歩下がった。
そしてその一瞬の隙。
アザミ愛用のムチが炸裂音と共に襲いかかり、アザミ以外の全てを床に伏せさせた。

「プ、プラスル! 電磁…うぐっ!」
抵抗を続けようとするヒナタの首に、ムチが巻き付く。
アザミが片手を引くだけで膨張する圧迫感。
それが引き起こす苦しみにあてられ、ヒナタの目から涙が溢れた。
「か、かはぁ…!」
「本当に、アンタってクソお人好しだよなぁ?
今までのは全部アンタを連れ出す為に起こした事だったんだよぉ!
甘ちゃんのアンタなら一人で私を説得しようとすると思ってねぇ! ヒャヒャヒャ!」
860まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 19:58:27 ID:uZfB5kcTO
「ほら、気付かないか?」
首の拘束が解かれ、咳き込むヒナタ。
頭の血の気がサッと引き、落ち着いた思考がある事に気付く。

「振動が…ない……まさか!?」

窓から顔を出すと、外の世界は静止していた。
アザミが連結器を外し、電力室を含む後部4両を切り離したのだ。
前方には予備電源で動き続ける5両。
そしてその車両を襲う、巨大なポケモンが見えている。

「アザミ先輩……一体、あなたは何を…!?」

「間もなく、前を走る列車は"偶然"謎の大事故に襲われ、野比 のび太は死亡する。
お前と私は"偶然"ここに居合わせ、"偶然"助かった。
これが今回のシナリオだ。
お前はこれ以上知らなくて良いし、知る必要もない」

アザミの悪魔の様な……いや、悪魔の囁きに、愕然とするヒナタ。
唇が渇き、冷や汗が滲む。

「理解……したか?」」

光が入り込む隙間もない程黒で塗り潰されたアザミの瞳は、ヒナタの細やかな反論を全て吸い尽くしていった。



「の、のののびたさぁああん! どうしししましょぅうああ!??!
うう、後ろの車両は外れてるししし、前からはばば化け物ががぁ!??」
完全に混乱しているミツル。
レンジャーと言ってもまだ入隊から3ヶ月だ。
言ってしまえば只の科学世界オタクと何ら変わらない。
この危機的状況においてミツルが頭に抱える万の知識など、雑草の類いだった。
861まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 20:00:05 ID:uZfB5kcTO
「ミツル君、まずはこの列車から抜け出そう!
このままじゃレジギガスの攻撃の射程に易々と入ってしまう!」

木偶の坊のミツルに代わって指示を出すのび太。
彼は、不安定なビートを刻む心臓を素手で押さえつけ、自身に落ち着けと言い聞かせていた。
「大丈夫……きっと大丈夫!」
何が由来かも分からない汗を振り払い、木偶を掴んで走り出す。
扉を抜け、第2車両へと駆け込んだ。

「……な!?」しかしのび太の頭部を何かが襲った。
咄嗟に頭を下げた事で足がもつれ、床に敷かれたレッドカーペットに顔を埋める。
勢いが強すぎ鼻血が大量に流れたが、痛がってる暇はない。
胸を狙われた続く第2撃を紙一重で避け、のび太の目はようやくその襲撃者を捉えた。

「こいつは……!?」



一方、後部車両のヒナタは黙りを続けていた。
その目的は、この場所にアザミを留めておくこと。
彼女がいなければ、異常に気付いたのび太の脱出も容易になる。
ヒナタはのび太が脱出しようとする事を信じていた。
彼女は信じていたのだ。のび太の……勇気を。

「ヒャッヒャッヒャ!」
しかしアザミは、そんなヒナタの姿を笑い、一蹴する。
862まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 20:02:43 ID:uZfB5kcTO
「言っておくけど、あの冴えないクソ男は絶対助からないよ。
ヒャッヒャッヒャッ、何故なら、あっちの車両にはハブネークを忍ばせてるからねぇ。
逃げ出そうとすれば……ガブリ、ヒャッヒャッ!」

「……!?」体をフルフルと震わせ、目を閉じるヒナタ。
しかし、数秒間を闇の中で過ごし終えた彼女は、両手を肩幅に開き、後ろ足を引いた。

「あ゙ぁ? アンタ、私とやろうっていうのかい?」

アザミはヒナタの反抗に直ぐ様気付いて、それを暗に抑止する。
普通の人ならば、アザミが放つ隠れたキョウキに震え上がるであろう。
だが彼女は、ヒナタは違った。

「ポケモンでの勝負ならお前に分があるかもしれない。
だけど、肉弾戦でアンタが私に勝った事があったかぁ?
諦めろよ! 悔しいけどなぁ、お前は博士のお気に入りなんだ!
殺そうもんなら私が博士にどやされちまうんだよ!さっさと敗けを認めちまいな!!!」

「……えっと、それはつまりこの事件の黒幕は博士だって事?」

自分の失言を指摘され、明らかに顔色が変わるアザミ。
ヒナタはそんな彼女を鼻で笑い、言った。

「なら一層負けられない。
こんなくだらない陰謀は……私が防いでみせる!」
863まぁ普通の短編:2008/12/31(水) 20:10:56 ID:uZfB5kcTO
続きは今日中に完成させて、明日投下します。

一応今までのまとめ第一回>>733-743 第二回>>824-834
864ゲーム好き名無しさん:2008/12/31(水) 20:46:26 ID:pLyyC7t7O
つまらな面白い
865ゲーム好き名無しさん:2008/12/31(水) 22:21:50 ID:UShOEcENO
乙。本気で腹が立ったし、「アザミ死ね」とまで思ったが、それだけキャラ付けが上手いんだろうな
面白かったよ。よいお年を。
866ゲーム好き名無しさん:2009/01/02(金) 01:13:01 ID:V0UrUOrZO
主人公は厨房なのか
867 ◆QxWLPEFfHw :2009/01/02(金) 22:44:41 ID:BTwINPoN0
空気読まずに初投下するけど宜しく
868あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/02(金) 22:45:54 ID:BTwINPoN0
「私、今度のテストの点数がよかったらポケモン買ってもらえることになったの」
「へえ、よかったじゃん。買ったら僕のセレビィを一匹上げるよ。しずかちゃんなら高得点なんて余裕だよね」
ある晴れた冬の日の午後のことだった。
ここはいつもの空き地。
談笑するしずかとスネオの隣では、ジャイアンと出来杉の白熱したポケモンバトルが繰り広げられていた。

「ハッサムのアイアンヘッドで決めてやるぜ!」
「残念。ネイティオは教え技で熱風を覚えるようになったんだよ」
ネイティオが繰り出す炎技を受け、ハッサムはアイアンヘッドを繰り出す前に倒れてしまった。
今ので手持ちが全て瀕死になり負けたジャイアンは、悔しそうに頭を掻く。
「ああっまた負けた。やっぱり出来杉は強いな」
「いやぁそんなこと無いよ。剛田君だってなかなかやるじゃないか。ほら、僕のビーダルを倒したときのアレはよく考えられていたよ」

一見、全員が楽しんでいるようにみえるこの光景。
しかし、そんななかDSすら持っていないのび太は一人溜息をついた。
「あーあ、みんないいよなぁポケモンを持ってて」
のび太はポケモン未経験なわけではない。とある理由があって、赤版を途中で投げ出してしまったのだ。
しかし、他の人がやってるのをみるとじぶんもやりたくなってくる不思議現象のせいで、のび太は今みんなを羨ましく思っていた。
「ねえドラえもん、ポケモンの世界にいける道具を出して!」
のび太は、隣に座っているドラえもんに抱きつく。
「やめてよね。いくら僕が本気を出しても、そんな道具あるわけないだろ?」
それを見て、ジャイアンはのび太をからかう。
「ハハハ、俺様の銀版を貸してやろうか。今ならおまけでゲームボーイカラーもついてくるぜ」
「いいよ別に。それじゃあ皆と通信できないじゃないか……」
落ち込むのび太。そう、彼は皆が今やっている最新作、『プラチナ』をプレイしたかったのだ。
あのムカデのようなポケモンを使って見たいなあと、ずっとあこがれていたのだ。

「フフフ、ポケモンの世界に行く方法ならありますよ!」

869あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/02(金) 22:48:18 ID:BTwINPoN0
「本当!?」
どこからともなく聞こえてくる、覚えの無い声に飛び上がるのび太。
しかし、あたりを見回しても誰もいない。空耳だったのだろうか。
出来杉が上を指差す。そして、口をあんぐりとあけた。
「ねえみんな、あれ……」
視線がいっせいに上を向く。そして、全員が目の前の光景を疑った。
嘘だッ! とスネオが叫ぶ。
「どうして……どうしてエムリットがここにいるんだよ!」

そう。そこに浮いていたのは、ピンク色のポケモン、エムリットだった。
のび太もスネオとジャイアンが持っているのを見たので、その名前はわかる。
当然、持っていたといっても、それはゲームの中での話だが。
エムリットは不敵な笑みを浮かべると、高らかに宣言した。
「さあ、皆さんをお連れしましょう。夢と冒険の世界へ!」

次の瞬間、のび太たち6人は見知らぬ場所にいた。

「ここはいったい……?」
本当にあっという間だった。
エムリットが指を鳴らした瞬間、空き地ではないところに瞬間移動していたのだ。
辺りを見渡すと、所々に雪がとけ残っている。
「ねえ……みんな。『ここはフタバタウン、若葉が息吹く場所』ってこの看板に書いてあるよ? 雪も降ってるし、プラチナと同じみたいだね」
出来杉がすぐそばの看板を指差して冷静に推理を述べる。どうでもいい、とのび太は憤慨する。
しかも丁度その時、一匹のムックルが元気よく上空を飛んで言った。
のび太は悲鳴を上げる。
「じゃあ本当にポケモンの世界にきちゃったの!?」
「やい、そこのお前! 俺たちをどうするつもりだ!」
ジャイアンの怒りの形相にもエムリットは余裕の笑みを崩さない。
「別にどうもしませんよ。ただし、ここから帰りたければポケモンリーグのチャンピオンに勝ってくださいね。
ここの時間は、向こうの世界と違って遅く流れているので、心配なさらないでくれて結構です。……じゃあ、そういうことで」

