SIRENのなる頃に

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一日目PM20.30分

「はあ、まいったなあ」
前原圭一はそうぼやきながら自転車の横にしゃがみこみ、タイヤを改めだした。
「あちゃあ、完全にやられちゃってんじゃん・・・」
タイヤをつまむとぼすぅ、ぼすぅとおかしなおとをたてる。つまるところ、
パンクである。
「まいったなぁ、車もとおんないし・・・」
車といえばずいぶん前に黒塗りの車が通ったくらいだ。運転席にはスーツ姿の
男と、後部座席には女の子が座っていたのを覚えている。
圭一はしばらく思案した後たちあがり
「まあ村まではそう遠くないはずだ。歩こう」
そこには都会人にありがちな「田舎なんだし誰か泊めてくれんだろ」
というなんともありきたりな考えがあった。自転車を路肩に放置し、
リュックから懐中電灯を取り出し歩き始める

・・・彼はまだ戻れた、戻ることが、できた。
そのことを彼は後に身をもって知り、ほんの少しだけ、後悔した。
自ら日常をふみはずしたことを・・・
2リンクス:2006/12/01(金) 16:04:30 ID:PnpqztLP
一日目21.36
「はぁ・・・はぁ・・・」
体育成績並の都会者にとって、徒歩行軍とは地味につらい。
「うぅん・・・今夜は野宿かなあ・・・」
それでもあんな無機質な部屋に篭り、冷房にあたりながら勉強してるより
はるかにマシだと自分に言い聞かせ、歩を進める。
「・・・そうだ・・・あんな事より、はるかに有意義だ・・・」
それでも膝に手をつき、息を吐く。ふと見上げた空には・・・雲がかかっていた。
「満点の星空なら、文句もないんだけどなあ・・・」
息を整え再び歩き出したそのとき、
  
    ウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

「・・・サイレン?こんな時間に?」
そう、聞こえた音はまさしくサイレンそっくりだった。
首を傾げながらも歩き出し、しばらくたってからみつけたものは
「パトカー!?、ついてる!」
暗がりでも判る黒と白のツートン、まちがいない。
目標を見つけて急に軽くなった足で近ずいていく。車の横には私服警官らしき人影
圭一は近ずいていく。何の疑いもなく。

これが前原圭一と怪異との、接触だった。

ttp://thebrave69star.fakefur.jp/siren/eita.htm
ここにsirenのなるころにのイラストあるお
4リンクス:2006/12/01(金) 17:20:42 ID:PnpqztLP
一日目20.56
「おまわりさん」
圭一は声をかけた。
「すいません、道に迷っちゃって、近くまで乗せてほしいん・・です・・けど・・・?」
ここに来て圭一はようやく感じ取る。男の異様なふいんきを。
あたりに立ち込める異臭。男はふりかえると、
「・・・了解、射殺する・・・っす」
「あの、おまわりさん・・・?」
男がぎこちなく懐から取り出したもの、それは、・・・拳銃!?
男は無造作に引き金を引いた。 ぱん 弾丸は頬をかすり、血の後を残す。
「え・・・ああ・・・ああああああああああああああああ!!!???」
全身の血が凍った後、沸騰する。
「ひぃぃいいいいいいいいいいい!?」
わけがわからない。なぜ自分がうたれる?家出少年と間違えたとしても発砲してくるなんてありえない。
一瞬遅れて襲ってきた恐怖をねじふせ、近くのあばら家に夢中で飛び込み、扉を閉める。
「隠れてないで出てくるっすよお、でてこないとぉ」
抑揚のない声でそう告げた直後、 ぱん ぱん ぱん!
乾いた破裂音が三つ続けられる小屋には三つ、穴が開く。
「ひいっ!?」
圭一はとっさに伏せる。
「出てこないならぁ、こっちからいくっすよお」
がたん。男が扉に手をかける。
(!!!殺される!?)
ほとんど生存本能のみで扉に体当たりをあびせる。
「!!?っがあぁ!?」
扉の下敷きになり、もがく男とその上に乗る圭一。その目にとびこんできたのは
(くっ車!)
よろけながらも駆け寄り、ドアをあける。鍵は・・・ついている
(お、おちつけ前原圭一!KOOLになれっ!!!)
そうだ、車の発進なんてドラマや映画で散々見てきた。親父がかけるのだって間近で見ている。
(まずキーを捻って、サイドブレーキおろして、アクセルは・・・こっちか!?)
混乱の中思い切り踏んだそれははたしてバック。白煙を上げ猛後進する車の進路には、扉を跳ね除け蘇生した男が、
・・・ズドンッ!!!
「や・・・やっちまった・・・」
恐る恐る窓から首を出すと、数メートル吹っ飛び川の近くに転がる男の姿が。
「どっどうしよう・・・」
さっさと逃げればよいものを、あろう事か男に近寄る圭一。
「え、えっと、きゅ、救急車・・・」
おろおろと男の傍らに立つ圭一、すると男は何事も無かった様に起き上がると、
 ぱん
「・・・え?」
向けられた銃口、その先にあるのは
(・・・ぁあ)
胸に開いた風穴、広がる血、つまり,撃たれた。
倒れこみ、そのまま川へと落ちる。男は何事も無かったようにおきあがると
「・・・了解、パトロールを続行する・・・っす」
ふらふらと歩き始めた。
5リンクス:2006/12/01(金) 18:44:41 ID:PnpqztLP
一日目20.46
赤坂衛
「いったいなんだっていうんだ?」
車外に出て赤坂は呟いた。宿泊中の宿で聞いたお祭を見るためにわざわざレンタカーを飛ばした
なれぬ道に迷い、気づけばあたりは暗くなり、鳴り響いたサイレン、そして何より
「いったい何なんだ・・・この空気。」
それは彼が、仕事柄赴いたいかなる現場とも違っていた。甘く肌に纏わりつき、同時に刺してくる
この空気、それだけで赤坂の培った第六感を逆立たせた。
「警棒位は持ってくるべきだったか・・・」
いざとなれば両の拳を使うまで、自分の腕なら身を守るぐらいならできるはず。
「・・・いくか。」
とりあえずは目的どおり神社をめざそう。赤坂は車へと乗り込んだ。

6ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/01(金) 18:52:16 ID:lxRcUD2V
名前/場所/時刻
にした方が良くね?
ワロシュwwがんがれww
8ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:12:12 ID:SAjuHFTZ
良スレ
9ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:26:43 ID:vavuqlIA
>>1

























ひぐらし厨死ね
↑SIREN厨じゃなくて?
>>10

























板違い。ひぐらし厨が死ね
12リンクス:2006/12/02(土) 09:51:05 ID:SvtZ44WM
TIPS 熊谷 15.26

「遅かったですね、熊ちゃん。・・・なんですか、わざわざ下まで汲みに言ったんですか。」
「だってぜんぜん違うんすよ。こっちの水は別格っす。」
「はあ、こっちは黄色い泡水がのみたいですねぇ。」
「大石さんはビールばかりだからそんな、いっ痛いっすよ!」
「んっふっふ。熊ちゃんは一言多いですよ。じゃ、警備たのみますよ。終わったら浴びるほど飲みましょう。」
「勘弁してほしいっす・・・それじゃ。」
熊谷はそういって、別の車に乗り込み離れていく大石を見送った。
「ふう、それにしてもアツいっす・・・。」
さきほどペットボトルに汲んだ水を口につける。ごくり、
ごくごくごくごくごくごくごくごく、ごくん。 
13リンクス:2006/12/02(土) 22:09:40 ID:SvtZ44WM
一日目
富竹ジロウ/雛見沢村道/21・03

「ん・・・ああっ!?」
富竹は雑木林の中から身を起こした。
「ええと・・・なんでこんな・・・あ」
自分がこの場所にいる理由を思考し、自然とその理由にいきついた。
「そうだ・・車輪を滑らせて・・・はあ、我ながら情けない。」
言って富竹は自分の体を検める。怪我らしい怪我も無い。
「土がクッションになったのか?カメラはあるし、自転車・・・あ」
探し物は木ひとつ向うで無残な姿を晒していた。滑ったせいかフレームがひんまがっている。
「はは・・・参ったなあ。」
彼はポリポリと首筋を掻く。頭ではないのが、彼のおかしな癖だった。
「あ、時間!・・・はあ、なんてこった。」
腕時計は予定の時刻を遥かに過ぎていた。この時間では目当ての演舞劇も終わっている。
「年に一度のチャンスだってのに・・・ついてない。」
「自転車は・・・諦めるか。後で取に来よう。」
なれぬ足取りで土手を登り、道路に出たが、
「・・・んん?」
人の気配と足音。不審に思った富竹は近くの小屋の影に身を隠す。暗がりから現れたのは、
「なっ・・・」
男の異様な風体に目を見張る。服には所々に血の様なものが滲み、顔面蒼白。しかもその目から血を流している。
ほぼ本能的な恐怖から、小屋に掛けられた角材を握り締める。しかし男は気づかずに
「・・・いったか。」
突然の緊張感から吹き出た汗が体を冷やす。角材は持ったままだ。
「・・・なんなんだ、あれ。とても、人間とは・・・」
そう、人間とは思えない。男が纏っていた雰因気、明らかなまでに人間とは異なっていた。
「・・・どうしよう。」
これからどうするか、思案する富竹だが、
「そうだ、診療所。」
もしかしたらあの人が詰めているかも知れない。少なくともだれかはいるだろう。
ぜんは急げ。この妙に手に馴染む角材も、持っていたほうが良い筈だ。
アレ一つならともかくほかにいるかもしれないし、何より心細い。
「林を通ったほうがいいな。道路を歩くより見つからない筈だ。」
そう呟いた後、富竹は林に入っていった・・・
よく考えてみるとかなりひぐらしとSIREN合うんだな
ガンバレ子猫
15リンクス:2006/12/03(日) 00:13:45 ID:rLtb1AxB
一日目
知恵留美子/雛見沢分校/21.03
「・・・アレは・・・何ですか?・・・いったい・・・」
知恵は教室の窓から少しだけ顔を覗かせ、校庭を除き見る。
蠢く人影。遠目にも嫌という程に伝わる人とは思えない気配、雰因気。数えられるだけでも、三体。
「なんなんでしょう・・・。」
知恵が何故夜の学校にいるのか。それには訳がある。
今日は綿流し。教え子の晴れ舞台を拝もうと神社に足を運んだが、学校に忘れ物をしたのである。
すぐに見つかるだろうと思い学校にとって返した訳だが、これがなかなかどうして見つからず、時間も忘れ夢中になっていたのだが、
突然校庭に人影が見え始めたのである。結局探し物は見つかっていない。
「そういえば・・・少し前にサイレンが・・・。」
関係あるとは思えない。しかし、たしか雛見沢のサイレンは現在故障中で
「有事の際は半鐘で連絡、・・・だったはず・・・?」
うろ覚えだがたしか校長先生がそうおっしゃっていた。では先程のサイレンは?
「訳が分かりません・・・アレも、サイレンも・・・。」
・・・嫌な予感しかしない。とにかくここをはなれよう。思い立ち上がったそのとき

・・・・・・ぎし・・・・・・ぎし・・・・・・・
「!!!??!」
とっさに伏せ、机の影に隠れる。扉を開け入ってきたのは、
(!?・・・・・・校長先生!?)
そう、服装体格こそ校長先生だが、纏う雰因気は校庭のモノ共と同じ。つまり、
(ば・・・化け物。)
そう。その表現が当てはまった。形は似れど、知恵の知る校長とはかけ離れたモノだった。
何か探しているのか、扉から顔を出し、キョロキョロと室内を見回す。
異常が見うけられぬのか、顔を引っ込める。知恵が安堵したそのとき
                      がたん
(!!!!!!!???!?)
突如運悪くロッカーが空き物が落ちてくる。床に転がったのは、金属バット。
無論この音を其れが聞き逃すはずも無く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
教室に入ってくる。
・・・ゎ・・ぃ・・ヵぃぇだ・・・
何事か呟き近寄る其れ。知恵は
(・・・・・・ごめんなさいっ!!)
立ち上がり机を投げ飛ばす。其れは突然の事に反応できず、
「!!?!ぐひゃぎぃ??」
顔面にもろに受け止め、倒れ込む。
知恵は傍に転がったバットを引っつかみ教室を飛び出し、一直線に廊下を駆け、
車を目指す。校庭に出ると騒音を聞きつけたのか人影が近づいてくる。
「くっ!!」
急ぎくるまに跳び乗り、エンジンをかける。前方にはワラワラと人影が
「邪魔あぁ!!!」
ボウリングのピンの如く撥ね跳ばす。一人しがみ付いてきたが、引き摺る内に離れた。
どうも彼女は極度の緊張でハイになっている様だ。
バックミラーを見るが、如何やら追っては来ない。知恵は少し速度を落とす。
「・・・どうしましょう、これから。」
車は当ても無く彷徨い始めた・・・
16リンクス:2006/12/03(日) 01:00:04 ID:rLtb1AxB
アーカイブNO.3
YAMOHA-MTX-2000

一昨年度発売の旧型モデル。
しかし次世代機の未発売ながらもその基本性能の高さから
他社発売の新型MTG(マウンテンバイク)を抑え未だ広いシェアを持つ。
17リンクス:2006/12/03(日) 01:05:21 ID:rLtb1AxB
アーカイブNO.14
創作カレー料理百選

実に様々なカレー料理が紹介されている。
料理界の巨匠服部勉蔵監修。
風来のシレンのなる頃に
19リンクス:2006/12/03(日) 17:39:22 ID:rLtb1AxB
一日目
赤坂衛/雛見沢村道/21:03

「くそ。何だよこりゃあ。」
誰とも無く毒づく。車を発進させた直後、不気味な形相の人間が飛び出してきたのだ。
正面からぶつかったにもかかわらず、慌てて車外に飛び出た自分に持っていた棒の様な物でで襲い掛かってきた。
「うおおっ!??」
驚き反射的に放った赤坂の一撃を(全力)受けて吹き飛んだ男は目の前に横たわっている。
とても今さっきまで動いていたとは思えない。まるで・・・そう、死体だ。
「さっきまで動いてたよな・・・こいつ。」
男を注意深く観察する。目から血を垂れ流し、顔面蒼白。これはもう間違いなく、人間とは別のものだ。
「・・・こっちは。」
男が手にしていた物を拾い上げる。何の変哲も無い火かきぼうだ。所々錆が浮いている。
「何なんだ・・・コレ・・・なにがおきてる・・・」
兎に角車に戻ろう、そう思い引き換えしたそのとき
(・・・・・・・・・悲鳴!?)
確かに聞こえた。誰かいるのか?
「もしかしてコイツ以外の奴が・・・?」
胸騒ぎが強くなる。行かなければならない。使命感の様な物が心を動かした。
火掻き棒を持ったまま、赤坂は闇に向かって駆け出した。
ひぐらししかやったことないけどSIRENに興味が沸いた
今度買ってくるわ
ちょw 火掻き棒ってSDKかよw
22リンクス:2006/12/04(月) 16:12:45 ID:0iL71kUs
一日目
赤坂衛/雛見沢村道/21:37
ほんの数十メートル先の廃屋の傍ら。そこにそれはいた。
手に持った鎌を振り上げ、へたり込んでいる・・・少女。少女だ。
少女に向かって今まさに襲い掛からんとしていた。
「やめろおおぉぉぉぉ!!」
全力疾走で得た運動エネルギーをそのままに渾身の蹴りをあびせる。
「!???うぎょごおっ。」ズササァ
背後からの痛撃に声を上げ男の人影は土手を滑り落ちていった。
それを視界の端で捉えた赤坂は振り向き、少女に話しかける。
「きみっ!大丈夫だったか・・・い・・・。」
赤坂は絶句した。何も少女が化け物だったとか、そういう訳ではない。
顔は少々青ざめてはいるが、それは襲われた恐怖からだろう。十分常識の範囲内だ。
では何がおかしいのか。
それは少女の、あまりにも奇妙ないでたちからだ。
まず服装。和服のようで上は真っ白、下に穿いた袴は真っ赤な紅色。
そう、巫女服。巫女服だ。
赤坂はお正月のニュースに出る有名な神社の巫女さんを見た事はあるが、生で見るのは初めてだった。
そして少女が抱えている棒状の物。これがわからない。
先端に取り付けられた金属製の刃物の様なものは半月状になっており、鎌のようにも見える。
中世騎士の武器だといわれれば信じてしまうだろう。どう考えても少女の手に余る。
とにかくそんな様々な要因が赤坂をフリーズさせた。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・みぃ?」
「えっあぁ・・・ああ?」
少女の発した声に反応し、赤坂は情けない声を上げる。
(ああぁなにしてるんだ怖がらせちゃいけない)「ゴホン。」
咳払いし改め少女に向きなおる。
「僕の名前は赤坂衛。怪我は無かったかい?」
「大丈夫なのですよ。・・・古手梨花といいます。」
「梨花ちゃんっていうのか。梨花ちゃん。今この村で何が起こっているのか、分かるかい?・・・さっきの奴も含めて。」
赤坂はまず一番聞きたいことを聞く。帰って来た答えは
「・・・詳しいことは僕にも分かりません。ただ、一つだけ分かっていることは・・・」
「・・・なんなんだい?」
「これは、祟りです。オヤシロ様の、祟り。」


23リンクス:2006/12/04(月) 16:35:21 ID:0iL71kUs
「祟り・・・祟りときたか・・・。」
「・・・信じませんか。」
「いや、信じるよ。いまはね。」
そう、祟り。そういった漠然とした言葉なら、村に漂うこの空気も、先程の男の事も、
とりあえず一括りにはしてしまえる。
「祟り・・・祟りか・・・ところで梨花ちゃん。」
「なんでしょう。」
赤坂は二番目に気になったことを、こんな状況でなければ真っ先に聞くことを口にした。
「きみはそんな格好で、ここで何をしていたんだい?」
「儀式です。」
「儀式?ここで?」
「いいえ。神社でです。」
淡々と話す。この年代の子にしては珍しいだろう。
「それで儀式の途中、サイレンが鳴りました。そしたら皆、ふらふらとどこかへ行ってしまいました。
・・・僕も気が付いたらここにいたのです。そうしたらあの男が。」
襲ってきたというわけか。しかしサイレンが鳴ったというのは・・・
思案し始めた自分に突然梨花ちゃんは
「!!?うしろぉっ!!」「え?」
自分の後ろにいたのは男。そう先程自分が跳ね飛ばした後殴り倒した男。
それが今両の手を突き出し自分に襲いかかっ
「うおおおぉっ!?」
反射的に手にした火掻き棒で相手の脳天を殴りつける。火掻き棒というのは大抵釜の中の灰を掻き出すために先端が
L時かヘラのようになっている。赤坂の持つ火掻きは前者だった。なので
        スコン
(うっ・・・)
男の頭が軽快な音をたてる。頭骨を砕き、脳を抉る感触。
男はその一撃で足元に崩れた。
「はあ・・・はあ・・・。」
「みぃ・・・だいじょうぶですか?」
「え・・・ああ、ごめん。大丈夫だよ。」
心配をかけさせたようだ。とにかくこんな所にはいられない。
「梨花ちゃん、どこか頼れるところを知らないかい?」
「・・・診療所。入江診療所がいいです。案内します。」
「助かるよ。詳しいことは道すがら聞くよ。・・・えっと、その・・・。」
少女の持つ棒状の物を指差す。当てはまる言葉が見つからない。こちらの言わんとしていることが
つたわったのか
「これは鍬です。儀式用の、鍬。」
「ああ、なるほど。鍬か。」
説明してくれた。言われてみればそうも見えてくる。
「それ、持つよ。重いだろう?」
「ありがとなのです。」
そういって鍬を渡す。確かに重い。少女の腕でこれは辛いだろう。
「向うに車が止めてある。ついてきて。」
「わかりました。」
並んで暗闇を歩き出す。これが青年赤坂と、どこか神秘的な雰因気を持つ少女古手梨花の
出会いだった。





24リンクス:2006/12/04(月) 17:41:41 ID:0iL71kUs
実はこれから数日間ほど私用でレスをつける事ができません。
私の稚拙な文を読んでいただける機会に申し訳ありません。
何、ちょっと海の向うに連行されるだけです。その間今後の展開を考えておきますので。
それではあしからず。
がんがれ
26リンクス:2006/12/09(土) 16:32:11 ID:dQP1+OE5
久々に戻ってきたのですが誤植がありました。
圭一の一日目は20:30ではなく19:30.
その下は21:36ではなく20:36分です。
いや、誰も気にしてないでしょうけど、一応。
とりあえず書き始めますけど、時間かかると思いますんで・・・
27リンクス:2006/12/09(土) 18:02:27 ID:dQP1+OE5
一日目
大石蔵人/雛見沢村道/21:30

「なんですかい・・・こりゃあ・・・。」
大石は思わず呟いた。
眼前に広がる光景を見て、こう思わない者はいないだろう。
大石の目の前には、海が広がっていた。
池や沼などの比ではない。文字通りの海。湖に例えるとしても琵琶湖ほどの大きさはあるし、対岸が見えない。
そしてなによりも、その水は血の如き真紅だった。
「いったいわたしゃあ何でこんな所に?祭の警備についてたはず・・・。」
そう。大石も好き好んでこんな場所に突っ立ってるわけではない。自分は今日行われる祭儀の警備についていた。
おぼろげな記憶を手繰り寄せる。
「たしか演舞劇が始まって・・・途中でサイレンが・・・サイレン?」
そこから先がブッツリと途絶えている。おかしい。
「う〜〜〜〜ん・・・なにがおきているのやら・・・。」
なにか寒気がする。大石は思い出したように懐を探る。懐に吊られたホルスター、そこには支給品の拳銃が納められていた。
「使わないに越したことはありませんが・・・どうも嫌な予感しかしませんし・・・。」
とりあえずは神社に戻るべきではないか。そう思い振り返った大石の視界に白い影がよぎった。
「あ、ちょっと!!」
思わず声をかける。影は驚いたように立ち止まり、振り返った。
それは少女だった。
「・・・おじさん、だあれ?」
「あ、すいません。わたくし、こういうもんです。」
そういって大石は懐から警察手帳を取り出す。暗がりだが、これ以上の身分証明は無いだろう。
「はう、おまわりさん?・・・よかったぁ!」
こちらの素性が分かった安堵からか、とことこと近寄ってくる。よくみれば少女の顔には見覚えがあった。
「もしかして・・・竜宮さん?」
「はう・・・どうしてレナの苗字知ってるのかな、かな?」
さすがに驚いたようだ。いかん、警戒させてしまったか?
「いや、貴女よく園崎の跡取り娘とよく遊んでるでしょ?だから覚えてたんですよ。なっはっは。」
「なあんだ。魅ぃちゃん有名人だもんね。」
少女は再度安心したようだ。ここで聞いてみる事にする。
「それで竜宮さん・・・貴女なんでこんな所に?」
なにもこんな時に深夜徘徊する少女を補導しようというわけではない。現状を少しでも把握するためだ。
しかし返ってきた答えは
「はう・・・わかんない・・・お祭で梨花ちゃんの演舞劇みてて・・・さいれんがなって・・・きづいたら」
ここにいた、と言う訳か。自分と同じだ。
「おまわりさん、それにアレ、なんですか?」
やはり気になっていたのだろう。大石の後方、赤い海を指差す。こっちが聞きたい位だ。
「んっふっふ。それが私にもさっぱりでしてね、すいません。」
「そうですか・・・」
あからさまに落胆したようだった。無理も無い。こんなわけも分からない状況に陥れば、誰だってこうなる。
大石は少女を元気づけるために声をかける。
「いや、これから神社に戻ろうかと思っているんですが、一緒に来ませんか?だれかいるかも知れませんし。
それに、こんな所じゃ心細いでしょう?」
「そうですね・・・そうします。」
二人は神社の方向に向かって歩き始めた。この海のせいで遠回りすることになるだろうが。
しかししばらくしてから突然少女は立ち止まり、振り返った。
「?どうかしましたか。竜宮さん。」
少女の視線の先、そこにはひたすらの闇が広がっている。目を凝らしたが、何も見えない。
「いえ、何でもありません・・・行きましょ、おまわりさん。」
こうしてまた二人は暗がりに向かって歩を進めた。
28リンクス:2006/12/09(土) 18:04:53 ID:dQP1+OE5
今日はとりあえずこの↑一つだけです。
レナは早々と視界ジャックに目覚めたか。
神代の血に相当する古手の血は赤坂が握ってるし、レナは屍人化か?
30リンクス:2006/12/16(土) 23:15:42 ID:aNtXA05v
一日目
園崎詩音/???/21:43
同行者/葛西辰巳

「・・・葛西」
「何でしょう。詩音さん。」
詩音は運転席に座る男に声をかける。振り返りこそしないが、葛西と呼ばれた男は
律儀に答えた。そして数える気にもならないほど尋ねた言葉を繰り返す。
「一体何時になったら興ノ宮につくんですか?」
「もうしばらくお待ちください。」
この答えももう何度聞いただろう。足元に向かって盛大に溜息をつく。
「大体おかしいじゃないですか!本家を出たのがもう何時間前だとおもってるんですか!?」
「そういわれましても。」
相変わらずのそっけない態度だ。葛西という男はいつも落ち着いた態度で喋る。大抵のことでは動じない。
いや、いまはそんなことはどうでもいい。そう、時間だ。
普段ならば雛見沢から興ノ宮までは車で30分とかからない。
それがどうだ、今も車はどことも知れない道を走り続けている。
詩音自身そこまで雛見沢に詳しいわけではないが、少なくともこんな道は自分は知ら無い。
一本のあぜ道を挟むようにしてひたすらの田園風景が広がっており、所々に廃墟の様な小屋が並んでいる。正直気味が悪い。
そもそも本家にはあまり寄り付きたくは無かったのだ。どうしても外せない席があるとのことで渋々出向いただけだ。
そうして厄介者は退散とばかりにさっさと帰ればこの有様だ。延々と続く道をただただ走っている。
すると車は突然停止した。
「? 葛西、どうしました?」
「ガス欠です。」
「はあっ!?」
このような状況で。ついていない。
「勘弁してくださいよ・・・葛西と二人で車中箔なんて、ぞっとしない話・・・」
しかしいい加減眠くなってきた。欠伸一つに瞼を閉じた瞬間
視界が開けた。
「えあぁっ?」
「どうかしました?詩音さん。・・・詩音さん?」
「す、すいません葛西、ちょっとだまってて。」
「???」
突然素っ頓狂な声を上げた自分を気遣う葛西をいなして今自分に起きた矛盾をもう一度検証しようとする。
瞼を閉じる。すると目を瞑った自分の姿が見える。
瞼を開ける。すると首を傾げる葛西の顔が見えた。つまり
(・・・葛西の視点?)
一体何時から自分はえすぱーになった?突然に目覚めた自分の才能に当然の如く困惑する。
もう一度目を瞑る。今度は景色が変わっていた。今自分たちの乗っている車が映っている。物陰から覗いているようだ。
明らかに葛西の視点ではない。では一体、誰?
「ひとまず外に出ましょう。」
「ちょっ、まった!葛西まって!」
ドアを開けようとする葛西を慌てて静止する。どうも誰かが近くににいるようだ。
今一度その風景を確認する。視界の主はただじっと車を見ているようだ。
突然視界が動く。
(・・・?)
視界の下方向から棒のような物が上がってきた。先程の挙動はこの棒だか杖だかを構える為らしい。
しかしこの形はまるでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
響いたのは破裂音と、衝突の音。
31リンクス:2006/12/17(日) 01:19:59 ID:U80yR1jf
一日目
葛西辰巳/???/22:01
同行者/園崎詩音

「きゃあ!?」
「ふせて!」
今の音は間違いなく銃声。状況を確認する前に手は助手席の棚に隠された拳銃を握っていた。
(銃撃・・・何所からだ?。)
理由は考えない。ただ自分たちを狙う者を敵と認識し、対処する。
長年の間裏社会を生きた故染み付いた考えだ。
(フロントガラスに着弾したか)
弾痕の位置から見て、おそらくは前方に見える幾つかの小屋のうちのどれかからの銃撃だろう。
正確な狙撃だ。
そして反撃しようにもこちらは相手の大まかな位置しか分からない。
複数の小屋を同時に警戒するのではとっさの攻撃に反応できない。
(どうする?・・・)
篭城するにも分が悪い。思考を巡らす葛西に、後部座席の詩音が声をかけた。
「葛西。」
「安心してください。詩音さんは自分が」
「ちがう・・・えっと、左、左の一番近い小屋の影。こっち覗いてる。」
「え?」
「だから、今撃ってきた奴です。多分。」
とりあえずその指示に従う。
・・・いた。確かに10メートル先にある小屋。そこから銃身と人の頭らしき物が確認できる。
闇に紛れてしまっていて、よほど目を凝らさなければ分からない。
僅かにドアを開ける。そこに銃撃。弾丸はフロントのふちに命中する。嫌に正確だ。
そこで開いたドアと車体のフレームを台座代わりにし、丁度出ていた頭に銃弾を見舞う。
命中。人影がどさりと地面に倒れこむ。
「はぁ・・・詩音さん、よく相手の位置が分かりましたね。」
「いや、私にもよく・・・相手の視界を覗くって言うか・・・」
「はい?」
「と、とにかくあそこにくたばってる奴の顔拝んでやりましょう!」
言って詩音は車外に出て人影に近寄っていく。葛西も後を追いかける。
「? どうしました?」
「うげぇ、何ですかコイツ。」
つられて見て見れば、確かにおかしい。どうやら男らしいが、顔面はヤクでもきめたように蒼白。
銃弾は丁度男の額を貫いていたが、明らかにその傷とは関係なく目から血を流している。
次いで男の手にした獲物を見る。狩猟用の狙撃銃のようだが、この型は確か・・・
「葛西、この銃って確か」
詩音も見覚えががあるようだが、葛西は否定する。
「まさか。祭具殿に保管されてるはずですよ。鍵は魅音さんが」
「そっちじゃなくて、牧野さんの処の・・・」
「・・・知っているのは村の極一部の筈ですよ?」
「知っている人が持ち出させたって言うのは?」
その可能性は・・・否定できない。
「とにかく、この銃は没収。・・・はい、葛西。」
そういって彼女は死体の腕から無理矢理?ぎ取った猟銃を手渡してきた。
「はい、じゃあこちらの拳銃は詩音さんが。もしものために。」
「オッケー。・・・これからどうします?」
「とりあえずは引き返して、本家に戻りましょう。なんだか嫌な予感がします。」
「こんなことになってる時点で予感的中してますよ・・・わかりました。いきましょう。」
こうしてあぜ道に車を置いて、二人はもと来た道を戻っていった。



