1 :
ゲーム好き名無しさん:
ロナウド=オパニョーラ 18歳・男
伝説の子孫の生き残り。
唯一世界を救うことのできる『精霊の剣』を使える。
「世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはオレだ!」
2 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 00:44:34 ID:0IfCY9UM
>>伝説の子孫の生き残りワロス
3 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 01:04:39 ID:lfAzYNfb
4 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 02:01:21 ID:/C8shxHU
その発想はなかったわ
5 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 02:44:09 ID:m7tNKI0e
バンボ―=リベラ― 23歳
・男
ダマクス王国の若き王子。ロナウドとは幼少の頃からの付き合い。
国宝『アジャパーの弓』を使いこなす。
「オマエんち、天井低くない?」
6 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 02:47:32 ID:AHr9l0Na
ゴリアテ・ウォールズ 43歳
・男
酒場カリオンに居座る屈強な男。
荒い性格で、常に猪突猛進。石斧が武器。
「ガハハハ!お前も、酒飲むか?」
7 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 02:51:14 ID:mHqaqoNr
タスマト=アンドゥワ
・男 46歳
謎の行商人。ロナウドに高値の壺を売ろうとする。
ひねくれ者として有名。
「めし、どこか、たのむ」
9 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 03:07:11 ID:hHv3O4T5
ヨウ=メイ♀(24)
記憶喪失の美女。ある秘密組織に姉と共に属していたらしい。姉が無実の罪により死刑になったのをきっかけに組織を抜けたがその記憶を意図的に消そうとしていた人物がいた。その人物とは…
「いつまでも、このままでいたい」
10 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 17:49:20 ID:hHv3O4T5
アゲ
よし、こいつら使って話書いてくれ
12 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 17:54:23 ID:vI3MLjKy
14 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 17:59:46 ID:HOfLvIjc
いかん、吐き気が
15 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 18:12:10 ID:Pb4aWJI7
アーウィン・ファネット 32歳男
一流の空賊として世界に名を馳せる。シタールとかいう武器を持つ。
義眼。女好き。ジャンプ力も高い。素早いが防御力が低い。何故か船酔いする。
「お嬢さん、どうやら処女ですね」
16 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 19:26:07 ID:imNufpL5
モンバ・ウイグル 31歳 男 心優しき力持ち
山深き秘境の民族、ウボダの戦士。長老に外の世界を見聞きしてくるように言われ、旅に出る
毎日自分が無駄に大飯を喰らうので、体よく追い出されたのではないか…
であれば、部族の役に立つような立派な男となって帰って来て、せめて何か村に恩返しをしなければ…
密かにそう思っているのだが、実は長老をはじめ皆彼に期待しているからこその今回の使命であった
身の丈、七尺。剣や魔法などとは無縁であるが、その体こそが最大の武器。その一撃は、常人の想像を遥かに越える一撃となるであろう
空腹で動けなくなっているところに声をかけてくれた、気のいい老夫婦ハインズ家で農作業を手伝いながら最新の農耕技術を学んでいる
しかしそんな日々も新しく赴任した領主、ヴィルヘルム侯の登場により一変する
過酷な圧政、度を過ぎた搾取…。「義を見てせざるは勇無きなり」父の好きだった言葉。そしてそれは、彼の好きな言葉でもあった
そう、彼は立ち上がったのだ。苦しむハインズ夫妻や町の人々、彼らを救うため、彼は単身立ち向かう……!!
「今日ノ風ハ イイ風ダ……」
17 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 19:56:25 ID:zDXkcBDs
ホーク・ガトー
年齢不詳のセックス師。
呼吸をするように女性とセックスする。
本作でもヒロインはもちろんパーティーの女性メンバー全員とセックスしており、
主人公の母親や男性パーティメンバーの恋人や娘ともセックスしている。
具体的なセックスシーンが描かれることはないが、それをしたと思わせる台詞は随所に登場するし、
子供もつぎつぎ生まれる。生まれた子は各町にある保育所に預かられ、面会できる。
もちろん女性側から金を採っているため、町を歩いて女性キャラに近づくだけで金が増える利点もあり。
海藤誠(31)
六尺を常に着用しもちろんそれ以外は何も着ない。
漁師の男に憧れるが下痢をしやすい性質のため光速で断念。
「うほmoon」
伝説の魔王
伝説の子孫に封印されて魂が猫にやどった魔王
>>1が放って置けなくて仲間になる、ツンデレ
「べっ…別にあんたが心配で仲間になるかけじゃないんだからね!」
21 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 20:58:11 ID:5THzqPqm
まず どれっぽいのかと
つまり、
>>1はこう言いたいんだとオモ
「リレー小説しようぜ!」
23 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/21(日) 22:52:10 ID:m7tNKI0e
ポコチン
・原因不明でボツになった主人公のペット。
灼熱の炎を吐く。
24 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/22(月) 01:54:36 ID:+z8yT99L
ダビド・デビド
28歳♂
身長190センチ。愛馬シュウホウに股がりアギト城攻略戦に単騎で突撃したのは有名である。
派手好きで愛煙家でも知られる。
「風流だね〜」
オポニューラ=オパニョーラ 48歳・男 ニート
伝説の子孫の生き残りのおじさん。
唯一家庭を救うことのできる『サラ金』を使える。
「家計の危機だとか、火の車だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはニートだ!」
キャラ溜まってきたら適当に小説にしてもらおう
27 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/22(月) 03:42:29 ID:1cFAUPnn
書いて下さる神降臨マダー?
よっ!俺ロナウド。ロナウド=オパニョーラだ。ロナウドって呼んでくれ。こう見えても伝説の子孫の生き残りなんだぜ。つか、生き残ってるから子孫なんだけどな!
まあそれも昔の話。今は退屈なくらい平和な時代で、伝説の何とやらな俺もフツーに就活中、伝説の子孫の生きのこりがこの先生
きのこるには…ってなモンだ。あまりに昔の話なんで、この俺ですらもそのご先祖様が実際何やらかしたのかよく知らないワケで…
そもそも伝説の「子孫」なんで、ご先祖様は何もやってなくて、その子孫がこれから何かやらかすという「予言」かもしくは「タイムパラドックスもの」なのだろうか…
ん〜…頭痛が痛い。こういうのは俺には向いてないな、うん。わけわかんね。……そうだ、アイツんとこ行ってみるか。どうせアイツも暇だろうし…
バンボー=リベラー。奴はこのダマクス王国の王子にあらせられる。いち庶民のハナ垂れ小僧であるとはいえ、一応伝説の子孫の生き残りな俺は
小さい頃から色々と王宮との付き合いがあった。そこで知り合ったのがこいつだ。まぁガキの時分から良く遊んでたわけだが、俺のお誕生日会で
初めてアイツを家に呼んでやった際のあの台詞、「オマエんち、天井低くない?」…アレだけはきっと、生涯忘れないだろう。氏ね!七回氏ね!!
などとホロ苦くも懐かしいマイメモリーを脳内プレイバックしていると城に着いていた。「てめェ何モンだ!このド平民風情が!用がねぇならとっとと失せろ!!」
やれやれ、全く…。相変わらずうだつの上がらない門番だ。いったい何時になったら俺の顔を覚えるのかと小一時間。…というわけで俺はバンボーの部屋までやってきた。
「よっ!」「帰れ」何やら機嫌が悪そうだ。机の上には書類の山。どうやら仕事が忙しいらしい。「そうか」「…いや待て」…うぜぇ。
「せっかく友が尋ねて来てくれたというのにそれを無下に帰すわけにもいかんよなぁああいけないともそれでは王家は礼儀知らずということになるそれはマズい非常にマズい
そして私はダマクス王国の王子であり王家の名誉を守ることこそわが勤めでありこれも立派な王家の仕事と言うわけでちょっくら席を外します」
「よし、飲みいくぞ飲みにひャっホぅ!」…この国終わったな。「つか、こんな日の高いうちから、しかもサボり王子と18歳の俺に酒出してくれる店なんてあんのかよ?」
「キミは何故カリオンといういかがわしい店が、今日現在まで潰されずに来たと思う?」「………。」
「ガハハハ!お前も酒飲むか!」店に入るなりこの店の名物親父、ゴリアテ・ウォールズが背中をバンバン叩いてくる。確かにここならそんな心配は無用であった。
「おらおら飲め飲め!!」わけもわからないままとにかくエール酒を飲まされる。「人生ヤなことあったら酒を飲め!酒はいいぞぉガハハハハ!!」
その前ここで会った時には、楽しいことがあったら酒を飲め!とか言われてやはり背中をバンバン叩かれたが…。辛気臭い顔でもしてただろうか?
そういえば、仕事も街の馬糞掃除くらいしか見つからないし、ニートのオポニューラおじさんはサラ金に手を出すし…「マスター!酒だ!酒持って来いこのウジ虫野郎!!」
ああ…我が唯一の心の友、ロナウドが酒に逃げている…。酒に溺れる姿も実に無様で素敵だよマイフレンド…。さて。
最近我がダマクス王国は、表向き平和ということにはなってはいるが、こと国の執務に携わっていると色々とキナ臭い情報が入ってくる。
しかし、城に居ては知り得ない情報も当然あるわけで、そしてそんな情報は得てしてこのような場所にこそ集まって来るわけで…。このようないかがわしい店を
父上が取り潰そうとした時、何とか説得したのもそう思ったからこそ。というわけで情報屋を探す私。私らしく華麗に、かつクールに。
拾った情報は、僻地で私腹を肥やす地方領主の話やら空賊の活動が活発だとか詐欺の壺売りの話に男に騙されただとか秘密組織が暗躍しているだとかとりとめもない…
それと、伝説の子孫に封印されていたハズの伝説の魔王に復活の兆しあり。これは少し気掛かりだ。魔王が封印されていたほこらを早急に調査すべきか…。
32 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/23(火) 00:12:15 ID:tzD9EOrN
ベストセラー必至!!
ほこらを探しに行くことにしたロナウドだったが
場所がわからなかったので占い師のところへ行くことにした。
「もしや、あなたは伝説の子孫の生き残り?伝説の力(フォース)で世界の危機を救ってください!」
「世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!オレはオレだ!」
すると没になったはずのペットポコチンが灼熱の炎を吐いて占い師が焼けた。
通りを歩いていると謎の行商人と出会った。「おい、貴様!このタスマト様の壷を買え!」
「うちの家にたくさんあるからいらねぇよ!」という霊感商法に騙されたニートのおじさん。
「ガハハハ!お前も、酒飲むか?」「めし、どこか、たのむ」
二人は高速でどこかへ行った。「今日ノ風ハ イイ風ダ……」
「ほこらはどこですか?」と聞くと「義を見てせざるは勇無きなり」とモンバ・ウイグル。
すると美女ヨウ=メイが現れたので一流の空賊がジャンプしながら現れてこう言った。
「お嬢さん、どうやら処女ですね」それを聞きどこからともなく現れたホーク・ガトー。
すかさずことに至る。「いつまでも、このままでいたい」と言うヨウ=メイ。
そこへ下痢気味の海藤誠と愛馬シュウホウに乗ったダビド・デビドが現れて。
「うほmoon」「風流だね〜」と言っら伝説の子孫の生き残りのおばさんが来た。
「あんた、家計の危機よ!火の車よ!」
「家計の危機だとか、火の車だとか、ワケ分かんねえ!!オレはニートだ!」
それを見ていた魂が猫に宿った魔王。
「まったく、あんた、放って置けないわね。仲間になってあげるわよ。」
「べっ…別にあんたが心配で仲間になるかけじゃないんだからね!」
決め台詞出たなw
35 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/23(火) 16:45:14 ID:tzD9EOrN
おもスレーヾ(≧∇≦)〃
もう決め台詞出ちゃったよw
37 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/24(水) 01:13:30 ID:Yy8bDkoa
もっとキャラ作って神に小説書いて貰おうぜw
急に将来性のあるスレになったなw
ゴルゴンゾーラ モンスター・中ボス
普段は温厚で美しい女性の姿だが、敵対する者が現れると本性を現す。
蛇のような髪の毛と、ウロコのような肌を持つ醜い姿に変身し、目が合った者を
瞬時に石化する能力を発揮する。
本当は争い事など望んではいないのに、出会う者全てが悉く敵対者であるため、
本来なら使いたくもない石化能力を使わざるを得ない。
「アンタはいい男だったけど… ごめんね… 本当にごめんね…」
40 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/24(水) 08:18:56 ID:PvcycjjO
王子が良いキャラしてるw
ヒロユキ ・・・支援キャラ
余ったポケモンを預かってくれる。
弁慶丸(本名はジネディーヌ・ベッカム) 34歳・男
たったひとりで帆船に乗って海を渡ってきた色白の大男。
長い船旅で日射病になり、現在記憶喪失中。
来日してわずか3日で剣道100段、そろばん5級を取得した神童。
趣味は折り紙。
両親ともに腕利きのカウボーイ。妹は去年のミスとうもろこし。
祖父はならずもので部下が10人いるが人望はない。
「こいつ…死んでる?」
フランケンシュナイダー・ザビエル・3世 27歳・男・独身・童貞
ハゲは世界を救う!を信条に全世界にザビエル教を布教している家系の長男
嫁さんを探すついでに布教に励む。
ちなみに、ザビエル教徒はたったの18人
「人は、それをハゲと呼ぶのさ☆」
44 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/25(木) 00:39:26 ID:5GdfoTAz
ハットリ・ジンゾウ
♂・?歳
伝説の忍者の父。チクワと鉄アレイをこよなく愛し11の忍法を操る。しかしこの忍法は、ある理由により封印されている。
唯一カエルだけが苦手である。
「私の背を追うのはもうやめろ!お前はお前だ!」
45 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/25(木) 03:21:57 ID:rCbN5rdS
コノス・レア・ホ・バッカリヤー
♂29歳
読んで字の如し
46 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/25(木) 03:40:36 ID:I0Mu4iKo
このスレの2を取れたことを心から誇りに思います。
48 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/25(木) 15:01:50 ID:5GdfoTAz
あげあげ
コーマン・コーチン 2043歳 性別不詳
オーメンの塔の最上階に住む謎の魔術師。その老けた顔つきからは、男か女か判別付加。
倒すと伝説の魔法『デフレスパイラル』を伝授してくれる。
「ヒョッヒョ・・・!! 久々にいい股間をしておるわ!!」
51 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/27(土) 11:35:25 ID:WpWBM+ll
>1は「イケル!」と確信したようだ
アフレ・ルゲイ=4世
♂(72歳)
幼い頃からVIPPERである口癖は『俺は宇宙に逝く』
リリア・ハイ・ルリア
♀19歳
伝説の子孫の幼馴染みの子孫。つまりロナウドとはまったくの他人。
喧嘩にめっぽう強く下町のチンピラなら誰もがその名を知ってるるほど。
「近寄んじゃねー!基地外が!!」
ロナウドage
セガサ・ターン
男・47歳
帝国四天王のひとりで怒りっぽい。帝国四天王は表四天王と裏四天王と
影の四天王と真四天王がいるので、実は16人ほどいる。ターンは表四天王
だったが、最近レベル30はあるという噂の勇者一行を葬り去ったご褒美として
皇帝陛下から影の四天王の一員にしてやると言われて影の四天王になった。
むかしロボットだったことをコンプレックスに感じているとまわりに思われているが
実は本人は、それほど気にしていない。
自分の生みの親であるメガド・ライブ博士とは、今も月に一回は連絡を取り合っている。
「博士。うちの皇帝は、俺の3倍は強いんだぜ」
ロナウド=オパニョーラ 18歳 男
バンボ―=リベラー, 23歳 男
ゴリアテ=ウォールズ, 43歳 男
タスマト=アンドゥワ 46歳 男
ヨウ=メイ, 24歳 女
アーウィン=ファネット, 32歳 男
モンバ=ウイグル 31歳 男
ホーク=ガトー ?歳 男
海藤誠 31歳 男
伝説の魔王
ポコチン
ダビド=デビド, 28歳 男
オポニューラ=オパニョーラ 48歳 男
ゴルゴンゾーラ
ヒロユキ
弁慶丸(本名ジネディーヌ=ベッカム) 34歳 男
フランケンシュナイダー=ザビエル3世 27歳 男
ハットリ=ジンゾウ ?歳 男
コノス=レア=ホ=バッカリヤー 29歳 男
コーマン=コーチン 2043歳 ?
アフレ=ルゲイ=4世 72歳 男
リリア=ハイ=ルリア, 19歳 女
セガサ=ターン 47歳 男
平均(コーマン=コーチン以外) 34.5歳 男16人・女2人
57 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/27(土) 23:00:59 ID:pm9pcwdy
ゲベルトケルカッツァ
冒険者がまず始めに出会うこの世界ではかなりポピュラーなモンスター。小山すら小さく見える巨体を持ち、森林を一瞬で灰に変えるほどの炎を吐く。
ピーポ・ポリスメン 十九歳 男
自称「世界一の警察官」。極東の国、リーベンで賞金首をふん捕まえたり、暇潰しに賞金首を射殺したりしている。
正義感の強い性格で悪人と判断するとその悪人の生死に関わらず地の果てまで追い掛ける。
「ちょっと署まで来い」
アミーニー・カカータ 16歳 女
不幸な修道女。おっちょこちょい。純粋で真面目。
「また失敗しちゃった・・・、だけど負けたくないの。
天国のお父さんとお母さん、見守っていてね」
ゼン・カーモン 26歳
無実の罪で10年もの間、牢獄に閉じ込められていた
かなりの博識だが、最近のことや新しいものには疎い
話好きだが、過去のことに触れられると固く口を閉ざす
「別に悪いことをしてなくても、捕まれば犯罪者なんだよ。
…自分が悪いことしてないとは言わないけど。」
62 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/28(日) 18:59:04 ID:KOF8VZyM
ロナウドあげ
ウボシ・ラグフ 32歳
幼いころからよく殺人事件など巻き込まれる。
また、旅行に行った先々で戦争が始まる。
死にそうになった回数は、軽く500回を
「殺人犯と一緒にいられるか!俺は自分の部屋で寝る!
この事件は終わったら、結婚するんだ
64 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/29(月) 21:06:29 ID:iibyxZAG
プリメラ
♀3歳
主人公が小さい頃拾ったチンパンジー。人語を理解しているとかいないとか。唯我独尊という言葉が好きらしい。
「ごもごもごも、ごもっともー」
タブン・ゼンニン 18歳
人当たりのいい優男だが、その瞳の奥にはにはドス黒いものが漂っている。
戦いが始まると正確が豹変する。
普段
「争いなんて良くないですよ。話し合いで解決しましょうよ」
戦闘中
「てめえにゃ生きる価値はねえんだよ!塵になりやがれぇぇぇぇぇ!」
67 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/30(火) 12:49:24 ID:AtIbAkXZ
誰か、各キャラクターのイメージイラストとか描いてくれないかなぁ〜
68 :
ゲーム好き名無しさん:2006/05/30(火) 12:53:21 ID:gTMD4oCI
マルフォット・ルーカス
男 19最
主人公の親友だが、
土地の違いにより戦場に送られた。
後に、この二人は奇妙な偶然により再び出会うことになる。
親父 年齢不詳 男
FCでゼビウスが出て以来、ひたすらザッパーを打ち続けている生粋のゼビウサー。息子に何度も辞めるように言われているが、彼は一生ソルバルウから降りることはないだろう。
しかしスーパーゼビウスはやらない親父・・・
「こんなおもしれーもん辞められっか!!」
スー・ゴイワ・ザ・カン・ガエッタ
すごいらしい
「エターナルフォースブリザード
一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる
相手は死ぬ」
ヲルト・ディズニー・ミッキー
作品に登場した瞬間、リアルに洒落にならない事態を招く
職人期待age
中学生くらいの人達が多そうなスレ発見
痛くてナンボよ
リアチュウ・14歳・中学生ポケモン
体中からまばゆい光を解き放ち、ブラウン管を通じて
世界中の子供たちを病院送りにしたとかしてないとか噂されている
この物語のマスコット的キャラクター。
「リアチュウ!」
ドウ・テイ 43歳
エロゲーの主人公だったが、あまりに鈍感すぎたため、数多のチャンスを逃してきた。
「うるせぇ!俺はーーーー童貞だーーーーーーーーーーーー!!!」
アッー 17歳 男
掘られてるわけではない。
「君がロナウドか。俺の名前はアッー!」
狙い過ぎてもつまりません。やはり
>>1くらいのセンスがなければ
>>1の天然センスと、職人の確かな技量あってこその神だったが
正直もうどっちも居ない予感。
帰ってきてくれ…このスレにはお前らが必要なんだ
あげとくね
レオナルド・ミケランジェロ
伝説のペガサス騎士。ピラミッドにて、転がる巨岩の罠で危機的状況の
ロナウドを助ける。勇者の石版を探している。
「コーヒーに おさとうは つきものです」
ルーナ・マリア
♀
東の最果の街にある神社に独りでくらしている巫。訪れたロナウドに第一のフォース術「フォースインパルス」を授ける。
外見は少女だがそれはフォースの力によるもので実年齢はかなりいってる。
「その程度の腕でよく生き残れたものじゃ。」
ロナウドたちはオーメンの塔に住む謎の魔術師に会いに行くことにした。
町を出ると、かなりポピュラーなモンスター。ゲベルトケルカッツァが現れた。
バンボ―「このモンスター、オマエんちの天井より高くない?」
ロベルト「つうかでかすぎるだろう!森林を一瞬で灰に変えるとかワケ分かんねぇ!逃げるぞ!」
しばらく走ると、正面に人が見えてきた。
リリア「近寄んじゃねー!基地外が!!」
ロベルト「いや、近寄るなじゃなくて、ゲベルトケルカッツァが!」
後ろを向くと、そこにはすでに灰と化した森林が。もはや、これまでか…。
と思ったが、それはペットのポコチンの仕業だった。ゲベルトケルカッツァも灰になっていた。
弁慶丸「こいつ…死んでる?」
ゲベルトケルカッツァを倒した、1の経験地を手に入れた。1ゴールドはおじさんに奪われた。
ロナウドはレベルが上がった。政令の剣が使えるようになった。
ポコチンはレベルが上がった。HPの表示がおかしくなった。ああああを覚えた。
ポコチンはリアチュウに進化した。
リアチュウ「リアチュウ!」
かくしてリアチュウをヒロユキに預けた一行は、オーメンの塔近くの町に着いた。
ハットリ「ここまでついてきたのか」
「私の背を追うのはもうやめろ!お前はお前だ!」
ロナウド「別に追ってねぇし!お前誰だよ!つうかオレはオレだ!」
ウボシ「ふざけるな!どうせ貴様が殺したんだろ!」
ゼン「別に悪いことをしてなくても、捕まれば犯罪者なんだよ。
…自分が悪いことしてないとは言わないけど。」
ウボシ「殺人犯と一緒にいられるか!俺は自分の部屋で寝る!
この事件は終わったら、結婚するんだ」
ウボシは自宅に入っていった。
「ズドーーーーン」地響きとともにウボシの家が潰れた。
アミーニー「また失敗しちゃった・・・、だけど負けたくないの。
天国のお父さんとお母さん、見守っていてね」
ピーポ「ちょっと署まで来い」
と言ってピーポ君はゼンを署に連行した。
またも無実の罪で懲役10年だがそれはまた別のお話。
ロナウド「これがオーメンの塔か…」
その塔は天高くそびえたち、最上階は見えない。
アフレ「ごめwwwwwその塔オーメンの塔じゃなくて俺の塔wwww
オーメンの塔は隣のやつwwwwこの塔は俺がどんどん高くしたwwww
このままどんどん高くして俺は宇宙に逝くwwww」
全員「vipper氏ね」
アフレ「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
バンボ―「この塔、オマエんちの天井より低くない?」
その通り、オーメンの塔はただの台だった。 ○
コーマン「よくぞたどりついたのぉ〜」 ○ /|\←コーマン
ロナウド「なんて威圧感だ」 ロナウド→ <|> /\
思わず勃起してしまうロナウド。 /\| ̄ ̄ ̄|←オーメンの塔
コーマン「ヒョッヒョ・・・!! 久々にいい股間をしておるわ!!」
タブン「争いなんて良くないですよ。話し合いで解決しましょうよ」
コーマン「問答無用!それに、ワシに勝たなくては魔法は覚えられんぞ
くらえ、デフレスパイラル!」
デフレスパイラル、商品の値段が下がり、労働者の給料も下がる。
そして失業者も増える恐ろしい魔法だ。(詳細不明)精神的ダメージで立っていられるものなど…。
いや、いた、ニートのオポニューラおじさんだ。
コーマン「ばっ…馬鹿な…効いていないじゃと?」
オポニューラ「あまいな、コーマン。オレはニートだ!
労働してないから給料も下がらないしもともと失業している!」
コーマン「!?」
オポニューラ「今だ、ロナウド!!」
ロナウド「くらぇ!政令の剣!!」
コーマン「ヒョッ…ヒョッヒョ…!!この技が敗れたのは何百年ぶりのことか…
以前敗れたのは、ロナウド、おぬしの伝説の先祖じゃ
このデフレスパイラルを授けよう。
伝説の力(フォース)を身につけて世界の危機を救うのじゃ」
ロナウド「世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!オレはオレだ!」
バンボ―「それでロナウドの伝説の先祖って?」
コーマン「はて?なんじゃったかのぉ、何百年も前のことじゃし…最近物忘れが激しくてのぉ」
バンボ―「なんでもいいから、聞かせてくれよ」
コーマン「………………………………………おや?おぬしら、どちらさんじゃ?」
タブン「てめえにゃ生きる価値はねえんだよ!塵になりやがれぇぇぇぇぇ!」 つづく?
ア二メ化決定!
全米が震撼!!そして全米が泣いた!!
おお!久しぶりに覗いたら新作が…
決め台詞入れなきゃいけないから大変だなw
>>84-87 GJ!
>>1 今さらだけど、このゲーム(?)のタイトルは
なんて言うのかね?
とりあえず第二話までのパーティー編成はロナウド、王子、ニートみたいだな。
冬原勇平♂
17歳
時空の歪みによってこの世界に跳ばされたごく普通の高校生。モンスターに襲われて逃げている途中でロナウド一行に出会う。
「ちょっとマジすか!かなりヤバいんすけどー!!」
もっこりもこみち
38歳
股間がもこってる。
「触ってごらん」
94 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/07(水) 19:34:18 ID:pc8D6WFv
面白いゲーム?アニメ?ができると聞いて、やってきますた♪
うはwwwwww神キター!
村長
40歳
「私が町長です」
村人1
♂25歳
いつも街の入り口に立っている青年。街の名前を言ってくれる。
職業はニート
「ここは魔王城です。」
村人(E)
♂78歳
ラストダンジョンの一番奥にいる。
「これが世界を危機に陥れた生物です。」
オレはオレだ上げ
ジィコ・ジャパヌ
男 54歳
「ネッ、ボールはトモダチ」
残された力、デフレスパイラル
バンボー「どうすんだ?ロナウド?コーマンが残した力、本当に受け取らねぇの?書物みたいだし燃やしちまうか!?」
タブン「でも、危機を救うには、これを継承しなければならないんですよね…」
数分の沈黙の後、書物にロナウドが近ずいていった。
バンボー「おっ!決心ついたか!ヨッシャ燃やすか!!」
タブン「待って下さいどうやら違うみたいですよ…」
ロナウド「バンボーの言うとおり今、ここで燃やしちまってもいい…でも、もし本当に『世界の危機』ってやつがくるんなら、誰かがこの力を持ってなくちゃいけないと思うんだ…俺がそれにふさわしいとは思わない、ふさわしい奴が表れたらすぐにそいつに渡す。
それまで、俺が持ってようとおもうんだ。」
バンボー「そうかー…んじゃさっさと受けういじまおうぜ!どうすればいいのかなっと」
タブン「ロナウドが真剣に考えたのにもう少しかける言葉はないんですか!」
ロ「いいんだよ奴なりに、励ましてくれてんだよ」
タブン「僕にはそうはみえませんけど…;」
バンボー「なにごちゃごちゃ話てんだ書物を開くぜ…」
バンボーが書物に手をかようとした瞬間、突然書物から光がはなったかと思うとロナウド達の目の前に二人の人らしき巨大な物がたっていた…
?1「我の名は、コノス・レア・ホ・バッカリヤー」
?2「私の名はもっこりもこみち」
見上げんばかり巨体にロナウドたちは慌てた
バンボー「な、なんなんだよ!コリャよ」
ロナウド「敵かっ!?」
タブン「塵にしてやるぜっ!」
タブンが斬りかかる
タブン「ハアッ!!」
瞬間、空間が波を打ったように揺れタブンは弾かれた。
コノス「我らはこの書物の番人」
もこみち「さあ、ロナウドよ今こそ、その力を受取りなさい…」
唖然とする二人にロナウドは不思議と、恐怖はいだかなかった。
ロナウド「何故、俺名を?」
コノス「知ってどうする?」
ロナウド「フン、そうだな、そんなことはどうでもいいな…で、どうすればその力は貰えるんだ?」
もこみち「触ってごらん」
言われるがままに、ロナウドの手が書物に触れると書物は独りでに開きだした…
ロナウド「?、なにも書いてないぞ?」
コノス「読んで字の如し。『無』だ。」
そういうと二人の巨人きえていった…
叩かれそうだから、もうやめとくね
もっこりもりあがりアゲ
バンボー「わけわかんねぇな『む』だとよ。」
タブン「目に見えるものが全てではない、ということでしょうか?」
ロナウドはゆっくりと目を閉じ書物に触れた…
頭の中に声が響く
?「さあ、デフレスパイラルを授けましょう…」
ロナウドが光に包まれた…が、
バチチチチッ
?「!!!!!」
一同「!?」
バンッ!凄い音と共にロナウドは弾かれた!と同時に光の中から何かが弾きだされた。
?「痛った〜…」
バンボー「なんだ!何か出てきたぞ!」
出てきた者は、バンボーをキッと睨み
?「何かとは何だ!私にはスー・ゴイワ・ザ・カン・ガエッタって言う名前があるんだよ!」
そう怒鳴ると今度は、ロナウドを睨むと
スー「あんた!まだ一番最初のフォースとってないでしょ!?」
ロナウド「最初?これが最初だけど…
ズパンッ!ロナウドに右ストレートが直撃する
スー「ちがぁぁう!いきなりデフレスパイラル覚えようなんて、ギラ飛ばしてベギラゴン覚えるようなもんよ!!」
タブン「なんですかそれは…;」
スー「もう!初めのフォースは東のルーナ・マリアが最初だってこの書物にかいて…ないか…とにかく東に行きなさい!途中にある街を経由すれば比較的楽にいけるはずよ!私もついてってあげるから!」
マシンガンのように早口で喋るとその少女は強引に仲間に入り先頭を歩きだした
バンボー(別についてこなくてもいいのにな…)
ズパンッ!
スー「聞こえたぞ…」
スー「私の力をみくびってるな」
そういうとスーは呪文らしきものを唱えた
スー「スー・ゴイワ・ザ・カン・ガエッタ
「エターナルフォースブリザード!!」
大気が凍り氷柱ができた
一同「おおっ!?」
スー「フフンッ!一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させて、相手は死ぬんだから!」
タブン(死んじゃまずいでしょ死んじゃ…)
スー「ん!?なんかいった?」
バンボー「ま、まあとにかくすごいらしいゼ!なっ!ロナウド!」
ロナウド(えっ!?)「う、うんそうだな!」スー「でしょでしょさ!いくよ!」
満面の笑顔でスーは歩きだした…ロナウドたちははいいしれぬ不安をかかげながら…
〜東の街ピエタ〜
村人1「ここは魔王城です」
スー「フフッ♪」
ズパンッ!
村人1「す、すみません…ここは東街ピエタです…」
バンボー(おいおい!村人にも容赦無しかよ!)
その時一人の男がボールを陽気に蹴りながら走ってきた
男「シュート!」
バン!ボールはロナウドの顔面に直撃
男「ボクはジーコ・ジャポンヌ!シュート!」
バン!タブンの顔面に直撃!
タブン「野郎…塵にしてやる……!」
ジィコ「ね!ボールは友達!」
ロ・タ「死ね!」
ジャパヌでしたすみませんorz
ロナウド「とりあえず、今日は宿を取ろう。外も暗いし」
タブン「そうですね」
バンボー「ヨシ!そこの宿にとまろうぜ!」
ドンッ!すれ違いざまにロナウドは肩をぶつけた
ロナウド「あっすみません」
?「いいよいいよ!ん?ああ…君がロナウドか俺はアーッ!」
バンボー「どうしたんだ!?」
?「何がだ?俺の名はアーッ!」
タブン「だからどうしたんです!?」
ロナウド「ん?もしかして名前がアーッ!なんじゃ?」
バンボー「なに名前がアーッ!?」
タブン「名前がアーッ!?」
アーッ!「そうだよ俺はアーッ!」
ロナウド「よろしくなアーッ!」
バンボー「ヨロシク!アーッ!」
アーッ!「こちらこそアーッ!って気軽に
ズパン!ズパン!ズパン!
スー「クドイっ!!!」
一同「ごめんなさい」
〜一夜明け〜
スー「とりあえず、これより東に行くには関所を越えないといけないから、町長にパスを貰いに行きましょ!」
ロナウド「そうか、じゃ町長の所に行こう」
ロナウド「ここが町長の家だよな…」
スー「そうみたいだけど…」
バンボー「どう見ても'村,長家ってかいてあるよな…」
タブン「ええ…」
一時の間をおいたあと
スー「考えてもはじまんないでしょ!いくよっ!」
112 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/13(火) 19:10:39 ID:FlGFdZ9S
フィリピ・リーナ(38)
「ワタシ、シラナイ、コムギコ カナニカヨ」
何この文豪?
ガビ━━━(゚Д゚)━━━ン ス、スレ伸びてる――――!!!??
イイヨイイヨー(゚∀゚)ガンガン逝こうぜ!!
漢戦隊ひげレンジャー
悪の組織「ヒーゲッソリー」から世界のひげたちを守るために組織された秘密の組織。
隊員はリーダー赤ひげに続いて、青ひげ、みどひげ、桃ひげ、黒ひげの五人
「赤い情熱赤ひげ!」
「青いクールガイ青ひげ!」
「カレー大好きみどひげ!」
「ショッキングピンク桃ひげ!」
「五人そろってひげレンジャーだだ今参上!」
コンコン!ガチャ…
バンボー「ごめんくださいねっと…うわ、この家お前ん家より天井低くね?」
村長「おや、こんにちは私が町長です。」
タブン「あっ、挨拶が遅れてすみません。私はタブンといいます、さ、みんなも挨拶して…」
バンボー「あ、ああ…」
スー「うーん…」
なぜか二人は首を傾げている
ロナウド「どうしたんだ?バンボー」
バンボー「どうって…なあ…」
とスーの方を見る
スー「何か、おかしいような…」
(→)村長「はっはっはっ!私は(→)町長でここはその家。何もおかしい事はありませんよ」
タブン「そうですよ、町長さんに失礼じゃないですか!」
スー「言いたいんだけど、言ってはいけないという圧力をかんじるわ…」
バンボー「ああ…」
(→)村長「所で、どのようなごようけんですか?」
ロナウド「あっ、俺達東の関所のパスをもらいにきたんです。」
村長「そうでしたか、しかし…」
ロナウド「どうかしたんですか?」
村長「いや、実は関所の近くにヒーゲッソリーという組織がアジトを儲けて、関所を封鎖しているんです…それどころか街の人の髭まで刈るしまつ…関所はともかく髭を刈る事は断じて許せん!」
バンボー(逆だろ逆!)
村長「そこで私は傭兵を雇い何人か送りこんではいるのですが……所で、あなたたちは、かなり腕のたつお方たちとおみうけしました。どうか、ヒーゲッソリー壊滅にご協力ください!壊滅のあかつきにはパスを差し上げましょう!」
バンボー「まかせてください!僕たちにまかせれば組織の一つや二つ…」
ズパンッ!
「痛てっ!」
スー(あんたバカじゃないの!?そんな安うけあいして!)
バンボー(仕方ねぇだろ!腕のたつ〜なんて言われちまったんだから…ウフフフフ…)
ロナウド(コイツ昔から誉めに弱いからな〜…)
村長「おお、ありがとうございます!では、さっそくこれがアジトの地図です!どうかよろしくお願いします!」
バンボー「はいっ!!」
ロ・ス・タ「はい…。」
〜ヒーゲッソリアジト前〜
バンボー「ここがそうか…皆!気を引き締めて行こうぜ!」
一同「お〜…」
ガサッ!
ロナウド「誰だっ!」
草むらにロナウドは剣を構える
バンボー「おい…3つ数えるうちに出てきな、じゃないと射抜くぜ…!」
キリキリキリと、つるがしなる
?「ちょっ待って下さいよ〜冗談キツイッスよ〜」
何とも軽そうな口調で草むらから出てきたのは、見た事もない黒い服そうに身を包んだ、若い男だった
スー「あんたここがどこだかわかってんの!?よくモンスターに襲われなかったわね〜」
?「え?モンスターいんの?チョットまじすカ!かなりヤバいんでしけど〜!」
スー(なんかムカつくわ…)
?「俺、冬原勇平っていいまス!なんか〜ゲーセンで〜ピコッてたら地震きて〜いつの間にか、ここッスよ〜所で何であんたらそんなカッコしてンの?何?コスプレ?それなら俺チョットは興味あるっていうか〜ま、他人の趣味だし?口だしは…ビュン!!
キラッ
バンボー「おおっ!?なんか飛んでったぞ!?」
スー「あたしが飛ばした」
バンボー「どこにだよ!」
スー「わかんない」
タブン「いいんじゃないですか…なんか軽そうな人でしたし…」
ロナウド「そうだな…」
バンボー(ええーっ!?)
モンスターとか、キャラとか増えないと物語がすすまんね…
120 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/14(水) 10:34:01 ID:VNv2ZcMw
良スレage
121 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/14(水) 11:44:26 ID:3q7gm4as
ロナウド「あそこが裏口が…よし、行くぞ。」
ガチガチッ
バンボー「まあ、鍵はかかってるはな、普通…」
スー「何も入れる所は扉だけじゃないでしょ?」
そういうとスーは両手を合わせ呪文を唱え始めた…
バンボー「おいおい!こんな所でぶっぱなすきか!?」
スー「バカ!なわけないでしょ!いいから見てなさい…ほいっと。」
ピキピキピキッ
スーの手から出た氷の橋が、ゆっくりと太くなりながら二階の窓に伸びていく。
タブン「へぇ…こんな事もできるんですね」
スー「まあ、使いようね、さ、いきましょ!」
バンボーが一番に橋に足をかける
バンボー「よっしゃ行くぜ!うわっ無茶苦茶すべるじゃねぇかこの橋!手すりぐらいつけろよ!作ったやつの心があらわれとるな〜」
スー「落とすよ…」
バンボー「スー様!この橋の具合最高ですね!!」
ドンッ
バンボー「ああぁぁぁ…」
ロナウド(マジかよ…)
スー「でも、橋より階段のが、良かったかもね〜」
一同(……)
ガチャ…
バンボー「へへっ!二階は空いてるぜ…」
スー「……。」
ロナウド「広間か…」スー「!!皆!入っちゃだめ!」
ガン!ガン!ガン!窓に鉄格子がかかり扉ロナウドとバンボー、スーとタブンが二つにわけられた
ロナウド「!!」
バンボー「くそっ!何だ!」
タブン「全部鉄格子がかけられてますよ!」
スー「どいて!窓枠ごと吹き飛ばす!!」
スーが両手を合わせる
キィィィィン!!
シュウゥぅ…
スー「!プロテクトがかけられてる…!」
タタンッ
バンボー「何だっ!」
タタンッ!タタンッ!
ロナウド「部屋の中で何かが飛び回ってるぞ
!!」
タタンッタタンッ
ジャ!!
その飛び回っていた生物?はバンボーの目の前で止まった
あげちまったorz
123 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/14(水) 12:52:05 ID:5YdQh19S
亀田ABCDが現れた!
ゾワッ
バンボー「や‥やっべぇ…!」
ロナウドが素早く近寄る
ロナウド「バンボー!離れろ!精霊の剣!」
タンッ!
人間離れした速さでロナウドの剣を避ける
バンボー「うわっ!はっえぇぇ!」
ロナウド「!!」
バンボー「クソ!貼り付けにしてやるぜ!」キリキリキリッ
ビュン ビュン
物凄い速さで矢がはなたれた
ダンッ!
?「キィィィィ!」
怪物の腹に矢が直撃する
バンボー「どうだっ!」
ロナウド「何だコイツは人間?体に付いてるのは…毛…か?」
体中を真っ黒な毛で覆われた怪物は直も動こうとしている
タブン「どうしたんです!こちらからではよく見えません!」
バンボー「ああ、もう片付いた…
ブワッ!
怪物の矢に打たれた腹の部分がボロボロとくずれはじめる…
ダンッ!!
ロナウド「くそっ!」
怪物はロナウドに襲いかかる
ガンカンッ!キィィン!剣が弾かれる
ロナウド「!!」
ザンッ!
ボタタタッ
ロナウド「し…ま…」
バンボー「まずい!ロナウドがやられた!!」
タブン「!!糞野郎!塵にしてやる!!」
ガギィィン!
鉄格子が弾けとぶ
タブン「ハアッ!」
ブン!タブンの剣は空を切る
スー「傷がかなり深いわ!早く回復を…」
タブン「街の人たちの毛でこんな怪物作りやがって!スー!奴を凍らせろ!!」
スー「えっ!?」
タブン「いいから!やれっ!」
スー「もう!やってやるわよ!ハァァ!!」
ビキビキ!!
タタンッ!
スー「ダメ!速すぎる!」
バンボー「じっとしてやがれ!」
キリキリキリ…ビュン!ガッ!
再びバンボーの矢が怪物を貫く
?「ギィィ!!!」
バンボー「動きが取れるまでしばらく時間があるはずだ!スー!」
スー「うん!これなら…!ハァァ!!」
ビキビキビキッ
怪物の体が氷づけにされる
?「ガァァ…」
タブン「再生できないくらいコナゴナにしてやる!!塵になれ!」
パァァン!怪物は氷の粒になってくだけちった…
バンボー「早くロナウドの傷の治療を!
スー「ええ!」(回復のフォースは正直得意じゃないんだけど…そんなの言ってられない)
「ハァァ!」
少しずつロナウドの傷がふさがっていく
スー「良かった…」
バンボー「あぶねぇ…」
ダタタタタタタタタタタタタタタ
タブン「何だ!」
バンボー「マジかよ…」
暗闇から出てきたのは先に倒したばかりの怪物…それも何十頭という数が喉をならしていた…
スー「こんなの無理……」
怪物がとびかかろうとした瞬間
?「まてぇぇぇぇい!とう!」無駄に高い場所から五人が飛び下りてきた
ごめ…亀田みのがした。亀田のがよかったな…
とりあえずヒーゲッソリ偏だけは終わらせます。
下手ですがもう少しだけ我慢を…
ベージュ
男・10歳
さすらいの召喚士、怪物玉という宝具を使い何かをを捕まえたり今までにあったキャラを召喚出来る。
「ロナウドゲットだぜ!」
スー「何なのあんたたち!?
?「よくぞ聞いてくれた!我々は赤い情熱赤ひげ!」
?「青いクールガイ青ひげ!」
?「カレー大好きみどひげ!」
?「ショッキングピンク桃ひげ!」
?「五人そろってひげレンジャーだだ今参上!」
ドカーーーン!!物凄い勢いで色つき煙幕があがる
一同「ごほごほ」
赤ひげ「ヒーゲッソリーは我々の敵でもある協力するぞ!!喰らえぇ!ナクッル・インパクト!!」
そう叫び怪物からかなり離れた所で拳を振る
ドッガァァン!
赤ひげが拳をふったさきで物凄い爆風があがり、怪物が吹き飛んだ!!
赤ひげ「どうだ!ナクッル・インパクトの威力は!!」
桃ひげ「リーダーカッコイイ〜!」
みどひげ「よっ!流石リーダー伊達じゃないね!」
赤ひげ「ナーハッハッハッ!もう一発いくぞナックル・インパクトぉぉぉ!!」
ドッガァァーーン!!
バンボー「あれって…」
スー「ええ…手榴弾投げてるだけよね…」
赤ひげ「シャャ〜ラップ!!!」
桃ひげ「なんてことを言うの!?」
バンボー「触れちゃいけなかったのか…」
スー「みたいね…」
赤ひげ「全員ナックル・インパクトの準備!!」
ひげレンジャー「がってん!!」
タブン(がってんって…)
ひげレンジャーたちはそう叫ぶと手榴‥ナックル・インパクトを放ち続けた!
ドガァァン!!!
青ひげ「あらかたかたずいたな…」
桃ひげ「貴方たち!リーダーがこなかったら今頃死んでたわよ!!本当にその腰についてるのは飾りかしらっ!」
スー「なんだとぉ…この全身タイツ女が!!」
桃ひげ「な…なんですって!!」
あかひげ「まぁまぁ!落ち着け!桃ひげ」
桃ひげ「リーダーがそういうなら…」(このガキ!)