そういい残し、捕まえる間もなく飛び去っていくエムリット。
全員が突然の出来事に戸惑い、しだいに絶望に打ちのめされていった。
870あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/02(金) 22:50:38 ID:BTwINPoN0
意味がわからないし笑えない! と、焦りを隠せなくなる一同。
ついにスネオはのび太に掴みかかる。
「やいのび太! お前のせいだぞ! お前がポケモンの世界に行きたいなんて言うから!」
「そ、そんなこと言われたって困るよ……」
「まあまあ、スネオさん落ち着いて。のび太さんに責任はないわよ」
しずかになだめられ、スネオはそっぽを向く。
「そうだ、これドラえもんの道具なんでしょ?僕を満足させてくれようと!」
期待をこめて、ドラえもんにそういうのび太。
しかしドラえもんは首を振った。のび太の脳裏に絶望の二文字がよぎる。
「残念だったけど、違うね。さっきもこんな道具無いって言ったじゃないか。とにかく、これは大変なことになったよ。なんとかしないと!」

重苦しい空気が包み込む。いきなりこんな無理難題をふっかけられては、誰でもこうなるのは当然だろう。
しばらくしてジャイアンが言った。

「でも、別に簡単なことじゃねえか。さっさとチャンピオンを倒して帰ればいいんだろ?」
「どうやって!ゲームみたいに簡単にいくとは限らないじゃないか!」
いいや、と出来杉がくびを振る。
「剛田君の言うとおりだよ、骨川君。今わかる限りでは、これしか残された方法はないんだ」
「じゃあポケモンはどうするのさ!」
悩む一同。出来杉はそんななか、溜息をついていった。
「しょうがない。こうなったら、ゲームどおりであることを信じるしかないね」
出来杉の次の一言がわかり、のび太の心は躍った。
「ナナカマド博士とやらにポケモンを貰いに行くんだね!」

そうかんがえると、あながち辛いだけとはいえないかもしれない。
何せのび太はポケモンの世界にあこがれていたのだ。少々の危険は、いままでにも沢山経験しているので大丈夫だろう。
ジャイアンは言った。
「じゃあそうと決まったら早くいこうぜ!なんだか楽しみになってきたぞ!」
「ほ、本当にいくの……?」
弱音を上げるスネオだが、ジャイアンに睨まれ、沈黙する。
こうして一行は、ナナカマド博士のいるマサゴタウンに向って歩き出した。
なんだか理不尽だが、彼らの長い冒険はこうして始まったのだ。

のび太は一人誓っていた。炎タイプのポケモンだけは選ぶまい……と。
871あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/02(金) 22:52:28 ID:BTwINPoN0
なんか展開が唐突だけど、これで投下終了です
872ゲーム好き名無しさん:2009/01/02(金) 23:29:01 ID:LIqI4vOfO
初投下乙です
プラチナが元ネタということなので、これからの展開に期待します。

873ゲーム好き名無しさん:2009/01/03(土) 00:00:21 ID:Q9ISOoRtO
新人とは嬉しい。乙
874ゲーム好き名無しさん:2009/01/03(土) 14:28:00 ID:N1L9DjFa0
まだこのスレにも新しく書いてくれる方がいたか・・・乙です
読んでるとやっぱりジャイアンと出木杉って動かしやすいよなあと思う
(自分で動かしているという感覚があっちゃプロとして二流だけどね)

ちなみに
×出来杉
○出木杉

今後も頑張ってください
875ゲーム好き名無しさん:2009/01/03(土) 15:38:41 ID:XvKfJzP6O
薄っぺらい感想ばっかりだねここ
876まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:29:50 ID:RspjopACO
あえてのプラチナ氏乙です。凄く読みやすいですね。
その文章力が……羨ましい。
プラチナ持ってないから余計に俺はワクワクですよ。

それでは投下します。
ようやく……ようやく完結の時が来た!
877まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:33:58 ID:RspjopACO
「どうすれば……良いんだ」

ハブネークと一定の距離を保ったまま、のび太は途方に暮れていた。
残りは3両。運動音痴ののび太では、確実に追い付かれてしまう距離だ。
しかも、ハブネークの後ろでは完全に足手まといと化したミツルが震えている。

逃げるしかない。だけど、逃げるわけにはいかない。

「無理だよ……僕なんかじゃ……助けてよ……ドラえもん……」

心の小さな綻びが、波紋の様に広がっていく。



のび太の心は、今正に、崩壊の時を向かえようとしていた。



「何故だ……何故あんなクソガキの為に命を張れるッ!?
何故そこまで真っ直ぐな心を持てる!?
分からないよ、私にはお前の考えが理解出来ない!
……殺す。もう命令なんて無視だ。
お前を殺して……このざわめきを黙殺する! 出てこい、ギャラドス!!!」
懐からリモコンのような機械を取り出すアザミ。
その機械が光ると、青龍のような生物がヒナタの前に立ち塞がった。

「ギャラドス…!? 一体どこからそんなポケモンを!?」

「世の中は常に進化しているのさ!
絆でポケモンと結ばれる時代は終わった!
世界は、機械と恐怖に支配された新たな時代へと突入する!
万事休すだな、ヒナタ! お前は、ここで消えろぉおおおおお!!!」

アザミの叫びと同時に、ギャラドスはヒナタへと襲いかかった。
 
878まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:40:26 ID:RspjopACO
動けないまま、数分の時がたった。
レジギガスの足音は、もうかなり近くまで来ている。
焦れば焦る程のび太の頭は恐怖に侵され、ろくな考えなど浮かばなくなっていった。

「どうして……どうして僕がこんな目に?」
自分を殺して何のメリットがあるのか分からない。
なのに、こんな大掛かりな罠まで張って自分を殺そうとしている。
のび太には敵の行動の真意が分からなかった。

「クソ……クソッ!」何も出来ないのが悔しい。
自分がもし本当に殺されるに値する人間ならば、何か、何かあるはずじゃないか。

考えろ。考えろ……考えろ……考えろッ!

「ぶわあぁぁああ! 化け物がぁぁぁぁ、化け物があんな近くにぃぃぃいい!
もう駄目だあぁぁぁああ、死ぬぅぅぅうう!
ヒナタ先輩とアザミ先ぱぁぁあい! 早くスパイラルボルトを使って下さいよぉぉおおお!!!」

「スパイラル…ボルト?」
浮かび上がる違和感。

「あんな強力な兵器……僕達の時代にあるのか?
そうだ……あの兵器を見たのは……違う…!……あり得ない!」

「の、のび太さん?」明らかに変わったのび太の雰囲気に、ミツルが戸惑う。
しかしのび太はそれを意にも介さず、身体中の神経を加速させた。

「そうだよ……あれは僕達の時代のものじゃない。
あれは21世紀でドラえもんに見せてもらった、電磁投射砲(レールガン)だ。
つまりこれを作ったボルトって人は……!?」

車内が冷たい影に覆われる。
レジギガスが、太陽の光を遮断したのだろう。
もう時間はない……迷っている時間なんてないのだ。
 
879まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:46:28 ID:RspjopACO
「動け……動けよ!」
だが、のび太の足は床に打ち付けられたかの様に動かなかった。

「今ヒナタさんはアザミと二人きり……
あの人が親しい人と本気で戦えるはずじゃないか!
僕がなんとかしなきゃ……皆……皆死んじゃうんだぞ!!!」

自分に言い聞かせるかのように、苦痛の叫びをあげるのび太。
今まで同じだ。肝心な所で、結局何も出来ない。

「そんなんじゃ何も変えられないよ」ドラえもんはのび太を信じていた。
それなのに……のび太はその信頼を裏切った。

「私、信じてるから」そしてヒナタは今、自分の事を信じて戦ってくれている。

「僕は……」変われない。


「僕は…!」変わらない。



「……僕は、変わるんだッ!!!」





「ふん……粘るねぇ」
肩で息をするヒナタに、アザミは冷たくそう言った。
「ギャラドス、龍の怒り」
ギャラドスの口から紅い龍状の光線が放たれ、ヒナタを包み込む。
咄嗟に横跳びで避けたヒナタだったが、受けたダメージは大きい。
光線の高熱による火傷で動かない左腕、先の攻撃で血に染まった右足。
弾けた木片を全身に受けた事で、傷だらけの衣服と身体。
正に満身創痍。既に戦える身体ではない事は明らかだ。

「ヒナタ……どうして…!?」

しかしそれでも、ヒナタは立ち上がった。
右腕を壁に突き、中腰の様な状態ではあるが、決して屈しはしなかったのだ。

そしてその真っ直ぐな瞳で、アザミの心を貫く。
アザミは、ヒナタのその、自分の全てを見透かしそうな目が苦手だった。
880まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:49:20 ID:RspjopACO
「くっ、ヒナタ……アンタは真っ直ぐ過ぎるよ。
この世界は今、2つの次元に挟まれてグチャグチャだ。
そして世界は、この国と国に住まう人々まで歪ませている。
……国を守ってこそレンジャー。そうだろ?
たとえどんなに酷い国だとしても、私達の仕事は変わらない。
どれだけ国が歪もうと、国を信じて守るのがレンジャーだ。
私は歪んでしまった……もうアンタみたいには生きられない。
諦めろよ、ヒナタ。どうせあのガキは死んださ。
諦めて、私達の仲間になってくれよ」

アザミはそう言い終えると、悲しそうな顔で左手を伸ばした。
アザミの初めて見せる顔に、驚きを隠せないヒナタ。
ヒナタの姿に同情したのか、耐えられなくなったのか。
何がアザミを動かしたのかは分からない。
しかしヒナタにはそれが、初めて見せるアザミの素顔の様に思えた。

「先輩……」拳を握り返し、唇を噛む。
強い決意を固め、ヒナタはアザミに言った。

「気持ちは嬉しいけど、あなたが私になれないように、私もあなたにはなれません。
私をレンジャーに導いてくれた人に、教えられたんです。
絆を守ってこそレンジャー。
絆を守る為に戦う……そんなレンジャーになれって」
 
881まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:51:50 ID:RspjopACO
「アンタが守りたい絆ってのは……育ての親や幼なじみとの絆より、最近知り合ったガキとの絆なのか?」

アザミの目が鷹のように鋭くなり、ヒナタを睨んだ。
その目を見て、これが実質の最終通告なのだと彼女は気付く。
だが不思議と怖くはない。
痛みを笑顔で掻き消すと、ヒナタは強く、優しい声で言った。

