おまんこぉ・・・おまんこぉ・・・ ウィンスペクターアーーーアーーーアーーー4851
JICC出版局のゲームやアニメのヒロインを扱ったムック本、
ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズの人物紹介などでも、
「記憶を失った」とされているが、実はアニメ本編中でそれを
明確に描写した場面はない。 もちろん富野監督も一切そういう発言はしていない。
どうやら富野アニメで頻出する、「登場人物が嘘をつく」という演出が理解できずに、「記憶を失った」との解釈が広まったものと思われる。
ラストシーン、カテジナは目が見えないため話している相手が誰かわからなかったのだが、カルルマンという名前を聞いて、
はじめて相手がシャクティだと気づく。当然カテジナとしては落魄した状態でシャクティと再会するのは恥辱である。
そのためあくまでシャクティだとは気づかないという芝居をするのだが、シャクティはそんなカテジナの様子に気がついている。
そのうえで相手のプライドを尊重し、カテジナだと気づかないふりをする。カテジナもシャクティが自分の嘘を
見抜いたとわかっている。それでもなお虚勢を張って、嘘をつき続け最後のプライドを堅持するが、
別れた直後、シャクティとカテジナは抑えていた感情を止めることができずに互いに涙を流す。
そんなふたりのやりとりは圧巻であり、富野アニメならではの名場面となっている。
そうだったのぁ