くにおくんシリーズのキャラクターでバトルロワイアルをやろう、
という参加型リレー小説スレッドです。
----基本ルール----
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。
----スタート時の持ち物----
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を配給され、「ザック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「着火器具、携帯ランタン」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「支給品」
「ザック」→他の荷物を運ぶための小さいザック。
四次元構造になっており、参加者以外ならどんな大きさ、量でも入れることができる。
「地図」 → 舞台となるフィールドの地図。禁止エリアは自分で書き込む必要がある。
「コンパス」 → 普通のコンパス。東西南北がわかる。
「着火器具、携帯ランタン」 →灯り。油は切れない。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「食料」 → 複数個のパン(丸二日分程度)
「飲料水」 → 1リットルのペットボトル×2(真水)
「写真付き名簿」→全ての参加キャラの写真と名前がのっている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「支給品」 → 何かのアイテムが1〜3つ入っている。内容はランダム。
※「ランダムアイテム」は作者が「作品中のアイテム」と
「現実の日常品もしくは武器、火器」の中から自由に選んでください。
銃弾や矢玉の残弾は明記するようにしてください。
必ずしもザックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
ハズレアイテムも多く出しすぎると顰蹙を買います。空気を読んで出しましょう。
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
※新参加キャラクターの追加は一切認めません。
※書き込みされる方はスレ内を検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。(CTRL+F、Macならコマンド+F)
※参加者の死亡があればレス末に必ず【○○死亡】【残り○○人】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※具体的な時間表記は書く必要はありません。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細は、雑談スレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際は、雑談スレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーは雑談スレでの内容により決定されていきます。
※主催者側がゲームに直接手を出すような話は極力避けるようにしましょう。
※基本的なロワスレ用語集
マーダー:ゲームに乗って『積極的』に殺人を犯す人物。
ステルスマーダー:ゲームに乗ってない振りをして仲間になり、隙を突く謀略系マーダー。
扇動マーダー:自らは手を下さず他者の間に不協和音を振りまく。ステルスマーダーの派生系。
ジョーカー:ゲームの円滑的進行のために主催者側が用意、もしくは参加者の中からスカウトしたマーダー。
リピーター:前回のロワに参加していたという設定の人。
配給品:ゲーム開始時に主催者側から参加者に配られる基本的な配給品。地図や食料など。
支給品:強力な武器から使えない物までその差は大きい。
またデフォルトで武器を持っているキャラはまず没収される。
放送:主催者側から毎日定時に行われるアナウンス。
その間に死んだ参加者や禁止エリアの発表など、ゲーム中に参加者が得られる唯一の情報源。
禁止エリア:立ち入ると首輪が爆発する主催者側が定めた区域。
生存者の減少、時間の経過と共に拡大していくケースが多い。
主催者:文字通りゲームの主催者。二次ロワの場合、強力な力を持つ場合が多い。
首輪:首輪ではない場合もある。これがあるから皆逆らえない
恋愛:死亡フラグ。
見せしめ:お約束。最初のルール説明の時に主催者に反抗して殺される人。
拡声器:お約束。主に脱出の為に仲間を募るのに使われるが、大抵はマーダーを呼び寄せて失敗する。
〔基本〕バトロワSSリレーのガイドライン
第1条/キャラの死、扱いは皆平等
第2条/リアルタイムで書きながら投下しない
第3条/これまでの流れをしっかり頭に叩き込んでから続きを書く
第4条/日本語は正しく使う。文法や用法がひどすぎる場合NG。
第5条/前後と矛盾した話をかかない
第6条/他人の名を騙らない
第7条/レッテル貼り、決め付けはほどほどに(問題作の擁護=作者)など
第8条/総ツッコミには耳をかたむける。
第9条/上記を持ち出し大暴れしない。ネタスレではこれを参考にしない。
第10条/ガイドラインを悪用しないこと。
(第1条を盾に空気の読めない無意味な殺しをしたり、第7条を盾に自作自演をしないこと)
ええこと しよかぁ
1.参加者・主催者
2.MAP
3.その他、細かいルール・設定・制限など
開始に当たって、まずはこれらを決めていきましょう
個人的に、参加者数は30〜40人くらいでいいかなと
あ、なんかまた新しいロワスレ立ってる
くにおキャラで行くなら、参加者40人くらいで一通りのキャラ揃いそうだな
でもメインキャラ以外は結構性格が書き手オリジナルになりそうな
スタートは学校か
主催は藤堂のオヤジかね
見せしめは・・・ひろしだな。他に考えられんw
それよりペルソナ3でバトロワやりたい
20人いれば十分かと。
ダブルドラゴン動かしたいな
15 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/27(木) 14:29:35 ID:6jyYKqrY
参加メンバーか……
とりあえず行進曲の選手24人は全員参加させちゃってもいいんじゃないかと。シリーズじゃ一番メジャーだし。
あとは園川、藤堂に山田、冷峰の鬼塚と平、木下、宝陵の紫、外人キャラからジョニーと。
女性キャラも長谷部、真実、桃園といけそうだな
メインどころ押さえただけでも35人埋まったな、これ
あと姿のフラグ用に野球から立花とリカ、
ズガン及び豪田・紫のトリガー用で豪田の妹の沙織、
くにおとりきの女性関係をややこしくするために挽歌からみさこときょうこを出してみるか
などと、適当に40人をあげてみる。
みすずを忘れるなw
豪田の妹は主催者に人質にされたとかして
豪田にジョーカーを強制させるってのはどうだろうか
もうちょい女キャラ増やせないかなぁ、とか言ってみたり
>>15-16を参考に、高校別で名簿作ってみた
10/10【熱血高校】○くにお/○すがた/○ななせ/○たかみね/○もりもと/○いちじょう/○ももぞの/
○たちばな/○りか/○みさこ
8/8【花園高校】○りき/○さおとめ/○まえだ/○よしの/○わしお/○しみず/○まみ/○きょうこ
11/11【冷峰学園】○りゅういち/○りゅうじ/○おにづか/○こばやし/○たいら/○もちづき/○きのした/
○はやさか/○おとなし/○はせべ/○とうどう
2/2【宝陵高校】○ごうだ/○むらさき
1/1【谷花高校】○ごだい
2/2【白鷹工業高校】○にしむら/○さわぐち
1/1【千里台高校】○そのかわ
1/1【虎島実業高校】○くまだ
1/1【隼高校】○はやみ
1/1【明暗高校】○やまだ
1/1【太陽学園】○みすず
1/1【清金女子高校】○さおり
1/1【オクラホマハイスクール】○ジョニー
計41名
最初の3校に偏りまくってんな、これw
影村高校からかみじょう・やまもとも入れてあげてください
白鷹 ねだち
オクラホマ ラファエル、ジミー、スティーブ、アレックス
服部学園 つげ、もちづき(弟)、よりつね
>>18 探したら結構いるな、くにおシリーズの女性キャラ。
・熱血
桃園 里美:2年。チアガールでお馴染み、おでんやビーチバレーでは強敵として登場。姿に惚れてる。
朝野 里佳:2年。野球部元マネージャー。立花の彼女。姿が惚れてる。病弱。
芦野 久仁子:1年。べーすぼーるマネージャーで、くにおの追っかけ。行動派。長谷部の知り合いらしい。
みさこ:サッカー部マネージャー。挽歌ではくにおの彼女役で登場。おでんにも登場。意外と出番多い。
「優勝したら●●●●してあげる!」は名言。調べた所、どうやら声は皆口裕子らしい(販促ビデオ等)
かおり:新聞部。ホッケーで登場。結構言葉がキツイ。チームメンバーがたこなの。
・花園
島田 真美:2年。お馴染み、りきの彼女。
西野 玉絵:1年。べーすぼーるでのチアガール。真実の中学での後輩。明るい性格らしい。
きょうこ:挽歌における、りきの彼女。時間軸的に、真実の前の彼女だと思われ。
・冷峰
長谷部 和美:3年。お馴染み、伝説のスケ番。
藍原 静:2年。運動会ではチアガール。怒ると過激らしい。長谷部を尊敬。
森沢 博子:女子バレー部。中学時代の桃園の友人。ビーチバレーに登場。運動会でもアナウンサー。
上月 茜:放送部。運動会アナウンサー。芸能界志望でスポーツ万能らしい。
五条院 麗華:3年。べーすぼーるのマネージャー。高飛車な超お嬢様で豪田に惚れてる。
・宝陵
霧島 裕子:2年。宝陵及び連合チームのチアガール。男勝り。
・太陽
みすず:言うまでもなく。つーかこいつ年齢不明って書いてあるんだけど、一体w
結構多いけど大半がマイナーな奴ばっかだな
ほとんどがズガンか噛ませ犬になりそうというか
サッカーの一本釣り水産とかアイスホッケーとか大雪山とか。
なんかダウンタウン系シリーズに統一したほうがいいような気がする
まあみすずと見せしめ用ひろしは別としてwww
ある程度「書ける」ことを前提にしてメンバー選出しないと
いざ選んでもキャラが把握できずに書けずに行き詰まる、というパターンに陥るぞ
まあこのロワは同じゲームのキャラの集まりによるものだし
昔のゲームだけに結構性格付け曖昧だから設定を前提に多少オリジナル要素入っても良さそうな気がするが
豪田の妹って未登場じゃなかったっけ?
28 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/28(金) 23:05:51 ID:WrlKCRp8
>>27 一応、熱血物語EXに出てた
長谷部の指示で久仁子が助け出したら登場する
でもなんかこの娘より久仁子を出すほうがよさそうなんだけど
あと長谷部を尊敬してる繋がりで藍原も出てほしい
時代劇にも出てきたし。だからどうしたと言われると困るけど
まあ出ても多分すぐ死ぬんだろうけどな
白鷹のねだちって、確か時代劇で変身技使ってたメガネの奴?
変身技を使うのはれいほうのまつど。
ねだちはあんますぺしゃるを使う。
MAPはどうすんの
やっぱどっかの島?
でも街中とかも欲しいぞ
挽歌の花園高校みたいに崩れていく校舎で、殺し合いを繰り広げるくにお達を見たい。
結構燃えそうなシチュエーションじゃないか?
つーか挽歌の花園高校の凄まじい荒れっぷりは何なんだw
11/11【熱血高校】○くにお/○すがた/○ななせ/○たかみね/○もりもと/○いちじょう/○ももぞの/
○たちばな/○りか/○みさこ/○くにこ
9/9【花園高校】○りき/○さおとめ/○まえだ/○よしの/○わしお/○しみず/○まみ/○きょうこ/○にしの
16/16【冷峰学園】○りゅういち/○りゅうじ/○おにづか/○こばやし/○たいら/○もちづき/○きのした/
○はやさか/○おとなし/○はせべ/○とうどう/○まつど/○あいはら/○もりさわ/○こうづき/○ごじょういん
3/3【宝陵高校】○ごうだ/○むらさき/○きりしま
1/1【谷花高校】○ごだい
3/3【白鷹工業高校】○にしむら/○さわぐち/○ねだち
2/2【影村学園】○かみじょう/○やまもと
1/1【千里台高校】○そのかわ
1/1【虎島実業高校】○くまだ
1/1【隼高校】○はやみ
1/1【明暗高校】○やまだ
3/3【服部学園】○つげ/○もちづき(弟)/○よりつね
1/1【太陽学園】○みすず
1/1【清金女子高校】○さおり
5/5【オクラホマハイスクール】○ジョニー/○ラファエル/○ジミー/○スティーブ/○アレックス
計59名
主催者:藤堂晃之助
見せしめ:ひろし
こんなところか?
でもそろそろ人数絞ったほうがいいような
オクラホマとか、ジョニー以外性格どころか個性すらよくわからんし
初代熱血硬派のキャラはなし?
キャラもある程度できてるしよしひろなんかは黒幕でもいけそうだと思うが
オクラホマのメンバーを軒並みジョーカーにするってのもありかも
>>33 オクラホマのジミー・リーはダブルドラゴンの主人公のジミー・リーと同一人物らしいんでけっこう設定あるんじゃないか?
他は知らん
>>33によしひろ加えて、60人で始めるか?
まあマイナーすぎて分からんキャラでもズカンか噛ませに使えるだろ。
・・・それとは別だが、個人的に主催側にさぶ始め暴力団連中を入れたらどうだろうか。
晃之助に雇われたとか何とかいって。
さおりは外してもよくないか、元々露出少なすぎるし
つーか
>>17の展開を見たい
そもそも書ける人はいるのか?
とりあえず、俺は読み専
メインのキャラ数人しか分からんなぁ
その辺は書き手のオリジナル部分で補ってもいいと思う
実際熱血物語とかに登場してないキャラは性格なんてあってないようなもの
設定とかからある程度キャラを想像して書くしかない
あ、一応俺書こうと思ってるノシ
43 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/31(月) 00:42:04 ID:vSN8Zw8j
age
>>44 他になければそれでいいと思うけど、それ以前に書き手がいるかどうか・・・
自分はダウンタウン系のキャラなら書けますが、きょうことかよしひろとか熱血硬派系のキャラがよくわからなかったり。
くにお君で孤島ってのもなんか物足りないようなw。
誰も住まなくなった街とかどうよ? ゴーストタウン。
やっぱ閉鎖された工場とかビルの屋上とかが
ダウンタウンシリーズには似合うと思わないでもない
熱血物語の花園町〜夢見町をそのままMAPに、とか一瞬思ったけど
あれ一本道だしロワの舞台には無理だわなー
時代劇の舞台を…とかもっと無理かw
>>48 ジャンプロワみたいに縮小版日本、なんてMAPもあるくらいだし
駿河や河内とかを全て現代風の街並に直して、さらに学校や工場とかも配置すれば
実は結構悪くないんじゃ……
と思ったけど、やっぱ無理ありすぎかw
土佐とか越中とか周り水だらけじゃねーかw
でもそれはそれでなんか前例のない殺し合いバトルが起きそうでwktkだ(そうか?)
俺、バトロワ企画は今までろくに見てないけど、
孤島とか、隔離されて無いと駄目なのか?
例えるならばバキの死刑囚編みたいな感じで
普通の街中での命のやり取りとか。
もうバトロワじゃなくなったなw
孤島はともかく、やっぱある程度隔離されてないと
管理できないっつーかゲームがなかなか進まないというか禁止エリアとの兼ね合いというか
ちなみに↓がMAPに相応しい条件のようだ
全体的には島・盆地・市街の中心部と、会場を外部と隔離しやすい環境が選定原則と思われ
会場内に小山・丘・集落と見通しが悪くなる地形があるとよし
人工環境ならスーパーやショッピングモール、立体駐車場のように、それ自体でランドマークと
居場所を兼ねる大型の中層建造物を配してもよし
島なら「カタンの開拓者」みたいな全体的にまとまってて参加者同士の接触が容易で、
なおかつある程度異なる地形が混ざってればオーケイだ
逆に複雑な形状の島や地形は接触・戦闘のバリエーションが限られるのでダメ
53 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/01(火) 18:59:29 ID:IRnJUpxY
age
このスレ、人いるのかー?