スー(変態タイツが!)
タブン「所で先ほどから、後ろにいる黒い人はだれですか?」
レンジャー「!!!!」(しまったぁぁ!黒ひげを忘れとったー!」
赤ひげ「黒ひげよ!忘れていたわけではないぞ!ヒーローは遅れてくると言うでないか!なあ皆!」
青ひげ「そうだよ!」
桃「気にしないでね!黒ひげ!」
みどふげ「カレーでも食って元気だせ!な!?」
黒ひげ「ばってん、どげでんよかです。」
一同(えぇーーなまりー!?)
ううん…気を失っていたロナウドが目を覚ました。
ロナウド「ハッあの怪物は!?」
バンボー「心配すんな!ここのタイツ達がたおしてくれたぜ!」
レンジャー(またタイツって…)
パチパチパチ
手を叩くおとが広間に広がった
赤ひげ「出たな!亀田」
亀田「いなにも、ワシが亀田や。」
焦るな!亀田のセリフがかなにもになってるぞ?だがGJだ
亀田「わしのかわいい部下をようもこんな、殺してくれたなぁー」
バンボー「うるせぇ!街の人のひげをつかってこんな怪物作りやがって!」
亀田「なんや騒がしいのがおるなぁーぼくちゃんよいこでねんねしなっちゅうてな!ヒャヒャヒャヒャ」
スー「今のネタが分からない人は、ボクシング好きのお友達に聞いてみてね♪」
ロナウド「誰にはなしてんの?」
スー「私のフォースで吹き飛ばしてあげるわ!亀田!」
ロナウド(シ‥シカト…)
スー「ハァァ!!」
キィィィィン!
バリンッ
亀田「そんなもん避けりゃ恐くないわい!」
赤ひげ「ナックル・インパクト!」
ドカァァン!
亀田「アホかわしはチャンピョンになるんやで?きくか!」
赤ひげ「こうなったら必殺わざだ!」
レンジャー「がってん!」
亀田(がってんて…)
赤ひげ「この技は時間がかかる!亀田をひきつけといてくれ!!」
亀田「させるか!アホッ!」
キィィィィン!?
ロナウド「お前の相手はこっちだよ!ザコにやられた分お前にかいさせてもらうぜ…!」
スー「ハァァ!ほいっと!」
ピキピキピキ
スーのフォースが亀田の足を捕える
亀田「しもた!あしが動かへん!!」
ロナウド「いまだ!精霊の剣!」
133 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/14(水) 17:42:28 ID:3q7gm4as
ロナウドの剣が亀田の左脇腹から右肩にかけて切り裂く!
亀田「ぐおォ!このくそぼっこがぁぁぁ!!」
キリキリキリ…ヒュンヒュン!
ダンダン!
バンボー「どうだ?俺の弓の味は?」
亀田「ぐぞお!よぉも右腕をぉ!ワシはチャンピョンになる男やで!?チャンピョンの腕をお前みたいんなんが傷つけて、ええわけないやろ!!」
ブン亀田のストレートがバンボーを狙う!
バンボー「やっべぇ」
ギィィィン!
亀田「!?」
タブン「ふぅ…しっかりしてください、こんなの食らったら即死ですよ?」
バンボー「ワリィワリィ」
タイツ「貸し1ですね」
亀田「なにをごちゃごちゃしゃべっとんねん!!」
レンジャーズ「またせたな!準備ができたぞ!」
ロナウド「よし!みんな離れろっ!」
ザッ
スーの氷はいぜん亀田のあしを縛りつける
亀田「糞がぁ足がうごかへん…!!」
レンジャーズ「喰らえ!ホーリーキャノン!!」
一同(ああ‥バズーカだ…)
だが、あえて誰も口にださなかった
ドカァァン!
亀田「なんでや…チャンピョンになるワシがこんなやつらに…!ククッでも弟はまだすごいで…正直ワシ以上や…」
ロナウド「さよならだ…精霊の剣!」
亀田「ガァァ!暗い!暗いのはいやや!いやゃ…」
タブン「最後はなんだか、かわいそうですね…」
バンボー「だな…」
スー「命を奪わずに解決できればいいのにね…」
ロナウド「そうだな…」
〜アジト外〜
赤ひげ「いや、今回は本当に助かったよ!また会うこともあるだろう!そのときはよろしくな!」
ロナウド「ああ!」
ガッ
ロナウド達とレンジャーズはそれぞれ握手をかわす
バンボー「またな!」
青ひげ「へへっ!」
バンボーは青ひげと
タブン「なんか照れ臭いですねw」
みどひげ「まあ、そういうなw」
タブンはみどひげと
スー「またね、タ・イ・ツさん♪」
桃ひげ「またねオ・チ・ビちゃん♪」
ギュュュュウ
スーは桃ひげと
ロナウド「それじゃ俺はもう行く…!!!」
赤ひげ「どうし…!!」
一同(黒ひげを忘れとったーー!!)
黒ひげ「ばってん、おれはどうでもよか…」
赤ひげ「ま、まぁ後で飲みにでもいこうぜ黒ひげ!それじゃあロナウドよ!アディオス!アミーゴ!!!」
そういうとレンジャーズは走ってさっていった
一同(…わからん)
だが、あえて誰も口にださなかった!!
スー「関所解放したしこれで東にいけるね!」
バンボー「髭も刈られずに済むしな!」
タブン「ですね」
ロナウド「よし!パスをもらって東に行こうぜ!」
ヒーゲッソリー偏〜完〜
何かつなげにくい終りかたでゴメン。
とりあえず、ロナウド達は東のルーナに第一のフォースをもらいに行ってる最中です。
パーティーは
ロナウド
バンボー
タブン
スー(本当はもっと長い)
の4人です。これから書く人への参考にとかきました。では、次のひとよろしく!!
ロナルド=オパニョーラ
享年89歳・男
伝説の子孫の先祖。唯一墓地を救うことができる「亡霊の拳」を使える。
「ご先祖様とか腐乱死体(ゾンビ)とか、よくわかんねぇ。
オレはオレだ!」
マック・マクド
地方によって呼び名がかわる。
「〜なんてピクルスの入ってないハンバーガみたいなもんだ!」
138 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/15(木) 11:50:49 ID:NfcGGgX3
としひこ・たはら魚
海のモンスターやたら群れたがる。
攻撃はミズデッポウ
口ぐせ「ぼぉくだよぅ」
トッテモオ・ソロ・シイヤツ
世界を恐怖に陥れるためにやってきた異形のモノ
七つの海を荒らし、大地を荒廃させようとするが
仕舞い忘れたコタツにすねをぶつけて死ぬ
「うお、いたっ!って誰やねん!こんなとこにコタツ置きっぱなしにしてるのはー!
って俺やーーーーー!!!」
「バルトの楽園」
なんかCMでやってる
あがっとかんかった
チキチキボーン
骨と鶏肉でできたアンデッドモンスター、こおばしい匂いを放ちながら襲ってくる。
「かかってこいや!チンパンジーども!!」
バンバ=ムンム
上級の悪魔。
人間の中年男性のような姿をしており、漆黒の暗黒魔剣「ハグルーン」を振るう。
「わめくがいい!そして絶望の淵に沈んでゆくがいい!」
コダ・マキヨシ
名司会者。コアなファンが結構いるとかいないとか…
「大事な大事なアタックチャ〜ンス!」
ロリコン
「回転アタック」「きりもみアタック」などの必殺技を得意とする雑魚モンスター
正式名称ローリングコンドル
「くぇぇぇ!きぇぇぇい!」
カントク
今ではしがないオッサンだが昔は蹴球で活躍してたらしい
本名アルトゥルアントゥネスコインブラ
マ・ジーン
魔王が送り込んできた大鎌「シャンテダニゲル」を使うの刺客。かげが薄い
相手を暗黒空間に引きずり込み必ず殺すという自分で考えたスゴい技「ダークフォースカタストロフィ」を使う
「見つけましたよ伝説の子孫の生き残りロナウド殿・・・私は親愛なる魔王陛下が送り込んだ第1の刺客マ・ジーン・・・」
「・・・あのー、人の話をちゃんと聞いてください・・・・」
ギンジ(62)
発明家、しかし発明では食べていけないため何でも屋もうけおっている。
「プラッチックとポットペトルじゃな」
所で、職人はもう居ないのかな〜
また漏れが書いてもいいかな(´・ω・`)コノママオワラセルノモッタイナイ‥
一人よがりショーになりそうで怖いんだよなー
それは違うね!
自分の描いたものが第三者的にはどうなるのか非常に興味深いものさ。
だから出来るならば作って欲しいと思っているよ、キャラ多くて俺には無理だったし。
君に出来ないこと、僕は出来るかもしれない。
でも僕に出来ないことが、君は出来るんだ…。
152 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/19(月) 19:37:39 ID:rodMKvR5
150(150)
小説家
「それは違うね!
自分の描いたものが第三者的にはどうなるのか非常に興味深いものさ。
だから出来るならば作って欲しいと思っているよ、キャラ多くて俺には無理だったし。
君に出来ないこと、僕は出来るかもしれない。
でも僕に出来ないことが、君は出来るんだ…。」
〜平原〜
ガラガラガラガラ
ロナウド一行は関所を越え、東のルーナへ会いに行くため馬車に乗っていた…
スー「ヴゥ〜…」
バンボー「何だよ、さっきから‥寝れねぇじゃねぇか」
スー「…ちわ‥い…」
バンボー「へ?」
スー「きもち悪い…」
バンボー「まて…」
ロナウド「おい…」
タブン「まさか…」
スー「ゲ〜…‥」
一同「ひぃあぁ〜…」
馬車の主人「何考えてんだ!馬車の中で吐きやがって!!」
タブン「すっすみませんっ!」
ロナウド「スーがまさか乗り物酔いするとはな〜」
バンボー「先に言っとけっつうの!」
スー「ヴー…」
馬車の主人「とにかく!目的地までは乗せて行くから、着いたら掃除してけよ!」
一同「ハイ…」
〜東の果ての街ミラ〜
バンボー「くそ〜えらいめにあったゼ。」
ロナウドはぐったりしているスーを背負う
ロナウド「ヨイショッと、まずはスーを宿屋に預けよう。」
タブン「そうですね、このままでは無理でしょう」
バンボー「ちっ巫女が目の前だってのに…」
タブン「まぁまぁ、私たちも休まないとピエタから動きっぱなしですよ。」
バンボー「そうだな‥よし、食料でも買うか!タブン付き合えよ!」
そういうとバンボーは一人で歩きだした
タブン「でもスーが…」
ロナウド「いいよ、俺が宿屋まで、つれていってしばらく様子見てるから。」
タブン「そうですか‥それじゃ私たちも、すぐ宿屋にむかいますから。」
ロナウド「ああ。」
遠くからバンボーの声が響く
バンボー「おい!なにやってんだよ早く行こうぜ!」
タブン「わかりましたよ!それじゃあ…」
ロナウド「ああ、またあとでな。」
ロナウド「もうちょっとだからな、ガマンしろよ。」
スー「ヴン…」
しばらくスーをしょいながら歩いていると宿屋が見えてきた
ロナウド「ここか…」
ガチャ
宿屋の娘「いらっしゃいませ。お二人ですか?」
ロナウド「いや、後で二人くるんで3人部屋と1人部屋お願いします。」
宿屋の娘「かしこまりました。では015号室と016号室の鍵になります、015号室は3ベッド016号室は1ベットとなります」
ロナウド「ありがとう。」
宿屋の娘「部屋は二階にございます。どうぞごゆっくり…」
トントントン二階に上がると部屋の扉が広がっていた
ロナウド「えっ…と016‥016‥ここか。」
ガチャ
ロナウド「へぇけっこう広いんだな‥ほら、スー横になるぞ」
ドサッ
スー「ありがとう…」
ロナウド「しばらく休んでろ、寝ればよくなるさ。」
スー「うん…」
そういうとスーは直ぐに寝息をたてだした
スー「ス-ス-…」
ロナウド(よっぽど疲れてたんだな…おやすみ)
一方バンボーたちは本来の目的とは、大きくそれていた…
バンボー「見ろ!酒屋があるぜ!」
口が早いか足が早いかバンボーは走りだした
タブン「どこいくんですか!店はこっちですよ!!」
バンボー「バカヤロー!酒屋は店じゃねえってのか!!」
タブン「確かにそう‥じゃないですよ!!食料を買いにきたんでしょうが!」
バンボー「おい…」
バンボーがタブンの目をじっとみつめ…
バンボー「まかせた!!!」
ダダダダダダッ!!
タブン「ええっ!?」(ってか速っ!!ハァァ結局一人ですか…)
〜バー〜
カランカランッ
マスター「やあ、いらっしゃいませ」
バンボー「結構いい感じの店だな。」
マスター「ありがとうございます…さ、おせきえどうぞ」
バンボー「ああ」
ギシッ…バンボーはカウンターに座り店を見渡した、ライトが照らされており中央のステージのグランドピアノが照らされている
バンボー「何かイベントでもあんのか?」
マスター「ええ、いつもはあそこで、演奏があるんだけど、今日は休みなんですよ。」
バンボー「マジかよ〜!ついてネェゼ…そいつどんな野郎なんだ?マスター?」
?「フフッ…こんな野郎よ」
バンボー「!?」
マスター「やあ、来てたのか。休みの日に店にくるなんて物好きな奴だ…」
?「そういわないでよ、お兄さんお隣いいかしら?」
突然あらわれた女性にバンボーは戸惑いをかくせなかった
バンボー「あ…ああ。いいぜ…」
?「アナタお名前は?」
バンボー「人に名前を尋ねるときは自分から、名乗るもんだぜ」
?「フフッごめんね、私はゾーラ‥そちらは?」
バンボー「俺はバンボーだ」
ゾーラ「よろしくね、バンボーさん♪」
バンボー(何だコイツは馴れ馴れしい…)
156 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/21(水) 20:50:59 ID:t+rGZ8BY
ドーーーーーーン
隕石がおちた皆死んだ
糸冬
アフラック・ハンガク 男 34歳
在野武将という名のニート。
いつも酒屋にいってアルバイトをしている
「>156よ待て、それは公明の罠だ!」
江之島剛♂
35歳
公立ドネルケバブ高校の体育教師
ばりばりの左翼
「君達、これから身体測定を行うのでこれに着替なさい。」
ユビキタス
(1800〜1863)
19世紀の学者で、主に情報処理技術について研究していた。しかし彼の研究は時代の先をいきすぎており、当時は理解されなかった。国籍不明
160 :
ゲーム好き名無しさん:2006/06/25(日) 16:15:42 ID:D0ddHdO1
初夏津 涼(しょかつりょう) 女 12歳
ロナウド軍の軍師
軍師のくせに頼りない幼女
「はわわ、ご主人様敵が来ちゃいました」
>>161 なんで軍師なのに、敵が来ちゃったくらいで
あせり口調なんだよw
マヌート・ビンツェンツォ
♂ 22歳
仲間が200人いる義賊エカタードシュルツェをまとめる若きリーダー。どんな時でもジョークを言い一見軽い男に見られがちだが、味方や女の子のピンチの時はどんな事があっても駆け付けるようなやつ
「エカタードシュルツェのリーダー城島・・・じゃなかった、マヌート・ビンツェンツォ只今参上ってねぇ!!」
>>162 なんか三国志ネタのギャルゲーだかエロゲーだかで、そんなキャラが
いるらしい。
タブン「まったくバンボーさんは…。」
愚痴りながら食料の買出しをするタブンのもとに、
突然男が走り寄ってきた。
江之島剛「君はうちの高校の生徒だな。早く来なさい!」
タブン「え、いや、ちが…。」
反論も聞かず、タブンを抱えて走る江之島。
連れて行かれた先は、どこかの学校の体育館だった。
乱暴に放り投げられて気を失うタブン。数分後、彼は目を覚ました。
タブン「う・・・ここは?」
マック・マクド 「ここは公立ドネルケバブ高校の体育館さ。」
横にいた男が話しかけてくる。
タブン「高校?私はここの学生ではないんですが。」
ドウ・テイ「あんたも無理矢理連れてこられたクチか。俺もだよ。」
マック「俺もだ。だが、あの教師は人の話をまるで聞かない。」
マック・マクドは残念そうに首を振りながら話す。
マック「話を聞かない教師なんて、ピクルスの入ってないハンバーガみたいなもんだ!」
ドウ・テイ「あの野郎、元エロゲ主人公の俺をこんな目にあわせやがって。ボコボコにしてやる。」
そこに現れた江之島が叫ぶ。
江之島「そこっ、私語は慎め!」
ドウ・テイ「うるせぇ!俺はーーーー童貞だーーーーーーーーーーーー!」
ドウ・テイが江之島に襲い掛かる。
だが、逆にあっさりと殴り飛ばされてしまった。
地面に横たわるドウ・テイに多数のローリング・コンドル…ロリコンが殺到する。
ロリコン「くぇぇぇ!きぇぇぇい!」
数分後、タブンとマックの目に映ったのは、ロリコンに肉を喰われて骨だけになったドウ・テイの姿だった。
江之島「さて…君達、これから身体測定を行うのでこれに着替なさい。」
マック「こいつは逆らわない方が良さそうだな。」
タブンは唾をゴクリと飲み込んだ。
ロナウド「あいつら遅いな。ワケ分かんねえ!」
ロナウドは呟きながら、寝ているスーに目をやる。
こうして寝ていると、普通の少女だ。
ロナウド「…よく見ると可愛いじゃないか。」
じーっとスーの寝顔をみつめるロナウド。
自然と顔が近付いていく…。
コダ・マキヨシ「大事な大事なアタックチャ〜ンス!」
突然、窓の外で男が叫んだ。
大声に驚いてスーが飛び起きる。
その拍子に二人の唇と唇が触れ合った。
しばらく二人の動きが止まる。
先に動いたのはスーだった。
スー「な、な、な、なにやってんのよ!このスケベ!」
我を取り戻したロナウドが窓を見る。
ロナウド「違うんだ!突然窓の外で男が叫んで…。」
2人が窓の外を見た時には、あの男は既にいなくなっていた。
ロナウド「あれ?ワケ分かんねえ…。」
スー「ワケ分からないのはこっちよ!どうしてくれるのよ…あーもう!」
ロナウド「い、良いじゃないかキスくらい!減るもんでもないだろ!」
スー「…最っ低!出てけ!」
スーは顔を真っ赤にしてロナウドを部屋から締め出し、
壊れるんじゃないかと思うほどの音をたててドアを閉めた。
ロナウド「はぁ…。みんな、早く帰ってきてくれ…。」
その頃、バンボーは酒を飲みながら、
ゾーラという女性に今までの冒険の話を聞かせていた。
ゾーラ「へぇ、あなた勇敢なのね。」
バンボー「まあな。まったく、ここは天井も高いし女性も綺麗…良い店だ。」
ゾーラ「あら、お上手ね。」
バンボー「本当のことだよ。あんたは良い女だ。」
酔っ払っているせいなのか、それとも彼女の魅力のせいなのか…。
既にバンボーの警戒心は消えうせていた。
2人が談笑していると、学者風の男が近付いてきた。
???「あなたゾーラさんですね?」
ゾーラ「そうですが…。」
バンボー「なんだよアンタ。」
ユビキタス「これは失礼。私はユビキタス。ちょっと研究に疲れて
あなたのピアノを聴きにきたのですが…今日は弾かれないのですか?」
ゾーラ「そうだったの。そうね、今日は気分も良いし、一曲弾いてみようかしら。」
バンボー「おお、良いね。ぜひ頼むよ。」
ゾーラはバンボーに軽く会釈をしつつ、グランドピアノに座ろうとする。
その時…突然バイトの男が叫んだ。
アフラック・ハンガク「ゾーラよ待て、それは公明の罠だ!」
ゾーラは表情を一変させてピアノから飛びのく。
一瞬遅れて、ピアノの椅子が突如爆発した。唖然とするバンボー。
バンボー「な、何が起こったんだ?」
ユビキタス「チィ!しくじったか!?私の情報処理技術は完璧だったはずなのに!」
逃げようとするユビキタスの前に、骨と鶏肉でできたアンデッドモンスターが立ちはだかる。
バンボー「チキチキボーンだと…!どうなってるんだ!」
混乱するバンボー。ここに何故モンスターが…そう思った次の瞬間だった。
ゾーラ「なぜなの?私は戦いたくなんてないのに…。」
ゾーラの長く美しい髪が蛇のように、艶やかな肌がウロコのように変わっていく。
バンボー「そんな…。」
???「に、逃げてください!」
立ちすくむバンボーの腕を少女が引っ張り、店の外まで連れ出していく。
バンボーが店を出る直前に見たのは、石になっていくユビキタスの姿だった。
ロナウドが宿屋のロビーで佇んでいると、
バンボーと見知らぬ少女が駆け込んできた。
ロナウド「バンボー、ちょうど良かった。スーの機嫌を…。」
バンボー「それどころじゃない!この街…ミラはやばいぜ!」
ロナウド「なんだって!どういうことだ?」
少女「ロ、ロナウドさんですね。あなたを狙う刺客がこの街に来ています。」
ロナウド「君は?」
初夏津 涼「私の名は初夏津 涼。
えっと、世界を救えるあなたを主として使えるべく、馳せ参じました。」
ロナウド「そうか。ヨロシク。」
涼「よろしくお願いします!ご主人様。」
ぴょこんと頭を下げる涼。
ロナウド「それで、さっきの話だが。」
涼「はい!さっき、酒場であなたを狙うモンスターを罠にかけようとしたんですが…。」
バンボー「………。」
涼「仕留め損なっちゃって、奴らを本気にさせたみたいです。ここがバレるのも時間の問題。
早くこの街から出ないと危険です!」
ロナウド「それはまずい!すぐにスーを…。」
ふと、言葉に詰まるロナウド。バンボーが首をかしげた。
バンボー「スーがどうしたんだ?もう回復してるんだろ?」
ロナウド「いや、まぁね。バンボー、スーを呼んできてくれ。タブンは…。」
バンボーとロナウドがハッと顔を見合わせる。
ロナウド「タブンはどうした!?」
バンボー「買い物の途中ではぐれて…まだ商店街かもしれない。」
涼「まさか公立ドネルケバブ高校に連れて行かれたのでは…!」
スー「ドネルケバブ高校…モンスターの養成機関ね。戦いの練習に拉致した人間を使うとか。」
ふと見ると、スーが支度を整えて階段を下りてくる。
ロナウドと目が合うと、顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。
バンボーと涼は気付いていないようだ。
バンボー「よし、タブンを助けに行くぞ!」
4人はドネルケバブ高校に向かった。
街はすでにモンスターで溢れかえっていた。
4人はロリコンの群れを蹴散らしながら、ドネルケバブ学園に辿り着いた。
ロナウド「やっとついたな…あれは!」
見ると、校内でタブンと数人の男がチキチキボーンに囲まれている。
チキチキボーン「かかってこいや!チンパンジーども!!」
タブン「くそっ、もう逃げられない!こうなったら、一人でも多く塵に…。」
150「…俺が血路を開く。2人は先に行け。」
マック「あんた…死ぬ気か?」
150「…俺は小説家なんだ。だが、今書いているこの小説はまだ未完成でね。
なんとしても完成させたいが、このままじゃ全員死んでしまい、小説は未完のまま終わる。
タブンさん。君は生き残り、この小説の続きを書いて欲しい。」
タブン「小説なんでどうでもいいでしょう!今は生き残らないと…!」
150「それは違うね!
自分の描いたものが第三者的にはどうなるのか非常に興味深いものさ。
だから出来るならば作って欲しいと思っているよ、キャラ多くて俺には無理だったし。
君に出来ないこと、僕は出来るかもしれない。
でも僕に出来ないことが、君は出来るんだ…。」
タブン「150さん…。」
150はタブンに原稿の束を預けると、チキチキボーンの群れに突撃して行った。
僅かだが、包囲に隙が出来る。
マック「行くぞ!タブン!ヤツの思いを無駄にするんじゃねえ!」
マックはタブンを連れ、チキチキボーンの大群をすり抜けた。
チキチキボーン「しまった!だが、逃がしはせん!」
2人に気付いたチキチキボーンが自分の一部である骨を投げつけてきた。
あわやというところでマックがタブンを庇う。
マック「ぐはっ!」
タブン「マックさん!どうして!」
マック「何度も言わせるんじゃねぇ…。行けタブン!お前が150の小説を完成させるんだ!」
マックは最後の力を振り絞って窓を割り、タブンを校外に投げ飛ばした。
校外で倒れるタブンのもとに、ロナウド達が駆け寄る。
ロナウド「大丈夫か!」
タブン「み、みんな。大丈夫です。それよりも…。」
スー「中にいた男は…もう駄目だわ。」
バンボー「さっさと逃げるぞ!ここにいたら奴らに囲まれちまう!」
涼「はわわ、ご主人様敵が来ちゃいました!」
5人が前を向くと、闇の中から魔物が2体現れる。
バンボー「…あんた。」
1人は大鎌を携えた大男。もう一人は魔物となったゾーラだった。
ゾーラ「出来れば…アンタとは敵として会いたくなかったわ。」
バンボー「俺だって、あんたを射抜いたりしたくはない。」
ゾーラ「その男…ロナウドを殺せば全てが終わるわ。残ったあなたに危害は加えない。」
バンボー「それをさせるわけにはいかねえ。こいつの家の天井は低いが…親友だからな。」
しばしの沈黙。
大鎌を携えた男がゆっくりと口を開く。
マ・ジーン「見つけましたよ伝説の子孫の生き残りロナウド殿・・・
私は親愛なる魔王陛下が送り込んだ第1の刺客マ・ジーン・・」
ロナウド「バンボー…お前…。」
バンボー「そういうわけでな。退けないんだよ、俺も。」
ゾーラ「退かないと、あなたまで殺さなければならなくなる!」
バンボー「何故だ!何故俺達は敵対しなければならない!」
マ・ジーン「・・・あのー、人の話をちゃんと聞いてください・・・・」
バンボー「君は本当は戦いたくなんてないんだろう!」
ゾーラ「…でも、この醜い姿は戦うためのもの!戦わないわけにはいかないのよ!」
バンボー「醜くなんてない!君は…。」
マ・ジーン「話を聞けえ!あーもーキレた!使うよ。スゴい技使っちゃうよ。
俺オリジナルのダークフォースカタストロフィ使っちゃうよ!!」
マ・ジーンが叫ぶと、彼の周囲の空間が真っ暗になり、周囲の物を吸い込みだす。
スー「あ、暗黒空間!まずいわ!あれに引きずり込まれたら戻って来られない!」
涼「はわわ・・・」
バンボー「ゾーラ…うおっ!?」
ロナウド「バンボー!!」
ゾーラに気を取られていたバンボーが、暗黒空間に引きずりこまれそうになる。
ゾーラ「アンタは…。」
突然ゾーラがバンボーの腕を取り、暗黒空間から脱出させた。
同時に、マ・ジーンの目を凝視する。
マ・ジーン「貴様、何を!うぐああああ!!」
マ・ジーンの体が徐々に石となっていく。
マ・ジーン「おのれ…ならば、貴様だけでも…!」
石になりながらも、根性でゾーラを暗黒空間に引きずり込むマ・ジーン。
だが、マ・ジーンの体が動かなくなると共に、暗黒空間も閉じていく。
バンボー「ゾーラ…何故…。」
ゾーラ「アンタはいい男だったけど… ごめんね… 本当にごめんね…。」
ゾーラの言葉が終わると同時に、暗黒空間は完全に消滅した。
その場には、5人だけが残された。
バンボー「…ゾーラ…ゾーラァァァァ!!」
無人の学園に、バンボーの叫び声が響いた…。
終わり
ロナウド・バンボー・タブン・スー・涼
の5人は街を脱出し、引き続き東のルーナに向かいます
あとは誰かよろしく
ゾーラの酒場からノートにずっとストーリーかいてたんだが、なかなか載せる時間がなかった…と思ったら誰か書いてくれてた!
イイネ!ガンガン行こうぜ!
スー「ここがルーナの居る神殿よ…」
バンボー「にしても何だこの暑さは!息をするだけでも一苦労だぜ!」
バンボーがそう言うのも無理はなかった。
神殿の周りは熱気をおびており、景色が歪んで見えるほどだった…時折、吹く風は正に熱風と言う言葉がふさわしかった…
ロナウド「さっきまでは普通だったのに…」
タブン「境界線があるみたいに気温がかわりましたね…」
ロナウド達の顔からは、汗が滴る。
スー「そりゃそうよ、ルーナが司るフォースは《炎》よ。私たち巫女には各々に特価した能力があるの…私の《氷》みたいにね。」
バンボー「けどお前の所は、寒くはなかったぜ…」
ロナウド「そうだな、涼しいくらいだったか。」
スーはハァとため息をつくと重い口を開いた…
スー「それは単純に‘力’の差よ…ルーナは全巫女の内最も長生き最も力のある巫女…眠っている今でさえ、ルーナの力が周りの環境に影響を及ぼしてるの…」
ロナウド「スーと同じ巫女ってことは、やっぱり試してくるのか…力を…?」
スー「たぶん…」
ロナウドはうつ向いたままスーに問掛ける
ロナウド「今の俺たちの力を見て…勝てそう…か?」
スー「たぶん…無理。」
タブン「そんな…」
バンボーがスーに駆け寄る
バンボー「おいおい!お前、最初んなこと言ってなかったろ!最初はルーナだー!とか言ってたじゃねぇか!なんでいまさら…」
スー「フォースを求めてくる者は星の数ほどいるわ…我欲のために…権欲のために…今まで何人もの人が力を求めてきたわ…そんな時ルーナが言ったの…
私を最初にしろって…私に消されるようじゃ危機から、世界を救うのは無理だ。力が無いものは私が全て葬ってやるって…貴方も我欲のためだけに力を求めてるんだと思った…」
バンボーの顔付きがみるみる変わっていく
バンボー「お前今までそんな風に俺ら見てたのか!?そんな…そんな気持ちで俺達と旅してきたのかよ!?」
スー「ちがうちがうっ!!そんなんじゃない!貴方たちを見ていく内にそれは違うってわかったの!!でも…でも、今のままじゃ勝てない…勝てないんだよ!?…ねぇ…ロナウド?
今じゃ無くてもいいんじゃない?もっと―もっと力をつけて!それからでも…いいんじゃ…」
ロナウド「―今’やらなくていつやるんだ…?もし…もしこれ以上強くなれなかったら?誰か英雄が現れるまで待つのか?その間に危機が来たら?」
スーは言葉を詰まらせる
スー「そ、それは…」
ロナウド「俺は行くよ。」
スー「死ぬかも…それでも?」
ロナウド「ああ…行く。」
ロナウドの横にタブンが並ぶ
タブン「私も同感です。」
バンボー「ああ!そうだよな!行こうぜ!」
ロナウド「スーはここで待っててくれ…。」
スー「えっ…」
ロナウドは微笑みながら続ける
ロナウド「絶対戻ってくるから。」
バンボー「ハァァ!」
ピンッ!バンボーはスーにデコピンをすると
バンボー「バカタレ!俺達が死ぬか!俺が死ぬのはこの世から楽しみが無くなった時…だな!」
そう語るバンボーの顔に先ほどまでの、険しさは消えていた
ロナウド「じゃ行ってくる!」
タブンは一礼をして…
バンボーは手をひらひら振りながら…三人は神殿に入っていった
バンボ―「ったく!凄い暑さだな…」
タブン「ええ…」
ロナウド「……」
一歩一歩進む度に熱が増すような感覚に襲われながら…少しずつ…確実にロナウド達は神殿の深部へと向かっていった。
バンボ―「しかし無駄に広いな…しかも、これだけの広さがありながら人が生活できそうな部屋が無い…」
ロナウド「ああ…ここの巫女はどれだけの時をここで、過ごしたんだろう…」
タブン「考えたくはありませんね…」
しばらく歩くと道が開けた
ロナウド「!」
バンボー「なんだ…こりゃ…」
タブン「人…?ですか?」
開けた広間の真ん中には燃えるような紅水晶が、脈を打つように光輝いていた。
そしてその水晶の中には一人の少女が閉じ込められていた
バンボー「生きてんの…か?」
タブン「この人がルーナ?」
その時、神殿に声が響きわたった
?(ダレダ?)
バンボー「!!」
ロナウド「貴方がルーナですか!?貴方に用があり赴きました!」
?(ナニヨウダ?)
ロナウド「貴方に力を貸してもらいたいんです!」
?(クク…ハーハッハハ!)
タブン「!!皆さん水晶の中の人が…」
先ほどまで水晶に閉じ込められていた少女の姿が、そこにはすでになかった…
バンボー「ど…どこだ!?」
?「私がルーナだ…」
水晶にいた少女が今度は奥にある椅子に座り、じっ…とこちらを見ていた…
ロナウド「ルーナ…今世界は危機的状況になりつつ有ります!そのために貴方の力が必要なんです!」
ルーナの口から笑が溢れる
ルーナ「ククッ…ココに来る者は同じ事しか言えぬのか?何百もの人が来、そして同じ事を言い消えていった…貴様らは、幾数百の時を越えても学ぶということをしない…なにが欲しい?権力か?力か?金…か?ククッ」
バンボーが前にでる
バンボー「おいガキ…あんま調子乗ってんじゃねーぞ…」
ルーナ「威勢のいいのが居るねぇ…そら!」
ピンッと指を弾くと小さな火の玉がバンボー目がけて飛んできた
バンボー「何だその魔法は?叩きおとしてやるぜ!」
ゴッ
ロナウド「!!バンボー避けろ!」
バンボー「何でだ!?」
タブン「早くしなさい!」
タブンがバンボーの体をグッと引く!
ドサッ!
バンボー「痛って…なにすんだ!」
タブン「見なさい!」
火の玉が壁に当たった瞬間、回りの壁が吸い込まれるように火の玉に飲み込まれていった
ルーナ「今のは避けて正解じゃな…受けていればお前は今ここにはおらんよ」
ボナパルト 男 29歳
フランソ軍総指揮官
巧みな用兵で連戦連勝する天才将軍
甘党
「世の辞書に不可能と言う文字は無いと思う」
バンボー「クッ…!すまねぇ…タブン」
タブン「悔いてるヒマはありませんよ!」
既にルーナの手の平には、次の火の玉が用意されていた
ルーナ「よく今までその程度の腕で、生き残ってこれたもんじゃ…そらっ。」
火の玉はロナウドに向けて放たれる
ロナウド「クソッ!」
ロナウドは横に避けた…と言うより、倒れこんだと言う方が正しいかもしれない
ロナウド「避けるだけでも一苦労だな…」
バンボー「なら、火の玉撃つ前に仕留めるまでだ!!」
キリキリキリッ…ヒュンヒュンッ!!
ルーナ「フンッ…」
パシッパシッ!ルーナはバンボーが放った矢を素手で受け止めたかと思うと、バンボー目がけて投げかえしてきた!
ルーナ「かえしてやるよ!」
ビッンッ!!
バンボー「ナッ!?」(避けきれねぇ!)
ドッ!!投げかえされた矢はバンボーの肩に命中する。
バンボー「グアァ!」
タブン「バンボー!!野郎…塵にしてやるぜ!」
タブンはルーナに疾風の如く斬りかかった!
ルーナ「おっと!危ないねぇ…そんな事されちゃこっちも、道具ださないとねぇ…ククッ…」
ゴゴゴゴッ
炎がルーナの両手で渦を巻く
ルーナ「こんなのはどうだい?」
炎が剣の形に変形する…しかし、その形はロナウド達が今までに見た事のないものだった
バンボー「何だよ…あの剣は…?」
ルーナの両手には、紅蓮に燃える細身の剣が握られていた
ルーナ「これは刀って言ってねぇ…人を斬るためだけに作られた、人斬り包丁さ…」
タブン「そんなもんで俺が切れるのかよっ!」
ルーナ「試してみるかい?」
タブンはルーナ目がけて斬りかかる
タブン「っリャア!」
ルーナ「そらっ!」
タブンとルーナの剣が交わる!…タブンは考えていた。これほど細身の剣ならば自分の剣と打ち合いになれば、そのまま打ち落とす事が出来るのではないか?そして、そのまま切り裂く事が出来るのではないか?と…
しかし、それは直ぐに過ちだと、きずかされる…
ルーナ「力み過ぎたよバカ。」
タブンの剣がルーナの刀に触れた瞬間、ルーナは刀を反らせる。タブンの剣は刀を沿うよにして地面を斬りつけた
ルーナ「あんたはもう少し力をぬきな…」
サクッ…刀がタブンの足に突きたてられる
タブン「グッアァ!!」
バンボー「タブンから離れろ!ッリャア!」
ヒュンヒュン!
ルーナ「あんた弓の腕はなかなかのもんだね…でも…」
カンカンッ
ルーナはいとも容易く弓を打ち落とす―シュンッ
―瞬間ルーナの姿がバンボーの視界からきえた
バンボー「どこ…」
ゾワッ
鳥肌がたつ感覚ににバンボーは目を、自分の下にやる…そこにはバンボーを見上げるルーナがいた…
ルーナ「近付かれた時はどうするんだい?」
バンボー「しまっ―」
バシッ!
ルーナはバンボーの弓を叩き落とす
ロナウド「バンボー!!」
ゴゴゴゴッ
ルーナの瞳の色が紅く燃えあがるように染まる
ルーナ「ロナウドあんたの相手はあとだよ…」
ギンッ
一睨みされるとロナウドの体は硬直してしまった
ロナウド「か…体が…」
トンッ
バンボーの腕に刀を立てる
バンボー「グッ!!!」
ズッ…バンボー腕から刀をゆっくりと抜く…シュウウ…刀の先に着いたバンボーの血液が蒸発する
ルーナ「さて…次はあんただよ…ロナウド。」
ピキピキピキッ!ルーナの足元に氷の足枷が出来る
ルーナ「……。」
ブンッ!ルーナが刀を一振りすると足枷は脆くも溶けてしまった…
ルーナ「…スーか。」
そこには外にいるはずのスーの姿があった
ロナウド「スー!何で…」
スー「みんな…皆戦ってるのに一人待つなんてできないよ…」
ルーナ「久しいな、スー…」
スー「もうやめよ…ルー!これ以上やるなら…これ以上やるなら私も戦う!!」
ルーナ「それが私でもか?」
スーは黙って頷く
腕を押さえたままうずくまっていたバンボーが叫ぶ
バンボー「バカヤロー!なにやってんだ!さっさとロナウドを連れて逃げろ!」
しばらく黙っていたルーナが口を開く…
ルーナ「よかろう…ではこちらも全力でいくぞ!!!」
スー「ロナウド…私は逃げないよ…!ハァァ!!」
ビキビキッ
氷の柱がルーナに向かって伸びる
ブンッ!ルーナが刀を振ると火柱が上がりスーに伸びる
ギィィィィ!!
氷と炎のフォースがぶつかり合い空間が歪む!
ルーナ「力をつけたな、スー
ルーナ「だか…まだ迷いがあるな。」
パリィィン!
炎は氷を砕き、スーを弾き飛ばした
スー「…アァ!」
ロナウド「スー!!」ロナウドはスーに駆け寄る
ルーナ「このまま全員にとどめを差してもいいが…よし。」
ロナウド「…!?」
カチャ…ルーナは両手の刀を構え直す
ルーナ「私が今から、全ての力を込めた一撃をロナウド、あんたにむけて叩き込む…それを受け止めてみな!そのまま私ごと切り裂いてもいい!それができればフォースをやろう。
…だか。もし、受け止めきれなかった時は、あんたは燃えカスも残らなくなってるよ…。どうする?それでもやるかい?」
カチャ…ロナウドも、また同じく剣を構えなおす
ロナウド「選択の余地は無いんだろ?」
ルーナの口から微かに笑が溢れる
ルーナ「そのとおりだ…行くよ!!」
ゴゴゴゴゴゴッ!!
ルーナの刀が紅蓮に燃え上がり、大気が悲鳴をあげる…熱で周囲は歪み息をするのも困難だった
ドクンッドクンッ自分の心臓が脈打のが聞こえてくる
ロナウド「ハァッハァッ!」
魔王ライオット・マラドーナW世
男 2435歳
別次元の魔王。この世界の魔王が封印されていると聞いて今が侵略のチャンスと思い単身やって来た。女に免疫が無い。
因みにレベルは1000
「あのさ〜、ラスボスって何処にいるかな?」
スクルトン
体がクルトンで出来ている人骨の形をしたモンスター。
意外と脆い。
「ちょwwwおまwwwwこっちくんなよwwwwwwwww」
ロナウド(やれるか…?どうする…考えろ!刀は二本だ、どうやって同時にうけるかだ…一方を受ければもう一方…か、)
スッ…
スーがロナウドの剣にそっと手をやる…
スー「私は絶対…諦めないよ。」
ロナウド「スーお前…!」
スー「大丈夫…大丈夫だから。
…今から剣に私の氷の魔力を全て注ぎこむ!でも…持ってるロナウドにも影響があるかも…しれないんだ…。」
ロナウドは微笑みスーの手の上に自分の手を重ねる
ロナウド「構わないよ…。一緒に行こうぜ!」
スー「う…うん!…よし…いくよ!!」(魔力を極限まで研ぎ澄まさないと!)
ビキビキビキビキッ!剣身の周りに冷気が集まる。やがて冷気は魔力を帯びた氷となり、剣を包み込む!気温は急激的に下がりロナウドの後ろの壁は氷がはりだしていた。
ロナウド(グッ…手、手が…)
魔剣を手にしたロナウドも、またその影響を受けていた。指先の感覚は無くなり最早気力だけで剣を手にしていた。
スー「ロナウド!」
ロナウド「集中しろっ!!全力で注ぎ込め!」
剣の形が氷によってかわる
ルーナ(……!魔力で一時的にフォースが開放されたか…。)
スー「ハァッ…ハァッ…」
スーの意識が遠のく。ドサッ…
ロナウド「スー!!」
ルーナ「急激に魔力を使いすぎたな…さて…それそろいいかい?」
ロナウド(スー待っててくれ…)「……ああ!!」
ルーナのフォースとロナウドのフォースが空気中でぶつかりあう!
ダブン「ま…まずい!これに巻きこまれては…。」
タブンは足を引きずりバンボーの元へ向かう
タブン「バンボー!離れますよ!こちらまでやられてしまいます!」
バンボー「ハァッ…ハァッ…あ、ああ。クソッ腕が上がらねぇぜ…」
タブン「さぁ!はやく!」
バンボー(済まねぇ…ロナウド…何も今の俺には出来ねぇ…クソ!)
ギリッ…バンボーの唇から血が流れる。タブンの握り締めた拳からもまた、同じように…
ルーナ「ッリャアッ!!」
ルーナの二つの刃がロナウドに襲いかかる!!
ガギィン!!
ロナウドは魔剣でルーナの刀を受けた!ジュウゥゥ…!!
ロナウド(な、なんて力だ!止めきれないっ!!)
ルーナ「なにやってんだい!もう一本はどうするんだい!?」
ロナウド「グッ!!ッダッリャアァ!!!」
ガッ!!
ルーナ「ナッ!?」
ロナウドはルーナの刀の柄を握り締める!
ジュウュュ!!ロナウドの手が焼け、肉の焦げる臭いがたちこめる
ロナウド「アァアァァ!!」
バンボー「ロナウドッ!やめろ!手が…!」
ググッ!片手になった魔剣にルーナは力を込める!
ルーナ「片手で私の力が押さえきれるのかい!」
ロナウド「グッ…一撃を止めればいいんだろッ!!!ッリャア!!」
ロナウドは全ての力を込めた蹴りをルーナの腹にはなつ!
ルーナ「ナっ…し、しまった!!」
ドガッ!!
ルーナの体が吹き飛ぶ
ドッドサッ!
ルーナ「クッソッ…油断したねぇ…、まさか切る事でなく蹴ってくるとは…」
ロナウド「ハァッハァッハァッ!やり方はどうであれ、止めたことは止めたぜッ!!」
ルーナは吹き出したように笑う
ルーナ「ハッハッハ!!確かにそうだ!一撃を…だからね!」
ルーナ「……いいだろう!やるよ…第一のフォースを!」
ルーナ「っと…その前にロナウド…手を出しな。ハァァァッ…」
シュウウ…
ロナウドの手の重傷が、見る見る完治していく
ロナウド「手が…動く…!」
ルーナ「あんたたちも、いつまで座ってんだい!そらっ!!」
ルーナはバンボー達に手をかざす
シュウウ…
バンボー「傷が…」
ルーナ「スーはっと…魔力ばっかりはどうしようもないね。ま、スーが起きるまで二、三日休んでいくといいさ…」
ロナウドは不思議そうな顔で尋ねる
ロナウド「なんでこんなことを…?」
ルーナ「フンッ!始めっから殺すきなんて無いよ…殺すんなら真っ先に首を跳ねてるね!」
バンボー「で、でもお前、今まできたやつは全部殺したって…」
ツカツカツカ…スパコーン
ルーナはバンボーの頭を思いっきり叩く
バンボー「い、いってぇ!?」
ルーナ「あんたは半年ロムりなっ!!だ・れ・が・殺したなんていったよ?私は、け・し・たって言ったんだよ!」
ロナウド(え…な、なんかちがうの!?)