・・・しばらくして、倒れていた男がもぞもぞと動き出したが、もう二人には関係の無いことだった。
一日目
北条沙都子/防災倉庫二階/22:32

古手神社の敷地内に建てられた一軒の小屋。その二階、居住用にあつらえられた
スペースの押入れ、そこに彼女・・・北条沙都子は蹲っていた。
「・・・りかぁ・・・・・・。」
今にも泣き出しそうな声で、祭で逸れた親友の名を呼ぶ。そして、
「にーにー・・・。」
今はもういない、兄を呼んだ。
なんと言うことはない。こんな物は気休めにもならないだろうに。
それでも・・・それでも少女は時折思い出したかのように・・・
なにかを祈るように、願うように、二つの名を呼んだ。

やがて少女は、ある行為を行う。
目を瞑り、秒を数える。いち、にい、さん。
そうして、視界が開ける。

先程から突然行えるようになった、この奇妙な能力。
どうやら別の視点・・・厳密に言って、誰か他人の視界を占領(ジャック)・・・
あるいは垣間見るといった方が適切かもしれない。そういった能力だった。
当初こそ動揺したが、今は逆に、自分に役立ててさえいる。

・・・覗き見れる視界はふたつ。境内をうろつくモノと、賽銭箱の前のモノ。
賽銭箱の前に陣取っている視点は、どうやら賽銭箱を開けたいらしく、立派な錠前を
ガチャガチャと弄繰り回している。しかし、錠が開く気配も、そしてそこを動く気配も無い。
一方、境内を徘徊する視点だが・・・見回りをしているように、同じコースをぐるぐると
回り続けている。当分、こちらに向かってくる気配はない。
安堵し目を開けようとしたそのとき、別の視点に切り替わった。
(!!?)
視点はこちら、物置の二階を目指している。
沙都子はパニックに陥った。二つの視点に気をとられ、新たに視点がやってくる可能性、
つまり別のナニモノカが現れる可能性を知らずに捨てていた。
視点は真っ直ぐに外階段を上り、玄関に向かってくる。まずい
裏口や窓には防犯用の罠を取り付けているが、玄関はまったくの無防備だ。
(彼女は罠の構築・設置という、少々特殊な趣味を持っていた)
普段は頑丈に鍵を掛けているが、脚が竦み、掛け直しに行く事もできない。
今更ながらに彼女は部屋に入った直後に施錠を行わなかった事を後悔した。

視界はドアノブに手を掛け、部屋に侵入してくる。
もはや彼女には、見つからぬように祈ることしかできなかった。
しかし、予想に反して聞き覚えのある声が、小声で囁く様に聞こえてきた。

「古手さん、北条さん・・・どなたか、いらっしゃいませんか?」
33リンクス:2006/12/20(水) 22:41:11 ID:91EojTYz
一日目
知恵留美子/防災倉庫二階/22:53

「先生ぇ・・・・・・?」
押入れの襖がもぞもぞと動き、中から不安げに顔を出したのは、間違いなく自らの教え子だった。
「北条さん!よかった・・・無事だったんですね・・・」
「あぁぁん!せんせぇ!」
不安はやがて安堵へと変わり、押入れから飛び出した彼女は知恵に飛びついた。
「ぅぅうう・・・せんせぇ・・・」
「本当によかった・・・本当に・・・。」
その後しばらくの間、知恵は咽ぶる少女を介抱した。

「それで、古手さんは一緒ではないのですね?」
「ええ・・・はぐれてしまったんですの・・・。」
別に彼女の責任ではないのだが、親友と逸れた。この事実を再確認して彼女は申し訳なさそうにした。
「北条さん、貴女の責任ではありませんよ。彼女はきっと無事です。」
「でも・・・。」
「貴女は古手さんの親友でしょう?親友の貴女が彼女の無事を信じられなくてどうするんです。」
教師らしい厳しい励ましに、やがて彼女も臥せっていた顔を上げた。
「そ、そうですわね!私は梨花の親友ですもの!」
ええ。知恵は肯く。空元気でもいい。挫けてさえ、しまわなければ・・・

「北条さん。少し休んだほうがいいです。顔色が悪いですよ。」
「そ、そんな事・・・。」
しかし彼女自身気付いているだろう。恐怖で興奮し、碌に休めなかったはずだ。
「それに、ここは貴女の家でしょう?ここほど安心できる場所はありません。先生保障します。」
「そ、そうですわ!ここなら誰か来てもすぐにわかりますもの!」
うん。彼女はやはりこうでなければ。どこから持ってきたのか、巨大な蝶番をドアに掛け始める。
「これで安心ですわね!」
「うふふ。そうですね。」
腰を下ろし、ふと外に注意をやる。小雨が降ってきたのか、さらさらと音がする。
「・・・さて、これからどうしたものでしょう・・・北条さん・・・北条さん?」
傍らの少女はいつの間にか寝息を立てていた。やはり疲れていたのだろう。
知人との再会から安堵し、それが抑えきれなくなったのだ。
すやすやと寝息をたてる少女の寝顔を見て、決意を決める。生徒である彼女は
自分が守らなければ。   しかし
「本当に・・・どうしたものでしょう・・・。」
窓の外では、雨が地面を撫でる音は消えていた。
34リンクス:2006/12/20(水) 22:45:13 ID:91EojTYz
後は魅音、イリー、タカノンが出れば主要な人物がそろいますね。
しかし・・・これから如何した物か・・・何とか最後まで行きたいですけど・・・

いっそSIREN2も混ぜるか!?
色々混ぜすぎると収拾つかなくなるのぞ。
つーか、2は2chでは駄作のレッテルが貼られてるw

それよりひぐらし風に、ハッピーエンドを目指すのか、どうあがいても絶望を目指すのか、決めた方がいいと思われ。
36ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/21(木) 00:26:37 ID:tmytD7iw
屍霊とか闇霊が出てくるとわけわかんなくなるだろうな
ハッピー目指そうにも、SIRENにそえば既にKは…w
しかし、双子や医者、看護婦に教師、校長、
はては血族に関する民間伝承まで、
およそ記号が揃いまくってるのがすげえというかw
ネタ元の一つなんだから当然だろw
とんこつショウガ味のTIPSは、視界ジャックぽいな。
鬼隠しは、SIRENが出る前だが。
39リンクス:2006/12/22(金) 17:22:44 ID:ifnt3VkK
一日目
公由喜一郎/公由家/23:29

庭に出た途端、彼は全てを理解した。
「これは・・・・・・まさか・・・」
彼の家は雛見沢でも高台に位置している。普段ならば興ノ宮の見える位置、いや、
村の外周。村そのものを取り囲むように、隔離するように、閉じ込めるようにして果てなく続く、紅い海。
雲の合間から覗いた月に照らされ、その異常な光景は広がっていた。
「起こるべくして、起きたというのか・・・?」
誰にでもなく自分自身に呟く。
「わしのやったこと言えば・・・ただ目を瞑り、逃げていただけか・・・」
悔やむようにして、老人は呟き続けた。


納屋に掛けられた猟銃を手にし、喜一郎は下山の準備をした。
若い頃はよく山鳥など撃ったものだ。最近は使う機会も無かったが、手入だけはしてある。
家人は家にはいない。祭のために下山したはずだが、恐らくはもう「人」ではないだろう。
それでも一抹の希望を捨てきれずに、喜一郎は家を発つ。

絶望しか用意されない、村へと向かって。
40ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/23(土) 00:11:40 ID:JPXAAR1C
>>38
kwsk
http://oma.s1.xrea.com/other/siren/
おまえ、これに影響されただろ。
42ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/23(土) 06:16:19 ID:5fyBJRna
>>41
すげえな。
文章も展開もめちゃくちゃ巧い。
ぜひこれと並べるようなものを目指してくれ
43リンクス:2006/12/23(土) 11:31:19 ID:W9pok+3t
>>41
いや、本当に始めて知ったんだが・・・素晴しいな。
嫉妬する
44リンクス:2006/12/23(土) 13:57:19 ID:W9pok+3t
I一日目
入江京介/廃屋/23:59

「はあ、はあ、はあ、は、あぁ!」
目の前に見つけた廃屋に飛び込み、扉を閉めた。
「くそっ、冗談じゃない。なんだよ、くそっ、くそっ!」
小声で悪態を突きつつ、壁の隙間から外を覗く。懐中電灯らしき明かりは、ふわふわと通り過ぎた。
念の為目を瞑るが、視点は廃屋を通り過ぎていった。
一先ずは、逃げきることが出来たようだ。
「なんなんだよぉ。畜生ぉ・・・」
どうにもならないと知りつつも言わずにはいられなかった。
「どこなんだよ、ここ。うぅ・・・」
脳裏には親しい顔が浮かび、消える。
やがて睡魔に襲われ、程なく眠りに落ちた。
45リンクス:2006/12/23(土) 13:58:21 ID:W9pok+3t
二日目
富竹ジロウ/雛見沢森林/00:48

「!?」
突然開けた場所に出てしまった。身を隠す物が見当たらない。
(・・・迎え撃つか?)
奴の持つのは所詮鎌だ。リーチ、そして全力の一撃ならばこちらが上。先手を打てば遅れは取らない。
「やるか。」
そこで、既に多量の血を吸い込んだ角材を握りなおす。やってやる。さっきだって殺してやった。
何度だって殺ってやる。

手近な木に身を隠し、目を瞑る。
視界は真っ直ぐに向かってくる。揺れる懐中電灯。気付かれていない。やれる。
「うあああぁ!!」
飛び出し大上段の一撃を加える。相手は防御も間々ならず脳天に食らう。
「死ねっ死ねっ死ねっ死ねぇ!!」
ぐしゃ、ぐしゃ、ぐしゃ。
「・・・はぁ、はぁ、はぁ」
頭骨が砕けるまで殴り続けた後、相手の死を確認する。

一撃目のときに相手が落とした懐中電灯を奪い、その場を去る。
「・・・・・・くそ、ここ、どこだよ。診療所は・・・」
彼は道に迷っていた。
46リンクス:2006/12/23(土) 13:59:07 ID:W9pok+3t
二日目
大石蔵人/小屋前/01:18
同行者/竜宮レナ

追いすがる男と老婆に銃撃を加え、また走り出す。
「ふう、ふう、ふう、・・・ふう」
「・・・どうです竜宮さん。だいじょうぶですか?」
「ええ、平気です」
また随分と追いかけられた物だ。神社に向かうはずが、まるで逆に来てしまった。
目を瞑り周囲を警戒するが、別の視点は見つから無い。一先ずは安心できる。

「其処で休みませんか? ずっと走りっぱなしだったでしょう」
「そうですね・・・はい。そうしましょう」
小屋に入り戸口に鍵を掛ける。すると
「あ」
「? どうかしました?」
「鉈」
確かに壁際には鉈が掛けられている。・・・随分と物々しい鉈だな。
「持っていたほうがいいでしょう。もしものために」
「あ、はい」
掛けられた鉈を取り、抱くようにして横になる。
「大石さんは?」
「私は見張っていますよ。安心して休んでください」
「・・・すいません。そうさせてもらいます」

少女に言った手前起きていなければならないが・・・
自分ももう歳だな。睡魔の成すがままに眠りに落ちた。
^^
48ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/23(土) 17:52:19 ID:BesPLfD1
竜騎士はそこそこに優秀な人です。(少なくとも目くら女よりは)
彼は同人でそこそこに通用する作品を作り出す力を備えていました。
画力も知名度も貧弱であったことを考慮すれば大したものと言えます。
……で。ここまで書いてきて何ですが、自分があれこれ聞いた話では(ゆえにあくまでも話半分です)
ひぐらしはとっくに飽きられています。この作品に未来はないでしょう。
問題はそこで混乱が生じるか否か。枯れる花のように行くか、
根こそぎ引き抜かれてマンドラゴラの悲鳴が周囲に影響を及ぼすか、といった違いでしかありません。
そういう意味ではひぐらしの立場は月姫と同等であると言えるでしょう。

これに対して因果堂はどうでしょう。ムラはあるけれど、
それでも他のサークルに比べれば遙かに高次元の技術を備えた絵師と音師、
比喩表現の最高峰との評価も高いシナリオ。某一発屋ひぐらしサークルでは対抗不可能です。
今年の冬コミでは壁サークル、いよいよ大手の仲間入りです。

・『夢剣-Complete-』 \1,000←あのシリーズの決定版が廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←イベント限定販売のレア物
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、チンポも?
 どれか一つお買い上げの方に
 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)


公式スレ【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】(公式HPはこちらから)
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
>>41
凄すぎて笑ったwww
まとめサイトも気合い入りすぎwww
50リンクス:2006/12/25(月) 01:58:56 ID:oEfskGdX
ああ〜ちくしょー
いまさらサイレンをキリのいい時間に鳴らさなかったことを激しく後悔(泣
しかもトミーとイリーを早くに投下しすぎたな・・・
時系列もちょっとこんがらがるかも・・・後でちゃんとまとめないとな。
51リンクス:2006/12/27(水) 17:47:12 ID:G52YQVei
二日目
前原圭一/河川敷/01:30

まず見えたのは、仰向けに倒れた自分の姿。
いわゆる幽霊になったのだろうか? 視点は横たわる自分の姿を見下ろしている。
(死んじゃったのかな・・・・・・俺。)
胸を撃たれたのだ。当然だろう。
 (・・・・・・?)
そこで俺は、自分が目を開けていない事に気付いた。

「あら・・・気付いた?・・・貴方,運が良いわね」
目を開けると、見知らぬ人影が佇んでいた。
目を凝らすとどうやら女の人。なんだか妙に色気のある、大人の女性だ。
「え・・・あ・・・?」
「ああ、まだ動かないほうが良いわよ」
「・・・いえ、大丈夫です」
事実、体は嘘のように軽かった。変に疲れも残っていないし、傷らしい傷も-------
「あ・・・お、俺、さっき警官に撃たれたんです! それで・・・あれ?」
胸を検める。シャツには穴こそ開いているが、目当ての、有る筈の傷は見当たらない。
「え・・・お、おかしいな。ほんとについさっき・・・あれぇ?」
「クスクス。警官に撃たれるなんて、どんな悪いことしたの?」
「な、何もしていませんよ! 話しかけたら急に襲ってきたんです!」
「クスクス、冗談よ。・・・成程、それで・・・」
女性はこちらの胸を、興味深そうにペタペタと触ってくる。・・・正直、恥ずかしい。
「あいつらの様にはなっていない・・・水に浸かっただけでは、ああなる訳ではないのね・・・」
女性はなんだか意味不明なことを言っている。なんなんだ? あいつら?
「あ、あの、貴女、誰なんですか? ここ、どこですか?」
「私の名前は・・・鷹野三四。ここは雛見沢村の外れってところかしら。」
変な人だが質問にはちゃんと答えてくれた。そうか、やっぱりここは雛見沢なのか。
「貴方は? 貴方の名前」
「あ、前原圭一っていいます。それで・・・」
握り絞めたままだった懐中電灯で辺りを照らす。すると目に飛び込んだのは
52リンクス:2006/12/27(水) 17:48:42 ID:G52YQVei
「は・・・あぁ!? う、嘘だろ・・・?」
一面に広がる、紅い海。
まるで血を流し込んだように。鮮やかな、紅色。
ただそれだけが、どこまでも続いていた。
「な、なんなんだよ。え、えぇ!? はぁ?」
「圭一くん、落ち着いて」
「だ、だって、これ・・・」
「落ち着いて」
腕を掴まれ、ようやく自分の取り乱し加減を理解できた。
それでも頭の中では未だに混乱が渦巻いている
「なんなんですか・・・これ。どうなってるんです・・・?」
「・・・ついてきなさい。ここは危険だわ。いつ気付かれるか分からないもの」
「危険って、そんな・・・だれに気付かれるっていうんですか?」
「屍人」
「へ? はぁ?」
「死にたくなかったら付いてらっしゃい。クスクス。私はまだ 人 だから」
相変わらず訳が分からない。この女、信用できるのか?
だが・・・他にどうすることも出来ず、鷹野と名乗る女性の後を付いて行く事にした。
53ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/27(水) 18:03:34 ID:IV536PRe
おもしろいから結構期待してるよ〜!
54ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/27(水) 20:18:09 ID:RInHtNxm
ひぐらし本スレより
>604 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 本日のレス 投稿日:2006/12/27(水) 04:09:59 dldBjAX+
>今日、ツインジェルっていうパチスロを打ったんだが・・・ボーナス終了後に竜ちゃんの画が出てきた・・・。

朝鮮硬貨入れに協力するのが竜騎士ってわけだ、彼は恥ずかしくないのだろうか?
軍板の卓越した論者である、因果応報(防人因果)氏の爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。
そういえば、防人因果氏がシナリオを担当する因果堂TYPE-I.G.のゲームが冬コミで出るらしい。
「ひぐらし商法」に嫌気がさした人は、プレイしてみてはいかがだろうか?

・『夢剣-Complete-』 \1,000←あのシリーズの決定版が廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←イベント限定販売のレア物
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、チンポも?
・『THE MAN CALLED CRIMSON』マグカップ \800←個数限定、徹夜しても入手困難……

 どれか一つお買い上げの方に、
 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを超えた!

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

公式スレ【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
いいねーいいねー
導入の流れはほぼSIRENだけど、人間関係が
ひぐらしってだけでも随分分岐できそうだ
>1の頑張りに超期待

関係ないが、トミーや葛西が猟銃持って屍人化したら勝てる気がしないw
56ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/28(木) 12:49:17 ID:xw5NtBMK
先日の書き込みに対して、ひぐらし関係者からの
「嫉妬を感じさせられる書き込み」が多数寄せられました。
その中でも、ひぐらし本スレの「メディアに取り上げられたことがないだろ」
という趣旨の書き込みは、無知の最たるもので、
失笑を隠すことができないのは致し方ないことでしょう。
(ゲームラボ特別編集『現代視覚文化研究』を読んで出直してください)
一方で、「ちんぽSTGに反応した」
「良ゲーサークルの予感、知名度が低いのが惜しい」という声も寄せられています。
ひぐらしに代わる、新たなる良ゲーが求められている現状、
その第一候補は『ですろり』でもなく、『キラークイーン』でもない。
『THE MAN CALLED CRIMSON -Episode I- 量子コンピューターの少女』(\2,000円)と、
その関連作品であることがこれで明らかにされました。
壁サークル、因果堂TYPE-I.G.は以下の作品を冬コミ31日で発表します。
歴史の転換点を、YOUのEYEで確かめちゃいなYO!

・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←ショップ委託無し、イベント限定販売なので今回入手しましょう
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
・『THE MAN CALLED CRIMSON』マグカップ \800←大反響に応えて再販! 徹夜しても入手困難……

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 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを終わらせてしまうかも……

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

公式スレ【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
昭和58年初夏。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、

昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。



××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。

人口2千に満たないこの村で。それは突然起きた。


夜 の 12:00、雛 見 沢 村 に 鳴 り 響 く サ イ レ ン


古の祟りが、昭和の夜に蘇る。

見えないはずのものが、見える。

見えるはずのものが、見えない。


昨日出会った人間が、生きていない。

そして今いる人間が、生きていない。

屈せずとも、立ち向かおうとも、信じ続けようとも、


ど う あ が い て も 絶 望 。
58ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/28(木) 23:45:15 ID:xw5NtBMK
先日の書き込みに対して、ひぐらし関係者からの
「嫉妬を感じさせられる書き込み」が多数寄せられました。
その中でも、ひぐらし本スレの「メディアに取り上げられたことがないだろ」
という趣旨の書き込みは、無知の最たるもので、
失笑を隠すことができないのは致し方ないことでしょう。
(ゲームラボ特別編集『現代視覚文化研究』を読んで出直してください)
一方で、「ちんぽSTGに反応した」
「良ゲーサークルの予感、知名度が低いのが惜しい」という声も寄せられています。
ひぐらしに代わる、新たなる良ゲーが求められている現状、
その第一候補は『ですろり』でもなく、『キラークイーン』でもない。
『THE MAN CALLED CRIMSON -Episode I- 量子コンピューターの少女』(\2,000円)と、
その関連作品であることがこれで明らかにされました。
壁サークル、因果堂TYPE-I.G.は以下の作品を冬コミ31日で発表します。
歴史の転換点を、YOUのEYEで確かめちゃいなYO!

・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←ショップ委託無し、イベント限定販売なので今回入手しましょう
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
・『THE MAN CALLED CRIMSON』マグカップ \800←大反響に応えて再販! 徹夜しても入手困難……

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(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
59ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/29(金) 09:52:18 ID:mZePdrXi
(・∀・)「「皆さんに告知」」(・∀・)

因果堂TYPE-I.G.を応援してくれるのは嬉しいですが、
ひぐらし関係者+αを叩くのは本意ではありません。(スレ乱立くらいは許してもいいかなと思っています)
皆さんの鬱憤は、マンコ関連作品をプレイすることで解消してくださいね(・∀・)


 649 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 本日のレス 投稿日:2006/12/28(木) 20:41:38 6pov5Lyw
>>646
マンコは個人的には設定もしっかりしてるし文章も好み。
そしてこれは万人にいえることなので体験版プレイして考えてみんしゃい。
琴線に触れないと思われるひぐらし厨は無視ればよい事だろうし。
まあそれはともかく。俺は作品と共に音屋の音楽を推す。あのヘタウマ感は他にはなくていい感じ。

440 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 投稿日:2006/12/26(火) 21:27:56 CHlFAz+2
ひぐらし厨やフリゲ作者は、同人とか以前に、ノベルゲーム自体やったことないんだろうな
マンコはあんまいじめてやんなよ

442 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 投稿日:2006/12/26(火) 21:28:52 aKERzWE3
マンコの宣伝するバカに言っとく。
何でこんな素晴らしいサークルをもっと早く教えなかった+雑誌でもっと取り上げさせろ


・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
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・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
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 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを終わらせてしまうかも……

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】(リンク修正済)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
60ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/29(金) 20:03:25 ID:mZePdrXi
(・∀・)「「皆さんに告知」」(・∀・)

因果堂TYPE-I.G.を応援してくれるのは嬉しいですが、
ひぐらし関係者+αを叩くのは本意ではありません。(スレ乱立くらいは許してもいいかなと思っています)
皆さんの鬱憤、マンコ関連作品をプレイすることで解消してくださいね(・∀・)

 447 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 投稿日:2006/12/26(火) 21:41:59 aKERzWE3
てかマンコに嫉妬してるの他の製作者らしいね。
痛すぎwwwwwwwwwwwwww

 674 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 本日のレス 投稿日:2006/12/27(水) 14:52:57 MHumU3+6
スレ乱立に加えてageている時点でな
マルチするならせめて因果堂関連スレだけにしておけよ
ひ ぐ ら し 儲 さ ん

 442 名前:ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて 投稿日:2006/12/26(火) 21:28:52 aKERzWE3
マンコの宣伝するバカに言っとく。
何でそんな素晴らしいサークルをもっと早く教えなかった+雑誌でもっと取り上げさせろ

・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←ショップ委託無し、イベント限定販売なので今回入手しましょう
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
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 どれか一つお買い上げの方に
 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを終わらせてしまうかも……

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】(リンク修正済)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50
61ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/30(土) 11:03:35 ID:wKCLmMTN
皆さんの声援を背負って最後のご挨拶です、あともう少し!!
「パロディという名のパクり」(そんなこと許される業界怖いですね)
「オリジナル紙芝居」(あれは伝奇? いえ、デンパです)
これら暗黒時代を乗り越え、マンコとその関連作品が、
「連作フューチャーオペラ」が、同人界の千年紀を築こうとしています。
文化の極み、人類の良心は因果堂TYPE-I.G.にこそあり!
壁サークル因果堂TYPE-I.G.は準備万端、いよいよ出陣です!

・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←ショップ委託無し、イベント限定販売なので今回入手しましょう
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
・『THE MAN CALLED CRIMSON』マグカップ \800←大反響に応えて再販! 徹夜しても入手困難……

 どれか一つお買い上げの方に
 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを終わらせてしまうかも……

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】(リンク修正済、嫉妬は見苦しいですよ?)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50

注意:作品に酔う恐れがあるので、プレイ後の車の運転は控えてください。
62リンクス:2006/12/30(土) 11:39:47 ID:2AYlyrmI
>>57
イイですね。このキャッチコピー
やっぱりサイレンは十二時に鳴った方がいいかな・・・
今ならまだ時系列ずらすだけで修正できるんだけど。
一日目 前原 19:30→前日 22:44
       20:36→   23:50
    赤坂 20:46→一日目00:01
    前原 20:56→   00;11
  富竹、知恵21:03→   00:18
    赤坂 21:10→   00:25
    大石 21:30→   00:45
    赤坂 21:37→   00:52
    詩音 21:43→   00:58
    葛西 22:01→   01:15
    沙都子22:32→   01:46
    知恵 22:53→   02:07
    公由 23:29→   02:44
    入江 23:59→   03:14
二日目 富竹 00:48→   04:03
    大石 01:18→   04:23
    圭一 01:30→   04:36
こんな感じ
どう? 大丈夫?
63ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/30(土) 13:52:07 ID:wKCLmMTN
最近の私の悩みは、マンコよりすばらしいソフトが見つからないことです。
「月姫は?」(ノー!)「ひぐらしは?」(ノーー!!)
「デスロリは?」(ノーー!!!)「キラークイーンは?」(ナイスジョーク!!!!)
おk、私は気付いてしまった。「「夢剣+マンコシリーズ」」を凌ぐものは金輪際現れないと。
マンコを遮る有象無象は、因果堂TYPE-I.G.が誇るチンポ要塞(*注)が悉く粉砕してしまうのだから……。

注:チンポ要塞とは何か?

それは、因果堂TYPE-I.G.のシナリオ担当、防人因果先生のブログが詳しい。

>チンポ要塞についての解説を載せておきます(最終更新 2006/12/24)

>   ヘヘヘ
> <(・∀・)>
>   VVV
> チンポ要塞
>↑
>これがチンポ要塞です。チンポ要塞とは、空に浮かぶ楽園。永遠に少年の心を持った者だけが行ける極楽浄土。
>そこは花咲乱れ、ごすろりちゃんが笑う素敵な場所です。
>チンポ要塞を愛するものは救われ、チンポ要塞を愛さないものは地獄へ堕ちるでしょう。
>空に浮かぶチンポ要塞をご覧なさい。チンポ要塞は常にあなたを見ています。
>「チンポ要塞」そうつぶやくあなたの中に、確かな安らぎと明日への意欲が生まれる ことでしょう。
>なお、チンポ要塞は一部の地方でぴよぴよ要塞とも呼ばれます。

今、チンポ要塞を信じないものは、同人界において末代まで後悔するかもしれません。
さあ、皆さんで呟きましょう  「 「 チ ン ポ 要 塞 …… 」 」
私はとても幸せな気分になりました。あなたにもごすろりちゃんの園が見えませんか?
64ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/30(土) 19:04:57 ID:wKCLmMTN
皆さんの声援を背負って最後のご挨拶です、あともう少し!!
「パロディという名のパクり」(そんなこと許される業界怖いですね)
「オリジナル紙芝居」(あれは伝奇? いえ、デンパです)
これら暗黒時代を乗り越え、マンコとその関連作品が、
「連作フューチャーオペラ」が、同人界の千年紀を築こうとしています。
文化の極み、人類の良心は因果堂TYPE-I.G.にこそあり!
壁サークル因果堂TYPE-I.G.は準備万端、いよいよ出陣です!

・『夢剣-Complete-』 \1,000←隠れた名作シリーズが廉価で登場!
・『ざまんこ!-Vol.1-』 \500←ショップ委託無し、イベント限定販売なので今回入手しましょう
・『THE MAN CALLED CRIMSON』短編小説 \100←短いマンコ、あなたのチンポはロングに
・『THE MAN CALLED CRIMSON』マグカップ \800←大反響に応えて再販! 徹夜しても入手困難……
・『雨揺蕩フ我神ナル故』短編小説←希少中の希少、転売禁止!!