「博士も、先輩も……私にとっては大切な存在だよ。
大切だからこそ、昔の優しいあなた達に戻って欲しい。
大切だからこそ私は……負けられないんだよ」

「そうかい……」悔しそうに顔を歪めるアザミ。

ヒナタに背を向け、静かに問う。
「何がお前に、そこまであのガキを信じさせた?」

ヒナタはその問いに、迷うことなく答えた。

「目だよ。昔の私や先輩と同じ目。
誰かに信じて貰いたいと願っている、そんな悲しい目をしてたんだ」



「……ギャラドス、殺せ」
自分の迷いを断ち切る様に、アザミが告げる。

その言葉を聞いたギャラドスは、ヒナタの細身へと襲い掛かった。
 
882まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 22:58:58 ID:RspjopACO
だが、ヒナタが目を瞑った次の瞬間……

「うおぉぉおおお!!!」「な…!?」
アザミの前のドアが勢いよく開かれ、彼女に何者かが飛び掛かった。
突然の事態に流石のアザミも焦りが隠せず、決定的な隙が出来てしまう。

「プラスル、マイナン……今よ!」

そして勿論、ヒナタはそれを見逃しはしない。
ずっと待っていた、この一瞬。
ギャラドスを挟む様に待機していたプラスルとマイナンが、お互いに向け電流を放出した。
二極の電流がギャラドスのいる場所で合流して、凄まじい破壊力を生む。
目も開けてられない程の数秒のスパーク。
景色が元に戻ると、ギャラドスは瀕死の状態で床に転がっていた。

「クソッ……この技を出させない為のムチだったのに…!
クソガキがぁッ!!!」

アザミが恐ろしい表情でのび太を威圧する。
だが後退りするのび太の前に、プラスルとマイナンが入り込んだ。

「アザミ先輩……私達の勝ちですね」

アザミの頬を伝う、策を失った証。
表情はまだ強気ではあるが、のび太達の優勢は明らかだ。

「……ハブネークはどうした?」
「アイツ、動く物には後先考えず飛び付くみたいだったからね。
追い掛けてくる途中で急に通路の扉を閉めてみたら、凄い勢いで扉に激突して気絶しちゃったよ」
「ちっ、命令した通りにしか動かないとは……使えない蛇だ」

アザミが呆れて窓枠によりかかる。
そしてヒナタ、のび太、ミツルの三人の顔をそれぞれ見渡した。
883まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:07:21 ID:RspjopACO
「……分かってるのか? アンタ達は世界に喧嘩を売ったんだぞ?
アンタ達の力なんて、国家に対しては無力に等しい。
確実に、死ぬぞ?」

二人の顔に迷いはなかった(ミツルは狼狽えていた)。

「ヒャッヒャッヒャッ……グダ子、のび太、この借りは絶対忘れねぇ。
生き残って、私に殺されるまでその首洗って待ってるんだなぁぁあああ!!!」

「しまった!?」

窓枠から外に飛び出したアザミ。
先程の機械から放たれた赤い紐状の光線が、上空のオニドリルを捕らえる。

「キャプチャ!」オニドリルはその場から一瞬消えたかと思うとアザミの下に現れた。

「クックック、さぁラストバトルの時間だぜ。
レジギガス、全力で後方の車両をぶっ潰すんだ!」

高笑いしながら飛び去るアザミ。
そしてレジギガスが、さっきまでとは比べられない程の早さでのび太達のいる車両へ迫り始めた。
「レジギガスの奴……あんなに早く動けたのか!」
「のび太君、こっちに来て!」
ヒナタに誘導され、のび太は貨物室に向かった。
目的は勿論電磁投射砲。
ミツルからマニュアルを受け取り、ヒナタが起動の準備を始める。
「えっと……あれ……どうしてぇ!?」
しかしヒナタがマニュアル通りに弄っても、上手く作動しない。
それを見ていたのび太が、ヒナタの手を止める。
「ヒナタさん、僕が動かします。貸して下さい」
「え?」目を点にするヒナタ。
「僕、この兵器を見たことがあるんです。
それも今よりもっと先の世界、22世紀で。
つまり……この兵器を作ったボルトって奴は、未来の人間なんです」

「み、未来? 22…世紀って?」

余りに予想通りの反応に、のび太は思わず笑ってしまった。
何も理解出来ず、ヒナタは少し涙目だ。
「簡単に言えば……ボルトは何かを企んでいて、その企みに気付くことが出来るのは僕だけだって事です。
だからボルトは、僕を殺そうとしたんだと思います」
 
884まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:10:02 ID:RspjopACO
「のび太君……電力は一発分しか残ってないから、気をつけてね」
「……はい!」
操縦席に乗り込み、作動ボタンを押す。
すると貨物室の天井が開いて、電磁投射砲が屋根へとせり上がった。
更に、真っ暗だった前方の画面がスコープ状のサーチ画面に変化した。

「行ける……前に使った時と一緒だ」

以前のび太は工場で恐竜を呼び出してしまい、それをこの兵器で倒した事がある。
思い出すのも恥ずかしい記憶だったが、この時ばかりは自分のイタズラに感謝するしかなかった。
「一発で倒すなら……」頭へと向けられる照準。
速度3km/s、弾の直径は5cm、当たれば瀕死は確実だ。

「いける!」火薬の炸裂音が響く。
限界まで加速された鉄球がレジギガスの頭部に当たり、赤い煙を上げた。
ぐらつく巨体。それに注目する三人。
「倒れて…!」「倒れろ…!」「あれだけ高速の弾を食らえば動けないはず…!」

数秒の沈黙を、地響きが掻き消した。
更なるスピードを得たレジギガスが、前方50mまで迫る。
885まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:12:34 ID:RspjopACO
「ヒナタさん! ケーブルを切って、そこにプラスルとマイナンに出せるだけの電流を流させて下さい!」

のび太が大声で指示を出す。
それは咄嗟に考えついた苦肉のもの。
だが今は1秒も無駄に出来ない。考えつく限りの行動を起こすべきだ。
「のび太君、弾を!」「分かった!」



「のび太君、電力は!?」――残り40m

ヒナタの声を聞いて、のび太は再び操縦席に座った。
「十分です! 後は……照準を」
照準を動かすのび太だったが、狙う場所が分からない。

「頭に当てても倒せないのに……どこを狙えば!?」――残り30m

「のび太さん、腹についてる青い球です!
レジギガスは人工ポケモン計画の内の一体、あの球を壊せば動けなくなります!」
ミツルは小さなノート型の機械を見ながらそう叫んだ。

「ミツル君…!?」
のび太が意外そうな顔でミツルを見ると、彼は得意気に笑った。

「僕も……君みたいに変わりたいんです。
説明は後でするから、今は早くレジギガスを!」

視線を画面へと戻す。「外して……たまるか!」――残り20m
レジギガスの起こす振動で揺れ動く車内。
その振動は照準の確定を妨げ、のび太の焦りに拍車をかけた。

定まったかと思えばズレ、ズレたかと思った次の瞬間に定まる。
焦る思考は余計に逆撫でされ、緊張の汗が手を塗らした。

「クソォっ……」辛そうに下を向くのび太。
「のび太君……」しかしヒナタはそれを慰めはしない。
886まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:18:25 ID:RspjopACO
「ヒナタさん、のび太君に何か言ってあげて下さい!
のび太君は今……一人で戦ってるんですよ!」

のび太を心の底から心配するミツル。
しかしヒナタはそんな彼を右手で抑止し、言った。

「のび太君なら大丈夫。彼はもう……一人で立っているから」



「ドラえもん……ごめん」――残り10m
極限の焦りと緊張の中、のび太が思い出していたのはドラえもんの事だった。
いつも一緒にいた、自分にとって唯一無二の親友。
そして、いつも自分を心配してくれた、そんな兄貴の様な存在。

あの、最後の言葉。
変わらない自分への戒めだと思っていたあの言葉も、今なら本当の意味が理解出来る。

「ドラえもん……」のび太君、気付いてくれよ。



「ありがとう……」勇気を出せば、君は変われるんだって。





「僕……変われたよ」



―――残り0m



一筋の閃光が、大空へ広がった。
 
887ゲーム好き名無しさん:2009/01/03(土) 23:28:46 ID:Q9ISOoRtO
支援。頑張れ
あと、「本気で戦えるはずじゃないか!」は、「本気で戦えるはずないじゃないか!」の間違いっぽいから伝えとく
888まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:35:22 ID:RspjopACO
「あばばばばばばばばばばば」

「ミツル君、落ち着きなって。
これ位の山道なら、詳しい情報がなくても進めるよ」

「誰か……僕に情報を……情報をぉぉぉおおお」
「……………」

ミツルと距離を置き、のび太はヒナタに話しかけた。
「ヒナタさん、ナナカマド博士は協力してくるかな?
ナナカマド博士も敵の仲間になってたら……っぃて!」

鼻をデコピンされ、悶絶するのび太。
ヒナタはそれを見て笑い、のび太の問いに答える。

「大丈夫。ナナカマド博士はえっと……ポケモンと人の絆を大切する人だから。
じゃないとこんな人の住みにきゅい所に家を建てたりしないよ。
それにナナカマド博士は見た目は怖いけど……人を裏切ったりしない!」

「つまり勘なんだね」
腕組みをして自信満々そうなヒナタを見て、今度はのび太が笑いだした。
余りにのび太が馬鹿にするので、ヒナタは少しご立腹。

「じゃあのび太君に何か良い案あるのぉ?
本当に……ちょっと成長したからって、少しお姉さんを馬鹿にし過ぎだと思うな」

「はははっ……ごめ……あっ!」
何かを言いかけて、のび太は口を押さえた。
ヒナタが不思議そうにそれを見つめる。

「どうしたの?」

「いや、何でもないよ。こっちの話。
ヒナタさん……ごめんね」
のび太が余りに畏まった謝罪をするので困惑するヒナタ。
ヒナタが痒そうにまとわりつくので、のび太は走り出した。

「あー、もう! 放っといてよー!」
「こぉらぁー! 逃げるなんて卑怯だぞー!」
「情報を…僕に情報を……」

大地を吹き抜ける冷たい秋風が、のび太の体を冷やしていく。
だけど、のび太は冷たくなんかなかった。
むしろ、今までにない温もりを感じていた。
誰にも聞こえない程小さな声で、のび太一人呟いた。
「……ありがとう」
889まぁ普通の短編:2009/01/03(土) 23:45:56 ID:RspjopACO
投下終わりです
2ヶ月間お付き合いありがとうございました。
短編のつもりが、なんかプロローグみたいになっちゃいましたね。
続き……また書ける時間があったら書きにきます。
ごめんなさい。

>>887
すいません、何度も確認したんですが……やっぱ馬鹿だな、俺。
脳内修正してもらえると嬉しいです。

支援ありがとうございました。
正直猿さんになるのが怖くてビクついてました。



最後に没ネタを(これは入れたかったなぁ……)