スパコーン!!
ルーナ「おおちがいだよ!」
ロナウド(うぅ…こ、声にだしてないのに…)
ルーナ「私たちには相手を転送させる力があるんだよ!あんたらスーと一緒にいて見たこと無いのかい?」
バンボー「そ、そういや!いつだったか…黒服の軽そうなやつ飛ばしてたな!!」
ルーナ「フンッあるんじゃないか…ま、どこに飛ぶかは分からんがな。」
一同(………)
ルーナ「今は疲れてるだろうから、今晩にでも教えてやるよ。ちょっとばかりコツがあるしねぇ…それまで休んどきな」
ロナウド「ありがとう、ルーナ。ん?そういえば、涼はどこいったんだ?」
タブン「そういえば…見ませんね、バンボー知りませんか?」
バンボー「ああ、涼なら近くの村で馬を買って来るように言っといたぜ。流石に歩きはきついからな。」
タブン「そうでしたか…ところで…」
不安そうなタブンの顔にバンボーは頭を傾げる
バンボー「?」
タブン「お金は…?」
バンボー「ああ!ちゃんと渡しといたぜ!」
ロナウド「ならいいんだけど…」
バンボー「神殿に来るようにいっといたからな。そろそろ来ると思うぜ!」
ロナウド「スーを寝かせて、外で待っとくか。」
〜神殿外門まえ〜
ロナウド「遅いな…」
ルーナ「魔物に襲われてなきゃいいけどね…」
バンボー「え…!?お、おいおい縁起でもないこというなよ!」
グエー
タブン「……?いまなにか聞こえませんでしたか?」
ロナウド「え?」
グエー
ロナウド「ホントだ何かの鳴き声のような…」
バンボー「お!涼が戻ってき…た‥ぜ‥」
ロナウド「!!」
タブン「!!」
グエーグエーグエーッ
凄い鳴き声と共に身の丈ほどもあるの鳥?に乗って涼があらわれた
ロナウド「…何…それ?」
バンボー「俺…馬って言ったよな…?何処をどう聴き間違えれば馬が、そんな奇っ怪な鳥になるんだよ!!」
タブン「しかも…三匹…」
涼「え、えーっとですね…その…実は…」
言い出しにくそうに、これまでの事を涼ははなしだした…
涼「実は…馬を買おうもお金が無くてですね…しかたなく安かった鳥を…」
ロナウド「…バンボー、いくら渡したんだ?」
バンボー「いくらって…この前みんなで振り分けたぶんだよ!」
タブンが深くため息をつく
タブン「ハァー…馬はそれの何倍もしますよ…」
バンボー「え…城じゃ毎日乗ってたのに」
ロナウド(金銭感覚ないからなぁ…コイツ…)
タブン「でも、それくらいのお金で、移動手段ができたのは奇跡的ですね…」
涼「そ、そうですよねー!」(ホッ)
ルーナが鳥に近く
ルーナ「コイツはチキチキボーンが魔物化する前の姿だねぇ…」 ロナウド「…!大丈夫なのか!?」
ルーナ「あー…ダイジョブ!」
一同(ウソだ…)
長くなってゴメン。とりあえず5人は魔力を手に入れ、次に向かう所です。
次の人よろしく
GJ!
下がりすぎ
ちょっと思いついたんだが、外伝みたいな物を書くってのもありかな?
べっ…別に今の流れが悪いって訳じゃないんだからね
いいんじゃね?流石に一本道だとネタ出ししにくいし。
流石にタイトルがないのは寂しいな…
>1が決めてくんないかな
196 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/05(水) 13:41:04 ID:p3vPJ8Z1
m9(^д^)
とりあえずそれっぽいキャラクターを考えようぜ
使ってないキャラも減ってきた
エメラルド 女 18歳
とある国の王女様
物静かで清楚な雰囲気を漂わせる気品のある女性
趣味はマラソン
吉田ハウスMK−2
築100年
伝説の錬金術師「吉田」が残した七遺産の一つ
一見ただの家っぽいが吉田の疑似知能がついてたり二足歩行ロボットに変形出来るなどの様々な機能を搭載している。
メガロドン
白い鮫。巨大な身体をしている数万年前まで実在したらしい…
>>195を見て、そういえば外見の情報がほぼ皆無だと気付いた。
これゲーム化すりゃ売れるんじゃね?
201 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/06(木) 11:37:19 ID:HeY1TZl8
ガチャ
__________
|_/⌒i______/ |
| `-イ|(●) 、(●)|
|ヽノ | ノ(、_)ヽ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バタン
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なんかこのスレ…
すごく…エターナルフォースブリザードです…
>203出てるから当たり前
ブル・シャーク(41)
船乗り
ロナウド達の乗る船にたまたまいた
「ちょっちょっ!!」
パティ・シェシチ 女 17
壊れかけた建物や木の扉、時には岩まで
手に持ったハンマーでブチ壊すのが何よりの楽しみ。
後先考えず、行き当たりばったりで生きてる明るい娘。
ロナウド「そういや、次はどこへ向かえばいいんだ?」
ルーナ「……」
数秒の沈黙。ルーナは少し考え込んでから、おもむろに何かを書き始めた。
ルーナ「えっと、次は古代遺跡”吉田ハウスMK−2”ね」
タブン「てゆうか、それあみだくじですよね?」
ルーナ「吉田ハウスMK−2は築100年の古代遺跡。アンデッド系のモンスターとかいろいろいるわ」
ロナウド「なるほど…気をつけたほうがよさそうだな」
バンボー「天井も低そうだしな」
涼「こ、怖いです…」
タブン(って全員スルーかよ!)
ルーナ「まぁ、ロナウドは伝説の子孫の生き残りだしあんまり気負いしないで気楽に行きなさい
それに…貴方のフォースは今までの中でもかなり強いほうだから」
ロナウド「フン、世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!! オレは」
バンボー「よし、そうと決まったら早速出発だ!」
涼「は、はい」
タブン「そうですね、ルーナさん、スーのことは任せます」
そして三人と二羽は、次の目的地”吉田ハウスMK−2”へ向かって走り出したのであった。
ルーナ「…あー、えっと…」
ロナウド「…オレはオレだ!つーか待てお前等ぁ!!」
――あと、ついでにロナウドも。
それから小一時間ほど後。
スー「ん…!こ、ここは?」
ルーナ「あら、目が覚めたようね」
スー「そう…そういえばあの時……ってみんなは!?」
ルーナ「大丈夫よ。ただ、元気すぎてもう出て行っちゃったけどね」
スー「そう…早く追いつかないとね。どこに向かっているの?」
ルーナ「…吉田ハウスMK−2よ」
スー「!そこは…ってどこよそれ?」
ルーナ「あー、結構最近作られた遺跡だからわかんないか」
スー「そうね…取り敢えず場所だけでも」
ルーナ「いいえ、私も行くわ。だって…」
意味ありげに遠くを見つめながら、ルーナは呟いた。
ルーナ「だって…アイツ達フォース受け取る前に出て行きやがったし!」
二人は顔をあわせ、同時にため息をついた。
同刻、吉田ハウスへ向かう道中。
バンボー「おいおいなんだよあれ…」
彼らの眼下では、数百人規模の軍勢がひしめき合っていた。
タブン「どうやら軍隊による盗賊狩りのようですね。ただ、予想以上に盗賊が多くて長期化しているようです」
ロナウド「ここを突っ切るのは無理そうだな。別の道を探すか」
そうして皆が引き返そうとしたとき、涼が口を開いた。
涼「いえ、皆さん…私に考えがあります!」
なんとなく書いてみた。ここまで。
ちなみに俺にはとくに考えが無いので誰か任せます。
イース・ト・フード
女だてらに『剣魔』と呼ばれる伝説の人斬り。借りを作るのが嫌い。たまに得物を無くして
「カタナカタナ…」と横山やすしみたいになる。
「…愉しませて貰おうか…このよき宴を…」
↑21才、女
エメラルド「さあ、盗賊団の方々をぶっとばしてさしあげましょう!」
ボナパルト「もぐもぐ…(チョコ)全軍突撃!チュパチュパ…(チュッパチャップス)余の辞書に不可能の文字は無い!……と思う。」
兵・賊「わーわー!」
エメ「まあ!不良品ですわ、それ。それでは代わりにわたくしの辞書を差し上げますわ。」
ボナ「いや…そういう意味では…」
ロナウド「うわ、おっぱじめやがった!ワケわかんねえ!」
スー「そうね。で、どうなの?」
涼「ひゃう!?な、何ですか?」
バンボー「いや、策があるって言ってただろ?さっき。」
涼「はわわ…そうでした。」
タブン「しっかりしてくださいよ…」
ベージュ「やぁ、俺の名前はベージュ。修行中の見習い召喚師さ。んで、こいつが俺のパートナーのリアチュウ!」
リアチュウ「リアチュウッ!!」
ベージュ「どう?結構可愛いだろ?」
リアチュウ「・・・やめろよ、てれるだろうが。」
そんなことをしてる間に草むらの前に到着
ベージュ「ここから先はモンスターが出る草むらか・・・・よし!行こうリアチュウ!!」
リアチュウ「リアチュウ!!」
野生のゲベルトケルカッチァが現れた!
ベージュ「行け!リアチュウ!」
リアチュウ「リアチュウッ!!」
ベージュ「リアチュウ!100兆ボルトだ!」
リアチュウは言うことを聞いていない
リアチュウはバンプの歌を歌った!
ゲベルトケルカッチァの鼓膜に60のダメージ
ベージュ「いいぞリアチュウ、やれば出来るじゃないか!」
ゲベルトケルカッチァは火炎を吐いた!
リアチュウに1000のダメージ!
リアチュウは灰となった。
ベージュの目の前が真っ白になった・・・
涼「では…この」
???「ちょっといいかな〜?」
涼「はわっ!?」
バンボー「!(いつの間に?全く気配を感じなかった…)」
???「あのさ〜、ラスボスって何処にいるかな?」
ロナウド「何だ?質問するときは自分の名前くらい名乗れよオッサン。でないとワケわかんねえ!まあラスボスがドコかなんてのもワケわかんねえけど。」
魔王ライオット・マラドーナW世「ふむ…我が名は魔王ライオット・マラドーナW世。異次元よりこの世界を征服にきたのだよ…お初にお目にかかる…そしてこれが最後だ。」
スー「何馬鹿なこと言ってんのよ…頭大丈夫?」
バンボー「よせスー!そいつ只者じゃ…」
魔「ひわばばば!あたあたあたあたあたあたまだた、だだぢだだだただいじゃうぶだと!」
バンボー「…あれ?」
涼「はわわ…大丈夫ですか?顔色悪いですよ。」
魔「ひょんむ!」
ロナウド「ワケわかんねえ…何なんだこのキモいオッサン…」
魔「ぐっ…人間風情が!まとめて消してくれる!ファントムクラッシャー!」
・・・・・・・・・・・
魔「あれ?」
ロナウド「なんだ?何も出てねえぞ。」
魔「こんな筈は…おかしい…ファントムクラッシャー!」
・・・・・・・・・・・
魔「あれ?まさかこの世界では波長が合わんと言うのかっ!」
スー「うっとおぉしいぃっ!」
魔「あっれエエエエエエエ!?!?!?」
異次元の魔王はどこかへ飛ばされた。
216 :
212、215:2006/07/13(木) 00:07:56 ID:nmBQdfRQ
涼「とにかくここを通るのが一番の道です。それにお馬さんも手に入れられます。」
スー「なるほ・・・アンタ今サラッと馬泥棒・・・」
涼「あっちは互いの相手をするのに精一杯ですから大丈夫です。」
バンボー「強引だな。」
マヌート「エカタードシュルツェのリーダー城島・・・じゃなかった、マヌート・ビンツェンツォ只今参上ってねぇ!!」
一同「!?」
タブン「カスタードシュークリーム?」
マヌート「違うっつ!『エカタードシュルツェ』だ!え・か・た・あ・ど・しゅ・る・つぇ!レイディたちの叫びが聞こえたから駆けつけたのさ。」
バンボー「エカタードシュルツェ・・・ってことはあれってお前の盗賊団じゃねえの?今戦ってんの。」
マヌート「うおっ!?アイツら俺の居ない時を狙って・・・卑怯な奴らめ・・・」
文才無くてごめん。あとたのむ。
じーじぇい!!
おお、俺が何も考えなしに出したパスが続いているとは。GJです。
つーかリアチュウ喋れんのかよw
219 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/13(木) 00:38:25 ID:rWt5ymWv
やめろよ…てれるだろうが…
吹いたw
あげちまった…スマソ
--------戦場近く--------
たったったったったっかしゃんたったったったった・・・・・
フードのついた薄手のコートを着た人間が風のように駆け抜けて行った。
マヌート「ん?今のは・・・」
ロナウド「ん?なんか落としてったぞ・・・刀?」
バンボー「見せてみろ。・・・かなりの業物だぞ、これ。」
涼「はわわ・・・みてください、ご主人様あの人すごいです。」
ロナウド「何?何だありゃ・・・ワケ分かんねえ!」
孔明に言われて視界を戦場に移すと、フードの剣士の周りには多くの兵が倒れていた。
バンボー「あれだけの兵を・・・一瞬で!?」
イース・ト・フード「愉しませて貰おうか・・・このよき宴を・・・」
ボナパルト「急に現れおって・・・何者かは知らんがやるようだな。だが!
ふふ・・・行け!ボナパルト3黒騎士よ!奴を始末するのだ!
余の辞書には(たぶん)不可能という文字など存在せぬということを示すのだ!」
エメラルド「ネーミングがまんまですわね・・・」
ボナパルト「・・・」(´;ω;`)ブワッ
エメラルドの ことば はボナパルトの こころ のきゅうしょにあたった!
黒騎士リーダー「フォーメーションJSAだ!」
黒騎士2「了解。」
黒騎士3「心得た。」
三騎の騎士が縦に連なって剣士に突撃する。
リーダーが加速を生かし、馬上から槍を繰り出す。しかし
リ「消え・・・あ、黒・・・がっ!」
踏み台にされると同時に兜と鎧の間に剣を突き立てられ、一瞬見えたイースの下着の色が最後の言葉になった。
3「ぎっ!」
二人目は悲鳴すら上げることなく喉を貫かれ絶命。三人目も兜割りで息絶える。。
ボナパルト「バ、バカな!ボナパルト3黒騎士がこうも簡単に・・・」
マヌート「流れるような動き・・・ンッン〜美しい・・・いいねえ、美しいものは。」
ロナウド「す・・・すげえ・・・やっぱワケ分かんねえ!」
イース「所詮は安物か・・・」
兜割りの衝撃に耐え切れずに砕けた剣を投げ捨て、腰に手を伸ばす。
イース「・・・」
ボナパルト「な、今度は何だ?」
イース「かたなかたな・・・・」
パティ・シェシチ「ちゃあんすっ!!!ボーナスいただきぃ!!」
この好機を逃がすまいと駆け寄る傭兵(行き当たりばったりの結果なった)ハンマー娘。
ボナパルト「あ、か、かかれー!」
それを見て少し遅れてボナパルトが必死で指示を出す。
兵「わーわー!」
パティ「きゃうっ!」
おかげでパティは兵の波にもまれ、まともに進めなくなってしまった。
ロナウド「盗賊団だとか、軍(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはオレだ!」
イース「これは・・・そうか・・・」
イースめがけて刀を投げつけるロナウド。得物を受け取ったイースと目が合う。何か信頼のようなものが芽生えた気がした。
兵「ひい」
イース「さて、続けようか。このよき宴を・・・」
まただらだらと駄文を・・・
ごめんね。おいらはじめてりれーしょうせつしたから、ごめんね
GJ!
こりずに投下
ボナパルト「な、何を怯んでいる!早く奴を斃すのだ!仕官先の世話でもボーナスでもくれてやるから早く!」
・・・・・・・・・・・・・
イース「この中に先刻の三騎士以上の使い手は居ないという事か…」
誰一人としてかかっていくものはいない。
イース「フッ…ならば雑魚に用は無い…あとは大将首ひとつあればいい…」
兵「ぐえっ!」
兵「黒…」
兵「あう!もっと踏んでエ!」
兵の何人かを踏み台にして包囲を抜け、まっすぐボナパルトの方へ疾走する。最後に踏んだ兵のコメントが理解できなかったのか、複雑な表情で。
スクルトン「大将の護衛なら安全wwwwwwしかも給料ヨスwwwwwうはwww俺テラアタマヨスwwww」
イース「…」
たったったったったったっ…
スクルトン「ちょwwwおまwwwwこっちくんなよwwwwwwwww」
イース「せいっ。」
スクルトンのボディは蹴り一発で粉々に粉砕された。派手に粉が飛び散り、頭が地面に落ちる。
パティ「やああああああああああっ!」
イース「…」
ひょい
スクルトンヘッド「ちょwww」
どがんっ!
パティの奇襲はかわされてスクルトンの頭を木っ端微塵にした。
パティ「やりますね!あたしはパティ・シェシチ!おねーさん、勝負っ!」
イース「…筋は悪くないな…私はイース・ト・フードた…『剣魔』というのはどうやら私の事だそうだ…」
ざわ…ざわ…
ロナウド「ケンマって何だ?ワケ分かんねえ!」
タブン「今話題の伝説の人斬りで、数多の戦場に現われ、名の知れた猛者を狩ってまわっているらしいです。」
パティ「先手必勝ぉ!」
邪神ココカ・イ・イノ
女 年齢???
この世界にいる十破壊神の一人
堅苦しいことが嫌いで、よく人間界に来てはカジノなどに行って遊び回ってる
たまにヤンキーに絡まれたりギャンブルでかもられたなどの都合が悪いことがあると、衛星軌道上までワープし、戦略的破壊魔法「コロニレザ」を放ってくる
「別に構わないけど、あんたら死んじゃうよ?」
パティ「せえい!やっ!はっ!とおりゃあっ!」
イース「フッ…遅い…」
パティ「こんのおっ!えい!てやりゃー!」
一心不乱にハンマーを振るうも、相手にはかすりもしない。地面が穴だらけになり、木が倒れ、岩が砕けるだけだった。
ボナパルト「何をしている!誰か援護してやれ!」
エメラルド「元気になった盗賊団の方々と戦うのでそれどころではなさそうですわ。」
ボナパルト「むむう…」
エメラルド「あら、大変。マラソンの時間ですわ。それではごきげんよう。」
エメラルドはボナパルトを残して走っていった。
ボナパルト「ちょwwww余独りぼっちwwww」(´;ω;`)ブワッ
パティ「当たれぇ!」
どごっ!
イース「そこまでだ…」
垂直に振り下ろしたハンマーは地面にめり込んだところをイースに足で押さえられる。
パティ「くっ…(とみせかけて)はっ!」
イース「…!」
ハンマーの柄からの白銀の刃での一閃。それは油断していた相手を斬った筈だった。
イース「…仕込み刀か…面白い試みだ…」
パティ「アドリブが得意ななあたしにピッタリの武器なんだけどね。やっぱダメか…でも、まだ負けないぞ!」
イース「フッ…一張羅に傷がついたか…久々に愉しませて貰った…そろそろこの宴も終わらせるとしよう…」
パティ「砕けろぉ!」
イース「眠れ…」
タブン「き…消えた…」
パティ「あ…」
パティが仕込み刀を戻し、ハンマーを振り上げた瞬間、相手は消えていた。同時に意識が薄れていく。
パティ「(あたし…死んじゃうのかな…)」
マヌート「エカタードシュルツェのリーダー城島・・・じゃなかった、マヌート・ビンツェンツォ只今参上ってねぇ!!(決まった!)」
崩れ落ちる少女が倒れる前にマヌートがお姫さま抱っこでスライディングキャッチ。
兵「マヌートだ!マヌートが出たぞ!こっちだ!」
賊「な、首領なんであんなトコに!」
マヌート「やべっ!にげろ!」
スー「ちょっ!バカっ!こっち来ないでよ!」
涼「はわわ、ご主人様敵が来ちゃいました」
ロナウド「誰だよ賊と兵で勝手にやってるから大丈夫とか言ったヤツ…この状況ワケ分かんねえ!」
兵「おい、そこのお前ら!さっきはよくも『剣魔』に刀渡しやがったな!」
スー「アンタも充分悪い気がするけど?」
バンボー「チッ、しゃあねえな…こうなりゃやってやるぜ。」
ボナパルト「助けてえええええええええええええええええ」
兵「!?」
バンボーが覚悟を決めた瞬間、ボナパルトがイースに追われて逃げてきた。
馬を全力疾走させており、後を追う剣士は徒歩であるにもかかわらず二人の距離は一向に開かない。
バンボー「悪いな。」
ボナパルト「ぬぐあああああああああああああああああああああああ!ぎょええええええええええええええええええ!」
バンボーの放った矢がボナパルトの肩をを貫く。ボナパルトは落馬し、腰を打ってもがいていた。
スパイダー小田桐
黒いコートに身を包み、あても無くさまよう孤高のガンマン。
マグナムの早撃ちでは未だ負けたことが無い。
「変態か…褒め言葉としてうけとっておこか…」
クロノ
中性的な外見。見た目は10代。魔術師っぽい。
ロナウドたちを助けるように誰かが創った。
大きな砂時計を抱えており、砂が全部落ちると消える運命。
「あなたは ゆうきと つよさと よろこびと きぼうと あい
なにを のぞみますか
わたしは あなたのために なにをしたら
あなたは よろこんで くれますか」
マヌート「よう大将、こっちは『剣魔』を雇ってる。今回は逃がしてやってもいい…が、これからまたこんなことがあったら…そうだな…」
ボナパルト「わ…わかった…約束する…」
マヌート「ふふん、交渉成立だな(ハッタリもかましてみるもんだねぇ)」
イース「逃げ回った挙げ句落馬か、不様だな…せめて苦しまずに…」
ボナパルト「ひゃあ!」
マヌート「待った!ごにょごにょ…」
イース「ふむ…いいだろう…かような者を斬ったところで面白味に欠ける…」
マヌート「じゃ、あとヨロシク。」
ボナパルト「くそっ、退却だ!全軍退けっ!」
イースにメチャメチャにされた軍はボナパルトの指示を受けて去っていった。
タブン「ふう…寿命が縮みましたよ…」
バンボー「やれやれだぜ…」
マヌート「まさかあの『剣魔』がこんな美人とは知らなかったよ。世話になってしまったお礼に今度ご馳走させてくれないか?いい店を知っているんだ。」
イース「断る、貴様に興味はない。」
マヌート「な…」
賊「ドンマイですおかしら!」
マヌート「しくしくしく…」
イース「それよりお前…」
ロナウド「お前じゃねえ!オレはロナウドだ!」
イース「ロナウドか…覚えておこう…さっきは世話になった…」
ロナウド「世話?」
イース「覚えていないのか・・・?得物のことだ。」
ロナウド「ああ、あれか。あれ位どーってことねーだろ。」
イース「フッ・・・ますます気に入ったぞロナウド。私は借りを作るのが嫌いな質でな・・・
困ったときは是を使うといい。いつでも私を呼び出せる転移アイテムだ。」
そういうとイースは銀の腕輪をロナウドに渡した。
ロナウド「いいのか?」
イース「言った筈だ。借りを作るのは嫌いだと・・・」
ロナウド「じゃあ貰っておくか。」
ぽかっ!
ロナウド「いてっ!いきなりなにすんだよ!ワケ分かんねえ!」
スー「な、何でもないわよ!ちょっと手が滑っただけなんだから!そっちこそ何デレデレしてんのよバカっ!知らないっ!先に行ってるからね!」
ロナウド「行っちまった・・・ワケ分かんねえ・・・」
イース「何か悪いことをしたか・・・?」
涼「はわわ、なにも無いと思います。」
イース「そうか・・・ならば私も行かせて貰う。」
たったったったったったった・・・
タブン「足、速いですねえ・・・もうあんな遠くに。」
バンボー「馬についてくくらいだからな・・・やれやれ、俺たちも行くか。」
パティ「う!いたた・・・」
バンボー「ん?生きてたのか。」
パティ「峰打ちだったみたい。ってお兄さん誰?」
バンボー「俺はバンボー。こっちの善人面がタブン、ちっこいのが孔明こと初夏津 涼。で、こいつが一応リーダーのロナウドだ。
本当はもう一人居るんだが・・・ロナウドの奴が『剣魔』に気に入られたのが気に食わなかったらしく、先に行っちまった。」
パティ「じゃ、行こっか大将!」
ロナウド「は?」
バ・タ・涼「へ?」
パティ「どうかしたのみんな。『剣魔』に気に入られた者同士仲良く行こーよ!」
バンボー「あ、ああ・・・」
こうしてまたパーティーが増えた。ロナウドが小声で「ワケ分かんねえ・・・」と言ったのは内緒だ。
また駄文を晒してごめんなさい。バンボーの紹介のトコに変な改行入ってごめんなさい。
個人的にはスクルトンが好きだwwwwww
おお、結構話が進んできた。GJ
なんか落雷で停電してPCがネットにつながんないよ…
――余談。
タブン「はぁ…ちょっとまずいですね…」
バンボー「ん?なに景気の悪い顔してるんだ?家の天井でも低くなったのか?」
タブン「違いますよ!ただ、今後の身の振り方について少し考えていたんです」
バンボー「なんだ、やけに深刻そうだな。よく判らんが」
タブン「まあ取り敢えずこれを見てください」
ロナウド :剣、前衛
バンボー:弓、後衛
タブン :剣、前衛
スー :魔法、後衛
涼 :軍師、補助
イース :剣、前衛(助っ人ポジション?)
パティ :槌、前衛
バンボー「…お前の机、窓際なんじゃね?どうしても他の前衛が濃すぎるぞ」
タブン「しかも結構な古株なのに、決め台詞ってあまり言えていないんですよね…」
バンボー「腹黒設定もあまり出てこないしな(
>>65参照)」
タブン「まあ、自然消滅したおじさんよりはマシって感じですかね」
バンボー「…今夜は飲むか」
なんか舞台裏でこんな話していそうだと思って書いた。好き勝手に書いてごめんね。
GJだよ
GJ!
最近自分ばっか書いてて不安になってたとこですよ。
食後、ロナウドの部屋に集合して会議中。
スー「うん、そうそう。そこよ。」
独り言で頷いているように見えるスー。
涼「何ですか?どうしたんですか?」
スー「おかしくなったわけじゃないわ。念話の一種みたいなのでちょっとルーナにここの位置を教えてたのよ。ほら、フォース貰わずに来たでしょ?」
一同「あ…」
パティ「?」
ロナウド「忘れてたぜ、ありがとうな。」
スー「か、勘違いしないでよねっ!別にアンタたちの為に呼んであげるんじゃないんだから!」
カッ!
バンボー「うおっまぶし!」
ルーナ「…」
部屋がまばゆい光に包まれた次の瞬間、そこにルーナがいた。
パティ「すっごーい!」
フォースの受け渡し誰か書いて下さい。
239 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/17(月) 20:20:53 ID:BfBowTUn
あげますよ
240 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/18(火) 03:21:04 ID:8VD5bzjB
>>1ってまだいるのかな?
いたら名前欄1にしてくれると嬉しいんだけど。
ルーナ「あー…久しぶりにやるとしんどいわ…」
スー「フフッご苦労さま」
ダダダッ…ガシッ!
物凄い勢いでパティは近寄ったかと思うと、いきなりルーナを抱き上げた
パティ「わー♪かっわいーぃ!!ねぇーキミ幾つ?どっから来たの?」
一同(!!!ッ何やってんのこの人ーー!?)
全員の顔から血の気が引く
バンボー(あの女死んだぜ!!)
ルーナ「何だい!このガキは!?」
パティ「そんな事言っちゃダメだぞー♪」
スリスリ
ルーナ「この…頬よせんな!」
スー「こら!やめなさいって!!」
パティ「えー!ノリ悪いなー!あーあ」
渋々パティはルーナを放す
ルーナ「ハァ…また面倒くさいのが入ったねぇ」
ロナウド「悪気があったわけじゃないんだ!許してやってくれ!」
ルーナ「フンッ…まあ、いいさ。それより場所を変えよう。宿屋じゃ何かと不便だからな」
ロナウド「あ、ああ…」(怒って…ない?)
パチンッ
ルーナが指を鳴らすと、円を書くように空間に穴があく
バンボー「おおっ!?」
タブン「凄いですね…」
ルーナ「よし!じゃあロナウド、行くよ!」
〜広野〜
ルーナ「さてと…」
ゴゴゴゴゴッ
ロナウド(わぁめがまっかだ)
ルーナ「あのふざけた女を何とかしな!!だいたい!アンタもフォース受け取らずに旅立つなんてバカじゃないのかい!」
ロナウド「返す言葉もないです…」
ルーナ「全く…とりあえずアンタには、フォースを一から叩き込むよ!そもそもフォース自体よく知ならいだろう?」
ロナウド「そういえば、スーやルーナが使ってるのを見た事ぐらいしかないな…」
ルーナ(こんな奴にアタシは一撃止められたのかい…)「ハァ…あのねぇフォースってのは身体中、空気中、あらゆる物の中にあるんだ。そして、それはそれぞれ微々たるものでしかないんだよ。それを身体という器に集めて打ちだすんだ…ってわかる?」
ロナウド「う、う〜ん…」
ロナウドは頭を抱えるて考えこむ
ルーナ「分かりやすく説明すれと…流れてるフォースを水滴、身体をコップ、敵を火としよう…水滴を火にいくら当てても火は消えないだろう?だが、コップに水滴を一杯に集めて火にかけると…どうだい?火の大きさにもよるが、消す事が出来るだろう?」
ロナウド「な、なるほど!」
ルーナ「まあ、習うより慣れろだね。じゃあフォースを渡すよ!ハァァァッ…」
キィィィン…ルーナの手の平に赤い光が集まる
ルーナ「行くよっ!」
バンッ!ルーナはロナウドの胸に手をあてる
ロナウド「オオオォッッ!!ハァッ…ハァッ…」
ゾンさん 35+2歳 男
2年前に秘術により墓の中より蘇った元死人
別に人に危害を与えるわけでもなく、普通に村で生活している
「ゾンさん」とは近所の子供が付けてくれたアダ名
本名はスティーブンだが、アダ名が付いて以来その名読んでくれる人はいなくなった
ちょっと顔色が悪い
「人を外見で判断しちゃいけない。大切なのは中身さ。そうだろう?」
>244見れない…誰が見れる用にしてくだたい…
ロナウド「身体の芯が熱い……心?」
ルーナ「ヨシ!次は身体中、空気中すべてのフォースを手の平に集めるよ。」
ロナウドは少し不安そうな顔をする
ロナウド「集めるってもどうやりゃいいんだ?」
ルーナ「う〜ん…そうだねぇ…この空間に赤い玉が浮かんでると想像してみな。あ、あと赤い玉ってのはアタシが渡したフォースが炎のフォースだからだよ《水なら青》みたいに想像しやすい色がいいねぇ…
そうすることによって火なら火、水なら水のフォースが無意識の内に選り分けられて集まるんだ。そして、その玉が手の平に集まる…いや、吸い寄せられる感じをイメージしてごらん。ホラ、ちゃっちゃとやる!」
ロナウドは目を閉じ手の平に意識を集中させる…
ロナウド「ハァァァッ…」
ポウッ…
ロナウド「手の平が暖かい…かな…」
ルーナ「うん!そんな感じ!なかなか飲みこみがいいよ!それをもっと赤い玉が大量に集まるようにするんだ」
ロナウド「けっこうキツイんだな…」
>246文章書き終わって見たら見れたありがとう!
〜4時間後、深夜12時〜
ロナウド「ハァァァッ…!」
ボウッ!
すでにロナウドはかなりの大きさの火の玉を、出せるまでになっていた
ルーナ(呑みこみが早い…いや、早すぎる…5日はかかると思ったが…この以上な早さは…?)
ロナウド「どうだ!?ルーナ!?」
ルーナ「う…うん。なかなかいいよ!………よし!ちょっと早いけど、次に行こう。」
ロナウドの顔に自然と笑が溢れる
ロナウド「よっしゃあ!」
ルーナ「…じゃあ次は、媒体を使うよ」
ロナウド「媒体?」
ルーナ「そう。アンタはアタシはスーみたいにウィザードじゃないから、フォースをバカスカ撃ってたらあっという間にバテちまうんだ。だから、媒体を使う。」
ロナウド「媒体っても、何を媒体に使うんだ?」
ハァ…とルーナは溜め息をつくと
ルーナ「アンタの腰に付いてるのは飾りかい?」
ロナウド「…剣?」
ルーナ「そう。剣に宿すことによって、切る力+フォース=攻撃力になるってわけ。要するに魔法剣ね。
やり方は初と一緒、手の平から剣にかわるだけ。でも、身体から道具に集める場所が変わるからさっきより難しいかもしれないけど要領は一緒だから」
ロナウド「やってやるぜ!ハァァァッ!!」
ボコッ
ルーナ「!」
ボコッボコッ!
剣がまるで沸騰するように波打ち始めた
ロナウド「お、おいルーナ大丈夫なのか!これ!」
ルーナ(まさかコレほど早く…)「そのまま続けな!全力でな!!」
ロナウド「どうなっても知らねぇぞ!ハァァァッ!!」
ジュウウゥ……
ロナウド「ハァッハァッ!何だ精霊の剣の形が変わったぞ……!これは…カタナ?」
ルーナは驚きを隠せなかった
ルーナ「まさか一発で出来るとはねぇ…アンタには驚かされるよ…」
ロナウド「それより形が変わっちまったって!!」
ルーナ「それは精霊の剣が炎のフォースを、もっとも使い易い形に変形したんだ。フォースを解けば、もとに戻るさ」
ロナウド「そ…そうなのか?」
ルーナ「次は、カタナと魔法剣の使い方を教えるよ!」
ロナウド「オス!」
ルーナ「カタナはアンタが今まで使ってた、精霊の剣とはまったく別物と思っていいよ。一般に剣と呼ばれている物は切るといっても《叩き切る》なんだよ。それに対して、カタナは純粋に《斬る》だけに特価した剣なんだ
それと、カタナは攻撃をまともに受けてはダメ。細身の剣身じゃ打ち合いに不利だからね。だから《受け流す》」
ロナウド「受け流す?」
ルーナ「そう。前にアタシとタブンが戦ってたのを覚えてるかい?あの時出した技だ」 ロナウド「なあ、」
ルーナ「ん?何だい?」
ロナウド「習うより慣れろの方で…」
ルーナ「ハハハッ!確かにそうだね!じゃあいくよ!」
その夜、広野からはいつまでも剣の響きあう音がつづいた…
〜朝〜
バンボー「ロナウド!昨日は遅かったな〜」
ロナウド「あぁ…まだ筋肉痛だぜ…」
ガチャ…
ルーナ「目が覚めたかい?」
ロナウド「まだアチコチいたいけどね」
ルーナ「ハハハっ!そうかい、じゃあアタシはそろそろ帰るよ」
タブン「もう帰るんですか?ゆっくりしていけばいいのに…」
バンボー「そうだ!ルーナ、お前も俺達と来ないか?」
ロナウド「そうだな…俺からも頼むよ。ルーナがいるのは心強いからね!」
ルーナは少し照れた用に笑うと
ルーナ「ありがとうよ、でも神殿を留守にするわけにはいかないからねぇ……遠慮しとくよ」
ロナウド「そうか…」
ルーナ「じゃあ元気でな!」
終わり次パス
長すぎてゴメン漏れが書くとやたら長くなって駄目だな…
乙
バス
オス 1才
一匹で国を潰せるほどの力を持つ伝説の怪物「ねこドラゴン」の子ども。ねこドラゴン族特有の技「ねこフォース」をこの年でマスターしている。
女性には甘え、男性には冷たい性格
女性の前
「なー?」
男性の前
「ケッ・・・マタタビぐらい用意しろよな。」
バンボー「なかなか面白い宿だな。天井低いくせに温泉、さらにはカジノまでついてやがる…」
タブン「オラアアアア!こいやあああ!あああああっ!」
見覚えのある男がスロットで叫んでいる。
パティ「あの人っていつもああなの?」
バンボー「いや…でもアレが地なんじゃね?俺もたまにアイツがこえー時あるし…ん?」
がやがや…
急にまわりが騒がしくなる。
邪神ココカ・イ・イノ「別に構わないけど、あんたら死んじゃうよ?」
スタッフ「はいはい続きは外で聞きます。」
イノ「ちょ…こんなことしてただで済むと…」
女が一人従業員三人がかりで連れていかれた。
バンボー「つまみ出されてる奴なんて初めて見たぞ…何やったんだ…?」
パティ「あ、これ何かな?」
バンボー「ああ、コイツはポーカーって言って五枚のカードを交換して数字を順番に並べたり同じ数字やマークを揃えて役を作るゲームだな。簡単だからやってみりゃすぐわかるさ。わかんねぇ事がありゃそのへんの従業員にでも聞きゃあいい。」
パティ「よおし!おじいさん、あたしにもカードくださいっ!」
ディーラー「かしこまりました。」
初老のディーラーによってカードが配られる。さすがに慣れた手つきだ。年季を感じさせる。
バンボー「ほう…爺さん、いい仕事してんなあ…」
ディーラー「ほっほっほ、ありがとうございます。」
バンボー「この仕事に誇りは持ってるかい?」
ディーラー「ええ、お恥ずかしいことにこれしか取り柄がございませんので。」
バンボー「まだ何か隠してそうに見えるけどな。」
ディーラー「ほっほっほっ。」
パティ「どうしよっかな?」
バンボー「うーむ…確かにコイツはどっちにするか迷うな…お前の好きにしな。」
パティ「じゃあコレで勝負!」
ぱしっ
バンボー「そっち!?」
パティ「ほぇ?なんかマズかった?」
バンボー「いや、今のは普通コイツかコイツをきるトコだったんだが…まあ、とりあえず来たカード…うおっ!?マジかよ…ロイヤルストレートフラッシュ…初めてやってコレかよ…」
ディーラー「おめでとうございます。いやはや…驚きですな…」
パティ「やったー!」
バンボー「じゃあもう俺に教えられることもねーし適当に遊んでくるわ。(さて…何すっかな…)」
イノ「〜♪」
バンボー「(あれ?あの女…さっきつまみ出されてなかったか?)」
一方ロナウドは勝っては負け、負けては勝つという状態を続けていた。
ロナウド「とんとんってトコか…くそ…ワケ分かんねえ…そっちはどうだ?」
涼「はわわ、チップ全部無くなっちゃいました…こんなはずでは…」
ロナウド「そうか…」
うーむ…自分で読み返してみてもうちょい状況描写が必要だとオモタ。会話ばっかすぎた…
バンボー「(そこそこ勝ったしこんなもんか…小遣いくらいにはなったな。)」
ロナウド「バンボォオォォ…」
涼・タブン「バンボーさぁあぁん…」
バンボー「うおっ!?何だお前ら…天井が低くなったみてーな顔しやがって。ははあ、全部すったな?てめぇの分の小遣い。」
三人「…(コクリ)」
黙って頷く三人。
バンボー「やれやれだぜ…俺に言われてもチップはやんねーぞ。それよりスーとパティ知らね?」
タブン・涼「ああっ!」
バンボー「ん?」
タブン・涼「――の――で――が――ます!」
同時に喋られると何を言っているのか分からない。
ロナウド「一人ずつ言ってくれ!でないとワケ分かんねえ!」
バンボー「じゃあ孔明。」
涼「あっちのルーレットでパティさんがチップの山を築いてます!」
バンボー「ふむ、タブン。」
タブン「向こうのバカラでスーさんが大量のチップを稼いでいます!」
258 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/19(水) 13:17:36 ID:h7+Bab+d
そろそろまとめがほすぃぃぃぃぃ(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
しかし一時期過疎ってたのが、よく盛りかえしたな
500いったらまとめ作成。
…のつもりで暇な時に試しにWikiいじってみてる。なんか楽しい。
よければ
>>300あたりには完成するかな…?
バラバ・ラバン
37才
世界各国を歩き回る情報屋。
無精髭とよれよれシャツが特徴的。
イイおっちゃんで誰彼構わず年下の頭を撫でるのが好き。
ニヤケタ顔を絶やすことがないのだが、過去のことに触れられるとあやふやに誤魔化す。
「なんか浮かない顔してんな?
ほれ、おいちゃんに話してみな、ほれほれ?」
マッハ蟻
非常に好戦的な蟻で、エロいものならなんにでも突撃する。マッハ2で走る。
「目標補足。第一、第二部隊出撃準備、第三部隊は偵察班の援護、第四部隊は待機。
――突撃!」
レオナルド・ロンクス
32才♂
魔剣に取り憑かれている。本人は気付いていない。
「え?魔剣?何言ってんの?そんな…キタ━(゚∀゚)━!!!」
パティ「よくわかんないけどすっごくチップが増えたよ!バンボーくんありがと!」
バンボー「あ…ああ…(基本的なルール説明しただけで特に何もしてないんだが…)」
ロナウド「ワケ分かんねえ…」
スー「なんで負けてんのよ、情けないわねー。」
タブン・涼「うう…」
翌朝、チェックアウトを済ませ、ロビーでこれからの確認をする。
涼「おはようございます。これからの予定について話させて貰いますね。」
ロナウド「おう。」
涼「今日はこれから北にある港町トミナに向かいます。そこで昨日パティさんとスーさんが稼いでくれた軍資金で装備を整えてから船で古代遺跡”吉田ハウスMK−2”へ向かいます。なにか質問はありますか?」
スー「無いわ。」
パティ「んー、いいんじゃないかな。難しいことよく分かんないし、楽しくいこーよ!」
自分が稼いだマネーについて全く執着しない二人。
バンボー「ヘッ、気持ちいい性格してんなあ。」
パティ「えへへ、ありがと。」
タブン「部屋のチェックは私が済ませてきました。忘れ物は無いようです。」
ロナウド「よし、行くか。次の街へ!」
一同「おー!」
ディーラー「…」
ロナウド一行をやさしく微笑みながら見守るディーラー。
受付嬢「支配人、何かいいことでもあったんですか?」
支配人(ディーラー)「はい、素敵な若人たちに出会うことができました。昨夜の勝負では久々に打ち負かされてしまいましたが…本当に楽しい時間を過ごさせて貰いました。」
受付嬢「よかったですね。あの人たちですか?」
支配人(ディーラー)「ええ、きっと彼らは何か大きな偉業を成し遂げてくれる…そんな気がします…」
受付嬢「それは支配人、お得意の勝負師の勘ですか?」
支配人(ディーラー)「さあ…どうでしょうな。」
>>262 頑張ってくれ〜
何番目のキャラが未使用かとかが分かりにくいから作ってもらえると非常にありがたい!
269 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/21(金) 03:33:00 ID:2suTIrP9
IDが出たり???になったりするのはなんで?
キャプテン・ヤマモト 38歳♂
極東の国のプロレスラー
伝説のチャンピオンベルトを探して旅をしている
腕力はかなりのもの
「俺はいつ、何時、誰の挑戦でも受けようと思ってた」
273 :
追加:2006/07/21(金) 12:11:51 ID:???
>273おっつ〜月見買ってきたよ
おお、乙です!
トミナへの一本道を歩いていると黒コートの怪しい男が待ち構えていた。
スパイダー小田桐「よう、俺様はあても無くさまよう孤高のガンマン。マグナムの早撃ちでは未だ負けたことが無い。どうだ?俺と勝負しないか?そこのスナイパー。」
バンボー「なんだお前、気持ち悪いヤツだな。天井低そうなツラしてやがる。いいぜ、どうせやんねーと通さねえとか言いだすつもりなんだろ?」
小「その通り。ふはは、気持ち悪いとはなかなかの誉め言葉だ。さて、始めるとしようか!」
パサ…
即座にホルスターから銃を抜けるようにするためだろう。着ていたコートのボタンをはずす。
バンボー「なっ!?」
ロナウド「げっ!」
涼「き…きゃああああ!」
小田桐がコートの下に装着していたのはホルスター、そしてそれに収まる二丁のマグナムのみだった。
スー「こっ…この変態っ!」
小田桐「変態か…褒め言葉としてうけとっておこか…」
スー「…!」
ぐしゃ!
小田桐「をむ゙っ!」
パティ「はあ…はあ…はあ…」
変態はハンマーで思い切り頭をぶっ叩かれ、一瞬にして絶命した。
ロナウド「い…行くか…」
スー「そ…そうね…私たちは何も見なかった。何も無かったのよ。」
涼「ふえっ…ふえっ…えっく…うっうっ…」
ショックで孔明は泣きだしてしまった。
バンボー「もう大丈夫だ、ヤツはパティが倒した。とっとと行こうぜ、なっ!港に行きゃあ面白ぇもんだってあるさ。」
涼「は…はい…」
タブン「てめえにゃ生きる価値はねえんだよ!塵になりやがれぇぇぇぇぇ!」
ザシュザシュザシュザシュ!