 どれか一つお買い上げの方に
 『チンポ要塞シューティング&ウインターソング』無償配布←東方シリーズを終わらせてしまうかも……

(12/31、冬コミ3日目、あ-67a 因果堂Type-I.G.)

【NEET】因果堂TYPE-IG【part3】(リンク修正済、嫉妬は見苦しいですよ?)
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1160243212/l50

注意:作品に酔う恐れがあるので、プレイ後の車の運転は控えてください。
>>62
把握
66ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2007/01/11(木) 19:38:27 ID:6zVRV2lT
あきらめたか・・・
67リンクス:2007/01/12(金) 18:44:22 ID:hFAtEgBo
一日目
園崎詩音/園崎家敷地内庭園/01:46
同行者/葛西辰巳

 ようやく見覚えのある土地に出たが、始めに詩音にはそこが何処か認識出来なかった。


 いや、頭では理解している。 
見間違う、はずもなかった。 
ココは自分が生まれた場所。
ココは自分が育った場所。
ココは自分が−−−−−−−−追われた場所。
「詩音さん」
「・・・・・・ええ、わかってますよ。此処が何処かぐらいは。ええ、わかってます」
わかっているわかっている。そりゃあ何時間も車走らせてもグルグル同じ道を通るくらいなんだから
もとの道がどこに繋がってるかなんてわかるはずが無い。
だが、いくらなんでもいきなり園崎本家に道が繋がるなんて、いくらなんでも出来すぎだろう。
帰りたい場所には着かないで、本心帰りたくない場所にはすぐに着いたという訳だ。
なんて−−−−−−−−皮肉。
「詩音さん。」
葛西が声をかける。声色は相変わらずだ。
「ああ・・・・・・だいじょぶですよ。はは。そんなに疲れてるわけじゃー−−−」
「いえ、場所がおかしいんです」
「は?」

 いわれてみれば−−−−−−確かに不自然だった。
通常本家の敷地内に入るには一本道である。入り口も一つきり。
しかし、自分達がいま立っている場所はその入り口から丁度真裏。ルートとしては
裏山を通った事になる。無論、そんな筈は無い。
自分たちはあくまで興ノ宮からの道を戻ったに過ぎないのだ。山中を彷徨った覚えは無い。
しかし事実、自分たちはここにいる。
「???」
「まあなんにせよ、戻る時間が短縮できたのは幸いです」
どうしたらそんなに簡単に割り切れるのか。呆れるほどに葛西は現実的だった。
まあ、今ほどに頼もしい状況も無いだろうが。
「・・・・・・そうですね。いきましょうか」
「はい」
そうして二人は、思いのほか早くに辿り着いた目的地に向かっていった。
>>41が完結してるな。すごかった
魅音&レナ「圭一(圭ちゃん)〜〜〜〜!」

圭一「あぁ…… 今、いくよ……」
そこはレナじゃなくて詩音じゃないかな、キャラ的に
さらに位置的には監督だな

…ネイルハンマー振り回す監督か…想像できんな…
そーすると、監督ルートは鷹野を埋め終わったところから始まるわけか…
リンクスのここまでのシナリオから互換をまとめてみた件。

【SDKサイド互換】
圭一:須田恭也?  赤坂:須田恭也?   梨花:神代美耶子
鷹野:八尾比沙子  熊ちゃん:石田徹雄 
【竹内サイド互換】
詩音:竹内多聞?  葛西:安野依子?   公由:志村晃
【牧野・宮田サイド互換】
大石:牧野慶?   レナ:前田知子?
入江:宮田司郎?  富竹:恩田理沙?
【春海サイド互換】
シエル:高遠玲子  沙都子:四方田春海  校長:名越栄治

【SIREN互換設定の未使用残り】
・本編に登場
ケルブ、美浜奈保子、恩田美奈
前田隆信、前田真由美、竹内臣人
竹内好子、神代淳、神代亜矢子
ラスボス
・本編以外(設定上存在する人物)
省略

どこまで意図した配役かわからんけど、
この組み合わせだったらもしかするとループ破れるかもね。
羽入=○○子?
なら鬼狩柳桜=焔薙
宇理炎にそうとうするもの何かあったか?
76名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/27(土) 18:00:47 ID:Bwxfndrz
K1は永井のような…、あの赤シャツや後半で大暴れするところとか…、

そういや2人とも近しい人を勘違いで殺してるしな。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 13:15:18 ID:KttgLprn
保守
78名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/01(木) 23:53:26 ID:+/6lih5x
K1 「健康優良日本男児なめんなよ…、神風見せてやるよ!!」

K1 「逆ギレの方が強ぇんだよ!」


確かにしっくりくるな。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/02(金) 03:17:09 ID:JIELr1Tm
市子とレナとどっちが強いだろうかなんてふと考えてみた、

自衛隊員も逃げ出すほどの戦闘力の市子と狂気で勝るレナ、いい勝負かも。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 19:28:24 ID:UZKCXw2y
作者は鬼隠しにあったのか・・・
81名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/04(日) 18:21:01 ID:WFYpdeay
アーカイブbP5 スーパーコップ3・0とんこつしょうが味
取得者: 前原圭一
取得条件:ごみ箱を調べる。

1983年から発売が開始されたカップラーメン、通常のとんこつラーメン
に比べ3倍の濃さという特濃スープが自慢だが濃ゆいのはラーメンだけに留ま
らずCMの方もマッチョな夫婦がラーメンを作って食べながら筋肉美を見せつ
けあうという異常な濃ゆさであった、このCMで使われた「アタシャ作る女!」
「ワシは喰らう男!」という台詞は一時流行語にもなったがCMを見た女性団体
から男女の役割を固定化する差別的な表現だと突っ込む所はそこじゃねぇだろ的
な抗議が寄せられ放映からわずか1週間でCMは放送中止となった。

(○ボタンで映像を閲覧)
82名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/09(金) 17:51:15 ID:21UcwBZo
保守
83名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/10(土) 17:00:01 ID:YFZaqcZP
作者逃亡?
84名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/13(火) 16:40:50 ID:v0ghxhpR
ドッカン
          ドッカン
                  ☆ゴガギーン
        .______
.        |    |    |
     ∩∩  |     |    |  ∩∩
     | | | |  |    |    |  | | | |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (  ,,)  |     |    | (・x・ )<おらっ!出てこい、>>1!!
   /  つ━━"....ロ|ロ   . | l   |U \___________
 〜(  /   |    |    |⊂_ |〜
   し'∪  └──┴──┘  ∪
85名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/13(火) 21:31:23 ID:l+NHzbwy
作者じゃないけど祭囃しのあと、昭和58年8月3日。
そういうネタを偶然に考えていました。タイトルは当然「サイレンのなる頃に」ですが。
本編の設定無視してオヤシロ=堕辰子で。
屍人化と雛見沢症候群の併発で大変なことに
86名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/13(火) 22:59:17 ID:bOGa7o7N
最後は羽入の首を切り落とせばいいと思うよ
87名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/14(水) 03:39:57 ID:jy9E2pbl
地味に面白かったのに終わっちゃうなんて残念
88名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/14(水) 19:20:07 ID:gttDZvCm
病院地下の悟史、園崎姉妹。
どうやって活かそうかしら。
羽入は異界化と同時に消滅。

妄想で考えているだけだからうpなんてしないよ
89名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/14(水) 20:54:04 ID:IrFm4Bnk
下手でもいいからどんと来い
90名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/14(水) 22:59:42 ID:cMpCTQAj
>>88劣化でもいい、おまいが続きを書くんだ
91リンクス:2007/02/15(木) 18:02:04 ID:8U0yMK8V
一日目
園崎魅音/雛見沢/05時01分36秒

――それは、道を耕していた。
手にした鍬を振り下ろし、舗装されていないあぜ道を掘り返している。
耕すべき田畑はすぐ傍に広がっているというのに。
(……何やってんのかしら)
傍目に見てそれは――異常というほどでもないが――かなり普通ではない光景だった。
声を掛けるかどうか迷っていると
ふと、鍬を振り上げる手が止まった。そして

「ダレカイルノカイ?」

妙に野太い声。どうやらこちらに気付いたのか「ダレダイ」声を掛けてきた。

「あ、えと、あ――」
曖昧な返事は続かなかった。男――男の姿形をしたソレは 溢れ返るように両目に血を滴らせ 振り向いた。

「あ……え…うぁ―」
「イッタイ、ダレナンダイィィィ?」
悲鳴すら忘れその場にへたり込む。ソレはぎこちない歩みでこちらに近づいてくる。
手にした鍬を振り上げ、そのまま振り下ろさんとして―――――――

 銃声
耳をつんざく音。ソレは口と、胸元から血を噴出し、その場に倒れた。
「え…と…」
「――ああ、魅音ちゃんのほうか」
薄闇からの声。現れたのは
「…公由おじさん? な、何で――」
そんな物持ってるの? 何なの? 何で――
「話は後だよ。――いこう」

わけも分からず手をとられ、その場を後にした。
92名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 18:15:16 ID:V/Go+HMB
復活ktkr
93名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 18:48:06 ID:Zc5iX+EJ
作者復活キタ―――(゚∀゚)―――!!!
94名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/15(木) 19:34:07 ID:kLeL3y0K
がんばれー
95名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 14:24:28 ID:FvmZRNwe
興宮のチンピラが投げたタバコが、谷河内の廃坑のガスに引火
→滅菌部隊用の武器も連鎖反応で大爆発→箱庭崩壊



こりゃ、ベタベタすぎるか
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 19:16:01 ID:+wS0+WMn
>>95
チンピラって、綿流しと目明しのあいつらか。

1のボツシナリオみたいになるのかな
97名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/21(水) 21:15:39 ID:FdtOGcGJ
アーカイブbW0 少年野球交流試合の写真
取得者:知恵留美子
取得条件:職員室の机を調べる。

雛見沢村の少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」と隣県の三隅郡内の村、
羽生蛇村の少年野球チーム「羽生蛇ゴールデンウリエンズ」の交流試合の際
の写真、仲良く楽しそうに試合をしている雛見沢と羽生蛇村の子供達の様子
が写っている。

(○更に詳しく)

雛見沢ファイターズの監督、入江京介医師が勤めている入江診療所の看護婦、
鷹野三四と羽生蛇村の宗教団体「眞魚教」で求道女を勤める女性、八尾比沙子
は私生活でも交流があるらしく試合中も2人が話し込んでいる姿が目撃されて
おり、写真内にも2人が並んで笑顔で写っている、しかし背景をよく見ると
2人を訝しげな表情で見つめる梨花の姿も写っている。



98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/21(水) 21:33:06 ID:gyavGU8I
鷹野と比沙子とかとんでもない組み合わせだな
99名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/22(木) 16:36:38 ID:iQCiM6AQ
そういえば八尾さんは昭和58年にもいるんだよなぁ

外部の人が八尾について考えるとどうなるのだろうか。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 00:19:24 ID:zZEjukbY
これは見事なコラボレーションww
どっちかというとゲサロ向きだったかな?
101名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 00:40:44 ID:kBqigyvX
ウリエンズwwwwww
102名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 00:56:41 ID:i6XRSJgN
SIRENが2003年だとすると、昭和58年(1983年)時点だと
須田・知子・美耶子・春海:生まれてない
恩田姉妹:1歳
安野:2歳
宮田・牧野:7歳
美浜:8歳
高遠:9歳
竹内:14歳
志村:50歳
か。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 12:15:51 ID:0s/DuRRs
早く続きを書いてください。
それだけが私の願いです。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 20:20:37 ID:+2DtdpXj
前原圭一 後日 ヒサミザワ

シナリオ説明:

時空の狭間に落ちて、平行世界に飛ばされたK1。
目覚めると血塗れの電話ボックスの中。


>>1じゃないよ。でもサイレンとひぐらしを混ぜた絶望なら、こんな感じかも。
祭囃し後のことなら僅かに希望が……
105名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 21:58:02 ID:0s/DuRRs
終了条件1:羽入の撃破
終了条件2:羽入の首を切り落とす
106名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 01:58:06 ID:lqm9LQbJ
羽生の攻撃方法は
透明になって抱きつく
透明になって噛みつく
107名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 09:04:51 ID:IVcXXUEo
そういえばサイレンのボスって攻撃方法が地味だよな。

まぁ炎とか出されても困るけどさ
108名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 09:17:16 ID:VGEeneEY
堕辰子は肉食べられて1000年以上待って復活したと思ったら首を斬られたかわいそうな神様。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 16:11:44 ID:x8KMcuXR
作者女か?
22〜24くらいの女だろ? 違う?
110名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 17:02:19 ID:lqm9LQbJ
SIRENのシナリオ作った人は女性
111名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 18:37:08 ID:Hz5f+ag3
女だったらどうだって物でもないだろ
112名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 03:13:18 ID:PoVv36ck
>>107
堕辰子:かみつく・締めつける
堕慧児:突進・屍霊を発生させる
母胎:突進・闇霊を発生させる

地味だな…
113名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 09:12:37 ID:VIkbyuwb
>>112
駄慧児なんて後者は空気みたいなものだしな

母胎戦は武器が格好悪いのがマイナス。骨みたいだもん
114名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 14:11:01 ID:Aezsmwbw
リンクスってハンネで文章のくせがそっくりなやつを知ってる
115名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 20:24:42 ID:dG/TRHVI
空気読まずに投下。
116大石蔵人/雛見沢村 道ばた/前日23:46:02/:2007/02/25(日) 20:25:48 ID:dG/TRHVI
付けっぱなしにしておいた車内の灯りを消し、周囲を包む暗闇に自身を委ねる。
車内に長く居たせいか、足腰が気だるさを感じ始めている。
少し外に出て、体を伸ばしたいところだが、生憎の雨で、そんな事は出来そうにない。

雛見沢連続怪死事件。 通称オヤシロサマの祟り。

五年前、自らの親友---いや、それよりも大きな存在であった人の殺害を機に、
この村で毎年、一人が殺され、一人が消える。 この夏に行われる、綿流しの祭りの日に。
もし事件が起こるとするなら、今年で五度目。
定年を来年で迎える自分にとっては、犯人のシッポを捕まえる最後のチャンスなのだ。
なんとしても真実を暴かなければならない。・・・おやっさんの為にも。


「小さなメモ帳」がアーカイブに追加されました。
117大石蔵人/興宮警察署/数ヶ月前12:25:54/:2007/02/25(日) 20:26:39 ID:dG/TRHVI
「いやぁ、こうやってじいさまや熊ちゃんと昼食を共にするのもあと僅かなんですねぇ。」
「そんな事言わないで下さいよ、大石さん。」
「どうしたんじゃ。そんなにシンみりしおって。お前らしくもないの。」
二人の何気ない返答が、やけに嬉しい。
もう、自分も歳ということだろうか・・・・・・
私たちの前には、それぞれ暖かいうどんが三つずつ。
うどんの食欲を誘う匂いを感じつつ、私は、前々から思っていた事を話すことにした。

「ほぉ、毎晩のパトロール、とな。お前さんも歳なのに、やるのぉ。」
「大石さん、自分も手伝うっす!」
「いやいや、そこまで熊ちゃんに迷惑掛けられませんよ。一人で行かせて下さい。」
・・・捜査の基本は現場百遍。まだ事件は起きていないが、日々の監視を続ければ、
黒幕が隠したシッポを出すかも知れない。
・・・その先にあるのは、恐らく、園崎家。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 20:29:22 ID:dG/TRHVI
アーカイブNo.35「小さなメモ帳」
取得者:大石蔵人
所得条件:深夜のパトロール


○月×日
特に変化無し。

○月◇日
赤黒い塊を鬼ヶ淵沼にて見つける。
近づくと消えてしまった。目の錯覚?

×月△日
S号に動き無し。
例年と何かが違う。今年は特別か。
引き続き調べる価値あり。

119リンクス:2007/02/26(月) 17:18:04 ID:gTInzQAK

赤坂衛/一日目/あぜ道/02時12分

車は土手をすべり、藪の中へと突っ込んでいった。
猛スピードでタイヤを走らせ、道なき道を騒音を撒き散らしながら走破している。
闇の中に浮かぶライトがその道筋を標していた。

「はは……。まいったな」
急いでいたとはいえ、キーをつけっぱなしにしたのがいけなかったか。車を奪われたのは誤算だ。
「――どうしようか、梨花ちゃん」
振りむいて傍らの少女にこえをかけた、が。
「―――――――」
「………梨花、ちゃん?」
顔を空に向け、虚ろな目をさらす少女。
「梨花ちゃん? 梨花」
「早く」
突然、それまでとは違う、大人びた口調で話した。
いや、口調だけではない。顔つきもまた、歳不相応なほどに鋭くなっていた。

「一体どうしたっていうんだ、大丈夫なのかい?」
「大丈夫よ。それよりも一刻も早く村の外に出なきゃ!」
「? 診療所にいってみるんじゃ……」
「そんな事はどうでもいいの! 早く村の外に! 今ならまだ間に合うかもしれない!」
こちらの手を無理にとり駆け出そうとする少女。
――一体、どうなってるんだ。

僅かに降っている雨が、服を濡らしている。
「わかったよ。いこう」
火掻き棒を腰のベルトに挿すと、少女に引っ張られるように走り出した。
120名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 19:13:52 ID:Zpfuthjm
投下マダー?
121名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 17:09:31 ID:B0t4X4Yk
SIRENの格ゲー・・・
なんかすげーおもしろそう
122名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 22:12:20 ID:GQoiL3P+
あうあう
123名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 01:29:49 ID:bWt7Fzir
保守
124名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 00:55:33 ID:mW/WtwTK
からage
125名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 20:40:22 ID:ySnZDEjf

126名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 23:52:24 ID:g5lGYCrf
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いい宣伝だなwww
127名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 23:53:23 ID:WvHucw2O
それ、全部俺だ
128名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 12:17:17 ID:rnXJlIL+
>>127
よう、俺。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 03:34:33 ID:oBg4P4LS
またまた作者どこいった?
130名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 20:58:59 ID:jPWnduN6
もう何日たったよ?
131名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 21:42:10 ID:/d8GUafE
作者くんはね"転校"しちゃったの。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/06(金) 21:25:39 ID:6gvYSx7w
Do you know オヤシロ様?
133名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/06(金) 22:58:25 ID:Af5EHdbl
圭一ですフォー
134名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 17:43:34 ID:hD8be9ke
SIREN大好き
135名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/12(木) 01:11:04 ID:frjuKFoK
>>1さんの匂いがするよぉ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 17:47:42 ID:GFFAF/oA
そういえばこの前、>>1の奴が羽生蛇村だか雛見沢だかに行くって言ってたようなことを
>>1の友人から聞いたぞ。なんでも取材だとか言ってたらしいが・・・・・・
137名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 18:18:24 ID:ix4R0oxs
アーカイブ??? 三隅日報
取得者:「SIRENのなる頃に」住人
取得条件:作者の現地取材

三隅日報
昭和82年3月33日朝刊
三隅郡直撃
大雨、土砂災害被害

床下浸水48棟、山崩れによる倒壊建物多数。行方不明者33人。生存者発見は絶望的と現地は伝えている。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 22:14:30 ID:eM1Wf2Ku
ワタナガシヘンハマダデスカ?
139名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/18(水) 00:24:03 ID:FSPH7gt4
ハマダデス
140名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 01:09:08 ID:GC6bpcu3
ドッカン
          ドッカン
                  ☆ゴガギーン
        .______
.        |    |    |
     ∩∩  |     |    |  ∩∩
     | | | |  |    |    |  | | | |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (  ,,)  |     |    | (・x・ )<おらっ!出てこい、>>1!!
   /  つ━━"....ロ|ロ   . | l   |U \___________
 〜(  /   |    |    |⊂_ |〜
   し'∪  └──┴──┘  ∪
141名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 11:29:58 ID:BKQ6DDIO
おとなしく……でて……きなさい……
142名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:52:42 ID:4wZ7jKmk
無駄な…抵抗は…やめな…さい…
143名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 22:56:52 ID:BR6fKU+/
保守
144名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 19:29:08 ID:pmzVo8mr
アーカイブ No.68『三隅日報』
取得者/時間 : 前原圭一 / 一日目、16:17
取得場所 : ダム計画跡地のゴミ捨て場
取得条件 : 週刊誌を見つけたところとは別の場所を探す

『雛見沢、棉流しの祟りこれで四度目』
雛見沢でまたしても人死にが出た。それもよりによって昨日、棉流しの日である。
起こったのは殺人事件。被害者は雛見沢小字××に住む××歳の女性で、鈍器で体を数十回以上殴打されていた。
死因はその際に頭部に当たったための脳挫傷。犯人は捕まっていない。
雛見沢地区では過去三年にわたって、6月20日に死人がでる事件が連続で発生している。
すべての事件に関連性はなく、また過去三年のうち殺人は最初の一年目、雛見沢ダム工事の現場監督のバラバラ殺人だけ。
他の二件は、ダム工事賛成派夫婦の事故死と、古手神社の神主の病死とその妻の入水自殺であり、
どちらも殺人でないことが一応警察で立証済みである。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 21:02:08 ID:eyBfqh78
作者降臨?
146名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/24(木) 21:40:31 ID:vqnTNCRF
ないない
147名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/11(月) 09:53:05 ID:iRzhnDMs
なかなか落ちないね
入江京介/二日目/廃屋/02時29分

目が覚めたとき、自分が寝ていた場所が、見慣れない
廃屋だったことに軽く絶望を覚えた。

「夢じゃなかった…」

ありえない。そんなわけはない。同じ場所で思考がぐるぐると回り、
一向に結論にたどり着いてくれない。たどり着きたくない。

「可能性としては…しかし、今起こるはずが…」

通称「雛見沢症候群」の最末期。予測されてはいた。
キーとなる特定のアクションが起こされた場合の、
感染者全体レベルでの暴走、異常行動、凶暴化…。
しかしそれらはあくまでも想定でしかないということを、
身を持って知ることになるとは思わなかった。

異常、なんて言葉で片付けられる状態じゃない。
一様に壊れたような笑顔だった。目から流れてたのは血だろうか?
手足が折れ曲がった状態で、人はあんなに俊敏に這い動けるものなのか。
…人?人ならば既に死んでいるレベルの症状じゃなかったか?
血色、衣服に付着した血痕の量、ありえない角度へ曲がった関節。
彼らは生きているようには見えなかった。もはや死んでいるようにすら…。

「死んでいるはずの…屍となった人が動く村、ですか。…笑えないジョークだ」

くだらないことを考えたおかげで、少しは冷静になれた。…気がする。
とにかく診療所に急ごう。あそこなら資料がある。女王の情報も手に入るだろう。
…それに、あまり気は進まないが、武器もある。

彼らは一様に好戦的だ。身を守らねばならない。
本当にキーは押されてしまったのだろうか。
本当に雛見沢症候群の症例なのだろうか。
目を閉じる。幸い、周囲に視線は感じない。
突如使えるようになったこの能力も謎だが、今は好都合とも言える。後回しにしよう。
調べるにしても、考えるにしても…まずは生き延びることを考えなければ。


「34号文書」がアーカイブに追加されました。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 21:18:18 ID:OKszcud5
150名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/10(火) 09:07:19 ID:5yK0Mf7C
ほっしゅん。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 00:59:12 ID:cgvuDlPr
>>1のSSにインスパイアされて、知恵先生&沙都子のペン画
(初日6:00、2日目12:00のあのシーン・・・)を描いてみましたが、
何処かに良いアプロダは無いでしょうか?

本家は・・・ネタがネタだけに流石に無理かなw

152名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 01:37:57 ID:fXLpcUnM
つか今このスレ人何人居るんだろうな
153名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/02(木) 17:14:24 ID:LFx85rzl
>>151
本家でもイインジャナイ?
154151:2007/08/02(木) 17:45:44 ID:cgvuDlPr
>>153
やっぱりそうですかw
ドリフVerの知恵先生が自分で描いておきながらかなり怖いので、
どうしようかと思ってたんですよ。
(クチビルゲverは、流石に気が引けたので小さく描きましたが・・・)
155名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 00:57:22 ID:WRCdQQla
そう言えば、

『羽生蛇村の住人=八尾の血縁』
『神代家=八尾の直系の子孫』だから、

『八尾比沙子=(古手)羽入』
『神代美耶子=古手梨花』

という見方も出来ますね。
「あぅあぅ・・・ あなたが実を盗んだのですね!・・・あぅあぅあぅ!」
156名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 14:02:53 ID:2PyfpmzU
>>154
うpワクワクテカテカ
>>155
そう考えるとなんかスッキリ

なんかSSとまってるんなら自分がちょっと
漫画版サイレンの設定のサイレンがなる頃に書いてみようかな・・・
157名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 14:03:45 ID:2PyfpmzU
てかsageを全角で(ry
すまんorz
158名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/18(土) 10:39:33 ID:4K4rHN4p
保守
159名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 01:38:51 ID:hSltzQsC
160名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/04(火) 23:27:05 ID:aMFs8A6h
Σ(゚ω゚;≡;゚ω゚)
161151:2007/09/07(金) 22:31:12 ID:0Kxjnbdl
お久しぶりです。

とりあえず、本家のお絵描き板3に知恵先生×沙都子第1段をうpしました
ので、お暇な方はご覧下さい。
162151:2007/09/07(金) 23:09:01 ID:0Kxjnbdl
追伸
HN:闇人丙式 No:20385 です。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/11(火) 15:09:53 ID:7TlCGhih
まだこのスレあったのか
164名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/13(木) 17:55:54 ID:uRqadVVp
せっかく「サイレンとひぐらしって繋がってね?wwwwwwうはwwwwww俺天才wwwwww」とか思って色々妄想してたのに、先人がいたとは

ちゃんと書いてVIPかなんかでうpしてみようかな
165名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/14(金) 23:41:57 ID:5KkR4H0g
>>164
ここでうp!