「どうしてのび太君を狙うんですか!」
「フンッ、アイツの存在が国の邪魔になる! それだけだよ!」
「じゃあミツル君は…!?」
「アイツはついでさ!」
890ゲーム好き名無しさん:2009/01/03(土) 23:52:44 ID:Q9ISOoRtO
ちょw没ネタww
とにかく乙。面白かったし最後までヒナタが可愛かったよ
続きを書いてくれる時を楽しみに待ってるよ
891ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 20:13:38 ID:JN67kRuVO
本当に乙。いい話だった
しかし久々に連載作品が完結したな
892ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 21:42:07 ID:/IVrtQPk0

この投下しか読んでないけど、凄いクオリティで興奮した
とりあえず以前の投下を読み返してくる
893あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/04(日) 21:42:27 ID:gNT4xJS20
短編さん乙です
わりと早くたまったんで投下開始します

>>874
指摘ありがとうございます
894あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/04(日) 21:43:31 ID:gNT4xJS20
「さて、問題はここをどう通り抜けるかだね。一応説明しておくと、草むらでは野生ポケモンが飛び出して来るから迂闊に歩けないんだ」
彼らはフタバタウンを抜け、博士がいるマサゴタウンに続く201ばんどうろの途中で立ち往生していた。
目の前には草むらが広がっており、そこに一歩足を踏み入れれば野生ポケモンがいつ飛び出してきてもおかしくない。
ポケモンを持たない彼らにとっては、まさに危険な場所だ。

「馬鹿だな、簡単なことだろ? ポケモンが飛び出す隙を与えないよう全速力で走れば平気じゃねえか」
ライバル並の思考に不満を抱くのび太。
自分にそんな速度で走ることは不可能だということはとうの昔に悟っている。
「やめようよジャイアン……」
「私も、危ないならどこか他の道を探したほうがいいと思うわ」
反対する二人だが、ジャイアンは聞く耳を持たなかった。
「どっちの道ここを通り抜けねえと元の世界に帰れないんだ。さ、行こうぜ」
草むらに足を踏み入れようとするジャイアンの元に、鋭い声が飛んでくる。

「待てい!!」

驚き、さっと足を引っ込めるジャイアン。
草むらの向こう側から、白いひげをはやした老人がつかつかと歩いてきた。
「君達、ポケモンを持っておらんようだな? それなのに草むらに入るとは一体どういうことだ!?」
「ご、ごめんなさい!」
その気迫に押されて謝るジャイアン。さすがの彼も、この迫力には勝てなかったようだ。
出木杉はそれをかばうように口を挟む。
「危ないところを引き止めてくださり感謝します。ひょっとして貴方はナナカマド博士ではないですか?」
「おお、私の名を知っているのか」
「はい、なにせ有名ですから。僕たちは、あなたにポケモンをいただけたらなと思いマサゴタウンまで行こうとしたのですが……」
優等生らしく博士に説明をする出木杉。
博士はのび太たちの顔を順番に眺めると、後ろを向いてなにやらぶつぶつと呟き始めた。
そして暫くして、またこちらを向く。
「しかたがない。そういうことなら、私のポケモンをたくしてやってもいい」
「本当ですか!?」
全員の顔がぱっと輝く。博士はやれやれと溜息をついた。
「ただし、もう二度と無茶をするんじゃないぞ! それと、ポケモンを大切に扱わなかったら承知しないからな」
元気よく返事する一同。なんとかポケモンを手に入れられて、安心したのだろう。
「だが、今はポケモンたちの入った鞄を湖においてきてしまって、一匹しか手元にいないのだ。近くのシンジ湖まで一緒に来てくれ」
895あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/04(日) 21:46:54 ID:gNT4xJS20
そして、少し歩いてシンジ湖につく。
「綺麗な湖ね……」
しずかがうっとりしながら呟く。だが、そこには既に先客がいた。
青い髪の男が湖を眺めながら、なにやら独り言をぼやいていたのだ。
「……流れる時間、広がる空間。いずれこのアカギのものにしてやる。
それまでこの湖のそこで眠っているがいい、エムリット」
「おじさん、ひょっとしてエムリットについて何かしってるの!?」
スネオの声に振り向く青髪の男性。愛想の欠片もないような無表情だ。
その何とも言えない迫力に押され、スネオは少し腰を引かせてしまった。
「エムリットは感情の神だ。残念ながら、君のような子供が遊び半分で捕まえられる相手ではないな」
どうやら、エムリットを捕まえようとしていると勘違いされたらしい。
青い髪の男は、そのあとはのび太たちに目もくれずに湖を立ち去った。

「……ああいう人間にはあまりかかわらんほうがいいかもな。ところで君たち、エムリットに興味があるのか?」
全員の視線が博士のほうに向く。
「おっと、期待しないでくれ。私はそこまで詳しくないのだ。このことなら、カンナギタウンの長老に聞くのが一番かもしれんが……」
カンナギタウン。ゲームを経験したジャイアンたちならわかるが、ここからだとかなり遠くの町だ。
博士は話題を変えようと、湖のほうを指差す。
「さ、君たち、あの鞄にポケモンが入っておる。勝手にあけていいから、早く見てくるといい」
そこには、茶色いしっかりした鞄が無造作に置かれていた。

皆はいっせいに鞄の周りにむらがり、ポケモンを選び始めた。
「ちょうど6匹だね……」とのび太は呟く。
「へへっ、じゃあお先に選ばせて貰うけど、俺はコイツにするぜ!」
ジャイアンが取ったのは、オレンジ色のサルのような外見をしたポケモン、ヒコザルだった。
のび太はそれを見て、心のそこでせせら笑った。
馬鹿だなぁ、弱いのに炎タイプなんか選んじゃって。その点、僕はもっといい奴を仲間にしてやる。
のび太は、ふと目が合ったポケモンのモンスターボールを手に取った。
「君にしよう。よろしくね」
ボールの中の青いポケモンは、任せておけ、と頷く。
その様子が頼もしく、かわいらしくて、のび太は自分の選択をとても喜んだ。

最終的に、彼らの手持ちはこうなった。

のび太  ポッチャマ
ドラえもん  ナエトル
ジャイアン  ヒコザル
しずか    トゲピー
スネオ    リオル
出木杉    ポリゴン
896あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/04(日) 21:50:50 ID:gNT4xJS20
残された全員は、今後のことについて話し合うために少し休憩することにした。
「なあ、俺思うんだけどさ。せっかくだからみんなで競争しねえか? 誰が一番最初に全部のバッジを集めてポケモンリーグにたどり着けるか」
「じゃ、ジャイアン……みんなバラバラになるなんてまずいよ。なあ、出木杉?」
「僕も剛田君の意見には賛成だよ」
信じられないといったふうに、スネオは目を丸くした。
「競争相手がいたほうがやる気が出るし、なによりこの僕の可愛いポリゴンが手持ちにいれば負ける気はしないからね」
「面白そうね、私も頑張るわ」
「ぼ、僕だって。せっかくプラチナの世界に来れたんだ、みんなに負けるもんか」
「はっ、あの面倒くさがりののび太君がこんなにやる気に……。この気持ちを大切にしないとね。僕も賛成!」
次々に、ジャイアンの提案に賛成の票が集まる。
となると、みんなの目が向くのは必然的にスネオのほうだった。
「……はいはい、わかったよ。やりゃあいいんでしょ、やれば」
「よく言った、スネオ。それでこそ俺の見込んだ男だ!」
こうして、全員自分のポケモンが入ったモンスターボールを握り締め、ポケモンリーグまでの競争が始まった。
一人だけたどり着けずにこの世界に取り残されたりすることがないように、全員がそろうまでリーグには挑まないでおく、ということに決定した。あくまで建物までの競争だ。

「そうと決まったら、お先に行かせて貰うぜ!」
「ああ、待ってよみんなぁあ」
足の遅く体力も無いのび太は、さきに走っていったみんなに追いつこうと必死だったが、数メートル走った後、地面に倒れる。
そんな様子を見て、ポッチャマはやれやれと肩をすくめた。


「フフフ、皆さん、順調にスタートを切ったみたいですね」
そんなのび太たちの様子を、木陰で伺うエムリット。
こいつの目的は、一体なんなのだろうか……
897あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/04(日) 21:52:53 ID:gNT4xJS20
つづく! ということで投下終了です
898ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 21:56:28 ID:/IVrtQPk0

テンポがよくて読みやすいよ、ホント
何というか、キャラが活き活きしてる

でもドラえもんが空気化してるなw
899ゲーム好き名無しさん:2009/01/04(日) 22:58:16 ID:JN67kRuVO

投下ペースも良いし、面白い。何と言ってもプラチナだからってだけじゃない新鮮な感じがする(エムリット的に)
900ゲーム好き名無しさん:2009/01/05(月) 00:12:12 ID:8IKASQmOO

アカギとエムリットの存在に期待せざるえない

まだ序盤だから細かい感想は避けるけど、良い感じだ
901ゲーム好き名無しさん:2009/01/05(月) 00:22:18 ID:8IKASQmOO
短編も乙
終盤ミツルが完全にネタキャラになってるのに吹いたw
それぞれのキャラが生き生きしてて良かったよ
続きいつまでも待ってるからまた投下してくれ
902ゲーム好き名無しさん:2009/01/05(月) 10:46:23 ID:wFTJCYlhO
最近投下が増えたな。新人のプラチナも先が楽しみな内容だし、いい流れだ
903ゲーム好き名無しさん:2009/01/07(水) 17:36:28 ID:MIiQQZhVO
作品のネタを思いついたんだけど、ポケモン同士のバトルがストーリー上で一切無くても大丈夫だよね?
904ゲーム好き名無しさん:2009/01/07(水) 17:40:21 ID:OsgisndQ0
ポケモンの全てがバトルなわけではないから、単純にほのぼのしたのでも良いと思う。
むしろ自分はその方が好みかも。
905ゲーム好き名無しさん:2009/01/07(水) 17:59:06 ID:9zxZugMUO
このスレはギャグからバトルまで何でもOKだよ
少し昔にはポケモンカードの作品もあった位だから
906ゲーム好き名無しさん:2009/01/07(水) 18:38:29 ID:MIiQQZhVO
>>904
>>905
ありがとう。それじゃあいざ書くために考えを纏めてくるかな。
907あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:03:06 ID:2e5ETr3N0
投下開始する
908あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:04:07 ID:2e5ETr3N0
のび太はあれから進み、最初のポケモンであるポッチャマと一緒に、この自然豊かな202ばんどうろを歩いていた。
最初のポケモンであるポッチャマはとても素直で、のび太の言うことをちゃんと聞いてくれている。
まだ他にポケモンはゲットしていないが、これならもしかして一番になれるかもしれない、と期待し始めたのび太だった。