タブン「ペッ、変態が!鳥の餌になりやがれ!
ふう…行きましょうか。ってもうあんな遠くに!待って下さいよ〜!」
小田桐を何度も斬りつけたあと、振り返ったタブンの目に映ったのはもうだいぶ先に行っている勇者様御一行だった。
すっげーGJ!
シェルティ・パーミル
どんなところにも現れる謎の人物。見た目こそ女っぽいが、雰囲気的にいまいちはっきりしない。
大事な使命があるのだが、放浪癖があるのでほったらかしにしている、というよりむしろ覚えていない。
寝るのと練るのが好き。
「あ、おひさし。元気してる?」
>277ルーナ乙!
281 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/23(日) 03:03:16 ID:oSBP2YqR
キャプテン・ラインフィード(ブリギッド・ラインフィード) 32♀
最近巷を賑わすソードフィッシュ海賊団の首領。左目には眼帯をつけている。装備は大戦斧。
この海賊団は
『悪人からしか奪わない。』
『人殺しは極力しない。』
『お宝は容赦無く、いただけるだけいただけ!』
の三ヵ条がモットー。
「悪いねえ!その積み荷、全部いただくよ!野郎ども、やっちまいな!」
ヌリュッポォー・カーリナッサイ 男 22才
ムエタイの達人
何でもゴリラと戦って引き分けたことがあるとかないとか
「芸人のケツを蹴ることに関して俺の右に出るものはいない」
ヨウジョスキー 男 42歳
ロシア人
別に幼女が好きなわけではない
「ボルシチ!ボルシチ!」
〜潮風の街・トミナ〜
ロナウド「潮の香りがする…海が近くなってきたな」
パティ「髪痛まないといいけどな〜」
そう呟きながらパティは髪を仕切りにきにしている
バンボー「まず、港に出てみようぜ!北に向かう船を見つけねぇと始まらねぇぜ!」
涼「そうですね。このへんは貿易が盛んに行われているらしいですから、一隻くらいはあるでしょう」
ロナウドがしばらく町並みを見ながら歩いていると、船が見えてきた
バンボー「おっ!船が見えてきたぜ!」
そう叫ぶとバンボーは一気に船に駆け寄る
バンボー「でっけ〜な〜」
スー「何?アンタ王子なのに船見たこと無いの?」
ロナウド「ハハッ‥バンボーは今でこそ、こんなに出回ってるけど昔は温室育ちの王子様って感じだったんだよ」
スー「へ〜…以外ね」
スーはチラッとバンボーの方へと目をやる
スー「何、赤くなってんのよ」
バンボー「な…赤くなんかなってねぇよ!む、昔の話は別にいいじゃねぇか!!」
パティはバンボーの隣りにサッと近ずき顔を覗きこむ
パティ「あれ〜?『放浪王子様の以外な過去発覚!!』ですかぁ〜??」
バンボー「バッ…ちげーよ!」
そう叫ぶバンボーの顔はさらに赤くなっていた
パティ「はは〜!それはそれは失礼しました、お・う・じ・さ・ま!」
バンボー「テメェ…」
タブン「なに遊んでるんですか…ハァ…」
パティ「いや〜王子様が怒った〜!」
バンボー「コイツ…ぜってぇ許さねぇ…!!!」
スパンッスパンッ!
スーの鉄拳が降りかざされる
パティ「痛った〜?」
バンボー「いって…」
スー「何をやってんだい!さっさと船を探すよ!」
バンボー「待てよスー!被害者は俺だゼ!」
スー「…喧嘩両成敗!」
バンボー「んなバカな…」
ロナウド「バンボー…何か…その…ゴメン…」
タッタッタ…
涼「みなさ〜ん」
遠くから涼が走りながらやってくる
ロナウド「涼、どこいってたんだ?」
涼「この港の船乗りに、色々と情報を聞いてきました」
バンボー「で、いい情報はあったか?」
涼はコクリと頷く
涼「ハイ、まずこの港は東西南北に向かう船事に港が分けられているようです。
それから残念な事に、ここの船達は殆どが貿易船で民間船は既に出てしまった後ということでした…」
タブン「タイミングが悪かった…ということですか」
バンボー「マジかよ!…でも、次の民間船を待てばいいだけじゃねぇか!次はいつなんだ?」
涼「それがですね…」
涼の顔が曇る
涼「3日後だそうです…」
パティ「えぇ〜!?そんなにいたら錆びちゃうよ〜!」
ロナウド「う〜ん…貿易船に頼んで乗せてもらうか…」
パティ「うんうんうんっ!そうしよう!」
タブン「しかし、そう簡単に乗せてくれるでしゅうか?」
スー「普通は乗せないわね…」
パティ「ダイジョ〜ブ!!私にいい考えがあるから!さ、行こ行こ!」
バンボー(大丈夫かよ…)
涼「ここが北へ向かう船がある港ですが…」
ロナウド「ほかの港に比べてガラガラだな」
そこには他の港とは比べて物にならない位殺風景な景色が広がっていた
バンボー「ま、とりあえず今日出航する船を探そうぜ!」
ロナウド「そうだな」
パティ「じゃあ、あの船から交渉開始〜!」
しかし、北に向かう港にとまっている船の船乗りは一同に『今日はいかない』『また今度…』などといいそれ以上は口を閉ざすのだった…
バンボー「こっちはダメだ!」
パティ「こっちもですぅ〜」
タブン「こちらもです…しかし、こんなにも他の港に比べて船が出ないものでしょうか?」
スー「しかも一日や二日って訳じゃなさそうだね…」
そして、ついに港にとまっている最後の船に近ずいた
ロナウド「あれの船が最後の船だぞ」
涼「あれが駄目だったらどうしましょうか…」
バンボー「考えても始まらねぇぜ!行動あるのみ!」
ロナウド「そうだな、とりあえずいってみよう!」
〜船乗り場前〜
ロナウド「あの、すみません」
船乗り「ん?なんだ…貴様、用がないやつは近ずくな!」
バンボー(態度わり〜な〜)
タブン(シッ!聞こえますよ!)
ロナウド「実は俺達北に行きたくて…北に向かう船を探してるんですが、今日出航の予定はありますか…?」
船乗り「…ああ、有ることにはあるが…」
一同(キタ〜〜!)
ロナウド「そ、それなら俺たちを乗せていってくれませんか?金ならあるんで!」
船乗り「ダメだダメだ!一般人は乗せられねぇ!」
パティはその言葉に素早く反応する
パティ「一般人なら…ですよね?」
船乗り「!?」
パティ「フッフッフ…こちらにおわすお方を、どなたと心得る!この国の第一王子にして王位後継者、バンボーリベラー様におらせられるぞ!!」
バンボー(考えってこれかよ!!)
船乗り「な…!」
パティ(フッフッフ…ビビってるな…!)
船乗り「なわけねぇだろ!王子がこんな所にいるはず……!!」
船乗りの目がバンボーに釘ずけにされる
バンボー「?」
船乗り「その弓の紋章は!…王家の物…!」
その時、外のそうぞうしさに船長が降りてきた
船長「何事だ!」
船乗り「船長!じ、実は…」
船乗りは船長に耳打ちをすると船長の表情がかわる
船長「何ぃ…!…ちょっと弓を見せてくれないか?」
バンボー「ああ、イイゼ」
船長「これは…まさしく…!……いいだろう王子とその家来として船に乗る事を許可する」
船乗り「しかし船長!積荷は…!」
そう船乗りがいいかけた途端、船長の鋭い眼光が向けられる
船乗り「し、失礼しました…」
ロナウド「……?」
船長「さ、どうぞお乗りください」
バンボー「ああ…」
〜出航から二時間後〜
甲板でうなだれるパティの姿があった
パティ「あ〜…退屈…」
涼「まだ半分も来てないそうですよ。」
パティ「うっそ〜!本当に錆びちゃう…」
パティがだれていると、気さくに話しかけてくる一人の男がちかよってきた
船乗り「よう!貿易船に客なんて珍しいな!」
パティ(さっきの人とは違う…)「何?ケンカでも売りにきた?」
船乗り「ちょっちょっw違うって!俺はブル・シャーク!船乗りは皆が皆、荒っぽいやつだなんて思わないでくれよ!」
ブルはそういいながら涼とパティの隣りに腰かける
ブル「なんだか、今回の荷物は偉く重要だって事で皆、気がたってんだ」
涼「船乗りさんたちは積荷が何なのか知らないんですか?」
ブル「う〜ん…知ってる奴もいるようだが、そんな奴は極一部さ、殆どは知らずに積んでるよ。」
パティ「そーなんだ…」(じゃあ、あの船乗りは知ってたからあんなにピリピリしてたのかな?)
ブル「俺は北に行くのは今回が初めてでな!結構楽しみだったんだよな!ま、いつもと変わんねぇがな!ハッハッハッ!」
一方船室内では〜
スー「ロナウド…もう気付いてる?」
ロナウド「ああ、この船の中から僅かだかフォースの気配を感じる」
スー「うん…この船、調べてみる必要がありそうね…」
ロナウド「そうだな…よし!気配を感じる方に行ってみよう…」
289 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/24(月) 20:47:08 ID:bLke9riy
正直すまんかった。
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) まとめのほうはいじっておいたので。
( ;´_ゝ`) / ⌒i
/ \./ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ ロナウド / .| .|____
\/____/ (u ⊃
( ´_ゝ`)あと
>>284-287GJ!
(´<_` )兄者はとっととまとめの改行作業やれよ
ギガミエナーイ 雑魚モンスター
風景に溶け込む特殊能力を持つモンスター
姿を見失うと手間が掛かる相手だが火を見ただけで卒倒する弱点を持つ。
本来の姿は巨大なクモのような容姿をしており、獲物を見つけると専ら姿を消して襲い掛かる。
「ギガガガガギガガミエナーイ・・・ミエミエナーイ!」
キャラクターだけじゃなく地名とか世界観の設定とかあったら書きやすいと思うんだが
街の設定は必要かも。
そうじゃないと書き手が想像しないといけなくなる
時代とかその辺は無視していいのかな?
弓使いがいると思ったらガンマンもいるし。
まあまだロボ系が出てきてないのが救いか…
まあ、いいんじゃない?
最近じゃ弓と銃なんて珍しくないし
ヘヴィスネーク
数十年は生きている大蛇。よく街道などに現れては旅人を食らっていて、しょうがなしに国から500,000chの賞金首を賭けられている。
以外に子持ち。
「ヘヴィだぜ・・・」
298 :
1:2006/07/26(水) 02:10:22 ID:???
スー「あのあたりね…」
スーとロナウドは船底の倉庫の一角に来ていた。
カビ臭い空気をかきわけつつ、フォースの気配を探る。
二人が辿り付いたのは、他より一回り大きなタルの前だった。
ガタッ
不意にタルの中で物音がする。二人は身構えた。
ロナウド「そこにいるのは誰だ!ちなみに俺は俺だ!」
剣を前に突き出しつつ、慎重に近付くロナウド。
???「待て!出る!今出て行くよ!」
ゆっくりとタルのフタが開く。
中から出てきたのは魔物などではなく、ただの人間…剣士の男だった。
スー「あんた…こんな所でなにやってんのよ?」
レオナルド「バレちゃったもんは仕方ないな…密航だよ。」
剣士は頭をかきながら、レオナルド・ロンクスと名乗った。
レオナルド「掃除でも何でもするからさ、このまま乗せてってくれよ。
海に捨てるのだけは勘弁してください。いや本当に。」
拍子抜けしたスーとロナウドは顔を見合わせる。
ロナウド「わけわかんねえ…。どういうことだ?」
スー「フォースはこの辺りから感じるけど、こいつじゃなさそうだし…」
じろじろと男を観察するスー。ふと、男の腰の者に目が止まった。
スー「その剣…どうしたのよ?」
レオナルド「あ、これ?港で拾ったんだよ。なーんか気に入っちゃってさー。」
ロナウドは何も感じていなかったが、スーはそれが原因だと確信していた。
スー「それ、魔剣ね。それもけっこうタチの悪い悪魔が封じられてるわ。」
しばしぽかーんと口を開けて腰の剣を見るレオナルド。
ハッと我に帰ると、するりと剣と鞘から抜いてみる。
レオナルド「え?魔剣?何言ってんの?そんな…キタ━(゚∀゚)━!!!」
突然、レオナルドの手で漆黒の刃が妖しく輝きだす。
スー「封印が解ける…?離れて!」
呆気に取られるロナウドをスーが引っ張って下がらせる。
直後、ロナウドの首があった場所に鋭い斬撃が走った。
レオナルド「ちょ…体が勝手に…テラヤバス!」
口ではうろたえながら、次なる斬撃を繰り出すレオナルド。
ロナウドは剣を抜き、それを力強く受け止めた。
ロナウド「ワケ分かんねえ!どうすればいい!?」
スー「剣を鞘に収めて!まだ封印は解けきってない!」
よし!と頷き、ロナウドは3度目の斬撃をはじき返した。
レオナルド「ひえっ…。あれ?ど、何処に行くんだ俺っ!?」
レオナルドは体勢を崩すと、二,三歩後ろに下がった後、素早く踵を返して逃げていった。
スー「形勢不利と見て逃げる気ね!ロナウド、追うよ!」
2人は客室方向に走っていったレオナルドを追って走り出した。
299 :
2:2006/07/26(水) 02:10:58 ID:???
ロナウド「あのさ、ワケ分かんねえんだけど…魔剣って何なんだ?」
走りながらロナウドがスーに問いかける。
スーは呆れた…という表情をして溜め息をついた。
スー「魔剣っていうのは、悪魔が使う闇のフォースが宿った剣よ。
それと、持ち主の悪魔が倒された時、封印される器でもあるの。」
ロナウド「へぇ。それで、あの剣はその封印ってのが解けかかってるわけか。」
スー「そう。封印を解くなんて普通じゃないし、かなり力のある悪魔みたいね。
まぁ、持ち主の奴が大したこと無かったから良かったけど。」
二人とレオナルドの距離が徐々に狭まっていく。
逃げ続けるレオナルドは既に体力が尽きていた。
レオナルド「も、もう走れねー…。」
ふらふらと走るレオナルドの前に、不意に人影が現れる。
タブン「ロナウドさんにスーさん!探しましたよ!」
スー「そいつを捕まえて!」
タブンに気付いたスーが鋭く叫ぶ。
タブン「は、はい!こいつっ!」
呆気に取られて隙が出来たレオナルドに、素早くタブンが組み付いた。
ロナウド「よし!そのままそいつの剣を…!」
ロナウドの言葉が終わる前に、タブンが相手の手の中にあった剣をむしり取った。
タブン「武器は奪いました!こいつは一体…」
言葉の途中でタブンの動きが止まる。
レオナルドはへたりとその場に座り込んだ。
ロナウド「スー…まさか?」
スー「…みたいね。しかも、ちょっと状況が悪化してるみたい。」
再び剣が妖しい光を放ち始める。
同時に、タブンの目も光と同じ色に変色し始めた。
スー「魔剣に封じられてる悪魔っていうのは、
持ち主の負の感情をエネルギーにして封印を解くの。」
魔剣が輝きを増す。
タブンの頭からメリメリと音を立てて2本のツノが生えた。
スー「さっきの男は大して負の感情を持ってなかったから、封印も少ししか解けなかった。
だけど、もし負の感情が強いものが剣を持ったら…。」
ロナウド「…どうなるんだ?」
完全に別人に変貌してしまったタブンは、獣のように吼えた。
スー「封印を解いた悪魔に身体を乗っ取られてしまうわ。」
先程までタブンだった『それ』は、目の前の3人を睨みつけた。
ロナウド「ワケ分かんねぇ…。」
300 :
3:2006/07/26(水) 02:12:26 ID:???
『それ』は目が赤く、ツノが生えている以外は
人間の中年男性とほとんど変わらない姿をしていた。
スーとロナウドが身構える。
レオナルドは先程までの疲れはどこへやら、一目散に逃げ出した。
『それ』が残った二人を眺めながら、ゆっくりと口を開く。
バンバ「我が名はバンバ=ムンム。先程は興を削ぐような戦いをしてすまなかった。」
静かな声だった。紳士的で、しかしどこか冷たい声だった。
バンバ「だが、今は完全な状態だ。先程のゴミのような人間の姿ではない。」
バンバの目がロナウドを睨みつける。ロナウドをグッと剣を握りなおした。
バンバ「剣士よ!今一度我と戦え!そして、その屍を我が眼前に晒すのだ!!」
突然野獣のように声を荒げ、叫ぶバンバ。
言葉が終わると同時に、力強く踏み込みながら剣を振り下ろす。
ロナウドは咄嗟に剣を受け止めた。だが、あまりの衝撃に腕の骨がきしむ。
しかも剣速が早くて太刀筋が見切れず、受け流すことさえも不可能だった。
ロナウド「つ、強い!」
次々と繰り出される重く、鋭い剣に、ロナウドは押されつつあった。
更に、相手の身体がタブンであることもあり、攻撃をためらってしまう。
明らかに劣勢だった。
バンバ「この剣…ハグルーンの前では、貴様など!」
叫びながら、大きく振りかぶって横一文字に切りかかるバンバ。
それを受けたロナウドが、剣ごと吹き飛ばされる。
ロナウド「ぐあっ!!」
バンバ「グワハハハハ!死ねぃ!!」
床に倒れ付すロナウドに近付くバンバ。
だが、目の前に突然氷の壁が現れ、バンバの進路を塞いだ。
スー「ロナウド!しっかりしなさいよ!」
倒れるロナウドを助け起こすスー。
ロナウドはゆっくりと息を整えた。
ロナウド「くそ!タブンの身体じゃ、うかつに攻撃出来ない!」
スー「一つだけ…一つだけ方法があるわ。」
ロナウド「ど、どうすれば良い!?」
スー「フォースよ。」
301 :
4:2006/07/26(水) 02:13:34 ID:???
バンバ「フン。下らん小細工を…逃がさんぞ!」
バンバはスーの作った氷の壁を豪腕で殴りつけた。
氷の壁に小さくヒビが入った。
それを見たスーが舌打ちする。
スー「時間が無い…!」
ロナウド「フォースだって?どうするんだ?」
スー「ルーナから剣のフォースは教わったわね。」
ロナウド「あぁ、あのカタナになるやつだな。」
スー「それで、あいつをぶった斬るのよ。」
ロナウド「斬るって…それじゃタブンが!」
スー「話を最後まで聞いて。斬るのはタブンではなく、タブンの中の負の感情。
身体を傷付けず、中の悪魔だけを斬るの。」
ロナウド「そんなことが…出来るのか?」
スー「一応ね。かなり難しいけど、イメージさえしっかりしてれば可能よ。」
ロナウド「…失敗したら?」
スー「タブンごと真っ二つ。悪魔は倒せたとしても、タブンは助からないわ。」
うつむき、言葉を失うロナウド。
スー「…これはフォースでしか出来ない芸当よ。やるしかない。」
スーの言葉に、ロナウドがハッと顔を上げる
ロナウド「そうだ!スーがやってくれ!俺よりフォースを使うのは得意だろ?」
スー「…無理よ。」
スーはロナウドを真っ直ぐ見つめた。その目は、とても悲しげだった。
スー「私達巫女じゃ、フォースをそこまで使いこなすことは出来ない。
これは、フォースに選ばれたあんただけが出来ることなのよ。」
ロナウド「だけど…。」
ロナウドは地面に目を落とし、首を振った。自信が無いのだ。
スー「…この意気地無しっ!そんなんじゃタブンどころか、自分の命さえも守れない!」
突然スーが叫んだ。
スー「私が…信じた私が馬鹿だったわ!こんな情け無い奴だと思わなかった!」
ロナウド「なんだと!」
カッとなってロナウドが顔を上げた。
スーは、涙を流していた。
スー「本当に、私が馬鹿だった!この気持ちは…どうすれば良いのよ…。」
スーが泣き崩れる。
ロナウド「スー…お前…。」
ロナウドは右手に握った精霊の剣を握りなおし、構えた。
ロナウド「やってやる!悪魔が何だ!フォースが何だ!」
バンバの体当たりによる轟音と共に、氷の壁に大きなヒビが入った。
スーが顔を上げる。
ロナウド「俺は…俺だ!」
302 :
5:2006/07/26(水) 02:14:24 ID:???
タブン「ん…私は何を?」
何が起きたか分からず、困惑するタブン。
ロナウド「覚えてないのか?」
タブン「え?えーと、確か逃げてる男を…あれ?スーさん泣いてます?」
ハッとして目を素早く目を拭うスー。
スー「な、なんでもないわよ!それよりタブン、その剣を早く捨てて。」
そう言われ、初めて自分が漆黒の剣を握っていることに気付いたタブン。
タブン「え?これ…なんでしょう?」
ロナウド「魔剣だよ。早く捨てないと、中の悪魔が出てくるぞ。」
タブン「魔剣?これが?」
剣を頭上にかざし、まじまじと見つめるタブン。
スー「何やってんのよ。早く捨てなさい!」
タブン「いや、でもなんか気にいっちゃいました。これ。」
タブンはそう言うと、その場で試しに素振りをし始めた。
ふと、タブンの目にこそこそと戻ってきたレオナルドが映る。
タブン「あ!さっきの男ですよ!…ククク、塵にしてくれる!」
タブンが悪魔のように笑うと、その頭上にメリメリとツノが生えてきた。
愕然とするロナウドとスー。
ロナウド「ちょ、タブン!ストップ!ストーップ!」
ロナウドの言葉に、タブンが振り返る。
タブン「え、どうかしました?」
悪魔のような笑みが、仏のような優しい笑顔に変わった。
スー「あんた、それは?」
頭上を指差され、自分のツノに気付いたタブン。
タブン「え、なんですかこれ?…あ、引っ込んだ。」
タブンが触ってみると、ツノはニュっと引っ込んでしまった。
ロナウドが小さな声でスーに囁く。
ロナウド「あれ、どういうことだ?」
スー「どうやら、あの悪魔は剣じゃなくてタブンの体に封印されたみたいね。」
ロナウド「タブンの体に?」
スー「そう。どうやら余程剣に封印されるのが嫌だったようね。
封印は完璧だし、解ける心配は無さそうだから…良いんじゃない?」
ロナウド「でもツノが…。」
スー「負の感情が強くなった時に出るみたい。封印に影響は無いわ。」
ロナウド「ふーん。ワケ分かんねえ…。」
タブン「あー!そうだ!」
突然タブンが出した大声に驚く二人。
スー「な、何よ突然!」
タブン「二人を探してたんですよ!早く甲板に来てください!」
ロナウド「何かあったのか?」
タブン「…魔物が出ました!今、バンボーさん達が食い止めてます!」
ロナウド「…なんだって!」
To Be Continue…
勝手に続きを書きました
色々アレなタブンに魔剣を持たせてテコ入れしてみた
あとは任せます
こんな夜中に何やってんだ俺
「ぼぉくだよぅ!」
三人が船上にあがると、すでにバンボーとパティが魔物の群れと対峙していた。
涼「はわわ、ご主人様敵が…」
ロナウド「落ち着いて。今の状況は?」
パティ「雑魚たちは私たちで何とかなりそうなんだけど!」
飛び上がったとしひこ・たはら魚を叩き落しながらパティが叫ぶ。
バンボー「あの天井の高そうな奴をどうするか、そこが問題だな…」
バンボーが指差す方向には、ひとつの小島、いや、
ロナウド「うおっでかっ!」
巨大な鮫、メガロドンの姿があった。
スー「流石にコイツを凍らせるのは無理がありそうね…」
ロナウド「しかしどうしてあんなバケモノが?」
涼「よくはわからないのですが…」
だいぶ気分が落ち着いたのか、ゆっくりと涼が口を開く。
涼「この海域にさしかかった途端にあの大きな魚が出てきたんです」
タブン「そのあとこの小さな魚が湧いてきました。それで私が呼びにいったんです」
ロナウド「なるほど、すると…」
ロナウドは、先ほどしまったばかりの剣を抜いて身構える。
その視線は目の前の巨体、ただそれのみに向けて。
ロナウド「アイツをやれば、すべて終了ってわけだ」
スー「無理よ!剣で斬ってもたかが知れてるし、あんなところまで近づけない!」
ロナウド「関係ないさ」
必要なのは強い意志。
タブン「というか、距離がありますから実際の大きさもよく判らないんです」
心の中の、熱い意思を炎に変えて、
パティ「いい加減コイツら多すぎるんですけど!」
心の炎を剣にこめる。
バンボー「っ!おい、アイツが近づいてきてるぞ!」
だが、それで終わらない。
涼「はわわ…」
もっと力を、
ロナウド「世界の危機とか…」
もっとフォースを!
ロナウド「フォースとか…」
それはもう炎ではない、
ロナウド「ワケ分かんねぇ…」
それは純粋な”力”
スー「ロナウド!?」
振るう剣からほどばしるのは”衝撃”
ロナウド「オレはオレだ!」
――フォース・インパルス!
バンボー「うわぁ…」
その場にいた、すべての人間が唖然としていた。
ロナウドの剣から放たれた炎は、海上を走りメガロドンの体を真っ二つにしていた。
スー「これほど、だなんて…」
タブン「あ、魔物達が逃げていきます!」
ロナウド「ふぅ…」
力を使い果たしたロナウドが膝をつく。ともあれ助かったことには変わりはなかった。
船長「すまないな、客人である君達に手間を取らせてしまって」
ロナウド「いや、それは気にしなくてもいい…!?」
その時、海面に衝撃が走る。
船員「船長!12時の方向に怪しい船が!」
その場の全員が同じ方向を向いた。そこには、
バンボー「海賊船、というやつか」
タブン「ですね」
ロナウド「ワケわかんねぇ…」
朝起きたら新作来ていたからなんとなく続けてみた。
よし、後は任せた!
GJ!GJ!
>>297 最近のポケモントレーナーはゲタを履いているのかw
今見直したら、一箇所抜けてましたorz
夜中にあんなことやるもんじゃないな
301-302の間の話
精霊の剣が紅い炎を放ち、カタナへと姿を変える。
ロナウドは氷の壁に向かい、まっすぐに構えた。
間もなく、氷が割れ、バンバが現れる。
バンバ「逃げなかったことは褒めてやろう。だが、ここで終わりだな。」
漆黒の魔剣をロナウドに向けるバンバ。ロナウドは身じろぎ一つしない。
バンバ「わめくがいい!そして絶望の淵に沈んでゆくがいい!」
バンバがロナウドに向かって飛び込み、大きく剣を振りかぶった。
ロナウドも前に飛び出す。
2つの閃光が走った。
背中を向け合い、立ち尽くす二人。
少しあって、ロナウドの肩から血が流れ出す。
ロナウド「くっ…!」
スー「まさか…!」
バンバ「我の勝ちのようだな!我が身体には傷一つ付いておらぬぞ!」
その言葉を聞き、傷を押さえつつロナウドがニヤリと笑う。
ロナウド「見たか?スー。」
スー「まさか本当に…成功するなんて!」
バンバ「な、何っ!?馬鹿な!身体が…身体が動かぬ!」
頭からツノが抜け落ち、体が少しずつ変形していくバンバ。
バンバ「ぐあ…また剣に戻るのは…嫌…だ…。」
数秒後、そこに立っていたのは元の姿に戻ったタブンだった。
ノランチャ・フォン・ギーツェ・アクトラウス
男 年齢不詳
どこにでもいそうなチャラチャラした若者。実は由緒正しきヴァンパイアで、よく夜の街をうろついては女の子をナンパしている
「よぅそこの彼女!暇なら俺とデートしない?」
ダマクス王国
酒場カリオン
オーメンの塔
極東の国、リーベン
東の最果の街にある神社
公立ドネルケバブ高校
スレに書いてあった地名っぽいのを抜き出してみた
キャラクターがメインだからか思ったより少なかったな
夏休みになってから急に伸びだしたな。みんな中、高ばっかか?
ちなみに俺はこのスレで最年長だと思う
オレは最年長じゃないが、一応社会人だな。
俺は工房かつ携帯房だがな
俺は大学だす
キャラ投下しよ
ミナミ・セントレア
女 年齢14
メキシカンハットにポンチョを着ているがどう見てもメキシコ人ぽくない少女。
武器は本人曰くマラカスだが、誰がどう見ても手で殴っている戦闘スタイルをとっている。
「シャカシャカシャカシャカシャカシャカッ!!ヘイ、アミーゴ!!」
ジオンタウン
トンネルを抜けるとそこは町でした
なんかよくわからん塔の上に広域暴力団ロケット組やらザビ家の亡霊やらがいる
名前変えおじさん 年齢不詳 住所不定 無職
ジオンタウンに住んでるじいさん勝手に呪われた名前ああああに名前を変えようとする
名前を変えられた者は市役所などで恥ずかしい思いをする
しかし、その実態はロケット組の幹部である
「キンチョールのおじき」という二つ名はあまりも有名
「よし、今日からお前の名前はああああじゃ!」
スライモ
体長20cmほどの非力なザコモンスター
焼いて食べると芋のような味がする
派生種にサツマスライモ、ジャガスライモなどが存在する
「ぷるぷる!ぼくはわるいスライモじゃあべし!」
アギ
男 年齢17〜19?
真っ白い肌と真っ赤なトゲトゲ短髪、額の角が特徴。
必要最低限のことしかしゃべらない。
よほどの照れ屋なのか、ぼーっとしてるのか不明。
微妙にボケた槍使い。
「…………何しゃべったらいいんだ…?」
ノミ売りおじさん
男 年齢47歳独身
ノミを売ることに命を懸けている。
一匹20円で売っていて、今では全国で40店舗以上を持つ
大型チェーンになっている。
「あっ目にまつげが入った」
神崎 美穂
牛型のモンスター
適応力が高く、山川海場所を問わず出現する。
強靭な肉体と鋭い角で冒険者達を苦しめるぞ!
弱点はくすぐりとアイス
「あ、今帰る所?
たまには一緒に帰ろ!」
シストゥース城
欠陥住宅だったため住んでいた王族は全滅し、廃墟になった。
今も多くの冒険者が宝を求めて入っていくが、トラップとも呼べる欠陥によって死んでしまったのか、帰ってきたものはいない。
姉歯かよww
マストの人「船長!あれはソードフィッシュ海賊団です!」
船長「ソードフィッシュだと!?何故奴らがこんな所に!」
バンボー「ソードフィッシュ?」
船長「近ごろ最も名を馳せている賊です。首領は大戦斧を軽々と扱う美人だとか。」
タブン「できれば話し合いで解決したいものですが…そうはいきませんよね…」
ロナウド「ワケ分かんねえ…力が…入んねえぞ…」
ばたっ…
スー「力を使いすぎたのよ。もっと修業…うっ!」
だだだだだだだ!
スー「うおえええええっ…」
初めてのフォースインパルスで大量のフォースを使った反動か、ぶっ倒れるロナウド。そして港で買った酔い止めが切れて船の縁から嘔吐しはじめるスー。そんなことをやっているうちに海賊はすぐそこまで来ていた。
ブリギッド・ラインフィード「悪いねえ!その積み荷、全部いただくよ!野郎ども、やっちまいな!」
賊「わーわー!」
涼「はわわ、ご主人様敵が来ちゃいました。」
ロナウド「くそっ…こんな所で…」
バンボー「くっそー!何人居やがる!次から次へウジャウジャと!多勢に無勢もいいトコだ!」
タブン「てめえにゃ生きる価値はねえんだよ!塵になりやがっぎゃああああ!」
ブリギット「ふっ、甘いねえ…そんな腕じゃ魚だって切れやしないよ!」
パティ「タブンさん!よくもっ!」
ブリギット「安心しな、あたいらは他人の命なんざに興味はない。欲しいのは金目のもんだけさ!」
ガキャン!
パティ「きゃうっ!?」
ブリギット「軽いねえ…釘も打てやしないんじゃないか?」
パティのフルスイングは軽々とブリギットになぎ払われた。
ショウコ・クライシスト
女 年齢24
ダマクス王国の隣国のエヌエチケキョイク帝国第一第皇帝スプー・クライシストの長女にして次期皇帝。帝国一の槍使いで戦場では自ら先陣をきり、愛用の豪槍エカキウタを操り敵兵たちを血祭りに上げる事から、エヌエチケキョイクの紅い魔女と呼ばれている。
また、戦に勝利した後に豪槍エカキウタを使い戦場に父スプーの似顔絵を描くのはあまりにも有名。
「よかった、描けて。」
327 :
ゲーム好き名無しさん:2006/07/31(月) 16:19:58 ID:afa7Fq+H
続けて投下
エヌエチケキョイク帝国
ダマクス王国の隣にある国。国土は狭いが土地はよく、何かと体に良いとされるエヌエチケキョイク特産の果物ニートの実が有名。
しかし、昔ッからこの土地を狙って攻めてくる国が絶えなかったために、30年前に元はただの笛吹きだった青年スプー・クライシストが挙兵、一代にして強力な軍事帝国を築きあげ、今では逆に周辺の国へ次々と進行、制圧している。
現在ダマクス王国とは緊張関係にあるが、民の間ではそろそろ戦争が起きるかもと噂されている。
クサナ・ギ・ガハク
プ・スマ王国最強の召喚士。エゴコ・ロの力で多数の召喚獣を呼び出す。
やたらと難癖を付ける。
「せーの、ギブアップ!」
ブリ「おとなしく寝てな!」
ギャンッ!どかっ!
パティ「あぅっ!まだまだ!やるね、おばさん!パワー勝負で負けるのは初めてだよ!」
ブリギットの大戦斧をハンマーで受けるも、そのまま吹っ飛ばされてマストに直撃するパティ。
ブリ「あたいをおばさんなんて言ったのはアンタが初めてだよ…覚悟しな!」
ぶんっ…ジャキン!
大戦斧をかまえ直す女傑。本気にさせてしまったようだ。『おばさん』はどうやら禁句だったらしい。
パティ「あはは…マズイコト言っちゃったかな…?」
バンボー「させるかよ!」
キキキキキンッ!
ブリ「ちいっ!」
大戦斧を盾に、バンボーの矢をかわす。
パティ「ぃやああああっ!」
ガインッツ!
大戦斧を思い切りぶっ叩く。しかし女海賊の得物には傷ひとつつかなかった。
パティ「ウソ…」
ブリ「残念だったね…コイツには硬度強化の魔法がかけられた特別製なのさ!」
ブンッ!
パティめがけて大戦斧が振り下ろされる。
ズザン!
ズズズ…ドバッシャア!!!
バンボー「どぅあっ!」
涼「きゃー!」
スー「おえー」
斜に切られたサブのマストは頭から海へ落ちていった。その衝撃で船が大きく揺れる。
ブリ「居ない…!?」
さっきまでいたパティが消えていた。代わりに頭上から声がする。
「…この命…こんな処で散らしてしまうのはあまりに惜しい…」
パティ「お、おねーさん!」
イース「…困ったときはいつでも呼べとロナウドには言っておいた筈だが…気絶したときにも呼び出されるようにしておいて正解だったな…」
ブリ「アンタ一体何者だい?」
イース「フッ…賊ごときに名乗る名など持ち合わせてはいない…巷で剣魔と呼ばれている者だとだけ言っておこう…さて、続けようか…このよき宴を…!」
浜田マシーン
どっかの超古代文明が残したの殺戮兵器。狙った獲物は逃さない。
「ヒャーハッハッハッハッー!!!!」
ブリ「なめるんじゃないよ!剣魔って言う割に手ぶらじゃないか!」
イース「…なに…?…っ!」
パティ「あれ?」
バンボー「またか…」
スー「うえー…」
イース「かたなかたな…」
タブン「何しにきたんですか…」
斬られる寸前でパティを助けたイースだったが、得物を持っていなかった。
海賊「ぶちのめせー!」
わーわー!
イース「かたなかた…!」
ドスバシュズガッ!
海賊A/B/C「がっ!/げっ!/ごわっ!」
ばたばたばたっ!
イース「…思い出した…ソードフィッシュ…たしか極力殺しは避けるのが美学だったな…フッ…今回はそれに倣うとしよう…パティ、しばらく借りるぞ…」
パティ「あ…あたしの仕込み!」
シーサイドマリンピア
海の街
漁業盛んでこの街の近海でしかとれないエンペラーホンマグロの味は絶品
この味を求め世界中からグルメなセレブ達が集まってくる
ブリ「やるじゃないか…ふふん、剣魔に知られてるたあ…なかなかあたいらも有名になったもんだね。ちょうどいい、ここでアンタの命を貰って更に名をあげさせてもらうよっ!」
パティ「殺さない主義は?」
ブリ「強者は別さ!」
イース「フッ…面白い…ならば私が勝ったら貴様の持つ名刀宝剣の良いものから順に何本かいただくこととしよう…」
ブリ「出来るもんならやってみるんだねぇ!」
イース「…大将は私がやる…返しておく。雑魚は任せた…」
たったった…
パティ「え?ちょっ!ま、いっか。かかってこいっ!」
仕込みの直刀をぞんざいにパティに返し、倒した三人の海賊の持っていた半月刀の一本を腰に、残る二本を両手に、剣魔は駆け抜けていった。
パティ「えいやあああああああああっ!」
よく言えば切りかえが早いともいえる性格の彼女も敵陣の中へと飛び込んでいった。
バンボー「あオイ!援護する方の身にも…くそっ!」
スー「ちょっと…寝てる場合じゃ…ないでしょ…うぷっ!」
ロナウド「むにゃむにゃ…世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはオレだ!」
隠れ里ブレイディア
剣の道を極めし者が最後に行き着くとされる場所。
名だたる剣聖の多くがこの地の出身である。
近くに良質の鉱脈があり、名刀なども多く造られている。
剣魔イースもこの地の出身だとか。
338 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/03(木) 12:33:18 ID:/8MXK3L0
期待あげ
ジョン・ウィル 37歳・男
とある小さな国の領主。非常に好戦的な性格で、いつも近隣諸国に喧嘩を売っている。
フルネームはジョニー・ウィルソン
「わが国は世界一の国家ですよ?」
340 :
oraa:2006/08/03(木) 16:25:25 ID:jjOq6Ayi
ドルム・ハイ・男
爆弾や銃が大好き。
いつも背中に武器を背負っている。
「なにもかも焼き払ってやる」
アレクセイ"アイアンフィスト"ロドリゲス 30才 男
神の拳を持つ男
元ボクシング統一ヘヴィウェイトチャンピオン
その両拳には神の力(ゴッドフォース)が宿っていると言われている
武器を持たなくてもその力は一国の軍隊と同等もしくはそれ以上だと噂される超人
「アイ アム ア チャンピオン。アイ ハブ ア ペン。」
イース「フッ…やはりその程度か…擦りもせんぞ…?」
ブリ「やかましい!」
イース「…威力は実に目を見張るものがある…だが…当たらねばどうということはない…」
ブリ「くああああっ!ちょこまかとっ!絶っつ対に許さないよっ!」
パティ「すごい…あのおばさんをあんな楽々とあしらってる…」
ブリギットの猛攻を紙一重で軽々とかわし続ける。ちょっとやそっとの武芸者には出来ない芸当だ。
イース「…悪いがロナウド達を護らねばならんのでな…これ以上遊んでやる暇は…」
ブリ「!?」
イース「…無い。」
台詞を言い終えたとき、イースはブリギットの前から後ろへと瞬時に移動していた。諸手の半月刀は双方共に振り抜かれている。
イース「…眠っていろ…」
パキン!ガッ!カンッ!カン!カラカラカラカラ…
ブリ「ふっ、言った筈だよ!そんなナマクラじゃ…あたいは斬れないってねぇ!」
イース「…もとより峰打ちだ。が…どういう仕掛けだ…?」
胴部を打った双剣はどちらも折れていた。一方は床に刺さり、もう一方は転がり耳障りな音を響かせる。
大山リス達 モンスター
極東の国の格闘技「カラテ」をマスターしたリス
その突きは豆腐を砕き、和紙を軽々とブチ抜く威力をもつ
「キュッキュキュキュキュ(我が拳に一点の曇り無し)!」
メアリー=オパニョーラ 51歳・女
伝説の子孫の生き残り。
ロナウドの親戚。
唯一自分を満足させることのできる『オバタリアンパワー』を使える。
「他人の迷惑だとか、大安売り(バーゲン)での他人がどうなるかだとか、ワケ分かんないねえ!!
わたしゃわたしだ!」
涼「起きてください!ご主人様っ!」
ロナウド「うん…?ワケ分かんねえ…何だ…?」
ロナウドを揺り起こす涼。
涼「人手が全然足りません!コレを飲んで戦ってください!」
ロナウド「むぐ!」
スー「なにこれ…」
涼「港町で買っておいた強力な気付けです。滋養強壮に酔い止めの効果もあるそうです。スーさん、あそこに倒れているタブンさんの手当て…はわわ、ご主人様敵が来ちゃいました。」
スー「OK、任せて。よく効くわね、これ…」
ロナウド「うおっ!みなぎってきたぞ!ワケ分かんねえ!」
むせかえりそうな土煙、血の臭い漂う空気
戦場………俺は確かにそこにいた。
一般兵「おいルーカス、ボーっとつっ立ってないで早く行くぞ。」
マルフォット「…あぁ、今行く。」
マルフォット・ルーカス戦記。近日公開
しませんよ
しろよwww
タカタ・J・パネット
旅の行商人。
その口上は思わず不要な物まで買ってしまうほど説得力がある。
また、持ち合わせが無いときはローンも組んでくれる。
「金利、手数料は私、J・パネットが負担します!」
ブルー「ちょっちょっwこっちくんなって!」
海賊「うるせー!財宝よこせ!」
わーわー!
キン!ガチン!
ロナウド「ワケ分かんねえ…今の状況は?」
涼「バンボーさん、パティさんが海賊と交戦中、イースさんが敵の大将と交戦中、そしてタブンさんが敵の大将にやられて倒れてます。乗組員さんたちも戦ってるみたいですがあまり戦果はありません…」
ロナウド「くそっ、マジかよ!」
イース「…剣が効かぬと言うのなら…」
ふっ…
低く構えた次の瞬間、イースの姿が消える。
がっ!
イース「…こういうのはどうだ…?」
現れた瞬間、彼女はブリギッドを投げる態勢に入っていた。
ブリ「甘いよ!(にやり)」
ガシャン!ががしぃ!
イース「!」
ブリ「ついに捕まえたよ!」
大戦斧を投げ捨てイースをつかみ返すブリギッド。
イース「むんっ!」
ブリ「どりゃあ!」
ぶんっ!
イース「くっ…!?」
どがしゃあ!
投げようとしたイースは逆に投げ飛ばされる。
ブリ「でりゃあああ!」
べきぃ!ずがっ!ばきゃ!ごしゃあ!
貨物箱、マスト、甲板、壁、手当たり次第に周りのものへイースを叩きつけまくる怪力キャプテン。
ブリ「勝負の方法を間違えたようだねえ!まだまだいくよっ!」
がしっ
ぶんっ!
イースの長い黒髪をつかんでまた投げようとするブリギッド。
ロナウド「ちょ…なんで剣魔があんなやられまくってんだよ!ワケ分かんねえ!」
涼「攻撃が効かないみたいです…なにか魔法でもかかってるんでしょうか…」
ひゅばっ!
ブリ「んなっ!?」
どたっ!
たたんっ
イース「フッ…なかなかやるな…確かに貴様の云う通り闘い方を誤ったようだ…」
ブリ「あんだけ投げつけてやったのにピンピンしてるなんて…気にくわないねえ…どうなってんたい…」
イース「…秘伝の脱力と受け身さ…流石に無傷とはいかんが…今度はつかまれぬよう注意しておこう…」
つかみがゆるんだ一瞬の隙をついて足払いでブリギッドを倒し、間合いをとるイース。あまり深刻なダメージは受けていないようだ。
イース「…手傷を負わされたのは久々だ…
…ただ道具に頼るだけの輩かと思っていたが…私の見当違いだったらしい…先刻は失礼したな…我が名はイース・ト・フード…
続けようか…このよき宴を…!」
…
イースの周りをとりまく風が変わる。
ブリ「やっと認めてくれたってかい…遅すぎるねぇ!」
イース「…そう怒るな…今度は全力で相手をしてやる…バス!」
「なー?」
ポイッ…ガシャッ!
いつのまにか上空に来ていた謎の猫っぽい生物。
バスと呼ばれたそれは背負っていた大きなゴルフバッグのようなものを投げ落とした。
ロナウド「何だあの空飛ぶ巨大猫…ワケ分かんねえ!」
涼「あれは…その気になれば国ひとつ滅ぼすというねこドラゴンです!でも何でイースさんが…」
パティ「か…」
バンボー「か?」
パティ「かわいいぃ!」
バンボー「アレがか!アレがか!?」
イース「…よし…よくやった…次は海賊たちをのしてくれ…」
バス「なー!」
海賊たち「へ?」
バス「フーッ!」
どったんばったん!
バス「フニャオウッ!」
海賊たち「ぎゃー!」
どたたたたっ!