>54
お前がいるじゃん
MAPなんだが、時代劇の舞台か、それを現代式にかえたものに一票。
くにおっぽく、場所が分かりやすくて様々な場所の個性がある(水ばっかとか)し、
このロワでしかないような戦いができそうだし。
洞窟とか田んぼとか砂丘とか階段だらけの街とか、バリエーションに富んでるし
俺も賛成・・・したいとこなんだが
時代劇のMAP構成、今でも覚えてる人いるのか?w
まあ、大まかな地形だけゲームと同じように設定して、
MAPの構成までゲームどおりにする必要はないと思うけどね
くにおっぽいってならそもそも本家バトロワのようにマジで殺しあいするの自体がくにおくんに合ってないような…
マジでシリアスに殺し合いバトロワやって違和感無いのって初代と挽歌のキャラぐらいじゃないか?
殺し合いではなくサバゲー形式にするとかであまり話を重くしすぎない方がくにおくんの味を出せるんじゃないかと思うのだが
駄目か?
>>57 MAP、俺も時代劇のを使うのは賛成だけど、ある程度ロワ用にアレンジする必要があると思う。
>>58 とはいえ、それだといつものパターンで緊張感がなくなるような気がする。
ロワのような極限状況だからこそ、見せられる展開もあるし。
60 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/03(木) 08:41:17 ID:vXh7D0cU
発狂したり殺意むき出しにしたり、殺し合いでもないとできんしなー
ところでどっかにくにおキャラの設定紹介とかがあるページはない?
メインキャラ以外もうほとんど忘れてしまってるし
早乙女が中華拳法の使い手で姿をライバル視してる、とか
鷲尾が元野球部で甲子園の夢を諦め切れてないだとか
本編とは関係ない設定がかなりあったような記憶があるんだけど
「くにおまにあ」でググれ。
つーかちょっとは自分で検索すべき。
62 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/03(木) 09:25:47 ID:vXh7D0cU
ありがと、そしてすまんかった
これ全部公式設定なのか、なんかスゲエな
支給品に必殺技とかの本を入れるのもありかな?
長谷部や桃園にマッハパンチとか覚えさせたい
あんますぺしゃるとかな
>>63 ・駿河(静岡)
中心部に街。その周辺は街道で構成されたエリア。
・上野(群馬)
一面、田んぼで構成されている。泥に足をとられて走りづらい。
・河内(大阪)
大きな街。
・土佐(高知)
海と島で構成されたエリア。
・肥前(佐賀〜長崎)
階段と石畳で構成された街。
・長門(山口)
広くて地形の複雑な洞窟がある。
・因幡(鳥取)
砂丘地帯。障害物が少ないが、地形にかなり緩急がある。
・越中(富山)
大きな湖と滝があるエリア……でいいのか?
滝の奥には激しい水流のある水だらけのエリアが。
街エリアあり。
・陸中(岩手〜秋田)
山岳地帯。山の最下層にはなぜか溶岩が。
あと、奥には温泉がある。らおちぇんのいた、あそこ。
街エリアあり。
・蝦夷(北海道)
雪原地帯。滑る。小さな洞窟(つーか謎の店Lv1)もあったり。
確かにバリエーション豊富だな。
街は全体的に熱血物語(現代)風に変えて。学校とか病院とかビルとか廃工場とかもあちこち設置するといいかも。
またそれぞれの街エリアを繋ぐ地下鉄でも設置したらどうだろうか?初代熱血硬派みたいに。
電車が定期的に往復してて、その中でバトルしたり、あるいは線路に相手を誘導して電車に轢き殺させる、とか
そんな戦法も取れそうな。
参加者等は
>>33+よしひろで、MAPは時代劇の現代版で決定なのか?
そろそろ本格的にネタ考えてみようと思うんだが。
>>64 その案も面白いかもしれないけど、ある程度ヤバイものは規制するべきじゃないかな。
例えば、ナイフなどの刃物を持った状態でワープシュートを覚えていたら、ほぼ楽勝だろうし。
山田の術は面白そうだけど。
必殺技を持ってるキャラクターは、
それぞれの必殺技の本をデフォルトで支給されてる、ってのはどうだろう。
くにおならマッハキック、りきならマッハパンチ、五代なら棒術スペシャルって具合に。
本人達には何の意味もない本だけど、殺して相手の本を奪い取れば
それを読んでその技を覚えてパワーアップ、みたいな感じで。
あと一応、同じ技でもオリジナルは本で覚えた技より完成してて強い、とかフォローもして。
本読んだだけの覚えたて頭突きに押し負ける豪田とかトホホだし。
とらいちとらじ兄弟は出ないのかな?
格闘伝説のキャラって設定あるの?
俺は挽歌に出たらしいくにおのそっくりさんとかネタにしやすそうだと思うが
よくしらんけど
なんか探せばどんどんキャラ出てくるな
一度整理して参加キャラを絞り込まないか?40〜50人くらいに
ほとんどが設定とかだけで、台詞のなかったキャラも多いし
各作品から代表を最低一人ずつ
ってのは無理か
サッカーとかドッジとかのキャラは設定なさそうだしなぁ…
ある程度設定のありそうなヘイルマンやげんえいはサッカーのみの登場キャラじゃないし
オクラホマも5人全員はいらんなぁ
ジョニーは確定として、あとはせいぜい新記録のEDに出てたラファエルくらいか。
ジミーは・・・ダブルドラゴン知らんからよくわからん
服部学園メンバーも参加させるには結構微妙だなぁ。
つげは宝陵の紫とライバル関係らしいけど。
藤井昌浩の漫画では柘植(つげ)は目立ってたけど、あとの二人は設定なさ過ぎて確かによくわからん
77 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/05(土) 23:52:44 ID:988twQ2x
age
とらいちとらじ兄弟は強い奴と戦いたいために格闘大会を開いたようなもんだし、
主催者側でもいいような気もするが、参加者だったら優秀なマーダーになるかもしれない。
とりあえず参加者は
>>33にするか、それともある程度整理して絞り込むことにするか
ズガンや噛ませ犬要員としてはむしろ設定も個性も全然ないマイナーキャラの方が役立つが
>>33のメンバーももっと整理して絞り込めそうだ。
ジョニー以外のオクラホマとか。
とりあえず参加者人数を正式に設定して、そこから挙げられたキャラの取捨選択していくか?
まあ、見た感じ50〜60人くらいになりそうだが。
とらいち・とらじは主催者側の人間にしよう。
藤堂のパパが黒幕なら、それに雇われてるって事で。
見せしめはこの兄弟に殺される。
あと、対主催者の流れになった時の壁として。
見せしめはやっぱ首輪ボカンであるべきだと思う
でも主催側ってのはいいな
対主催の壁・・・
として、初代に出てきたムキムキの暴力警官、とか考えたのも私だ
原作的大人対子供の構図、みたいな
確かに主催が藤堂の親父なら、ボディーガードとして出てこないキャラを
金または何かで雇っているという設定というのもいいかもしれない。
初代は知らないけど、GBのくにおくんに出てきた警官とかボクサーとかヤクザとか・・・
ここまで書いて思ったんだけど、金で↑のような連中を雇うってある意味リアルかも。
主催者側にはドッジボールに出てきた謎の軍団を配置するとか
対主催者になると同キャラ対決
主催・・・藤堂の親父
進行役・・・さぶ(ヤクザ)
ガードマン役・・・大阪暴力警官集団w
ジョーカー・・・ダブルタイガー
ってところでどうか
謎の軍団は・・・どうしようw
主催・・・藤堂の親父
協力者・・・暴力団サンワ会(無印・挽歌の敵組織)
・・・宗方興業(番外乱闘編の敵組織)
・・・大阪連合(初代の敵組織、警察も支配下に置く)
・・・D・B・MAOU(熱血闘球伝説のラスボス、変な宗教っぽい、2chでは麻原と呼ばれていたことも…)
・・・謎の軍団(ドッジの最後の敵、主人公側のコピー)
用心棒・・・ダブルタイガー
こんなんでいいんじゃないの?
あんまり増やしすぎたら、わからなくなって書ける人少なくなるんじゃね?
闘球伝説なんてマイナーすぎて知らん人多いだろうし
最初は主催側キャラは必要最小限にして、いざ対主催ルートで反撃開始って時に
主催側の壁として改めて出せばいいと思う
山田は桐山的存在になって欲しい
七原がくにおで中川典子が長谷部
山田は実力はあるが桐山になるにはセコ過ぎる…
くにおもなんつーか実力ありすぎというかwww
実はくにおにとんでもない役どころをやらせようとネタを考えてる俺がいる
ゲーム開始が楽しみだクックック
よしひろは原作でラスボスだしこのメンツの中では一番桐山向きかと思うがマイナーだからな
大阪連合が協力者側になるならジョーカー役でほぼ確定だろうし
いちおうひろしの友人でもあるが
でもあのED後、となるとどう転ぶかわからんぞ>よしひろ
94 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/11(金) 02:24:22 ID:O/42uuhi
>>89 くにお=七原、長谷部=中川を意識しすぎるとおのずと
ストーリー・結末が限定されるし、カップリング萌えみたいな痛い話に
なってくると思う…。まあ、長谷部FAN多いから無理も無いが。
一応、参加者候補には(挽歌の設定って破綻してて認めがたいが)みさこも居るし、
あくまで中立的観点で皆が納得いく話にした方が荒れないと思うが…。
>>94 そこまで制限をつけなくても、その辺はもう自由でいいんじゃないか。
ある程度個人の自由を認めないと、誰も書けなくなるぞ。
なんでもありでいいよな
ていうかゲームの主人公こそくにおだけど、ロワの主人公でもある必要はないわけで
ところでMAPどうしよう
上で出てたような時代劇のを改造って方向で作成しようとしてるんだけど
国やエリアごとの境界とか移動とか広さとか、どう調整したらいいものか
ゲームそのままだとルートが限定的すぎるし、60人でやるにはやや狭いかもしれん
禁止エリアは……国単位でもいいような気がするけど
ジャンプロワのような現代日本地図のMAPに時代劇ステージの要素を追加ってのはどうだろうか?
肥前や陸中のように複数の県をまたぐステージだったとしたら、片方が禁止扱いされても、
もう片方の県に同じようなステージが残るという利点もある。
ただ、時代劇で出てきた地域以外はどうするかという風になるんだが・・・
>>69 技持ってる奴はそれぞれその技の本を持ってる・・・
って、これよく考えたらバランス崩壊の元になったりしない?
何人かで仲間が寄せ集まってそれぞれの「本の読み合い」したら・・・
やまだ「よーし支給された本を出してみようかぁ」
さおとめ「オーラパンチの本だ」
もちづき「俺はニトロアタックの本だぞ」
いちじょう「俺、何も技が・・・あっ、ワープシュートの本が支給されてる」
やまだ「それに俺の山田の術も加えて・・・よーしみんなで本の読み合いっこだー!」
山田の術とオーラパンチとニトロアタックとワープシュートを使う強キャラが序盤にして一気に4人誕生!
本支給自体はいい案だと思うけど、あくまでランダム支給に留めとくべきだと思う。
99 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/11(金) 16:51:37 ID:m/txp65D
一回しか読めない使い捨てアイテムに……
ど う や っ て だ orz
100get
>>99 インクが特殊なもので出来ているというのはどうだろう?
本屋で売っているように、支給されたときはカバーで覆われており、
読むためにはカバーを破らなければならない。
空気に長時間触れておくと消えるインクというような感じに設定して、
読み終えて技を覚えくらいの時間で文字が消え始めるという風にすればどうだろう。
どんなに読むのが早くても最高でも2冊ぐらいが限界という感じで。
むしろ必殺技習得は無しの方が。
もりもとの鉄アレイ投げ強すぎとかでキャラ特長出した方が
良くないか?
103 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/12(土) 04:25:18 ID:bH7iF1LX
例えば園川がビックバング使って毒殺(できるのか?)するとか
…でもガス引火でズガンでもいいか。
またはくにおのストーカー的存在としてマーダー化、恋敵(?)を次々狙う
長谷部・みさこ・芦野・ひろし(既に死んでるんだっけ)あたり
…でもアッサリと殺されそうな予感w
104 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/12(土) 06:27:45 ID:BGTTG99d
>>94 しつこいけど、俺はあくまで
>>7ガイドラインの「キャラの扱いは平等」ってことを言いたいのであって、
FANがいつも誰がくにおの彼女だヒロインだとかで常にもめてるのみてるし、それって不毛だと思ってる。
いっそくにおをド硬派にして、女の色全然つけないんじゃ皆が納得しないだろうし。
ここで言わなきゃぁ、いつもみたいに途中で荒れるなって思ったから書いたのであって…。
>>60-61じゃないけどある程度、設定知ってなきゃ書けないと思う。
キャラが余りにも弱いのなら仕方ないと思うが、あんま好き好きで優遇されすぎて
話が全然進まなくなったバトロワスレも中にはあるわけだし。
それに「個人の自由」っていったら、逆にみさこが彼女(個人的にヤだけどさ)でも、
あくまで「個人の自由」だったら認められるべきなんだけど、総ツッコミ確定だろうし。
それでただでさえ少ない熱血(硬派)のキャラ削られんのも嫌だし。(個人的には、長谷部VSみさこをみてみたい)
でも、
>>95-96のように原作の主人公とかヒロインとか関係無しの「何でもあり」なら
くにおだろうが、長谷部だろうが誰だろうが「キャラの扱いは平等」って精神で書いていって欲しい。
…本当長レス&しつこくてスマンorz
長谷部とみさこっておでんでは共演してたらしいけどそのときはどんな感じだったの?
>>105 特に絡みなし
漫画では長谷部が正ヒロインで終わり
ダウンタウンと熱血硬派(といってもこっちは2〜3本だが)で設定が違うんだから
ごった煮にしようとするのが間違いだと思う
確かくにおやひろしの学年すら違ったと思う
ってことは、ダウンタウンキャラだけでいくべきなんだろうか・・・
でもOPの
ひろしあぼーん→「まて、このやろう」のお約束セリフは見たいがw
108 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/14(月) 16:52:26 ID:5rBgCUvv
age
挽歌のキャラ入れると途端に人間関係の調整が面倒になるなぁ
くにおとみさこの関係もそうだが、それ以上にきょうこの立ち位置が・・・
くにおと微妙な関係の長谷部と違って、りきの彼女は明確に真実だし
どっちかと別れたとかいう設定捏造してまで出すほどのキャラかというと・・・
ぶっちゃけ、ややこしくなるだけだから、みさこときょうこはいらなくね?