期待age
166151:2007/09/15(土) 10:57:46 ID:xanM652/
あうあう・・・クチビルゲverはブーだったみたいなのです(あの姿を見れば当然かw)
今度はソフトな集合絵でも書きますかね。
167名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/15(土) 16:32:26 ID:mI4ipB5A
168164:2007/09/15(土) 17:15:20 ID:KsmkkL9R
>>165
俺も垂れ流したいけど、需要ある?
169名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/15(土) 19:27:21 ID:i8y9kg90
>>168
大歓迎w
170名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/16(日) 16:06:49 ID:BRiNbcY7
>>169
じゃあ書かせて貰うわ

今忙しいから来週辺りから
171名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/16(日) 20:50:04 ID:1kq0bvu3
美耶子ちゃんこちら、手の鳴る方へ、その実ごと、連れてってあげる
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1065936
172名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/16(日) 21:25:06 ID:GlaTx2sM
なんという才能の無駄遣い
作者は間違いなく多聞好き
173名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 02:01:44 ID:8UKtgFS4
ヅラ吹いた
174名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 18:48:35 ID:iQUioJMy
SDKのかっこよさを改めて認識
ただのホラー好き突撃厨が、今や最強の
対不思議専門ジェノサイダーだもんなぁ
175名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 21:46:54 ID:MxTrMypW
もし出たら市子のライバルになってた女
ttp://mugensetsuna.kuchinawa.com/yamirena.html

作りかけ、クオリティはさっきより下がるかも知れないが
レナポジは完璧
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm911370
176151:2007/09/18(火) 01:29:15 ID:cEUkZJta
>>167
スレが流れていて読めません・・・とはいえ、ご迷惑をおかけしたのは確か。
以降はこちらにうpするのです(だったら最初からやれ、という気が・・・)。

>>175
ボクも闇人レナを書き上げたのでうpしました。
http://www4.uploader.jp/dl/heruovre/heruovre_uljp00452.jpg.html
パスワードは0846なのです。
177151:2007/09/18(火) 01:30:28 ID:cEUkZJta
>>167
スレが流れていて読めません・・・とはいえ、ご迷惑をおかけしたのは確か。
以降はこちらにうpするのです(だったら最初からやれ、という気が・・・)。

>>175
ボクも闇人レナを書き上げたのでうpしました。
http://www4.uploader.jp/dl/heruovre/heruovre_uljp00452.jpg.html
パスワードは0846なのです。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 06:54:10 ID:a/EqCt2x
萌え絵のひぐらしキャラが乙型とかになったら怖すぎるな
179名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 11:44:25 ID:GIv5H14t
俺は乙より甲の方が怖いなぁ
富竹甲型とかは爆笑するだろうが、あの独特のフォルムはマジで嫌だ

もし女が甲型になったら俺は発狂する
梨花ちゃんとかだったら首掻いて死ぬ
180名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:25:41 ID:a/EqCt2x
まぁ法則に従えば梨花ちゃんが甲型になることはないが乙型でも充分嫌だな
ジャックしたら「にーにー…」呟いてる沙都子乙型とか色々と絶望すぎる
181名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:37:14 ID:V3r2VE9b
>>176
これはこえぇぇ!!(・з・)あ・あるぇ〜!?ちょっと魅おぉぉぉん!!
とはいえさすがレナだ(色んな意味で)
>>178
レナは闇人乙型より堕慧子の方があうと思うんだ
1ではブレイン(理沙のごとし、ひるまない仕様)が似合うと思う、顔は原型留めて欲しいけど
魅音は羽根
182名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:58:27 ID:GIv5H14t
レナ→頭脳
魅音→乙
沙都子→犬
梨花→犬
詩音→羽根
羽入→堕慧児

俺のイメージ
しかし羽入に赤い水や屍霊や闇霊は効くのかな
183151:2007/09/19(水) 00:40:48 ID:GU2uEAQv
只今、「永遠の馬鹿さん」リナ犬屍人verを製作中・・・少々お待ち下さい。

>>181
シチュエーションはこんな感じです。

「魅ぃちゃんのかぁいい殻、お持ち帰りぃ〜☆。
あ、圭一君! 圭一君の殻もかぁいいなぁ〜あは、あははははは!」
・・・恐ろしく強そうで絶対に出会いたくないですorz

>>182
邪神羽入には「雛身沢蕎麦」ですよ・・・勿論、激辛キムチが山盛りのw
いんふぇるので、スタンド化した梨花が延々とそれを食ってるという・・・。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 05:04:32 ID:3myWkTx+
頭脳詩音「悟志くぅん…寂しいの…一緒に来てぇ…」
185名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 05:59:50 ID:oxNgC0rd
羽入「羽生蛇蕎麦おいしいのです!あぅあぅあぅあぅあぅ!」
梨花「赤い水の飲み過ぎじゃないの?」
186名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 14:59:10 ID:8ngn1SmF
SIRENとひぐらしって両方に双子いるな
最後は入れ替わってるし
187名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 19:17:12 ID:oxNgC0rd
>>186
恩田じゃなくて吉村かw
188名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 19:25:56 ID:N3/guuJ+
SIREN風ひぐらしとか出してくれんかね
恭也→圭一、美耶子→レナ(でも目が見えて共に戦える)
魅音→牧野、詩音→宮田とかでww

189名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 19:34:57 ID:oxNgC0rd
>>188
白髪の梨花ちゃんが羽入の首を持ってループ
190名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 19:34:59 ID:dQxIU9qp
詩音と宮田はシンクロ率高そうだ。
狂人だし
191名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 19:51:15 ID:EC0qbHoD
逆に「だたつしのなく頃に」とか
192名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 20:48:18 ID:3myWkTx+
>>190
そこは詩音と美奈だろ…常識的に考えて…
193名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 20:49:27 ID:207fS04s
>>183やっぱり永遠の馬鹿・・もとい美浜はリナのイメージが強いんだろうか、俺もそうとしか浮かばないのw
反面鉄平は誰も思いつかない、阿部ちゃんが近いんだろうけど性格的に差がありすぎる。
阿部ちゃんだったら普通に沙都子と仲良しでもおかしくない気が・・トラップ得意みたいだし・・
194名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 20:51:46 ID:XMzCO1Gk
某てっぺい☆スレのせいというかおかげというか、
俺は校長でも通るようなイメージをもっちまってるんだ…
195名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 21:21:11 ID:207fS04s
>>190 >>192
美奈だったら
詩「おねぇ〜」
魅「!?詩音なの!?」
ライトで詩音照らす魅音、映るブレイン詩音
魅「うわぁあああああ!!」

宮田だったら
沙都子解剖中詩音
屍人沙都子「ふぁああああああああ!!」
魅「詩音!あんた何やってるの!?」
詩「ああ、お姉、種明かしよ、不死のね」
ぐしゃぁ!と沙都子の臓器を踏み潰す詩音
詩「監督とか商売あがったりよね、どんなに切り刻んでもすぐ再生しちゃうなんて」
屍人沙都子「にぃいいにぃいい!!にぃいいにぃいい!!」
魅「狂ってる・・!」

>>194どっちにしても鉄平ロクな役ないなぁ、
阿部ちゃんは圭一が似合うかもしんない、武器釘バットだし・・アケビ食って腹下してるのがコイツしか想像できん・・
196名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 21:23:31 ID:N3/guuJ+
別に腹下さなくてもいいじゃんww
197名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 22:16:13 ID:oxNgC0rd
>>194
屍人てっぺい☆「沙都子ちゃんと梨花ちゃんと羽入ちゃんのにおいがするよぉおぉぉぉおぉぉおおおおおおおぉおぉぉおおおおおおおおおおおおおお」
沙都子「バケモノになっても最低ですわぁ…」
梨花「理性が吹っ飛んだら隠れていた本性が出てきたってところかしら」
羽入「あぅあぅ…あれでも神に近づく途中なのですよ…」
198名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 22:44:00 ID:5J9FsWGV
>>195
K1だと煙草吸えないからラストで帰還できないぞw
199名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 22:45:21 ID:3myWkTx+
>>193
SIRENは意外に真性の外道がいないからね。
「いい人が化け物になっていく」っていうのも醍醐味だし。

その二人だと沙都子のトラップを片っ端から解除してじゃれあう阿部しか思い浮かばねえ…
200名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 00:52:21 ID:NKvkVchK
竹内→レナ、安野→圭一

でも意外に合いそうだ
201名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 11:26:11 ID:0FAPGIol
今まで過疎ってたのに急に伸び始めたな

嬉しい限りよ
202名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 20:12:20 ID:Hol1bOlN
SIRENの話をひぐらしキャラで、より

ひぐらしキャラでSIRENっぽい話のが面白いと思うんだ
203名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 21:31:39 ID:8HKw2R4N
そうするとヒロイン達は鳩前提だな。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 22:11:37 ID:yRksokki
>>202
このスレで展開してる話が正にソレだと思うw
205名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 23:22:32 ID:NRJlBlNX
>>200
圭一「レナってズラなの?」
レナ「はあ・・少し黙っててくれるカナ?カナ?」(怒)

こうですかわかりm
206名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 23:30:02 ID:Hol1bOlN
ようし、こうなったらおれの以前考えてた「サイレンのなる頃に」の設定を書いてやるぜ

近代になって『鬼隠し』『綿流し』(共に正規版)が行なわれていなかったため、
雛見沢に封印されていた『鬼』の因子が活性化。(寄生虫とは別)

『鬼』復活の為にレナが選ばれ、祭具殿のオヤシロ様像を破壊、村全体は異界へと。

で、これがループしていく。異界突入前にレナがとる行動で終了条件が変わる
207名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 23:50:45 ID:0FAPGIol
>>206
そして羽入の首を(ry
208206:2007/09/20(木) 23:59:04 ID:Hol1bOlN
無限ループ突入、ではなく異界の崩壊。

生存者はひぐらし本編の世界へ、屍人(鬼の因子が覚醒した状態だから『鬼人』と呼んでいた)は無に帰る。

おれが考えていたBADENDは
圭一→鬼隠し電話ボックス
詩音→目明し自殺後
それぞれ自分の死体と入れ替わるようにして

って、設定は出来ているんだ。実は。
209名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 02:54:05 ID:dAxWQpu+
個人的ポジション別適正
・須田
1位 圭一
2位 レナ
3位 赤坂

・美代子
1位 梨花
2位 羽入

・竹内
1位 レナ
2位 圭一
3位 大石

・安野
1位 沙都子
2位 圭一
3位 レナ

・宮田
1位 詩音

・牧野
1位 魅音

・晴海
1位 沙都子
210名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 19:43:40 ID:+z1FM2yF
ヘタレと宮田は固定かよww
まぁ俺もここは固定だと思うけど
はるみが沙都子なら先生はにーにーでもいいな
211名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 19:59:31 ID:Ikt/k3LV
今更ながらSIRENのなる頃にの動画見た

あぅあぅがはるみだと気づくのに一分かかったわw
212名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 20:20:36 ID:8ywK7ZMd
>>210
むしろそこはKで「俺がにーにーになってやる(死亡フラグ)」じゃね?w
部活メンバーが屍人化するってのも想像しにくいが

ってか、ひぐらし的に考えると、数人の犠牲者は出つつも
最終的にはメイン勢は全員助かって大団円だけど、
SIREN的に考えると、むしろ生き残る方が少数で
基本的に ど う あ が い て も 絶 望 なんだよな
213名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 21:14:44 ID:4OBDMyBo
>>212
ひぐらしでも滅菌作戦発動とか、分校爆発(後に同じ)の絶望エンドもあるよ。
その辺りのノリで、登場人物の悲惨な末路を想像した方が合うね。

でも、クチビルゲ知恵とウミウシ校長だけは勘弁なw
214名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 00:34:18 ID:RzXysghu
実際書くなら、
先生と竹内の役を統合して圭一にやらせればいいな
同様に晴海と安野も統合して沙都子にやらせる。
途中で死に掛ける沙都子を、自分を犠牲に助ける圭一
そこで死なずにその後は竹内役をやらせる。
安野と竹内も一度はぐれるれるのでけっこうすんなりいきそう

その場合、須田役はレナにやらせる
215名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 01:09:15 ID:YCbhcX6+
ケルブは富竹しかない
216名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 19:19:18 ID:y2n3k0cK
メイド屍人とか出るのか
217名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 21:57:55 ID:Zz7kUnAl
>>214
確かにレナも恭也に会いそうだ
Re:血塗れの集落 RGR at 2003/7/30(木)22:33:33
なんだかすごいおもしろそう。
私、夏休みで暇だし行ってみようかな…と。
四つん這いのお婆さんかあいいかも〜お持ち帰りぃ

Re:血塗れの集落 Unknown at 2003/8/01(金)02:13:57
・・・・まあ、なんだ・・その・・いってらっしゃい・・

私には無理でしたort
>>215
鷹野の犬と言いたいのかもしやww
梨花「やっぱり富竹さんのじゃなきゃ駄目なのです」
>>216
恩田美奈の大量生産と申したか

それはそうと世界観を合わせるのは沢山あるのにキャラ同士のクロスオーバーが無いのは
やっぱり時代とひぐらし前半のギャルゲー的ノリについていけるSIRENキャラがいそうにない
所為かww
218名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/23(日) 22:18:30 ID:n42dSavE
219名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 00:38:54 ID:SLujEA/n
入江は校長で
「沙都子ちゃんのにおいがするよ〜」

普段とあまりかわらなそうだな
220名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 00:43:39 ID:ZuYxOuA0
アニメ解では空から降ってきたぞ>入江
221名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 01:44:59 ID:SLujEA/n
神代淳は鷹野かな。

SIREN中最強だし
222名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 03:00:51 ID:pZUCwWwN
三沢:どうして嫌うのかな、かな?
永井:き、嫌ってなんか…
三沢:嘘だ!!
223名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:10:43 ID:jPioDT0T
>>221
鷹野は八尾でしょ。
むしろ、悟史が適役じゃないか?
バットの代わりに焔薙を振り回したら、きっと強いぞw
224名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:19:49 ID:fVex0Oq5
八尾は羽入のほうが適役
1000年以上生きてたり、神代家の始祖というところから互換させやすい
225名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:47:06 ID:fVex0Oq5
魅音「何も分からず・・・求められてる役柄をこなしてただけだよ。逆だったら・・・こんな事は・・・。」


やはりしっくりくるな
226名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:57:08 ID:5RFPa3nq
>>224
羽入は堕辰子でいいじゃないか。宇理炎の代わりはキムチで
227名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 19:58:47 ID:ZuYxOuA0
詩音「さようなら、お姉」

以降のシナリオは未音になる。
悟史の意識に導かれて……決壊させるダムがないけど
228名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:09:09 ID:t9pfVCKn
やはりヤンデレっぷりは詩音≒美奈だろうか
229名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:47:39 ID:t2uG0cCe
>>226
堕辰子以上に弱そう・・・と思ったがツノ攻撃&タイムストップがあった。

>>227
未完成のダム湖はあるから、そこを爆破。
もっとも、底に半屍人の群れが居るかどうかは分からんが。
230名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 04:02:31 ID:jsI51X6p
美浜は鉄平かリナにやらせるとよい

鉄平だった場合は、図書室で読むのは、埋蔵金伝説とかで
231名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:32:02 ID:CZJTH5ym
>>229
ツノ攻撃は酷すぎるだろ…
232名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:34:05 ID:GJFLT62b
>>227
ダムじゃなくて水門を爆破した、
233164:2007/09/29(土) 14:09:30 ID:qTQ+qkdW
ちょっと書いてみたら恐ろしく長くなってしまった

>>1の代わりに連載するみたいな形になっちゃうけど、投下してもいいか?
234名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 14:16:44 ID:D5ZWRSvL
235名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 15:44:40 ID:W+O2VUKq
KとSDKは性格的にぴったり合うなあ。
ニックネームそこはかとなく似てるし。
つか知恵先生とSIRENの先生とか入江と宮田とか、ポジション的に合う人多いなこの2作品
ヒロインは宗教がかってるし
236名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 15:47:30 ID:W+O2VUKq
そう言えば事件の黒幕もキャラかぶってるなあ。
大石はスナイパーの爺さんかな
魅音は・・・空気読めないっぷりで言うとうざ子か
237名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 15:58:55 ID:6/yvSrZ5
爺さまの「竹内かぁ…」が詩音と葛西あたりでも
合うんじゃないかと思った俺
238名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 17:06:12 ID:sMEpFWRq
>>233
wktk
過疎ってるし多少長くても俺は構わないよ
239名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 18:19:53 ID:3pghCqfr
M.H.Kへようこそ
240名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 08:55:22 ID:N3jXLU6/
>>234
あれ?見れない・・すいません・・再アップお願いします。
241名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 19:34:07 ID:lHBjXjpf
ひぐらしのなく頃に絶 -神滅し編-
242151:2007/10/01(月) 02:37:45 ID:p+e998j2
リナ犬屍人ver
パスワードは前回と同じ0846です。

ttp://www4.uploader.jp/dl/heruovre/heruovre_uljp00519.jpg.html

元ネタという事で「八つ墓村」(77年版)と「丑三つの村」を観ましたが・・・
色々とネタになりそうな感じなのです。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 20:55:37 ID:s6zgkgQ/
>>242
ハマリ過ぎだww
美浜は屍人になったら哀れな奴とか思えるけど
リナか鉄平が屍人になってもザマーミロとしか思えないなw
244名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/01(月) 22:34:21 ID:nO3RO9J0
>>242
違和感がまるで無いw
末路が同じゴミ山というのも笑える。


で、映画の方ねぇ。
頭に懐中電灯つけたK一がショットガンに日本刀振り回して駆け回ってたり、
洞窟の中で夜叉と化した詩音が悟史を追い回してるのかw
245名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/10(水) 07:01:28 ID:I10aOuM2
保守
246名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/10(水) 07:03:33 ID:I10aOuM2
保守
247名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/21(日) 05:23:19 ID:u5HtNaUK
沙都子は藤田さんと出会えばいいと思うんだ
248名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/04(日) 02:04:56 ID:S+eB4dLV
宮田に会いたい
249名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/05(月) 01:21:32 ID:ovp8Vkmx
藤田のおやっさんはSIREN史上でも1,2を争う善人ではあるが、
戦力的には心もとないとか思っちゃうのは俺だけか
なんかがんばって守ろうとするんだが、囮にされた挙句
てっぺい☆屍人あたりにボコにされて、結局後半敵として
出てくる姿しか思い浮かばねぇ
250勝手に書いてみるな:2007/11/30(金) 21:32:30 ID:ECBGfbpbO
古手梨花/第一日/02:30
雛見沢山道
『はぁはぁ…』
何分位たっただろうか、赤坂と共に『奴ら』 に見つからない様に村の外に向かう山道を進んでいる…
『梨花ちゃんどうして、村の外に行くんだい?診療所に行くんじゃなかったのかい?』と赤坂の質問に答えている暇は無いのだがややこしくなってしまうのは面倒なので答える
『みぃ〜今ならまだ間に合うかもしれないのです。だから今は進むのです。』
赤坂は理解したのか静かに頷いてくれた…
鬱蒼とする山道を進んでいくいきなり開けた場所に出た。
『間に合わなかった…』
私はこの光景に絶望した
その目に見えたのはただ眼前に広がる果ての無い赤い海があるのみだった。
251↑の:2007/11/30(金) 21:39:41 ID:ECBGfbpbO
稚拙な文章すいません
続けていいのなら書いてみますm(__)m
252ゲーム好き名無しさん:2007/12/01(土) 13:07:51 ID:JnJbuS2tO
書くんだ。いやむしろ書いてください
253以下SIRENと名乗ります:2007/12/01(土) 17:08:31 ID:0qyDOIsdO
んじゃ頑張ってみま〜す
一週間に最低一回は更新します
254SIREN:2007/12/01(土) 18:16:36 ID:0qyDOIsdO
時系列を少しいじります
一日を00:00から24:00とするので》62を参考に
《前日》
圭一 22:44→23:50

赤坂 00:01

《一日目》
圭一 00:11→01:30→04:36
赤坂 00:25→00:45
富竹 00:18→01:58
知恵 00:42→01:13
大石 00:21→01:24
詩音 00:51
葛西 01:03
サトコ 01:10
公由 01:26
入江 01:06→02:05
梨花 (書いたばかりですがいじります)
01:00
以上の通りとします。
誰かアーカイブとか代わりに書いてくれると有り難いです。m(__)m
さぁてやるかね…
255SIREN:2007/12/01(土) 19:46:46 ID:0qyDOIsdO
鷹野 三四/一日目/村の集落 01:53
同行者/前原圭一
私達は今、入江診療所に向かっている。
幸い今私達の進んでいる道は屍人の数は少ない。
屍人達は猟銃や鈍器を持っているしこちらは銃あるが負傷して状況がまだ信じられないでいる少年一人…
本来なら見捨てるところだが大事な研究資料だ…
失う訳にはいかない。
『圭一君大丈夫?後少しで診療所よ。』状態の確認のため声をかける。
『大丈夫です。はぁはぁ…』息は荒いが意識はちゃんとしているので大丈夫だろう。
物陰にしゃがみ込みながら進む、そして少し遅れて圭一君が着いてくる…奴らはどうやら落ち着きが無いようなので、こちらを見ていないうちに進めば大丈夫のようだ。
(後はこの家を曲がれば、診療所まですぐだ…ッッ!?)
しまった、陰にいる屍人に気付かなかった…
『うぅ〜ア゛ァ゛〜誰だぁ〜?』
『ッチィ』軽く舌打ちをし鞄にしまっていた銃を撃つ『ダンッダンッ』と奴に撃ち込み『圭一君走るわよッッ!!』まだ混乱していたのだろう
『あっ!はい』と返事をし私に着いて来てくれたお陰で私達は数分で診療所に着いた。
256SIREN:2007/12/01(土) 20:44:07 ID:0qyDOIsdO
前原圭一/一日目/02:14
入江診療所内ロビー
どうやらこの診療所はまだ屍人ととか言う奴らにはやられてないようだ…
『はぁはぁはぁ…んぐ』ロビーのソファーに座る。
鷹野さんと共にあの集落から走って来たのだか…
やはり撃たれたせいだろうかとても息が荒い…
『ふぅ〜』呼吸を落ち着かせる。(思考がCoolになったら考え…ッッ!?)
『鷹野さんなんで銃持っていたんですか!?ッッ!?』
と更に追い討ち鷹野さんは銃を持ったいかにも軍人っぽい男と共にいた。
(ヤバイ地雷踏んだ…)
と後悔したここに来たこと知らない人に着いていってはいけないとあんなに言われたのに着いて来たこと…(あぁ〜ア゛ァ゛〜)
すると素っ気なく鷹野さんは『あら私たちは軍人なのよ…』と答えた。
信じられないが確かに側にいる男は鷹野さんの『三佐』ってる…(変な訛りだけど)
そして俺は信用するための代金としてこの村にある風土病の事、風習、御三家、歴史、オヤシロ様の事そしてこの村と親交の深い村の事を聞かされた…
257SIREN:2007/12/01(土) 23:52:23 ID:0qyDOIsdO
いろいろ聞いたがこの診療所は鷹野さんの部下?
の人達が警護しているので安全みたいだ。
『ふぁ〜あ…』
(少しいろいろありすぎた…寝よう)
ソファーに横になり彼は眠りに入った。
それが最後の安眠になるとは知らず…
258ゲーム好き名無しさん:2007/12/02(日) 12:31:41 ID:Ad63iQKSO
乙。完結させてくれることを願うぜ
259ゲーム好き名無しさん:2007/12/04(火) 05:43:24 ID:rlcpFFe9O
俺も書いてみたんだが、もう書いてる人いるし、邪魔かね
260SIREN:2007/12/05(水) 22:28:54 ID:TwJ28RrRO
いや邪魔ではない
俺は更新ペースが遅いからむしろ有り難い。
261 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/05(水) 23:46:48 ID:hfKwG613O
>>260
分かった
じゃあ土日を目処に
邪魔にならないように酉付けるから
262 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/06(木) 00:41:14 ID:nnmeyvIZO
>>260
てか携帯から投下とはすごい熱意だな
俺も今は携帯だけど、見習いたいもんだ
263ゲーム好き名無しさん:2007/12/06(木) 01:09:05 ID:kt6dyuzwO
このスレはもう駄目かと思ったがここに来て二人も職人が現れるとは。
264 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/09(日) 22:10:13 ID:gYnbIZ6oO
割とまとまったから、明日パソコンから投下する

ただやたら文章が長いんで、一緒に書いてる人の邪魔になるかもしれんが、そこは見逃してやってくれw
265ゲーム好き名無しさん:2007/12/09(日) 22:11:16 ID:gYnbIZ6oO
スマン
sage忘れた
266SIREN:2007/12/10(月) 08:22:08 ID:oJ8Tocj8O
気にするな。
彼が書いたら私は続きを書くよ。
267 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 15:18:51 ID:s67FyC08O
>>266
あ、俺はやっぱり完全オリストの方向になるから、そっちは>>1に準拠して自由に書いてくれ

俺のために待っててくれてたんだったらスマソ
268 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:40:47 ID:24VV4KCu0
じゃあこれから投下する
やっぱり文章長い&>>1とも関係ないオリジナルストーリーなんで、>>1準拠の方の作品だけ読みたい人は、酉をNGでお願いします。
269 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:41:48 ID:24VV4KCu0
もしもあなたが絶望しても

どうかあがき続けて

もしもあなたが絶望しても

どうか諦めないで

あがいた先にあるものが

本当の絶望なのだから


  Frederica Bernkastel


SIRENのなる頃に
270 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:42:42 ID:24VV4KCu0
古手羽入/三日前/古手家離れ/3:33:33

歩いていた。
何もない世界を、歩いていた。

見渡す限り真っ暗で、子どもが悪さをして閉じ込められる押入の中よりも、人里離れた山奥の、明かり一つない夜よりもなお暗い、一筋の光も見えない道を、一歩一歩、羽入は進んでいた。何の頼りもなく、たった独りで。
何か目的があるというわけではない。何かに取り付かれたように、一心不乱に、ただ歩き続けていた。
ただ一つ…理由と言えそうなものは、朧気ながらも確かに捉えられた感覚。
「誰かが僕を呼んでいる…」
誰かに呼ばれている。
人どころか家の一つ、木の一本も見あたらない真っ暗闇の虚空の中に、確かに自分を呼ぶ者がいる。
声がするわけでも、姿が見えるわけでもないが、それは羽入にとって半ば確信に近いことであった。
だからこそ、何の頼りもなくこんな暗闇を歩いているのに、不思議と迷っている気がしないのだ。
「ここはどこなのか」という当然の疑問すらも、浮かんでは来なかった。自分を呼ぶ者がいる世界。それだけはわかっているし、それ以上の情報を求める気にもならない。ではいつから歩いているのか。その質問も意味をなさない。
ここはきっと普通の場所ではないからだ。時間という概念が存在するのか、それすらも怪しい。
この場所について羽入が知っている情報は、「何か」の存在だけ。だからこそ、答えを知るためには歩くしかないのだった。
何も見えない、何も無い。闇に対する不安も押し殺し、ただただ歩いた。
271 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:43:13 ID:24VV4KCu0
どれくらい歩いて来ただろうか。ほんの数分にも思えるし、悠久の時を超えてきたようにも思える。

「近付いてる…」
自分を呼ぶ者に近付いている。羽入はいつしかそう確信していた。
無作為に歩いてきたつもりだったが、ここへ来て、一歩歩く度に「自分を呼ぶ者」の存在が、朧気なイメージから徐々にはっきりとした気配に変わっていくのが感じ取れたのだ。
もし暗闇の中に見えない何かの気配を感じたら、誰しも恐れおののくだろう。しかし今感じている気配には、不思議とまるで恐怖を感じない。限りない安心感と微かな懐かしさをもって、自分を呼ぶ。逆らう気にもなれず、ただ歩を進めさせられるのだ。
何かに導かれている。それは最早疑いようのない事実。ならば、誰に?
一切の視界を封じられた世界の中で、それでも羽入は必死に目を凝らした。
きっともう見える範囲にいる。一本の懐中電灯、一個のランタン。そんな少しの光さえあれば、確実に、「見える」はずだ。
直感でそう思ったのだ。
「なぜ僕を呼ぶのですか?出てきて下さいなのです。僕はこうしてここに来ました、だから出てきて下さい」
姿の見えぬ者に向かって、羽入は呼びかけた。その言葉が、虚空の中に消えていった。
272 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:44:39 ID:24VV4KCu0

その直後だった。暗闇の中に、薄ぼんやりと淡い光が浮かんだ。薄く、今にもかき消えてしまいそうな、白い光。絶望の中の一筋の希望といった風な、淡い淡い光。
「綺麗…」
光を欲していたところに現れた光。
突然現れた光に対する疑問を感じつつも、闇に対する不安にささくれた心にそんな光が与える安心感に逆らえず、羽入は半ば無意識に、その光に手を伸ばした。
羽入の手が光に触れる刹那、にわかに光が強くなった。
「何なのですか?」
訝しがる羽入をよそに、光は周囲の闇をかき消しながら、見る間に膨れ上がっていき、遂には幽玄且つ巨大な光の柱へと変わった。
黒い世界に浮かぶただ一つの光は神と見紛う程の輝きを放ち、まさに天まで届かんとするその眩しさに、羽入は一瞬たじろいだ。
光が漂わせる気配は、紛れもなく羽入を呼ぶ者の物。どことなく人を安心させる不思議な気配。
「あぅあぅ…あなたが僕を呼んだのですか?」
光に向かって、羽入は問いかけた。しかし、当然といえば当然だが、言葉は返ってこない。
「あぅ、何とか言って欲しいのですよ…なぜ僕を呼んだのか教えて下さいなのです」
光に向かって羽入は同じ問いを繰り返した
その時だった。光が、色を変え始めた。見る者を安心させる優しい白から、毒々しい血のような赤へと。
「な…どうしたというのですか!」
先程までよりも、さらに大きく、大きく、光は膨らんでゆく。
まるで血を流しているように、世界が震え、黒は赤に塗りつぶされていく。
赤い光からははっきりと意思が感じられる
273 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:45:14 ID:24VV4KCu0
紛れもない「憎悪」
それが羽入の問に対する答えなのか。
言葉無くとも、光は強い意志を持って羽入に怒鳴りつけるのだ。
「お前が憎い!憎い!」と
光から伝わる恐ろしいまでの府の感情に、羽入は戦慄した。
赤い光は世界を飲み込んでいく。憎悪の光に、羽入は包まれた。耐えきれない恐怖に、羽入は目を瞑った。

「っ………!」
掛け布団を跳ね除け、羽入は上体を起こした。荒い息づかいのまま周囲を見渡す。
目に入ったのは、パジャマの上からでもわかるほど汗だくになった自分の体と、隣で静かに寝息をたてる梨花。
カーテンの隙間から差し込む僅かな月明かりが、薄暗い部屋を照らしていた。
「夢……なのですか……」
今まで見ていた黒い世界は既になく、あるのは見知った狭い部屋。夢を見ていたことを、羽入ははっきりと悟った。
しかし…夢にしては余りにリアルな…震え上がるような恐怖。それは紛れもなく本物であった。
今まで見たどんな悪夢よりもたちの悪い、現実と見紛う程の悪夢。その余韻に震えながらも、少しでもそれを忘れようと、羽入は自分の置かれた状況を反芻した。
274 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:47:01 ID:24VV4KCu0
ここは暗闇の中などではなく、僕と梨花の家。
昭和58年、6月の惨劇を乗り越えた僕達が掴んだ、幸せの溢れる小さな部屋だ。
先日までは沙都子も一緒に住んでいたが、悟史の回復と共に北条の本宅に戻っていった。
そうだ。この世界は僕が掴んだ最も素晴らしい世界。絶望の闇に染まりなど絶対にしない。
そこまで思いが至って、ようやく少し落ち着いた。
神たる自分が、夢如きで震えていてどうする、そう割り切ってもう一度布団を被る。
しかし、何故だか体の震えは止まらなかった。
月明かりが、ともすればあの赤い光に見えてしまう。目を瞑っても、頭が、体があの圧倒的な憎悪を覚えているのだ。
「…夢…本当に…夢?」
微かながらに思ってしまう。惨劇の予兆、憎悪に満ちた、新たな惨劇の予兆が、今現れたのではないか、と。
「バカバカしい…夢は夢なのです」
下らない考えを吹っ切るように、今度は子供のように頭から布団をかぶった。夢如きで、せっかく手に入れた世界を疑う自分が嫌だった。早く忘れて寝よう。明日も学校なのだから。