バス「ボソッ…(マタタビくらい用意しとけよな…この野郎どもが…)」
海賊たち「そんな無茶なー!」
ばしばしばし!
目の前の海賊にしか聞こえないような小声でマタタビを要求しながら海賊をのしていくビッグキャット。
その姿はおもちゃで遊ぶ仔猫のようだった。
大きさを考えなければ…
タブン「何ですかこの揺れは!?」
スー「ねこドラゴンがあばれてんのよ!ダメ…もうムリ…うっ…」
タブン「ちょっ!」
スー「ゲー」
タブン「ぎゃー!」
イース「…今度はこいつで勝負だ…」
ジャキッ
バスの持って来た大きなゴルフバッグのようなものから剣魔が取り出したもの…
それは常識外れた大きさで…
その身に文字を刻まれた…
無骨なつくりの大剣だった。
ブリ「あたいと力勝負とは…まだわかってないみたいだねぇ…」
イース「フッ…全力で打ち込みあってみたくなってな…」
ガギン!ギャン!ゴイン!
大質量の鉄塊と鉄塊が激しくぶつかり合い火花を散らす。
ブリ「やるじゃないか!」
イース「得物は力のみで扱うものではないからな…」
ギンッ!
イース「一つ忘れていた…この得物は魔獣狩りといってな…
…総ての防御効果を無視する代物だ。
…今度当たれば無事では済まんぞ…?」
ガチン!
ブリ「あんだって?チッ!」
ロゼ
女・19歳
特長のある方言を使う。武器は銃の形をしているが、弾は水を圧縮して打ちだす水鉄砲。
「いいやん!水鉄砲やけ、ただの水っちゃ!」
キーカ(偽名:菊花)
性別男 年齢??
鮮やかな蒼い長髪と瞳、滑らかで白い素肌をした美しい女っぽい外見だが、下には立派な逸物がついてる正真正銘の男。実は吉田の遺産の一つ「人工人間」の完成体なんだが、その技術を狙う謎の集団に狙われていて、現在とあるオカマバーに匿われながら働いている。
吉田の計らいで体からかなりグロい触手を出す、毛を針状にして飛ばすなど人外の技が多数できる。
「頼む、引かないでくれ!」
バス「しゃー!」
海賊「おたすけー!」
どたどたどた!
ロナウド「あの化け猫どんだけ重いんだよ…揺れすぎじゃねーか!これじゃ闘いどころじゃ…何でアイツら普通に闘ってんだ…ワケ分かんねえ!」
バスが海賊を追い掛けまわして暴れる度に大きく揺れる船。
剣魔とキャプテンはそれをものともせず、普通に闘っていた。
ブリ「当たればタダじゃ済まないのはそっちも同じだろ!どおりゃっ!」
ぶんっ!
ブリ「…しまっ…!」
イース「せあっ!」
バキイ!
ブリ「ごっふ…」
どかっ!どさっ!
ブリギッドの渾身の一撃を紙一重でかわし、大剣をフルスイング。
無防備になった胴を大剣の腹が思い切り打っ叩いた。
ブリギッドは海賊船のマストまで吹っ飛び、当たって落ちた。意識は失っているようだ。
海賊団「お頭がやられた!逃げろ!退却だ!」
どたたたた…
ロナウド「ふう…次から次へと…何なんだよ、ワケ分かんねえ…」
スー「もう何も起こらずに目的地に行きたい…あんな揺れはもうイヤ…」
バス「なー?」
イース「フッ…よくやった…」
バス「ゴロゴロ…」
イースが喉や耳の後ろをわしわしと触ってやると気持ち良さそうに喉を鳴らすねこドラゴン。
その様子をパティが物凄く羨ましそうに見ていた。
イース「パティ、触りたければ好きに触ればいい…」
パティ「いいんですかっ!わーい!」
イース「ああ…こいつは女好きだからな…喜ぶ筈だ…」
バス「なー?」
パティ「ああぁあぁ…かわいいぃ…よしよしいい子いい子…」
バス「ゴロゴロ」
抱きついたり頬摺りしたりいろいろ好き放題のパティ。
彼女も物凄く幸せそうだがバスもとても嬉しそうだ。
タブン「私は猫が苦手なんです…」
バンボー「苦手でなくてもあの大きさなら普通はビビると思うぞ…」
『お〜い!ルーカス、 、早く来いよ!』
『ほら、ルーカス!早くしないと いっちゃうよ!まってよ 〜!』
ルーカス『ハァ…ハァ…まってよ… 、何で二人とも行っちゃうの…?待って…』
ルーカスは一生懸命走るが、二人の少年はまるで滑る用にして闇の彼方に走っていく
ルーカス『ハァ…ハァ…ハァ…待ってよ…待って…待って………………………待ってくれ!!!」
ガバッ!
勢いよく飛び起きたルーカスの体は、びっしょりと汗をかいていた
ルーカス「ハァ…ハァ…また、この夢か…一体なんだってんだ…」
その時、テントの布が勢いよく開けられ兵士が顔を出す。それに合わせて、砂煙がテント内に舞い上がった
兵士「お!もう起きてたか…もうじき敵陣に向けて出発ぞ。急いで支度しろ!」
ルーカス「チッ…わかったからもう少し、静かに開けてくれないか?煙たくてかなわん…」
兵士「フン…とにかく早くしろよ!」
そう言うと兵士は足早にテントを後にした
ルーカスは汗を拭い、立掛けておいた剣に手をかける
ルーカス「さて…行くとするか。」
ルーカスがテントから出ると既に、殆どの兵士達は起きており各自作業に取り組んでいた兵士2「お〜い、ルーカス!」
ルーカスが声のする方に顔を向けると、一人の兵士が走ってこちらに向かってきていた
ルーカス「何だ、なにか用か?」
兵士2「ハァ…ハァ…用も何も隊長がお呼びだぞ!」
ルーカス「隊長が…?」
隊長が、と言う言葉を耳にしてもルーカスはまったく慌てるそぶりを見せなかった
兵士2「何ってんだよ!早くいかないと、またどやされるぞ!」
兵士はルーカスの背中をグッ!と押す
ルーカス「わかった、わかった」(まったく…嫌な予感がする…)
まさかルーカス戦記をやってくれるとは……
GJ!
ついに外伝始動か…GJ!
わっふるわっふる
職人さんかなり頑張ってるけど、あまり無理はせずに自分の体をいたわってくださいね。
ところで気になったんだが、このスレにSS職人って何人いるんだ?ベージュのやつとルーカス戦記の予告は除外ね。
職人さんGJGJ!
ノ
最果ての村編とタブンの魔剣騒動を書いたヘタレは自分です
他にあと2、3人くらい居る気がする
ノ
細かい繋ぎ部分くらいしか書いてないからカウントしていいか微妙だけど。
やっと夜勤週間終わったからまたすこしづつまとめ更新します。でも今日はねます。
やたら謝ってるのいくつかと
宿と海賊戦は自分…
なんというか…やっぱゴメン。でしゃばりすぎてるかな…
反省はしている。後悔はしていない。
ノ
ルーカス編ルーナ戦闘編デフレからヒゲッソリ編
ルーカス「マルフォット・ルーカス只今まいりました!」
誰が見ている、というわけではないがルーカスは隊長のテントの前でビッと敬礼をする。これが兵士としての形というわけである
隊長「よし!入れ!」
ルーカス「ハッ!失礼します!」
隊長「ウム…まあ、楽にしてくれ……ここへお前を呼び出したのはほかでもない、この度我が国王が戦見学に参られる、
我が国王は戦をとても好いておられる…これがどういう意味かわかるか?その国王の前で負け戦など見せれば我が隊は壊滅だ!よって、この戦いに失敗は許されない!…そこでだ、先の戦いでも実績を上げているお前に今回の敵陣攻略の先陣をきってもらいたいのだ。」
ルーカス(ちっ…見学…遠足じゃねぇんだぞ…しかも結局、斬りこみ隊長じゃねぇか)
ルーカスの悪い予感は見事に的中する
隊長「どうだ?引きうけてくれるか?」
隊長の声が低くなり、眼光が鋭くなる。実質引き受けるか受けないかの二択ではなく、引きく受けさせるの一択だった
ルーカス(フンッよく言う…断われば、すぐにでも吊し首だ…)「ハイ!慎んでお引き受けいたします!」
隊長「ウム!期待通りの返事が聞けてうれしいぞ!では下がってヨシ!」
ルーカス「ハッ!失礼
↑最後「いたします」が抜けたスマソ
職人さんけっこういるな
みんなGJだよ!
ロナウド「こなくそっ!」
パティ「やあっ!」
タブン(角)「死にやがれええええ!」
イース「フッ…どうした…?全力で来い…」
甲板でロナウド・パティ・タブンの三人がイースを囲んで闘っている。三人とも汗びっしょりで、タブンにいたっては角まで出ていた。
一方、囲まれているイースは涼しい顔で攻撃をかわしまくっていた。
バンボー「ホント化けもんだな、あの女…」
ブルー「ちょっちょっW聞こえたらナマスにされっちまいますぜ…そういやあのきつそうな娘はどうしたんです?」
バンボー「乗り物に弱いからなあ…部屋で寝てるか吐いてるかのどっちかだろ。」
バス「ふわぁ…」
カッカッカッカッ…
ねこドラゴンは欠伸をして首を掻いていた。
平和そのものだった。
ルーカスがどうなっているかなど誰も知らなかった。
イース「…こんなものだろう…止め!」
ロナウド「ふーっ。」
パティ「ありがとうございましたっ!」
タブン(角)「死ねよやああああっ!」
くるっ
どたんっ!
タブン「ぐえっ!きゅう…」
イース「…熱くなり過ぎだ…もう終わりだと言っている…」
かかってきたタブンは一回転して甲板に叩きつけられるとのびてしまった。
イース「ふう…今日はここまでだ…クールダウンは各自でやってくれ…船長、目的地まではあと何日だ…?」
船長「そうですなあ…この調子だとあと三日になりますな。」
イース「…そういうことだ…あと三日はみっちりしごいてやる…
明日は剣の扱いから教えよう…お前も参加して貰うぞ、王子どの。」
バンボー「んなっ!俺?」
イース「接近されたときには必要だろう…?
その腰の得物は只の飾りではあるまい…」
バンボー「わかったよ…」
ヌリュッポォー・カーリナッサイ 「よう!隊長に呼ばれたんだって?ルーカス?」
ルーカスの肩をポンッと叩き、後ろから少し浅黒い男が話しかけてきた
ルーカス「ああ、まあな…」
俺達兵士は、国の色々な場所・村から集められた民間人が殆どだ。騎士団といっても実際には傭兵団となんらかわらない、だからこんなヤツも中には混じってる
カーリ「何だえらく不機嫌だな、またお叱りでも受けたか?」
ルーカス「まあ、そんなとこだ。…ん?」
カンカンカンカンッ
耳障りな音とともに兵士が叫ぶ
兵士「配給の時間だ皆配給テントの前に一連に並べ!!」
カーリ「お!飯の時間だ!なぁ腹減ってたらカリカリすんぞルーカス、飯でも食って落ち着け。」
ルーカス「だれも慌てねぇよ。」
ルーカス達がテントの前に並ぶと、配給をする兵士は食器の中に食べ物を放り込む用にしてついでいく
兵士「ほら、これも忘れずに飲めよ!」
そう言って兵士は一粒のクスリを出す
ルーカス「おい、いつも飲んでるこのクスリはなんなんだ?」
兵士「お前が気にする事ではない!さっさと行け!」
ルーカス「チッ…」
俺達兵士はもう随分まえからこのクスリを呑まされている。何のクスリかもわからないまま…
ルーカス「なぁ…このクスリ…何だと思う?」
ルーカスは食事の手を休め、クスリをジッと見つめている
カーリ「何って…安定剤か何かじゃないのか?…わからんが。」
ルーカス「こないだ、クスリを呑まないってグズってた奴いたろ?」
カーリ「ん?ああ…何で、こんなの飲まなきゃいけないんだって騒いでたな…それが?」
ルーカスはカーリと視線を合わせると少し目を細め
ルーカス「アイツ…どこいった?」
カーリ「どこって…そういや最近見ないな…」
ルーカス「……。」
カーリはルーカスの表情に少し戸惑ったように
カーリ「べ…別の隊に配属になったんじゃないのか?」
ルーカス「かもな…」
そんなはずあるか。俺達はもともと民間人…他の隊に入った所で、一般の兵士よりも寸分劣る……何か問題をおこしたか…それとも…
カンカンカンカンッ
再びあの耳障りな音が響く
兵士「飯の時間は終りだ!各自、支度をして敵陣に向かう準備をしろっ!」
カーリ「ヤッベ!さっさと食っちまおうぜ!」
ルーカス「…あぁ。」
GJ!
わっふるわっふる
昨日はIEの調子が悪くてまとめ更新出来なかった…。
ルーカス編に合わせて結構形を変える予定ですがまああまり機体しないでください。
なにはともあれGj!
いい文章を見ると気分がいいぜ。
ルーカス達は敵陣へと着実に進んでいた…
兵士「おいカーリ。お前、武器持たなくていいのかよ。」
カーリ「俺はこの拳と足が最大の武器だ!芸人のケツを蹴ることに関して俺の右に出るものはいない!」
兵士は呆れたような顔をして、頭をかかえる
兵士「相手は芸人じゃなくて兵隊だぞ!死んでも知らんからな!」
カーリ「心配無用だ!ヒャハー!」
カーリは、軽くシャドーをしながら軽やかな蹴りを見せる
ルーカス「フン…」
芸人…か。確かに俺達は、戦場という舞台の上で踊らされているのかもしれないな…
ルーカス「おい、あんまりはしゃぐなよ…隊長に目ぇつけられる。」
カーリ「わかってるって!セヤッ!」
ルーカス「……。」(どうだか…)
カーリ「俺は…俺は、早くこの戦争を終らせて故郷に帰るんだ!セヤッ!」
カーリは直もシャドーを続けている。しかしルーカスはその事には、もう口をださなかった
ルーカス「何だ…故郷に待ってる人でも居るのか?」
カーリ「ああ!居るさ!俺の大切な………。」
カーリのシャドーがピタリと止まる
ルーカス「…ん、どうした?」
カーリ「大切な…大切な…誰がいるんだ…俺を待ってる誰が…」
ルーカスはカーリが、冗談で言っているのではない事が直ぐ感じとれた
ルーカス「おい大丈夫か…」
カーリ「思いだせない…思い出せないんだ…」
カーリの顔からは、ポタポタと汗が滴る
兵士「つ…疲れてんだろ?この所ずっと移動しっぱなしだったから…」
他の兵士がカーリの肩に手をやる
カーリ「あ…ああ…そうだな…そうだよな!」
兵士「もう少しでキャンプ場所だからな、そこで休め!な!」
カーリ「…ああ。」
ルーカス「……。」
違う…こんな症状がカーリに、いや、兵士達に現れだしたのは今に限った事じゃない。皆、昔の事が徐々に思い出せなくなってる……そして…俺も…これもクスリの影響か?…だが、確証にいたるものはなにも無いのが実情だ…
-遺跡の見える港町・シオ-
船旅を終え、目的地の最寄りの港町に辿り着いた一行。
船の用心棒代に結構な額をいただいていた。
ロナウド「やっとついたな。」
イース「…また危なくなったら…いつでも呼ぶがいい…海賊との闘いはなかなか愉しませて貰った…」
ロナウド「おう、助かったぜ!修業もありがとな。」
イース「フッ…気にするな…また逢おう…行くぞ、バス…」
バス「なー!」
たたたたた…
そう言うと、剣魔は駆け抜けていった。
スー「…もうのりたくない…のりものはもういや…きもちわるいよぉ…」
パティ「おーよしよし、もうだいじょーぶ。」
バンボー「大概きてんなあ…宿とってスーを寝かせたらまた自由行動にするか…」
涼「そうですね。」
379 :
1:2006/08/12(土) 19:58:32 ID:???
男「いらっしゃいませ。お泊りでしょうか?」
ぞろぞろと宿に入ってきた一団に、カウンター越しに男が声をかける。
バンボー「ああ。2泊くらいで良いな?」
タブン「そうですね。皆さん疲れてますし。」
男「男性が3名に女性が3名ですね。どうぞ、お部屋にご案内致します。」
爽やかな笑顔を作る男に案内されるまま階段を上り、部屋に入る一行。
多少年代を感じさせるベッドが4つに、テーブルがひとつ。
そう豪華ではないが、窓からは港が一望できる。
なかなか悪くないな、とロナウドは感じた。
横ではバンボーが天井がどうだこうだと文句を垂れているが・・・。
男「女性の方々は向かいの部屋になります。ごゆっくりどうぞ。」
パティ「スーちゃん、行こっ。」
スー「ぁぅ・・・。」
パティに手を引かれて部屋に入るスー。
『ちゃん』というのは少し気に入らないが、もはや怒る気力も無い。
男「申し送れました。わたくし、当宿屋の主人のヨウジョスキーと申します。御用の際は・・・。」
男が名乗った瞬間、6人の目の色が変わる。
ロナウド「わ、わ、ワケ分かんねえ!!」
涼「は、はわわ・・・変態さんですっ!」
スー「うぅ・・・こんな時に!」
バンボー「孔明!俺の後ろに下がれ!パティは部屋のカギをかけろ!スーを頼む!」
パティ「こっちに入ってきたらペチャンコにしてやるんだから!」
タブン「塵にしてやるぜぇぇぇ!!」
バンボーは弓と矢に手をかけ、タブンは抜刀した。ツノも既に生えている。
向かいの部屋のドアの後ろではパティがハンマーを構えていることだろう。
ロナウドは精神を集中し始める。
380 :
2:2006/08/12(土) 20:00:34 ID:???
ヨウジョスキー「ちょっと待って!名前はこんなですが、別に幼女が好きというわけじゃありません!」
必死に弁解するヨウジョスキー。
だが、タブンはじりじりと間合いを詰め始めている。
ヨウジョスキー「ひぃぃぃ!本当ですって!剣をしまって!」
半泣きになりながら、叫ぶように説得を続けるヨウジョスキー。
バンボーが鋭い目線を向けたまま、口を開く。
バンボー「タブン、下がれ。・・・本当だな?」
キツツキのように素早く顔を縦に振るヨウジョスキー。
タブンが魔剣を鞘に収めて後ろに下がる。
バンボー「よし、信じよう。だが、孔明やスーに何かした時は・・・。」
バンボーがギリギリ・・・と弓を引き絞る。
ヨウジョスキー「し、しません!祖国ロシアに誓って絶対に何もしません!」
バンボー「・・・行け。」
弓を下ろし、ヨウジョスキーを睨みつけるバンボー。
ヨウジョスキーは踵を返し、一目散に階段を下りていった。
381 :
2:2006/08/12(土) 20:01:57 ID:???
パティ「・・・行った?」
おそるおそるドアの隙間から顔を出すパティ。
涼「ど、どうしましょう?他の宿に変えます?」
パティ「でも、スーちゃんはもうダウンしちゃってるし・・・。」
バンボー「仕方無いな。予定通り、このまま自由行動だ。」
タブン「しかしあの主人がいますし、スーさんを一人にするわけには行きませんよ。」
バンボー「だな・・・おいロナウド。スーの傍に居てやれ。」
ロナウド「なんで俺がっ!パティが居てやれば良いだろ!ワケ分か・・・。」
バンボー「分からなく無い。パティは・・・ほれ。」
パティ「美味しいものあるかなぁ♪輸入物の可愛いハンマーもあるかも♪」
タブン「いえ、可愛いハンマーは無いと思いますけど・・・。」
ウキウキと買い物支度を始めるパティ。
こうなったら誰も彼女を止められないのは、ロナウドも分かっていた。
バンボー「じゃ、よろしくな〜。」
ロナウド「くっ・・・。」
苦い顔をしたロナウドを尻目に、一行は町に繰り出していった。
ロナウド「しかし、ワケ分かんねえ宿を選んじまったもんだ・・・。」
その頃、宿のカウンターの奥でヨウジョスキーが呟いていた。
ヨウジョスキー「しかし、ワケ分からない客を泊めてしまったものだ・・・。」
あ、ゴメン
>>381は3です
ちょっとカーリに蹴られてきます・・・
GJな続きですな。ドンマイです。
GJえす。これあけの文章を書ける実力がスバラスィ…
あとまとめ更新しておきました。未使用キャラなどの参照にどうぞ。
wktk
神スレ発見( ・∀・)
笑点五人衆
司会:うまづら
座布団を取り上げる必殺業を持っている
青:下ネタ、なるしすと
赤:いまいちキャラが薄い…
緑:今にも死にそうだ
紫:腹黒
黄色:ちほう
橙:げんき
赤:うたをうたう
「山田クン、全部持ってちゃって」
モタ子
♀ 享年20
どこか懐かしい雰囲気の空き地の土管の中に住んでいる新米幽霊。かなりの怖がり屋かつドジっ子で、近所のガキどもによくからかわれている。
生前はまったく売れないアイドルをやっていて、お昼の人気番組笑っていいかな?に出演するのが夢だったとか。
ちなみに、死因は風呂場で居眠り中に溺れて溺死
「はぁ〜……幸せに成りたい。」
今更ながら、
>>1と最初小説書いた人と
スー登場、ルーカス序章書いた人は神だなあ
ワドゥ・フォノ・ザラガンム 男 18歳
ダマクス王国の国王を補佐する大臣、ドゲドリス・フォノ・ザラガンム家の嫡男。
世界の歴史に関する造詣が深く、読書が趣味で理知的な青年であるが一度火が付くと止まらない性格。
何一つ不自由の無い生活と環境の中で育ち、ロナウドやバンボーとも仲が良かった。
しかし突如「もっとこの世界の歴史を知りたい」との理由で15歳の時に家出。
その後の行方は不明だが、冒険者の間でその名前が囁かれているという噂もある。
>>20の猫魔王、ガイシュツだが少し書きたかった。
猫になってから18日が経過、猫の生活に慣れてきた。
昼、散歩する。お腹が減ったのでいつものように港から魚をパクる。
夜、今夜の野宿先を探す、仮にも魔王だったものぞ、こんな体にしたロナウドを恨みながら就寝。
朝、眠いが起きる、魔王の時は起きたら目の前にプリンがあるのに
ホームシックにかかった。昼、今日は港が休みだった、わびしい。
夜、魚屋から魚をパクる、裸足で追い掛けて来る店主を尻目に逃げる。
…しつこい、まだ追い掛けてくる。
顔をちゃんとみたら、オポニューラだった。
就職できたのか…、いつまでもコイツはニートでいてほしいので猫ネットワークを使い、明日から店を潰しにいくことにする。
深夜、やっと振り切り餌にありつく、明日が楽しみでしかたない。
朝、散歩中に子供の人間に会う、パンクズをもらう。
同情するなら体をくれ。
昼、ほかの猫と一斉にオポニューラの店から魚を奪う。
オポニューラは泣き崩れていた。
夜、今夜の寝床を探す、途中、路地から強力なフォースを感じる。
私はこれほどのフォースの持ち主を今まで見逃していたのか、そいつの素性が気になる。
暗い路地の先には所々が汚れた服を来た、赤い長髪の少女がいた。
「そこの女」
「!…誰!?」
「上じゃない、下だ」
「…猫?」
「そうだ、諸事情によりこの姿――、まぁそれは置いといて、貴様ほどのフォースの持ち主がなぜこんな所に居る」
「なぜって、ん〜猫さんには難しいかな」
「構わん、言え」
魔力を解放して再び問う、すると女は目を丸くして静かに答える。
「…簡単に言うと家出ですね、修道院が辛くって、私みたいにフォースが常人より多いとイジメられるんです」
「だから、逃げてきたと?言っておくが貴様のフォース量は常人より‘遥か’に多い。そんな奴ら消し飛ばせるだろうに」
「そ、それは…あはは…」
「帰りたくないのか」
「ちょっと嫌かな、でもここじゃ危ないし、お金ないから宿も借りれないし」
「ふむ、では私が護衛をしてやろう」
「え、でも」
「私のフォース量を見ただろう、不満ではなかろう、なに、ちゃんと報酬はいただく」
「…それって、腕とか足とか…?」
「…私にはそんな趣味はない、私も今日は寝る先に困っていてな、報酬は膝のうえを貸してもらうことにする」
そう言って無理矢理女の膝の上で丸まる、この女の近くに居れば色々と楽しめそうだ。
「……」
「貴様、名を何という」
「え」
「貴様では堅苦しい、名乗れ」
「えっと、アミーニーて言います」
「ふむ、ではアミーニー膝の番を頼む、寝てる内に膝と腹でサンドイッチにされるのはかなわんからな」
「ふふ、わかりました♪護衛よろしく頼みますね、今日一日お仲間ってことで頼りにしてます猫さん」
「べ、別にアンタがしんぱいで仲間になるかけじゃないんだからね」
「はい?」
「い、いやなんでもない、ただの発作だ」
「猫さん」
「なんだ」
「さっき、少し噛みましたよね」
「っうるさい!」
朝、アミーニーにサンドイッチにされながら起きる。
そして、多分続かない。
なんでだろう……目から汗が出てきやがる
GJ!!
闇の巫女
すべてのフォースを手に入れ、世界を制服しようとしている
世界を滅ぼせる杖、精霊の杖を使う
すでに死んでいる
フロシア・クレシェンド 17歳 女性
特殊な金属で出来たフルートを片手に旅をしている人物。
その音色で風を操ったり、聞く者の精神に干渉したり出来るが、主にその強度をいかして打撃に用いる事が多い。
割と良識人で、明らかにおかしいところにはツッコミを入れるが、自分のボケには気付かない。
ちなみに杖術の達人で、音痴、見習いフォース使い。
「次、交響曲第35番『絶望』いきます。」
アース・ト・フード
イースの兄。イースが唯一人、勝てなかった剣士。
闇の巫女の騎士。
すでに故人である
昔の優しさは今は見る影もない
自分と恋人を生き返らそうとしている
「イースよ……私と一緒に来い。闇がお前を呼んでいる」
397 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/13(日) 18:29:06 ID:Jo+3uJqA
トバ・ルカイン
♂ 25
世界を一人で旅してる人気マジシャン。かなりの伊達男で行く先々で乙女の黄色い声援を浴びている存在。
また、一人旅をしているのは伊達ではなく、かなり戦いなれしていて、トランプカッターや分身などのまさにマジシャンな技を使える。
「いいね君気に入ったよ。もしよかったらボクの助手にならない?」
しまった、上げてしまった……
>>398 いや、感謝しよう。君のお陰で誤字に気付いたorz
>>395はフロシア → フローシアですた…。
アラ・スージー
26♀
これまでの粗筋を語る
フォーカス 47歳・男
金のためなら女、子供をも平気で殺す
「世界の危機だとか、伝説の力(フォース)だとか、ワケ分かんねえ!!
オレはオレだ!」
ちょwwwww
ロナウドの決めゼリフ取りやがったwwwwwwwwwwwwwwwww
ファルス・ト・フード 享年38歳・男
伝説の剣聖でイースの父親。
唯一ブレイディアに伝わる秘奥義を使えた。
命をかけてアースを説得しようとするも、イースの目前でアースとともに絶命した。
「剣に心をのせろ…今のお前ならできる筈だ…」
長老「剣聖ファルス、わかっておるな。」
ファルス「任せてください。闇の巫女と…奴はこの手で必ず…」
長老「うむ。」
隠れ里ブレイディアの長老の家。そこで剣聖は決意を述べ、そして旅立った。
里を出て最初の宿についたときだった。
ファルス「誰だい?私のあとをつけているのは…」
イース「…やはり気付かれていましたか…父上…」
ファルス「私を欺くにはまだまだ修業が修業が足りないよ、イース。」
イース「…私も…私も一緒に行かせてください…!」
ファルス「…」
イース「父上…!」
ファルス「ふう…困った娘だ。母さんに似て一度言い出したら聞かないからな、お前は…」
イース「では…!」
ファルス「ああ、断ったところでついてくる気だろう?もっともっと強くなって私を超える剣士となれ…」
イース「はいっ!」
バス「にゃお」
イース「ん…ああ…夢を見ていた…懐かしい夢をな…」
GJ
イース外電も楽しそうだ
何か設定からして切ないし(´ゝ`)
この夢を見るたび思い出す…
父の死…そしてあの男…
イース「父上…あなたとは一度闘ってみたかった…」
自然と形見となった父の刀に語りかけていた。
あんな夢を見た所為か、感傷的になっているようだ。
バス「なー?」
イース「…らしくないか…?そうだな…
夜が明けたらまた猛者を求め行こう…」
バス「なー!」
バスが頬をすりつけてくる。かわいいヤツだ。
イース「ふふ…」
目が覚めたついでだ、潮風にあたった獲物の手入れをしておこう…
パティ「キャー!見て見て涼ちゃん!コレちょーかわいくない?」
涼「わー!ステキです!パティさん、こんなのもありましたよ!」
パティ「へー!それもいいね!」
バンボー「あのなー。」
タブン「…」
パティ「なーに?バンくん。」
店の入り口には買い物袋を持った…いや、持たされているバンボーとタブンがいた。
バンボー「なーに?じゃねぇ…俺は酒場に行きたいのに何で荷物持ちなんかさせられてんだ?」
パティ「ふっふっふー。それは紳士としてのたしなみとゆうやつデスよ〜。」
バンボー「…んだよそれ…」
パティ「ホラ文句言わない!次はスーちゃんになんか買ってってあげるんだから。」
バンボー「まだ買う気かよ…」
パティ「とーぜん!」
タブン「…」
え〜と、投下していい?のかな
アミーニーと出会ってから五日、異変を感じる。
魔族…いや人間か、この町にはった結界に入ってきた。
敵意は感じ取れる、だが動きを見せない。なにが狙いだ。
すこし不気味だ、明日にでも会いにいってみ――
「しゃー!」
「あはは、また掛かった!」
「えぇい!その……」
「猫じゃらし」
「そう、その猫じゃらしを私の前で振るなっ!」
「おもしろいのに」
「こっちはつまらんわ!二度とするな、いいな!?二度とするな!!」
「(´;ω;`)」
「あ…いや、やはり、たまに…ならしていいぞ」
「ほんとですか!?」
「やっぱりするな」
「えー、なんでですか」
――動きだした
「……そろそろ、店の主人に魔法をかけなおす時間だ、貴様は部屋からでるなよ」
「…わかりました」
部屋を後に外に出る、宿の主人のプリメラに暗示の魔法をかける。すると
「ごもごも、ごもっとも〜」
…正直理解に苦しむ、そもそもなぜこんなサルが店を開いているのだ。まぁそれはよい
本題は次だ、ゆっくりとこちらに近づいてくる例の奴に会いにいく。
スージー『ひたり、ひたり、濡れた布が歩く、目指すはこの先
ひたり、ひたり、そこには水の巫女
ひたり、ひたり、目の前に黒猫、光る目が目障りだ、剣を振る、躱される、?、猫が口を開く。』
「えらく物騒な奴だねぇ、こんなか弱いただの猫にいきなり斬り掛かるなんて」
「猫はしゃべらん、それに我の剣を躱す、その時点でお前はか弱いただの猫とはよべん」
「ふむふむ、ごもっとも、まぁそれはいいや、でアンタはこの町に何しにきたんだい――」
魔力を解放する、魔力殺しでほぼ0だった魔力が一気に町を覆う。
「…」
男は黙って剣を抜く
「やる気かい、その前になんでここに来たかくらい教え―――」
10m以上あった距離が一気に縮む、そこから縦一線に斬り掛かられる。
だがそれは見えない壁に弾かれる。
「ソルジャーはウィザードには勝てないって知ってるかい?」
黒猫の周りに小さな黒い玉が無数に現れる。
男は飛び退く、だが黒玉はすでに男を包囲していた。「ちょこまか動かれるのも面倒だ、足を吹き飛ばさせてもらうよ」
黒玉が奔る、玉は線になり男の右足を擦り抜ける。
後には肉を刳り貫かれた足がのこる。だがその次の瞬間には残った周りの黒玉が右足を膝の付け根から全て決していた。
「がっ」
「こんなものか」
後ろを向いた時だった
「なっ!?」
ギイィィィン!
「…やはり無理か」
剣が砕ける。そこには砕けた剣を握る五体満足の男が居た。
「…貴様、アンデットか」
「……」
「ふん、自分が死んだことを否定できないなれの果てか」
「だまれ、…先程は油断した、今度はこの剣だ」
男が地に手をかざすとそこには一本の銀の刀が現われる。
「神霊刀、刀身に当たれば全ての魔法をキャンセルする」
「親切に教えてくれちゃって、それがウィザード相手の隠し武器?、だがそこまでの能力ならなにか捨ててるじゃない?」
「たしかに、では試してみるか…?」
「へぇ、自身過剰じゃないかっ!」
先程までとは、打って変わって今度は男が猫を攻め立てる。
「は…ぁ…!『禁書、六十七番、八項、詠唱…設置、八角式封陣、発動』」
男の足元に広がる魔法陣、だがその男は発動する前の魔法陣に剣を刺すだけで破壊する。
「ソルジャーはウィザードには勝てない、それは違うウィザードはソルジャーに勝てないのが真実…!」
必死に後退するが、ついには
「ふっ!!
「ッ!、ガッ…アッ!」
強固な魔法障壁をまるで紙のように裂かれる、そのまま猫の腹を斬り飛ばす。
「勝負あったな」
「っまさか、私という者が、こんな、…ちっぽけな、人間に、負けるなど…」
「猫と死合うのはこれで最初で最後だな、なにか言い残すことはあるか」
「は、情けなんて掛けれるんだ……じゃあ名前を教えろ」
「…アースだ」
アースは剣を構える
「ではさらば」
『…水は……を削る…!』
「なに…!?」
なにかが閃光のように、アースの心臓を貫こうと奔る。
アースは即座に振り向き、躱さず剣を構える。魔法ならば消せる、だが間違えだった、それは神霊刀では防げぬ魔法…!
神霊刀が斬れるのは、魔法によって作り出された架空元素だけ。
ほとんどは魔法100%のために実質最強のマジックキャンセルウェポンだろう
だが、元からあるものを使った魔法ならば?
物質に魔力が練り混まれてる、物質が強化されている状態のために切断しづらい。
それは、神霊刀では斬れない唯一の弱点。
よって剣を頼ったアースは打ち負ける
さらに、不完全ながらも剣にマジックキャンセルを付加する、その代償は剣の強度を著しく低下させること
キィィィン
つまり一度でも硬度な物との当たり合いをすれば砕ける。
「カハッ…!」
刀を砕いた閃光は油断したアースの心臓を貫く。
(まずい…いくら、この身でも心臓を、破壊されるのはまずい)
考えだしたアースの答えは、逃亡
当初の目的より命の方が大事だ死んでしまっては元も子もない。
軋む心臓に鞭を打ち走りだす。
それを霞む目で見届けると先程の魔法の方向から一人の少女がやってきた
「猫さん!!」
「アーミニーか…さっきの魔法はアンタかい」
「そうです…それより手当てしないと」
「よい…」
「諦めちゃダメです!」
「諦める?なにを」
「生きることをですよ!」
「…ははは、アーミニーよ私は隠していたが魔王なのだ、そんな簡単に死ぬたまではない、こんな傷」
「へ?」
「ふぅ…完治、たしかにあの時はヤバかったが時間があれば治る」
「あ…ぁ…」
「それでだな、これからの行動方針だが…―ぎゃ!?」
「よかった、よかったよぅ!!」
「だだだだ抱きつくな、体格差を考えろ!っそれと人の話をちゃんと聞けっ!」
「あ、すみません」
「正座」
「…はい」
「それでだな、近日中にこの町をでようと思う」
「えぇ!」
「どうやら、確証はないがお前はなぜかさっきの奴に狙われてるみたいだ」
「あ…」
「それで、考えすぎだと思うが町を出て場所を変えて世界の魚を……ではなく奴から見つかりづらくする。異議のある奴」
「はい」
「よし、いないな」
「えぇ!!」
かくして一人と一匹は無意識にロナウドの跡を追う旅にでることになった。
続くかも
キャラシリアスな多いYO!
消費するの疲れた〜。
誤字発見、アーミニー→アミーニーで
マカロン=パスト 16♂
パン屋の息子。水星の手を持つ。
「ボク様は最高のパン職人…だからマカロニパスタじゃないっつってんだろ!」
プツッ
イース「…」
獲物の手入れを半分ほど終えた頃、たてかけてあった父の形見の鞘の紐が切れた。
バス「な?」
先刻も久しく見ていない夢を見たばかりだ…妙な事がよく起こる…
イース「…っ!?」
胸が疼く…まさか…だが奴はあの時確かに…
確かに死んだ…あれは…
ファルス「イース、ここが闇の巫女の神殿だ。闇の巫女…そしてその守り手となったアースがいる…
熱くなりすぎるな。絶対に無理はしないでくれ。」
イース「はい。」
ファルス「よし、行くぞ。」
アミーニーの決めゼリフ使いづら〜
あとマ・ジーンと登場したっけ
アリア・グロウ
♀ 享年10歳
闇の巫女の双子の妹。光の巫女
回復魔法を使い、多くの人を救った
だが自分の病気だけは治せず
闇の巫女に光のフォースを託して死ぬ
兄さんが変わってしまったのはいつだろう…
彼女に付いていってから?彼女が村に来てから?
いや、もっと遠く。リオさんが死んだあの朝。
兄さんもリオさんと一緒に、冷たい地面の中に心を埋めてしまったんだろう……
闇の巫女はきっかけにすぎない。
嵐の夜。彼女は雨と共に現われた。
夜半、フード家。風の音に交じって、戸を叩く音が響いた。
ファルスはこんな夜遅くにと訝しながらも戸を開けた
「もし……よろしかったら一晩、宿を貸してもらえませんでしょうか」
ファルス「隠れ里に客とは珍しい。しかもこんな嵐の夜に。
大変だったでしょう。ささ、どうぞ中へ」
巫女「ありがとうございます…私はアリアと申します」
彼女はケープを取ると、春の花のような美貌をさらした。
イース「(なんて綺麗な人…)アリアさんはどこから来たの?」
ア「ずっと海の向こう……光の国と言われる国です」
イ「へぇ、いいなぁ。私里の外出たことないんだー」
アリアはふと気付いた顔になる。
ア「その傷…」
イ「ああ、これ?訓練中にやっちゃって。最近兄さん手加減してくれないんだ」
アリアはイースの傷のある腕をぎゅっと握る。
イースは一瞬ぎくっとするも
イ「あれっ?」
痛みが引いてく腕を凝視する
イ「き……傷が治った?!」
アリアは驚く顔を見て、にこっと笑った
ファルス「もしやあなたは……光の巫女?」
イ「??ひかり…の巫女?」
ファ「詠唱なしで傷や病を治す…行方不明の巫女さまじゃ
何でも瀕死の病人を『復活』させた事もあるとか」
イ「うそ、マジ?!
さ、サインください!」
アリアは出された剣にサインをする
アース「…………」
彼女が光の巫女という噂は、あっという間に里中に広まった。
こうして彼女は里に寄生した……
タシーロネ申・・・タシーロ星から20万光年掛けて地球へとやってきた。
タシーロ国を新たに創り、全ての人間をタシーロ教信者にし、タシーロマンセーな世界にしようと企んでいる。
アリア「イースさんはお兄さまととても仲がよろしいんですね。」
イース「へへへ、自慢の兄さんなんだ。
一番は父上だけど、この里じゃあ二番目に強いんじゃないかな?
里の人には大体勝負挑んで勝ったんだけど兄さんには勝ったこと無いんだ〜。
長老とかは動けるのかもよくわかんないし…父上は相手してくんないし。
アリアさんは兄弟いないの?」
アリア「ええ…私にも姉がいて…っげほっ!ごほっ!こふっ!」
イース「ア、アリアさん!大丈夫?その力で治せないの?」
アリア「ええ…なんとか…この力は他を助くための力…
己が身に使うことは…うっ!ごほごほっ!
アース「まずいな…先生の処へ運ぼう。」
イース「兄さん!」
タイミングよく現れた兄はアリアをかついで駆け出す。
アリア「…姉に…届けなくては…」
光の巫女は兄の背中でうなされたようにそうつぶやいていた…
ファ「光の巫女は…死んだと聞いていたが…」
この時。もっと父上の話を聞いていればよかった。
そんな埒のあかない後悔に、今でも身を苛まれる……
村人「アリアさまー。ウチの息子が怪我したんです」村人2「すみません、風邪ひいたみたいで。アリア様おねげぇします」
イ「あ〜今日もすごいなぁ。アリアさん、大変そう」
タシーロ神「まったく…20光年もかけてこの星に来たのに
この里ではアリア教がはやっておる。タシーロ教ははやりそうもないな。ザノバビッチアリア!!」
マカロン・パスタ「まったくだよ!ボク様は最高のパン職人、…だからマカロニパスタじゃないっつたら!」
イ「何も言ってないよ…」
マカ「だからマカロニパスタじゃないっつたら!」
タシーロ「タシーロ!ハイルタシーロ!!」
アース「うるさい」
ズバッ
アースは雑魚×2を倒した
経験値1を手に入れた
HPの表示が可笑しくなった!
ああああを覚えた!
イ「兄さん! 兄さんもアリアさんに治してもらったら?最近、具合悪いみたいだし…」
ア「ああ……」
キャラがシリアスすぎて話が暗い方向に…
もっこりもこみちくらいのオモシロさがほしい。
てのは一個人の意見だから周りの意見も聞きたい。
ちょっとそれっぽくなりすぎてる感は否めないかも。
まあたまにはシリアスも悪くないとおも
まあルーカスもイースも外伝だからいいんじゃない?
小高い丘に巫女はいた。
アリア「あなたも…怪我ですか?病?」
アース「…………」
アリア「病と言っても、心の方のご様子」
アース「お前に何がわかる」
アリア「わかります。私も以前、愛しい人を亡くしました」
アースははっと息を飲み、花束を掴んだ。
アース「……」
アース「その花。墓前にそえるものでしょう?」
アース「そうだ…」
アリアはアースの近くに寄る。暗示でもかけるように、目を覗き込む。
アリア「理不尽だと思いませんか?」
アース「何を……?」
アリアは白い指で森の小道を差した。
そぼふる雨の中、喪服の行列が森の奥に吸い込まれていく。
かすかな嗚咽が二人にも届いた。
アースはリオの葬式を思い出してしまい、胸が締め付けられた。
アリア「『死』です。私の力をもってしても…死は逃れられません」
アース「しょうが……ないさ」
アリアの顔が近づく。
アリア「本当に?本当に?本当に?本当に?
納得してる?彼女の死に?彼女に、言い残した事はない?彼女とやり残した事はない?彼女は納得して死んだの?彼女は苦しまなかった?」
ここで俺がシリアス分0の作品を…
書けたらいいなと思う。
すまんね、アース関連の回想は次で終わりにするよ
闇の巫女もロナウドと会いそうだし
一応
アース「やめてくれッ!!」
アリア「……すべての事象は神が管理しています。
花は『咲く』、風は『吹く』、実は『実る』。人が『生まれる』。
そして『死』も」
アース「すべてのフォースを持ちし者、神。
私たちもすべてのフォースを手に入れれば……
死を越えられる」
イース「どうゆう意味?」
マカロン「さぁ…」
タシーロ「まったく、パン職人は役にたたんのぉ」
マカ「じゃあ、アンタはなんて言ってるかわかったのかい?」
タシーロ「…………」
タシーロ「ハイルッ!!タシーロッ!!」
イース「こんなオチか…」
ロナウド編は面白可笑しく、たまにシリアスもあり
猫魔王編(自分から見るかぎりシリアスなので)はシリアス風、たまにギャグあり
その外、外伝とかはシリアス・ギャグどちらでも
※あんまり独り善がりにキャラを出しすぎない。 て感じに書き分けるのはどうかと、ギャグ分もシリアス分も必要だし
闇の巫女はラスボスっぽいからシリアスでもいいんじゃないかな
とはいいつつ、手下をギャグに
ゾンビー
くさい。とにかくくさい。闇の巫女の手下。
集団でくさい息を吐く。
「ってオレたち氏んでんじゃん!!」
「ハハハハ」
あれから数日…俺は、クスリを飲む事をやめた。
周りの兵士はおろか、隊長でさえも俺が飲んでいない事に気付いていない…体に変化があるのか?それとも何か別に…?その答えは、直ぐに明らかになることとなる…
ルーカス「カーリ…お前、剣なんてどうしたんだ…拳が武器じゃなかったのか?」
カーリ「……。」
カーリは黙ったまま黙々と歩き続ける
ルーカス「……。」
この所、兵士達の口数が日を増して減ってきている…それだけじゃない…行動、生活全般が機械的になってきたような…そして、カーリもまた、同様に…
兵士「総員止まれ!!」
けたたましい叫び声ととめに、兵士達の動きが一斉に止まる
ルーカス「ん…何だ?」
兵士達の前に隊長が現れ、大声を張り上げる
隊長「兵士たちよ!!敵陣はもう目と鼻の先だ!!」
ルーカス(まったく…嫌な予感がする…)
隊長「偵察部隊!!」
ルーカス「チッ……ハッ!!」
軽く舌打ちをした後ルーカスはビッと敬礼をする
隊長「マルフォット・ルーカス初め4名の偵察部隊の敵陣への潜入を命ずる!そして、周辺の状況を検討次第、発煙筒での突撃命令を下せ!!」
ルーカス「ハッ!!」
俺達は、偵察部隊と名称を変えカーリを初め三名の兵士と組む事となっていた
隊長「それでは、兵士達全員にこの作戦最後の飲薬を配給する!!潜入部隊!その方達には事前に配っているはずだ!」
ルーカス「ハッ!」
隊長「それでは直ちに服用し、突入に備えよ!!」
ルーカス「ハッ!」
フンッ…またクスリか、誰が飲むか…手甲の間にでも、はさんでいればいいだろう…。
しかし、カーリ達他の潜入部隊はその命令を聞いた瞬間…即座にクスリを口に運びこむ
ルーカス「……。」
そんなにこのクスリの味が気に入っとるのかね…
隊長「それでは…潜入開始!!」
潜入部隊「ハッ!!!」
アース「イース…」
イース「なあに?兄さん。」
アース「いや…何でもない…」
イース「変な兄さん。」
アース「はは…すまない。今日は疲れたみたいだ…
先に寝るよ、おやすみ。」
イース「おやすみ…大丈夫?」
アース「ありがとう。大丈夫、眠れば元気になるさ…」
イース「うん…」
それが優しかった兄の最後の言葉だった…
翌朝、兄は巫女と共に消え、里はちょっとした騒ぎになった。
すぐに武者修業に里を訪れていた猛者が二人、追跡に向かったという。
>425うわ〜ゴメン!ルーカス編これからドンドン暗くなってくわ…はしょってさっさと終らせるかな…
暗くてもいい、気にするな。
そのぶん周りではっちゃけてやるさ。
ルーカス編もイースも好きだ
個人的にはしょらないで欲しい(^ω^)がんばれよ!