>>106 熱血硬派シリーズとダウンタウンシリーズはそんなに本数に差はないぞ
硬派設定のゲームはその2倍ぐらいの本数出てるよ
詳しくはくにお道場のシリーズ分類を読むべし
・ほぼ確定キャラ?
10/10【熱血高校】○くにお/○すがた/○ななせ/○たかみね/○もりもと/○いちじょう/○ももぞの/
○たちばな/○りか/○くにこ
8/8【花園高校】○りき/○さおとめ/○まえだ/○よしの/○わしお/○しみず/○まみ/○にしの
16/16【冷峰学園】○りゅういち/○りゅうじ/○おにづか/○こばやし/○たいら/○もちづき/○きのした/
○はやさか/○おとなし/○はせべ/○とうどう/○まつど/○あいはら/○もりさわ/○こうづき/○ごじょういん
3/3【宝陵高校】○ごうだ/○むらさき/○きりしま
1/1【谷花高校】○ごだい
3/3【白鷹工業高校】○にしむら/○さわぐち/○ねだち
2/2【影村学園】○かみじょう/○やまもと
1/1【千里台高校】○そのかわ
1/1【虎島実業高校】○くまだ
1/1【隼高校】○はやみ
1/1【明暗高校】○やまだ
1/1【服部学園】○つげ
1/1【清金女子高校】○さおり
1/1【オクラホマハイスクール】○ジョニー
計50名
2/2【ジョーカー】○とらいち/○とらじ
・その他参加者候補
○みさこ/○きょうこ/○もちづき(弟)/○よりつね/○みすず/○ラファエル/○ジミー/○スティーブ/○アレックス/○よしひろ
硬派キャラ、それとこのスレで微妙と言われてたキャラを外してもう一度まとめてみた。
正直冷峰のこうづきとかごじょういんのほうが微妙という気もするんだけど(もりさわはビーチバレーでももぞのと組んでた分、少しは絡みを期待できるかも)
つーかこの二人外してダブルタイガー入れたらちょうど50人でキリのいい数になる……か?
>>111 綺麗にまとまってていい感じ。
ごじょういんはごうだに惚れてるおいしい役どころなので書きやすそう。
まあ実際五代や園川とか、インチキ外人トークのジョニーとかみたいなのが
よしひろと会話してるところが想像つかんな、あらゆる意味でw
>>111の52人でいいんじゃなかろうか
それでもやっぱりみすずは惜しいとは思うんだがw
>>110 くにお道場はむちゃくちゃなこじつけが多いぞ
あてにならん
硬派シリーズは部活系が途中からダウンタウンシリーズに吸収合併されていったのが痛い
116 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/17(木) 13:43:15 ID:ATZz2qvP
硬派系なしのダウンタウンキャラだけってことは
主催側にさぶとかも置き辛いか?
OP書いてみようかと思ったけど、
やっぱり藤堂のオヤジとじいだけではどうにも弱いもんがあるな。
進行役で使えそうな奴は誰かいないだろうか……やっぱさぶくらいか?
一瞬てくのす亭とか考えたが、あの喋り方ではいろいろ無茶すぎて没w
ロワ進行をやれるくらいの悪党なんてさぶくらいしかいないんじゃないか
挽歌やってて、さぶ達の用心棒として何故かみすずが出てきてたのワロタ
さぶ同様、みすずも主催側に入れるのもありじゃね?
つーか対主催ルートの最大最凶の壁になりそうだw
119 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/20(日) 02:49:30 ID:mR6RfUA+
シリーズはともかく、みすずとかさぶやひろしの様な有名で、尚勝つキャラが立っている人まで間引きするのは惜しい気がする。
なんか初っ端から過疎ってるな・・・
121 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/20(日) 22:49:01 ID:6iKkNF5S
つーか1とかMAP作ってる奴とかOP書いてるとか言ってた奴どこ行った
あっさり盛り下がったな
直撃世代としては結構注目してただけに残念だ
直撃世代にロワで盛り上がる厨が存在しないって事で
良い事だとおもう
素材はいいと思ったんだけどねぇ
上条山本、木下や平の話を書いてみたかったな
exぐらいしか持ってないけどな
127 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/25(金) 21:01:38 ID://6IEN5J
age
128 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/26(土) 07:45:05 ID:tYwRHiH6
上条、山本はすぐに合流、約30分は歩き続け、小さな小屋に入ることにする。
実を言うと2人はりくちゅう辺りに行きたかったのだが、荷物が重く、
めんどくさくなってきたのでこの小屋で少し休むことにしたのだ。
簡素な小屋だが、キッチン、お風呂もある。
「おまえの にもつは なんなんだよ」
山本が上条に聞いてみる。
「ん? しきゅうひんのことか。おれは 『おんせんのもと』 だ。おまえは?」
山本がおもそうなカバンを開けてみる。
「 …こいつは ちょっとまにあっく♪ 『だっちわいふみすず』 」
山本はニコニコしながら上条にだっちわいふを見せつける。無論
「いっ いらねぇ… にもつの 邪魔になるだけだし 捨てちまえ そんなもん…」
と言われるがオチであったが。
『バトルロワイヤル』ねぇ。
ふと、上条は山本に尋ねてみる。
「なぁ…」
「ん?」
山本は今だっちわいふの説明書を読んでいるところだ。
別に山本は『だっちわいふみすず』を使用する目的で説明書を読んでいるのではなく、
もしほかのだっちわいふが手に入ったらの時に読んでいるのである。
というか『だっちわいふみすず』は上条がさっき窓から放り投げている。
「参加しないか?『バトルロワイヤル』」
「は? なにをいってるんだおまえは。ころされるのは かんべんだ。ここにいたほうが 安全だ。」
上条が言う
「確かに、おれたちはすぐに やられてしまうかもしれない。でも、このゲームに 安全な 場所なんてないと思うぜ
それに、もし 万が一おれたちが ゆうしょう したら… おれたちの名前は 一気に広まる…!」
「まぁ このゲームでゆうしょうしたり、活躍したら 名前は 絶対 広まるだろうな…
それに 少なくとも何人かは、絶対に ころしあい をしてるだろうし…
やらなきゃ こっちがやられちまう……よし…!」
二人の決意が決まる。
「参加者を 全員倒して れいほうに… いや、全国に名前を ひろめてやるぜっ!!」
・かみじょう
体 少し疲れてるかも
意識 2人で優勝
持ち物 温泉の素
・やまもと
体 少し疲れてるかも
意識 2人で優勝
持ち物 なし
と、話題作りのために書いてみた。
意気込むかみじょう、やまもとのところに
にしむら、さわぐちがやってきた、
にしむらは二人にこう言い放った
や ら な い か ?
アッー!
ふたりは身の危険を感じ逃走した
134 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/28(月) 22:48:20 ID:/NRboHft
西村、沢口、上条が取り囲んだ。
全裸で。
西村「ちんぽはおれさまのもの。」
沢口「ケツはおれがいただく。」
上条「じゃあわたしは口を使おう。」
わー、おもしろーい
136 :
ゲーム好き名無しさん:2006/09/01(金) 22:51:13 ID:xeX+eMcV
age
137 :
ゲーム好き名無しさん:2006/09/04(月) 22:40:15 ID:lGNLgwes
保守
_____
ヽ ,,,,--,,, `t
|-', -、 | |
|,'_・ ,,,,i 't┤
l~''-,, .t────t . ,,-''~l
(( ~''-,,~''-,,__,,,,-''~ `i iヽ .....,,___,,-''~ ,,-''~ ))
~''-,| | l | ヽ. | |,,-''~
.| ,-|____,,,,,-'、 | | ....._├、 .|
~~ ,───t'''~`、ヽ|_/ ~~
ミ | \_ Z 彡
| \__/ \ア
├─-┤ 丿
ヽ ;;从└─-[~ ̄`─) 从;;ノ
 ̄ ̄ ̄
139 :
ゲーム好き名無しさん:2006/09/19(火) 10:41:37 ID:CZcbrRO3
なんか……完全に廃れたな
もともと流行ってないし、廃れたって言うのは間違ってる
一応ネタはあるといえばあるんだけど
誰かOP書いてくれんかねぇ
この際OPなしでやるとか
OPを書ける人が一人もいないのに、本編がちゃんと進行するとは思えない
hosyu
145 :
ゲーム好き名無しさん:2006/10/17(火) 22:43:41 ID:5+Emhbej
ネタ希望あげ
146 :
ゲーム好き名無しさん:2006/10/22(日) 00:09:37 ID:RKxGMuLD
リレー小説スレにすれば盛り上がると思うんだ
というわけでスタート
↓
おちんちんの皮がむけません><
助けてくだしあ!!!11!!!!1
もうバトロワネタ飽きた。
稚拙ではあるが9割程構想が出来てます
だから書いてみたいんだけどパソコンがない事と
バトロワ本編と他のバトロワスレを詳しく知らんので書きづらい
>>150 期待
オープニングさえ書いてくれれば、なんとか
金曜日に導入部分がうp出来たらしてみます
うpする前に一つだけ。構想した話はサブキャラメイン
参加者は17人なのであまり長くならないと思います
そんな感じですけど大丈夫ですかね
がんがれー
参加者は
>>111の確定キャラ+ジョーカーでいいの?
OP来たら桃園をネタに書いてみようかと思ってたりするが
153 :
151:2006/11/10(金) 20:29:18 ID:eeohpMm1
>>152 ・・・ゴメン、自分勝手に構想して参加者とかもう数ヶ月も前の話だしいいのかな、と無視してしまってた
みんな乗り気じゃないんならいいのかなと、勝手に妄想で話を最期まで繋げようとしてた
情報を公開して意見を募らなくて申し訳ない
自分の中での参加予定者は姿、森本、鷹峰、一条、五月女、鷲尾、前田、清水
望月、木下、平、音無、熊田、沢口、西村、上条、山本の17名です
とりあえず他のバトロワスレを参照して文書とか書き方とかを勉強してきます
その間にいろいろと批判の程お願いします
レスないんで、0時になったらうpします
とりあえず、期待してみる
こんな事態は想定しなかった・・・今、ここにいる誰もがそう思っているに違いない
‐3日前‐
18時、いつも通りチャイムがなる。部活を終えて、少し疲れていた彼は帰宅準備に手間取り、遅くなってしまっていた。
「七瀬の奴、置いてけぼりにすんなよ。里美も今日は用事があるとかでいないし…」
ブツブツといいながら下駄箱をあけると中に封筒が入っている事に気づいた。
「ラブレターかぁ?俺も人気が出てきたんだなぁ」
少し照れつつ軽い気持ちで封をあけると、表紙に挑戦状と書かれた手紙が折りたたまれて入っていた。
「ま・・・そんなわけないか。しかし何だこれ?くにおさんと間違えたのか?何々・・・」
『この封書は姿三十朗宛に送ったものである。我々が主催する格闘大会において、
残念ながら正式な出場者とするには困難であるが、主催者各々の希望により、是非参加して頂きたい選手に
こうして貴殿に封書を送った次第である。推薦枠は一つであるが、貴殿であればその枠を勝ち取れると信じている。
大会の優勝賞金は5億円である。貴殿が臆病風に吹かれることなく参加して頂ける事を信じている。 大会主催者』
「…以前、くにおさんが参加した大会と同じ感じだな。しかし何だよ、推薦枠って・・・馬鹿にしてるな。失礼な話だぜ。」
姿は少し不機嫌になった。しかし5億円はもちろん『臆病風』という言葉に敏感に反応した。
姿は熱い男である。単純な事に挑発されれば乗ってしまう、そういう男である。
「参加しないで舐められるのはたまったもんじゃない・・・いってやろうじゃねぇか!」
こうして手紙を読みわずか一分足らずで彼は参加を決意した。
格闘大会という名の死闘に参加する事になるとは知らずに・・・
手紙を読んでから3日後、姿は手紙に記載された港へと足を運んだ。
港には見知った顔がいくつも並んでいる。
「何だよ、お前たちもいたのか、熱血高校からは俺だけじゃなかったんだな。」
鷹峰と一条の顔を見て、姿は仲間がいる事に安心感を抱く一方で、多少納得のいかない思いもしていた。
「森本もいるぜ。アイツは音無と一緒にいるよ。他にも花園の奴らも冷峰の奴らも向こうにいたぜ。」
周囲を確認すると、推薦枠というだけあってくにおクラスの強者はいない。自分と同等か、恐らく自分よりも弱いであろう奴の方が多い。
このメンバーであれば優勝できる、とりあえず本戦に参加出来る!
