ドナに連れられ部屋に入れられたロゼッタはあるコトに気付いた。
ロゼッタ「……なんでルーシオちゃんも連れてきたんだ?」
ドナはルーシオを部屋の入り口から一番近いベットに寝かし付けながら質問に答える。
ドナ「……バンボー様、ルーシオちゃんのコト女の子だと思ってる?」
ロゼッタ「……だろうな…」
ドアの前にいるロゼッタ、ベットに座るドナ。
二人は笑い混じりの顔を見合わせ、何かに頷くと
二人の間のベットの上で幸せそうな頬笑みを浮かべ寝ているルーシオを見つめる。
ロゼッタ「秘密にしておこう。面白そうだからな。」
ドナ「うん!ほんと、ルーシオちゃんは、からかいがいがあるよね♪」
ケンジ「小田桐さんが来たであります。だから向かいの部屋に来てほしいであります。」
まだ開き掛けのドアからひょっこりガスマスクが、こんにちは。
ドナ「わかった!少し待っ……あっ!ケンジ君。ちょっといい?」
ケンジ「なんでありますか?」
ロゼッタ「実は…カクカクシカジカ…」
ケンジ「楽しそうであります!」
こうしてルーシオが睡眠の虜になっているなか『三人の謀』は厳かに始まりを告げました。