途中で、ポッチャマがすてんとこける。どうやら足をもつらせてしまったらしい。
さっきもこんなことがあり、のび太はずっと気になっていたことを口にした。
「君、ひょっとして歩くの苦手? なんだか僕みたいだなぁ」
ポッチャマは質問が聞こえないフリをし、ふたたび胸を張って歩き出す。
……このままだとポッチャマはまた転ぶだろう。
のび太がやはりモンスターボールに戻したほうがいいかと思っていると、目の前に短パンをはいた少年が現れた。
のび太はその少年と目が会う。短パン小僧はニヤリと笑った。

「そこのお前、おれとポケモン勝負しようぜ」
「ええっ僕?」
「そうだ。目が合ったらしょうぶするのがトレーナー同士の暗黙のルールなんだぜ? まさか逃げるなんて言わないよな」
この少年は、のび太のことを見た目からして弱そうだと判断したらしい。
モンスターボールからビッパを繰り出し、のび太の返事を待っていた。

ポッチャマがのび太に声をかける。言葉はわからないが、のび太にはそれが「戦え」といっているように聞こえたのだ。
ここで勝負から手を引き逃げることは、ポッチャマのプライドが許さないのだろう。
「そうだね。その勝負、受けて立とうじゃないか」
やる気満々のポッチャマは前に踏み出し、はやくも戦闘態勢に入る。
――バトルの始まりだ。

「ポッチャマ、あわ攻撃だ!」
のび太の指示と共にポッチャマの口から無数の泡が飛び、相手のビッパを襲う。
「ひるむな、ビッパ。たいあたりだ!」
短パン小僧のビッパはたいあたりでポッチャマを吹き飛ばす。
ポッチャマは地面に叩きつけられるがすぐに起き上がり、またすぐに先頭体制をとる。
こちらにもう一発たいあたりをかまそうと走ってきたビッパは、それを見て目を丸くした。
「よーし、いいぞ。もう一度あわ攻撃!」
ポッチャマのあわを至近距離で受け、ビッパは目をつぶりながら攻撃に耐える。

「まだだ!体当たり!」
「こっちもあわ攻撃だ!」

それからは、同じような光景が繰り返されるだけだった。
そして暫くして、激戦の末とうとう相手のビッパが倒れる。
短パン小僧はビッパを抱き上げ、よくやってくれた、と励ましの言葉をかける。
「やった、勝ったよポッチャマ!」
嬉しそうな顔でポッチャマに話しかけるのび太。
ポッチャマはよれよれになりながらものび太に手を振った。
そうとうなダメージを負ってしまったが、のび太は無事に初勝利を飾ることが出来たのだ。
短パン小僧はのび太に賞金を渡すと、すぐに走り去ってしまった。

「なかなか順調そうですね」
909あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:07:14 ID:2e5ETr3N0
ポッチャマをボールに戻す途中、後ろから不意に声をかけられる。
飛び上がるのび太。
さっと後ろを振り向くと、なんと後ろには興味深そうにのび太を見つめるエムリットがいた。
「こ、こんどは何をしにきたの!?」
「慌てないで下さいよ。私は貴方に危害を加える気もありません。ちょっと様子を見に来ただけです」
イタズラっぽく微笑みながらそういうエムリット。
「そういえば、まだ名前を聞いていませんでしたね。私はエムリット。貴方は?」
躊躇ったが、しぶしぶ自己紹介するのび太。
エムリットは、「いい名前ですね」と常套句を打つ。
完全に相手のペースに嵌っているのび太は、勇気を出して問いかけた。
「……今度はこっちから質問させてもらうよ。君は一体、なんで僕達をこの世界につれてきたの?」
「ふふっ、残念ながら私の口からは言えませんね」
そう言って、エムリットは高く上昇した。のび太の手が届かない。
「ところで……向こうから何か来ていますけど、いいんですか?」
「へっ?」

エムリットが指差した方向から、5匹のムックルが飛んできた。
あっという間にのび太を囲み、鳴き声で威嚇してくる。当然、のび太は突然の出来事に理解が追いつかなかった。
「うわぁあっ! な、なんなの、これ!?」
エムリットは、「さぁ?」首をかしげた。
「でも、草むらからポケモンが飛び出すのは常識的なことでしょう?」
のび太があたりを見回すと、たしかにここにはびっしりと野草が敷き詰められていた。
「まぁ、頑張ってくださいね。期待してますから」
「待ってよ、僕だけおいていく気!?」
あのときと同じでどこかへ飛び去ってしまうエムリット。
のび太は、一人この場に取り残されたと思い、気が動転してしまった。
ムックルがのび太に体当たりしようと迫ってきた。それを間一髪回避するも、足をもつれさせて転倒してしまう。
手に握っていたモンスターボールがカタカタと震えたところで、はっと正気に戻る。
「そうだ、君がいたんだよね。いけっ、ポッチャマ!」
ボールからポッチャマが飛び出し、のび太の指示を待つ。
5対1で、しかもポッチャマは一戦終えたばかりなので疲れが溜まっている。どう考えても勝ち目は薄かった。
「えーと、とにかくあわ攻撃であいつらを追い払うんだ!」
あわを放つポッチャマだが、ムックルにはひょいと避けられてしまう。
しかも、ムックルのつばさでうつをくらい、地面に倒れてしまった。
「ポッチャマ!」
叫ぶのび太だが、そんなのお構い無しにムックル達は一斉に飛び掛ってくる。
もう駄目だ! と、のび太は目をつぶる。
そのときだった。
910あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:10:11 ID:2e5ETr3N0
どこかから飛んでくる葉っぱカッターが、ムックル達を後退させる。そこにいたのは、ナエトルをつれたドラえもんだった。
「のび太君、大丈夫?」
「きてくれたんだね! ドラえもん!」
駆け寄ってくるドラえもんに思わず抱きつくのび太。
「君が襲われてるのを偶然目にしたんだよ。さぁ、早くここをなんとかしよう」
ドラえもんは、ナエトルに葉っぱカッターを命じる。ポッチャマは未だに倒れたままだ。
「ねぇ、道具で何とかならないの?」
「……駄目なんだ。なんでか知らないけど、正常に動かないんだよ」
悔しそうにくびを振るドラえもん。呆然とするのび太の頭の中では木枯らしが吹いていた。

ムックルのレベル自体は高くないようだが、複数で襲い掛かることによってその弱さをカバーしているのだろう。
徐々に追い詰められていき、とうとうナエトルが攻撃を食らって倒れこんだ。
急いで駆け寄るドラえもんだが、ナエトルはもう戦闘不能になってしまったとわかる。

「まずいことになったね……」
「ドラえもん、他にポケモン持ってないの!?」
「残念なことに、ナエトルだけしか仲間にしてないんだよ」
言い合っている間に、ムックルがじりじりとのび太たちに詰め寄る。
手を顔に当てて諦めかけるのび太。しかし、ポッチャマはくじけずによろよろと立ち上がった。
ほとんど意地だけで動いているのだろう。とうに、その体力は限界のはずだ。
ポッチャマがのび太のほうを向く。指示を待っているのだろう。
その瞳にこもった何かを感じ取り、のび太は叫んだ。
「ポッチャマ……よし、もう一度あわ攻撃だ!」
911あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:13:08 ID:2e5ETr3N0
ポッチャマはその声と共に、さっきとは段違いのすざましい勢いであわを口から発射した。
こんどのは避けられずに、一匹ムックルがその攻撃をうけ、気を失って地面に倒れこむ。
ムックル達は、今の攻撃でポッチャマにそうとうな恐れを抱いたのだろう。
倒れた仲間を掴み、一目散にに退散して行った。

「……なんだ、最初からてこずる必要なんてなかったじゃないか! すごいぞポッチャマ、もっと早く本気を出してくれればよかったのに」
そう言って、誇らしげにポッチャマをなでるのび太。ポッチャマはとうとう限界が来たらしく、気を失ってしまった。
慌てるのび太。ドラえもんは、早く手当てしてあげないと!と冷静にのび太に言い聞かせた。
しかし、彼らは気がついていなかった。ずっと自分たちの様子を見ているものがいるとは……


逃げ出したムックル達は、近くの木陰に辿りついた。
隠れていたエムリットが「ご苦労様」と一声かけると、ムックル達は飛び去っていく。
「ポッチャマの特性、げきりゅうが発動しましたか」
げきりゅうは、自分の身が危険になると水技の威力が上がるポッチャマの特性だ。
あの時の異常な威力のあわはそれが原因だったのだ。のび太はそれに気が付いていないようだったが。
「皆さんと比べて遅れ気味だったので、つい試すようなマネをしまいましたが……」
空を見上げながらエムリットは一人溜息をついた
「……ふふっ、先が思いやられますね」
912あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/07(水) 22:15:27 ID:2e5ETr3N0
これで投下終了です
913ゲーム好き名無しさん:2009/01/07(水) 23:07:05 ID:46n/cNDLO
乙。投下ペース速いなw
エムリットを使って他の作品には無い味を上手く出してると思う。面白くて、読んでて夢中になるよ
914ゲーム好き名無しさん:2009/01/08(木) 23:49:51 ID:5COM/jWHO
乙、エムリットの使い方が良いね。
ここから話をどう膨らませていくのか楽しみでならない。

ただ、戦闘シーンは少し迫力が薄いかな。
長めの文が続くせいで、説明臭く感じてしまった。
氏の文はとても丁寧で、穏やかな日常シーンではキャラの心情がよく伝わって凄く良いと思う。
だけど戦闘の時は、その丁寧さが逆に足を引っ張っている……かな。

短くて簡潔な描写を合間に入れて、文に強弱を付けるともっと良くなるよ。

応援してる。マイペースにこれからも頑張ってくれ。
915ゲーム好き名無しさん:2009/01/08(木) 23:54:31 ID:Fj0TE87cO
プラチナ欲しくなった。今度買うかな…
916ゲーム好き名無しさん:2009/01/09(金) 15:25:20 ID:0570sqaz0
あーエムリットたんかわいいよー
917ゲーム好き名無しさん:2009/01/09(金) 17:32:23 ID:9mcjDX9J0
のび太はショタなの?
918ゲーム好き名無しさん:2009/01/09(金) 19:21:46 ID:DYTIVHrPO
アグノムとユクシーも喋るのかなあ
919ゲーム好き名無しさん:2009/01/10(土) 01:16:32 ID:OUfX4ILUO
ポケモンレンジャーをやった事がある人に頼みがあります
ゴーゴー4兄妹のそれぞれの性格について、できるだけ詳しく教えてください