自信を持ち始めた姿に意外と思える一人の男が目に入った。
「五月女、お前がこんな戦いに参加するとは思わなかったぜ。」
「・・・俺だって参加なんかしたくなかったさ。仕方が無いだろ」
「?」五月女の語調は明らかに弱々しかった。自分とは違った特別な事情があるのだろう、と悟ったがあえて言及はせずに、五月女から離れた。
「皆さん、お集まり頂けたようですね。それでは停泊している船に乗り込んでください。決戦場へとご案内致します。決戦場には6時間程で到着します。」
停泊している船から言葉が聞こえた。聞き覚えのない言葉だな、まあ当然か、と思いながら船に乗り込んだ。
「5億円か・・・それだけあれば、家族全員養っていけるな。しかしまさかこんな奴らと一緒の扱いにされるとはムカつくぜ。」
右手の空き缶を握りつぶしながら呟いた男、熊田のこの大会にかける思いは誰よりも強い。
8人の大家族であるという事、そして弱い奴が嫌いな自分にとって
周囲の弱い奴らと同じ土俵に立たされているという事は耐えられない屈辱だった。
「・・・圧倒的な力の差を見せ付けて、さっさと本戦にいってやろうじゃねぇか!」
「西村さん、5億あったら何しますか?」
「決まってんだろ、白鷹女子の娘とデートだよ。」
白鷹の漫才コンビは熊田の熱い決意とは違ってお気楽ムードである。西村も沢口も5億という金額の規模がわかっていないが、
5億という夢のような数字と響きに吸い寄せられ好奇心で参加しただけである。負けたら負けたでまあいいや、そんな気持ちであった。
「おい、お前ら!俺に優勝させるようちゃんと働けよ!わかってんな!」
お馬鹿な二人に厳しい口調を浴びせたのは冷峰四天王の一人木下である。
「木下さん!木下さんも参加されてたんですか?」
「5億だぞ?参加しないわけがないだろ。お前ら、俺を差し置いて優勝する気なんてないよな?まあ俺がいるから無理だけどな!ハハハ!」
沢口はこの男が非常に苦手、嫌いである。扱いやすい西村とは違い関わるだけで碌な事がないのは経験済みだ。
お世辞をいえば怒り、軽くあしらえば怒る。何かをすればとにかく怒る。
今日は西村を盾に凌ぐしかないな、と沢口は心に誓っていた。
「到着しました。ここが決戦の地となる、以前、格闘大会が行われた無人島です。」
かつてくにおとりきがダブルタイガーに勝利し、優勝を収めた場所である。
島の中心には決勝で使われたステージ8、そのステージ8を中心として時計周りに1ステージ、2ステージ・・・7ステージとなっている
「・・・そろそろ、主催者さんは姿を見せたらどうだ?」
冷峰四天王の一人望月が、足でリズムを刻みながら言葉を発した。。
「いつまで、船から声だけで指示をする気だよ。失礼だと思うぜ。」
軽い気持ちで参加しただけに、わざわざここまで大掛かりにする事にイライラしていた。
「申し訳ありません、私はこの無人島から離れた場所にいますので顔を見せることはできません。ですが、皆さんの行動は全て見えています。」
「なんだよ、それよぉ」
冷峰四天王の平が不機嫌そうな顔をしていった。平も軽い気持ちで参加した一人である。
参加者を見て、まともにやっても自分が勝てると思っている彼にとってこの時間は無駄にしか感じられていなかった。
「イライラする気持ちもわかります。しかし早ければ本日中に終わる大会です。ここで文句を言わず早く大会を進めましょう。」
「その通りだ。さっさと始めよう。主催者さんよ、早くルールを説明してくれよ。」
熊田も平同様、早く大会を進めたいが為にイライラが募っていた。
「ではルールを説明します。簡単なことです。皆さんがこのフィールドを自由に使い、決闘してください。
最後の一人になったものが本線への切符を手に入れます。」
あまりにもわかりやすくアバウトな説明に参加者は皆、理解する事が出来なかった。
「ちょっと待てよ、どうやって勝敗をつけるつもりなんだ?」
花園高校の前田の質問はもっともだ。決闘というのは殺し合いなのか?そんな事出来るはずもない、姿は心の中で思っていた。
「そうですね、ではこの場でオープニングマッチをして頂きましょうか。こちらでクジを引きますので、名前を呼ばれた方は前に出てください。」
「ルール説明の為にオープニングマッチを行うなんて、随分と丁寧に説明すんだな。」
鷲尾も段々とこの大会が普通ではないのではと、焦り始めていた。
抽選が終わるまでのたかだか10秒、この10秒の沈黙が参加者全員の気持ちを駆り立てる。
何かおかしい、この大会は間違いなく普通ではない。参加者の第六感が訴えかける。
「・・・では、一条さんと平さん、お二人にオープニングマッチをしてもらいます。
なおこの決闘に限らずフィールドのあらゆるところにメリケンサック、木刀、チェーン、鉄パイプ等は置いてあります。ご自由にお使いください。」
「木刀は使えるのか、ならわざわざ持参しなくてもよかったな。」
花園の清水はニヤリとした。
「悪いが、手をぬかねぇぞ。運が悪かったと思ってとっととギブアップしな。」
平は余裕の笑みを浮かべながら一条に言葉を浴びせていた。完全に平は一条を舐めていた。
「武器を使っていいんなら俺だって少しはやれる・・・」
一条は武器を持たせると力を発揮できる。それは運動会に参加した者なら皆、わかっている。
ただし、運動会に参加しなかった平は知らない可能性がある、平の油断は無知ゆえであればチャンスがあると一条は感じていた。
「へっ、ビビッて動けねぇのかよ。ならこっちからいくぞ。」
鉄パイプを持って一条に襲い掛かる。一条は持ち前のスピードで平の鉄パイプをかわす、とにかくかわす。
「すばしっこい野郎だな!」
イライラして大振りになった平の鉄パイプをかわしたその時、
一条は『ここしかない』と右手の鉄パイプを握りなおし平の顔面をめがけて鉄パイプを振りかざした。
「バーカ、お前が武器を使うのが得意なのは知ってんだよ!」
平がそういいながら繰り出した前蹴りは、カウンターで一条のみぞおちに綺麗に入った。
一条は声をあげ、右手の鉄パイプを手離し、下腹部付近をおさえ屈んでしまった。すかさず平の鉄パイプが一条の腹部に襲い掛かる。
『ドスッ!』
鈍い音が響いたと同時に一条は完全にうつ伏せになってしまった。
「一条!」
姿は叫ぶと同時にすぐに一条の元へとかけよる。恐らく肋骨が数本折れているであろうが、意識はある事に姿は安心した。
「ルール説明なんて必要ねえじゃん。これぐらい痛めつけたらオッケーなんだろ?」
平らしいやり方である。全員が目撃する場でここまでやれば全員が自分に恐怖を抱くであろう。
そうすれば後々の戦いで有利に働く。そこまで考えた結果の暴挙であった。
実際、姿が駆け寄り、一条に命に別状がないとわかって一番安心したのは平自信である。
「テメェ!ここまでやる必要ねぇだろ!」
姿が平の胸ぐらを掴み声を張り上げたその時だった。
「平さん、まだ終わってませんよ。」
主催者の声に一同、耳を疑った。
「平さん、一条さんはまだ息をしているじゃありませんか。これは決闘です。早く彼に止めをさしてください。」
主催者の信じられない言葉を聴き、平は冗談だろという顔をするしかなかった。
「何いってんだよ、俺に人殺しをしろってのか?人殺しなんて出来るわけねぇだろ。」
「そうだ、何考えてんだよ、主催者さんよ。さっさと救急車とか呼べよ!」
すかさず上条が声を発する。
「あなた方、5億の道のりそんな簡単だと思っているのですが?
5億あれば普通に死ぬまで生きていけますよ。5億を貰う対価はあなた達の場合、命しかないでしょう?」
「ざけんじゃねぇ!こんな大会、ゴメンだね。さっさと帰るぞ!西村!」
木下はそういうと船の方へといってしまった。西村と沢口もこればかりは木下の言うとおりだと素直についていった。
「・・・仕方ありませんね。平さん、ではあなたを試合放棄という事で殺しますよ。」
主催者の次の声に平は遂にキレて、鉄パイプを地面に思いっきり投げつけた。
「おい、コラ。お前、何考えてんだよ、やれるモンならやってみろや!」
「おい、落ち着けよ。」
姿はとりあえず冷静にならないといけない、そう思い平の肩を叩いた瞬間
澄んだ音が姿の前方でなり、その直後、姿の後方で一瞬の声があがった。
「一条!!!!!」
森本が叫び駆け寄ったが、一条の心臓付近には2センチほどの綺麗な空洞が出来ていた。
数秒前に声をあげた一条の全身にもう力は感じられない。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
清水は木刀を落としてしまったが、そんな事には気も留めずに船のほうへ走っていってしまった。
「平さん、今回だけですよ。今回だけは貴方を勝者とします。しかし次回からはこのような事は認めません。」
一条:死亡
残り16名
「おい!何だ!今の音は!」
船の方に向かったはずの木下だ。しかし木下に返答するものはいない。
「・・・!!、西村さん、一条の奴、全く動いてないっすよ!」
沢口は皆が視線をやる方向で仰向けになったまま動かない一条に気づいてしまった。
「・・・お前たちは何で戻ってきたんだ。」
望月が声を絞り出すように聴いた。
「・・・船が、ないんだよ。停泊してたはずの船がよ!」
木下は声を荒げた。沢口はいつものイライラとは違う、これは焦っている時の木下であるとすぐに察知した。
それもそうだ。目の前では惨劇が起こり、停泊していたはずの船は消えている。焦らない人間はいないはずだ。
「全員戻ったようですね。ではルールを改めて説明します。最後まで生き残ったものが勝者となります。
フィールドを自由に使い、最後の一人となるためにがんばってください。」
まだ事態が掴めていない参加者が大多数であった。しかしその混乱に拍車をかける言葉がこれから次々に並べられていく。
「それでは注意事項を述べます。3時間で一人も脱落者が出なかった場合、ランダムに一人を脱落させます。
先ほど見た方はわかりますが、ここは完全に管理されていますので何処にいても、皆さんを銃で撃ち殺すことは可能です。」
上条と山本は愕然としながらお互いに顔を見合った。最後に立っているのは一人であるという言葉を思い返しながら。
「食料に関しては3日分の食料を皆さんには与えます。現在16名、つまり最大でも3日以内でこの大会は終了するわけですからね。」
主催者はゲームを始めるために淡々と説明を続けていく。
「続いて、進行状況を把握してもらうために皆さんには死亡者が発生した時には全島に聞こえる放送を流します。
死因や殺害者は放送しません。また禁止事項は特にありません。何処かに隠れて最期まで生き延びようとする事も良いでしょう。
もっともそこまで運の言い方はいないでしょうが。当然、主催者の私に歯向かう事も自由ですし、
ここから脱出する方法を模索するのも自由ですが、徒労に終わるでしょう。生きるために体力は使ってください。」
言葉の裏にある主催者の余裕を感じ取り、前田は力なくその場に座り込んでしまった。
「それでは今から一人ずつ、この場を離れていってもらいます。クジ引きにより順番を決めますので少々お待ちください。」
何が何だかまだわからない・・・一体この先どうなるのか、これは夢ではないのか、姿は混乱しながら3日前から今まで事を思い返していた。
「ではここを離れる順番を発表します。この順番でこの地をスタートしてもらいます。」
1:五月女、2:鷲尾、3:鷹峰、4:木下、5:熊田、6:清水、7:森本、8:沢口
9:上条、10:音無、11:前田、12:西村、13:山本、14:望月、15:姿、16:平
「5分間隔で一人ずつスタートし、平さんがこの地を出発して10分後にゲームの開始です。
それでは五月女さん、スタートの準備をしてください。」
うつろな表情でスタート地点に立つ五月女に姿は声をかけた。
「五月女、大丈夫・・・なわけないよな。つーか大丈夫な奴なんていないよな。」
「姿・・・あのさ、第3ステージで待っているから、打開策でも考えてみないか?死ぬのも殺しあうのも俺はゴメンだよ。」
「・・・そうだな、二人で行動する事は禁止事項じゃないみたいだし、とりあえずじっくり話でもしよう。」
五月女は姿にそう告げると足早に去っていった。その後、各人がスタートと同時に思い思いの方向へと散っていく。
そして13番目の山本がスタートを切る直前、主催者から驚くべき一言が発せられた。
「・・・忘れていました。この参加者の中には一人、主催者側につくスパイがいます。ゲームを円滑に行うためです。
スパイには生き残ることが出来れば優勝賞金にプラス5億、計10億円を贈呈する予定です。」
スタート地点にいた4人は思わず互いに顔を見合わせた。
コンビで動くはずだった山本にとって今のアナウンスは大きい。上条にはそんな度胸もないし、長い付き合いを重ねてきた事で、
上条に変化があれば気づいているという自信もある。それでも疑心暗鬼になってしまう。落ち合うことに臆病にならざるを得ない。
姿も山本以上に疑心暗鬼になっている。これは罠に違いない、参加者を煽るためでしかない、
と自分を納得させようとするが、ではもしスパイが実在していた場合、迂闊に近づけば自分は殺されてしまう。
そういえば五月女は最初から様子が変だった。もしかするとアイツがスパイなんではないか。姿は思考の迷路に嵌っていった。
望月もスタートし、自分がスタートする順番となった。
「・・・すまない、五月女。少しだけ考えさせてくれ。」
姿はそう心に近い、3ステージとは違うほうへと走り出した。
そして平がスタートし、10分が経過した。
「それではみなさん、お待たせしました。ゲーム開始です。」
・・・とまあ、ゲーム開始まで恥ずかしながらうpしてみました
もし、こんな稚拙なもので続けて下さるのであれば嬉しいが、リセットされても仕方がないという覚悟もあります
自分が次にうp出来るのは年末年始とかいう無責任な感じでもあるので
今後の方針は申し訳ないがみなさんに丸投げしちゃいます。
な、なんかメンバーがメインキャラ一人もなしだと微妙すぎて続きを書きづらいんだがw
とりあえず様子見してみる
保守
167 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/14(火) 21:54:37 ID:Iw+yL7a+
age
168 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/21(火) 19:25:18 ID:KwNkD2a3
予告:土曜の夜にうpします
くにおキャラを使う話で、キャラを殺す話はつまらないと思う。
さぶを出すならそれもアリだろうが…暗すぎるのは似合わないなぁ。
いちいち文句言うだけのヤツのほうがつまらないと思う。
0日目、スタート後30分が経過
「くそっ・・・何だってこんなことに。どうやったらここから脱出できるんだ。」
スタートしてから、海岸を目指し、第6ステージを越え、その後ただひたすらに海岸線沿いを歩いていた。
早くも彼のトレードマークでもあるリーゼントは乱れていたが、その左右の手には木刀がしっかりと握られていた。
清水の足元には鉄アレイが重ねられて置いている。これは彼が置いたものである。
鉄アレイをスタート地点の目印とし彼は海岸沿いを一周し終えた。
その結果、彼が悟った事は海岸線から遠方に陸地が見える場所なんてないという事だった。
目の前で人の心臓が貫通されるという出来事、自分の人生においてそんな事が起こるだろうとは
想像していなかった清水の思考を停止させるには十分な事実だった。
ここから脱出する事は不可能だ、しかし人を殺す事なんて出来るわけもない、
もはや自分から何もする気はない。寝て起きればこの悪夢からは覚めるだろう、