ねこもがんばれ
リアコウ
リアチュウの進化系、右手でテニスをしながら左手で野球をする。
だがサッカーは苦手
「くらえ!タイガーシュート!!」
スネー・ク・アーッ
なぜかいつも段ボールをかぶっている
困ったことがあるとオタク・コンに通信で聞く
4の売り上げが個人的に不安
麻酔銃が武器
「リアチュウ・・・食べられるのか?」
「こちらスネー。スーの寝室に潜入した」
潜入部隊が突入した場所は、ルーカスの想像を遥かに裏切るものだった…
ルーカス「……!!」
これは…一般の村じゃないのか!?…いや、しかし…カモフラージュとも考えられるが…情報ミスか?
カーリ「…何故、突入しない。」
ルーカス「!?何をいってる!上の情報ミスの可能性がある…もう少し様子見だ…」
その言葉を聞くやいなや、カーリは突如として立ち上がる
ルーカス「…!何をやっている!身を低くしろ!!」
カーリ「……。」
ルーカス「聞こえないのか!カーリ!身を低くするんだ!!」
カーリは微動だにせず、一点を見つめたまま唐突に口を開く
カーリ「お前は、今この場で隊長を降任させる。」
ルーカス「!?」
カーリ「隊長は俺が引き継ぐ!!いいな!!」
兵士「ハッ!!」
突然の事にルーカスは一旦は驚きを隠せなかったが、直ぐに持ち直し
ルーカス「どうしたんだカーリ!情報ミスならば、突入して間違えましたじゃ済まされないんだぞ!!」
カーリはまるでその場にルーカスが居ないかのように、言葉をつづける
カーリ「潜入は取り止めだ…突撃する。」
兵士「ハッ!」
その言葉にルーカスはカーリに詰め寄る
ルーカス「作戦を変えられるはずがないだろ!突撃なんて事は俺がさせん!!」
カーリ「黙れ…総員突撃。」
ダッ!
カーリを初め突撃兵は、標的に向かって猛然と走り出す
ルーカス「待てぇェ!カーリィィィ!!!」
副工場長
通称:絶ハとアジカンの平和の使者
♂ 20代後半〜30代前半
趣味:登山やスポーツ全般
副工場長名台詞集
私が絶ハ最高責任者の副工場長です
おやめください工場長
アジカンさん達も我々と同じ人間話し合えば分かり合える
何故あなた方は和平を拒むのです?私達は同じ人間でしょうが
争いを続ければ互いに滅びの道を歩みますぞ
私達は人間です。人間には知恵があり理性がある。話し合えば絶対に分かりあえるのです
私こないだ登山仲間と一緒に日本で一番高い富士山に登りましたよ
私意外かと思うかもしれませんがむしろアウトドア派なんですよ(笑)
これでも学生の時は番をはってたんですよ
私達は男と女の愛により生まれた同じ愛の結晶ではありませんかーーー!!
あなた方はアジカンさん達は亡き工場長の怨念に取り憑かれているのです。その時点であなた方は工場長に敗北しているのです
その奢り高ぶった態度は新たな戦争を生みますよ
その奢り高ぶった態度で何故何度も悲惨な惨事を招いたと分からないんですかーー!!!
止めなさいザビバさん!!そういった好戦的な態度ではなにも解決しません。あくまで和平で解決するべきなのです
次世代の子供達よ。私を踏み越え羽ばたくがいい
私達はやがて歳をとり大人となり子が生まれる。その次なる子供達の為に我々は和平を結ぶべきです
私が親とり子供が中学生ぐらいになったら、私が絶ハでした行為を堂々と胸をはって見せたい
これは私の為ではなく次世代の、次なる子供達の為を思ってしてることなんです
次世代の糧になるのなら本望ですよ
和平の為ならこの命喜んで捨てましょうぞ
絶ハにはまだ工場七人衆がいます
まなさんは意外に良い方ですよ
悲しいです分かりあえないなんて
敗戦でもいい。だが、あくまで私達を先輩、後輩みたいな立場で扱ってほしい
短い生涯だったな
次なる世代に全てを託そう
サラバァーーー!!!!
我が生涯に一片の悔い無しぃいいいーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フッ
達者で暮らせよ
ルーカスは全力で走った。しかし突撃兵の速さはルーカスの…いや、人の走る速さを遥かに凌駕していた
ルーカス「何だこの速さは!!クソッ!」
ルーカスに最悪の自体が頭をよぎる…しかし、ルーカスの予感は見事に的中してしまう
ルーカス「悪い予感は…当たっちまう…な」
道に点々と続く血痕…ルーカスが広場に着いた時、既にそこは正に《血の海》という言葉がもっとも当てはまる場所となっていた
首を押さえ息もたえだえに座り込む村人
母の骸を抱え泣き叫ぶ少女
そこに、かえり血を浴び赤く染まる突撃兵…その紅に染まった刃が、少女に向かって振り下ろされる
ギィン!!
瞬間―その刃をルーカスの剣が受け止める
ルーカス「カーリィィ!!お前なんてことをぉぉ!!」
カーリ「命令の遂行が最優先事項だ。」
ルーカス「既にこれは命令から反しているはずだ!!こんな事をすれば軍事裁判どころでは無いんだぞ!!」
カーリ「黙れ…」
ガッギィィィィン!!
ルーカスは剣と共に弾き飛ばされる
ルーカス「クッ!しまっ…」
刃が少女に向かって振り下ろされる…
Mr.カラスコ
真っ黒なグラサンとスラッとした胴体が特徴。
キレ易く短気だが、時には寂しい場面を見せるガラスのハート的な一面も。
好きな人物へ化けることができ、昔、偵察やスパイ要員として重宝されていた。
シェルティ・パーミル「あ、おひさし。元気してる?」
キャプテン・ヤマモト「相手んなってやる!」
アギ「………」
アース「追い付いたか…ちょうどいい、手に入れたこの闇の力…試させて貰おう…」
しゃん
アースが抜いた剣には黒い影のようなものがまとわりついていた。
ズオッ!
アギ「が…あ…れ…?死ぬ…?こんなとき………何しゃべったらいいんだ…?」
ずしゃっ!
槍使いはアースが振るった刀から放たれた、黒い焔に包まれ息絶えた。
ヤマモト「俺はいつ、何時、誰の挑戦も受けようと思ってた
だが今回は相手が悪すぎる…せっかくだから俺は逃げるぜ!」
アース「クックク…逃げられると思うな…」
ゴォッ!
ヤマモト「うわあああああ!」
続いてレスラーも黒い焔に包まれた。
シェルティは転移魔法で逃げたようだ。
アース「逃げたか…まあいい…」
ぱちぱちぱち…
巫女「もうそこまで使いこなすとは…流石ですね。」
アース「これが闇の力…っくっく…はーっはっはっはっ!」
>>438ありがとう。頑張ってみる。
アニメ化してほしいw
ここ面白いな〜
笑いや悪役がきちっとしてるファンタジー物って
最近少ないのにすごいね
447 :
本編:2006/08/14(月) 23:52:22 ID:???
窓を開けてみた。
建物の外にある商店から、賑やかな商売文句が聞こえてくる。
それと同時に風が潮の香りを運んで来た。
ロナウド「はぁ〜。」
思わず溜め息が出てしまう。
このところ戦い続きだし、俺だって少しは息抜きがしたい。
肩の力を抜いて楽しく過ごす時間が必要だ。
だが、熟睡しているスーを放って自分だけ遊びまわるわけにはいかない。
なにしろここの主人は・・・。
ロナウド「ワケ分かんねぇよな・・・。」
もう一度溜め息をついた。
ふと、最果ての村での出来事を思い出した。例のスーとの『事故』である。
あれ以来、スーは何かおかしい。
なんだか俺にだけ冷たいと言うか、よそよそしいと言うか・・・。
かと思うと、気が付くといつのまにか傍に居たりする。
一体何のつもりなのやら・・・。
シェルティ「うあー、もう髪パッサパサ!これだから港町ってのは嫌いなんだよねー!」
突然、部屋の外から大きな声がした。
俺たちの他にも泊まっている客がいたのか。
シェルティ「アギ!アギ!ほら見てコレ!ピンピンピンピンとハネちゃってさー、
お前は魔物派遣会社の会計かっつーの!うわ、今のうまくない?ねー!
あそこの会計、いっつも自分だけ得してさー!バレバレなのにさー!」
アギ「・・・早く入れ。」
シェルティ「あーゴメンゴメン。今入るすぐ入る速攻入る!」
うるさい奴だ。スーが起こされてはたまらない。
ちょっと注意しようか・・・と、腰を浮かしかけたその時、部屋のドアが開いた。
シェルティ「あ、おひさし。元気してる?」
448 :
本編:2006/08/14(月) 23:53:28 ID:???
入ってきたのは二人。
ひとりは17〜19歳くらいの若い男。
真っ白い肌にトゲトゲの赤髪を生やし、額には角もあるようだ。
もう一人は・・・
女のような感じもするが、男のようにも見える。
どうも雰囲気的にはっきりしない。
が、一つ確かなのは、俺はこの二人は全く知らないということだ。
突如乱入してきた不審者に戸惑う俺におかまいなく、そいつは口を動かし始めた。
シェルティ「いやー、フォース辿ってきたのは良いけど、大体の場所しか分からないしー、
しかもこの人ごみでしょ?もう探すのすっごい苦労してさー。
まあ、隣のおばちゃんの指輪くわえて逃げた猫探す時よりはマシだったけど。
あの時はホントにキツかった!なにしろその猫は実は犬で・・・。」
アギ「・・・シェルティ。」
シェルティ「まさかその扉の向こうに毒の沼があるとは思わないし、
だからと言ってそらとぶくつをゲットしようと思ったら
第一章の王宮の騎士から始めなきゃならないし、もう面倒で・・・
何か言った?アギ。」
アギ「・・・こいつ若すぎないか?」
いきなり入ってきてマシンガントークをブチ撒ける謎の乱入者は、
隣の男の言葉を聞いて一旦話を止め、俺の方をじろじろと観察し始めた。
シェルティ「・・・本当だ。どしたの?若返りの秘術でも使った?人間の癖に大胆ねー。
この前会った時は確か35歳だって言ってたよね。あれが・・・いつだっけ?」
アギ「・・・140年と5日前。」
シェルティ「じゃあ185歳だ。えー、見えなーい。つーか人間って何歳まで生きるわけ?」
アギ「・・・60歳くらい。あと、140足す35は175。」
シェルティ「うるさいなー足し算くらいでガタガタ言わない!
それにしても長生きだなー。通常の3倍生きてんの?赤い彗星?」
アギ「・・・本人じゃなくて子孫なんじゃないか?」
シェルティ「あ、なるほどなるほどー。早く言えっつーの!えーと、アンタ誰?」
ロナウド「オレはオレだ。お前が誰だ。」
ようやく喋れた。口を挟む暇が全く無い。話が見えないが・・・こいつら何者だ?
シェルティ「良くぞ聞いてくれました!天知る地知る、えーと、なんか知る!
生まれは忘れた!育ちはその辺!ワルそうな奴は大体友達!
みんなの友達シェルティ・パーミルとは私のこと!
趣味は寝ることと練ること!何を練るかは企業秘密!よろしく!」
ワケ分かんねえ。しかも長い。
シェルティ「はい、アギも自己紹介バシーっと!そりゃもうビシーっと!!」
アギ「…………何しゃべったらいいんだ…?」
シェルティ「何ってアンタ自分のことに決まってんでしょーが!ハイ!」
アギ「…アギだ。よろしく。」
ワケ分かんねえ。でも短い。
449 :
本編:2006/08/14(月) 23:54:08 ID:???
シェルティ「分かった?分かったならおっけー!お腹空いたしなんか食べない?」
分かんねえ。全くワケ分かんねえ。
俺たちの部屋なのに勝手にくつろぎだす不審者。
どうも俺と関係があるらしいが…。
ロナウド「その、最初から説明してもらえるか?」
シェルティ「えー、めんどい!」
…チクショウ。いっそ斬るか?
俺が剣に手をかけると、赤髪の男が喋りだした。
アギ「…俺達はお前の先祖の友人だ。
久しぶりに会いに来たのだが、どうも100年ほど遅かったらしい。」
こちらの男はまだ話が通じるようだ。助かった。
ロナウド「100年?あんた達一体…。」
100年前といえば、俺の先祖が魔王を封じた時代。
その先祖と知り合いということか。
アギ「…本人がいないのならば、ここに居ても仕方が無い。邪魔したな。」
アギ…と言ったか。その赤髪の男は、
既に椅子に座ってティーカップを用意しているシェルティの首根っこを掴み、
さっさと部屋から出て行った。
ドアが静かに閉まる。
450 :
本編:2006/08/14(月) 23:54:50 ID:???
ロナウド「ちょっと待…。」
ヨウジョスキー「うわっ!!」
俺が立ち上がり、追いかけようとドアを開けた瞬間、
鍋らしき物を持ったヨウジョスキーとぶつかった。
鍋の中身がヨウジョスキーの頭にかかる。
ヨウジョスキー「ギャー!熱いっ!ボルシチ!ボルシチ!」
大騒ぎするヨウジョスキー。やはり変態か。いや、それよりも…。
ロナウド「なあ、今出て行った二人は何処に行った?」
ヨウジョスキー「アチチ…。はい?誰も見ませんでしたが。」
ロナウド「いや、そんなはずは…。」
ヨウジョスキー「この部屋に通じる廊下はひとつですが、誰ともすれ違いませんでした。」
確かに、廊下はひとつ。窓も無いし、他に出口は無いようだ。
では、一体どこに?
ヨウジョスキー「それよりも、今夜の夕食が…。」
ロナウド「そうか。」
俺は何か言いかけたヨウジョスキーを無視してドアを閉めた。
451 :
本編:2006/08/14(月) 23:56:04 ID:???
俺の先祖のこと…俺自身は何も知らない。
その先祖の友人と名乗る二人。しかし、先祖が生きていたのは100年前のことである。
あの二人は一体何者なのか…。駄目だ。ワケ分かんねえ。
スー「う…ん…よく寝たぁ…。」
よろよろとスーが身を起こす。
あの騒がしい中、全く目覚めないとは…。
目をごしごしと擦りながら、こっちを見るスー。俺に気付いたようだ。
スー「あ…ロナウド!また何かしようとしたんじゃ…!」
ロナウド「してないっ!誤解すんな!」
スー「ふ〜ん…どうだか。」
一瞬、スーがどこか残念そうな顔をした気がした。
ワケ分かんねえ。
スー「…あれ?さっきまでタブンも居た?」
ロナウド「え?いや、タブンは大分前に街に出て行ったけど…なんでだ?」
スーが首をかしげる。
スー「…フォースの残り香がある。」
ロナウド「フォース?」
スー「そう。魔族のフォース。タブンの魔剣のせいかと思ったんだけど。」
シェルティ「面白そうじゃない?あの…ロナウドって子。」
アギ「…そうか?」
シェルティ「どうせ暇だし、魔界に戻る前にあの子をしばらく観察してみようよ。」
アギ「…使命は?」
シェルティ「シメイ?何それ?」
アギ「…大事な使命があるって言ってただろ。」
シェルティ「あー…なんだっけ。忘れた。そのうち思い出すっしょ。」
アギ「………。」
To Be Continue…
リロードしてなかったorz
アギもシェルティもイース外伝に出ちゃってますね
しかもアギ死んじゃってるし
まあ…イース外伝は過去の話っぽいし、色々あったってことで
いや、シェルティはいろんな所に現われるって設定があるから大丈夫
ミステリアスな感じで面白いと思った
イース「はあっ…はあっ…はあっ…!」
走った…無我夢中で走った…
転移魔法で逃げてきた人間は兄が妙な黒い焔を操ったと言っていた。
兄は狂っているといっていた。
優しかった兄…
ただ純粋に剣の道を極めんとしていた兄…
気付けばまわりの制止も振り切ってただ兄の後を追って里を飛び出していた。
たったったったったっ…
里から少し離れた道端に二人の戦士が倒れていた。
イース「っ!大丈夫ですか?」
ヤマモト「………」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
イース「…兄さん…本当なの…?大丈夫ですか?」
アギ「……ぅ……」
槍使いはまだ微かに息があった。
イース「くっ…絶対に死なせやしない…!」
槍使いをかつぐと、必死で来た道を走って引き返していた。
その後のことはよく覚えていない…気がつけば槍使いたちは居なくなっており、自分は寝床に居た。
しばらく眠り続けていたらしく、身体中が痛かった…
えっと…こんなんでどうかな?
シェルティはどこでも(ryだからいいんじゃね?
佐々木 小鉄
名字のせいか自分を佐々木小次郎の子孫と勘違いしている。
佐々木小次郎に見習い長刀を扱う、が長刀に慣れず相手を斬る前に自分を斬る。つねにクールに振る舞うが空回りする。
「ぎゃ〜指がー!!」
ファルス「…ぃ、……イース、大丈夫かい?」
イース「あ……父上。大丈夫です。
ちょっと昔を思い出してしまって」
ファ「緊張してるな。気にする事はないさ。
お前ももう立派な剣士だ。あいつにだって…負けはせんさ」
佐々木小鉄「フ…里一番の剣聖、ファルス殿とその 右腕の拙者が挑むのだ。
裏切り者と巫女ぐらい…ぎゃー、指がー!!」
イ「あれ?かたなかたなかたな…」
ファ「やっぱ不安じゃ」
そして一月が過ぎた頃、闇の力を操る剣士と巫女の悪い知らせが次々と舞い込むようになった。
そんな時に父は用事を終え、戻ってきた。
イース「おかえりなさい…父上…」
ファルス「ただいま…すまないな…遅くなった…」
父はそう言うと、まっすぐ長老の家へと向かった。
父は、家に戻ると何も言わず、ただ、念入りに獲物の手入れをし、旅支度をしていた。
長老とは兄と巫女のことを話してきたんだろう…
翌朝、父は再び長老のもとへと向かった。
昨夜は全く喋らなかった父の事だ、行くと言っても必ず止められるだろう。
ならば勝手についていく。
こうなると思って自分も旅の支度は整えていた。
兄に逢って直接確かめるまでは…
457は454の続きです…
まとめの人お願い
今日の伸びっぷりは異常
パシュッ!!
何かがルーカスの頬をかすめ、カーリの振りかざす刃に直撃する
ルーカス「!!」
カーリ「……。」
?「あんたたちゃ…アタシが出ちょ間に何してくれよん…」
ルーカスが声のする方角に顔を向けると、そこには背中に沢山の山菜を入れたカゴを背負って銃を構えている女性の姿があった
?「あんた!はよ逃げない!!」
女は少女に向かって逃げるように促す
少女「あ…あ……」
しかし少女はすくみあがってしまい立つことも、ままならなかった
?「チッ…!」
女は山菜の入ったカゴを投げ捨て風を切るような速さで少女の傍らに行き、素早く抱き抱える
カーリ「逃がさん。」
ブンッ
剣が少女と女に向け降りかざされる…ギィンッ…しかし、ルーカスの剣はそれを許さなかった
ルーカス「行け!出来るだけ遠くになっ!!」
?「アンタ…」
シュバッ
後ろにいた兵士が発煙筒に火をつける。即座に大量の煙が天高く舞い上がった
ルーカス(クソ!!援軍が来るのは時間の問題か…)「いいから早くっ!!」
?「チッ…!」
女は礼も言わず駆け出す。その心は敵であるはずの兵士から助けられた…という複雑なものだっただろう…
少女「ママー!!!ママ!!ママ!!」
…少女は直も母の方を向き叫び続ける…それが、二度と母に届かないと知りながら…
?(ゴメン!ゴメンなさい!!アタシがちょっと留守にした隙に…!)
女は少女をギュッと抱え直し駆ける。その道中には人の気配はまるでなかった…
?(チッ…!!皆…)
レミングルス モンスター
集団で行動するモンスター。
列を作る習性があり、集団の先頭が他の集団を引っ張る形になる。
また崖や、段差などを気にせずにどこまでも突進するという本能も持ち合わせており
時折奇妙な集団自殺を遂げることもあるという。
またレミングルスの肉を薄くスライスして油で揚げたチップスが人気商品として世界中に知れ渡っている。
「アッチダアッチダハヨセナハヨセナ」
穏やかな村には似つかわしくない金属音が、村中に響きわたる
ルーカス「クッ…!」
流石に三人を相手にするのはキツイか…
ヒュンッ…ドっ
ルーカス「!?」
突然の事に何が起こったのか理解できなかった…しかし、ルーカスが自分の肩に目をやるとそこには矢が突きたてられていた…
ルーカス「!!」
そこに発煙筒の合図を受け駆け付けた援軍の姿があった…
隊長「フンッ!!何事かと思えば…反逆者が出ておったか…」
ルーカスは隊長をキッと睨み
ルーカス「隊長…貴方はこうなる事を知っていましたね!?」
隊長は、眉をしかめたかと思うとニタリと笑い
隊長「だからなんだ?」
ルーカス「何故…何故こんな事を!!敵陣ではなかったのですか!ここはどう見ても一般の村です!!」
隊長「我が国王の前にある物は、それがなんであれ敵だ…何だ貴様…クスリを飲んでいないな!?」
ルーカス「…!!」
クスリ!?カーリ達がおかしくなったのはクスリが原因なのか!?…すると…俺が今まで潰してきた敵の中には…こんな村も含まれてたってのか…!?
隊長「まったく…こんな雑魚一匹に手間取りおって…生かしておいても役には立たんな。」
ルーカス「おい…待てよ…何をする気だ!!」
ちょwwwルーカス戦記面白ぇwww
アニメ化希望出しとくわw
隊長「殺れ。」
ヒュンヒュンヒュンッ!!!
無数の矢がカーリ達に放たれる。だが、カーリ達は微動だにせず、ただ矢を受け付けている…そして崩れる用にして倒れこんだ
ルーカス「カーリ!!」
ルーカスはカーリの傍に駆け寄り抱き上げる
ルーカス「おい!しっかりしろ!カーリ!!」
カーリ「ヒュー…ヒュー…」
カーリの口からは、ただ空気の漏れる音が聞こえてくるばかりだった…そして、それは静かに途切れる
ルーカス「お前…故郷に待ってる人…居るんだろ!?…こんなところで、こんなところで絶対に死なせないからな!!死んでいいはずないだろ!!」
その様子を見ていた隊長の口がゆっくり開く
隊長「友情だなぁ!ルーカス!…しかし、お前がいつも通り殺っていればこんな事にはならなかったんだぞ?フンッ…まぁ直ぐに友達の元に送ってやる《反逆者》としてな!!」
ルーカス「………。」
隊長「ん?どうした?声もでんか?」
ブツッ
その時…俺は俺の中で何かが切れるを感じたんだ…人が人に殺意を抱く瞬間――その事以外は頭の中は真っ白になった…
ルーカス「メ几シテヤル…!!!」
木又
468 :
猫編(仮):2006/08/15(火) 04:34:44 ID:???
勝手に続き、
最初の町→東の果ての町ミラへ
二人はもくもくと森に囲まれた街道を歩く
猫「…アミーニー、あとどのくらいでミラなのだ」
アミ「え〜と、あ〜…まだまだですね」
猫「っやはり途中で馬を買うべきだったか〜、あ〜もう、喉渇いた〜舌がジャリジャリする〜」
アミ「安心してください、舌がジャリジャリするのは普通ですから、猫ですし」
猫「あ、…ロナウドの奴め〜、こんな器などに私を入れよってぇ〜」
アミ「?、ロナウドってだれですか?」
猫「あ?あ〜私を封印した一族の生き残りだよ、わけわかんねぇが口癖で、家の天井が低い」
アミ「最後のは余計ですね…、それはともかくそろそろ食事にしません?、朝から歩きっぱなしでお腹すきましたし」
猫「ふむ、私も疲れた、ここらで休憩にしよう。長旅に備えてアジの開きを大量に買い込んだからな」
アミ「おかげでカバンはものすっごい臭いますけどね…」
アミーニーがカバンからアジの開きと自分用の食事を取り出した時だった
469 :
猫編(仮):2006/08/15(火) 04:37:54 ID:???
ガサガサ
近くの茂みが揺れる、一人と一匹は息をのみ、わずかに目を合わせる。
茂みの中から異国の服を着た男だった。
???「かー!ここどこだよ〜、速くマジお家帰りたいんだけど〜?」
(…えらく、軽い人か出てきましたよ…?)
(いや、外見あんなのでも山賊かもしれん)
???「お?人じゃん人人〜、しかもなかなかかわいいじゃん?」
アミ「…はい?」
雪原勇平「俺、冬原勇平っていいまス!なんか〜ゲーセンで〜ピコッてたら地震きて〜いつの間にか、こんところにきちゃって〜
で〜近くに居た人に助け求めたら〜いきなり飛ばされちゃいました!!、んでいまここに居ます!てか、今腹減ってて〜君、今お弁当食べそうじゃん?よかったら分けてくんないかな〜」
アミ「え…は…はい?」
雪原「だから〜いてッ!!」
アジの開きが冬原勇平の額に直撃する。
猫「それを持って失せな、べ、べつにアンタが心配だから食料あげたわけじゃないんだからね!」
冬原「ん、なんだこれ?魚じゃん、俺魚嫌いなんだよね〜」
ポイっと、魚を茂みになげすてる。
雪原「てか猫しゃべってんじゃん!!すげぇ〜!、でもよく考えると喋る猫ってキモイかも…?」
(…殺していいかな?)
(ダメです)
(じゃあ…消し飛ばすだけなら)
(どちらにしろ末路は同じですからダメです)
雪原「なに?無視かよ!うぜー」
猫「…わかった、無視したのは謝る、お詫びに…ちゃんとした…食料を分けてあげよう」
雪原「お、話の分かる猫どーじょー!」
猫「しかし準備が必要でな、少しの間ソコで待ってをおいてくれ」
雪原「オーケー、んっと、ここで待ってたらいいんだな!てか、、すっげぇ景色!絶景って奴?!」
猫「さらば」
ドン、ソコは斜面だった。背中を無防備に晒した雪原勇平は猫の体当たりによってころげ落ちる。
雪原「え、えぇえwwちょwマジかよw!」
そんな言葉を残して、雪原勇平は消えた。
アミ「え、えぇ!?なにしてんですかぁ!?」
猫「安心しろ、下は川だ、生きてるよ」
ボチャーン
猫「ほら」
アミ「…水の音がなるまでかなり時間かかりましたよね、てことは――」
猫「…」
アミ「…」
猫「お昼にしよう」
アミ「そうですねっ!!」
誰か続きよろしく
紅緋(べにひ)
着物を崩して着ている妖艶な女。
その正体は何百年も生きている狐。
何かというとロナウドたちの前に現れては
手伝ったり邪魔したりする気まぐれな人。
「あたしは敵でもないし味方でもないわいな。
ただ君らを見てるのが楽しいだけよ。」
「それと一晩百両だけどいかが?」
ダークメイル 幽霊系モンスター
死んでいった騎士たちの怨霊が封じ込められた鎧。
打撃に弱い。
「うらめしやって言ってんだろーが!」
ラリックマ 猛獣系モンスター
大麻やケシなどの植物を餌にしている。
人をみつけると襲い掛かってくる。
「げんかくがみえるよ」
エガシ・ラー おっさん
上半身裸で下半身タイツのテンション高いオッサン。
「だってさあ…」
カマイタチ 猛獣系モンスター
体が大型化し、前脚が鎌のように進化したイタチ。
「真空の刃なんて出せねーよバカ!」
イース編期待パピコ
猫編も期待
アラ・スージー「さーて外伝も盛り上がってきました
ブチ切れたルーカスは一体どうなってしまうのか?!
神殿についたイースは兄に剣を向けることができるのか?!
ミラへ向かう猫とアミーニー、川へ落とされた冬原勇平の行方は?
リアチュウが死んだベージュは立ち直れるのか?
そしてアギとシェルティの大事な使命とは?!
来週も見てくれよな!!」
>477来週までおあずけかよww
汚血夜犬
犬系モンスター
世にも恐ろしい地獄の猛犬
別名ダーティブラッドナイトハウンド
「くーちゃんだとか、ペットブームだとかワケ分かんねぇ!!
オレは負け犬だっ!」
>>477ちょっwwwイース編書こうと思って開いたのに来週までおあずけかよwwwww
浅野十七衛政禄
♂・年齢不詳
一見何処にでも見掛ける風貌の放浪者だが、実はもの凄い剣術の達人。
道場を昔開いていたがとある事情により止むなく閉鎖。
背中に十字の傷痕があり、眼は生まれつき見えない。
「自分を読め、自分を読むのだ」
「愛も誠のうちだ」
>>480 これは台詞の都合で…w
来週まで待てないよ
m(__)m書いてください
まあ大した文も書けやせんが…
頑張ってみやすぜ。
ヤジー&キター
どこにでもいるような旅人二人組。
どこにでもあらわれる。
「ようヤジさん、あれは何だい?」
「おう、アレかい。アレは…」
ヤジー「ヤジさん、大分来たもんだなあ。」
キター「そうだなキタさん。」
浪人「…」
ズズ…
街道添いの茶店。一方ではどこにでもいるような旅人が二人、団子を片手に話に花を咲かせ
そしてまた一方ではどこにでもいるような浪人が一人、静かに茶をすすっていた。
浪人「…旨いな…」
茶店の娘「ありがとうございます。」
ヤジー「おう娘さん、団子くれないかい。」
娘「はいただいま!」
キター「ところでよう、ヤジさん、アレは何だい?あの山の上の。」
ヤジー「おう、アレかい。アレは闇の神殿つって、何でもとんでもなく腕のたつおっかねえ剣士と闇の巫女ってのがいるそうだ。」
浪人「面白い。拙者が行ってみよう。」
キター「挑戦者キタ━(゚∀゚)━!!!」
ヤジー「おー、言うねぇ旦那。だが悪いこたぁ言わねぇ。あそこに入って戻ってきたヤツはいねえって話だ。」
キター「ほおー、そいつあ確かにおっかねー。」
ヤジー「そうだろそうだろ!」
浅野十七衛政禄「ますます面白い。この浅野十七衛政禄、わが剣がどこまで通用するか…
そやつの体に聞いて参ろう。」
キター「強者キタ━(゚∀゚)━!!!」
ドナ 女 18?
首無し騎士、として有名なデュラハンの女の子。
(本来デュラハン自体首無しの女性の妖精とされている)
普通にしてればいたって普通の、可愛い女の子だが、
首を取り外してウェイトレスよろしく右手で構えるのがクセ。
愛馬エリザベス(コシュタ・バワー)は現在行方不明なので、
デュラハンとしての役目を放棄している。
「いやもうみんなのためならセクシーダンスだって踊っちゃうからね」
ゴゴゴゴゴ…
鉄扉が重厚な音をたてながらゆっくりと開く。
階段に腰掛けていた剣士が立ち上がる。
アース「また死に場所を求めし者か…」
浅野「すさまじい剣気…噂は誠のようで御座るな。
だが…まだ死ぬ気は御座らぬ。」
ちゃき
腰の二本差しを抜き、構える浅野。
アース「ほう…なかなか楽しめそうだ…」
ボゥッ…
アースもまた闇がまとわりついた剣を抜いた。
しかしこちらはただ抜き放っただけで構えていない。
浅野「自分を読め、自分を読むのだ。さすれば我は無敵…」
アース「フン…自己暗示か…弱者の為せる業よ…」
浅野「弱者かどうか…見せてくれよう!」
ザンッ!
アース「…ほう…」
アースの頬に紅の線が一筋走る。
浅野「ぐっ…」
がくっ
膝をつく浅野。彼の腹には闇がまとわりついていた。
アース「俺に傷をつけたのは貴様が三人目だ…名前くらいは覚えておいてやろう…」
浅野「浅野十七衛生政禄…」
アース「アース・ト・フードだ…長い名前だな…」
浅野「一つ…聞かせてくれ…」
アース「言え…冥土の土産に教えてやる…」
浅野「おぬし程の使い手が何故このような事を…」
巫女「愛よ…ウフフ…」
アース「フッ…」
浅野「そう…か…ふ…ふふ…愛も誠のうちだ…」
どっ!
闇に全身を包みこまれ、盲目の剣客は意識を失った。
マリアン・ダラ
剣豪の里ブレイディアで育ちながらも剣の腕は中の上とブレイディア出身にしては低い。
ダラ家に伝わる宝刀“神霊刀”を所持する。
このスレのロナウド、王子、スー、猫、冬原勇平、ルーカス、イース、アース が大好きなんだが…
(´ゝ`)ちょっとマニアック?
雪原勇平は猫編で一気に株があがったな
アース「あさの…十兵緑生」
巫女「ちょっと違くない?」
アース「浅野十七生緑」
巫女「もっと長かったですよ」
アース「浅野…十七衛…ぐぐぐ」
巫女「すごい脂汗」
アース「浅野緑」
巫女(短くしちゃった)
スマソ、
>>485>>489だけど・・・
ヤジーとキターがなんか自分に語りかけてるし
浅野の名前間違えた。
衛って字を出すのにいったん衛生って打ってから生消してたんだけど消し忘れた・・・
ホント、ミスった。
まとめの人、直しといて下さいな。
タクアー・シバジケ
男 45歳
田舎の村ダイトークジに住む風変わりな爺さん。
いつも家の地下に篭り、『発明家』と名乗っては妙な物を作っているという。
「今ワシが作っている物か?ヒントを出すなら、
月まで行けるカラクリ仕掛けの巨鳥じゃ」
「それとこの事を喋ったら命に関わるぞ」
イース「失礼しました。もう大丈夫です。」
また刀で取り乱してしまった・・・いつでも平常心を保てるようにならないと。
小鉄「こっちも問題ありませんよ。」
ファルス「よし、では聞いてくれ。中央に特に大きな剣気がひとつ、右の方にも大きな闘気がひとつ。・・・あとは雑魚だ。
イース、手始めに『あれ』で雑魚を蹴散らしながら敵陣へと一気に飛び込む。
残った雑魚を片付け次第、佐々木君の援護を。」
イース「はい。」
ファルス「佐々木君、君は右の敵の相手を、私は中央の敵を斬る。」
佐々木「ふふふ、おまかせあれ。」
父の指令。『あれ』か・・・
父は一度も相手になってくれたことはなかったけれど、たくさんの技は教えてくれた。
高めた剣気を身にまといながら突進し、敵を斬り刻みながら駆け抜ける技、『疾風怒濤』。
『あれ』というのはこの技のことだ。
ファルス「行くよ、遅れるんじゃないぞ。」
イース「はい!」
ファルス「むうん!」
イース「はああっ!」
ファルス/イース「疾風・怒濤ぉ!」
ズギャンッツ!!!
雑魚「ぎゃあうげだあうごへひでぶにゅぱあべしぼぎゃ――――――」
大量の雑魚を斬った、斬った。斬った!
497 :
496:2006/08/16(水) 02:36:56 ID:???
まただよ・・・いつも携帯から打ってるから名前欄に
〜外伝〜 剣魔イース
って入れるの忘れた・・・ダメだ。今日は回線切ってもう寝る・・・
田舎の村ダイトークジ
そのまま素通りしそうな所要イベントも隠しアイテムも無いただの村。
名産品シュンゲンの餅は、色合いは最悪だが中々美味い。
村人A「いや、本当この村なにもないばい」
村人B「ここは ダイトークジ です」
500 :
楽屋裏:2006/08/16(水) 03:11:03 ID:???
ロナウド「今だー!誰もいねぇウチにオレが500を取るッ!!」
ルーカス「500を取るヤツは殺してやる!」
スー「そうはさせないわ!エターナルフォースブリザードッ!!」
アース「フ…神霊剣。効かんな」
イース「兄上に500を取らす訳にはいかない…!!
猫バス、行くぞっ!」
猫魔王「にゃ〜…。500はこの魔王が頂く」
アミーニー「猫さん、がんばって♪」
ダンボー「ここって天井低くね?」
全員⊂(゜Д゜⊂)=3
スネー・ク・アーッ「大佐、無事500をゲットしたようだ」
全員「誰だよお前はっ!!!」
ロナウド「ワケ分かんねぇ…」
こことまとめサイトで全話見たけど、見事にハマった。
俺も未登場のキャラや、序盤で消えたキャラ達を再利用して、なんか書きたいと思っていたりする。
「…さっさと出てこい、そこに居るのだろう…?」
アースは開け放たれた門を睨む
「ふむ、バレてないとでも思っているのか…!」
ザンッ!!
闇に捕われた剣から放たれた漆黒の刄が門を切り裂く。
「――…あらま、マジでバレてたか」
観念したように黒い長髪をした女が現れる。
「ほう…気配しかわからなかったがお前か」
「お前とは失礼だね、私にはマリアン・ダラって立派な名前があるんだ、アース」
「そうだったなマリアン、忘れていたよ」
「ふん、それよりアース……貴様、ここにて来て何人殺した…!」
「ククク…さて何人だったか」
マリアンの問いに、アースは思い出すように指を折りながら殺した人間を数える。
「おぉ!ちょうど20人だぞ」
「チ…狂ってやがる…」
アースの反応にマリアンはギリっと歯を鳴らす。
答えの予想がついていていただけに、さらにマリアンのイラつきが増す。
「やはり説得するまでもないか、その首…私が貰い受ける!」
そう言うとマリアンは腰に付けた二本差しの一方を抜刀する。
「ク、ククク…!、貴様の様な落ちこぼれがこの俺を殺すだと…?可笑し過ぎてて笑いが止まらんわっ!」
「っだまれぇ!!」
アースは高らかに声を上げて笑う。
マリアンは、剣の聖地とも呼べる里で育ちながらも実力が上がらず年下であるイースにも負ける始末
周りの者は何も言わなかった『この里の生まれなのだ、いつかは巧くなる』そう皆は思い、誰も気には留めなかった。
だがそれはマリアンにとって最大の屈辱であった、罵られ、馬鹿にされたほうがまだマシだと思うほどの
アースの方を見ると、いつも誰かが居た、兄を慕う妹、育つと信じ厳しく鍛える父
一日に一度は里でアースの名前を聞いた。
その全てが疎ましくて、その全て嫉ましくて、その全てが羨ましかった。
アースが里を出たと聞いたとき、マリアンはチャンスだとおもった。
アースを消せる絶好のチャンスだと、だが剣では奴に勝てない。
しかし噂でアースは黒き刄を放ったと聞いた時、マリアンは閃いた、アースを出し抜ける。と
切り札は用意した、後はそれを使える絶好のタイミングまで待つ、ただそれだけ
守りに撤すれば数分は持つ、その間に決める…!
「はあぁぁっ!!」
だが最初は違った、怒りに任せた突撃、一歩間違えれば絶命しかねないほど大振り、背中に嫌な汗が流れた。
閉めた目を開けた時、どこかが欠けている。いや、もしかすると首の無い自分の体を見上げているかもしれない。
「な…に…?」
だがそんな予想を裏切り、マリアンは五体満足の姿で立っていた。
「ふ…遊んでやる、あがいてみせろ」
マリアンの一撃を一歩下がるだけで躱したアースが口を開く
「なんだと…!?ふざけるなぁ!」
怒声を飛ばし怒るマリアンだが、それとは裏腹に内心では生きていた安心と、アースの慢りから出来るチャンスを喜ぶマリアンが居た。
「はぁ…あぁぁ!!」
必死に剣を斬りつけるマリアンと、余裕で剣をいなすアース
どれほど続いただろうか、アースは見下げながら、極めて無機質に
「飽きた」
そう呟いた。
瞬間、マリアンの手はアースの剣により貫かれ地面に釘づけられる。
「ガ…アァァアあぁああぁあアぁ!??!?」
マリアンはあまりの激痛に絶叫する。
「消えろ、足一本…指一本も残さん」
アースの拳に周りから引き寄せられたかの様に黒い霧が集まり、巨大な魔力の渦を作る。
それは神速の域でマリアンに叩きつけられ大爆発を起こす。はずだった。
後に残ったのは、まばゆい銀光を放った刀がアースのの背中から生えている姿だった。
『消えろ、足一本…指一本も残さん』
かすれる意識の中、無意識に腰から抜いた刀“神霊刀”
ある特定の魔法以外を無効化する、現存するマジックキャンセルウェポンの中でも五本の指には入るダラ家の財宝
極度の緊張から生まれる時間が一分にでも十分にでもなる極限状態、その中、近づく漆黒の拳にまとわり付く霧に神霊刀を当てる。
拳に直接当ててはいけない、擦るだけで発動する。
『なにっ!?』
霧は神霊刀により霧散し無効化される。
「おぉぉあぁぁ!!!』
マリアンは打ち付けられた腕などお構いなしに、片手そのままの勢いでアースの腹の腹を貫く。
「かはっ…」
アースは喉を逆流してきた血を吐き出しながら力なく、四肢をだらけさせる。
「やった…?やった!!」
マリアンは手の剣を抜きながら喜んだ。
だが、それも一瞬
刀の刀身を死んだはずのアースが掴んでいた。
「驚いた…この私に致死量の傷をこんな落ちこぼれがつけるとは…」
「なん…だと…!?」
アースは自分の体に刺さった刀をマジマジと見つめる。
「ふむ、神霊刀…ダラ家の宝刀か、美しい…お前に持たせるのには惜しい、この刀、俺が貰い受けよう」
「それは私のだ!返――」マリアンの体がアースの拳により宙に浮く、2〜3m離れた場所にそのまま受け身も取れずに落下する。
「が…はっ…」
「今から持ち主が居なくなるのだ、だから私は持ち主の居ない刀をしかたなく拾ってやるのだ、どうだ慈悲深いだろう」
「ふざ、けんな…」
「こんどこそ消えろ」
今度は剣に、魔力が集まる「大斬撃…」
「おまちなさい」
放たれそうになる剣を、凛とした声で止める。
「巫女…」
「この人は私が貰い受けます」
「なんだと」
「絶望的な戦力差でも勝ちにくる精神、たいへん気に入りました」
「…巫女いうなら」
「アンタの仲間になるなんて死んでもごめんだね」
「おや、まだ意識がありましたか、でも大丈夫、心も体も全て私が浄化して上げます」
そう言うと、巫女はなにか呟いた。
それと同時にマリアンの倒れている床が沼のように変わり、マリアンを飲み込み始める。
「あ、あぁあぁぁ!?!?!?」
「大丈夫、痛くありませんから」
マリアンは恐怖の声をあげながら、抵抗も虚しく全てを飲み込まれた。
つづきよろしく
リロ忘れて投下したからイース外伝進んでたらどうしよ〜(;゚д゚)
とか内心めっちゃくちゃ焦ったけど間に合ってよかった
キャラ設定
副工場長 (◎^▲^@)
179cm 76kg
♂ 20代後半〜30代前半
またの名を絶ハとアジカンの平和の使者
なによりも平和を愛し和平を望む人間。
常に次なる世代や次世代の宝となる子供達のことを考えている大人の鏡。
平和の為なら自らの命を捨てるのも躊躇しない。
また欲といったものがなくその心は天使のように清らかかつ綺麗であり、
正に21世紀の聖人君子であった。
また超美男子の為に女にモテモテ。
剣術の使い手でもあり失われた幻の絶ハ聖天極楽剣の使い手。
「胸が小さくたって女の子は女の子じゃないか」
「胸を揉めば大きくなるかもねアハハッ」
「フッ。また罪もない幼女を斬ってしまった(恋を)」
>>497 ガンガレ。
誰にでも間違いはある。
応援してるべさ。
体と一緒に、マリアンの意識は闇に包まれた…
しばらくして、闇の沼から骸が浮かび上がった
骸はぴくりと震え、起き上がる。どんよりと曇った眼をふたりに向けた
アース「これは…」
巫女「不死者になったら、そうそう自我を保てる方はいません。ね?」
マリアンは膝をつき、巫女の足に口付けを落とす
アース「アンデットの軍隊でも造る気か?」
巫女「フフ、匂いそうですね」
巫女はそう言うと、神殿の奥に目をやった
そこには沢山のアンデットたちがたむろしていた
ダークメイル「うらめしやって言ってんじゃねーか!」
ゾンビー「うぎゃあああああ!!」
ゾンビー「って俺たちも氏んでるじゃん!」
「ハハハハ」
デュラハン「やだもー、みんなのためならセクシーダンス踊っちゃうよ」
デュラハンは首を取って腰を振り出した
アース「やれやれ…騒がしいな」
ごめんなさい、いまPC使えないからまとめ更新土日まで出来ないです。
しかもなんかその頃には死ねるテキスト量になってる悪寒…。
まあホントにGJなので続き期待してます。
追伸、副工場長関連は荒し…ではないのかな?二つ書かれるとすごくまとめにくい…
510 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/16(水) 08:27:33 ID:M4hHk9ek
>>509 頑張ってください、非力な俺から言えるのはそれだけです。
あと作品書くならちゃんとGJ言おうぜ。
>>505、GJ!!