羽入は目を閉じた。しかし、恐怖も不吉な予感も、消えて無くなってはくれなかった。
275 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:47:36 ID:24VV4KCu0
前原圭一/二日前/雛見沢分校/13:30:15

最高だ。
ここ数日、圭一の頭に浮かぶのは、いつもこの言葉だった。
最高だ。
今の自分を、いや、雛見沢を評するのにこれ以上適した言葉が、他にあるだろうか。
鷹野三四達の謀略を暴き、命を懸けてこれを打ち破った。
苦労の果てに掴んだ世界は、陳腐な言葉で表すなら、本当に「最高」だった。

園崎家党首が暗にダム戦争の終結を宣言して以来、以前の悪しき風習、特に北条家に対する弾圧や、余所者の敵視は、もはやこの地に欠片ほども残っていない。
オヤシロさまの祟りが、今年は起きなかったのも大きい。村を覆った不穏な空気は、今年の綿流しをもって払拭された。

鬼ヶ淵村は、名実共に雛見沢村へと変わったのだ。
村が明るくなったから、大人達も明るくなった。
大人達が明るくなったから、子供達もさらに明るくなった。
雛見沢分校はますますもって賑やかになり、下級生から上級生までの誰もが顔中に浮かべられるだけの「幸せ」を浮かべていた。

これだけでも素晴らしい世界ではある。
だが最高にはまだ足りない。

276 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:51:28 ID:24VV4KCu0

圭一達にとって最大にして最高の「事件」、それは、悟史が帰ってきたことだ。
そう、俺が雛見沢に引っ越してくる前に部活に在籍していたらしい北条悟史が、突如として雛見沢に帰ってきたのである。
なんでも、当時の叔父夫婦の虐待に耐えかね家出をし、今まで一人暮らしをしていたが、ついに金に困って興宮をうろついていたところを、監督に見つかったらしい。
沙都子が苦しんでいるときに自分だけ逃げだすとは不届きな兄だと思ったが、深い事情あってのことで、部外者が気安く口出ししないほうがいいと感じたので、それよりも圭一はとにかく悟史が一刻も早く久々の学校に慣れられるように努めることにした。
過ぎたことを忘れ、常に明日に向かって前進してこその部活メンバーだ。
それに、悟史が学校に現れたときの沙都子の反応と言ったら…適当にからかってやらなければ、自分まで貰い泣きをしてしまいそうだった。自分がどう思っても、やはり兄妹の絆は深いようだ。
そのときは魅音や梨花ちゃん、レナも何か感極まったような表情をしていた。
生き別れになった仲間と再会したという感慨ももちろんあるだろうが、やはり、きっと悟史の家出には、自分の知らない事情があったのだろう。悟史の人となりを見る限り、妹を捨てて逃げ出すような奴には見えない。

277 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 22:52:14 ID:24VV4KCu0

そして、これは想定外の事態。悟史が復学したと聞きつけた詩音が、突如として雛見沢分校に転校してきたのである。
「悟史君がやっと帰ってきたのに、私が興宮に居る理由はない」
と、まあ沙都子と同じくらいに涙しながら、熱弁を振るってたっけ。

そんなわけで、今や圭一達の部活は、圭一、レナ、魅音、沙都子、梨花、詩音、羽入、悟史と、八人の大所帯になっていた。
性別も年齢もバラバラの、信じ合える仲間。

この仲間達との充実した日々こそが、圭一に「最高」を意識させる最大の理由なのだった。

「こんな楽しい時が、何時までも続けばいいなあ…」
圭一は声に出して、改めて日々の楽しさを噛み締めた。

「コツン」と、圭一の額に何かが当たった。上の空だった圭一は急な衝撃に必要以上に跳ね上がって、脚を机にぶっつけた。
「痛ぇ!誰だ今の野郎は!」
と息巻く圭一の目の前に飛び込んできたのは一本の白色チョーク。
「むぅ…圭一…」
斜め前の悟史が、言いにくそうな顔をしながら、ある方向を指さす。
それを目で追ってみると、そこにいたのは
「前原くぅん…?…楽しい日々を何時までも続かせたいなら、私の前でのよそ見とカレーの悪口だけは控えた方がいいですね」
「ち…知恵先生!」
そこにいたのはニコニコと笑う知恵。
いや、明らかに笑ってない。笑っているのは顔だけだ
「今学期最後の授業を上の空だなんて…嬉しいわぁ?そんなに私と2人っきりで補習がしたいのかしら」
278ゲーム好き名無しさん:2007/12/10(月) 22:56:52 ID:s67FyC08O
投下ktkr
期待
279 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 23:03:43 ID:24VV4KCu0
「あら〜圭ちゃん!お姉やレナさんだけじゃなく、先生まで!守備範囲が広いですねぇ!!」
「ちょちょちょっといきなりなんなのよ詩音!」
「やめてよぉ詩いちゃん!!」
「みぃ…圭一は男として大変健全なのですよ!にぱ〜☆」
「ふ…不潔ですわ圭一さん…」
「あぅあぅ、己に正直なのは良いことなのです」
「むぅ…気持ちは分からなくもないよ…圭一」
「えーい!うるさいわぁ貴様らぁ!」
周りが次々と絡んで来て、クラス中が笑いに包まれる。いつの間にか、先生もその中に加わっていた。
最初は「怒り心頭に達する」を装っていた圭一も、堪えきれずに笑いだした。

教室の外の炎天下には、カナカナとなくひぐらしの声。まるで自分達と一緒に笑っているかのようだ。

「こんな幸せが、何時までも続けばいいな」
圭一は先ほどと同じ事を考え、少しだけ感傷的な気分になると、それを隠すように、さらに大きく声を上げて笑うのだった。
280 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 23:04:45 ID:24VV4KCu0
園崎魅音/二日前/雛見沢分校/13:40:55

今学期最後の授業が終わった。圭一のお陰で、大変な盛り上がりだった。
自分の想い人のお陰で、クラスが盛り上がる様を見ると、何となく嬉しい。
このままの勢いで今学期最後の部活と洒落込みたかったが、今日は終業式で、終わった後はすぐに教室を開けなければならないので、それは無理だった。

それを承知した上で、魅音は部活メンバーを召集した。
今日が終業式と言うことは、明日から夏休みだということ。魅音はその夏を楽しむためのイベントのプランを持ってきたのである。

せっかくの夏休み、予定は多い方がいいに決まってる。ましてやこの夏休みは、部活メンバーみんなで勝ち取った、非常に意味深い夏休みなのだ。多い方が良いといっても、生半可なプランならむしろ不要である。
そして、だからこそ、魅音が持ってきたプランは中途半端な物ではなかった。
「こりゃあみんなたまげるぞぉ…ふっふっふっ…」
一枚の広報誌を手に不敵な笑みを浮かべながら、魅音は、部活メンバーを待たせた部屋へと向かうのだった。

広報誌に大判で印刷された、そのタイトルは

「広報はにゅうだ」
281 ◆9Nr/Zwl9yg :2007/12/10(月) 23:05:45 ID:24VV4KCu0
今日はここまで。
文章を投稿するのは初めてなので、お見苦しい点がありましたら申し訳ありません。
282ゲーム好き名無しさん:2007/12/11(火) 07:11:54 ID:VAboQEULO

こっちも是非完結させてくれ
283ゲーム好き名無しさん:2007/12/11(火) 07:20:01 ID:KuBEiryGO
gj
良かったよ
284ゲーム好き名無しさん:2007/12/14(金) 21:56:14 ID:lVFZkXzzO
このスレはもっと評価されるべき
285SIREN:2007/12/24(月) 14:29:07 ID:yttKKQ8hO
葛西辰巳/一日目/02:52
同行者/園崎詩音

おかしい…それしか考えられない…
廃屋に廃屋を混ぜた違法建築のような建物が本家な訳がない。
そんな建物の中を私達は歩いてる…
横には詩音さんがいるが、はっきり言って頼りない。外側には銃を持ったヤツラが少なくとも二十人前後いる。
『詩音さん一応これを。』来る途中ヤツラから奪った銃と弾薬を渡す。
『使いかたは解りますよね?』
『もちろんですよ〜』
と茶化して言った…
286ゲーム好き名無しさん:2008/01/01(火) 06:29:19 ID:RJYWlqyyO
age
287ゲーム好き名無しさん:2008/01/15(火) 18:41:16 ID:P5mMW4SlO
了解・・保守します・・・
288ゲーム好き名無しさん:2008/01/19(土) 08:47:40 ID:EzSLTNWbO
保守
289ゲーム好き名無しさん:2008/01/27(日) 21:28:16 ID:I2xTz4MS0
レナ「圭一くぅ・・ん・おとな・・しく・・でて・・き・てよぉぉ・あは・・ははははははは」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1237185
290ゲーム好き名無しさん:2008/01/30(水) 19:16:55 ID:zfrk6FE6O
やるなら出題編までだな
解は痛い
291ゲーム好き名無しさん:2008/01/31(木) 12:31:45 ID:7ZFoVTOYO
誰か続きを……
292:2008/02/16(土) 00:10:00 ID:nv4qLETl0
∀゚)ノ センセー! ここは「ひぐらし」成分が皆無のネタは却下ですか?
293ゲーム好き名無しさん:2008/02/16(土) 12:13:35 ID:GSK4NuVnO
正直言ってこんだけ過疎だと何書いてくれてもいいんじゃないかと思ってる
294:2008/02/17(日) 00:35:00 ID:G8kXFvG+0
そうですか。 ありがとうございます。
スレの主旨に沿うネタが投下された時には直ぐに引込みますので安心してください。
295ゲーム好き名無しさん:2008/02/25(月) 21:20:21 ID:rJxkoec6O
堕保守子
296ゲーム好き名無しさん:2008/02/25(月) 21:33:07 ID:6JkAwRtB0
1週間以上何もしないなんて、釣りだったのか
297sage:2008/02/26(火) 22:42:06 ID:VGYAugXP0
すいません。 時間がないうえに、言葉を知らないもんで一日一行程度しか書けないのです。
しかも、書いたら書いたで意味わからんし。 推敲してたら更に???だし。
一応、構想はあるんで暫らくは書き続けますよ。 でも、月一程度のペースになるかも。

推敲中でしたが、煽られた?ので少しだけ投下します。
298ゲーム好き名無しさん:2008/02/26(火) 22:48:36 ID:VGYAugXP0
あれ? 投下できない。
299『墜地子』:2008/02/26(火) 22:50:00 ID:VGYAugXP0

            ―― 天啓を授かりし者、堕日出(ダビデ)曰く ――

古今の神妙、東西の霊妙を録する男、天神の一柱が住み給う里にて、美しき女人を殺めん
            然れども、其は神光降り注ぐ、霊験灼たかな処なり
     零れる血潮を真紅の夕陽が拭き取り、朽ちる肉塊を漆黒の夜陰が持ち去り
              殺生の罪をば、純白の朝陽が清め祓う地なり

    故に、新しき日出づれば、死せる女人の血肉と共に、男の罪も消え失せるが理
                    然るに、男の罪は残されん
      男が殺めるは徒の女人に非ず、天神が化けし女人、即ち陽なる現神なり

斯くして、神霊宿る里は零れる血潮で満ち溢れ、朽ちる肉塊が蠢き回る、正に地獄と化さん
         男は神殺しの十字架を背負い、陽が没せし里を、陰が堕ちし地を
           浄化の光が二度と降り注がぬ牢獄を、永久に逃げ続けん


                               『 堕日出之啓示録 〜天没ノ章〜 』 より
300『墜地子』:2008/02/26(火) 22:52:30 ID:VGYAugXP0

               『 SIREN - Delusion of the dead - 』

         < ―― それは、ひとりの男の殺人から始まった ―― >

県道888号線/四方通警察署/平境交番

― 7月31日、深夜23時45分 ―
蒼黒の山々の稜線を越え、濃緑の木々の合間を縫い、わずかに冷気を帯びた夜風が
蛙たちの鳴声を調和させて五線譜を描き、平境交番という名の小ホールに流れ込む。

木造平屋建ての古びた小ホール――平境交番にはふたりの聴衆がいた。
当直勤務に就いていた巡査部長の谷口(やぐち)と新人巡査の高尾(たかお)である。
谷口はパイプ椅子の背もたれに上体をあずけ、 格子窓から吹き込む爽やかな涼風と
心地よい歌声を恍惚の表情で賞翫していた。
「気持ちいいなぁ」
谷口は天上を仰ぎ見ながら呟き、ひとつ大きな欠伸をした。
「……そうっすね」
高尾は上司の間抜け面を横目でチラリと窺い、素気ない返事と共に小さな溜息をつく。
301ゲーム好き名無しさん:2008/02/26(火) 22:54:15 ID:VGYAugXP0
なんだ、本文が長すぎただけか。
302ゲーム好き名無しさん:2008/03/22(土) 23:31:48 ID:DeEOceaOO
保守
303ゲーム好き名無しさん:2008/03/24(月) 00:53:36 ID:cLacrFGbO
>>30ー31
304ゲーム好き名無しさん:2008/04/02(水) 05:20:39 ID:DlbW+svL0
sate
305ゲーム好き名無しさん:2008/04/15(火) 17:22:51 ID:sovfVJOX0
先月も今月も無理
306ゲーム好き名無しさん:2008/04/15(火) 18:59:03 ID:8b93jEZ30
誰も職人いなくなったな
307ゲーム好き名無しさん:2008/04/19(土) 22:25:12 ID:PEnE3tgwO
SIRENの新作が発表されましたね
308ゲーム好き名無しさん:2008/04/20(日) 00:22:08 ID:IPjeGyz00
309ゲーム好き名無しさん:2008/04/20(日) 10:18:47 ID:JVjXwVm70
新作kwsk
310ゲーム好き名無しさん:2008/04/28(月) 13:06:48 ID:a2CXZQq2O
作者続き作ってくだせぇ
311ゲーム好き名無しさん:2008/04/29(火) 21:23:35 ID:qxYyNSp10
新作本当だったんだね
日本が舞台で外人撮影クルーが主人公ってどんな展開になるんだろう
312ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 22:37:31 ID:fHxcGETN0
ひぐらしの新作も外人が主人公ってのもアリかもしれん、

2007年8月3日

雛見沢大災害から数十年後の雛見沢村で米国のテレビクルーが消息を絶った、

安否不明・・・、


ひぐらしのなく頃に 〜新訳〜
313ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 12:31:25 ID:7ugCMLSX0
もうロープレだよねアレ?
314≪sage≫:2008/06/02(月) 10:18:12 ID:LzSTTbo/O
315ゲーム好き名無しさん:2008/06/03(火) 21:52:13 ID:AJ89khHjO
竜宮レナ/初日/05:53/ゴミ山

「ここは・・・?」 目を覚ましたら宝探しをしている山。
廃車の仲にいた
「なんでこんなとこに寝てたんだろ?」
おかしい、少し前の記憶がない。
とりあえず外にでよう。そう思い廃車のドアを開け、何かにつまづいた、
「はうっ、いつこんなの持ってきたんだろ?」
そこには宝探しのために使う鉈が落ちてた。家の物だし持ち帰なければ、そう思い鉈を拾って廃車から出た。

とりあえず書いてみたけど、こんなのでいいかな?
オリジナルストーリーでいくつもりだけど
316ゲーム好き名無しさん:2008/06/03(火) 22:40:52 ID:AJ89khHjO
>>315のつづき
ゴミ山を歩いていると奇妙な事に気がついた、昔掘り出せ無くて新しいゴミ山に埋まったはずの物や見たことの無いものがゴミに混じっている。
おかしい、車で寝てたのならゴミが捨てられる音で目が覚めるのに、考えてみるとおかしな事が多い。
考えながら歩いていると人が向こうから歩いて来る、
「おはようございます」
朝の挨拶をすると村人は突然駆け寄ってきた。
「グへッ」
奇妙な声をあげていきなり首を絞めようとしてきた、
それを振り払い相手を見ると目から血を流している、怖くなり背を向け逃げ出した、
しかし相手は追って来る、逃げても無駄だと悟り相手を*すしか逃げれないと考え実行する
後ろへ鉈を振る、顏に当たったらしく相手はよろめく、そこに更に鉈を叩き付ける、ひたすら叩き付ける
動かなくなっても叩き付けた
「はぁ、はぁ・・・」気がつくと相手は体が原形を留めていなかった。
人を殺してしまった、今更そんなことに気づく、
「どうしよう・・・」その時一人の友人の顏が浮かんだ、頼りになる彼女に相談しよう、
そう思いレナは園崎家へと歩きだす。


書いてみたけど誤字多いな・・・
続き見たいなら書くよ
317ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 00:11:53 ID:5hbMSR5uO
んな、しゃーらしかこと言っとらんでさっさと書けゃあいいんじゃ、このダラズッ!!
318315:2008/06/04(水) 01:23:58 ID:nw5gOVXLO
大石倉人/初日/警察署仮眠室/00:00/

ウーウーウーウー
「ん〜何の音でしょう?」
大石は布団から身を起こしサイレンの音を聞くため耳をすました
火事でもパトカーの音でもないききなれない音だった。
「何の合図なんでしょう?
熊ちゃん、起きて下さい非常事態みたいですよ」
仮眠している後輩を揺りおこす
「ん、何すか?」
どうやらサイレンは聞こえなかったようだ
「サイレンが鳴ったんですよ、とりあえず外に出てみましょう」
「了解っす」
二人で仮眠室を出てみると火災と勘違いしたのか消火器を取り出してる男が一人いた
「赤坂さん、火事じゃないですよ」
「えっ、なら救急ですか?」
「それも違います」
「じゃあ何ですか?」
「さあ、何でしょう?」
実際、冗談めかしてるがこんなサイレン聞くのは初めてだった。
「とにかく外を見れば分かりますよ」
そういうと二人共窓を見始めた。
「私が見えませんよ。」
「・・・先輩」
「ん〜?なんですか?」
「伏せるっす!」
ビシッっと音を立ててガラスが割れた。
「窓を見たら銃構えた男がいて・・・」
「警察署に撃って来るとは・・・ダム戦争は終わったのに」
「どうしますか?」
「警察に喧嘩売ってきたんです、逮捕しますよ。熊ちゃん、車一台玄関へ回しててください。私は赤坂さんと準備して行きますんで」警察官として舐められたまま返したのでは示しがつかない、大石は手錠と拳銃、警棒を持って玄関へ向かった。


>>317誉め言葉として受け取ったぞ
319ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 11:11:17 ID:eLm0+/yv0
GJ さあ続きを書くんだ
320>>318の続き:2008/06/08(日) 20:46:01 ID:PuyxDaDcO
玄関から出て車に乗り込む、
「熊ちゃん、早くしないと逃げられますよ!」
「了解っす!しっかり捕まってるっす!」
猛スピードで走り出し、しばらくするとパトカーは暗闇で銃を持って走る人影をライトで浮かび上がらせた
「あいつっす!」
「おい、止まれ!」
赤坂が怒鳴りながら威嚇射撃をする。
男は近くの建物に入って行った
男の入った建物の近くに停車する
「ここは・・」
「学校っすね」
雛見沢にあるのとは違うちゃんとした学校だ、施錠はしてあるはずなのだが・・・
「熊ちゃん、ここで見張っててください。」
「大石さんは?」
「奴を探してきます、赤坂さん着いてきてください」
「わかりました」
大石と赤坂は銃を構えながら校舎へ入って行った・・・
>>319ありがとう、

この学校の名前ド忘れした・・・誰か教えてくれ。
次回主人公安価>>325 キャラ指名無いときは俺が考える
321ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 20:49:34 ID:cjUqUO9Z0
322ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 00:44:39 ID:MTIb3717O
ワープゾーン

>>50
>>100
>>150
>>200
>>250
>>300
323ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 07:58:00 ID:xMPOuNbfO
興宮小学校(中学校?)じゃないか
324ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 22:37:52 ID:MTIb3717O
保守
325ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 23:59:49 ID:qfdZW2LZO
(´σ_σ)` シュークリームが食べたいのですよ、あう。。
326ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 00:23:16 ID:CJbpWeRUO
>>325キャラ指名なしととっておk?
今日の19:00までに返事なかったら俺が考える。
327ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 22:13:46 ID:CJbpWeRUO
前原圭一/前日/雛見沢分校校舎前/20:27

「はぁ・・・」
何で忘れてしまったんだろうか、しかも夜気づくなんて
「沙都子めぇ・・・」
まさかトラップに引っかかって集金の手紙を落とすなんて、
「鍵開いてるかな?」
玄関の扉は堅く閉じててはいれそうにない。
「そうだ」
確かここの鍵は簡単に開けられるって魅音が言ってた事を思い出した。
「学校に盗みに入る奴なんていないだろ」
圭一はドアを揺り動かす、そのうち鍵が開く音がした、 「よし。」
帰る時はその時考えよう、そう考え圭一は学校に入って行った
328ゲーム好き名無しさん:2008/06/11(水) 12:29:05 ID:1FGHnEI2O
レナ/日曜日/自宅

レナ「おいクソ親父!金まだたくさん余ってんだろ?wwwwww小遣いくれよwwwwww」
リナ「チーッスwwwwwwwww」 
レナ「あ!リナさん!どうしたんすか?今日は鉄さんと一緒じゃなかったんすか?」
リナ「ちょっと喧嘩んなっちまってよwwwwwww胸クソわりぃから出てきたわwwwwwww」
レナ「まじすかwwwwwあ!今からスイーツ食い行きません?今ちょっと収入あったんで奢りますよwwwwwww」
リナ「礼奈さん!ゴチんなりまーすwwwwwww」
レナ「おい、その名前で呼ぶんじゃねぇよ」
リナ「あ・・・!ご、ごめん・・・」
レナ「次から気を付けろや、行くぞ」
リナ「ウス!wwwww」
父「・・・・・・・」
329ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 17:10:05 ID:SzZNt9MCO
梨花/1日目/仮住い/4:30

不意に目が覚めた。
"不意に"と言うのは少々語弊があるかもしれない。
なにしろ寝返りをうった沙都子に蹴り起こされたのだから。

「今夜はスマキにでもしておこうかしら。・・・くす。」

とは言え、こんなにも無邪気に、可愛らしいおヘソを出して寝ている沙都子の姿を見せられては怒る気も失せる、と言うものだ。

「こんなに無防備な沙都子も珍しいわね。せっかくだからイタズラでもしてあげようかしら?」

私は沙都子の耳元を顔を近づけて囁いた。

「カリフラワーは緑、ブロッコリは白なのですよ、にぱ〜☆」

むにゃむにゃ言いながら、沙都子も寝言で応じる。

「カリフラワー・・・緑、むにゃ、ブロッ・・・コリは白、わたくしにだって・・・わかりますわょ・・・むにゃ」

くすくすくす!!

・・・幸せ。

なんて事ない事なのだけれども、これこそが私の欲しかった日常なのだ。
打ち勝てぬ運命の渦中にいた"私"が望んでいた明日のカタチ。
きっと今日も部活メンバー達は、私を大いに楽しませてくれるのだろう。

330ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 17:11:18 ID:SzZNt9MCO
>>329つづき

「今日はどんな素晴らしい日になるのかしらね・・・、羽生?」

・・・返事がない。

「羽生?」

考えてみたら、おかしい。
いつもなら、私が目を覚ますと「梨花、おはようございますなのですよ、あうあう☆」と言い寄ってくるはずなのに・・・。

「羽生、居ないの?・・・羽生!?」

時間は4時半を回ったところだ。
こんなにも朝早く散歩(ストーキング)に出かけるはずもないだろう。

・・・嫌な予感がする。
何か漠然とした、捉えようのない不安・・・。
そう、私は過去、こんな感情に何度も襲われてきたじゃないか・・・!!
まさか、また・・・!?

だめだ、考えるな、古手梨花!
羽生なら、きっとなんでもない顔してヒョッコリ帰ってくるわよ!

だからお願い・・・!
「羽生・・・!!!」

その時、微かだが、ほんの微かだが羽生を感じた。

「際・・・具殿・・・!?」

まさに神の御告げとでも言うのか。

私は沙都子を起こさないように部屋を出ると、際具殿へと足を速めるのだった。

331ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 22:40:00 ID:K68/aTvb0
そりゃ、将棋の達人がそんなところにいるはずない
332ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 11:06:43 ID:AadQsMNxO
初めて来たんだが、このスレすごい職人さんがいっぱいいるな!続きを激しく希望!
333ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 18:44:00 ID:dPtLo39nO
>>332 Me Too
334ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 18:45:29 ID:/WjZWq+H0
□□□    □□□    
   □□□□□  □□□□□
   □□□□□□□□□□□□
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    □□□□□□□□□□
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     □□□□□□□□
      □□□□□□
       □□□□
        □□
これを見た人は幸せですね。
これをたった2箇所に貼り付けると→【     】
に運命の人の名前が出てくるんだって!
半信半疑でやってみたら本当に出てきました。
チェンメですが、これは本当に分かっちゃうんです。
お試しあれ
335ゲーム好き名無しさん:2008/07/22(火) 20:52:52 ID:+8ETtuZgO
>>330つづき

梨花/1日目/仮住い/5:00

夏も始まりに差し掛かったとは言え、早朝ともなるとまだ肌寒い。
時折髪を遊ばせるヒヤリとした風は、まどろんだ私の頭を覚醒させるには十分だった。


祭具殿に辿り着く。
私はポケットからカギを取り出し、祭具殿の封印を解いた。

「喜一郎に無理を言って祭具殿の錠前を変えてもらって正解だったわ。」

以前までは、重たい閂が祭具殿の扉を堅固に護っていた訳だが、私のワガママで扱い易い小さな錠前に変えてもらったのだ。
そのせいで鷹野のアンニャロウの興味を引くハメになる訳だが、それはもう過去の話。

「さすがに朝一番から肉体労働はしたくないものね。・・・くす。」

辺りを伺い、人気がないのを確認すると、わずかなスキマからスルリと中に忍び込む。

「羽入・・・、居るの?」

自分で発したはずなのに、あまりにも消え入りそうな小さな声だったので私自身ドキリとした。
・・・不安の表れってこと?
・・・ふん、冗談じゃないわ。。

「羽入!今日のご飯は三食とも特選激辛キムチ料理だからね!・・・覚悟しなさいよ!」

この場に羽入の姿は見当たらない。

私はゆっくりとではあるが、しかし確実に祭具殿の奥の間へと歩を進めるのだった。
336ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 23:09:21 ID:UivzgU74O
>>335つづき

オヤシロ様像の前に羽入は居た。
うずくまるように床に伏せていて、小刻みに震えているように見える。

「羽入、大丈夫・・・?」

羽入はそこで初めて私の存在に気付いたのか、ゆっくりと顔を上げた。
私を写したその瞳にはうっすらと涙が滲んでいるようだ。

「梨花・・・、あぅあぅ。。」

今の羽入を見る限りでは、何か緊迫した事態が差し迫ってきているのではないか、と想像するのは容易い事だった。
もし、これで「あぅあぅ、ぼくのシュークリームの賞味期限が切れてしまったのですよ〜!!」とか言ってくれたのなら、どれだけ救われただろうか。

しかし、そんなささやかな期待はすぐに打ち破られる事となる。

「梨花、・・・すぐにこの村を離れるのです!」

羽入の表情は険しく、私に掛けられた言葉は忠告や警告と言うよりはもはや懇願に近い印象を受けた。

「あぅあぅ、今日にでも・・・、そうなのです!部活が終わったらみんなに話して、一刻も早くこの村を離れるのです! きっとみんななら信じてくれますのです!"あの時"のように・・・!」

突飛もない話に私は付いていけず、思わず怒鳴りたくなる衝動にかられる。
だがここで私まで口調を荒げては"火に油"だ。
極力穏やかに、子供を諭すように優しく問いかける。

「羽入、あなたが何の話をしているのか、私にはわからないわ。私に分かるようにちゃんと説明してくれるかしら。」

「あぅ。」と一呼吸いれた羽入は、わずかながら平静を取り戻したのか、私の眼を真っ直ぐ見据えて語りだした。

337ゲーム好き名無しさん:2008/07/26(土) 00:16:05 ID:3+E2pqcS0
そろそろなにか題名入れてみたら?
338ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 22:36:54 ID:aaKpY00iO
職人ガンガレ
339ゲーム好き名無しさん:2008/07/28(月) 00:57:28 ID:LjPlJiBWO
おお続きがきてる…職人頑張れ
340ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 08:18:46 ID:WLUyZbjEO
>>336つづき

「厄災なのです、・・・この雛見沢の地に厄災が降りかかろうとしていますのです。。」

羽入はそう言うと、申し訳無さげにうつ向いてしまった。

・・・去年の6月、私たちは鷹野の強固な意思にうち勝った。
それは幾百年にも渡って繰り返された永い闘いへの終止符。
まだ見ぬ未来を実感した時、・・・あれは確か、そう部活メンバーでプールに遊びに行った時だ。
皆がはしゃぐ水しぶきを受けながら私は不思議と涙を流したものだ。
それは言葉ではとても言い表せない感情だったけれど。

・・・けれど、"終った"事だけは確信できたはずだった。。

「厄災?・・・どう言う事なの?第二の鷹野みたいのが現れる・・・って事・・・?」

羽入はどう応えるか少し思案する。

「あぅあぅ、ぼくにもまだよく分からないのです。。ただ、禍々しい"何か"がこの雛見沢を包み込もうとしていますのです。」

・・・"よく分からない"、ですって?
こんなにも人の不安を掻き立てておいて、"分からない"!?
なんて無責任な神様なの!?