そんな淡い希望にすがる他なかった。
歩き疲れた清水は仰向けになった。目の前には綺麗な青空が広がっている事に気づく。
「グラサンしてるってのになんだか眩しいな、景色がかすんで見えやがる・・・」
清水は今までの自分の人生を思い巡らせていた。
学はなく、真面目に何かを取り組む事が出来ない自分にとって誇れるものは何であろうか。それは根性だけだった。
彼は口だけは達者な人物であるとよく言われるが、それは土壇場でも逃げない、強がることの出来る彼の根性故である。
それをりきはよくわかっていた。だから彼は運動会のメンバーに引っ張られたのである。
清水は自分の根性が評価された事に大変喜んだ。
自分には根性を見せる以外にない。こういう時に根性を見せる事が出来なければ自分の価値はないであろう。
ガラにもなく美しい青空に見惚れていた自分に気づき、笑みをこぼした。
「・・・やっぱ死ぬなんてゴメンだな。」
清水は自分に学がない事を認識しているわかっていた。
それゆえ彼はいろいろ考える事を諦め、単純な結論を早期に打ち出した。
生き延びる為に必要な事は殺すこと、わかりやすい結論である。
「・・・しかし、やはり自分から殺しにいくってのも難しいな。」
と、決意をフラフラさせながらも立ち上がった時、彼の後ろにある第6ステージから聞こえる水の恒常的なリズムが乱れた。
「・・・熊田か。なんだ、お前も海岸沿いから陸地が見えるかどうかを確認しにきたのか。でも残念な事に、陸地は見えないぜ。」
「・・・」
清水の言葉に熊田は表情一つ変えない。熊田は表情を一つ変えることなく清水に水しぶきを上げるほどの強い足取りで歩み寄る。
「・・・マジかよ。でもなぁ・・・俺も今決意したんだよ。生き延びてやるってよ!」
熊田が殺意を持って此方に近づいてくるのは明らかであった。
しかし死ぬことを拒否し、生き延びることを選択した清水にとって、
熊田の襲撃は自分の決意を確固たるものにするいいキッカケである。清水はこの状況を受け入れた。
清水の思いを悟ったのか熊田もようやく口を開いた。
「・・・だよな、俺も生き延びる事を選んだぜ。清水、悪いけど俺がお前を殺してやるよ。」
清水は両手に木刀を持ち、熊田へと襲い掛かる。それと同時に熊田は手にしたメリケンサックを清水の左手へと投げつける。
乾いた音と共に清水の左手に持った木刀は地面へと落ちてしまった。しかしまだ右手には木刀がある。
『一気に攻める!生死をかけた勝負なんて、最初に一発ぶちあてた奴が勝ちだ!』
清水は必殺技のハリケーンクラッシュで熊田に襲いかかろうとしたその時であった。
「水しぶきで見えなかったかな!俺が隠し持っていたチェーンがよ!」
熊田は腰に忍ばせていたチェーンを清水の木刀に絡みつけた。
「しまっ・・・!」清水が言葉をあげた刹那、熊田は清水の顔面に頭突きを入れる。
そして強引に清水に大外刈を仕掛けながら浴びせ倒した。
水がクッションになったとはいえ、後頭部と背中への衝撃は大きなモノである。
「グッ・・・」しかし清水はまだ戦意を失ってはいない。
足で熊田の体を退けようとする。しかし熊田の体は清水から離れない。
熊田重蔵、8人の大家族の中で育った。当然、熊田の家は裕福ではない。
幼い頃から貧しいということで周囲からは馬鹿にされる事が多かった。
その度に彼は怒り、殴りかかっていったが多勢に無勢、当時の彼には力がなく、
最終的にはうつ伏せになり砂の味を噛み締める。そんな日々が続いていた。
その悔しさが彼を柔道の道へと駆り立て、現在の彼を形成した。
弱い自分への呵責の念を持つことで彼は瞬く間に成長し、その後、彼は嘲笑してくる者全てを力でねじ伏せるようになる。
結果、熊田の名は地域で知れ渡り、彼と彼の家族を馬鹿にするものはいなくなった。
彼は自らの強さを実感し、自信を持つようになった。
熊田にはそうやって自分だけじゃなく家族を守ってきたという誇りがある。
そして自分が大黒柱になってこれからも家族を守っていくという使命がある。
清水という男がどういった思いで、生き延びる決意をしたかは知らないが、
自分の決意は清水の決意に比べて重いはずだ。そんな自信が熊田にはあった。
目の前には清水の首がある。そしてここは川が流れているステージ…
清水の息の根を止める手っ取り早い方法を熊田は瞬時に思いついた。
両手に清水の服の襟を持ち交差させて襟締めをし、息が出来ないように川底へ清水の頭を押し付ける。
足首の高さまでしかかさのない川であるため、押し付ける力は大変なモノでなくてはならない。
「ガハッ!」
清水は体をジタバタさせ必死に顔を水面へ出そうとする、呼吸をし、生き延びるために。
しかし熊田の力はすさまじい。いくら抵抗しようとも頭部だけは水面から出ることが出来ない。
清水は自分の体から徐々に力が抜けていくのを自覚していった。
右手に持っていた木刀を握ることもままならなくなっている。抵抗しようとするも体が動かない。
目の前に映る熊田の鬼のような形相を見て清水の体からは完全に力を失った。
それから五分後、熊田はようやく清水の襟口から手を放した。
清水という男はこの短時間で生き延びる決意を持った男、
しっかりと止めを刺さなければ彼は蘇るのではないかという恐怖もあった。
そしてそれ以上に人を殺めるという事に対する、この恐怖を取り除く事が生き延びるという決意をした熊田には必要だった。
生命反応をしていない人間の上に乗り首を絞めるという行為をし続けた彼は、自らの思いを実感し、自信を持った。
「俺は参加者の中で一番生きる事を切望している…他の奴には負けねぇ!!」
熊田は清水の死体から離れようとした時、地面に光る物を発見した。花園高校の校章である。
「清水という漢に敬意を表さなければならないな」
校章をポケットに入れて、しばらく清水の姿をじっくり見た後、熊田はその場を離れた。
清水の右手にはチェーンが絡められ、その一方には木刀がしっかりと巻きつけられていた。
清水:死亡
残り15名
とりあえず、今回は取り急ぎのうpなんでここまで
やっぱり取り上げたキャラもあれだし
>>169みたいな意見もあるように話は作りづらいですかね
リレーが望ましいと思ってるので、あまり一人では進めたくないんだけど
文才もないし
GJ!!
がんばってください
178 :
ゲーム好き名無しさん:2006/11/29(水) 19:59:25 ID:D3ZKdkuD
保守
イブにうp出来るように頑張ります
がんがれー
俺もネタ書いてみよーかな、と思ってるんだが時間が・・・
予定通り22深夜〜24夜の間にいくつか投下します
後、希望なんだけどもし読んでる人がいるのなら何らかの叱咤を下さい
改善させたくても自分だけでは限界があるのでお願いします
>>181 普通におもしろいですが、全キャラの現在地を載せた地図が欲しい・・・
地図ですか…すいません
とりあえずエクセルでもの凄く簡単な地図を作ったのですが
ネットが使えないので金曜までうpは待ってくれますかね?
序でにうpろだを紹介して頂けると助かります
実は
>>111あたりのメンバーでくにお達も普通に参加するロワのOPを構想してるけど・・・
今やってるのがあるみたいだし、無理か
「生きるためには殺さなきゃいけない。でも誰かを殺すなんて出来るわけ…。」
姿はこれからどうするかを何度も考え、何度も結論を出そうとし、何度も途方にくれていた。
「…どうすりゃいいんだ。」
仰向けのまま、この言葉を何度呟いたことか
第7ステージの木々の中でただただ物思いに、提示された二択を選びかねていた。
考えを巡らしている時、木々の中から何かが近づいてくる気配を感じた。
思わず身構えたが、相手が本気で殺しにきたときに
自分は自分を守るために相手を殺すことが出来るのだろうか。
当然仮死状態にするなんて芸当は出来るわけもない。
本気で殺しに来る人間には本気で立ち向かわなければ殺される
こんな考えを持っている以上、今の自分には待っているのは悲惨な結末ではないか
姿は気配が確信になるまで、そんな事を考えていた。
しかし自分に近づいてくる気配は殺気のような厳しさとはまるで違う気配であった。
「誰だ?」
拍子抜けした姿は近づいてくる気配に声をかけた
「その声は姿か?ビビらせて悪かったな。」
姿の目の前に現れたのは望月だった。
「・・・望月か」
望月からは厳しさを感じない。思わず息を漏らし、望月はそんな姿の前で腰を下ろした。
「望月、悟りきった顔をしているな。」
望月の顔は、サバイバルゲームの参加者とは思えない程落ち着いていた。
この窮地でここまで落ち着いているのは大物か、馬鹿か
それとも主催者側が送り込んだとされるスパイ・・・安心していた姿は再び緊張感を強める。
そんな姿の心情を察したのか、望月は口をひらいた
「単純に、殺されるのは嫌だし殺すのはもっと嫌。」
「そりゃ、俺もそうだけど…」
「って考えたらさ、もう逃げる手段を探すしかないじゃないか」
「…」
「まあ、あんな現場を見せ付けられた後で、あんな事いわれると、難しく思うけどさ。」
あまりにも単純明快、しかし理にかなっている望月の言葉と判断…
姿はゲーム開始後、最初に会ったのが望月で本当によかったと思った。
目の前の惨劇に思考を停止させられ、二択の道しか見えていなかった。
しかし選択肢はそれ以外にもある事を忘れていた。
「姿はどうするんだ?俺は生き延びるために誰かを殺すことは悪いとは思わない。
お前がそれを選択したのなら俺は止めないし…」
「俺は…今、お前と話して決めたよ。俺もここから脱出する方法を必ず探し出す。
そしてここにいる奴ら、全員でここから逃げ出すための道を探す」
「・・・嬉しいこといってくれるね。そうだな、皆、無事に…」
望月が言葉をいい終わる前に、二人が不快に思うあの声が流れてきた
『生き延びている皆様にお知らせします。死亡者一名発生、清水死亡。
繰り返します。清水死亡。残り15名。』
「…どうやら、皆、無事ってわけにもいかなさそうだな。」
「悲しいけど、生きるために殺すという選択肢を選ぶ奴もいるってことさ。」
放送を聴いた姿と望月は互いに意思を確認しあうかのように言葉を交わした。
「望月、とりあえず、またこの場所で会うことにしないか。」
「そうだな。この島中を捜索して、各々、何か脱出のヒントを考えよう。」
「じゃあ、嫌な合図かもしれないが…5人死亡してしまったら落ち合うことにしようか」
「…時計がない以上、それしか方法はないからな。」
「お互いに、放送を聴いている事を祈ろうぜ。」
「あぁ、姿。お互いに無事でここで会えることを祈っているよ。」
そういい、二人は各々歩き出した。姿は五月女と落ち合うはずの第3ステージの方に、望月は第1ステージの方へと…
190 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/23(土) 18:58:37 ID:+AZ9gPlk
そんな姿と望月のやりとりを見ている男がいた。
「クソ…一人だったら・・・。一人だったら殺してやったのに。俺の決心が鈍っちまうじゃねぇか…」
格闘能力は熱血高校の運動会に参加した者の中で実質ナンバー2と評される鷹峰であった。
「・・・俺だって、お前らみたいに逃げようと思ってたさ。
でもな人が人を殺す現場ってのを見ちまうと、もうそんな絵空事言ってられねぇんだよ。」
鷹峰は見てしまっていたのだ。熊田が清水を殺す現場を、熊田と清水が命をかけて本気で殺しあう現場を。
その現場を見て湧き上がったのは殺される事への恐怖、そして生への執着心
生物であれば当然の感情が自分の中で強くなっている事を感じていた
「清水も熊田も、結局みんな生きる為には殺さなきゃいけないって判断したんだ。あんな短時間で。
他の奴だってそうに違いない。俺は甘い事いわねぇ・・・全員殺して、俺は生き延びてやる!」
自分の意思を強固にするために鷹峰は周囲に誰もいない状況で宣言した。
「・・・早く、早く、一人殺してみないと。誰でもいい・・・まずは殺してみないと・・・」
鷹峰はそういって望月が進んでいった道に進んでいった
こうして、また一人、生き延びるために一人の男が殺戮へと走り出した。
『・・・素晴らしい展開です。いや、予想通りというべきか・・・人間とはわかりやすい。』
主催者はモニター越しに鷹峰を見物し、思わず微笑してしまった。
GJ!鷹峰に死亡フラグw
スタートしてから2時間が経過。日も西に沈んだころ、屋上から夕日を見る男がいる。
「こんなハッタリ、俺でも使えねぇな・・・」
ハッタリの使い手、平はここでも一人で嘯き、自らの気持ちを高めようとしていた。
第4ステージ、ビルの屋上に設けられた舞台で辺りを見回すが、一面には海しか見えない
「・・・っほんとに、洒落にならねぇよ。どうするかな…」
屋上から地面を見ると、飛び降りれば楽に死ねるであろう高さである。
「・・・一条は俺が殺したようなもんだからな。でもあの時、俺が油断していりゃ、
俺がああなっていたわけだし、俺は悪くないよな。」
まさか、自分が痛めつけた一条が、ある意味自分の身代わりになって殺される。
予想だにしていなかった展開に平は自己の責任、自己の正当化に揺れ続けていた。
そう思うと、自然とこのビルの屋上に足を運んでいたのだ。
「このまま、ここにいりゃ、みんな勝手に死んでいってくれねぇかな」
もはや無気力になってしまった平は、起きるはずのない奇跡に身を委ねようとした。
その時、階段をかけ上がってくる音が聞こえてきた。とっさに平は鉄パイプを手に取り、身構えた。
「・・・平か」
そう言葉を発したのは木下である。
「・・・なんだよ、えらくガッカリした様子だな。俺じゃ不満だってのか?」
「別に、そんなわけじゃねぇよ・・・」
ここで平はいつもの悪い癖が出てしまう。人を挑発するという癖が・・・
「何で、息が切れる程の勢いでかけあがってきたんだよ」
「・・・人影が見えたから来ただけだ。特別意味なんてない」
「まあ、お前は切れたら強暴だけど、普段は結構人に依存しているところもあるしな。」
「なんだと?」
「どうせ人影が見えた瞬間、お前の可愛い西村か沢口とでも思ったんだろ。
不安感を発散しようとあいつ等を探してたんだろ?」
その言葉を聞いた木下は、平を睨み付けた
「おい、いい加減にしゃべんのやめろ。殺すぞ。」
平は挑発に乗った木下を見て、笑みを浮かべながらもう一言発した
「・・・かかってこいよ。お前みたいに感情をコントロール出来ない餓鬼に俺は負けんぞ。」
「平ぁ!!調子乗ってんじゃねぇぞ!!」
木下はチェーンを片手に平へと向かっていった。
平がわざわざ木下を挑発したのは、人を殺すことを自己防衛の為と正当化したかったからである。
木下は自分を殺す気で向かってきている。
自分は生きるためにこの危機を回避しなければならない。つまり木下を殺さざるを得ない。
自分が今から木下を殺す事は仕方のないことなのだ、平は自分にそう言い聞かせた
平は木下が振り回すチャーンを余裕を持ってかわす。
「おらおら、そんなんじゃ、あたんねぇぞ」
「うるせぇ!余裕ぶっこいてんじゃねぇぞ!」
そういって木下が振りかざしたチェーンは平の持つ鉄パイプに絡まった。
『チャンス!』と木下はチェーンを引っ張り平の手から鉄パイプを奪った。
その木下が相手の武器を取り上げ油断した一瞬、平が距離を詰める。
「勝負は頭を使わなきゃなぁ」
ポケットに忍ばせていたメリケンサックを右手にはめ、木下の顔面に強烈なパンチを食らわせた。
倒れた木下に平は馬乗りになり、メリケンサックをはめた右手で2、3度殴りつけた。
木下の鼻は折れてしまったのか、血が噴出して止まらない。
それを見た平は殴るのを躊躇した。
(…このままほっといても出血多量で死ぬんじゃないのか?)
