バーテックスがアライアンスに宣戦布告した直後の出来事、サークシティーのある部屋に二人の男がいた。
「もう一度確認する、我々の任務は第二級古代遺産<インターネサイン>の破壊。」
「分かっている。」
時空管理局に所属するクロノ・ハラオウン、ユーノ・スクライアはサークシティーの地下に行こうとした。
「エイミィ、バーテックスの兵はどうなっている?」
「どうやらアライアンスのファサード前線基地の攻撃に向かうみたいだからあまりいないわ。」
「そうか・・。」
安堵の息も束の間だった。ゲートが開くと一機のACが立ちはだかっていた。
「時空管理局か……やら(略」
デュランダルに搭載されいるAIが無情に敵情報を伝える。
「ClownCrownです。敵は脚部にギチギチ(略)を装備非常に危険です」
「お前もレイヴンなら覚悟は出来ているな……やらないか」
「パンツァーメサイアです。敵は(略)です、どう見ても(略)です」
「お前も職員なら……やらやらry」
「戦場でやらry」
ズシンズシンと二人にに歩み寄るバーテックスのレイヴン達。
可能な限り戦闘は避けたい、というか激しくかかわりたくない。二人はきびすを返すと進入したゲートへ向かうが・・・閉まっていた
なぜか閉まっていた。
「ゲートが動作しません。」
デュランダルの無常な声にパニくる二人
「アースラ聞こえるか?アース・・・」
通信を呼びかけるも新たなACの足音が聞こえる。
「お前・・・どうした・・・何を・・・いっている・・・やら(略)」
「ACを確認ン・コンゴワ・ペコです、激しくカタコトでしょう。」
「ACを確認ストラックサンダーです、敵は脚部に(略)非常に危険でしょう。」
「やらな(略)?」
さらに一機のACが現れる。
「一足遅れか・・・このままやすやすと返すわけにはいかんな。やらな(略」
渋さがにじみ出る声。
「ACを確認エイミングホークです。」
「お尻スキスキの鳥大老が相手だ!小僧ども私の(略)」
何とか逃げ道を確保しようと魔法を放とうとする二人、だが
「やら(略)」
その前に魔法も何もかも一切通じない、おびえの声を上げる二人
「アースラ、聞こえるか?アースラ応答を!応答を!たすけてぇ!」
しかし救世主の声が響く
「聞こえるか?こちらに逃げ込め!」
協力者なのか、だがこのおぞましい光景から一刻も早く逃げる為二人は通路に逃げ込む。
「助かったな・・・。今の人に礼をいわなきゃ・・・」
そうユーノが安堵した時である。
「遅かったじゃないか・・・。」
一機のACが二人の目の前に降り立つ・・・その声はウホッ!いい男集団バーテックスを率いるジャック・Oなのだ。
「助けて!」
二人はただ泣き叫ぶことしかできなかった。そんな中でもデュランダルは淡々と敵の情報を告げる。
「私の(略)としてふさわしいか、ためさせてもらうぞ。」
「テキ、セッキン。」
二人を包囲するかのように取り囲むバーテックスのAC、彼らに逃げ出す、抵抗する権利は残されていない。
ただ泣き叫ぶだけともう援護すらできないアースラに助けを求めるだけだ。
「やら(略)」「やら(略)」「やら・・・な(略)」「梃子摺っている様だな・・・(略)を貸そう」
「すべては私のシナリオどおり、残るは君たちの(略)・・・最後に残させてくれ。
一方アースラではただ一部の女子を除いてボーゼンと現実を受け入れるしかないようだ。
「エイミィ・・・・。」
「何でしょうか提督・・・。」
「彼らを回収する前に腕のいい精神科医が勤める病院の手配と八意永琳という知り合いいるから彼女から
2,3薬もらってきて・・・できれば蓬莱の薬を。」
「了解しました・・・。」
「やらな(略)」
「たすけてーーーーーーーーーーーーー!!!」
「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
アースラに響き渡る二人の職員の絶叫。
「やはり弱者は出来んな。」
バーテックスの盟主のつまらなそうな声が聞こえる。
後日・・・具体的に20時間後
「ねぇ、私たちが出る幕あったのかな・・・フェイトちゃん・・・。」
「なのは、それは言わない約束だ・・・。」
目の前に写る光景、破壊されたインターネサインと勝手に因縁つけられて最後の生き残りをかけて
戦う二機のACの姿がいた。