「ふん、・・・それで羽入は、その"よく分からない"厄災の為にこの雛見沢を離れろ、って言うのね?」

「あぅあぅ。。」

「・・・残念だけど、ゴメンだわ。私は雛見沢を離れる気はないもの。ふふ、幾百もの死を乗り越えてきた私が、今更なにを畏れると言うの?」

「梨花ぁ・・・。。」

そう、畏れる事など何もないのだ。
なぜなら"運命なんて金魚掬いの網のよう"と教えてくれた人がいたから・・・!!
私は屈しない、とことん坑ってやるわ。
みんなとなら、どんな壁でさえも乗り越えて行けるもの!

341ゲーム好き名無しさん:2008/07/29(火) 08:24:40 ID:WLUyZbjEO
>>340つづきラスト

「・・・梨花は本当に強くなりましたのです。。それが梨花の意思なら、ぼくはもう何も言う事はないのです、あぅ☆」

羽入の眼差しはどこか遠く、しかし温かいものだった。
私は知っている。
強くなったのは私だけじゃない。
かつては"傍観者"だった羽入もまた、人を信じるココロの成長をしている事を。

「さぁ、梨花、そろそろ家に戻ったほうがいいのです。沙都子が起きた時、梨花が居なかったら心配しますのですよ?」

祭具殿の天窓からうっすらと光が差し込んでいた。
随分と長い時間話し込んでいたようだ。

「ぼくはもう少しここに居ますのです。」と言う羽入を背に私は祭具殿をあとにする。
私のどこかスッキリとはしない灰色の心中とは裏腹に、淀みのない白んだ空が恨めしい。

まったく、私も雛見沢もとんだ魔物に好かれたものね。。
今度の相手は何?
人か?祟りか?・・・ふふ、それとも魔女かしら?


今年の綿流し祭はもう、すぐそこまで迫っていた。

342ゲーム好き名無しさん:2008/08/01(金) 14:02:32 ID:Tveb3i690
各キャラのタイムテーブルをあらかじめ設定しておかないと
343ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 02:26:22 ID:en5DeeenO
ひぐらしはメインキャラの名前くらいしか知らんが面白いなW

続きを頼む
344ゲーム好き名無しさん:2008/08/04(月) 23:39:19 ID:jnP7FrY0O
複数の職人が個々にストーリー展開してるかみたいだな。

ここの職人、何人いるんだ?ww

とりあえず誰か続きを
345ゲーム好き名無しさん:2008/08/05(火) 16:10:55 ID:ZLCt6n+U0
>>202
逆に考えてみるんだ。
サイレンキャラでひぐらしっぽい話を…
346ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 16:23:39 ID:irjebyVv0
赤坂屍人
「了解・・・射殺します・・・。」
「梨花ちゃんの匂いがするよぉ」

SIRENのキャラメインだったら何か書いてみようかなあ
347ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 16:57:56 ID:irjebyVv0
と言いつつ、ちょっとやってみるやw
348ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:02:47 ID:irjebyVv0
永井 頼人 ??? 25:00

永井頼人は絶望していた。
目の前の現実に。

闇人と化した沖田を倒し、
三沢も倒し、
堕慧児だって一人で倒した。

しかし彼の勇姿は向われることは無かった。

気づいたらそこは母胎が地上奪還を成就した世界。
黒い太陽が輝き、闇人が蔓延し、人間は全て滅んで

しまった世界。
349ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:03:58 ID:irjebyVv0
「うあぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

永井は悲鳴とも取れる絶叫をあげながら、機関銃

の引き金を引く。
目の前の闇人は一人、また一人と地面に倒れこみ、

屍となっていく。

それでも彼はひたすらに、「殺戮」を続ける。

時間の感覚すら消え、頭の中が真っ赤になっていく。
350ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:04:34 ID:irjebyVv0



ーーウウウウウウウウゥ…

耳を劈くような轟音が、永井の意識を取り戻させた。

「!!」

振り向くとあの赤い水の津波。
逃げる暇も無く、彼の体は赤い水に捕らわれてしまう。

ーーもう何がなんだか分からない。
またどこか別の世界に連れて行かれるのか・・・。

最後の思考をかき消すかのように、
永井の意識は深い闇へと落ちていった。
351ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:37:44 ID:TCOdsWhKO
wktk
352ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:52:08 ID:irjebyVv0
永井 頼人 ??? ???

気づくとそこは暗闇の中だった。
立ち上がろうとすると、体中に鋭い痛みが走る。

「いってぇ・・・。」
再び地に尻をつく。
疲れきった溜息をつくと、草を布団かわりに体をその場に横たえる。

ーーとりあえず状況を整理しよう
俺は何をしていたんだっけ・・・。
ゆっくりと記憶の中を辿っていく。
353ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 17:53:09 ID:irjebyVv0
・・・そうだ。
あいつらは?

素早く立ち上がり、身構える。
だが、辺りを見渡すも目に入るのは立ち並んだ木々ばかり。

「此処は一体・・・いつぅ!」

遅れて体に鈍い痛みが走る。

「まったくどうなってるんだよ・・・。訳わかんねえよ。」

そう言いかけた瞬間、銃声が響く。

「!!・・・やっぱ敵か!」

懐中電灯のライトを点けると、
永井は銃声のした方向へと走り出した。

目標 「少女」の救出

小目標 銃声のした方向へ向う
354ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 18:01:07 ID:irjebyVv0
疲れた・・・とりあえず今日は此処まで。
三日に一回ぐらいヌルヌル進めていくかも。

まあ要望があればですがW
355ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 18:06:36 ID:irjebyVv0
しまった・・・。目標じゃなくて

終了条件 「少女」の救出

小目標 銃声のした方向へ向う
356ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 20:37:06 ID:TCOdsWhKO
まさか無印の世界に飛んで三沢の代わりに春海ちゃん助けるとか?

期待して待つとしましょうか
357ゲーム好き名無しさん:2008/08/08(金) 23:21:34 ID:EQpcCn2r0
おおお  これは・・・
358ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:47:11 ID:YKPPKLCg0
永井の顔には疲労と絶望の表情が見え隠れしていた。

--結局、三沢は正しかった。
自分が勝手に勘違いして三沢を殺してしまった。
”市子ちゃん”だって助けることは出来なかった。
尊敬する沖田さんだって俺が殺したのと同じだ。

永井は頭を振る。

--今は考えるな。
とりあえず目の前の事態を解決しよう。

邪念を頭の奥に押し込むと、永井は森の奥へ奥へと進んで行く。
359ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:48:02 ID:YKPPKLCg0
「!」

不意に足元に転がる物につまづきそうになる永井。
寸でのところでこらえると、足元に転がる其れが、
何か異質なものである事に気づく
生暖かくて、やわらかい。
暗がりですぐには何かは判断出来なかった。
だがライトを向けるとそれは見慣れた”ある”ものだと気

づく

「死体・・・。人間の・・・」

--落ち着け。永井頼人。
冷静に状況を判断しろ。

自分に言い聞かせると、
死体をすばやく探っていく。
360ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:48:57 ID:YKPPKLCg0
--傷を見ると、どうやらわき腹を拳銃で撃たれたらしい。
瞳孔が開いている。・・・蘇生は無理だ。
制服を着ているところを見ると学生だろう。
見かけからすると・・・男子高校生ってところか。
手にはバットが握られている。
かなりのへこみようだ。普通じゃこんなにならない。
・・・これで人、もしくはそれ以外の動物を殴ったのは容易に想像がつく。
何よりも先端に血がついている。
361ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:50:10 ID:YKPPKLCg0
こんなところだろう。
手早く死体を調べ終わると再び身構える。

--この青年も、あの忌々しい奴らに殺されたのか?
ならば急いだほうがいいだろう。
この死体はきっと立ち上がる。
人間としてでは無く、”化け物”として。

立ち去ろうとした瞬間、近くで銃声が響く。
リズムを奏でるかのように三回響いた銃声は森の奥へと溶けていく。

--やはり近くに敵がいる。

永井はライトを消すと、身を屈めながら銃声の方向へと向った。
顔に施したフェイスペイントと、自衛隊の迷彩服は、
こうゆう状況ではとても役に立つ。
音を立てなければ、よほどの事が無い限り敵に気づかれる事は無いだろう。

息を殺し、ゆっくり、ゆっくりと音の発せられた方向に向う永井。
362ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:51:13 ID:YKPPKLCg0
しばらく進むうちに人影が目に移る。
それも一人ではなく、何人かいるようだ。

--人間か?こんなところで何を?

しかし目をこらすうちに其の疑問はすぐに晴れる事になる。
彼らの足元には何人かの死体が転がっていた。
それも一人ではない。
見えるだけで三人。
近距離で頭を撃たれたのであろう。
皆、頭から血を流している。
どれも小学生から高校生ぐらいの年頃だ。

永井は迷わなかった。
こんな事をする奴らは人間ではない。

射殺せねば。

終了条件達成

アーカイブNo.2「前原圭一の生徒手帳」を入手しました。
アーカイブNo.3「悟史のバット」を入手しました。
363ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:52:57 ID:YKPPKLCg0
古手 梨花  昭和58年 雛見沢村 祭具殿周辺 20:37

--今度こそはうまくいくと思っていた。
悲劇に繋がる要素は全て排除し、
無事に綿流しを迎えることが出来たはずだった。
しかし、コイツが残っていた。
鷹野三四。コイツが全ての元凶。

愛しい仲間たちが目の前で殺されていく屈辱。
・・・次は自分の番だ。

「なかなかやってくれるじゃないの。でもね。勝負は私の勝ち。」

--悔しくて声も出ない。
けど私は決してお前を忘れない。
次は絶対に昭和58年の6月を乗り切ってみせる。

彼女は目を見開く。この顔を、この女を、この出来事を、

次の世界で忘れないように。
364ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:54:57 ID:YKPPKLCg0
彼女には何が起こったか分からなかった。
自分を押さえつけていた男の手がふと軽くなる。

突然、銃声があたりに響き渡る。

--何?何が起こっているの?

「山狗」達は次々と肉片と化していき、
気づくと鷹野の顔も無くなっていた。

「山狗」の手から開放された梨花はすばやく身を隠す。
「羽入!!どうなっているの!!」

古手梨花にしか見えない「羽入」。
彼女も又、「人間」とは違う存在である。
それでも、運命を突き破る為に、
何時も古手梨花と共に戦ってきた。
365ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 14:56:58 ID:YKPPKLCg0
しかし、いつも近くにいるはずの「羽入」の姿が見当たらない。

「羽入?羽入!!」

銃声が響く中、必死に叫んでみるも、やはり返事は無い。

--こんな時にどこにいったの!?

背後から葉のすれる音が響く。

後ろを振り返ると、
小銃を手にした男が立っていた。
迷彩服を着込み、
顔にはフェイスペイントを施している。

--さっきの銃撃はたぶんこの男だろう。

彼女の物語は新たな局面を迎えようとしていた。

アーカイブNo.4「綿流し」を入手しました。
366ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 15:07:55 ID:YKPPKLCg0
次のシナリオを選択してください。

・竜宮 礼奈 昭和58年 雛見沢村 20:27 (青)

・鷹野 三四 昭和58年 雛見沢村 20:40 (緑)

・高遠玲子 昭和78年 羽入蛇村 ??? (緑)

青・・・実際にプレイヤーが操作するシナリオです。
緑・・・デモムービーのみのシナリオです。
367ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 15:14:10 ID:YKPPKLCg0
高遠先生のスペース空け忘れた。orz
無印、2、ひぐらしを詰め込もうと思いますが、
お気に召されなければ止めます故。

あと、青、緑とか(シナリオナビゲーターのつもり)
はあくまで脳内保管の一貫としてお願いしますw

ちなみに今までのシナリオは
永井 頼人 ??? ??? (青)
古手 梨花  昭和58年 雛見沢村 祭具殿周辺 20:37 (緑)
368ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 17:08:35 ID:HrVfSILYO
面白いから続けて欲しいな。

永井と梨花の絡みを希望!
369348:2008/08/09(土) 19:07:36 ID:IKJZdv9s0
実は永井と梨花ちゃまの続きは出来ています。
ですが、本家SIRENっぽく、人物が飛んだほうがいいのかなーと思ったり。

まあ、とりあえず

※新たなシナリオが開放されました。
プレイ、回覧するシナリオを選択して下さい。

・永井 頼人 昭和58年 雛見沢村 祭具殿周辺 20:45 (青)

・竜宮 礼奈 昭和58年 雛見沢村 20:27 (青)

・鷹野 三四 昭和58年 雛見沢村 20:40 (緑)

・高遠 玲子 昭和78年 羽入蛇村 ??? (緑)
370ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 19:41:28 ID:0+gpIEhi0
イイヨーイイヨー
レナ希望
371ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 19:53:52 ID:EUdiIDZD0
このスレおもしろいな。
なのになぜ人が来ない。
ageてみる。
372ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 19:59:18 ID:kQYA1WIg0
人が来ない理由は今まで何人も書いてきたが一つも完結しなかったせい
さらに期待age
373ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 20:23:17 ID:Q4TK5k+10
GJ!

シナリオは永井希望。
これは多数決?
374ゲーム好き名無しさん:2008/08/09(土) 20:24:52 ID:rReSA6oz0
健康優良日本男児キボン
375348:2008/08/09(土) 21:02:29 ID:gosPgQB+0
書き込むのは明日〜明後日くらいになると思いますが、多数決だとして
とりあえず、永井・梨花ちゃまでいいのかな?

まったり更新なので気長にお願いしますw
376348:2008/08/09(土) 21:16:04 ID:gosPgQB+0
それまでおまけ。
(一部Wikiより引用)
377348:2008/08/09(土) 21:17:34 ID:gosPgQB+0
アーカイブNo.2 「前原圭一の生徒手帳」
取得条件 「青年」の死体を調べる。

青年の死体のポケットに入っていた生徒手帳。
雛見沢村分校・・・××組、前原圭一とある。
顔写真の表情はどこかぎこちない。

アーカイブNo.3 「悟史のバット」
取得条件 「青年」の死体を調べる。

青年の死体が握っていたバット。
先端はぼこぼこに凹んでおり、血も付いている。
おそらく人間か何かを殴った跡であろう。

(○ボタンでもっと詳しく)

小さく「悟史」と書いてある。

アーカイブNo.4「綿流し」
取得条件 「古手梨花」の「山狗」からの開放

毎年6月の第3〜4日曜日を選んで行われる、雛見沢村最大の祭り。
冬の終わりを喜び、寒さを凌ぐために使ってきた布団などを、
古手神社の巫女による奉納演舞を捧げて供養し、
祭事用の鍬で裂いた布団の中の綿を千切って沢に流すというもの。
378348少しだけ続き:2008/08/09(土) 23:30:45 ID:mQgS98Ez0
永井 頼人 昭和58年 雛見沢村 祭具殿周辺 20:45 (青)

”殺戮”を終えた永井の目の前に飛び込んできたのは一人の少女だった。
まだ小学生ぐらいの年頃であろう其の少女は、唖然とした顔でこちらを見ている。

--あいつらから生き残ったのか・・・。
いや・・・市子ちゃんの事もある。
もしかしてこの娘も・・・?
そしたらまた面倒な事に・・・!

とっさに銃を構える永井。
しかしこのまま引き金を引くことは流石の永井にも出来なかった。
お互いに身構えたまま、長い長い沈黙が訪れる。

きまずい沈黙の中、口火を切ったのは少女だった。

「貴方は?」

少女はあどけない見かけとは不似合いな目つきでこちらを睨み付ける。
379348少しだけ続き:2008/08/09(土) 23:34:28 ID:mQgS98Ez0
「永井・・・頼人。陸上自衛官・・・士長」

「自衛隊・・・?」

とりあえずこの娘は敵ではないようだ。
安心した永井は銃を下ろす。

「・・・そうだよ。驚かしちゃったかな。ごめんね。ところで、君はこんな

所で何を?」

「・・・。」

相変わらず処女は、鋭い目つきでこちらを睨め付ける。

「・・・。なぜあいつらを?」

「あいつら?・・・こいつらは人間じゃない。」

地面に落ちた肉片を踏みつける永井。

「・・・?・・・。」

少女はポカンとした顔とする。

--こちらが言っている事が分からないのか・・・。
まあ、当然といっちゃ当然だが。
380348少しだけ続き:2008/08/09(土) 23:35:30 ID:mQgS98Ez0
何秒かの沈黙のあと、少女はささやくような小さな声で喋りだした。

「いいえ。こいつらは人間よ。山狗。今まで私を捕らえてきた鎖。
そして私が打ち破ろうとしてきた運命を守護するケルベロスは
たった今、死んだ。貴方に殺されて。」

(何を語りだすんだこの子は・・・。こっちこそ意味分かんねえよ。あの

眼鏡野郎と似通ったタイプか?)

永井は話が途切れる隙を伺い、素早く話しかける。

「とりあえず此処は危ない。安全なとこまで逃げよう。ね?」

少女はしばらく考え込んでいたが、何かを閃いたようにすっと立ち上がる。

そして、

「とりあえず私は古手神社に行く。貴方も付いてきて。」

「古手神社?此処から近いのかな?」

「子ども扱いはいいから。兎に角、遅れないように。」

(なんだっていうんだよ・・・。訳わかんねえよ。というか口の悪い子供だ・・・・。)

終了条件 「古手神社」への到着

小目標 「沙都子」の発見
381ゲーム好き名無しさん:2008/08/10(日) 07:06:45 ID:F/V+iPG3O
処女W
続き頑張ってくださいね^^
382348:2008/08/10(日) 22:23:55 ID:L+35LcPK0
なんか見直すと前回のは文章が汚いな・・・。
気にせずとりあえず続きを
383348:2008/08/10(日) 22:26:36 ID:L+35LcPK0
古手 梨花 昭和58年 雛見沢村 祭具殿周辺 20:45 (緑)

其の男は今までに見たことが無い男であった。
彼女は幾多の終焉、世界を目にしてきた。

しかし、こんな男は見た事が無い。

其の男によって今まで敗れなかった「運命」が今、打ち破られた。

--・・・何が・・・どうなっているの・・・。

彼女が思考を巡らせていた其の時、
ゆっくり頭に銃口が向けられた。

しかし、男の目は冷静だ。
少なくとも雛見沢症候群では無い。
すぐに撃たれることはないだろう。
それに、みるかぎり話は通じそうだ。

--探ってみる必要がありそうね・・・。
384348:2008/08/10(日) 22:27:56 ID:L+35LcPK0
彼女は長い沈黙の中、自分から口を開いた。

「貴方は?」

「永井・・・頼人。陸上自衛官・・・士長」

「自衛隊・・・?」

--何故自衛隊がこんな所に・・・。
それに、私にとって助かったとはいえ、
いきなり小銃をぶっ放すなんて非現実すぎる。

そんなことを考えていると、頭に突きつけられた銃口が下ろされた。

「・・・そうだよ。驚かしちゃったかな。ごめんね。ところで、君はこんな所で何を?」

「・・・。」

--真実を言っても信じてもらえない事は分かっている。
とりあえず、この男が何者か見極めよう。
385348:2008/08/10(日) 22:28:54 ID:L+35LcPK0
「・・・。なぜあいつらを?」

「あいつら?・・・こいつらは人間じゃない。」

そういうと同時に、先ほどまで鷹野の一部だったものがぐちゃりと踏み潰される。

--・・・頭がおかしいの?
でなきゃこんなことはしないだろう。
しかし、私に敵意は無いようだし、
まだ山狗の生き残りがいないとも限らない。
今は守ってくれる人が必要だ。
そしてなによりも、早く羽入と合流して今の状況を探らなければ・・・。

でも、とりあえず何か言っといたほうが良いだろう。
386348:2008/08/10(日) 22:29:43 ID:L+35LcPK0
「いいえ。こいつらは人間よ。山狗。今まで私を捕らえてきた鎖。
そして私が打ち破ろうとしてきた運命を守護するケルベロスは
たった今、死んだ。貴方に殺されて。」

向こうは困惑した顔をした。
当たり前といえば当たり前なのだが。

「とりあえず此処は危ない。安全なとこまで逃げよう。ね?」

--とりあえず安心できる場所の確保と羽入を探さなくてならないわね。
この男に話を聞くのはそれからでもいい。

彼女は決心すると立ち上がる。

「古手神社?此処から近いのかな?」

--もう「子供」のふりもする必要はないか。
それにこの状況・・・子供ぶってはいられないわ。

「子ども扱いはいいから。兎に角、遅れないように。」

彼女は古手神社に向って走り出す。
自分に何が起こったのか、本当に運命に勝つことができたのか、
全ては其れを確かめる為に。
387348:2008/08/10(日) 22:34:27 ID:L+35LcPK0
※新たなシナリオが開放されました。
プレイ、回覧するシナリオを選択して下さい。

・竜宮 礼奈 昭和58年 雛見沢村 20:27 (青)

・鷹野 三四 昭和58年 雛見沢村 20:40 (緑)

・高遠 玲子 昭和78年 羽入蛇村 ??? (緑)

・牧野 慶  昭和78年  ???  ??? (青)
388348:2008/08/10(日) 22:35:26 ID:L+35LcPK0
正直書くのがつらくなってきたw
続きを希望する声が多ければ続けますが…

分かりませんw
389ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 12:26:51 ID:amOcM3omO
希望に決まっとるwww
390ゲーム好き名無しさん:2008/08/11(月) 22:41:45 ID:FDQtEb8O0
まあ 急かすのもアレだし自分のペースで頑張ってください
391ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 07:24:58 ID:Yf9DNgGL0
なんか梨花と羽入がリンクナビゲータ画面っぽいとこにいて、
赤と青のラインをカケラ紡ぎみたいに結びつけてんのよ。
ラインの端は各ステージの開放条件のとこから伸びてる感じで、
アーカイブとかがその途中に絡まってる、って感じの妄想を寝てるときに閃いた。
羽入を今まで以上に神の世界(ナビゲータ画面)と
ゲーム盤(カケラ=各ステージ)の世界の中間に位置するように据えて
進行役に徹させれば上手く組み合わさらないかと思った。

ひぐらし本編のループ以上に苦行だろうけどな、ループ打開の模索。
それこそ黒梨花がもう2〜3人できちゃうくらい
392ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 18:00:10 ID:SANNTuENO
知らんがな('A`)
393ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 22:47:50 ID:+00GoCEJ0
市子「(私が出てないなんて)嘘だッッ!!」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4245163
394348:2008/08/12(火) 23:27:50 ID:Sq3TzOUH0
分かりました。かなり遅くなるけど完結だけはさせますね。
とりあえず牧野さんかレナかどちらから話を書こう・・・。
395ゲーム好き名無しさん:2008/08/12(火) 23:29:54 ID:Sq3TzOUH0
というか市子ちゃんこそ一番の病みキャラだと(ry
396ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 03:39:06 ID:uRWpI857O
古手梨花/初日/古手神社物置/1125/

梨花「また、失敗か・・・」
ループしたのを感じとりため息をつく

梨花「羽入?いる?」

呼んだと同時に羽入が現れた、やけに焦っている

羽入「あぅあぅ、大変なのです!世界がおかしいのです!」

梨花「どういう事?羽入?」

羽入「説明しづらいのです!とりあえずみたらわかるです!目を閉じて意識を巡らして欲しいです!」

慌ててる理由は解らないが言う通りにしてみる、・・・!誰かの視界がみえた、こちらに来ている

梨花「羽入どういうこ…」

羽入は消えていた、過去幾千の世界でこんな事は起こらなかったどういう事だろう、
とりあえずもう一度試してみた、私の居る部屋に近づいて来ている視界があった、
先ほどとは違い息遣いは荒くない私の部屋のドアを開けた。

???「君は…?」

知らない人間だった、どうやらこの世界は今までとは違うのだろう、私はこの世界へ賭けてみる事にした。



397ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 05:09:20 ID:uRWpI857O
須田恭也/初日/古手神社物置/1200/


須田「君は…?」

いきなり村人に襲われ、逃げた先にあった建物のドアを開けると、
中には少女が一人いた。

???「貴方…誰?」
須田「俺は…」

ダン!

銃声が聞こえてきた

須田「話は後だ、今はここから逃げよう。」
???「待って!」

須田「え?」

???「沙都子が襲われてる、助けなきゃ!」

少女は外に出ようとする。
それを引き留める

須田「待って、外は危険だ!」

???「けど沙都子が!」

彼女は堅い意思を持ってそうだった。

須田「わかった、俺が行ってくるからここで待ってて」

そう言って銃声の聞こえた方に行くと、確かに少女が襲われようとしていた

沙都子「助けて…にーにー」

少女は震えていた

須田「うわあああ!」

叫びながらタックルをする、襲っていた男は倒れた、
少女の手をとり物置へ戻って行った…
398ゲーム好き名無しさん:2008/08/13(水) 05:21:07 ID:uRWpI857O
書くまでの筆休み…

2のキャラも出したいんで
>>400に希望の人たのみます。
399ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 04:00:56 ID:3vu4ETtnO
過疎ってるな。

アゲ
400ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 07:46:54 ID:BU+5nIZ3O
市子しか思いつかない。 アゲ
401ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 19:19:06 ID:3vu4ETtnO
>>400把握
考えてくるわ
402ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 19:50:42 ID:3vu4ETtnO
矢倉市子/初日/興宮少学校校庭/1105/

市「う……」

頭が痛い、記憶がはっきりしない

市「ここ…どこ?」

見たこともない所だ、近づいて見ると学校の中のようだ。遠くに灯りが見える

市「とりあえず…違う所に…」

歩き初めたその時
………ペタ

市「え?」

もう一度歩いて見る、
…ペタ

市「何…これ?」

歩くたびに自分とは違う足音が聞こえてくる

市「嫌…」

恐怖から足が自然と速くなる、足音は追いかけてくる

市「来ないで!!」

校門に当たる、開かない、なら、乗り越えるしかない

市「よい…しょ!」

乗り越えられた、後ろでは同じ様に何かが落ちる音が聞こえてくる。

市「ついてくる…」

走って逃げよう、そう思い道路を走る

403ゲーム好き名無しさん:2008/08/14(木) 22:29:05 ID:v9FzWC+O0
あげ
404ヴィルベルヴィント:2008/08/15(金) 13:36:55 ID:+xAreDKiO
リレー小説みたいにすればいいと思う。
書けるとこまで書いて、次の人にバトンタッチみたいな。
もちろん俺も執筆に協力するから。
405ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 13:47:31 ID:9Syig7T40
俺は横から口出ししてやる
406ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 14:49:15 ID:3Pc2yFSaO
富竹二郎/初日/興宮/1158/

富「ん?」

歩いていると前からこちらへ走る女の子がいた。
必死に何かから逃げようとしているようだった

富「なんだろう?とりあえず話しかけてみるか。」

女の子が走ってくるのを待ち話しかける。

富「君、ちょっと待って」

どうやら聞こえたらしく、止まってくれた。

富「どうしたんだい?急いで走ってるようだけど?」

???「助けて下さい!足音が!足音がついてくるんです!」

女の子は必死な様子で話しかける

富「誰かに追われてるのかい?」

???「見えないんです!足音は聞こえるのに!」

これは雛見沢症候群かもしれない、
そう思い入江診療所に連れて行く事にした

富「わかった、僕がついててあげるから、僕の知り合いの所について来てくれないかい?」

女の子はうなずいた

富「そういえば名前を言ってなかったね、僕は富竹、フリーのカメラマンさ、君は?」

矢「私…矢倉市子です。」

富「市子ちゃんか、よし、じゃあいくよ。」

診療所に向けて歩き初める、二つの足音を聞きながら。
407ヴィルベルヴィント:2008/08/15(金) 21:06:21 ID:+xAreDKiO
竜宮レナ/旧ダム工事現場/初日/20:40

「はうぅ…一体どうしちゃったのかな、かな…」

雛見沢村の外れにある旧ダム工事現場。ダム計画が廃案となった後は不法投棄された産業廃棄物で溢れかえっている。

そのゴミ山の中にスクラップされた車があった。その中で彼女は息を潜めていた。

「圭一君たち、どこ行っちゃったのかな、かな…」圭一、というのは彼女の親友である前原圭一のことである。

夕方、いつものように圭一たちと学校から帰る途中、おかしな村人の集団に襲われ逃げる途中ではぐれてしまったのだった。

あいつらは人間じゃなかった。動きはどこか緩慢、顔面は蒼白、目からは血の涙を流していた。

圭一たちは無事だろうか。大丈夫、彼は金属バットを持っている。あいつらが猟銃や拳銃を持って来ない限り大丈夫…なはずだ。

レナは自分にそう言い聞かせた。

「これからどうしよう…」

たとえ外に夕方遭遇した化物がうようよしていて、このままここでこうしていても待っているのは餓死だけだ。

408ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 22:05:12 ID:+xAreDKiO
かといって武器も持たずにうかつに外を出歩くのは自殺行為だ。さて、どうしたものか…

その時、車の外から物音がした。驚いて車の窓からそっと様子を伺う。誰かが近付いて来る。

…まずい。彼女は全くの無防備だった。この車はスクラップのためにドアは運転席だったところの一ヵ所しか空かない。さらにまずいことに人影は運転席側から向かって来る。

人影はどんどん近付いて来る。逃げようかとも考えたが、相手が銃を持っていてドアを開けて逃げようとした途端に撃たれたら…

という可能性が頭をよぎり動けないでいた。気がつけば人影は車のすぐ近くにいた。

どうせ襲われるなら…!