平がそう躊躇った瞬間、木下は自分の側にある鉄パイプを拾い、力を振り絞って平を殴りつけた。
平は自分の側頭部を押さえながらしゃがみ込んでいる。
木下はゆっくり起き上がり、鉄パイプを持ったままへ平の傍へと歩き近づく。
「・・・ハァ、何、殺す、事にビビって、んだよ・・・ハァ、
俺は・・・俺は・・・俺はお前を殺すことになんてビビってねぇぞ!!」
木下はそう叫ぶと、平の背中に鉄パイプを叩き込む。
そしてうつ伏せになった平の背中と後頭部を何度も何度も殴りつけた。
196 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/24(日) 23:06:46 ID:HbqxZJ7P
数分後、屋上には平の血であるのか、木下の血であるのか、
とにかく夥しい鮮血がほどばしり、一面が赤く染まっていた
「ハァ・・・殴られたせいで、左目がよくみえねぇ・・・、鼻も・・・折れちまったみたいだし・・・やべぇな・・・クソ」
そういった後、木下は自然と笑みを浮かべていた。
「・・・もう俺は怖いもんねぇぞ・・・、殺してやるよ、全員。コイツと同じようにな」
木下は平の亡骸を抱え、屋上の柵の方へと近づいた。
「記念すべき、木下様の獲物一号だ・・・華々しく葬ってやるよ!」
そういい、木下は亡骸を空中へと投げた。
木下忠、凶暴であり、切れたら何をするかわからない男。
この生死を賭けた状況で、完全に切れてしまった彼がこれから行うことは単純明快。
自分以外の全員を殺す。狂戦士となった彼は次なる獲物を探すため
ひしゃげた音を聞き終えると、階段をゆっくりと降りていった
平:死亡
残り14名
地図
http://www.uploda.org/uporg629465.xls.html 次のうpは年末年始の予定
リレーで続きっつーか他のパート書いてみてもいい?
それとも作者氏の構想が壊れるか?
>>197 全然問題ないです
いろんな人で回しましょう
つーか既に地図が流れて見れなくなってる
地図がうp出来るのは31日まで無理っぽいです、すみません
201 :
ゲーム好き名無しさん:2006/12/31(日) 15:16:26 ID:srmn4hUv
うわぁもう流れてるじゃん!早杉、また見れてヌェー
もっと過疎ってるうpろだ使ったほうがいいんじゃなかろーか
203 :
ゲーム好き名無しさん:2007/01/01(月) 00:09:04 ID:oOsUq3q+
あ、まだ話の進んでないキャラも現在位置決まってんのね
前田と早乙女で書こうと思ってたんだが、こりゃ無理か
>>204 他のキャラも必要なのかと思っておいてしまった
じゃあ話を進めていく中で二人の距離を近づけていきます
2話後ぐらいには近づける距離になるのではないかと思います
「山本の奴、、、本気で俺を疑ってるのか?」
スタートから二時間以上が経つというのに、未だ落ち合うはずの場所にこない
相棒の到着の遅れにイライラが募っているのは上条である
イライラだけではない。ある程度予想していたとはいえ、スタートからわずか二時間で二人が死んだ、殺された。
つまり既にこのフィールドには殺人者がいるということである。
殺人者と遭遇してしまうという恐怖も上条を煽っていた。
「しかし・・・例え、山本がきたところで、この状況はどうしようもないよな…」
山本が来たところで確かに何も変わらない。そんな事は百も承知。
それでも山本がいることで、この現実離れした世界の中で日常を見出せる、そうすれば少しでも安心できる、
本質的に一人でいると塞ぎ込んでしまう上条にとって山本の存在は大きかった
「山本、とにかく早くきてくれ…」
「上条!」
不安に押しつぶれそうだった上条の耳にようやく待ち望んでいた声が聞こえた。
安堵の表情を一瞬見せかけたが、山本に自分が安堵していることを悟られまいと表情を引き締めた。
「・・・遅ぇんだよ!何、俺にビビってんだよ!」
「すまねぇ・・・頭でわかっていてもどうしても・・・」
「まあ、もういいけどよ。とりあえずこれからどうするかだよな。」
「・・・俺、考えたんだけどよ。とりあえずこのまましばらくボーっとしとかないか?」
山本の言葉に上条は戸惑った。
「?何でだよ」
「変な話だけどよ、誰かが何とかしてくれるんじゃないか?もう二人も死んでるんだぜ?
たかだか二時間半でこんなにもあいつ等は豹変してやがる。」
「・・・確かにな。一条が死んだときは、みんな引きつった顔してたのに、生きるためにはあっさりやりあってるんだからな」
「俺は、こういう時だからこそ普段通りに考える方がいいと思うんだよ。」
普段通り・・・こうした極限の状況で普段通りにいることは難しい。
それはこの短時間で疑心暗鬼を体感した二人にはわかっていた。
「・・・なるほど、確かに普段通りは大事だな。普段の俺達であれば、漁夫の利作戦だな」
「そういうこと。それにこうして二人で行動すれば、誰かに襲われても安心だ。
まず生き延びることが出来る。そして時間が経てば誰かが脱出方法を探し出しているかもしれない。」
「確かにな・・・これこそが普段の俺たちのやり方だよ。やっぱり、お前は俺の相棒だよ」
「…悪かったな、スパイだなんて一瞬でも疑って。」
山本は上条の前で平静を保っていたが、山本は上条を信頼しきってきたのではなかった。
平が死んだという知らせを聞いて不安のあまりに上条の傍に近寄っただけに過ぎない。
しかしそれを悟られないように、平の訃報を聞き、上条の元に来るまでのわずかな間
夢物語を考えただけであった。しかし上条と話すことで、夢物語が夢物語ではないような錯覚に陥っていた。
結果的に山本も上条に救われたのである。
山本・上条コンビはコンビの結束を高め、森を進んでいった。
そして時を同じくして、森本と音無も遭遇していた。
(正確には森本が音無を見つけ、安堵のあまり声をかけにいったというのが正しいのだが)
「音無、無事だったか!」
「森本か…、元気そうだな」
少し安堵の表情を浮かべてモノを言う森本とは違い、音無は思いつめた表情をしていた。
しかし森本は音無のそんな様子に気を止めず、明るい口調でしゃべり出した。
「元気じゃないよ、ただとりあえずあんたに会えたからホッとしただけだよ」
それを聞いた音無の目つきはするどくなった・
「ホッと?…お前、何馬鹿な事いってんだよ」
音無の語気が強くなった事に気づき森本はようやく音無の異変に気づいた。
少し戸惑う森本を前にして音無続けてはしゃべり出す。
「森本、俺は悪いが死にたくないんだよ。簡単な話、最期に俺とお前、二人が残ったら俺は迷い無く、お前を殺す」
「…」
森本は何も返答出来ない。音無の意見とその真剣さに何もいい返す事ができなかった
「ここで、俺とお前が一緒に行動したら、俺は殺すのを躊躇ってしまうかもしれない。
俺は生きるために殺すことを躊躇いたくないんだ。一人で行動したいんだよ、森本」
そういうと音無は森本に背を向け、再び口を開いた。
「このゲーム、生き残ることが出来るのは一人だけ。それは間違いない…脱出方法なんてあるわけない。」
そう口にした音無の体は少し震えているようだった。
「自分の身を守りたいんだったら襲ってくる奴はもちろん、生きるためにはもう殺す覚悟が必要なんだよ、森本。」
「音無?」
音無の語気が弱くなっていることに気づいた森本は思わず声をかけようとした、その瞬間、音無は歩き出した。
「次に会うときは俺はお前を殺すかもしれないぜ、、、お前も俺を殺しにこいよ。…じゃあな」
そういって去っていく音無の背を、森本はただ呆然と見ることしか出来なかった。
森本はしばらく音無に言われた言葉を頭の中で繰り返していた・
「このゲームで生き残るのは一人だけ…脱出方法はない。
確かにそうかもしれない・・・だが何故、音無はそう言い切れたんだろう。」
森本はどうしてもこの言葉が引っかかっていた。
音無がそう断言できた理由として推測できるのは二つある。
一つは自分が音無と会うまでに感じていた絶望感から来る思考の停止
もう一つは、主催者が送り込んだとされるスパイであるが故の言葉
スパイであるなら、参加者に殺し合いをけしかける為にいいかねない
ただ森本にはしっかりと把握した事がある。
少なくとも音無が今自分を殺さなかったのではなく、自分を殺せなかったのだろうと。
そして音無が理由はどうあれ苦しんでいるという事を。
「…人の心配してる場合じゃないんだけどなぁ」
森本はそう呟き。音無が歩いていった方向を進んでいった。
スタートしてから3時間が経過した。雲間から漏れていた日光も西へ落ち夜になろうとしていた。
新作キター
上条と山本が結束を固めてくれてうれしいぜ
gj
保守
俺の名は前田亨。このわけのわからん大会に参加する羽目になったうちの一人だ。
スタートして、もう4時間近くが経過しようとしている。
その間に、早くも二人の犠牲者の名が放送された。
そのうちの一人、清水は俺達花園高校の仲間の一人だ。
……くそったれ。まさか本気で殺し合いに乗るバカがいるなんてよ。
けど、あの一条の姿を見せ付けられちゃ、無理もないのかもな。
だからってこんな殺し合いが、許されるもんじゃない。だが……
……俺はどうする?みんなを殺してでも、生き延びるべきなのか?
俺はどうすればいい?
“奴”なら、こういう時どうする……?
俺が心から認めた男のことが不意に思い出される。
鮫島力。
普段は結構ボケボケだし、ダブってるし、彼女の尻にも敷かれちゃいるが。
その芯には確かな男気を秘めている。
かつて花園の番長の座を賭けて、タイマンで奴とやりあったことのある俺が言うんだ、間違いない。
そんなあの男ならば、どう動くだろうか……
答えはひとつだ。奴は最後まで絶対に諦めはしない。
なら……決まりだ。
徹底抗戦してやる。このふざけた殺し合いに。
しばらく走っていると、森の出口が見えてくる。
そこを抜けると、俺は工場か倉庫のような建物が並ぶ開けた場所へと出た。
そこで、最初に見たものは……
「早乙女!早乙女なのか!?」
「前田さん!」
安心した。最初に出会えたのがこいつなのは、本当にツイている。
早乙女光、中華拳法と気功の使い手だ。
その技のキレ、そしてクールな判断力。パワーしか取り得のない俺などよりずっと役に立つ。
そう、こいつもまた俺の認めた奴の一人だ。だから、2年でありながら運動会ではチームの副キャプテンの座を託せた。
力任せに突っ走り気味の花園のブレーキ兼参謀役として、今まで何度も助けられてきた。
こいつがいれば、心強い。
再会を喜び、ひとしきり話してから……俺は早乙女に、一緒にこの大会に抵抗しようと持ちかけた。
「俺は……いえ、わかりました。俺も一緒に行きます」
何かを気にしてたような素振りが一瞬気になったが、早乙女はこの大会を潰すことに同意してくれた。
「へへ、お前ならそう言ってくれると思ってたぜ!」
そうだ。荒くれ揃いの花園高校だが、りきを中心に築かれたチームワークにかけては、他のどの高校にも負けない自信はある。
そんな俺達が誰一人として、殺し合いなんぞに乗るものか。
「よし、そうとなりゃ決まりだ!いくぜ、まずは鷲尾を捜そう!」
皆で生き残ってやる。清水、勝手だが、それをお前へのせめてもの手向けにさせてくれ。
俺達の友情さえあれば、どんな苦難だって乗り越えられる。
俺は何の疑いもなく、そう信じていた――
######################################################################################
俺は、そんな前田さんの背中を……
ひどく冷たい目で見ていた。
前田さん。あんたは思い違いをしてる。
一つは、今は普通の状況じゃないってこと。
確かに、俺達は今まで運動会やオリンピック、野球大会といった激戦を共に潜り抜けてきた。
その中でりきさんを中心にして築かれた俺達の友情は、確かにちょっとやそっとじゃ壊れはしないだろう。
けど……今はそんな、ちょっとやそっとどころのレベルじゃないんだ。
結局、姿は俺の所には来なかった。
普段は競い合うライバル同士だったが、それ故に誰よりも互いのことを理解しているつもりだった。
そんな信頼関係が、あいつの間にはあったと思っていた。そう、りきさんと熱血のくにおのように。
だが、向こうはそうは思っていなかったらしい。
いや、単純で無鉄砲で、人を疑うことも知らなさそうなあいつなら……普段ならば、こうはならなかったに違いない。
この殺し合いの舞台が、そうさせたんだ。この世界は、俺達の絆を容赦なく打ち砕く。
それでも、りきさんがいれば何とかなったかもしれない。そんな気がする。
だけど、ここにはりきさんもいない。くにおも。冷峰のダブドラも、宝陵の豪田も、谷花の五代も。
くだらない疑心暗鬼を跳ね除けさせるくらいのカリスマを持った奴は、誰もいないんだ。
そしてもう一つ。
清水は、既に殺されちまったってことだ。
この大会を潰そうが、ここから生きて出られようが……
もう、俺達の日常は絶対に戻っては来ないんだぜ……?
俺はどうする?殺し合いから逃れることなんて、本当にできるのか――?
俺は――
姿、俺はもう行かせて貰う。次に会った時に……敵同士でないことを祈るよ。
ってわけで前田と早乙女でリレー書いてみた
つーか地図見たら、実はすぐ近くに鷲尾いるしw
新作キター
これから鷲尾がどうなっていくのかが楽しみです
改めてくにお達レギュラー陣がいないのが惜しまれる
前田いい奴だー
でもいろいろ死亡フラグ
age
つーかこれ、主催者は誰だ?
藤堂グループでもさぶとかでもなさそうだし
これ考えとかないとオチを書きようがないと思うんだが
続きまだー?
くにおくん熱血バトルロワイヤルなのに、肝心のくにおくんがいないのはおかしくね?
やっぱ仕切り直すべきなのか?
とはいえ書き手自体いなさそうだしなぁ
書ける人点呼でもしてみるか?虚しい結果に終わりそうだがw
とりあえずノシ
遅くなりました日曜日の夜にうp
…と思ったがこの流れでは止めた方がよい?
主催者とかの設定は自分の中ではありますが、ばらすのが普通ですっけ?