ポケモンレンジャーを題材として書いている癖に、実は俺未プレイなんです……すいません

あと、出して欲しいキャラクターがいたら作品を問わず言ってください
希望のあったキャラクターはなるべく作品に登場させたいと思います
920ゲーム好き名無しさん:2009/01/10(土) 02:04:10 ID:OGzbtOERO
>>919
ヤライ…知的キャラ。野心家
ユウキ…普段は冷静な丁寧語キャラ、まれに豹変する。バネが大好き
ヨウジ…守銭奴、怠惰キャラ
ミライ…趣味はショッピング。紅一点
以上が大まかな4兄弟の特徴です。頑張って下さい
出して欲しいキャラはまずヒナタで、レンジャー以外では、エリカ、ミカン、アスナ、ダイゴ、ナタネ、スズナ、シロナかな…多過ぎるだろうから、このうちヒナタ+1人くらいで全然OKです
921ゲーム好き名無しさん:2009/01/10(土) 06:59:40 ID:OUfX4ILUO
>>920
大変詳しく教えて頂き、ありがとうございました
期待に添えられるよう努力します
922ゲーム好き名無しさん:2009/01/10(土) 12:02:50 ID:5LronRXc0
ttp://pikaky2.hp.infoseek.co.jp/pokerc.jpg
資料としてゴーゴー4兄妹を貼っておきますね。
上が公式。下がポケモン大好きクラブで読めるコミック版。
キャプチャ・スタイラーは、長男ヤライがエレキギター型。次男ユウキがベースギター型。
三男ヨウジが太鼓型。末っ子ミライがバイオリン型。
923あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:18:19 ID:ZpeGAzKR0
投下します
924あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:19:25 ID:ZpeGAzKR0
ムックルの襲撃という波乱があったが、のび太とドラえもんは次の町であるコトブキシティに辿りついた。
一つ前のマサゴタウンとは比べ物にならないくらいの都会で、背の高い建物がいくつも建ち並んでいる。
のび太は一瞬自分の目を疑ったほどだ。
何はともあれ、はやくさっきの戦いで傷ついたポッチャマたちを回復させなければならない。
幸い、ポケモンセンターはすぐに見つかり、二人は駆け足で建物の中へ入っていった。

「えっと、ポケモン達の回復をおねがいします」
「はい、すぐに終るので少々お待ちください」
愛想のいい営業スマイルで対応するジョーイさん。
センター内でポッチャマたちの回復を待つ間、二人はお互いに今の状況を話し合った。
まだ別れてから少ししか立っていないのに、話したい事だらけののび太。
しばらくしてポッチャマとナエトルの回復も終わり、ドラえもんはある提案をした。
「ねぇのび太君、僕達、一緒に行動しない? どっちともポケモンはほとんど知らないんだし、二人のほうが心強いでしょ」
「うん、そうだね。一緒に行こう!」
断る理由も無く、喜んで賛成するのび太。こうして二人は一緒に行動することになった。
ナエトルとポッチャマも、もう一度一緒になれてよろこんでいる。
のび太はそんな様子を見て、ナエトルをなでようと手を伸ばす。
しかしそれに気が付いたナエトルは、さっと後ずさってしまった。
「ああ、ごめんのび太君。このナエトル人見知りの癖があるみたいでね」
そうは言いながらも、ドラえもんにはしっかりと懐いている。
きっと、面倒見のいいドラえもんだからナエトルも早くなじむことができたのだろう。

「ふーん、まぁいいや。そんなことより、ここから先はどうすればいいの?」
「そんなことも知らずにここまで来たのかい? 出木杉君に聞いたんだけど、どうやらこの町にジムはないみたい。隣のクロガネシティってところまで行かなくちゃ行けないんだ。ここからだと日没までには着けるみたいなんだけど……」
時計を見ると、今は午後の4時くらいだった。のび太は迷わずくびを振る。
「今日はもう休もう。僕もうさっきのでへとへとだよ」
「そうだね、今日はここまでにしよう。さっきそこの看板に書いてあるのを見たんだけど、どうやらトレーナーならここに無料で泊まれるみたい。野宿しないですむよ」
ドラえもんの言葉に、のび太の目が輝いた。彼には野宿などきついだろう。
925あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:23:40 ID:ZpeGAzKR0
「今日はもう動きたくなかったけど、忘れないうちに買っておかないとね」
午後5時。
のび太は、思い出したようにフレンドリーショップへ向っていた。
ポケモン世界での必須アイテムとも言える存在、モンスターボールをポッチャマの以外に持っていなかったのだ。
これから旅の途中、ポケモンをゲットする機会は必ず来るだろうし、持っておいて損はない。

しばらくして青い屋根が目印のフレンドリーショップにたどり着いたはいいものの、のび太はそこで一時停止する。
看板にかくれてなにやらこそこそしている男を見かけたのだ。
茶色いコートを着たおじさんだ。
なにをしているんだろうと疑問に思ったのび太は、思い切って声をかけてみることにした。
「あのー、なにやってるんですか?」
すると男は飛び上がり、のび太のほうを向いた。
「なぬー! 君、何故私が国際警察の人間だとわかってしまったのだ!?」

「え!? こ、国際警察ぅ?」
突然の言葉に面食らうのび太。そして慌てて訂正する。
「あの、普通に話しかけただけなんですけど」
「普通に話しかけただけ? ……いーや、わたしを只者でないと判断して話しかけたのだろう。君、できるな!」
対応に困り、かくかくとのび太は頷いた。
「正体がばれたんだ、自己紹介をさせてもらおう。
私のコードネームはハンサム!皆そう呼んでいるよ」
のび太もつられて自分の名を名乗る。ハンサムは満足そうに頷いた。
「ところで君、『人の物を取ったら泥棒』という言葉をしっているか?」
急に真面目な顔になる。

のび太の脳内に、懐かしきポケモン赤のトレーナー戦の曲が流れてくる。
中古で売っていたカセットをゲームボーイアドバンスで遊んでいたときのこと。
相手のポケモンが欲しくなってモンスターボールを投げたら、その言葉を投げかけられて、ゲット出来ないと知り落胆したのだった。

とりあえず頷いておくのび太。
「そうだ、人の物を取ったりするのは悪いことなんだよ。このシンオウ地方にも、人のポケモンを奪ったりする奴らがいるらしい。そこで、私は怪しい奴がいないか探していたところなのだ」
そこで、と指を突きつけ、
「さみしいから……じゃなかった、怪しい奴を見かけたら私に声をかけてくれ。仕事中なんでそろそろ失礼するよ」
「あ、はい。頑張ってくださいね」
去っていくハンサムの後姿を見送るのび太。しばらくして、はっと用事を思い出す。
「早くモンスターボールを買ってポケモンセンターに帰ろっと」

ポケモンを取ったりする悪い奴ら……まぁ、自分には関係ないだろう。
それより、今はこの競争で一番になることを考えなければ。
そんな事を考えながら、のび太はフレンドリーショップに入店した。
926あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:26:53 ID:ZpeGAzKR0
場所は変わって、クロガネゲート。
一つ目のバッジがあるクロガネシティに行くには、この薄暗い洞窟を通り抜けなければならない。
出木杉は、仲間を抱えながら歩いていた。
「実際に見ると可愛いなぁ、ビッパは。この毛の艶がなんともいえないね」
ビッパはまんざらでもない様子だ。ポリゴンが出木杉の頭上に乗っかる。
「あはは、重いよポリゴン。ひょっとして嫉t……あれ、あそこにいるのはもしかして……」
出木杉が見つけたのは、モンスターボールを握っているスネオの姿だった。
出木杉は手を振りながら、声をかける。
「おーい、骨川君! そっちは順調かい?」
「げっ、出木杉……」
偶然再会した二人。
スネオは、「まぁまぁかな」と曖昧な返事を返す。
「そうか、それはよかった。じゃあさ、早速だけどポケモンで勝負しない? 一対一でさ」
「ええぇ、今から!?」
唐突な申し出に、スネオも驚いたのだろう。
なにせ相手は天才の出木杉だ。そうなるのも無理は無い。
しかし出木杉の手持ちを見て、なにを思ったのか頷いた。
「まぁ、いいよ。相手になろうじゃないか」
「よし、じゃあさっそく試合開始だ。頼むよ、ビッパ!」
出木杉の腕から降りて、すぐさま戦闘態勢に入るビッパ。
「じゃあ僕はこいつで行くよ。行けっリオル!」
勢いよくボールから飛び出すリオル。腕を構え、今にも技を繰り出しそうだ。
ビッパとリオルはにらみ合う。先に行動を起こしたのはリオルだった。

「ビッパもポリゴンも、この格闘タイプのリオルの前には無力も同然さ! リオル、はっけいだ!」
素早い身のこなしでビッパに近づくリオル。
両手に波動をこめ、それを一気に突き出した。
「ビッパ、丸くなるんだ!」
その指示と共に、ビッパは丸まって直撃に備える。
リオルの攻撃に突き飛ばされたが、数回地面にバウンドした後、すっと着地する。耐えられないほどのダメージではなかったようだ。
スネオはそんなビッパを見て、冷や汗を流した。
「……おかしいぞ、いくら丸くなったからってはっけいをあんなふうに耐えられるはずが……」
927あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:29:46 ID:ZpeGAzKR0
うろたえるスネオにかまわず、出木杉は次の指示を叫んだ。
「今だ、ビッパ! おんがえし!」
全速力でリオルに接近するビッパ。
リオルはそれを受け止めようとするが、防ぎきれずに攻撃を受けてしまった。
すざまじい威力の一撃。
数メートル吹っ飛ばされたリオルは、悔しそうにビッパを睨みつけた後、どうっと倒れこんだ。
「そ、そんな馬鹿な! 一撃だなんて!」

目に恐怖の色を浮かべるスネオ。出木杉は、戻ってきたビッパを再び抱きかかえる。
「すごいぞ、ビッパ。さすがだよ」
褒められ、照れ隠しに顔を背けるビッパ。出木杉は、今にも「改造してるだろ!」とか叫びそうなスネオに向って解説した。
「なぁに、簡単なことだよ。このビッパの特性はてんねん。まるくなって普通より防御が上がったのはその為さ。ああ、おんがえしの技マシンはナナカマド博士に貰ったのを使ったんだよ」
最後に「いい勝負だった」と付け加え、去っていく出木杉。
スネオは、それを唖然とした表情で見送っていた。