レナは車は飛び出しその人影に飛び掛かった。

「うわっ!」

その人影は驚いた声を上げて倒れた。レナはそいつの顔を見てみる。…化物じゃない。年齢は20歳前後で眼鏡をかけている。男の人だ。

てっきり化物だと思い飛び掛かったレナは困惑した。そうこうしているうちに、相手は起き上がった。

「いてて…痛いなぁ…もう…」

「あの、ごめんなさい!化物だと勘違いして…大丈夫ですか?」

「ああ…大丈夫だよ…それより君の方こそ大丈夫かい?ずっと隠れてたみたいだけど」

「はうぅ…大丈夫かな、かな…お兄さん、名前はなんて言うんですか?」
「僕は一樹守。雑誌の記者をやってるんだ。その雑誌の記事を書くために取材に来たらこの有様だよ」
409ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 22:27:59 ID:+xAreDKiO
「そうだったんですか…私は竜宮レナ。この雛見沢村に住んでる学生です」

「いきなりだけどこの村は一体どうなってるんだい?村人たちがなんであんなになっているのか。君が何故ここで隠れていたのか」

「はうぅ…村人さんたちは今日の朝までは普通だったんだけどね、夕方友達たちと学校から帰る時にはもうおかしくなってたの…それで襲われて逃げる途中でみんなとはぐれちゃったの…」

「そうだったのか…取りあえず君の友達を探すことにしようか。けどこのまま武器も持たずに探しに行くのは危ない。まずは武器になるものを探そう」

「それだったら私の家の物置に鉈があります。それを取りに行きましょう」

「そうだね。そうしよう出来れば僕の分も武器が欲しい所だね。台所に行けば包丁くらいあるかな」

こうして二人はレナの家に向かうことになった。
終了条件 鉈の発見
小目標 ダム工事現場跡からの脱出
410ゲーム好き名無しさん:2008/08/15(金) 23:54:00 ID:PcE+zExVO
4様www
411ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 00:41:32 ID:eadxJWA9O
一樹サイドも書いた方がいい?
412リプライ:2008/08/16(土) 00:45:15 ID:6YG1qPwfO
前原圭一/初日/雛見沢学校分校/1235/

前「クソッ!なんなんだよあいつ等!」

作業服の男にいきなり襲われ、逃げた先には学校があった、

前「あいつ等、普通じゃない…」

武器でも持てば威嚇して逃げれるかもしれない
そう思い学校の中に入る

前「どこを探すか…」

倉庫は前に体育の時間に行ったが武器になるものはなかった。

前「そうだ!魅音のロッカー!」

部活に使うあの道具の中に何かあるかもしれない、教室に入りロッカーをあさる。

前「ないな…ん?」

目についたのは近くにあるロッカーだ、バットがはみ出ている。

前「これは…使えるな」

バットを持ち外の様子を窺う、どうやら二手に別れて探しているようだ。

前「まだないか…」

もう一度魅音のロッカーをあさる、陽動に使えそうな物を探してみる

前「これぐらいか…」

見つけられたのはライターと紐だった。

前「これを、こうすれば!」

沙都子得意のトラップを見様見真似で作った、足をひっかける簡単なトラップだ

前「よし!後は誘きよせるか。」

ドアを開けて姿をみせる、案の定追ってきた、ドアを閉める
ドアが開かれ、男はトラップに引っかかった
前「喰らえ!」

413リプライ:2008/08/16(土) 00:49:49 ID:6YG1qPwfO
男の頭はトマトの様に潰れた

前「逃げよう!」

残る一人の目をかいくぐり校門から外にでる
その時サイレンが鳴る
前「何だ?うわああああ!」

赤い津波がきた、成す術もなく波に呑まれ意識が遠のいていった…


長いから二つにわけたよ。

次は自衛隊二人を書こうと思う。
414ヴィルベルヴィント:2008/08/16(土) 01:58:41 ID:eadxJWA9O
一樹守/ダム工事現場跡/初日/20:35/

「一体どうなってるんだ…この村は…」

そう男は呟いた。男の名は一樹守。東京からやって来た週刊誌の記者だった。

その週刊誌の記事を書くために雛見沢村で行われる「綿流し」という祭りを取材しに来たのだが、
今日の夕方頃雛見沢村に着いたはいいが、初めて遭遇した村人にいきなり鎌で切りかかられた。

今思うとあの村人の顔ははもはや人間のそれではなかった。顔面蒼白の上に血の涙を流していた。

そう、まさしく「化物」だった…

必死に逃げ出したが、何処だか解らない場所に来てしまった。

なんだここは?ゴミ捨て場か?辺り一面産業廃棄物の山だ。

取りあえず、連中に対抗するためには武器が必要だ。彼は武器を探しながら歩き回った。

しかし一向に武器になりそうなものは見つからない。しかも夕方から歩き続けて足はとっくに棒になっている。

「どこかに隠れながら休める場所はないかな…」

そう呟いていると、100メートルほど先にスクラップされた車が放置されているのが見えた。

―しめた。あの廃車の中で少し休もう。

そう思い彼は歩を進め、廃車の前までやって来た。

その瞬間、突然廃車のドアが開き、誰かが飛び掛かって来た。

「うわっ!」

たまらず一樹は倒れ込んだ。

415ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 02:17:15 ID:eadxJWA9O
倒れた拍子に頭を軽く打ってしまい、しばらく起き上がれなかった。

痛みも引いて来てようやく一樹は起き上がった。

「いてて…痛いなぁ…もう…」

その刹那、飛び掛かって来た相手と目が合う。みればまだ10代後半といった感じのセーラー服を着た少女だった。

少女は困惑した顔で

「あの、ごめんなさい!化物だと勘違いして…大丈夫ですか?」

大丈夫かどうかは自分自身にも解らなかったが目の前の少女を心配させる訳には行かない。

「ああ…大丈夫だよ…それより君の方こそ大丈夫かい?ずっと隠れてたみたいだけど」

しかしそれでも少女は心配そうな顔で

「はうぅ…大丈夫かな、かな…お兄さん、名前はなんて言うんですか?」
唐突に一樹の名前を聞いて来た。少女に警戒心を持たれないために素直に答えることにした。

「僕は一樹守。雑誌の記者をやってるんだ。その雑誌の記事を書くために取材に来たらこの有様だよ」

416ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 02:32:10 ID:eadxJWA9O
一樹は自分が雛見沢村に来た理由と到着後の経緯を話した。

「そうだったんですか…私は竜宮レナ。この雛見沢村に住んでる学生です」
目の前の少女の名前は竜宮レナ。変わった名前だ。どうやら地元民らしい。まずは情報が欲しいと考えた一樹はレナに尋ねた。

「いきなりだけどこの村は一体どうなってるんだい?村人たちがなんであんなになっているのか。君が何故ここで隠れていたのか」

するとレナは一瞬困った顔をしながら

「はうぅ…村人さんたちは今日の朝までは普通だったんだけどね、夕方友達たちと学校から帰る時にはもうおかしくなってたの…それで襲われて逃げる途中でみんなとはぐれちゃったの…」

どうやら今日の朝から夕方の間にこの村に何かが起こり、村人があんな風になってしまったらしい。しかし、だとすると目の前の少女が無事な理由は…?

考えていても仕方ない。一樹は口を開いた。


「そうだったのか…取りあえず君の友達を探すことにしようか。けどこのまま武器も持たずに探しに行くのは危ない。まずは武器になるものを探そう」

とは言ったものの、さっき散々探しても見つからなかった。だが二人で探せば何とかなる筈だ。

その時少女の口から思いがけない言葉が出て来た。

「それだったら私の家の物置に鉈があります。それを取りに行きましょう」

少女の自宅が無事かどうかは解らないのだがこのまま当てもなく探し続けるよりは遥かにマシだと考えた一樹はレナの発言にのることにした。

「そうだね。そうしよう出来れば僕の分も武器が欲しい所だね。台所に行けば包丁くらいあるかな」

こうして二人はレナの家に向かって歩き始めたのだった。
417ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 18:06:35 ID:bYP/nBhp0
これは期待できるな AGE
418ヴィルベルヴィント:2008/08/16(土) 20:34:51 ID:eadxJWA9O
鷹野三四/初日/雛見沢山中/20:40

真っ暗な森の中に女の高笑いが聞こえる。その笑いの主の名は鷹野三四。

ある特殊機関の幹部で「山狗」と呼ばれる私兵を所有している。

彼女は「神」になることを望んだ。その目的の為ならありとあらゆる障害を排除して来た。

そしてたった今も―

―古手梨花。古手神社の巫女。この雛見沢村で敬い奉られているオヤシロ様の生まれ変わりだと信じられている少女だ。

自分が「神」となるその道程の最後の障壁。そう、後はこの小娘さえ葬れば自分の目的を邪魔するものは何もなくなる。

だが、冷酷な彼女は考えた。ただ殺すだけではつまらない。この小娘の仲間たちを目の前で殺して屈辱を味あわせてから最後に殺すのだ。

そしてそれを実行した。死体となって横たわる梨花の仲間達。屈辱と悔しさに歪む梨花の顔。

そうそうその顔。それこそ私が一番見たかったお前の表情だ。

そして勝ち誇った顔で鷹野は宣言した。

「なかなかやるじゃない。でもね、最後は私の勝ち」

そして手に持つ拳銃を梨花の頭に向ける。梨花は山狗の一人に取り押さえられている。更に周りにも山狗のメンバーがたくさん控えている。つまり、梨花は絶対に逃げられない。

―チェックメイト。鷹野は自らの完全勝利を確信した。
419ゲーム好き名無しさん:2008/08/16(土) 20:49:19 ID:eadxJWA9O
安全装置を外し、拳銃の引き金に人差し指をかける鷹野。

これで、終わりよ。

その時、突然あたりに銃声が響き渡る。マシンガンだ。

梨花を押さえ付けていた山狗は頭を打ち抜かれて絶命していた。

その男だけじゃない。周りにいた山狗のメンバーも気がつけば一人残らず射殺されていた。

そして―

自分自身も胸を何発も打ち抜かれていた。

ブフッ…!

血反吐を吐き、地面に倒れる鷹野。

何が起きているのか解らずに困惑している梨花の顔。

それがまだ人である鷹野がみた最後の光景だった…
420ヴィルベルヴィント:2008/08/16(土) 23:20:11 ID:eadxJWA9O
こんな展開でどうかな
421ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 02:18:18 ID:HLnx7EA80
シレンのなる頃に
422ヴィルベルヴィント:2008/08/17(日) 07:52:38 ID:kov7ljB1O
牧野慶/雛見沢村/初日/16:24


「…一体どうしたっていうんだ…」

困惑しきって今にも泣きそうな迷子のような顔で男は呟いた。

男の名は牧野慶。羽入蛇村で信仰されている地元宗教の牧師である。もっとも、村では牧師ではなく救導師と呼ばれているが。

牧野は教会から自宅に帰る途中けたたましいサイレンの音を聞いた。その音を聞いた途端意識が遠くなり

気付いたら見知らぬ村のど真ん中にいた。

ここは一体何処なんだ。それに何故夕方なんだ。教会を出る頃には夜9時を周っていた筈だ。

―誰かに連れ去られた?車か何かで羽生蛇村から遠く離れた場所に連れて来られて適当なところで自分を降ろした。

それだったら夕方になっているのも納得が行くが、だとすると自分は羽生蛇村から相当離れた場所にいることになる。

それ以前に自分を連れ去った目的は一体なんなんだ。私を連れ去ったところで得をする人間がいるとも思えない。

とにかく解らないことだらけだった。取りあえず、ここが何処なのかを知ることが第一だと牧野は考えた。

民家などが羽生蛇村のそれとそっくりな様子からここが日本であることだけは確かなようだ。
423ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 08:21:52 ID:kov7ljB1O
こうしてただ立っていても仕方がないので牧野は歩き出した。

夕方ということもあり、ひぐらしの「カナカナカナカナ…」という鳴き声がそこら中から聞こえて来る。
羽入蛇村にはひぐらしは住んでおらずテレビなどでしかその声を聞くことがなかった牧野はひぐらしの合唱にしばし耳を傾けた。
そしてふと横をみると畑で農作業をしている老婆らしき人物が目に入った。

―しめた。ここが何処なのかを聞こう。

「あの、すいません」

牧野はその老婆に声をかけた。

「ナニカヨウカイ?」

やけに甲高い声だ。そして振り返る老婆。

その顔を見て牧野は絶句した。

顔は青白いというよりはもうどす黒いと言った方が適当なくらいに顔色が悪い。しかも更に信じられないことに両目からは赤い涙を流しているではないか。

「ヒッ…!」

牧野は後ずさった。不気味な笑みを浮かべて近付いて来る老婆。その手にはしっかりと鎌が握られている。

―逃げなければ殺される。

そう直感したが足がすくんで動けないでいた。しかも、そうこうしている内に老婆につかみ掛かられた。

まずい。牧野は必死に振りほどいた。その拍子に倒れる老婆。

逃げるなら今だ。

牧野は踵を返して走り出した。

しばらく走った後、後ろを振り返る。老婆は追って来なかった。

ほっとして立ち止まる牧野。

これからどうしたらいい。牧野は考えた。そして至極一般的な解答に到達した。

警察だ。やはりこういう時に頼りになるのは警察だろう。

羽生蛇村にも交番はあった。ならばこの村にも交番はある筈だ。

牧野は交番を探す為、再び歩き出したのだった。

終了条件 交番への到達
小目標 十字路への到達
424348(アク禁中):2008/08/17(日) 10:08:01 ID:66h1vpLkO
すいません。規制に巻き込まれて書き込めない状態です(代行)

と思ったらGJな続きが書きこまれている・・・!
私も続けたいんですが、いつ解除されるか分かりません。
とりあえず解除されるまでここでwkwktktkしていますね。

リレー形式ならまとめとかが必要になってくるのかな?
425ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 11:16:09 ID:pWpDo/LB0
これは面白そう  支援
426ヴィルベルヴィント:2008/08/17(日) 20:24:53 ID:kov7ljB1O
んじゃ最後に高遠先生の話書いてバトンタッチと行きますか。
427ヴィルベルヴィント:2008/08/17(日) 20:55:40 ID:kov7ljB1O
高遠玲子/初日/古手神社/17:25

「…何処なの…ここは…」

夕暮れの神社にたたずむ若い女が呟いた。彼女の名は高遠玲子。

―某県三隈郡羽生蛇村。三方を山に囲まれ外界との接触を絶つように存在する人口5千人程の村だ。

彼女はその村の唯一の小学校の教師である。生徒が全員下校し、自分は一人職員室で授業計画を立てていた。

そうしたら突然サイレンの音が響き渡り、ふと意識を失い、気がついたらここにいた。

あれは確か午後3時を周った頃だった。今は夕方。

まだ意識を失ってからそんなに時間は経っていないというのに何故自分はこんな見知らぬ場所にいるのだ。

―誰かに連れて来られた?

…いや。羽生蛇村からは一番近い隣の町に行くのだって最低5時間はかかる筈だ。

つまり自分が意識を失い、誰かに連れ去られて今ここにいるのだとしても、どんなに早くとも午後8時を周っていなければいけないはずだ。

それとも私は24時間以上意識を失っていたのだろうか。そう考えれば今が夕方なのは説明出来る。

しかしまた新たな疑問が沸き上がる。自分は別に頭を強打したとか、そんな命に関わる事故に遭遇した訳じゃない。

ただ職員室で一人で仕事をしていただけだ。そして突然サイレンがなり、意識を失った。それだけで24時間以上も目覚めないというのは不自然だ。いくらなんでも車の中で目が覚めるはずだ。

とにかく謎だらけだった。
428ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 21:54:49 ID:kov7ljB1O
取りあえずここが何処なのかを知ることが第一だと考えた彼女はいろいろ調べることにした。

どうやらここは神社のようだ。手入れが行き届いているのかきれいだった。

羽生蛇村にも山の中に神社はあるにはあるが神主もおらずに荒れ放題だった。

境内を一通り歩いてみたが、手掛かりになりそうなものはなかった。

これだけ綺麗な神社なら当然神主や巫女がいるはずなのだが、見あたらなかった。

がっかりと肩を落とす高遠。

石段を降り、鳥居をくぐる。鳥居には、「古手神社」と書かれていた。聞いたこともない名だった。

その時、ふと横に人の気配を感じ、振り返る高遠。

そこには一人の少女が立っていた。出で立ちは紫色の長い髪に巫女装束。それは普通なのだが頭から曲がった角みたいなものが見える。

それに一瞬だけ戸惑ったが、テレビでみた「秋葉原」の女の子が付けているネコ耳付きのカチューシャの類だと考えた。

少女に声をかける高遠。

「あの、この神社の巫女さん?」

少女は答えない。そこで高遠は質問を変えた。

「あの、ここは何処?」

すると今度は答えた。消えてしまいそうな小さな声で。

「…ここは雛見沢村…なのです…」

―雛見沢?聞いたこともない地名だった。
429ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 22:29:51 ID:jPgGUqwPO
430ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 22:56:08 ID:jPgGUqwPO
431ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 23:08:02 ID:kov7ljB1O
そこで何県かと聞こうとしたが目の前の少女は自分の教え子である小学3・4年生の子供達と同じくらいの年齢だろう。

いくら最近の学校教育が小学校から英語を教えるほど進歩しているとはいえそれはまだ都会の話だ。

羽生蛇村とあまり変わらないこの村の小学校の中学年の社会の授業で「地理」を扱っているとは考えにくい。

ここが何県か聞いたところでまた無言の返事であろう。高遠は聞くのを諦めた。

その時、遠くから銃声がした。飛び立つ鳥たち。怯える少女。

嫌な予感がした。ここにいつまでもとどまるのは危険だ。自分の第六感がそう告げる。

「…逃げるわよ!」

少女を持ち上げその手に抱き、高遠はあてもなく走り出したのだった。
432ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 23:30:36 ID:lzbOlTML0
おお!良い感じだ!
でもリレーにするんだったら【最低限】のルールを決めないか?

・最初に 【人名/?日/場所/時間 】の続きをかくと宣言する。
(新シナリオの場合はそれと分かるように)

・書き始めは【人名/?日/場所/時間 】としっかり書く。

これぐらいはやった方が良いんじゃないかな?
433ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 23:37:38 ID:kov7ljB1O
ここまでまとめ

竜宮レナ/ダム工事現場跡/初日/20:40/同行者、一樹守

牧野慶/雛見沢/初日/16:10

高遠玲子/古手神社/初日/17:25/同行者、謎の少女
434ゲーム好き名無しさん:2008/08/17(日) 23:47:32 ID:+EzM3hAuO
短パンマン
435ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 00:10:03 ID:thPdi44GO
436ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 01:11:14 ID:mX8+Goq5O
メドベージェフ/初日/会議室/22:00

目標:グルジアを制圧せよ
437ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 08:00:44 ID:JZ090SsqO
サイレンもひぐらしもやった事ないけど面白いね。
サイレン欲しくなった
438ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 08:31:38 ID:thPdi44GO
くそがつく程難しいゲームだぜ。購入日と同じ日に売却って話を何度聞いたことか。
439ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 12:06:10 ID:JZ090SsqO
>>そんなに難しいのか…買うのは少し調べてからにするよ。
440ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 13:27:21 ID:BNp24VABO
難しい人にはニコ動とかのプレイ動画がオススメ。
441ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 17:07:02 ID:thPdi44GO
メドベージェフ/初日/大統領官邸会議室/22:00

広い会議室に10人程の男女がロの字に並べられたテーブルについていた。重たい空気。重大な会議であることは間違ない。

その会議の議長らしき男が切り出した。

「さて諸君、どうしたらいいと思うかね?」

男の名はメドベージェフ。ロシア連邦共和国の大統領だ。

先日、近隣の小国グルジアとの国際問題が勃発。問題を収集することが出来ずに戦闘状態へと突入してしまった。

もっとも、ロシアの軍事力全てをもってすればグルジアを制圧することなど造作もないことなのだが。

しかし軍事力全てを投入するとなるとそれはもはや戦闘状態ではなく完全な「戦争」になる。

国際連合の常任理事国であるロシアが戦争をする訳にはいかない。ましてや自分は今年大統領に就任したばかりなのだ。

かといってこのまま小競り合いを続けていては絶対に国際社会から非難を浴びることになる。

さて、どうしたらいいものか。その時、外務大臣が発言する。

「やはり外交的解決が一番だと考えます」

その通り。外交解決。それこそが本来あるべき平和の姿。

だが世の中が全て話し合いで解決するというのなら戦争など起こらなかっただろう。

どうしても互いの主張に食い違いは生まれその軋轢が頂点に達した時に戦争は起きるのだ。
442ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 19:53:15 ID:thPdi44GO
そしてその度に多くの血が流れる。その惨劇を二度と繰り返させてはならない。大統領はそう考えていた。惨劇を防ぐにはどうすればいい?

その時、彼の脳裏に閃くものがあった。

祖国ロシアは旧ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)時代に60年代にアメリカ合衆国と並び「超大国」と呼ばれ

そのアメリカとは冷戦(兵器などを一切使わず、外交レベルでの水面下での争い)を繰り広げていた。

つまりその冷戦に似た状況を今回の事件に再現出来ないものかと考えた訳である。

但し、当時の冷戦に両国にあったものがグルジアには恐らくない。

―核兵器だ。核兵器は絶対的な脅威となるが同時にその核兵器に対する抑止力ともなる。

核兵器で攻撃すれば大きなダメージを与えられる代わりに同じ核兵器で報復されこちらも甚大な被害を被ることになる。

アメリカもソ連もそれを恐れ、核兵器を使うことはなくその結果、睨み合いが続いた。

冷戦が実現した理由はここにあるのだ。

しかしグルジアに核兵器がないとなると当然この構図も成立しない。

―どうすればいい。

そこでまた考えついた。別にグルジアが核兵器を持っていようがいまいが関係ない。

要はグルジアがロシアにとって脅威、あるいはそこまで行かずとも強みになる部分があればいいのだ。
443ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 20:08:07 ID:vddtVLGtO
>>439
SIRENは良作だから是非やって欲しい
確かにかなり不親切で難しいけど、FPSみたいな人を選ぶ難しさとは違うから、時間さえあれば必ずクリアできる筈
444ゲーム好き名無しさん:2008/08/18(月) 20:32:47 ID:thPdi44GO
ならばその強みとは何か。そこで彼は一つの答えに行き着いた。

…人質だ。中東のテロ組織が外国人を拉致して人質にとりその祖国に対して要求を突き付ける。

卑劣極まりない手段だがこの一連の流れを利用すれば擬似冷戦を引き起こせると考えた。

つまりこうだ。

政府要人がグルジアとの国境付近で消息を絶った(と、いうことにし)→グルジア当局に拉致された可能性があると発表する→そこで大統領はこう言うのだ。「拉致された可能性がある以上、彼の身の安全を考え、グルジアへの攻撃は停止せざるを得ない」

後はグルジアと交渉を続けいい頃合になったところで無事生還したことにし、

世界がそのニュースに目を奪われているそのどさくさに紛れて水面下でこの問題を解決するのだ。

大統領はこの考えを一同に話した。

「グルジアはその発表を否定するでしょう」

国務大臣だ。しかし大統領はこう言うのだった。

「私は可能性だといった。拉致だと断定はしていない」

そうなのだ。「可能性」というのは実に使い勝手のいい言葉で、政府要人がいなくなった原因の一つ「かも知れない」といっているにすぎない。

それを事実無根だと断言することなど出来はしない。断言するなら当然その根拠、つまり当局は一切失踪に関わっていないという確固たる証拠を見せなければならない。

が、当然そんなものある訳がない。
445ヴィルベルヴィント:2008/08/18(月) 21:00:30 ID:thPdi44GO
グルジアが証拠を見せられないならロシアの言い分はもはや疑う余地もなくなる。自分で自分の首を締めるようなことをする国などまずないからだ。

世界のメディアはその政府要人に注目する。また、拉致はあくまでも可能性の話なのでグルジアを非難することも出来ない。

完璧な計画だ。この部屋に盗聴器でも仕掛けられてない限りは。

だがそんな心配は不要だ。大統領は国の顔。言って見れば「超VIP」だ。

その人物の住いに盗聴器を仕掛けることなどどんなスパイにも出来はしない。

そこら中に身元の明確なSPを多数配置。更に全ての部屋の扉には自分自身の静脈を鍵としたセキュリティロックが付けられている。

もちろん、この会議室にも。

唯一、ここに集まったメンバーの誰かが暴露するという可能性がある。

なので大統領は最後にこう付け加えた。

「もしこの計画が実行前に外部に漏れるようなことがあった場合、当然私は失脚するだろう。その時は君達全員を道連れにするからそのつもりでいてくれたまえ」

ここにいるメンバーは皆青春を犠牲にし、努力し続けた結果今の地位にいる。

自分に恨みを抱いている人間がこの中にいたとしてその恨みを晴らすべくこの計画を全て暴露して自分を失脚させたとしてもその時は道連れにされてしまうのだ。
446ヴィルベルヴィント:2008/08/18(月) 21:10:06 ID:thPdi44GO
つまり今までの自分たちの努力が全て水泡に帰すことになるのだ。

恨みを晴らすためだけにそんなリスクをおかすとはとても思えない。リスクとその見返りがあまりにもアンバランスだ。

言ってみれば「ベリーハイリスク・ベリーローリターン」だ。

この一言で一抹の不安も立ち消えになった。

後は実行に移すだけだ。大統領は各々に個別に指示を出し、計画実行に備えたのだった。





いかがでしたでしょうか。閑話休題ということで全く別の話を書かせて頂きました。
そのきっかけを作ってくれた方、ありがとうございます。
さて後は僕が危険思想の持ち主だと通報されないことを祈りながら本編の続きを考えたいと思います。
447ゲーム好き名無しさん:2008/08/19(火) 00:36:13 ID:YJK77NSWO
スレ違いなのに無駄にクオリティたけぇwww
448リプライ:2008/08/20(水) 11:27:33 ID:WWTHeo6nO
永井頼人/初日/羽生蛇村入江診療所/1245/

永「ここは…」

目覚めたら知らない場所に寝かされていた

三「おう、気が付いたか」

永「三沢三佐、ここはどこですか?それに何でこんな所に?」

三「まずは落ち着け、ここは入江診療所だ」
永「診療所?俺、何があったんですか?」

話していると、奧から白衣を来た人間が来た、

???「起きた様ですね。」

永「この人は…?」

三「お前を診察した医者だ」

そういえば何故診察される様な事になっているのだろう、聞いてみる事にした。

永「あの、何で俺は診察されたんですか?」

三「覚えてないのか?飛行機が落ちたんだろう」

永「…他の皆はどうなったんですか?」

三「お前と沖田を助けるのに精一杯でな、まだ生きてる奴もいるかもしれない。」

永「そうですか…」

三「動けるなら沖田の様子を見てきてくれ、沖田は隣の部屋だ、俺はもう一度飛行機に行ってみる。」

永「わかりました」

三「お、忘れる所だった、ほれ」

銃を渡された

三「何があるか分からないからな、持っておけ」

確かに、異様な空気が外には流れている

永「沖田さんの所に行ってきます」

三「おう、気をつけろ
449リプライ:2008/08/20(水) 11:34:02 ID:WWTHeo6nO
沖田さんの部屋のドアを開ける

永「沖田さん?大丈夫ですか?」

沖「うぅ…」

うめき声をあげたので近づいてみるといきなり襲われた

永「いきなり何を…」
首を絞められながら見ると、目から血を流しているのが見えた

永「うわああ!」

恐怖から逃れるため本能で銃を撃った。沖田さんは膝から崩れ落ちた。

ウウウウゥゥ

永「な…」

窓から見えたのは赤い津波だ、赤い津波にそのまま呑みこまれ意識が遠のいていった
450ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 20:59:35 ID:jli3ezKbo
三沢のキャラが妙に明るいんだが…

もしかして羽生蛇村に行ってないパラレル三沢か?
451ゲーム好き名無しさん:2008/08/20(水) 23:18:25 ID:ox438iVW0
とりあえず348-ヴィルベルヴィントの話は繋がってて、
リプライのは単品ですか?
452リプライ:2008/08/21(木) 01:30:59 ID:bsLjjzQpO
>>451
そうだよ。

>>450
三沢は薬切れのせいであんなのになったと俺は思ってるから。
453ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 01:39:49 ID:yJ9i2ZJp0
サイレン本当こわいー
454ヴィルベルヴィント:2008/08/21(木) 17:19:17 ID:JDBHMckdO
今日までに348さんが戻って来なかったらまた俺が続き書いていいかな?
455348:2008/08/21(木) 18:14:19 ID:B7atmY110
規制解除・・・されたかな?
>>ヴィルベルヴィント 
ぎりぎりで登場してなんかすまない・・・。

だけどもともとリレーでなんて案も出たので、
交互とかリレーとかそんなのでも
良いと思いますが・・・どうでしょうかw

先が読めないのもSIRENぽいですしw

というか単に最後まで話の構成が決まってないのが本音なのですがw
456ヴィルベルヴィント:2008/08/21(木) 18:26:55 ID:JDBHMckdO
それでいいと思う。というかもともと俺は横から突っ込んできただけだしどうこう言える筋合いもないし。
あなたがレナたちの話を考えていたのなら完全に水を指す形になった訳ですから。
457348:2008/08/21(木) 19:25:09 ID:Zxz6uz6c0
>>ヴィルベルヴィント
んー。すいませんw

とりあえず今回は続きを書いていただきたいような・・・w
構成がかわってしまったので、もう一回書きなおしたいのですw
458ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 23:35:53 ID:4r8/kDwDO
サイレンもひぐらしもやった事がないですが、更新楽しみにしてます。
すごく面白いです!
459リプライ:2008/08/22(金) 01:32:46 ID:8UFtbUqyO
>>456>>457
単独で書いてる俺が迷惑かけてすまん。



P.S
医者は宮田or入江どっちがいいかを>>460が決めて
460ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 08:43:44 ID:ZMb+X+AtO
>>459
入江診療所って明記してあるから入江先生でいいんでない?
461ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 09:31:21 ID:ZMb+X+AtO
竜宮レナ/初日/ダム工事現場跡/20:47

レナと一樹はレナの自宅に向けて歩いていた。二人とも懐中電灯を持っていたので明かりには困らなかった。

その時、唐突に一樹が切り出す。

「それで竜宮さんとはぐれてしまった友達は何人いるんだい?」

「はうぅ…圭一くん、魅ぃちゃん、梨花ちゃん、沙都子ちゃん…だから4人かな、かな…」

「4人か…それぞれがバラバラに隠れていると探すのは大変そうだね。かといって大きな声を出す訳にも行かないし」

そう、大声をだすなどまさに自殺行為。やつらにこちらの居場所を教えているようなものだ。

「はうぅ…どうしたらいいのかな、かな…」

「とにかく、僕たちの身の安全を確保しないと探しようがない。安心して探せるためにもまずは武器を手に入れることが先決だね」

「そうですね」

その時、前方50m辺りに小さな明かりを見つけた。その明かりの大きさからして懐中電灯だろう。

…生存者?