メンバーが微妙な面子なのはくにお達が参加するバトロワについて
何か書き辛い雰囲気があるように思ったので壮大な前フリみたいなモノを
作ったら書きやすくなるのかなと思いやった結果であります
227 :
ゲーム好き名無しさん:2007/01/21(日) 21:41:18 ID:lG33x439
「沢口ぃ!何かあったか!」
「西村さん!何もないっすよ!」
「そうか!俺はこっちを見張っておくからお前はそっちを見とけよ!」
「わかりました!」
(つか、何もあるわけねぇだろ…ホント、状況わかってんのかね、この人は・・・)
ゲーム開始以降、すぐに落ち合った二人は、そのまま場所はほとんど変えず、ただ自分の身を守る事だけを考えていた。
「…沢口、ホントに何もないだろうな。」
「安心してくださいって!」
(何か異変があるとしたらすぐわかるだろうに…異変なんて襲撃以外ないんだから)
「しかし、腹が減ったな。沢口」
「西村さん、さっき食べたばっかですよ!今食ったら残り時間どうすんですか!?」
「沢口、ちょっと何か探して来い!」
「えぇ!もう日も沈んでますし、よく見えないから無駄に疲れますよ!」
「ウルサイ!俺は腹が減った!いいからいってこい!」
「…わかりましたよ。」
「何か見つけるまで戻ってこなくていいからな」
(無茶苦茶だ、このメガネデブ…)
沢口はそう呟きながらしぶしぶ森の方に歩き出した
「全く、あの人は今の状況をわかってんのかね。こうやって時間を潰しても最期に生き残るのは一人だってのに…」
沢口はそういうとふと足を止めた。
「…そう、一人なんだよな。一人…」
西村を超える千載一遇の舞台は整っている。それはゲーム開始後からわかっていた。
西村といざ会ってしまうとそんな意志は薄れてしまっていたが
こうして一人になる事で再びその感情が芽生えだしてきた。
「…どうせ、誰かに殺されるんなら、俺の手で西村さんを…」
ゲーム開始後に頭の中をよぎった考えが
再び強固なモノになろうとしたその時、風が吹き森の木々がざわめいた。
「!誰だっ!……風か…」
急に沢口は臆病になってしまった。自分が殺す決意を持った瞬間
誰かが自分を殺しにくるという恐怖を身近に感じるようになった。
それを考えると、今一人でいる状況に対し今度は不安感が沢口を襲った。
「西村さんにに怒られてもいいからもう帰ろうかな・・・」
そう思いながら森の中を散策していると、地面に赤い痕を発見してしまった。
「これは…血の痕か?しかも続いている…誰かが傷を負っているのか、それともここで殺し合い…」
沢口はいろいろと頭の中で考えながら血の痕を辿っていった。血の痕は途切れない。
そしてふとある事に気づいた。
「この血の痕…さっき俺がいた場所の方に行っている…」
血の痕は比較的最近のモノ、靴でこすれば一部が薄く広がる。
血の痕を垂らしている人物は確実に、今西村がいる場所の方に近づいている。
沢口は血の痕を駆け足で辿っていった。
「ぴゅー、沢口に不安感を募らせないために、馬鹿を演じるのも疲れるな…」
西村はそう呟き地面に腰を下ろした。
「とにかく普段通り、普段通りを心がけるんだ、俺。
こういう時は平常心でいる人物のところにこそ幸運の天使が舞い降りる。」
西村には西村なりの考えがあった、例えそれが希望的観測であっても。
しかしそんな西村に舞い降りたのは堕天使だった。
『ガサッ!』 木々が揺れる音がする。
「沢口、早かったじゃないか、どうだ、何かあった…」
そういい終わる前に振り返ると、目の前にいたのは血を流した木下だった。
「き…木下さん!どうしたんですか!その血は!」
そういうと、すぐに立ち上がり木下の元へ駆け寄った。
「西村…少し手当てをしてくれや…」
西村は木下の登場を見て、ようやく悟った。今の状況は他力本願ではどうしようもない状況であると。
「ハンカチぐらいしかないんですが…」
「かまわねぇよ、何せ、この鼻血を止めないと呼吸しづらくてな。」
間違いなく鼻を折っているだろう、何故鼻を折ったのか。西村はそれを聴くことは出来なかった。
「…お前、一人か?」
「え?…は、ハイ!一人です!」
「そうか…それは良かった。」
木下はそういうと、姿勢をただし背中に手を入れた。
西村がそれに気づいた瞬間、木下は鉄パイプを振りかざした。
寸前で交わした西村。しかしワンテンポ遅れていれば確実に脳天を破壊されていただろう。
それぐらい木下にはためらいがない思い切った振りだった。
「何よけてんだ!オラッ!」
木下はそういうとゆっくりと西村に近づく。
「木下やめてくださいよ!何マジになってんすか!」
西村はこの状況でもわけのわからない事をいいつつ後ずさる。
「…悪いが、俺が参加者全員殺すんだよ!」
木下の目は完全にイっている。
キレた時に見境なく暴れる姿は何度とみた事あるが、今目の前に移る木下の表情はその比ではない。
木下は西村に向かって走り出す。西村はとにかく逃げ回る。
(ぴゅひー。マジかよ、この人)
「お前、普段はトロトロしてる癖に、チョロチョロと逃げやがって・・・っ!」
そういうと木下は鼻で巧く呼吸が出来ないからか、ムセて立ち止まった。
しかし西村はこのチャンスにも攻撃を躊躇っていた。まだ西村には覚悟が出来ていなかった。
その瞬間、息を吹き返したに木下が振りかざした鉄パイプが西村の左腰に炸裂した。
「カハッ!」
悲鳴をあげる事の出来ない痛みに苦しむ西村。木下はそんな西村を見て笑みを浮かべた。
「西村、お前は俺の部下だ。だから俺が直々に殺してやるんだ。その好意を何故受け入れない?」
「ア…アンタ、アタマいってるよ!何いってんだか、意味わかんねぇよ」
「この状況では俺様がもっとも理知的な判断をしてると思うんだがな、お前のおつむじゃわからんだろうな」
西村はようやく抵抗する意志を固めた。
しかしその判断が少し遅かった。アバラが何本か折れてしまい、体が思うように動かない。
「西村、ようやく殺る気になったか…いい目だぜ」
西村は足元に落ちている鉄パイプを拾い木下に向かって振りかざした。
しかしその振りに力がない。木下は簡単に鉄パイプをかわし、西村の鉄パイプをめがけ鉄パイプを思いっきり振りかざした。
西村の手からは簡単に鉄パイプが離れる。西村は半ば諦めていた。
この一部始終を沢口は木の陰から見ていた。どうすべきか迷っていたからである。
「冷静になれ、俺。手負いとはいえ木下さんは強い。
ここで西村さんと共謀して木下さんをやるのがベスト…しかしリスクが高い。
西村さんもようやく本気になったみたいだが、あの感じじゃ多分肋骨をやっているかもしれない。」
そう悩んでいる瞬間にまた鈍い音がする。木下の鉄パイプが西村の左腕に振りかざされたからだ。
(西村さんっ!)
思わず、声を発するところだったが、何とか我慢した。
「冷静になれ…感情で動いちゃダメだ。」
しかし傷つく西村を見て、どうしても西村を助けたくなってしまう。さっき殺そうと決意したはずなのに。
そうしている間にまた西村の悲鳴が聞こえてくる。
「そろそろ、終わりにしてやるか…なぶり殺すのも可哀想だしな!」
そう木下が声を発した瞬間、沢口の体は自然と動いていた。
落ちていた木刀を両手に持つとすぐ、木下の背後をとり後頭部を叩きつけた。
木下は膝をつくと、後ろを振り返り、沢口を睨む。
「…てめぇ…何しやがんだ!オラァ!!」
木下は咆哮するとすぐ立ち上がり、沢口を目掛けて鉄パイプを振りかざした。
沢口の腹に鉄パイプが叩き込まれ、沢口は悲鳴をあげる事が出来ずにその場にしゃがみ込む。
その沢口の顔を木下は蹴り上げ仰向けにした。
「ぶっ殺してやる!!」
そういって近づいてくる木下の腹に沢口は仰向けになりながらも蹴りを入れる。
「っ!…小賢しいなぁ!お前はよぉ!」
持っている鉄パイプで沢口の右足を殴打し、沢口の足を払いのける。
そして木下は沢口の顔を思いっきり殴れる位置に仁王立ちした。
「…雑魚が…チョロチョロと…殺して・・・」
そういった瞬間、木下の顔面にメリケンサックを嵌めた強烈な右パンチが叩き込まれた。
「きぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
西村は変な叫び声を上げながら鬼の形相で木下を何度も右手で殴りつけた。
「に・・・西村さん・・・」
沢口は西村が木下を殴打する光景に恐怖感じた。
数分後、木下の体は動かなくなっていた。
西村は木下を殴っている時、ただ沢口を助けたい一心だった。
その姿を見た沢口は、自分に脅えているに違いない。
西村は、生き残るのは一人というのがわかっていても沢口との関係を壊したくなかった。
「沢口・・・大丈夫か・・・」
「だ・・・大丈夫っす。ちょっと脚やわき腹が痛いっすけど。西村さんは・・・」
「いてぇに決まってんだろ!もっと早くに助けにこいよ!」
そう叫んだ瞬間、西村はしゃがみ込んだ。
「・・・っ!・・・叫んだら腹が・・・」
「西村さん、何してるんすか!」
沢口はさっきまでの鬼の形相した西村が普段どおりの西村に戻りホッとしていた。
西村があれだけの形相をしたのは初めて見た。
自分を救うために覚醒したのでは、と思うとうれしい気持ちがある。
その一方で、あの時自分が西村を救うという選択肢をとった事に大きな不安を抱えていた。
(俺の力では・・・西村さんを殺すことは出来ない・・・
あの人がこんなに強い人だったなんて・・・どうすれば・・・)
沢口は気丈に振舞い普段どおりを装う西村の心情を察する事が出来ず、心の中に大きな壁をつくってしまった。
木下死亡
残り:13名
今回の地図
ttp://read.kir.jp/upload.cgi ここのread66112 (2007年01/21(日)22:31にうp)
肋骨何本も折れてる奴が、渾身の拳を何発も放つのって不自然じゃね?
まあ乙
そのあたりはまぁフィクションだし拘るところじゃないだろw
乙
展開がベタ過ぎて萎えた
やっぱメインどころがいないと盛り上がりに欠けるなぁ
最初からこのロワに盛り上がりなんてなかったって言うなorz
不満続出してるし自分は書くのやめます
才能なくてスマン
こんな舞台で続ける必要も無いし
リセットして最初からやり直した方がいいと思う
まあ人が少ないし仕方無い
クオリティを求めるなら他のロワ作品で事足りるし、何より板の特性上リレー小説企画は厳しいだろう
>>239 一人で色々とご苦労さんでした
べつにメインキャラじゃなくてもいいじゃない
せっかくリレーしたのにぃ('・ω・`)
なんか読み手は意外といるのね
試しに仕切り直してみる、か・・・?今さらかもしれんけど
なんでもいいからやるなら始めてほすぃ
実はネタなら一応用意してる
保守
245 :
ゲーム好き名無しさん:2007/01/31(水) 21:04:41 ID:27oEenKz
あげ
自分もネタは用意しているのだが…
書いてもいいのかな?
全然OK
つーか、俺も実は
>>111を前提でOP書くだけ書こうと思ってるんだけど
内容次第ではちょっと待ってくれないか、とか我侭言ってみたり
ここはバスの中…
俺は姿。さっき大運動会を終えたところなんだ。藤堂とかいう人が苦労した人へのご褒美だー
とか言ってパーティーを開くらしい。お腹もすいたことだし、行くことにした。
「…あれ?くにおさんがいない。りきさんや豪田さん、五代さんもいない。」
「みなさん山田さんをまだ追っかけてましたよ。」
森本の返事が返ってくる。
ああ、なるほど。
しかしどこまで走るのか。ここはいったいどこなのだろうか。わからないほど時は流れていた。
「いつまで待たせるんだよ。もういい加減についてもいいんじゃないか?」
冷峰学園チームのキャプテン、竜一が少し不機嫌そうに言った。
だがその後ろでギャーギャー騒いでいる二人組。
白鷹高校の沢口、西村コンビだった。
「も〜、腹減ったぴゅ〜…!沢口、そのパン…」
「あ、これは弁当の余りで、腹が減ったらつまもうと…、ってひ〜!」
「よこすぴゅ〜!」
今元気なのはこのコンビだけ。
イライラしている他のメンバーにとってはうるさくてしょうがなかった。
何時間経ったのだろう…
先ほど元気だった白鷹コンビも完全に気力を失っていた。
「ふあ〜ぁもう待ちくたびれた〜。することないし…寝よ。」
と、姿は眠りについた。
姿だけではない、
その他のメンバーも次々と眠り始めた。
しかし、誰も気づくはずがなかった。
この眠気が藤堂グループ特注の睡眠ガスのせいだということに。
この眠気がとんでもない事態を引き起こしてしまうことに…。
乗っているメンバー
姿 七瀬 鷹峰 森本 一条
五月女 前田 吉野 鷲尾 清水
竜一 竜二 早坂 望月 小林 音無
西村 沢口 速水
生存者 19人
乗ってないメンバー 乗ってない理由
くにお 山田を追っかけている
りき くにおと同じ
豪田 くにおと同じ
五代 くにおと同じ
熊田 パーティーに米が出ないから
と、
とりあえずオープニングまで投下してみました。
一応パクリはしないように気をつけたのですが、
もし問題があればダメ出しなどご自由にどうぞ。
キター(゚∀゚)―
うおー先越されたーorz
俺もOP含む第一話書いてたんだが、こりゃまた見送りか
まずは乙
一同が目を覚ましたその場所は、
壁のあちらこちらに金銀を侍らせ、赤いテーブルクロスの上には
豪華な料理がずらりと並べられていた。
「ぅお〜すげぇ!待った甲斐があったぜ〜!」
不機嫌だった竜一はすっかり気分が良くなった。
そして窓側に掛かっているボードには
゛料理は食べていてくれたまえ。パーティーの詳細は後ほど話す。゛
と表示が出ていた。
「では早速いただきますか。」
と望月が言う。
バスの中の事などすっかり忘れ、一同は料理をぱくつく。
しかし、
「…?」
小林だけは違った。彼は何度も藤堂に招待されていたのだ。
藤堂がパーティーのはじめに姿を現さなかった日はない。
何かがおかしいと勘づいていた。
その時、部屋の扉が開く。藤堂グループの御曹司、藤堂護だ。
「やあ諸君。長旅ご苦労であった。これより藤堂グループ特別パーティーを行う。」
全員が拍手と、「お〜!」という声をあげた。
「で、随分待たされましたし、今回はいつもと様子が違いますね。
なにやら企んでいるのではないんですか?じゃなければ早く説明をお願いします。」
小林が落ち着いた口調で言った。
「では、パーティーの詳細を説明させてもらうよ。
今から全員に殺し合いをしてもらう。」
部屋の中が冷たい空気になったが、その時速水が立ち上がった。
「ふざけんじゃねえぞ!殺し合いなんてできるかよ!」
「おや、穏やかではないね。僕はいつでも君たちを殺すことができるんだよ?