マリアンの心情描写がすごくよかったぜ、がんばれマリアン、今俺が一番好きなキャラだ。
>>508もグッジョブ、シリアスな中にバカあり。
GJは大事、職人さんは作品が出来た時は満足してるけどGJがなかったら不安になるから、ちゃんと言わなきゃ離れちゃうぞ
おはよう、寝てる間に伸びてるwww GJ!
>>509間違いとか注文とか多くてスマソ。ガンガレ、超ガンガレ!これからもよろしくたのむぜ!
拙い俺だけど一生懸命書くよ!
>>アンタ、いい奴だな。このスレいい奴ばっかでホント居心地いいわ・・・
>>505 の戦闘がすごくいい、なんと言うか頭脳戦?みたいな感じでキャラがイキイキしとる、猫魔王編のアース戦を書いたのもこの人かな
モハメド・ライノス
♂ 37歳
13年前に妻と一人息子を事故で同時に亡くし、今は故郷のフスベ村で慎ましく暮らしている。
口数も少なく、積極的に話し掛けたりするタイプではない。
かといって性格が暗いと言う訳ではないが、周りから見れば根暗に見えても仕方ないかもしれない。
「神よ、まだ我に試練を与えるというのか・・・。」
「耐え忍精神を・・・」
「せぇあ!」
ゴオッ!
ファルス「・・・」
敵陣奥、中央の階段の踊り場にいた男が放った闇の焔を、父は全く無駄の無い、わずかな動作でかわした。
「素晴らしい・・・素晴らしいぞこの力!」
ファルス「堕ちたな・・・浅野殿」
浅野「やかましい!その声、ファルス・ト・フードォ!貴様が!貴様さえいなければ・・・
我が道場は潰れる事は無かった!
貴様につけられた背中のこの十字傷・・・これのせいで拙者は敵前で背を向けて逃げた臆病者として・・・
すべてを失ったのだ!
ふふ・・・だが今は感謝しているぞ・・・お陰でこの素晴らしき力を手に入れ・・・光を手にする事が出来たのだからなあ・・・
今度こそ殺してやる・・・」
そう言って男が開いた瞼の奥・・・そこには白目も黒目も無く、只深い闇だけがあった。
ファルス「・・・あの時の私のふるまいが・・・あなたをそこまで堕としたというのか・・・
ならば望みのままに・・・今度は引導を渡そう。」
小鉄「うおおおお!」
そうだ、小鉄くん!
ダークメイル「だからうらめしやって言って(ザンッ)ぐわ!」
周りの雑魚を薙ぎ倒しながら小鉄くんの気合の聞こえたほうに目をやった。
イース「えっ・・・?」
一瞬自分の目が信じられなかった。
小鉄くんが向かってく相手・・・それは里を出た兄を追い、返り討ちにあって死んでいたはずの・・・
DCヤマモト「俺ハコノ力ヲ手ニ入レ・・・ダークキャプテン・ヤマモトトシテ生マレ変ワッタ!
俺ハイツ、何時、誰ノ挑戦モ受ケヨウト思ッテタトコロダ!」
だんっ!
小鉄「死ぬがいい!キエエエエッ!」
DCヤマモト「ソノ程度カ?」
小鉄くんのジャンプの勢いを利用した唐竹割りは、闇の霧のようなものがまとわりついたヤマモトの手に刀をつかまれ、防がれてしまった。
まずい、早く助けてあげないと・・・
イース「はああああっ!」
再び単身での疾風怒濤。鎧を砕き、生ける屍を蹴散らす。
すべてを斬り伏せるのに、そう時間はかからなかった。
小鉄くんは三回ほど投げられたけど、まだ大丈夫そうだ。
DCヤマモト「ダークキャプテン・ヤマモト・・・バスター」
ごきい!
小鉄「んぎゃ!」
イース「はっ!」
ブンッ!
思いっ切り刀を振り抜く。
DCヤマモト「ギュアアアアアアアアアアアアアアア!腕ガアアアアアアアアアアアア!」
ヤマモトめがけて放った遠当ては、狙い通りにその左腕を根元から断ち斬った。
小鉄「今だ、燕がえし!」
DCヤマモト「ギョエエエエエエエエ!」
ヤマモトから逃れた小鉄くんは、素早く刀を拾うと慌てふためくヤマモトを斬り刻んだ。
小鉄「かたじけない。」
イース「気にしないで、えっ!?」
キュンッ!
父の方を見ようとした瞬間、足元に魔法陣が現れ、光に飲み込まれた。
ワクワクo(^-^)o
ポチ
巨大なドラゴンのゾンビ。
肉が腐った匂いと、下水道とアンモニアが合わさったような強烈な匂いをはなつ。
おまけに見た目も相当えぐいので嫌われている。
しかも性格も極悪なので救いようが無い。
炎弱点。斬撃、打撃耐性。刺突有効。魔法有効。落とし穴有効。
「ゴヴォアガアァァッ」
剣魔イース編はマジで面白いな。
続き楽しみにしてまっせ。
本編がお留守だぜ!
わっふるわっふる
ベージュ編も期待してる
それとも、リアチュウが死んであれで終わりなのか?w
ベージュ編は作者がまったくヤル気ないんで続きません
「ここは…」
小鉄は周りを見渡す、神殿の中だろか、大きな柱が左右に並び、合わせ鏡のよう通路が無限に広がっていた。
「!、イース殿!?無事か!」
「うん、少し頭打ったけどこれくらい――」
カツン、カツン
遠くから足音がした。
二人の体に涼しい物通り、胃が収縮したような圧迫感に襲われる。
息を飲むこともできない、振り向くことも出来ない。
体がまるで石になったような錯覚
二人の悪い予感は的中する。
「ようこそ、我が神殿へ」アースは嘲笑を含んだ声で二人に語りかける。
「アース…殿…!」
「…兄さん」
二人は振り返り、アースの姿を確認するように呟く。
「さっそくだが…死んでもらおう」
アースは語ることなど何もないと言わんばかりに抜刀すると、アースは二人の視界から消える。
同時に小鉄の背後から冷たい何かに包まれた感覚が奔る。
「っ――後ろ!?」
剣士としての培われた経験からか、咄嗟に抜き身にしていた長刀を背後に振る。
「む?」
ギィィィンッ!!
刀と剣が当たりあい薄暗い神殿に火花を散らす。
「は…ぁ、はぁ…」
小鉄はただ刀を振っただけで肩で息をする。
それは身体から来る疲労ではない、本能が『逃げろ、奴には勝てない』と告げる。
それを理性で押さえ付ける精神的疲労は計り知れない物である。
「アース殿…、本気なのだな」
だが小鉄はたった数回、呼吸をするだけで息を整える。
「俺はいつでも本気だ、…さっきの一撃は見事だった、入ったと思ったのだがが防がれてしまうとはな」
驚いた、とアースは付け加え、剣を構えなおす
「イース殿、さがっておれ」
「え」
「…アナタにあの人は斬れない」
「………」
イースの心を見透かした様に小鉄は言った。イースもそれを承知したのか、数歩後ろに下がる。
(ファリス殿が来るまで持ちこたえてみせよう…!!)
そう小鉄は心に誓った
「ほぉ…、私がイースを狙わないとでも…?」
「…私の知るアース殿はそんな卑怯な真似はしないと思うが」
「ふん…」
アースは心底面白くないような眼で小鉄を睨む
それを了承と受け取ったのか小鉄は構えた。
「――佐々木小鉄、参るっ!!」
続きよろしく
キュンッ!
ファルス「イース!佐々木君!」
浅野「余所見とは…まだ終わってはおらぬぞ!」
ファルス「いえ、もう終わっていますよ。」
ファルスがそう言いながら納刀した瞬間、浅野の全身に線が入る。
浅野「がっ!?いつの間に…」
ファルス「浅野十七衛政禄…あなたは以前の方が強かった…
新しく手にした視界に頼り過ぎましたね。」
浅野「ふ…名前…」
浅野十七衛政禄だったものは砂となり、崩れていった。
ファルス「闇の…力か…」
>>522 GJ!だけど…ファルスなんだ。親父さん…
>>523 あ!ただでさえ脱字多いのに名前まで間違えるとは…、ごめん…
あとGJ!
あと、アース対小鉄、続き書いていいかな、周りの人に意見聞きたい。
銅像。
続き見たいし
マリアン出したい…決着はまだつけないでほしい
本編マダー?
ワッフルワッフル
アース「そうらそうら、反撃をせねば勝てぬぞ…?」
小鉄「くっ…ファルス殿が来るまで持ち堪えられれば十分…」
アース「くっくっく…健気な事だな…」
イース「あ…あ…」
小鉄くんが必死で兄の攻撃を止めてくれてる…なのに…身体が…震えて…
アース「ふむ…我々だけ楽しむのも可哀想だな…」
イース/小鉄「?」
アース「マリアン、可愛い妹の相手をしてやってくれ。」
マリアン「………」
兄に呼ばれてマリアン姉さんが出てきた。小さいときからよく面倒を見てもらった仲だ、間違えるワケがない。
だけど…様子がおかしい。
イース「マリ姉!」
マリアン「………」
無言で斬り付けてくるマリ姉。ますますワケがわかんなくなってきた…
イース「マリ姉!?どうして…?」
マリアン「………」
アース「フハハハハッ!この身に軽くない傷を負わせたとはいえ…所詮は出来損ない…
闇に飲まれ、心を保てなかっただけのことよ…くっくっくっ…」
イース「何が面白いっていうの…?おかしいよ…兄さん…」
これなら行けるかな?スマソ。
盛り上がってきたな…
本編もルーカス、イース編も好き
アースのセリフはぞくっとするな(`・ω・´)
皆面白いでやんす。
小説は大変だろうけどガンガレでやんす。
応援してるでやんす。所でガンダーは出ないでやんすかね。
ガンダーって誰だよ
ヒュン
ギィン!
ヒュン
ギィン!
長刀が奔り、剣が爆ぜる
剣と刀の衝突より次々と生じる火花、長刀は弾かれるたびにしなやかな軌跡を描き、相手の急所を的確に狙う。
「…さすがは父の右腕」
アースは後ろに飛びながら刀を躱す。
「フ…最初の時以降、拙者に肉薄できていないぞ」
余裕を見せる様に小鉄は、アースを鼻で笑う。
だがそれは上っ面、アースの剣は受け流しても衝撃は半端ではない。
刀が折れれば為す統べがなくなる、そうさせないために小鉄は衝撃を全て自分に流すことで刀の負担を和らげるていた。
だが、そんなことをすれば小鉄自身が傷ついていく、打ち合うたびに腕の筋肉の一本一本がブチブチと千切れていく感覚。
そんな想像を絶する痛みにも耐え、小鉄はポーカーフェイスを崩すことはない。
「……」
このまま打ち合えば必ず負ける。それは承知だ。
だが、嫌な考えだが、ファルス殿が来なければ?
この戦いは無駄になる、勝ち目の無い戦いに勝機を見いだすには、アースの攻撃を掻い潜り、文字通り必殺の一撃を繰り出さなければならない。
否、そんなことを出来るはずがない。だが
「このままでは埒があかん、めんどくさいのは嫌いなのでな、そろそろ死んでもらおうか…」
思いもよらなかった、その言葉をアースから聞けるなどと
「ほぅ、ではどうするつもりだ」
「…こうする」
アースは今まで見せたことの無い構えを見せる。
周りから黒い何かがアースの剣にまとわりつく。
これが、噂の黒き飛刄…
「消えろ、大斬撃…!」
風がうねり、漆黒の刄が飛ぶ
「秘剣…燕…」
無形の形から小鉄最強の剣技が飛び出す。
「っ返し!!!」
長刀から放たれる蒼白い剣圧、それは漆黒の刄より遥かに小さく、普通に考えれば打ち負けるだろう。
だが、燕は、向かい風が強ければ強いほど、風を切り裂きより速く飛ぶ!!
漆黒の刄と蒼白の燕が互いを消そうと鍔ぜりあう。
そして変化は起きた、蒼白の燕は漆黒の刄を飲み込み始める。
一瞬の内に刄は掻き消え、代わり先程とは比べものにならないほどに巨大になった燕がアースに襲い掛かる。
「な…にぃっ!!?――」
アースは困惑しながらもおのが剣で小鉄の剣圧をうけとめる、だが自分の技をも吸収した剣圧を防げるはずもなく、アースがいた場所は轟音と爆炎と煙で充満した。
アース生きてる方向で続けてください。
ぎゃ〜!!
最初に考えた話ならつながってたのにー…!
なんで変えた俺!?……ゴメス
あれだよ、小鉄はなんか魂をすり減らすことで一時的に己の戦闘力をあげる捨て身系の技使ったんだよ。
すさまじい威力の技を巻き込み、更に威力を増して相手に返すカウンター、『燕返し』。
その威力は神殿の壁や床をも大きく抉り取った。爆煙はもうもうと立ち上り続けている。
しかし、同時にその反動はとんでもない負荷となり、ボロボロの小鉄の身体にのしかかった。
カシャン!
小鉄は刀を落とし、膝をつく。
小鉄「はあ…はあ…はあ…やった…アース殿…慢心が貴殿の敗因…すまないイース殿…しばし休ませて…うぐっ!?」
黒煙の中から突如手がのび、刀を持つ力も残っていない小鉄の喉元をつかみ、持ち上げる。
アース「…っくっく…小鉄ゥ…面白い技だなぁ…命が脅かされるこの感覚…最高だ…」
その手の主はアースだった。
小鉄「馬鹿…な…確かにその刀で受けとめた筈…」
アース「貴様が父の右腕なら俺は息子…
貴様が『燕返し』を打つ機会をうかがっている事など…初めからわかっていた事…
『放たれた』技ではなく、『放たせた』技ならば…かわすのはいとも容易い事だ…フン…もう動けぬか…つまらん…せめて安らかに眠らせてやろう…」
ドスッ!
小鉄「…!」
がくっ
イース「い…いやああああ!!」
アースの凶刃が小鉄を貫く。
小鉄は何も言わず、動かなくなった。
>「燕返し」
それなんてポケモン?
538 :
533:2006/08/16(水) 18:02:04 ID:???
>>528と
>>533の間にコレ入れてください。
「アース、貴様…」
小鉄は歯を食い縛りアースを睨みつける。
「何を怒る?、マリアンは俺を殺しに来たのだ、そうなればマリアン自身も死を覚悟してきたはずだ。
そしてマリアンは返り打ちにあった。だが俺は慈悲深い、俺は返り打ちにあったマリアンの“命”だけは助けてやったのだ、むしろ感謝されたいくらいなものだ」
「……よくもそんな長々と御託を並べおって…!」
「…ふん、剣のほうがお留守だぞ?」
ギィン
小鉄はアースの剣を受け流しながら後ろに飛び退く
「ぐぅ…!!」
(力が…違いすぎる…)
「ハハハハ!、後ろに下がるしかない無能めっ」
落ち着け、怒りに身を任せれば、すぐに堕ちてしまう、思い出すのだ。
この長い刀は
攻めるためにあるのではない
“攻めさせる”ための刀!!
「なんだその目は、なにか思いついというのか…!?」
「……そうだ、拙者は攻めすぎていた…」
ヒュン
アースの首目がけて長刀が奔る――
「ぬっ!」
ギィン
「拙者の剣技の本質は」
弾かれた刀はそのままの勢いで回転しアース脇腹を狙う。
「ぐっ…」
ギィン
「相手の力を利用して返す」
弾かれて打ち上がった刀は、綺麗に弧を描きアースの右肩から左脇腹を切り裂こうと迫る。
「ぐぬぅ…!」
ギィン
「…守りの剣技…!」
バトルマニアにはたまらなない展開だ(*´д`*)
続
>>536 イース「あ・・・ああ・・・あああぁぁぁ!?」
今まで互いに切磋琢磨しあった者は、兄と呼んでいた存在の凶刃に倒れた。
それは彼女の中の思い出を侵し、蹂躙し尽くして心を砕けさせるには十分すぎるほどに。
イース「あ・・・あぁ・・・・・・」
イースはただ下を見つめ、悲しみの嗚咽を漏らし続ける。
覚悟はしていた。自分の死、父の死、仲間の死も。死地へと向かい、命が散りゆく姿を目の当たりにしても。
だが叩きつけられた現実は無情に彼女へのし掛かり、心から亀裂が走り出す。
こんな事があるなんて、
こんなにも容赦ないなんて、
こんなにも無くした悲しみが、あるなんて―――
アース「たかが弱い奴が死んだだけで、何をしている?
自らの力量を知らず、俺に掛かってきた雑魚が一匹減っただけだ。」
アースの冒涜に満ちた言葉も、今の彼女には虚しく入っては通り過ぎる。
そんな妹の様子をつまらなさそうに見て、アースは首でマリアンに指示を下した。
アース「あんな蛻の殻、狩るだけつまらん。マリアン、処理をしろ」
死んだ傀儡となったマリアンはアースの言葉にこくりと頷くだけで、
改めて剣を強く握り、ノシノシと一歩一歩確実にイースへと近づいていく。
失意のイースには、それが死を運ぶ死に神の足音に聞こえても、首を下にもたげていた。
マリアン「・・・・・・・・・・・・」
そして傀儡はイースの目の前に立ち、白刃を高く掲げた。
光もなく煌めく命無き刃は、殻となったイースの命を前に舌舐めずりをする。
アース「・・・残念だよイース・・・さようならだ」
そして、白刃が振り下ろされた―――
こんな事が許されるなんて、
こんなにも簡単に命を狩るなんて、
こんなにも、こんなにも・・・・・・・・・・・・
肉を裂き、むせるような鮮血の匂いは、いつまでも来なかった。
かわりに乾いた鋼の音が交差し合い、ギリギリと場を音で切り裂いていた。
マリアン「・・・!?」
死人となったマリアンの顔にも驚愕の色が浮かび上がる。
アース「・・・そうだ、それでこそだ・・・」
イースは片手で剣をかざし、マリアンの剣を押し上げ切り返す。
マリアン「っ!」
それは先程まで、そのまま倒れそうにうなだれていた人物とは思えぬ力だった。
恐ろしい剣圧が風を斬り、そのまま剣身を直撃する。とても耐えられぬ力が、体全身へ浸透する。
マリアンの体は弾けたように飛ばされ、何度も地面にもんどり打つ。
そしてイースは、そのままユラリと幽鬼の如く立ち上がり、
こんなにも、怒りが沸き上がるなんて!
イース「うああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――!!」
叫んだ。自らの体の奥から沸き上がる激情をそのまま空間にへと震わす。
アース「我が妹、イースよ!」
イース「我が兄、アースよ!」
兄妹の声が、木霊した。
GJ
543 :
本編:2006/08/16(水) 23:52:45 ID:???
バンボー「…もう…ダメだ…。」
タブン「ぐはっ…私もここまでのようです…。」
2人はその場に崩れ落ちた。
数々の修羅場を潜り抜けた歴戦の戦士達が見せる、無様な姿。
多くの強敵を葬って来た彼らでさえ、
今、目の前に立ちはだかる苦難には打ち勝つことが出来なかった。
バンボー「動けねぇ…俺は…ここで死ぬのか?」
タブン「あなた一人で逝かせはしませんよ…くっ…。」
息も絶え絶えに喘ぐ二人の傍に、歩み寄る女性。
彼女は2人の弱った戦士を前にしてニヤリと笑い、口を開いた。
パティ「ほらほら、シャキっとして!次はあのお店に行くよー!」
バンボー「ま、まだ買うのか?無理だ!これ以上は持てねえ!」
タブン「少し休憩を…。」
涼「パティさん。二人とも辛そうですし、一旦休みませんか?」
パティ「むー…しょうがないなあ。」
544 :
本編:2006/08/16(水) 23:53:31 ID:???
4人は港町シオーで買い物を楽しんでいた。
と、言っても実際に買い物をしているのはパティと涼の二人だけ。
バンボーとタブンは2人が買った大量の荷物を持たされたまま街中を連れ回され、
楽しむどころかグッタリと疲労していた。
4人は喫茶店を見つけ、適当な飲み物を注文した。
バンボーが両手に抱えた荷物を下ろし、大きく伸びをする。
バンボー「う〜ん、疲れた。二人とも何をこんなに買ったんだよ?」
パティ「え?えーと、とりあえず可愛い洋服でしょ、それとハンマーにつけるストラップに…。」
バンボー「…いや、パティはもう良い。孔明は?」
涼「食料や水、そのほかにも旅に必要なものとか…」
タブン「さすが孔明さんはしっかりしてますね。」
パティ「あ、あのお店…何だろ?」
パティが喫茶店の窓から向かいの建物を指差す。
そこには『ギンジのなんでも屋』と書かれたくたびれた看板がかかっていた。
涼「『なんでも屋』?」
パティ「ね、面白そうじゃない?行ってみよ!」
そう言うが早いか、素早く席から立ち上がるパティ。
それを見たバンボーがうんざりした声で応える。
バンボー「勘弁してくれよ…。俺達はここで待ってるから二人で行ってきな。」
パティ「バン君はだらしないなー。行こ、涼ちゃん!」
涼「あ、はい!すみません。バンボーさん、タブンさん。」
タブン「いえいえ、行ってらっしゃいませ〜。」
店から出て行く2人を見つめながら、バンボーとタブンは溜め息をついた。
545 :
本編:2006/08/16(水) 23:54:09 ID:???
パティ「へえ〜、なんか面白いお店だねー。」
店の中に入った二人は、棚にならぶ見たことも無い商品達に目を奪われていた。
涼「不思議なお店です…。」
涼は近くに置いてあった容器のようなものを手にとってみた。
形はビンのようだが、軽く、弾性がある。
隣にはその容器の材質らしきものが板状にして置いてあった。
涼「これ、なんでしょう?」
ギンジ「プラッチックとポットペトルじゃな。」
不意に店の奥から声がした。
店主らしき老人が表に出てくる。
ギンジ「わしの発明じゃよ。軽くて持ち運びに便利じゃ。熱に弱いのが難点じゃがの。」
パティ「ここは何のお店なの?」
ギンジ「主にわしの発明品を売っておる。
ま、それだけじゃ食ってんので、なんでも屋もやっとるがの。
わしは店主のギンジ。よろしくの。」
自己紹介をすますと、老人はカッカッカッと笑った。
悪い人ではなさそうだ。
パティと涼がギンジの発明品を物色していると、いきなり店のドアが開いた。
ミナミ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカッ!!ヘイ、アミーゴ!!」
入ってきたのはマラカスを両手に持ち、メキシカンハットにポンチョを着た少女。
が、正直あまり似合ってはいない。
ミナミ「ギンジさん…いや、アミーゴ聞いてよー。またアイツにやられちゃったの!」
ギンジ「まあまあ、落ち着きなさい。アイツというと…例の?」
ミナミ「そう、下着泥棒!これで3回目!私のお気に入りがぁ…。」
ギンジ「う〜む…そういわれても、ヤツは今までも全く捕まらなかったしの…。
いくらわしとは言え、そう簡単には…。」
そう言うと、ギンジは頭を抱えた。
傍で聞いていた涼とパティは目を合わせ、互いにコクリと頷きあう。
涼「私達がなんとかしましょう。」
パティ「下着泥棒は女の敵!許せないよ!」
546 :
本編:2006/08/16(水) 23:54:54 ID:???
その下着泥棒は最近シオー全域で問題になっているという。
だが、不思議なことに、誰もその正体を見た事が無いのだった。
パティ「誰も見た事が無い?じゃ、どうやって盗むの?」
ミナミ「それが…何故か下着だけがひとりでに動いて、どこかに行っちゃうのよ。」
涼「う〜ん…魔法かなにかでしょうか?」
ギンジ「わしもそう思ったんじゃが、そうすると近くに術者がいるはずじゃ。
誰もその術者を目撃していないというのは妙じゃろう。」
涼はう〜ん、と考え込む。
涼「確かにそうですね。とにかく、一度盗まれる現場を見ない事には…。」
パティ「だね。よし、涼ちゃん!」
涼「はい?なんでしょう。」
パティ「…パンツ脱いで!」
涼の動きが止まる。
脳の中でパティの言葉を整理し、その意味を読み取ろうとしているのだ。
数秒後にやっと言葉の意味を理解すると、今度は顔を真っ赤にした。
涼「な、な、な、なんでですか!」
パティ「やだなー、囮作戦に決まってるじゃん。実際に現場を見ないと分からないんでしょ?」
涼「何も私の下着でやらなくても!そうだ、さっき買ったのでも良いし…。」
ギンジ「…相手は数々のパンツを盗んだプロじゃ。新品などには見向きもせんじゃろう。」
パティ「そういうコト!ほら、脱いだ脱いだ!」
ミナミ「お願い、アミーゴ!」
涼「だからって…。」
後ずさりする涼。だが、パティとミナミはじりじりと間合いを詰めていく。
パティ「いいね、ミナミちゃん。」
ミナミ「オーケー、アミーゴ!…せーの!」
涼「はわわ…キャーーーー!!」
パティ「ギンジさん、奥の部屋借りるね!」
ギンジ「ほどほどにするんじゃよー。」
涼を抱えたパティとミナミの二人は、店の奥に消えていった。
ギンジの耳には、涼の悲鳴にも似た泣き声だけが聞こえていた。
547 :
本編:2006/08/16(水) 23:55:51 ID:???
涼「ぜっっったいに犯人を捕まえますよ!」
半ばヤケクソ気味に意気込みながら、罠をしかける涼。
パティ「涼ちゃん、それ…なに仕掛けてんの?」
涼「地雷です。私の下着に近付いてきた犯人を粉々にするんですよ。」
なにやら仰々しい機械に砂をかけてカモフラージュしつつ、涼がニヤリと笑う。
涼「その他にも火炎の罠に落とし穴、竹槍と毒矢も…フフッ、犯人を塵にしてあげますよ。」
パティ「涼ちゃん、タブンさんみたい…。」
涼「さあ、隠れましょう!あ、そこ踏まないで下さいね。」
足元に気をつけつつ、近くの茂みに潜むパティと涼。
しばらく見張っていると、置いてあった涼の下着がひとりでに動き出した。
パティ「…涼ちゃん!」
涼「…えいっ!」
涼が手元のスイッチを押す。
直後、目の前で大爆発が起こった。
同時に、多方向から雨のように矢が、槍が、剣が、爆弾が降り注ぐ。
そのあまりの迫力には、さすがのパティもただただ唖然とするだけであった。
しばらくすると、周囲が静かになる。
涼「そろそろ良いですね。さあ、犯人はどこでしょうか…。」
パティ「し、死んじゃってるんじゃない?」
粉塵を払いつつ、自分の下着があった場所へと急ぐ涼。
だが…
涼「ない…。」
パティ「へ?」
涼「ありません!私のパンツがどこにも…!」
パティ「爆風でどこかに飛んでったのかも。」
涼「そうだ!こんな時は…。」
涼は鞄から機械のようなものを取り出し、スイッチを入れる。
パティ「ん?なにそれ。」
涼「ギンジさんの発明です。発信機を付けておきましたから、これで場所が分かります。」
パティ「どれどれ…『パンツレーダー』?…変な名前。」
涼「あ、映りました!あれ?」
パティ「ん、どしたの?」
涼「…移動してます。犯人は無事です!」
548 :
本編:2006/08/16(水) 23:56:34 ID:???
大佐「何?攻撃されただと?」
軍曹「はい!どうやら罠がしかけてあったようであります!」
大佐「被害は?」
軍曹「激しい爆風により、先行した第六部隊が全滅。
ですが、援護に向かった第八部隊により、目標は確保しました。」
大佐「…そうか。これからはもう少し慎重にやらねばならんな。」
軍曹「イエッサー!了解であります!」
我々はマッハ蟻。
マッハ2で走り、あらゆる作戦を遂行する蟻のプロ集団である。
我々の目的はひとつ。
エロいものである。
現在の目標は、港町シオーに住む女性の下着。
非常に小さく、人間にとっては姿の見えにくい我々である。
人間の所持する物資を掠め取る程度のことは容易なことであった。
だが、まさかここまで過激な手段にでるとは…。
我々のアジト、『バルトの楽園』が見つかることはないだろうが…。
軍曹「大佐殿!敵襲であります!」
大佐「なんだと!?尾けられたというのか!?」
軍曹「も、申し訳ございません!
どうやら下着自体になにか仕掛けがあったらしく…。」
大佐「爆発の罠と共に、二重の保険をかけてあったわけか。
なかなかキレる相手だ。…面白い!迎撃するぞ!」
軍曹「イエッサー!敵は人間2人。いずれも女性であります!」
大佐「人間2人だと?我々が蟻とは言え、舐められたものだな。」
だが、妙である。いくらなんでも2人とは少なすぎる。
仕掛けの件の考えると、敵は馬鹿ではないはずだ。
…何が狙いだ?
大佐「状況は?」
軍曹「ハッ!現在、敵は目視できる距離まで接近中。
偵察班が更なる情報を求め、接触を試みています!」
たった2人で、迷うことなくこちらに接近するだと…?
何か嫌な予感がする。私の経験が、これは危険だと告げている。
大佐「偵察班をすぐに戻せ!無闇な接触は…。」
私が指示を軍曹に指示をだそうとすると、ズシン…という大きな音が響いた。
直後、見張りをしていた一等兵が息を切らせ、司令部に入ってくる。
一等兵「伏兵です!岩陰に隠れていた女性の攻撃により、偵察班の半数が壊滅!
女性は巨大なハンマーを振り回しています!まったく歯が立ちません!」
549 :
本編:2006/08/16(水) 23:57:13 ID:???
大佐「敵は3人。ハンマーを持った女性と、マラカスを持った少女、
それに後ろに居るのは…あれは孔明ではないか!?」
軍曹「大佐、知っているのですか?」
大佐「かつて三国の大戦で数々の戦闘を勝利に導いてきた天才軍師だ。
奴が相手となると、数の利だと何の意味も持たん。」
舐められている、と私は思っていた。だが、逆だ。
敵を舐めているのはこちらであった。
この戦い、全力で臨む必要がある。
大佐「ここからは私が直接指揮を執る。軍曹、全軍に伝えろ。」
私は指揮鞭を手に取った。この高揚感…久々だ。
大佐「死力を尽くせ…とな!」
軍曹「イエッサー!」
私は通信機のスイッチを入れた。
行くぞ…勝負だ!初夏津 涼 "孔明"!!
大佐「目標補足。第一、第二部隊出撃準備、第三部隊は偵察班の援護、第四部隊は待機。
――突撃!」
私の号令と共に第一、第二部隊がマラカスの女に突撃する。
力は人間に敵わないとは言え、マッハ2のスピードは伊達ではない。
瞬く間に敵を囲み、一斉に集中砲火…噛みつきでの攻撃をくわえる。
ミナミ「い、痛っ!このぉ!!」
女がマラカスで…いや、どうみてもマラカスを持っている手で殴っているが、
反撃をしてきた。が、訓練された兵達はすばやく回避する。
作戦は順調だ。
第三部隊長「こちら第三部隊!敵の圧倒的な攻撃力により被害は甚大!
増援求む!繰り返す!増援求む!」
ハンマー女の方か…あちらの戦闘力は侮れない。
とは言え、このバルトの楽園に進行させるわけにはいかん。
大佐「あと少しで第一、第二部隊が援軍に行く。耐えろ!」
第三部隊長「………イエッサー!」
再びマラカスの女の方を見る。
手首を噛まれた女は、武器であるマラカスを地面に落としている所だ。
得物を落とすとは未熟。こちらはすぐに片付きそうだ。
だが、何か違和感がある。
味方の危機だというのに、孔明が静かに笑っているのだ。
550 :
本編:2006/08/16(水) 23:58:29 ID:???
耳をつんざくような、大きな音が響いた。
突然起きた爆発により、第一、第二部隊が吹き飛ばされる。
一瞬、何が起きたか分からなかった。
大佐「………っ!何が起きた!?応答しろ!」
軍曹「こちら…前線の軍曹で…あります…!敵のマラカスが突如爆発!
部隊は壊滅状態…敵は先ほどとはうって変わって攻勢に…。」
マラカス…?あのマラカスに火薬が仕込んであったか!
あの時マラカスを落としたのは、手首を噛まれた痛みのためではなかった。
マラカスで直接殴らなかったのは、暴発を防ぐため。
大した実力ではないと思わせて兵を集め、一網打尽にする…。
これが…全て孔明の策だったというのか!
軍曹「大佐!指示を…このままでは…ぐああああ!!」
第三部隊長「増援はどうした!もう持たないぞ!」
第一部隊員「助けてくれ!このままじゃ…。」
第二部隊員「状況は絶望的です!誰か…誰か指示を!」
もはや…時間の問題か。
ふと気付くと、基地の目の前に孔明が立っていた。
涼「…終わりです。さあ、私の下着はどこですか?」
私の?そうか、あれは孔明のパンツであったか。
…成る程。我々は、触れてはならないものに触れてしまったようだ。
あのパンツを盗んだ時点で、我々は敗北していたというわけか。
大佐「この『バルトの楽園』の中にある貯蔵庫の中だ。」
涼「随分とあっさり教えてくれるんですね。」
大佐「相手が何者であれ、強者には敬意を払う。
それが、私の軍蟻としてのポリシーだ。」
涼「…感謝します。」
大佐「見事だった、孔明。さあ、自分のパンツを持って帰るが良い。」
私はそれだけ言うと、振り返って部屋に戻った。
敗戦の将として、責任を果たさねばならない。
後悔は無い。最後に戦えた相手が、これほどの強者だったのだから。
私は机に手を入れ、黒光りする拳銃を取り出した。
そして、それを自分の頭に向けると、ゆっくりと引き金を引いた。
551 :
本編:2006/08/16(水) 23:59:33 ID:???
パティ「涼ちゃん、どうだった?」
涼「はい!他にもたくさんの女性用の下着がありました。」
ミナミ「あ、これ私のだ!サンクス、アミーゴ!」
ギンジ「これにて一件落着、というところじゃな。」
3人はギンジの店に戻っていた。
マッハ蟻が集めた女性用の下着は数十着にも及び、
全てを町の女性達に返す頃には、海が夕焼けで赤く染まっていた。
ミナミ「助かったわ。本当にありがとう!二人とも。」
涼「いえいえ、困った時はお互い様ですよ。」
パティ「そうそう!結構楽しかったしね♪」
涼「さあ、日も暮れますし、そろそろ宿に戻りましょうか。」
パティ「オッケー。じゃ、またね〜。」
ミナミ「グッバイ、アミーゴ!」
こうして、2人は『ギンジのなんでも屋』を後にした。
涼「ところで、何か忘れてるような…。」
パティ「え?んーと…なんだっけ?」
その頃、『なんでも屋』の向かいの喫茶店。
バンボー「遅いな…2人とも。」
タブン「もう帰ります?」
バンボー「この荷物を持って…か?」
タブン「………。」
2人はまたひとつ、大きな溜め息をついた。
To Be Continue…
本編キター(゜∀゜)
ごめんなさい今更だけど
>>431の誤字
私たちも〜の台詞はアリアね。
あとマカロン・パストもパスタになってる
まとめの方すみませんorz
ガクブルガクブル(((;゚д゚)))涼ちゃんこえー
今更だけど、この世界ってこっちの世界と似たような事象があるな。
それに科学の発達も時々見えるし。
よくファンタジー世界を「剣と魔法の世界」と言うけど、
この世界はむしろ「剣と銃と魔法と科学の世界」だな。
マーゾ
♀
いつも白馬に乗ったサド王子が現われないかと夢想している
魔術師なのに前線に切り込んでいく
「い、痛い…でも快感」
「もっとぶってください…」
555 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/17(木) 01:34:08 ID:lQxYEE55
シリアスもギャグもしっかりしてて楽しいわ。
あげとこ。
GJ
「うああぁぁぁあぁ――!!!」
イースはおたけびを上げながらアースへと突撃する。「ふん、来いっ!」
アースもそれに答えるように素早く前進しだす。
アースの鍛え上げられた技術が生む動き、それはまさに疾風のように速く。
アースが疾風ならば、怒りに身を任せたイースの突撃は荒れ狂う暴風、近づけば全てを巻き込み、切り刻み、消し飛ばす―!
まず、初弾は受けてやろう、一撃くらい受けてやるのも一興…
アースはそう考えた、そしてそれを実現するために構える。
「―――………何…!?」
構えて数秒、普通なら一瞬で過ぎる時間もアースには遅すぎた。
いつまで経ってもイースからの攻撃は来ないのだ。
―――否、イースは剣を振ろうとしていた。体はありえないほど後ろにねじ曲がり力を貯えていたのだ。
そしてそれは放たれる。
「おぁあぁあぁ!!!」
ギィィィンッッ!!
「……ぐ、がぁぁ!?」
イースの力任せの一撃によりアースの剣は砕け散る。
異様な光景にアースは困惑する。だがイースは違ったイースには最初のアース行動など読めていた。
イースの心の芯は体から溢れる怒りにも動かされない、周りは荒々しくも中心では穏やか、それはまさに台風の様な存在
イースの剣が奔る、さすがのアースも剣が無ければ戦えない、アースはイースの二撃目をギリギリで躱し大きく後退する。
「く、来い紫電――!!」
アースの声に呼応するように雷を纏う剣が出現する。
それを握るとアースはその場に構え、イースを迎え撃つ
「アァァァスゥゥ――!!」
「吠えれば強くなれるとでも思ったかっ!!」
衝突する名剣、そこから生じるのは火花などではない、それはまさに爆発
その中でまたもやアースの剣が砕ける。
「――くそ、なぜだ、なぜ打ち負ける…!?」
後退しながらアースは毒づいた。
アースが手を出せば剣が出現する。だがその次の瞬間にはアースの剣は砕け散る。
「くそが!!ふざけるなっ!ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなぁっ!!!!」
怒るアースは一瞬の隙を突いてイースを蹴り飛ばす。
衝撃を和らげるためにイース自身も後ろに飛ぶことで、二人の間にはかなりの距離が開いた。
「消えろぉぉぉ!!!」
アースの手に握られた剣が漆黒の闇で塗り固められる。
「大斬撃、闇牡丹っ!!!!」
ズゴゴゴゴ!!
凶刃が柱を破壊しながらイース目がけて奔る。
それを怯えることなく静かにイースは構えた。
イースの影に小鉄が重なる
『…秘剣…』
今一度、放たれる
『…燕…』
亡き小鉄最強の剣技
『…返しっ!!』
ピィィィィ!
燕が鳴く、蒼白の軌跡を残し闇に吸い込まれる様に飛ぶ
それは先の再現、小さき燕は巨大な刃を喰らいだす。
圧倒的な大きさの燕を残し闇の凶刃は消える。
「――チィィィッッ!!」
燕はアースに衝突すると、その姿を爆炎に変えた。
それでも、しつこくアース生きてる方向で頼みます。
あともしかしたらわからない人いるかも知れないから
闇牡丹→やみぼたん、と読みます。
559 :
猫魔王:2006/08/17(木) 08:06:31 ID:???
東の果ての町ミラ
「着きましたね〜、ミラ」
「うむ、長旅であったな…だが」
猫は周りを見渡すと、町の所々がまるで台風が来たように荒れていた。
「何かあったみたいだな」
「ちらほら大工さんも見かけますね」
「…とりあえず宿を取るか、食料も買わなければならんし」
「そうですね〜、宿の亭主さんに何があったか聞いてみましょう」
方針が決まると一人と一匹は後ろを振り向く。
「ただし雪原勇平!!貴様はダメだ」
「えぇ!?ちょっとマジすか!かなりヤバいんすけど〜」
途中から勝手についてきた雪原勇平、うざいほと早口でうざいほど長々としゃべり、もう全てがウザイので猫はここで切り捨てることにした。
「いーじゃん、俺みよりないんだよ!?助けてくれたっていーじゃん!!アミーニーちゃんからも言ってやってよ!」
「……」
アミーニーはジト目で雪原を見つめた。
「あ、アミーニーちゃん?」
「……ここに来るまでに肩と腰とか触ってきましたよね、あれすごく不快でした」
「う、あれはスキンシップじゃん!!なんの悪気もないよ!」
「あぁいうのをセクハラて言うんですよね、猫さん」
猫は黙って首を縦にふった。
「あ、わかった!!ここから猫ちゃんがデレの部分をみせるだよね?!そんなサプライズいらないよ〜!」
「貴様には一生見せん」
「うあ、アミーニーちゃん助けて!!」
雪原はアミーニーの手を握ろうと近づく
『私の水は、大地を削る!』
近くにあった噴水から閃光のように水が飛び出す。
それは雪原の足元に当り敷石に穴を開けた。
「う!、ううう…グレてやる〜!!」
そう言うと雪原は漫画の様な涙を流しながら走りだした。
「ちょっと君!君は内の生徒だね、ちょっと来なさい!!」
だがすぐその進路を変なマッチョなオヤジに防がれた。
「え、ちょ、お前誰だよ!!?」
「私は江之島剛、さぁいっしょに来なさい!!」
「あ、やめろ!離せ〜!!」
そのまま江之島剛と雪原の二人は遠くに消えていった。
「あ〜…なにかスッキリする光景をみたな」
「そうですね」
一人と一匹はなにもなかったように宿捜しに歩き始めた。
wktk
「まだ、宴を終わらせるには早いですよ?」
火影を踏みしめて、闇をまとった巫女は現われた
イース「アリアッ……!!よくも騙したな!」
燕返しは自分の体力を削る、諸刃の剣。イースは全身の疲労も構わず、心のまま叫んだ
巫女「騙す…?」
まだ燃え上がる炎の元に 屈みながら、巫女はイースにきょとんとした顔を向ける
イース「よくも兄上をッ!!!兄上はこんな人じゃなかった!お前が兄上をたぶらかしたんだろう!!」
震える腕で、重たく感じはじめた剣を巫女に向ける。
巫女「あなた、アースさんの事わかってない」
イースは反射的に唇を噛んだ。
イース「どうゆう…意味だ。たかが1ヵ月そこらしか一緒にいない、お前に兄上の何がわかるっ!!」
巫女「私たちは…ただ愛しい人たちと一緒にいたいだけ」
巫女は炎の中に手を伸ばす「アースさん、リオさんと一緒に生きるんでしょう?起きてください」
その言葉に反応するかのように、炎がゆらめいた
イース「う、ウソだ…確かに当たったはず?!」
炎の中からアースが現われた
アース「巫女…すまない」
巫女が手を上げると、アースは光に包まれた。
アースの傷が小さくなっていく。鎧やマントさえも修復されていく
イース「く…」
こっちは剣を持つ手にも力が入らないのに…
巫女「第二ラウンドですね」
そう言って巫女は柱の影に後退する
アースはふと気付いた顔になり、するどい目を宙に向けた
にやりと口の端を歪める
アース「イースよ、俺が相手をするのはお前ではないらしい」
イース「え…?」
神殿に足音が響く。剣戟の音が近づいてくる
そして扉が開かれる。
バタン!!
ファルス「イースッ、無事かい?!!」
アース「役者がそろったな…」
アースは剣士が試合の前に見せる、礼の構えをとった
ルーシオ・ルゲイエ ♂ 14
優れた魔力を誇る少年。
本人いわく、剣術も習得してるとのことだが
腕前は今ひとつだったりする。
しょっちゅう女に間違えられる。
趣味は暗記と幽体離脱と精神統一と飲酒。
「自分のどこをどう見たら女の子に見えるんですか?