いや、それにしては明かりが不自然にゆらゆらと蠢いている。懐中電灯を持つ手が動いている証拠だ。普通はあんなに不自然に動いたりはしない。

何かを探しているのかとも考えたが、こんなゴミ山で一体何を探すというのだ。

ここで二人は一つの結論に行き着いた。つまり、向こうに見えるそれは…人間ではない。やつらだ。

こちらの居場所を悟られないよう、二人は懐中電灯を消す。
462348:2008/08/22(金) 11:52:58 ID:dt9l6G7a0
とりあえず私も続きを。
同じ話なのに書き方が違うのは見にくいとおもうのでとりあえず、
ヴィルベルヴィントさん「風」にした続きをどうぞw
…ヴィルベルヴィントさん申し訳ない…。
463348:2008/08/22(金) 11:54:52 ID:dt9l6G7a0
古手梨花/初日/古出神社周辺/20:50

永井と梨花は「沙都子」の前に立っていた。

だか常に「沙都子」は人ではなく、「屍」と化していた。

「沙都子」だけでは無い。

周りには他にも3人ほどの死体が転がっていた。




「…君のお友達?」

永井は気まずそうに話しかける。
464348:2008/08/22(金) 11:57:39 ID:dt9l6G7a0
―お友達?

そんなもんじゃない。

共に戦ってきた仲間だった。

この世界では山狗達の存在を信じてくれたのは、

沙都子、魅音、詩音、圭一の四人だった。

今までは私が「戻れば」彼らの死は、なかったことになった。

だが、今回は「惨劇」を越えてしまった。

恐らくもう私が「戻る」ことは出来ないだろう。

私の仲間は…本当に死んでしまった。

自然に目から涙が流れ出る。

―私だけが…生き残ってしまった…!
465348:2008/08/22(金) 12:00:12 ID:dt9l6G7a0
私…だけ?

…いや…まだレナが残っている…。

「この世界」ではレナは部活メンバーでただ一人、

梨花を信じることなく、この場所には集まらなかった。

皮肉なことに、其のおかげで難を逃れていたいたのだが。

―とりあえずレナに…


泣きじゃくりながら佇む梨花を心配し、永井が語りかける。

「大丈夫?いつまでも此処にいたっていいことは無いよ。とりあえず先に行こう?」

「ええ…。大丈夫。行きましょう。」

永井と梨花はその場を後にし、古手神社に向うのだった。
466リプライ:2008/08/22(金) 12:30:00 ID:8UFtbUqyO
>>460わかった、
次は大石辺りを書くわ
467ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 14:02:00 ID:aS5jt+ZG0
おもしろいんだけど、話のつながりが難しい…。
誰かまとめつくってくれないかな…。
468ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 14:12:41 ID:ZMb+X+AtO
ゴミ山の一つに身を隠す二人。そして「やつ」の様子をこっそりと伺う。

何度も何度も同じところを行ったり来たり。一向にいなくなる気配がない。

レナの家に行くためにはここからが一番の近道、というかレナはここ以外の道を通ったことがなく、

他の道を行って迷いでもしたら友達を探すどころではなくなる。

かといって「やつ」に特攻を仕掛けて相手が銃を持っていたら全てが終わる。

この足場の悪さではオリンピックのスプリンターですら50m走るのに10秒はかかるだろう。

たかが女子高生と雑誌編集者ではこの短い距離を走るのでさえどれだけ時間がかかるのか解らない。

銃を持っている相手に時間を与えるのは自殺行為だ。

ならどうすればいい?

そこで一樹は気付いた。自分の持っている装備を上手く使えば「やつ」を倒せると。

一樹は雛見沢に向かう折、編集長から

「雛見沢は山が多いから、遭難しても助かるようにこれを持って行くといい」

といわれ、白煙灯、ロープ、Zippoライター、缶詰などの食糧一週間分を渡されていた。

一樹は方向感覚は抜群だったので迷うことはなかったけれど。

まさかこんな形で役立つとは思わなかった。

つまりこうだ。

白煙灯に火を付け、「やつ」をおびき寄せる→「やつが反応出来ない位置まで近付いたら奇襲をかける→押し倒しロープで首を締めて絞殺後、武器を持っていたら奪う、という流れだ。
469ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 14:25:09 ID:ZMb+X+AtO
348さんお気になさらず。ただ一つ僕は失敗を犯しました。一樹守が最初から昭和58年の世界にいたことになってるんですよね。

永井君が言ってる眼鏡野郎と言うのは一樹のことなのでつじつまが合わない。

そこで、夜見島事件から一樹は無事に帰って来ているので、その後雛見沢に取材に行く→知らぬ間にタイムスリップと言う流れを考えましたがいかがですか?
470ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 15:17:34 ID:aS5jt+ZG0
>>ヴィルベルヴィントさん
わざわざ有難うございますw

ただ私の頭の中では、
ひぐらし世界とSIREN1.2世界は別の次元的な設定でしたので…
別に気にするコトもないかなー…とw

いわいるひぐらし世界にもSIREN世界にも
4様はいる感じで考えてましたw

お好きなほうでどうぞw
471ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 17:01:51 ID:ZMb+X+AtO
>>470
僕としては、永井君と4様は夜見島で一度会っているということにしたいんですよね。
そのほうが絡ませやすいし、話も拡げられそうですから。
472ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 20:58:29 ID:ZMb+X+AtO
一樹は自分の考えをレナに話した。

「はうぅ…人殺しはよくないかな…かな…」

ためらうレナに一樹はすごむ。

「いいかよく聞くんだ。やつらはもう人じゃない。化物だ。それにここでただじっとしていてもどうにもならないし、何より君の友達がこうしている間にも危機にさらされているかもしれないということを忘れちゃいけない」

最初の部分はともかく、友人たちを早く見つけたいという思いからレナは渋々一樹の考えを飲んだ。

「とはいったものの君のような子に殺害現場を見せる訳にはいかない。この作戦は僕一人でやるよ」

レナもそう思ったらしく、今度はすんなり頷いた。

「よし、じゃあ…やるよ」

白煙灯にライターで火を付ける一樹。途端に火をたてながら白い煙がもくもくと立ち上ぼる。火のないところに煙は立たないとはよく言ったものだ。

そして狙い通り、「やつ」がその煙に気付きこちらに向かって来る。やけに遅い。やはり化け物のようだ。

「やつ」はどんどんこちらに近付いて来る。10m…20m…30m…40m…

そして遂に一樹とレナのすぐ近くまでやって来た。この距離から奇襲をかけられては反応できまい。一樹は「やつ」の顔を伺う。白煙灯の火の明かりに灯される「そいつ」の顔は…まさしく化け物のそれだった。

「でやぁ!」

一樹は「そいつ」に襲いかかった。「そいつ」が気付いたときにはもう遅い。倒れる「そいつ」

押さえ付ける一樹。
473ヴィルベルヴィント:2008/08/22(金) 21:24:06 ID:ZMb+X+AtO
が、何故か抵抗が全くない。奇妙に思った彼は押さえ付けていた手を退ける。

…死んでいる。倒れた時に頭をうち、頭の打ち所が悪かったようだ。

手間が省けた。そして彼はすでに死体となった「そいつ」の手に目をやる。

みると刃渡り20センチ程のサバイバルナイフが握られていた。彼はそのナイフを死体の手から引き剥がした。

「よし、武器が手に入った。けど、これは誰が持つ…?」

…自分しかいないだろう。こんな女の子一人だけに戦わせるなど余程の臆病者、あるいは卑怯者のすることだ。

「取りあえずこのナイフは僕が持つよ。たとえまたやつらに襲われてもこれがあれば戦えるから。君は僕が絶対に守るよ」

そう言って微笑む一樹。するとレナは顔を赤くして言う。

「あ…ありがとう…ございます…」

随分大人びている思っていた女の子の可愛い一面をみた一樹。

「さて、敵もいなくなったことだし、一気にこのゴミ山から抜けだそう」

「そうですね」

二人は辺りを伺った。まだ他にもちらほら不審な光が幾つか見えるがそんなのは関係ない。

二人は障害のなくなった道を走り抜け、とうとうゴミ山を抜け出したのだった。

―小目標達成。アーカイブNo.1サバイバルナイフがアーカイブに追加されました。
474ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 10:07:55 ID:HEP5DLxf0
鯖ナイフてまさか
475ヴィルベルヴィント:2008/08/23(土) 15:33:50 ID:QQCBGCPcO
>>473の続きです。

「ふう…何とか抜け出せたね。竜宮さん、大丈夫かい?」

レナを心配する一樹。レナは息を切らしながら答える。

「ハァハァ…だ、大丈夫かな…かな…ハァハァ…」

大丈夫じゃないと判断した一樹は言った。

「ごめん、少し無理をさせすぎた。こんな悪路を女の子に全力疾走させるなんて。竜宮さんの息が整うまで待つよ」

「ハァハァ…大丈夫です…早くみんなを見つけないと…」

「その気持ちは僕もよく解る。ただ、またやつらに襲われたらどうする?確かにこのナイフがあれば戦えるし、僕は君を守るといった。
ただそれはどうしても戦わざるを得ない状況、そう例えば壁際や崖とかに追い詰められた時、そういうときに限るんだ。僕は出来るだけ戦いは避けたい。君だってそうだろう?」

頷くレナ。

「まずは休むんだ。全てはそれからだ」

しばらくしてようやく息の整ったレナが言った。

「もう大丈夫です。行きましょう」

一樹も大丈夫だと判断した。

「よし行こう。ここから君の家まではどれくらいかかる?」

「はうぅ…だいたい30分くらいかな…かな…」

30分。再びやつらと遭遇する可能性を否定できない時間だ。
476ヴィルベルヴィント:2008/08/23(土) 20:14:56 ID:QQCBGCPcO
レナの父親と間宮リナの設定を変えることを予め断っておきます。それでは続きをどうぞ。

二人は話ながらレナの家に向け、再び歩き出した。

「30分か…またやつらと遭遇するかも知れないな。白煙灯はもう使ってしまったからおびき寄せるという手も使えない」

そうなのだ。白煙灯はあれ一本。目的はあくまでも取材なので最低限の装備しか持って来ていない。

ならまたやつらと遭遇したらどうする?こんな狭い一本道、やつらに気付かれずに通過することなどMGSシリーズの「ソリッド・スネーク」くらいにしか出来ない芸当だ。

そして自分にスネークのような身体能力や技術などある訳もなし、ましてやこの少女にそれを求めるのは生の感情丸出しの人間に品性を求めるのと同じくらい絶望的だった。

そしてここに来て一樹は一つの事実と向き合うことになった。

「倒しながら行くしかないか…」

さっきレナにあんなかっこいいことを言っておきながらこのザマだ。情けないことこの上ない。

だがそれはあくまでも「遭遇してしまったら」の話だ。やつらとこの道で遭遇さえしなければ自分の手を汚すこともなくまたこの少女に悪影響を与えることもない。

一樹はそれを天に祈った。届くかどうかは解らないけれど。
477ヴィルベルヴィント:2008/08/23(土) 20:44:23 ID:QQCBGCPcO
そしてその祈りは暗黒に包まれた天にも届いたのだろう。

確かに道中道の周辺にやつらのものとおぼしき不審な光をいくつか認めたものの、その光の大きさから遠く離れており障害になるとは考えにくいものばかりだった。

天を味方につけ、二人は無事にレナの家へとたどり着いた。

「ここがレナの家だよ」

一樹は言葉が出なかった。いや、一樹だけじゃない。レナの家を初めて見た者は皆大抵こんな反応を示す。

「家屋」という建造物だけをみれば確かに他のそれと何ら変わらない普通の一軒家だ。

しかし問題はその庭にあった。得体の知れないものに埋め尽くされているではないか。俗に言われる「ゴミ屋敷」状態だ。

「あの…竜宮さん…?この庭…何?」

「これ?これはね、『かぁいいもの』を集めてたらこうなっちゃったの」

かぁいいもの?これが?やれ某ファーストフードチェーン店のマスコットのおじさんの人形やら、やれどっかの遊園地のマスコットキャラクター着ぐるみのどこがかぁいいというのか。

一樹はこの少女が別の意味でただものではないことを悟った。

「あの…これどこから持って来たの…?まさかとは思うけどあのゴミ山から?」

「そうだよ」

こんな軽装でさえ歩いて30分はかかる距離だ。あんな重いものを持ってここまで運ぶなど途方もない労力のはずだ。

トラックを使えばあるいはイケるかも知れないが、こんな少女がトラックの運転免許を持っているとは考えにくい。

478ヴィルベルヴィント:2008/08/25(月) 02:47:54 ID:aP0aoV7PO
ならば彼女の知り合いにトラックの運転主がいるのだろう。そうに違いない。一樹は半ば強引に自分を納得させた。

それはそうと最初の目的だ。鉈を手に入れなければ。

「あの、竜宮さん、それで鉈が入ってる物置は?」

「あっちだよ」

レナのいう『かぁいいもの』で埋め尽くされている庭のギリギリ手前にその物置はあった。

あの山に埋め尽くされていないかと心配していた一樹は胸をなで降ろした。

物置まで歩く二人。きっとこういう扉は空きにくいんだという先入観を持っている一樹は覚悟を決めた。

が、レナが片手であっさりと扉を開き、ガクッとなるのであった。

鉈はかなり解りやすいところにあった。よく使っているのだろう。『発掘作業』に。

手入れも行き届いていて殆ど錆びていない。これなら強力な武器として期待できそうだ。

これは誰が持つ?

レナだ。女の子に戦わせるなど情けないことこの上ないが実際に複数の敵と遭遇してしまった時、自分一人ではレナを守りきれない。

それに何より、彼女はその鉈を使い慣れているはずだし。

「その鉈は君が持っていてくれ。それが最善だ」
―最善?最善なのはこんな武器など使わずにすむ状況そのものじゃないか。

一樹は自嘲気味に笑った。
479リプライ:2008/08/25(月) 04:50:47 ID:ZeoUcy7JO
大石倉人/初日/雛見沢村北条家/1345/

大「う…」

頭痛を押さえながら起き上がると、
そこはさっきまでいた場所とは違う場所だった。

大「あれは何だったんでしょう?」

意識を失う前に見た光景を思い出す、
現実には起こりえない赤い津波

大「調べてみる必要がありそうですねぇ」

ガサガサ

大「誰です!?」

物音に気づき銃を構える、すると茂みから人が出てきた

???「う、撃たないでくれ!」

茂みから出てきたのは粗野な雰囲気をもつ若者だった

大「貴方、こんな所で何を?」

銃を下ろしながら質問する

?「俺が聞きてーよ!赤い津波が来たと思ったらこんな所にいるし、
てかあんた誰だよ!」

若者は興奮してるのかペラペラと聞いてない事を話している

大「私、興宮署の大石と申します、貴方…何処かで会いましたか?」

良く見ると何処か見た事のある顔だ

?「け、警察?!」

男は建物に向かって一目散に逃げだした

大「待ちなさい!」

追いかけて建物にはいる、すると先程の男が誰かと揉合っているのが見えた
480リプライ:2008/08/25(月) 05:15:33 ID:ZeoUcy7JO
家の住民だろうか?
そう思いとりあえず止めようとしたら
?「おい!見てないで助けてくれよ!」

先程の男と揉合ってる男の手元には赤い包丁が握られていた

大「そこの人!早くその物騒な物をしまって下さい!」

男はこちらに向き直り、襲いかかってきた

大「止めなさい!」

包丁を避けつつ隙を探す、鈍い動きだが明確な殺意を感じる
このままではいずれやられる、そう思った時
ゴス
襲ってきた男は崩れ落ち、向こう側に先程の男がいた

?「大丈夫か?」

大「ええ、おかげ様で」

男に礼を言い倒れてる男から包丁をもぎとる

大「何でさっきは逃げたんです?」

?「え、いや、まあ、なんていうか、まあ、あれで」

曖昧過ぎる答えが帰ってきた

大「もういいです、けど、さっきみたいな事もあるし、一緒にきてもらいますよ。」

?「あ、ああ」

何かおかしい事になっている、多少危険だが
今は一人でも仲間が増やす事を考えよう
そう思い家をでた
481リプライ:2008/08/25(月) 05:23:54 ID:ZeoUcy7JO
眠くて文章滅茶苦茶だorz≡3
次は
未だに親離れできない 竹内多聞
空気読まない王 園崎魅音
腐れビッチ 美浜奈保子
のなかから書こうと思う>>482頼む
482ヴィルベルヴィント:2008/08/25(月) 08:23:13 ID:aP0aoV7PO
>>481
魅音でお願いします。

>>478の続きです。

その時、ドアの方から何か声が聞こえた。振り返ると中年男性が若い女性ともみ合いになっているではないか。

その男性はあろうことか女性の首を締め始めた。まずい。助けなければ。

「おいあんた何やってんだ!」

一樹はその男の肩に手をかける。振り返る男。その顔は…「やつら」のそれだった。

「お父さん?!」

レナが叫ぶ。お父さん?もはや化物と化したこの男が?

天は最後の最後というところでレナを裏切った。それも、最も残酷な形で。

「…なんてこった。くそっ!」

ならば彼に出来ることは一つ。この化物を速やかに本来あるべき姿に戻すことだけだ。

彼は化物と化した男の首にサバイバルナイフを突き立てた。さして苦しむ様子もなく男はがっくりと地面に崩れた。

ナイフを引き抜き、一樹は片膝をたてて言った。

「どうか安らかに…」

そして目の前で十字を切った。クリスチャンがよくやるあれだ。

「…お父さん…」

レナは今にも泣き出しそうだ。どうする?慰めたほうがいいのだろうか。

その時、レナの父親ともみ合いになっていた女性が切り出す。

「あの、助けていただいてありがとうございます」

空気を読めてないな。まあ出で立ちから察するにそれは当然か。

一樹は胸の中でそう思った。
483ヴィルベルヴィント:2008/08/25(月) 08:56:47 ID:aP0aoV7PO
その女性ときたら露出度は随分高い服で目のやり場に困るくらいだし髪はピンクに染め上げている。

この田舎にこんなハイカラな女性がいるとは驚きだった。

「あれ、リナさん?」

落ち込んでいたレナが唐突に口を開く。

「レナちゃん?よかった、無事だったのね」

どうやら二人は知り合いらしい。まあ、レナの父親と玄関先でもみ合いになっていたのだから当然の話だが。

「あの、ぶしつけで悪いんですがあなたは何故ここで竜宮さんのお父さんとこんなことに?」

リナさんと呼ばれた女性が一樹の問いに答える。

「すみません、その前に自己紹介しておきます。私は間宮リナ。21歳。一応モデルをやってます。
それで本題ですが、確か8時頃おかしくなった村人に襲われたんです。何とか逃げ切りましたがこれからどうすれば解らなくなって…
そこでレナちゃんの家に匿ってもらおうと思い、「やつら」から隠れながらやっとの思いでここまでたどり着きました。
そしてインターホンを鳴したら出てきたのはすでに化物と化していたレナちゃんのお父さんだったという訳です」

「そんな…お父さん…」

レナが再び泣きそうになる。慌てて慰めるリナ。

「ごめんねレナちゃん…私がもっとしっかりしていればこんなことには…」

しっかりしていれば?たかがモデルにいったい何が出来るというのか。
484ゲーム好き名無しさん:2008/08/25(月) 15:04:15 ID:g8WbUvFo0
485ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 08:27:03 ID:R8wLJeRfO
独眼竜ドラゴン
486ゲーム好き名無しさん:2008/08/26(火) 14:30:08 ID:V+mAKsY/O
支援
487ヴィルベルヴィント ◆LEivbieokw :2008/08/26(火) 22:03:27 ID:F9edhqFJO
その刹那、一樹が閃く。

(あれ…この人…何処かで見たな…何処だったっけな…)

しかし思い出せない。まあいい、その内思い出すだろう。

そしてリナが一樹に聞く。

「それであなたは何故レナちゃんと一緒に?」

一樹は自己紹介も兼ねてこうなった経緯を説明した。

「僕は一樹守。21歳。東京から綿流し祭を取材に来た雑誌編集者です。今日の夕方雛見沢に着いたはいいんですけど、おかしくなった村人たちに襲われて
命からがら逃げ切り着いたゴミ山で竜宮さんと出会い、竜宮さんの友達を探すことになり武器を取りに彼女の家まで来たら…この通りだったという訳です」

「それで見つけたのがあなたがさっき使ったサバイバルナイフとその鉈という訳ですね」

「いえ、このナイフはやつらから奪ったものです」

「すごいじゃないですか。どうやってです?」

「企業秘密です」

「教えてくれてもいいじゃないですか?」

「では気が向いたら話しますよ」

そんな気など毛頭ないが。追い詰められていたとはいえ、あの時の一樹の思考は完全に犯罪者のそれだった。そんなこと、話す義理もない他人に話すのは御免被りたかったのだ。

「ではまた機会があればお願いします」

「ええ、こちらこそ。それよりリナさんはこれからどうするんですか?」
488ヴィルベルヴィント ◆LEivbieokw :2008/08/28(木) 08:10:25 ID:7amX+TTJO
「取りあえず、村人たちがどうしてこうなってしまったのかを調べようと思います」

「武器も持たずにですか?」

「いえ、私にはこれがあるので」

そういってリナが鞄から取り出したのは…拳銃だった。

「コルト・S.A.Aですか。また通なものを持ってますね」

通だとかそれ以前にこの女性が何故拳銃など持ってるのかそれを不思議に思うべきだろう。

「では24時間後、この村に神社があります。そこで落合いましょう。それではまた」

そういってリナは走り去って行った。

24時間後に神社に集合。お互い人間であればいいが。

「竜宮さん、武器も手に入ったことだし友達を探しに行こう」

「そうですね…」

二人は友人たちを探すため、再び歩き出したのだった。

―終了条件達成。
489ゲーム好き名無しさん:2008/08/30(土) 11:04:31 ID:OMPasWxJ0
u
490ヴィルベルヴィント ◆LEivbieokw :2008/09/04(木) 19:53:48 ID:b1GtOIfLO
お久し振りです。牧野さんの続きが思い付かないんですけどどなたかいいアイディアないですかね?
491ゲーム好き名無しさん:2008/09/04(木) 21:18:04 ID:I3FZ+gZU0
とりあえずひぐらしキャラと会わせたらよくね?
492ゲーム好き名無しさん:2008/09/12(金) 23:39:22 ID:zyvMMp3XO
ひどい過疎だな
493ゲーム好き名無しさん:2008/09/13(土) 00:12:32 ID:fvEt2HWH0
書きたいのは山々なんだがNTしかわからない
494リプライ:2008/09/14(日) 21:34:39 ID:Ed3QnXBQ0
園崎魅音/初日/園崎家地下拷問場/1340/

魅「うう・・・」

目を覚ますと何故か拷問場にいた

魅「え・・・なんで?」

自分は確か・・・
確か・・・
思い出せない

魅「詩音ー!婆っちゃー!」

とりあえず誰かいないかと叫んでみる、
すると足音が聞こえた
足音はこちらに近づいてきている
そして足跡の主が見えた
それは、
目から紅い血を流して日本刀を持った葛西だった

魅「えぇ!?、葛西さんどうしたの!?」

葛「う・・ぐえへ!」

奇声を上げて日本刀を振り回してこちらに来る葛西には理性がまるっきり感じられなかった

魅「ちょ、ちょっと!落ち着いて葛西さん!」

逃げ続けるが、葛西は一切こちらの言葉に耳を貸してはくれなかった。
と、その時銃声が響いた、同時に葛西は床に倒れ動かなくなった。

魅「え・・・?」

???「君、大丈夫か?」

見ると銃を持った男がいた

魅「・・・あなたは?」

???「私は竹内多門、民俗学者をやっている」

そういう意味で聞いたのではないのだが・・・
_____________________________________
長いので二つに分けます、遅筆ですいません
495リプライ:2008/09/14(日) 21:47:23 ID:Ed3QnXBQ0
竹「で、ここはなんなんだ?人がさっきみたいに急に襲ってくるとは・・・」

魅「私もよくわからないんですけど・・・」

本当に訳がわからない、あの葛西が襲ってくる理由なんて考えられない

竹「ん?この男・・目から血を流しているな・・・それに、よく見るとこの施設も十分に血がついている」

竹内はぶつぶつと辺りを調べている

竹「君、もしかして君は園崎家の人間か?」

魅「そうですけど・・・」

竹「この施設は最近使われたのか?」

魅「いいえ、ここ最近は一回も使ってないですよ」

実際、こんなのは滅多に使わないし、使いたがる人間もいない

竹「ふむ・・・、調べてみる必要があるな
君、この村の古い書物や何かを置いてあるところは?」

魅「神社にそういうのはしまいこんでありますけど・・・」

竹「そうか、案内してくれるか?」

魅「・・・いいですよ」

とりあえず、この男についていこう、そう思い近くにある日本刀を拾い上げ竹内と共に
拷問場を出た
______________________________________

さて、次キャラはどうしましょうか?

>>496

1 前原圭一

2 北条聡史

3 樹 守

496ゲーム好き名無しさん:2008/09/17(水) 01:16:39 ID:kIGs3KzV0
3
497ゲーム好き名無しさん:2008/09/21(日) 16:53:25 ID:4j5/2wUPO
セリフの前にキャラ名つけなきゃ書き分けできないクソぷりワロタww
498ゲーム好き名無しさん:2008/09/28(日) 00:46:55 ID:Zw1BiKV70
>>1戻ってこねーかな
499ヴィルベルヴィント ◆LEivbieokw :2008/10/15(水) 20:23:24 ID:xc5KEeLUO
牧野慶/雛見沢/初日/16:10

「なんで私がこんな目に会わなくちゃならないんだ…」

牧野はそうぼやきながら歩いていた。やつらの気配はないが油断はできない。

こんな山間の村なら当然猟師だっているだろう。それがやつらの仲間になって遠くから狙っていないなどという保証はどこにもない。

だがそれを恐れて民家に立て籠もっていても事態は好転するはずもない。食事の用意は大抵シスターの八尾比沙子に任せきりで料理などしたこともない牧野が籠城などしようものなら待っているのは餓死かやつらの仲間入りのどちらかだ。

そして当然牧野はどちらもまっぴら御免だった。ならば交番目指して歩き続けるしかない。

「宮田さんだったらどうしますかね…」

宮田さん、というのは羽入蛇村の唯一の医者で牧野とは瓜二つの顔をしているが性格は正反対だ。本名は宮田司郎という。

彼のことだからきっと体よく切り抜けるに違いない。牧野は自嘲気味に笑った。

そんな感じで歩いていたら、十字路にたどり着いていた。傍らにあった朽ちかけの看板に目を移すと『交番→』と書かれていた。

つまりこの十字路を向かって右手に行けば交番にたどり着く、というわけだ。この看板が動いたりしてずれていなければ。
500ゲーム好き名無しさん:2008/10/21(火) 01:53:21 ID:tYMVq/Hd0
501ゲーム好き名無しさん:2008/10/26(日) 21:08:16 ID:3VIj2wF60
すごくおもしろいなwww
502ゲーム好き名無しさん:2008/10/27(月) 10:27:59 ID:ATA5URXs0
503ゲーム好き名無しさん
元が同人板だから逆