僕に逆らわない方がいいと思うけどなぁ。」
しかし、辺りに凶器となりうる物も、凶器を持っている人も何もなかった。
速水はその事を分かっていた。自慢のキックがあれば藤堂を倒せると思っていたのだ。
そして感情を抑えきれず、
「できるもんならやってみなよ、このチキン野郎!」
と言ってしまったのだ。
沢口が止めに入るがもう遅かった。
「…言ってしまったね。では、景気づけに死んでもらおうか!」
藤堂がそう言うと、
速水はいきなり倒れ込み、悶絶し始めた!数秒後
「ちく…しょ…」
との言葉を最後に、速水の身体は動かなくなった。
「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
数々のメンバーが悲鳴をあげる。
「だから忠告したのに。まったくバカな人だね。」
藤堂が速水を嘲り笑う。
「実はみんなが眠っている間に超小型の
゛藤堂グループ特注毒放出機゛
を体に埋め込んでおいたんだ。僕がこのスイッチを押せばいつでも毒を放出する。
僕に逆らうのは自殺行為だよ?これで状況は把握できたね。」
全員に緊張が走る。
夢ではない。既に一人が死んだのだ。
落ち着いていられる者などいなかった。
速水:死亡
残り18人
メインキャラいないからって、せっかく書いてくれてた前の話にNGまで出したのに
またメインキャラなしで進めるの?
OPからしてメインキャラ姿じゃないの?
まあ乙
くにお達レギュラー勢のことじゃなかろーか
謎が多くてキャラの作り甲斐のある速水がいきなりかませ犬か
不満結構出てるみたいなので、自分も書くのやめます。ダメダメですみません。
書き手立候補してる人いるのでそちらに任せられたほうが良いと思います。
ちょっと意見出たからってすぐ辞めるっていうの辞めないか?
他のロワスレ覗いてみーや
いいから黙って俺のチンポ舐めろや
俺も何かネタ書いてみようか・・・
保守
hosyu
OP書くって言ってた人まだ書かないのか?
実はずっと待ってたりするんだが
hosyu
ほす
もう終了はいお疲れさん
∩
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\_ 変 \
) 態 /\\
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∪ \ \
⊂_)
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\ | ⌒⌒/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il||;(゙
fs
ここが最果てのスレ・・・!
復帰祈願age
思ったんだがいっそ舞台を大東亜共和国にして熱血高校がプログラムの対象にされるとか、
初代と挽歌のキャラ限定(殺し合い向け)で行った方が成功しやすいと思うんだ
さよおなら
281 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/18(金) 01:06:46 ID:+HxHRGGwO
さよおならとか言ってる奴何なの(笑)
保守
イブラヒモビッチ
285 :
ゲーム好き名無しさん:2007/05/31(木) 15:42:19 ID:iI1LD/r1O
あ
287 :
ゲーム好き名無しさん:2007/06/15(金) 16:10:16 ID:T1YZ8bqcO
10/10【熱血高校】○くにお/○すがた/○ななせ/○たかみね/○もりもと/○いちじょう/○ももぞの/
○たちばな/○りか/○くにこ/○ひろし
7/7【花園高校】○りき/○さおとめ/○まえだ/○よしの/○わしお/○しみず/○まみ/
13/13【冷峰学園】○りゅういち/○りゅうじ/○おにづか/○こばやし/○たいら/○もちづき/○きのした/
○はやさか/○おとなし/○はせべ/○とうどう/○ごじょういん/○あいはら
3/3【宝陵高校】○ごうだ/○むらさき/○きりしま
1/1【谷花高校】○ごだい
2/2【白鷹工業高校】○にしむら/○さわぐち
2/2【影村学園】○かみじょう/○やまもと
1/1【千里台高校】○そのかわ
1/1【虎島実業高校】○くまだ
1/1【隼高校】○はやみ
1/1【明暗高校】○やまだ
2/2【服部学園】○つげ/○もちづき(弟)
1/1【太陽学園】○みすず
1/1【清金女子高校】○さおり
2/2【オクラホマハイスクール】○ジョニー/○ジミー
2/2【大阪連合】○よしひろ/○まさき
2/2【大阪同盟】○みほ/○おうみ
2/2【ジョーカー】○とらいち/○とらじ
計55名
主催者:藤堂晃之助
放送:もりさわ/こうづき
用心棒A:サブ&三和会の皆さん
用心棒B:大阪暴力警察官の皆さん
見せしめ:ひろし
289 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/08(日) 12:50:53 ID:qd7ZBl8/0
晃之助「そろそろ始めるか…」
290 :
ゲーム好き名無しさん:2007/07/08(日) 13:01:58 ID:qGh83bvl0
終了
時間できたら書いてみるか・・・
いや、別にいいよ
おもしろそう!やろうよ!
ドキドキワクワク!
早く誰か書いてよ!
MAPは原作と同じでいいんじゃないの?
てゆうか必殺技どうすんの?
書き手任せ?
書き手って誰だい?
まだ開催もされてないのにジョーカーとかのポジションが決まってんのかよ
どうしてもやりたいなら他のロワスレ見てもっと勉強してこい
そんなのいいから早く誰か書いてよ!
西村は沢口の尻穴に己の肉棒を突っ込んだ
西村「ゲヘヘヘ」
沢口「らめぇぇぇアッー!」
終わり
くにおくんかぁ。おもしろそうじゃん!
もっと人集まればいけるんじゃない?
age
早く書いてよ!
すまん今他のロワで忙しいw
じゃあ終了
307 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/04(土) 03:06:22 ID:VecRFViBO
西村「いいこと思いついた、お前俺のケツの中でションベンしろ」
沢口「ええ―!ケツの中へですか!」
沢口(自分のケツの中にションベンさせるなんて、なんて人だろう・・・)
309 :
ゲーム好き名無しさん:2007/08/13(月) 00:58:04 ID:88zQAd/S0
どうやったら人が集まるのでしょう?
ageんな
sageんな
313 :
気まぐれ:2007/09/19(水) 01:11:06 ID:blCpBqRMO
陽が溢れ射す廃ビルの中、五代は憔悴していた。
藤堂(あの親の七光りヤロウ!)が各高校から選出した生徒を呼び寄せ突如開催したこの“大会”。
参加者に配給されたナップザックの中には食糧その他が詰められていた。
武器となるべき日常品もだ。
彼、五代奨が引き当てたものといえば、
“ハリセン”
である。
確かに自分にとっては手に馴染む。これはいい武器だ。
だがそれは日常茶飯事の喧嘩や暴力行為解禁のスポーツの場合の話。
ほんの数十分前、藤堂護は高らかに宣言した。
『皆にはこれから殺し合いをしてもらう』
そう―――殺し合い。
現代日本の一般的な学生達には非日常な行為を普遍的と捉えるこの大会。
確たる証明として既に生徒一人が、自分達の目の前で殺されている。
そんな状況で果たしてこのハリセンがどこまで役に立つか?
そもそもハリセンとは、日常品なのであろうか?
(冗談じゃねぇ)
棒術遣いのジャパニーズ角刈り男は、ただぢっと自分の相棒となったハリセンを見つめていた。
荒れ果てたビルの中に彼以外の生き物の気配はない。
外から、けたたましく鳴く油蝉の声が響いていた。
(じょーだん じゃねぇ)
何もありはしない、ひび割れた壁をぼんやりと見つめ、
繰り返し繰り返し胸の内で呟きながらも、
彼の手はナップザックの中身をまさぐっていた。
「せんべい、せんべいと…うおっ、あるのかよ!
気が利くじゃねえか、へっへっへっ」
彼にとっては憔悴などこの程度のものである。
好物の海苔煎餅を見付けてしまえば大概の不快感など野生動物の如く吹っ飛ぶ。
普段通りならばその筈だ。
キレると手がつけられない。
わけがわからない。
そんな、とんでもない乱暴者として恐れられるが、彼は元来気の優しい男だ。
木刀を支給されていたとしても、よし、全員殺して生き延びよう、と簡単に決意はしない。
殺し合いじゃなかったらもっとおもしろいのに
ですよねー
こんなものを殺人の凶器として扱い与えるとは、なんともったいないことか!
と、思う者は少なくはないだろう。
当時はカセット一本で一万円を越えるものも少なくなかった恐ろしい代物。
それが、「すうぱあふぁみこん」だ。
生きて帰れることが保証されているならば、温存し、私物化または売り払って財布の潤いにしたいものだ…というのが普通の考え方かも知れない。
しかしこのゲーム機器は、平時においてもそれすら凶器として捉えられる男の手に渡ったのだ。
彼は運命的な何らかさえ、両手に軽くかかる重みに、強く、感じていた。
同一の発売メーカーは、今やゲームコントローラーの一種にこう銘打っている。
ヌンチャク、と。
実際のそれと同様のモノを得た男・服部竜二は、
これは面白くなってきた―――
と、胸を高鳴らせていた。
徒手空拳は好きだが、相手もそうとは限らない。
むしろ思い思いの武器を最大限活かしてくるだろう。
竜二はもし己が素手でそれらと闘ったとして、勝ち得る自信に満ち溢れていた。
だがこの武器を得たことにより、戦う方法は多様に分岐する。
それらを存分に楽しめる。
面白い。
その頃、彼の兄が呆然としながら手にしていたのは、のーかっとぼんだったとか、そうではなかったとか。
とりあえず、つかってみた。
りゅういち「アイヨー」
よしの「ギャー」
♪ピンポンパンポン
吉野、出血多量により死亡。
繰り返す、吉野、出血多量により死亡―――
まえだ「吉野が!?…一体誰がっ」
しみず「…鼻血…なわけないよなぁ、わははは!」
さおとめ「不謹慎ですよ、清水さん」
彼の鼻の血管の切れやすさを知るりきには、そうふざけたことには聞こえなかった―――
321 :
ゲーム好き名無しさん:2007/10/01(月) 00:27:08 ID:nMDUxxaU0
りゅういち「ゆうたいりだつぅ〜♪」
りゅうじ「・・・」
りゅういち・りゅうじ「ちょっと!ちょっとちょっと!!」
望月駿「おすぎです!」
望月司「ピーコです!」
双子ではなかった気はする。
しかしなんともまあスレ違いw
一個違い
何故、獅子や虎や鰐ら肉食動物は、殺戮をするのか。
生きるために不可欠だからだ。
水だけで生きていける動物はいるかどうか。
通常、彼等は血肉を食らわなければならないのだ。
躊躇などない。それが当然の行為だからだ。
捕食活動をし得なくなった野生動物の道は、朽ち果て逝くのみである。
ならば、人間の場合はどうか?
人間は狸の様に雑食動物だ。動物性蛋白質にこだわる必要がない。
しかし殺人が、自分自身の一個体の生命維持に繋がることはないでもない(正当防衛、過剰防衛のことだ)。
だがそれであっても人命に手をかけること自体が異常であり、報道され、弾圧される平和な治世において、
いかなる場合にそれが必要とみなされるのか。
前述した自身の生命維持のためか。
はたまた、膠着した極限状況からの脱却計画か。
若しくは、コギトエルゴスム―考えるが故に個(我)を持つ、人―無限大に広がる思考を持つが故の、狂気、故か。
否。
狂喜、と改めた方が相応しいのだろう―彼の場合は。
狂喜に駆られた男の節くれだった手には、密林の木漏れ日にきらりと輝く、
真新しい金属バットが握られていた。
「はぁっ…はっ、は…はっ…!」
少年と青年の狭間、。
その真っ只中をもがく精神を体現するが如く、彼は走っていた。
はじめはこうじゃなかった。
自慢の足の速さを活かし、動きは最小限に、呼吸は一糸乱れぬ様に、いつも通りに走っていた。
所がそれが出来なくなった。
だが、広がった枝葉に頬を切られ、逞しく大地に腰を据えた根っこに蹴つまずきそうになっても、彼は止まらない。
止まれない。
僕は何故、止まれないんだ?
こんなに震えているのに。こんなに辛いのに。
止まればあの野獣の目に射殺される。
いや、あの銀色のバットで、殴り殺される。
ちょっとばかり切れた右の頬ですら痛むのに、殴り殺されるだなんて、どれだけ痛いんだろう。
そんなもの、勿論味わいたくはなくて、彼は走る。
味わったであろう人間の様に、なりたくなくて、走る。
綺麗過ぎる銀色の輝きを濁らせた赤黒い配色を―一条の目の裏は、忘れてくれない。
あれと、あの目に狙われていると頭と体が理解してから、彼の足にはいきなりがたが来た。
メンタル面のぐらつきが過剰なくらいに表に出てしまう。
泣きそうなくらい必死な形相で、一条は逃げ惑い続ける。
後ろからも草木を掻き分けながら駆けてくる嫌な音がするのだが、
不気味な程に罵声は飛んでこない。
そこがまた、シカに喰らい付かんと冷静に冷酷に疾駆するピューマのようで、恐ろしすぎる。
ああ、テレビなんかで見るゼブラ、後ろからはチーターとかそんなの。
あれが今の僕の立場なんだなあ―
溢れそうな涙と余計な思考を、彼はぐいっと拳で拭い去った。
後僅かな距離を行った所に、高い建物が見えたのだ。
誰かいるかも知れない。
助けてくれないか、それが無理でも自然と標的が増えるんだ、自分が助かる確率はきっと上がるはずだ!
一条は一際大きく盛り上がった木の根を、400mハードルの要領で飛び越える。
渇きを知らない土に、深い、力強い足跡が刻まれた。
>>317 ごめん、レス見てなかった。
やる人がいないみたいだったから、と垂れ流しにしてただけなんで。
ハリセン五代、すーふぁみ服部兄弟、ゼブラーマン一条らの話は
崖っぷちJスルーして頂けるとありがたいです。
きぃつけてくださいね…
書き忘れた、連レススマソ
スレ汚してスマンカッタ
げろろんぱ。
げろろんぱ
すっごいどうでもいいんだけど…
野生の動物も遊びで他の動物殺したりする事が最近一般に広まってきたから
今時「エゴの為に命を奪うのは人間だけ」みたいな事書かれると正直萎える…
それは知らなんだ…スマソ
無知でした。遊びで殺す野生動物がいるとは想像もつかんかった
イルカとか有名だね。ていうかイルカ社会には同属間での「虐め」も存在する
ライオンなんかも無駄に殺したりするらしい
作家さんGJ!!
次は豪田でお願いします。
妹の病気の治療費を稼ぐシチュで。
シナリオ決まってんじゃねーかよボケ
あげ
保守
保守
保守
保守
まだあったのかこのスレ
保守
保守
343 :
ゲーム好き名無しさん:2008/02/23(土) 19:52:12 ID:pXUa4GJx0
>>330 人間には理性と道徳がある。エゴを正当化するのも頂けないと思うg。
話かみ合ってねーぞ