「どうしよう。なんか私、とんでもない人を連れてきちゃったみたいですね。
ひょっとして、向こうに行く前の私のおまじないが役に立ったりでもしたんでしょうか……」
今の勝負をこそこそと影で見守っていたエムリット。
どうやら、出木杉の強さに随分と満足している様子だ。
「……のび太さんには悪いですけど、この競争で一番になる可能性が最も高いのはあの人かもしれませんね」
エムリットのこの言葉は、ひとかけらの冗談も含まれていない真面目なものだった。
928あえてのプラチナ ◆QxWLPEFfHw :2009/01/10(土) 21:31:46 ID:ZpeGAzKR0
投下終了です。
今気づいたけど、ビッパの特性は「たんじゅん」の間違いです。すいません
929ゲーム好き名無しさん:2009/01/10(土) 22:55:42 ID:hL36Xd0SO

ただしもう少し新鮮味が欲しいかな
930ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 01:38:53 ID:M4Bk0oBNO
>>929
ロクな感想も書かないくせに偉そうだな
931ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 01:50:33 ID:K/MCZVFi0
>>930
ここの住人が態度でかいのは昔からだろ
932ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 03:22:53 ID:9yYlbjohO
偉そうな読者を罵ってあげるよりも、乙や感想の一言でも書いたほうが作者は嬉しいのでは?
933ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 07:03:55 ID:DNThnXeHO
>>928
乙! 嫉妬ポリゴンかわええw ハンサムにもwktkだぜ
934ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 11:04:49 ID:r9r2M56wO
>>932
同意
乙。ハンサムがこれからどう動くか楽しみ
しかしこんなにビッパとポリゴンをかわいいと思ったのは初めてだw
935ゲーム好き名無しさん:2009/01/11(日) 23:14:54 ID:Y60ycjLvO
乙。ドンマイ、これからは気を付けてね。

定番な内容に上手く伏線を入れていて、飽きさせないなぁ。
戦闘シーンも前より良かったよ。
ここの住人は俺も含めて少し言葉が厳しいけど、
余り気にせずこれからも自分の好きな作品を書いていってくれ。
936ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 00:15:57 ID:Beuxj51y0
>>928
投下乙なのです
気長に投下してください

ところで次スレどうするよ
立てる場所とか
937ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 00:43:46 ID:Oox3Tk+uO
>>936
せっかく短編氏やプラチナ氏みたいなやる気と実力のある作者が来たんだ。
その人達の為にも、ゲーサロに存続させるのが良いと俺は思う。
ゲーサロで作者が増えないよりも、有望な作者が潰される方が痛いしな。
938ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 01:11:51 ID:5xMSonWKO
トキワやらシンオウやらはどうなったんだっけ?
939ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 02:00:57 ID:Oox3Tk+uO
>>938
その二人は同一人物だぞー

荒らしが嫌になって辞めた可能性も高いが、単純につまらなくなったのかもしれない。
ドラポケの魅力の大部分は住人の数とノリの良さだったからな。
つまらなく感じる人も多いだろう。
まぁ、勢いの保持より作者の保護を選んだ結果が今の現状だから、仕方ない事だけど……
940ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 02:21:58 ID:9LdagRQr0
>>939
どう考えても荒らしだろ
941ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 02:31:11 ID:K0+VjdGxO
勢いの保持って、荒らしの勢いばっかり加速してたから移転したんだろう
ただ、「新人が来ないリスクがある」なんて言われてたのに短編や主人公やプラチナが来たんだし、まだ希望はあるよな
942ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 02:33:31 ID:Oox3Tk+uO
>>940
まぁ、なぁ……
俺はトキワ氏は勿論ギンガ氏にもトレーナー氏にも、もうとにかく皆に戻ってきて欲しいけどぉ……難しい、だろうなぁ……

最近のまったりとした雰囲気、俺は嫌いじゃないんだがね。
943ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 02:59:56 ID:K0+VjdGxO
>>942
俺がいると言いたくなるくらい考えてること同じだw
その3人はもちろんだが、初代やドラーモン氏にも戻って来て欲しい
でも、俺も今はいい状態だと思ってる
944ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 03:10:37 ID:5xMSonWKO
ほほえましくてつい笑顔になっちまうな
945ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 03:12:29 ID:9LdagRQr0
つーかそろそろ気付けよお前らwwwwwww
946ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 05:12:27 ID:jrZPYr/kO
雑談してるのは携帯厨ばかりなのに誰がスレを立てるんだか
947ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 09:42:01 ID:5xMSonWKO
携帯でもスレ立てられるだろ
948ゲーム好き名無しさん:2009/01/12(月) 14:53:49 ID:udq+wQoP0
ところで

実質wiki凍結状態だけどこれからどうするの?
というか、そもそも投下自体が前より大幅に減ってるから保管庫は要らないんじゃない?
このスレの消費も約半年かかってるし
949ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 01:12:05 ID:U0Fl35eIO
赤髪氏とwiki管氏のどちらかと話せないとどうともなぁ……

俺的には保存して欲しいかな
次スレで初めてドラポケを知った人が、現連載陣の初期の話を読めないのは痛いし
950ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 16:31:54 ID:Qf5NzMaeO
一投下分が40行前後&10レス前後ってここの住民的に大丈夫?
951ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 17:44:45 ID:vjqxp3KyO
>>949
両方とも既にいないだろ
そんな連中に期待するのがまちがい
952ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 19:41:52 ID:ma8hphVJO
だからと言ってソイツらがやってた仕事が出来る奴が、こんなスレにまだ居るとは到底思えないがな
953ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 20:29:53 ID:vjqxp3KyO
>>952
同意、もう手詰まりだな
954ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 21:37:24 ID:tJvzFPuVO
お前らなんで新人が来てこれからって時に言うんだ
955ゲーム好き名無しさん:2009/01/13(火) 23:02:47 ID:U0Fl35eIO
>>950
全然ぉk
特に制限なんて無いから自分の書きたいように書いて大丈夫だよ

>>954
ネガティブオプションはスルーしようぜ
956ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 03:23:04 ID:Nha1SE0rO
もうこのスレで終わりでいいよもう
957ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 07:36:44 ID:oU3A5VIMO
次スレが要ると思ってる人もいるんだから、終わりでいいと思ってる奴だけ次スレに来なければいい
958ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 18:16:03 ID:ZUIurKCSO
>>957を見てこのスレが潰れた理由がよく分かった
959ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 20:39:55 ID:zTjRNPlO0
ほんと何時まで経ってもこのスレにいるやつはスルー耐性ないのな
それともわざとやってるのか?
960ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 22:25:45 ID:AIxy/QZkO
坊やだからさ
961ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 23:22:37 ID:urD5d29BO
まぁ、別にwikiに入らなくたって良いじゃないか
新スレでの初投下の時、前スレでの投下のあらすじを軽く書けば万事オッケーだし
こんな事で口論するより、wiki管の人達に戻って来て貰える様な、良い雰囲気を皆で作って行こうぜ!

もう少しで投下出来そうなんだけど、残量を考えて新スレでするべきかな?
結構量が多いんだけど……
962ゲーム好き名無しさん:2009/01/16(金) 03:20:31 ID:IJkFDy0dO
新人ですが一話分は書き終えたので、初投下は新スレでしようと思っています。
立つまでは書き溜めでもしていよう。
963ゲーム好き名無しさん:2009/01/16(金) 12:01:54 ID:UuMN8F1HO
どっちも楽しみに待ってるぜ
964ゲーム好き名無しさん:2009/01/18(日) 21:07:40 ID:Mbj167GcO
新スレが立つのは一ヶ月後と予想
965ゲーム好き名無しさん:2009/01/19(月) 00:30:56 ID:ET+pb9HR0
自分が昔書いた奴を読み返して泣きたくなることってあるよな。
ちょっと投下してみるわ
966むかしの ◆S0i/80fcsU :2009/01/19(月) 00:31:56 ID:ET+pb9HR0
 「行ってみない? ポケモンの世界に」
 この一言だ。この一言が僕の人生を変えた。ドラえもんの道具を使うのだから、絶対に安全なものだと思っていた。
 しかしそれは罠。その考え自体が罠。なぜ警戒しなかったのか。
 もしも昔の自分に会えたなら、僕は警告しよう。ドラえもんは信じるな、と。
【 罠 】
967むかしの ◆S0i/80fcsU :2009/01/19(月) 00:32:46 ID:ET+pb9HR0
 今日、スネ夫が新作のポケモン金を買って来た。僕らはそう簡単にゲームなんて買えないので、スネ夫の家まで行って見せてもらった。
 ジャイアンとしずかちゃんは少し触らせてもらっていたが、僕は近くによって見るだけ。それでも見せてもらえないよりはいい。
 家に帰って、ドラえもんに今日のことを話し、自分もポケモンがやりたいという事を訴えた。
 しかし、この手のことがドラえもんの道具によって解決されるケースは少ない。期待はしなかったし、普通の人は駄々をこねることすら出来ないのだから、僕は可能性が与えられているだけでもかなり恵まれている。
 やはり「それは出来ない」だった。僕もこれ以上食い下がるつもりは無かった。
 しかし、ドラえもんの言葉はさらに続いた。
 「『出来ない』といっても、可能不可能の問題じゃないんだ。僕のやる気の問題。その気になればゲームなんて何個でも複製できる。しかし、僕はやらない。それはなぜかというと……」
 僕はその言葉をさえぎった。
968むかしの ◆S0i/80fcsU :2009/01/19(月) 00:33:36 ID:ET+pb9HR0
 「まわりくどいな。だったらやるのかやらないのかをさっさと言えよ」
 「やらない」
 「だったらもうこの話は終わりだろ?」
 「いや、終わらないね」
 「じゃあさっさといえよ。時間は有り余ってるけど、どうでもいい話を聞く気はないんだ」
 「行ってみない? ポケモンの世界に」
 これは予想外の答えだった。今までに何度も不思議なことは体感してきたが、ゲームの世界に入る、というのは無かったような気がする。
 「行く!」即答だった。ついでにいつもの調子で「しずかちゃんも連れてっていい?」と聞いた。

 結局ジャイアン、スネ夫を加えた5人で行くことになった。いつも通りだ。
 「じゃあ、行くよ」
 ドラえもんが機械の電源を入れる。舞台はポケットモンスター・金のジョウト地方。
969むかしの ◆S0i/80fcsU :2009/01/19(月) 00:34:35 ID:ET+pb9HR0
 目の前が暗転したかと思うと、もう移動は完了していた。
 他のみんなの姿は見当たらない。少ししたら来るだろう、と思っていたが、20分ほど待っても誰も来ない。
 僕はスネ夫家で少し見ただけなので、ここがどこなのかも分からない。割と活気があるところで、大きなデパートが見えた。
 モンスターボールやらなにやらも支給されていないし、何の説明も受けていないので、うかつにここから離れることも出来ない。
 仕方が無いので、ひとまずポケモンセンターと思われるところで休んでいることにした。
 しばらくして、腕に時計のようなものが付いているのに気が付いた。色々いじっていたら、ドラえもんの声が聞こえてきた。
 「やあ、のび太君。聞こえているかい? 君が今いる所はコガネシティだ。ちょっとした手違いでみんながばらばらになってしまっているんだ。すまないが、どうにかして合流しよう。以上だ」
 今の僕の精神状態が作用しているのかもしれないが、僕にはドラえもんの声がすごく淡々としたものに聞こえた。
 「合流しようって・・・僕はそれまでどう生活していけばいいんだよ」思わず独り言が出た。
 お金も無い。とりあえず素手でポケモンを捕まえろってか。
 ふざけるな、といいたい所だが、言う相手がいない。
 仕方が無いので僕はポケモンを探しに街を出ることにした。
970むかしの ◆S0i/80fcsU :2009/01/19(月) 00:35:17 ID:ET+pb9HR0
規制が怖いのでここまでにしとく
971ゲーム好き名無しさん:2009/01/19(月) 01:16:35 ID:tb4rQYLMO
なんか全体にカオスの雰囲気が漂っているなw
良い意味で先行き不安w

ジャイアン氏? それとも書こうか氏かな?
まぁ誰はともあれ乙。規制が怖いなら俺が支援するよ?
972ゲーム好き名無しさん:2009/01/19(月) 07:09:04 ID:3QeNAn3w0

最近また活性化してきたみたいで嬉しい

全体的に殺伐としすぎてワロタ
のび太が精神年齢高そうだしw
973ゲーム好き名無しさん:2009/01/19(月) 07:52:30 ID:mhYq1FMsO
乙。最初から酷くカオスだなw
でもこういうの嫌いじゃない。むしろ好き
974ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 14:16:37 ID:P2In/MvwO
どうせ投下来てないだろうと約一ヶ月ぶりに来てみたらなんという…
975ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:54:28 ID:mcHXc6dEO
うめ
976ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:55:18 ID:mcHXc6dEO
うめる
977ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:55:40 ID:mcHXc6dEO
うめ
978ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:56:33 ID:mcHXc6dEO
うめザワ
979ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:57:21 ID:mcHXc6dEO
うめ橢龍一
980ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:58:35 ID:mcHXc6dEO
うめ
981ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:59:07 ID:mcHXc6dEO
糞スレうめ
982ゲーム好き名無しさん:2009/01/20(火) 23:59:37 ID:mcHXc6dEO
糞スレうめー
983ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:00:14 ID:mcHXc6dEO
はいはいうめうめ
984ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:00:54 ID:0fQ+q5F0O
生まれ
985ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:01:22 ID:0fQ+q5F0O
986ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:01:57 ID:0fQ+q5F0O
埋まる
987ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:02:40 ID:0fQ+q5F0O
ルンパッパ
988ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:03:25 ID:mcHXc6dEO
パッチール
989ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:04:27 ID:0fQ+q5F0O
ルンパッパ
990ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:04:47 ID:mcHXc6dEO
パッチール
991ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:08:28 ID:sR5KEOFB0
終焉
992ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:09:03 ID:sR5KEOFB0
もうだめぽ
993ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:09:57 ID:sR5KEOFB0
ここまで糞スレになったのはときわのせいだな
994ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:11:17 ID:sR5KEOFB0
延髄きりわり
995ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:12:28 ID:sR5KEOFB0
「…び太君……のび太君……のび太君起きて……」
だれかの声が聞こえてくる、でも反応しようとは思わない。
今、この心地よい場所から出たくない、もっとこの場所にいたい……



「のび太君、起きろおお!」



突然の叫びによって、野比のび太は現実世界へと引き戻される。
「もー、夢がいいとこだったのに……
そんなに大声出して起こすことはないだろう、ドラえもん。」
少年のび太は、目をこすりながら文句を言う。
それに対し、猫型ロボットのドラえもんはこう答える。
「君が何回起こしても起きないからだよ! 今何時だと思ってるんだ!」
ドラえもんの手元にある時計には、現在の時刻が午前7時40分であることが表示されている。
まずい、このままじゃあ遅刻してしまう!



眠気を吹き飛ばし、驚異的なスピードで着替えをすましたのび太は猛スピードで階段を駆け降りる。
そして台所へ向かうと、食パンを一つ取り出して口にくわえる。
「こら、朝ごはんぐらいちゃんと食べなさい!」
母、野比玉子の怒声を背にのび太は玄関を飛び出した。



のび太が通う『トキワトレーナーズスクール』の門限は8時、急がなくては……
のび太は食パンを口に押し込みながら必死で学校へと向かう。
学校が見えてきた、時計には7時59分の文字が示されている。
まだ間に合う、急げ!
996ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:13:07 ID:sR5KEOFB0
廊下を猛スピードで駆け、3年生の教室へと向かう。
教室に入ったら元気よく挨拶しよう! そうすれば怒られないかも……
「おはようございまーす!」
明るく挨拶をすると、そこには目を丸くしているクラスメイトたちの姿があった。
どうやら、挨拶は完全に裏目に出たようだ。
静まり返った教室の中に、先生の声が響く。
「ほう、野比……こんなに遅れてくるとは、私の授業など受ける必要がないということかな?」
「い、いえ、決してそんなことは。」
のび太の言葉など先生の耳には全く入っていない。



「じゃあ質問だ、カイリキーがヤミラミに空手チョップをしました。
さて、これは効果抜群でしょうか?」
意外と簡単な質問だった、のび太は胸を撫で下ろしながら答える。
「そんなの簡単ですよ……ヤミラミは悪タイプ、だから効果は抜群です。」
何の迷いもなく答えると、教室がさらに静まり返った。
そして次の瞬間、物凄い勢いの笑いが教室を包んだ。
「野比、ヤミラミにはゴーストタイプもあるんだぞ……」
そういえばあったな……と、のび太は今頃になって思い出した。
そして次の瞬間先生が発する言葉、何度も聞かされているのび太には予想がついていた。



「バカモーン、廊下に立っとれー!」



皮肉にも、予想通りのび太は廊下に立たされてしまった。
廊下に歩いていくのび太に、今だやむことのない笑いの渦が降りかかっていた
997ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:15:43 ID:sR5KEOFB0
------------


廊下に立たされたのび太は、今朝のことを思い出していた。



―――猛ダッシュで学校に辿り着いたのび太の目に映ったのはあまりにも悲しい光景だった。
校門は既に閉められ、その鍵を持つ生徒指導の神成さんは校舎内へと戻っていた。
諦めて溜まるか、と校門の上から無理やり入ろうとしたのび太。
だが、その選択が間違いだった。
運悪く、後ろを向いた神成さんにその光景を見られてしまったのだ。
「こらー、何をしている!」
その迫力から『雷さん』の異名を持つ神成さんの怒りのいかずちがのび太を貫いた。



結局のび太は生徒指導室で30分程度の説教を受けてから教室へ向かった。
そしてその結果が、先程のザマだ。
もうこれで今年度20、いや30回目くらいだろうか、廊下に立たされたのは……



授業の終了を告げるチャイムがなり、のび太はようやく教室に戻してもらった。
次の授業はポケモンの生態を学ぶポケモン学、のび太が最も嫌う教科だ。
ポケモン学を担当している藤山は、その寂しい頭故に、『ハゲ山』というニックネームを密かにつけられている。
ポケモン学の授業はとてもつまらない、楽しみといえばハゲ山の頭を見て笑うくらいだ。
それにも飽きたのび太には、ハゲ山の声が安らかな子守唄にしか聞こえない。
……そういえば、昨夜は遅くまで漫画を読んでいたなあ。
眠りを欲する己の細胞に身を任せ、のび太はゆっくりとまぶたを閉じる。



この後、のび太がこの日二回目の廊下に立たされる罰をくらったのは言うまでもない
998ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:16:27 ID:sR5KEOFB0
下校時間を告げるチャイムが鳴る、やっと学校から解放されたのだ。
今日も嫌な一日だったな、とのび太は深い溜息をつく。
「近頃この辺りで起きているポケモン消失事件に巻き込まれないように、さっさと家に帰るように。
それじゃあみんな、さようなら。」
「「「さようなら」」」
先生との挨拶が終わり、ようやく帰宅時間となる……のび太を除いては。



「ハァ、どうして僕がこんな目に……」
本日あった様々な出来事の罰として、のび太は教室の掃除をしてから帰ることになっていた。
これ以上罰が増えたら困る……不本意ながらものび太は真面目に掃除をしていた。



そんなのび太に、1人のクラスメイトが声をかけた。
「おやおや、のび太は今日も居残りかい?」
彼の名は木鳥高夫、通称『ズル木』のび太と同い年の少年だ。
「そんなんだからお前は2回も昇級試験に落ちるんだよ、ハハハハハ!」



そんな様子を見ていたほかの少年がズル木に近づいていく。
「お前だってまだ3年生じゃないか、ズル木!」
大声で叫ぶ彼の名前は剛田武、ジャイアンと呼ばれるガキ大将だ。
「そうだそうだ、ジャイアンの言うとおりだぞ。」
ジャイアンの意見に賛成するこの少年は骨川スネ夫、2人とものび太と同い年だ。
「君たちは僕が2年連続体調不良でテストを受けられなかったことを知っているだろう?
僕は本来なら今頃5年生、君たちみたいな落ちこぼれとは違うんだよ!」
その言葉を聞いたジャイアンの中で、何かがプツン、と切れた。
「ズル木、てめええええ!」
怒り狂い、ズル木の胸ぐらを掴むジャイアン……そんな彼にズル木は言う。
「やめろよ、ここで僕を殴ったら今度こそ退学だよ?」
その言葉を聞いたジャイアンはズル木から手を放し、のび太に何か囁くと教室を出て行った。
スネ夫とズル木もそれに続き、教室に残されたのはのび太1人となった。
999ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:17:23 ID:sR5KEOFB0
あらためて見るとやっぱつまんねえな
1000ゲーム好き名無しさん:2009/01/21(水) 00:24:54 ID:jd3X/IIK0
1000
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