趣味なんですか?」
シャウ・エッセン
♂ 18
ダマクス王国一の料理人の子。まだ見習い修行中で、現在幻の三大珍味(リアチュウの肝、巫の汗、男爵スライモ)を探す旅に出ている。
「こいつは美味だぜ!!」
雷魔神・サンガ
天気を自由に操り、相手を獲乱させる。
「雷神撃」という技を持ち相手にかなりのダメージを与える。
ウォウ・リー
人込みが好きな丸眼鏡のオサーン。
ワッフルワッフル
ガナン・ベダル 54歳 男
裏の商人グループ「ベダル商団」の総元締めで、戦術レベルでの武器や戦具を販売する死の商人。
刀剣を鍛え続ける刀鍛冶でもあり、相当の武器マニア。
役職柄か剣の腕前も相当で、自らが鍛えた曲刀「ベダルブレードMKV」を振るう。
実演販売と称し、打ち鍛えた剣で人を斬りつけることで有名。
「さぁ、ここにありますは一振りのシャムシール!切れ味はこの通り!キェェーッイ!!」
569 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/17(木) 20:01:44 ID:/UI5IiiO
名前・梨元なんとか
このストーリーのラスポス。
シャッターをきると同時に、『そんなひどい‥』と口ずさむ。
『ちんこかちんこちんこちんこちんちん、ちんちんこちん!※意味(ちんこかちんこちんこちんこちんちん、ちんちんこちん!)
緑姫 女 15歳くらい
ぼろくさい、苔生した高い塔に住んでいる少女。
世の中の出来事を全て把握してるが、よく国の名前を間違えたり
混同したりする。
アネモネ・ノエル・サブリエ・エルシエロ・キュアノス・ナディージタ
というクソ長い名前があったりするが本人も覚えきれていない。
「わたしの名前はアネモネ・ノエル…えっと…あれれ?なんだっけ?
………じゃあアネモネです。」
名前不明 年齢不詳・住所不定・無職
田舎をぶらぶらしている
”お兄さん”と呼ばせたがっているがおじさんと呼ばれてしまう
「私のことは、お兄さんと呼んでくれ」
萩尾 元プロ野球選手 52歳
かつて鉄壁の守備と鋭い流し打ちで、その名を轟かせた名二塁手。
気が付くと、この世界に迷い込んでいた。
「グラウンドには銭が落ちているが、わしが落としたもんやからな」はプロ野球史に残る名言。
朝から続き期待
依頼掲示板 性別年齢不詳
ゾンビ討伐 「ゾンビが大量発生しちまったんだが全滅させてくれねぇか?
賞金は10万。」
ツノ人間を見たい「世界には角が生える人間だとか、生えてる人間だとかがいるそうですね。
是非とも拝見したいのですが…。報酬は回復薬15個でいかがでしょう」
竜の卵 「どうしても火吹き竜の卵がほしいんですの。
もし持ってきてくださったなら素晴らしいものを差し上げたいですわ」
魔力の剣を見たい「精霊の剣なる、不思議な剣が存在するとか。
是非とも拝見したいものです。報酬はヒミツ☆」
オーガーの首「強敵オーガーを倒して、その証としてオーガーの首を
持ってきてください。報酬は名刀葛の葉です。」
へるぷみい「足を滑らせて崖から落ちてしまったんだ。登ろうにも足が折れて登れない。
助けに来て欲しい。報酬は宝石3個しかないんだが…」
576 :
猫魔王:2006/08/18(金) 11:11:28 ID:???
門からの通りを抜けると
一人と一匹は町の中心部、様々な建物が立ち並び、人々が溢れかえる大広場に出た。
「わぁ!すごい人の量ですね!!」
「うむ、これほどの人の量を見ると…こう、ブチブチと踏み潰したくなるな」
「猫さん」
「……わかっておる、ただの冗談だ」
アミーニーは、はぐれないように猫を頭に乗せて、人込みを掻き分け広場の真ん中の、石像が立つベンチに移動した。
「ここでお昼にしましょう、新しい食料も買いますし、今のうちに手持ちのを消費しときましょう」
「ふむ、了解だ。ではさっさとアジの開きを出せ」
「出せって、もうほぼそれしかありませんから…」
アミーニーはカバン引っ繰り返し、大量のアジの開きと少量のパンを膝の上に広げた。
猫はアジの開きを見るなり目の色を変え、奪い取るようにガツガツと食べ始める。
「猫さん、この石像てなんでしょうか」
パンを少しづつを食べながらアミーニーが尋ねる。
「知らん、どうせこの町の創設者やそこらへんの物だろう」
「…猫さん、ちゃんと像見てくださいよ」
そこに突如なぞの少年が話に割り込む
?「それはマ・ジーンとユピキタス像、かつて町がモンスターに襲われた時にいつの間にか置いてあったから飾ってるとか」
「…なんで飾ってるんですかそんなの、て、君だれ?」
「俺の名前はベージュ!見習いの召喚士だ!!」
「…なにか雪原と同じ匂いがする奴だな」
猫が喋ると、ベージュの顔が突然強ばった。
「喋る猫!?…さてはお前も召喚士だな!、しかたない召喚士同士が目が合うのは勝負の証、いくぞ!!」
「はい!?」
「いっけぇリアコウ!!」
ベージュは後ろに下がるとリアコウが入ったボールを投げ付けてきた!
「『禁書七番、詠唱…設置…発動』」
アミーニーの猫の不意打ち!
空間に穴が開く、リアコウが入ったボールは穴に吸い込まれ異次元の彼方に消え去った!!
ベージュの精神に100のダメージ!!
ベージュの目の前が真っ白になった。
猫に1の経験値!
だが猫のレベルはMAXのためこれ以上あがらない!
トゥービーコンテニュー
リアコウ…w
イース編書くの大変だろうけど、応援してます!
ジノ・デュロデュノス 18歳・男
ダークエルフと人間の間に生まれたハーフエルフの少年。
浅黒い肌と銀色かかった白髪はダークエルフ譲りのものであるが寿命と成長率だけは人間と一緒であった。
その出で立ちから両親にも捨てられ、身よりも無く1人放浪していたが
ひょんなことで傭兵団に拾われ、武芸の道を歩むことになる。
成長した彼はチェーンフレイルと大地の魔法を使いこなす一人前の戦士となった。
また、過酷な人生を歩んできたためか物に対する執着心がとても強い。
「力を求めて何が悪いんだ!欲しいものは欲しい!」
ファルスの秘奥義を募集でも募集しますか。
多数投稿してきた場合どれを使うか職人次第です。
580 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/18(金) 16:59:02 ID:HyS9pjED
あんまシリアスキャラ出すと書き手が大変かも
ギャグキャラ→作品に出やすい
シリアスキャラ→シリアスになるまでの描写が大変ぽいので出にくい。※例え、マリアン、アースなど
例外、ギャグ→シリアス、佐々木小鉄
このスレは悪魔でそれっぽいキャラを出すスレだからなぁ、もうそこらへんは住人の感性に任せるしかないね。
出したいならギャグのほうがでやすかな
レイジングおじさん 年齢不詳 漢
本名不詳。
いつも怒り狂っている心優しいおじさん。
美食クラブ会長という肩書きを持つ。
必殺技は「ビッグバンパンチ」
「この刺身を作ったのは誰だ!!」
リアコウどんなやつか見たかったかもw
>>579 賛成
やっぱファルスは自分の命を引き替えにする技かな?
つーか俺センスないから技名考えつかない
サミー 男 年齢不詳
半分笑って半分泣いてるピエロ
普通に話してるかと思いきや突然ナイフで切りつけたり
イモを焼いたりするが、本人に悪気は無い。
「ブヒヒ!すいません!」
587 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/18(金) 20:34:54 ID:PggtAYGg
揚げ物 ♂
こいつが登場すると、何かをあげてしまう。
性格はさっぱりしている。
「彼女ほしいんだが」
>549
《終撃・宴》一応だしてみます
花鳥風月
月華
C.O.G.
日系の年老いた男。
名前はコードネームで誰も正体を知らない。
かつて暗殺者として名を轟かせており、体中に投げナイフを隠し持っている
メディアに疎く、放送禁止用語を連発してしまうのが難点。
「こりゃキ○ガイの顔ですわ」
イースは何か黒服着てるイメージ強いな
破魂斬―散花
自分の魂を五属性のフォースに変換する
相手は死ぬ
うーむ、たしかにムズいなあ・・・アースが回復してイースに決め台詞言ってから
親父出そうとしてたんだが・・・どうすればいい・・・くそっ!
ファルス対アース最初から終わりまで書いていいなら構想練ってるんですけど
やっぱみんなで書くから楽しいしなぁ
楽しみだなあw
>>593 死ぬ直前で言う、とかはどうだろう
イース考えたときのイメージ、俺の脳内では
黒髪ロング、フードつきでシンプルな飾りっけの無いチャイナ服っぽいスリット入った服着てる。
アジアンビューティーwww
すいません、誰も聞いてませんね。失礼しました。無視してお続けください。皆さん絵うまいですね。
俺のアースはフードしとるw
貼りたいけど携帯のカメラ壊れてもうた
和服イースも書いたし、隠れ里って和洋折衷だよな
まあ色んな国の猛者が来るってコトで。
まさか自分の趣味爆発のまま書いたキャラがここまで…
あれ…?目から汗が…(ノД`)
泣くなよ…
ほら、これで拭けよ
つ ファルス
まだ戦いは終わってないぜ
つか、俺もアースのお母さんでよかった
職人さんとキャラ作る人のおかげで
ナイスな基地外クールサドになった
イースを生んだ人も感無量だろう
>>599とーぜん!
外伝がこんなに盛り上がるとは…
あ、ヤバ…また目から汗が…(ノД`)
RPG、S・RPG、格ゲー、アニメ…
アニメはフラッシュ職人とかが作ってくんないかな…?
いたら神過ぎるか…
「父…さん」
イースはファルスの姿を見ると、安心したように地面にへたりこんだ。
「イース…」
ファルスもイースをみると、その全てを敵と見るような目から、里に居るときの暖かい優しき目に戻る。
「そして…小鉄…」
イースの後ろには、腹からおびただしい血を流し青白い羽織を真っ赤に染めた小鉄が横たわっていた。
「……もう、後戻りはできんぞアース」
「後戻り…ですか?…くくっ、そんな気毛頭ございません父上」
ファルスの問い掛けにアースは今にも笑いだしそうに答える。
「そうか」
ファルスの目が鋭い眼光を放つと、鋭い剣気が辺りを圧迫する。
「終わりにしよう」
ファルスが抜剣する、それに続きアースが剣を召喚する。
「ええ、アナタの負けで」
二人の姿が消える。
同時に、多数の火花と様々な剣撃の音が鳴り響いた。
続きよろしく
>>599 マリアン作ってマリアン自分で殺しちゃった。
ファルス「…やれやれ…複雑な気分だよ…フッ…強く…なったな…」
アース「流石は剣聖…剣に一点の曇りもない…」
その通りだった。父の剣は美しく、しなやかで、強い。
多量の剣華を咲かせながら激しさと速度を次第に増してゆく。
ファルス「むんっ」
アース「ぐあっ!」
そして兄の剣をはね上げ、遠心力を乗せた後ろ回し蹴りで兄の身体を吹っ飛ばした。
ギィン!
マリアン「………」
死角からのマリ姉の兜割りを見ずに受けとめ、父は言った。
ファルス「マリィ、少し痛いかもしれないが許してくれ、荒療治だ。」
言い終わった瞬間、マリ姉の背中から父の得物の切っ先が飛び出していた。
ガッ!
マリアン「…グッ!?ギャアアアアアアア!!!!」
イース「マリ姉!?」
父が愛刀を引き抜くと、マリ姉は剣を落とし、刺された箇所ではなく、頭を抱えて苦しみ始めた。
ファルス「心剣・快風…敵は一人でも少ない方がいいからね…
剣を受けてわかった。マリィ、君はまだ死んでいない…」
マリアン「アアアアアアアあああああっ!………う…」
イース「マリ姉!」
マリアン「イース…?くっ…ファルスさま!?」
濁っていた目も澄み、正気に戻るマリ姉。
信じられない…これが…
ファルス「これが…心を乗せた剣の力だ。」
巫女「そんな…ありえない…一度闇に侵された人間を解放するなんて…」
アース「ふ…くははははっ!父上ぇ…そんな出来損ない、初めから戦力として見てなどおりませんよ。はははははっ!
使えない奴はやはり使えない…もとより捨て駒ぁ…っ、ふははははっ!」
マリアン「貴…様ぁ…」
「貴…様ぁ…!」
正気に戻ったマリアンは、アースの言葉に激怒する。「なんだ…その目は」
マリアンの目には、自分を出来損ない扱いをするアースへの殺意の炎が湧いていた。
対し、マリアンの目が殺意の炎ならば、アースは冷酷な無機質な目。
「…殺してやる!」
「ふぅ、出来損ないがそんな言葉を吐いていいのか、な!!」
アースの剣から闇が奔る、それは一直線にマリアンを狙い絶命させようと蠢く。
「ひ…!!」
マリアンは逃げれなかった、ファルスに刺された腹の痛みと近づいてくる黒の弾からの恐怖が体を硬直させる。
死を、覚悟したその瞬間だった。
「は…ぁっ!」
ガァン!
隣から疾風のようにファルスが割り込み、弾を叩き落とす。
「ファルス…様…」
「……無事か」
マリアンに背中を向けたままファルスは問い掛ける。
だが、マリアンの返事はアースの声によってかき消された。
「父上ぇ……!!弱点、見つけました、……こんどからは後ろの二人も狙わせてもらいましょうか…」
「アース…!!」
続きよろしく
奈留歩道龍一
♂23
いろんな事にツッコミを入れる弁護士
「異議ありっ!!」
「猫がしゃべるわけありません!!」
麗紅(リーホン、もしくはレイコウ) ♀ 16
自称棒術とカンフーの達人。酒を飲めば酔拳も出来るハズとのこと。
髪型は肩より上のワンレングス、真ん中分けなので
いつかは中国伝統のダブルお団子ヘアーにしたいとひそかに思っている。
下品な言葉を吐くことがあるが、悪気は無い。
多芸といえば多芸。
「少しは黙れないのか、この×××野郎。」
「そのことについて意見を述べたいんだが。」
607 :
本編:2006/08/19(土) 22:27:59 ID:???
多少のトラブルはあったが旅の支度も整い、翌日ロナウド一向はシオーの街を後にした。
ヨウジョスキーの変態野郎の話によると、目的地である「吉田ハウスMK-2」は正面は湖、その周りは山で囲まれているらしく
ハウスへの道のりは山道を歩いて行くか湖を突っ切るかの二択しかないとのことだった。
しかし最近は湖に化け物が出るという噂話があるらしく「陸路の方が安全ですよボルシチ!ボルシチ!」とヨウジョスキーは注意を促していた。
タブン「ルートについてはどうしましょうか?今のうちに意見をまとめておかないと…」
パティ「ここは多数決だね!あたしは湖ー!」
スー「絶対山道!船なんてもう2度と乗らないんだから!」
涼「私も陸路がいいと思います。もし本当に湖の化け物と出会ってしまったら時間の無駄ですし」
バンボー「逆を言えばその化け物とやらに出会わなければ最短ルートで楽に目的地につけるってことだろ。俺は中央突破を推すね」
涼「でも最近はよくその化け物も出没するそうです。危険な近道より安全でしっかりした道をいく方が私としてはいいです。」
バンボー「昨日の買い物のおかげでまだ足がズキズキするんだ、俺はもう歩けねーぞ!」
スー「私だって船に乗ると死ぬんだから、わがまま言わない!」
バンボー「船酔いには酔い止め薬があるからましだ!昨日の殺人的な荷物の量と言ったら昨日の大豪傑も今日はギックリ腰だぜ!」
タブン「喧嘩はよしてくださいよぉ。と言っても僕もバンボーさんとほぼ同意見ですけど…」よく見るとタブンもしきりに腰に手を当てていた。
パティ「今のところ化け物退治3人に山道2人だね、ロナウドはどっち?」
涼「いつの間に話が化け物退治に…それはそうとロナウドさんの意見も聞かせてください。」
5人の視線がロナウドへ注目した。
わっふるわっふる
609 :
本編:2006/08/19(土) 23:27:56 ID:???
ロナウドは昨日宿部屋に入ってきた2人組のことについて考えていた。
突然現れ、俺の先祖の知り合いだと言い残し消えていった2人組、何者なのだろうか。
言動の1つ1つもワケが分からんかったが最も気になるのが100年前から俺の先祖の付き合いだったということだ。
俺の先祖が魔王を封じた100年前…その俺の先祖の知り合いとなると…悪い人たちでは無さそうだが…
それ以前に100年前の人間が何故現代でピンピンしているのか、人間では無くエルフや亜人種の人たちだったのか。
考えるほどワケわかんねぇ…今にも頭から煙が出そうだ
それほどに考え込んでいるロナウドだったが、その思考は仲間の叫び声にかき消された。
バンボー「おい、ロナウド!聞こえてんのか!?」
タブン「どうしたんですか?うつむいて真剣な顔して考え込んじゃって」
顔を上げると5人ともこちらを見ていた。
ロナウド「あ?あぁ悪い、俺としたことがボーっとしてたみたいだ。
(別にここで悩んでもどうにでもなるものじゃないか。とりあえず今は目の前の問題に取り組もう。)」
パティ「で、ロナウドは山道か化け物退治どっち〜?」
バンボー「だから化け物退治に行くわけじゃねぇって…」
ロナウド「俺はそうだなぁ…船はこの前の船旅を思い出すとトラブルしかなかったからな。久しぶりに陸路でのんびり行くのがいいと思う。」
タブン「ということは多数決でも3対3ですか…」
スー「最悪のパターンね…どうするのよ?」
バンボー「埒があかねぇ!こうなったら湖組と山道組のジャンケン勝ち抜き戦で勝負だ!」
涼「変わらない意見をぶつけ合うぐらいならそちらの方が無駄な時間を省けますね。」
パティ「それじゃパティが一番手ー!」
ロナウド「しゃーないな、こっちは俺がいくぜ!」
職人さん乙〜
ルーカス編は書き手一人なのかな
続きが気になる
一人だったら大変だろうな
本編はけっこういる
イース編は3〜5人
ルーカス編は一人
それが俺の予想。
612 :
本編:2006/08/20(日) 00:00:13 ID:???
ロナウド・パティ「最初はグー!ジャンケンぽん!」
互いの手はパーとチョキだった。
ロナウド「ぶ、ぶわあ!」
パティ「いえーい!まずは1勝!」
涼「ロナウドさん、敵は討ちます!」
ロナウド「た、頼んだぞ涼!」
涼・パティ「最初はグー!ジャンケンぽん!」
涼がグー、パティがパーだ
涼「はわわ…こんなはずでは…」
パティ「あたしの2連勝だね!ぶい!」
ロナウド「あいこ無しで2連勝とかワケ分かんねぇ!頑張ってくれスー!」
スー「任せて、死んでも負けるわけにはいかないわ!」
パティ「スー姉さんでも手加減はしないよ!」
スー「船は諦めてもらうわ」
スー・パティ「最初はグー!じゃんけんほい!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」
2人の攻防はすさまじく何度も飛び交うはあいこだった。
それは5分ほど続き、2人とも肩で息をするようになり次第にジャンケンの一手一手に間が空くようになった。
スー「や、やるわねぇ…」
パティ「スー姉さんこそ、ジャンケンでここまで長引いたのも初めてだよ」
タブン「す、凄い…軽く150回は引き分けですよ…」
ロナウド「女の運ってのは怖ぇ…」
バンボー「押し切っちまえパティ!」
涼「はぁぁ…長引かなければいいんですけど…」
スー・パティ「あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」
その時だった。スーがグーでパティはチョキ、スーの勝ちだ。
パティ「う、うそぉ!?」
スー「おほほほほ!」
涼「や、やりました!さすがスーさん!」
バンボー「息つく暇なんて与えないぜ!俺が相手だ!」
しかし完全にノリノリのスーにバンボーとタブンが敵うはずも無くあいこも無しにストレートで3連勝されてしまった。山道組の勝利だ。
613 :
本編:2006/08/20(日) 00:23:48 ID:???
バンボー「ぐ、ぬぬぐぬぬぬぬ…」
涼「一時はどうなるかと思いましたけど…」
タブン「僕たちの負けですね。素直に山道を通りましょう」
バンボー「何だか最近損な役回りばかりだぜ…すねちまうぞ」
スー「勝ち負けは勝ち負けだからね、あとで船が言いなんて言い出さないでよ?」
バンボー「そ、そこまで子供じゃねぇよチキショー」
パティ「まぁ負けちゃったもんは負けちゃったんだし、怪物退治出来なかったのは残念だけど」
バンボー「もう何だか騒いだら足の痛みも無くなって来たしどうでもよくなってきた!とっとと出発しようぜ!」
スー「切り替わりの早いヤツね…」
ロナウド「そうだな、早めに目的地に着くことに越したことは無いし、行くか!」
早速一行は吉田ハウスMK-2のふもとの山脈、ドラコブ山脈へ向かい出発した。
何者かがバンボー王子の首を虎視眈々と狙い。機会を窺っているのも知らずに…。
To Be Continue...
>610>611
今は一人です。
イースが盛り上がってるので、途中でルーカスが入ったらわかりづらいだろうな、と思い今のとこ書いてません
大丈夫だと思うけどなあ…
書いても大丈夫だと思うけど…
イース編も終わるのもうちょっとかかりそうだし
Gj
SS書こうと思うんだけど、これ以上仲間増やさないほうが良いかな?
SSってなに?
そろそろ仲間切り落とすか、分けるかしないと書きづらいな
ショートストーリーの略じゃないか?
ShyouSetsu の略かと思ってた俺アホス…
622 :
猫魔王:2006/08/20(日) 12:39:15 ID:???
「リアコウ…」
ベージュは膝から崩れうなだれた。
「あら〜…、猫さんちょっとやりすぎじゃないかな…」
「奴がこっちの話も聞かずに勝手に吹っかけてきたのだ、私は悪くない」
「なにもリアコウ消すことないじゃないですか」
「あのまま召喚されて面倒ごとに巻き込まれるのはごめんだった、カッとなってやった、今は反省してる」
「どこの少年犯罪者ですかそれは…」
「……それより早く逃げたほうがよさそうだ、召喚士は最大六匹召喚できるらしいからな、ほら行くぞ」
「あ、ちょっと待ってくださいよ〜」
そういってアミーニー達は人込みの中に消え去っていった。
「リアコウ…仇は絶対とってやるからな、いっけぇゲベルトケルカッツァ!!」
アミーニー達が消えたことに気付かず勝負を続行しようと、ベージュは新たなモンスターを召喚した!!
「ギャオオオォォォン!」
ゲベルトケルカッツァが現われた!
町は大混乱に陥った。
「…あれ、アイツ、どこいった?」
人々の悲鳴の中、ベージュがアミーニーが居ないことに気付いた!
「戻れ!ゲベルトケルカッツァ!」
ベージュはゲベルトケルカッツァを引っ込めた!
「この騒動の犯人は君か」
ベージュは警察に話し掛けられた。
「え、なんのことですか」
ベージュの、しらばっくれる!、警察の怒りが3上がった。
「私はピーポ・ポリスメン、警察だちょっと署まで来い」
ピーポ・ポリスメンの手錠!ベージュは動けなくなった。
「な、やめろよ、離せよ!」
「うっせぇ撃ち殺すぞ!!」
「アンタほんとに警察!?」
かくしてベージュは署まで連行された、ベージュの旅はまだまだ続く。
「ふむ、ここまで来ればいいか」
「はぁ…はぁ、疲れた」
「ん……アミーニー、カバンはどうした?」
「え…、あれ?、…あ!」
「まさか…置いてきたのか」
「……」
「……」
「また失敗しちゃった……でも負けたくないの、天国のお父さんお母さん、見守っていてね」
「そこで決めゼリフ!?」
トゥービーコンテニュー
ファルス「ならば…もう容赦はしない。」
アース「くっくっく…狂い咲けぇ!闇牡丹・百花繚ぉ乱っ!」
イース「…!」
闇牡丹…たった一撃を返すだけでボロボロになったあの技…
アースはにおびただしい数のそれを、ほぼ同時に放つ。
ファルス「心剣・花鳥風月…」
マリアン「綺麗…」
感嘆の声をもらすマリ姉。
迎え撃つ父の技…それはその名が示す通り、とても美しいものだった。
アース「な…にぃ…?くそぉぉおぁああああ!!」
必死に勢いを増すアース。しかし闇牡丹は花鳥風月に飲まれ消えてゆく。
巫女「こんな一方的な展開…ありえない…」
アース「ぐああああっ!」
花鳥風月は総ての闇牡丹を飲み込み、アースを直撃した。アースをまばゆい光が包み込む。
ファルス「アァァァァァアスっ!」
アース「がああああああ!ぐぬぁ!?」
父は一瞬で光に包まれ苦しむアースの目前に移動し
そしてその胸に得物を突き立て叫んだ。
ファルス「受け取れ…心剣…終撃・宴!」
父の剣を中心に、ふたたびまばゆい閃光が辺りを包み、突風が吹き荒れる。
アース「ごああああああ!」
ファルス「く…何という深い闇だ…」
せっかくファルス様に助けてもらったのに
アース「フハハ…父上、役立たずを守りながらどこまでやれますかね?!」
大斬撃─!!
アースにだけはバカにされたくないのに
マリアンは逃げる事も避ける事もできなかった
床や柱を破砕しながら、冷たく非情な刄が向かってくる
『このまま死になさい』
マリアンの心に甘い声が囁く
闇の刄が彼女を食らおうとした瞬間ー
大剣が、刄を真っ向から受けとめた
ファルス「マリィ、気をしっかり持ちなさい!飲みこまれてはいけない!」
ファルスはなおも勢いが消えない、闇の刄を大剣で耐える
イース「マリ姉…がんばって!」
しかし、刄はファルスの大剣にヒビを入れる
巫女『我の心を食い、闇よ増殖しろ』
巫女が呪文を唱えると、手から闇が生まれる。
闇は飛び散り、大斬撃に吸収されていく
闇の刄が一回り膨れる
ファルス「く…」
アース「父上、避けるだけでいいのですよ?つらいでしょう、苦しいでしょう?役立たずなどかばってどうするのです」
げぇ、スマンかぶっちゃった
上の無しで!
これは…確かに繋ぐのムリだ…
繋ぎ
宴くらってもなお、驚異の再生力でアース回復
ファルスあまりの不気味さに後退
アース、イースに黒刄するがファルス防がれる
立て続けにマリアンを狙う。
でだれか書いて
これならまぁ違和感ないかな、自分は今からバイトなので頼みます。
なんか冷めるなあ、それ。
始点と終点決められてる中でけっこうな出来具合だと思うけどなぁ
でとどめにファリスの最終奥義、破魂一散花つかうとか
アース「がっ…あ…」
白目を剥いてアースが倒れる。
ファルス「はあ…はあ…はあ…」
父が肩で息をしている。こんなに消耗した父を見るのは…初めてだった。
イース「父上…兄さんは…」
ファルス「アースは…闇と一つ…闇そのものになっていた…闇と共にその命を終えたよ。
闇の巫女殿…ここまでだ。」
巫女「ウフ…ウフハハハハハ…アハハハハハハッ!」
イース「…!?」
マリアン「何が…何がおかしいいいっ!!」
壊れたように笑いだす巫女、マリ姉が怒気を帯びた声をあらげる。
巫女「アースさま…あとは任せましたよ…」
そう言うと、巫女は黒い小刀のようなものを己の胸に突き立てた。
巫女「うふ…あは…」
恍惚の表情を浮かべる巫女。
ワケが…わからない…感覚がマヒしてくる…
イース「何…何なの…?」
ファルス「心を乱されてはいけない…常に平常心を保つんだ…」
イース「父上…」
ジャリ…
アース「くはははは…これは…素晴らしい…」
息絶えたはずのアースが起き上がる。
今まで以上の剣気をまとって…
イース「アース!?」
巫女「私たちの命を繋ぎました…ふふ…彼は最凶の剣士として…生まれ変わったのです…!剣聖…その疲弊した身体で…しかも足手纏いを二人も抱え、どこまでやれますかしら?」
>>632とコレを間に入れれば…きっと…
イースは兄貴がアンデットになってるの知らないんじゃなかったっけ
巫女が自殺?するシーンかなり好きだけど
( ・∀・)ま、いっか
>>634 dクス。だがあれは一応自殺じゃないんだ、儀式やら呪術の類なんだ。そうゆうつもりなんだ。
それとアースはこのあと散花ファルスにやられてそのまま死んだとイースは思ってるイメージなんだ。
猫魔王もカワユス
みんなGJ
決着楽しみさ
ルダ・カラドリオス 女 23歳
フォースの研究をするのが趣味の医者。
医者と言うより、ヒーラーというほうが正しいかもしれない。
目が見えないのでステッキとグラサンは欠かせない。
稀に凄まじい破壊力の寒い駄洒落をかますことがある。
「生きるうえで必要なのは視力じゃないわ。」
イースの「フ…」は兄貴ゆずりなのかW
今進行中の外伝とその後人斬りやってるうちに自然とそうなったって設定だったんだが…
アースって壊れ笑いしかしてないと思うけど…やってたっけ?
誰かが物語を考えて、誰か別の人がそのまま書くってのはスレ的にどうなんだ?
キャラクターを考えてそのキャラクターがどんな物語の中で、どのように活躍するかを別の人が考えてるから楽しいんじゃなかったの?
む、ドコのことかな?
ストーリー的に噛ませ犬は必要なわけで、さらに主人公の席は限られてる。
主人公になれて活躍すれば儲け物、噛ませにされて泣くのはしかたなし
面白いならなんでもいいや
645 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/21(月) 11:41:01 ID:8tekO3kL
イイ事言うねぇ。
646 :
猫魔王:2006/08/21(月) 14:08:25 ID:???
「さて、カバンの中に入れた財布もないから今夜は野宿なわけだが」
「ごめんなさ〜い…」
猫に正座をさせられながら、シュンと叱られた子犬のようになるアミーニー
「私は別に野宿はこの体になって慣れたからいいのだ。ただなアミーニーに野宿は――、」
「猫さん…」
「――か、勘違いしないでよね!べべべ別にお前の体なんてどうでもよいのだ!!私は、お前がこれからの行動の足手纏いになるのが困るだけだぞ!?」
アミーニーは照れ隠しながらも自分を心配してくれる猫に感極まり抱きつく。
「あだだだだだ!、体格差を考えろ!!体格差をっ!!!」
「猫さぁん!ありがとうございます!!」
ギュウゥゥ
「ぎゃああああ!!!」
―――五分後、そこには正座させられたアミーニーとプンスカ怒る猫の姿があった。
「一、無闇に抱きつかない。はい」
「いち、無闇にだきつかない」
「よし、でだこれからてっとり早く金を手に入れる方法だが……」
「あれ、二はないんですか?」
アミーニーは、はい、と手を上げて生徒のように質問する。
「二はない」
「ないんですか」
「でだ、てっとり早く金を手に入れる方法だが、依頼掲示板を使おうと思う」
「依頼掲示板?」
「うむ、比較的簡単な呪文でどこからでも依頼を書き込める魔法掲示板だ、救援要請や戦力要請の時に重宝する。ここに来る前に見つけた。」
「へぇ、便利ですね。それがお金を手に入れるのにどう役立つんですか?」
脳みそお花畑め、と小声で呟き猫は質問に答える。
「依頼てことはちゃんと報酬が出るんだよ、中には例外で無償奉仕みたいな奴もあるみたいだが」
「あぁ!それでお金を稼ぐんですね!!」
ですネ!と手を叩きながらアミーニーは答えると猫は頭を抑えた。
「まぁ………、そういうことだ。それを私の力でパパッと終わらせて金を手に入れようという話だ」
「じゃあ早速いきましょう!」
言うが早いかアミーニーは早速走りだした。それに続き猫は
「頭痛くなってきた」
と言いながら追い掛けた。
647 :
猫魔王:2006/08/21(月) 14:09:50 ID:???
「ここですか〜、おっきい酒場ですね〜」
猫を頭に乗せたアミーニーは見上げた。
そこは通常の通りの隣、一般人はあまり通らない通りに独特の雰囲気を漂わせた二階建の酒場があった。
「そっちじゃない、あっちだ」
ビシッ
アミーニーの額にネコパンチを加え右に向かせる。
「あたた、あ、これですか。こっちもおっきいですね!」
隣の酒場と隣接した様に並んだ掲示板
青み掛かった透明な巨大画面にぞくぞくと現在進行形で依頼が舞い込んでいた。
周りを見ればけっこうな数の人間がソレを見上げていた。
ゾンビ討伐 「ゾンビが大量発生しちまったんだが全滅させてくれねぇか?
賞金は10万。」
ツノ人間を見たい「世界には角が生える人間だとか、生えてる人間だとかがいるそうですね。
是非とも拝見したいのですが…。
報酬は回復薬15個でいかがでしょう」
竜の卵 「どうしても火吹き竜の卵がほしいんですの。
もし持ってきてくださったなら素晴らしいものを差し上げたいですわ」
魔力の剣を見たい「精霊の剣なる、不思議な剣が存在するとか。是非とも拝見したいものです。
報酬はヒミツ☆」
オーガーの首「強敵オーガーを倒して、その証としてオーガーの首を持ってきてください。
報酬は名刀葛の葉です。」
へるぷみい「足を滑らせて崖から落ちてしまったんだ。登ろうにも足が折れて登れない。
助けに来て欲しい。報酬は宝石3個しかないんだが…」
NEW!! 火の巫女の写真「ミラという町の近くには火の巫女なる人物が居るらしいですね。
その人がまた美人とのことで、ぜひとも火の巫女の写真を撮ってきてほしい。
その写真を手に入れたら俺は宇宙に行くwwww
報酬は50万Gでよろしく」
※この掲示板は名前を控えさせていただいています。
648 :
猫魔王:2006/08/21(月) 14:14:06 ID:???
「よし、火の巫女の写真を撮る依頼にするか」
掲示板をスラッと読むと猫はすぐに決めた。
「だ、ダメです!!」
するといつもは賛成するアミーニーは大声を張り上げて反対する。
「ど、どうした!?」
「あ…いや、ソレよりアッチのへるぷみぃなんてどうですか、宝石3個ですよ!」
「いや、ソッチは救命だ。多くの道具が要るし私たちで人数的にも無理がある。
例え出来たとしても帰ってくるときには明日になっているだろう。しかしコッチは大層な値段の上に近場で写真を撮るだけだ。
日帰りでちゃんと宿も取れる」
「あ、でも…でも」
アミーニーは言葉を探すが、猫の圧倒的な説明で見つからない。
「討論する暇があればさっさと依頼を決めて達成しなければ夜が来てしまうだろう?」
「それは、そうですけど」「では決まりだ、おい掲示板!!」
『はぁ〜い、依頼は決まったかしら〜?』
猫が呼び掛けると掲示板はオカマ口調で答える。 「上から七番目の依頼を」
『りょ〜かい☆火の巫女の写真ねぇ〜…はい契約完了っと、コレ預かってた道具と私宛ての使いきり通信魔法」
ポイっと画面から山なりに飛び出しアミーニーの手に乗る。
「箱…と板?」
『そっちは使い捨てカメラ、ソレ使ったら写真が撮れるわ、あとこっちの板は使ったら私に繋がるわ、一回きりだから依頼破棄か依頼成功な時に使うのよ〜』
「よし、これで全てか?」『は〜い、あとは写真とるだけ〜、じゃあいってらっしゃ〜い♪』
「うむ、いくぞアミーニー」
「……」
「アミーニー…?」
「あ、はい!」
「…さっそく火の神殿に向かうぞ」
「…わかりました」
トゥービーコンテニュー
そういえば自分も前書いてくれた人以来一人っすね。
予定としては火の巫女編終わったら、そのあとの話でキャラ大量消費出来ると思います。
本編、イース編は何となく書かせてもらってるけど…
ルーカス編と猫魔王編は色々ぶち壊しにしちまいそうなんで触れてない…
650 :
本編:2006/08/21(月) 15:45:34 ID:???
「この辺で休憩にするか。」
額の汗を拭きつつ、ロナウドが提案する。
慣れない山道を進んでいるせいで、全員疲労している。
モンスターに襲われるかもしれないということを考えると、出来るだけ万全の状態でいたかった。
当然反対するものはいない。
「お腹空いたー。バン君、その弓で何か獲ってきてよ〜。」
木陰にゴロンと横になりつつ、パティが叫ぶ。
バンボーは面倒臭そうに首を振る。
「孔明、食料はまだ残ってんだろ?」
涼は食料袋を覗きつつ、ちょっと遠慮がちに答える。
「ええ。でも、次にいつ買い物出来るかわかりませんし、あまり余計な分は…。」
「ってことらしいぞ。諦めろパティ。」
「あう…。」
しょんぼりとうなだれるパティ。
その悲しそうな姿を見たバンボーは、舌打ちを一つすると、弓を持って立ち上がった。
「分かった分かった。ちょっと待ってな。」
パティが顔を上げ、子供のようにニッコリと笑う。
「ありがと!もうバン君大好き!」
「…現金な奴だ。」
肩をすくめて失笑するバンボー。
「出来るだけ大きいのを獲ってきなさいよね。」
「バンボー、気を付けろよ。」
ロナウドとスーの言葉にバンボーは片手を上げて返事をしつつ、森の中に消えていった。
651 :
本編:2006/08/21(月) 15:46:05 ID:???
静か過ぎる。
キャンプに戻ってきたバンボーは思った。
待っていたはずの5人の姿が見えない。テントは張ったままなので、先に行ったわけではなさそうだ。
「…寝てんのか?」
肩に担いでいた獲物を下ろし、弓を握り締めてテントに近付くバンボー。
耳をすますと、テントの中から声が聞こえてきた。
「こちらスネー。スーの寝室に潜入した。指示をくれ」
男の声だ。タブンやロナウドとは違う、もう少し渋い声。
「…いや、王子の姿は見えない。外を探してみよう。」
バンボーは咄嗟に物陰に隠れる。
テントから出てきたのは…『粉見』と書かれたダンボール。
どうやら、中に人が入っているらしい。
「やはり、誰も居ないようだが…いや、なんだあれは!」
突然、ダンボールがバンボーの方向に近付いて来た。
(…見つかったか!?)
身構えるバンボー。
「・・・いや、違う。人じゃない。動物の死骸だ。矢で射られたような傷がある。」
ダンボール(の中の人)が見つけたのは、先ほどバンボーが肩から下ろした獲物だった。
注意深くそれを観察するダンボール。
「これ何という動物だオタク・コン。リアチュウ・・・食べられるのか?」
ジュルリという音が聞こえた。
どうやら、かなりその獲物に興味を惹かれているらしい。
(今だ!)
ダンボールが背(だと思う方向)を向けた一瞬を狙い、バンボーは弓を射った。
放たれた矢は勢い良くダンボールを貫く。
「ぐあっ!」
動かなくなるダンボール。
バンボーがダンボールを外してみると、中からは既に息絶えた男が現れた。
手には麻酔銃のようなものが握られている。
「…こいつでロナウド達を眠らせたわけか。」
652 :
本編:2006/08/21(月) 15:46:56 ID:???
テントに近付くバンボー。
中に入ろうとする直前、背後に殺気を感じて横に飛びのく。
その瞬間、バンボーが居た場所の地面に穴が空いた。
「嘘やん!惜っしいー!」
バンボーが振り向くと、若い女が銃を構えていた。
その横には巨大な武器を背負った男が立っている。
バンボーは弓を構えた。
「てめえら、何者だ!さっきの奴の仲間か?」
「正解っ!あたしはロゼ。こっちの男はドルム・ハイ。よろしく頼むっちゃ!」
女が銃を構えたまま、ニコリと笑った。
横に立つ男も、女の紹介に合わせて一礼する。
「…よろしく。ダマクス王国王子、バンボー・リベラーだな。」
「………」
バンボーは黙り込む。ドルムという男はフッ、と冷たく微笑んだ。
「いや、答えてもらわなくても構わん。その『アジャパーの弓』が何よりの証拠。」
ドルムを睨みつけるバンボー。
「何が目的だ。」
「いやいや…目的はシンプルだ。」
ドルムは背中の武器を掴み、バンボーに向けた。
「貴様の命だよ。なにもかも焼き払ってやる!」
男が武器の引き金を引くと、先端から真っ赤な炎が噴き出した。
すばやく身をかわし、焔から逃れるバンボー。
「…火炎放射器かよ。そんな魔科学兵器を持ってるって事は…。」
「お、鋭いやん!そう、あたし達はエヌエチケキョイク帝国の刺客っちゃ!」
ロゼが銃の引き金を引く。
銃口からは圧縮された水が高速で飛び出した。
「当たれっちゃ!」
「…冗談じゃねえ!」
「いいやん!水鉄砲やけ、ただの水っちゃ!」
バンボーが岩陰に逃げ込む。岩に水鉄砲が当たると、小さな穴が空いた。
「なにがただの水だ。当たったらただじゃすまないぜ…。」
653 :
本編:2006/08/21(月) 15:48:12 ID:???
(2対1か…。これじゃ防戦一方だ。)
物陰から物陰に移動しつつ、バンボーは舌打ちした。
「どうした?逃げてばかりか!バンボ―・リベラ―!」
「情け無い奴っちゃね!」
ドルムの火炎放射器がバンボーの隠れていた木々を焼き払う。
(徐々に隠れる場所が減っていく…。このままじゃ!)
「きゃっ!?」
バンボーが次の隠れ場所を探そうとした瞬間、突然銃声が鳴った。
ロゼが肩を押さえてうずくまる。
「誰かちゃ!?」
ロゼが叫ぶと、どこからともなく黒い影が飛び出してきた。
「2対1とは卑怯だな。助太刀するぞ。スナイパーよ!」
風にたなびく黒いコート。左手に握られたマグナム。バンボーは彼を知っていた。
「てめえは…いつかの変態!」
「変態か…褒め言葉としてうけとっておこうか…。」
バンボーの目の前に現れたのは、孤高の変態ガンマン…スナイパー小田桐であった。
「誰か知らんけど、邪魔するなら容赦せんっちゃ!」
ロゼが小田桐に水鉄砲を撃つが、小田桐は紙一重で身をかわす。
その時かすった水弾で、コートのボタンが弾けとんだ。
「避けた…いやああああ!!な、何も着てない!?」
「失敬な。自慢の黒コートを着ているではないか。」
コートの前を開き、平然とロゼに近付く小田桐。
当然、彼は今日も下には何も身に着けて無い。
ロゼは声にならない叫びを上げ、腰を抜かしてその場に座り込んだ。
「く、来んなっちゃぁぁぁぁ!!」
「お、おのれ変態め!焼き尽くす!」
ドルムが巨大な火炎放射器を構えようとすると、
疾風のように飛んできた矢が銃身に突き刺さった。
「…なっ!?」
「遅いぜ!」
黒い煙を噴き出し、バラバラに崩れるドルムの火炎放射器。
座り込んでガタガタと震えるロゼ。
勝負は既に決していた。
654 :
本編:2006/08/21(月) 15:48:49 ID:???
「すまねえ。助かったぜ…」
「お前に負けてもらっては困る。お前を倒すのは私だからな。さぁ、行くぞ悪党!」
戦いが終わると、小田桐はそう言って再び姿を消した。
…刺客2人を連れて。
彼曰く、『教育して真人間に戻す』そうである。
ロゼは最後まで泣き叫んでいた。
「俺の命…か。」
ドルムとロゼの話によると、
彼らはダマクス王国…バンボーの国の隣にあるエヌエチケキョイク帝国に雇われたらしい。
バンボーを狙う理由は詳しくは聞かされてはいないらしいが、
それに関してはバンボーには大体予想は付いていた。
「俺の死を引き金に戦争を始めようってわけか。天井の低そうな考えだぜ。」
テントの中の5人を起こしつつ、バンボーがひとり毒づく。
「むにゃ…。ん、バン君おはよー。で、食べ物は?」
「ああ、リアチュウを獲ってきたぜ。」
「えー…リアチュウ?あれ肉が固いんだよねー…」
「文句言うな。リアチュウの肝ってのは世界三大珍味でな…」
世界三台珍味のことをパティに熱く語りつつ、バンボーは思った。
(ところであの変態…ずっと俺達のことを見張ってたのか?)
To Be Continue...
GJ
カイ・バセト
♂
刺客。なのにカードで相手を倒そうとする
「俺のブルーアイスを晒し者にするとは…最大の屈辱!!」
「フハハ…神を見せてやる!!」
ゴメン…ルーカス編に出てきた女…ロゼなんだ…
658 :
650:2006/08/21(月) 17:24:38 ID:???
>>657 今見直した
>>463の妙な方言は確かにロゼだ…
スレを「ロゼ」で検索しただけだから気が付かなかった
スミマセンorz
まぁほら、どうせ今後本編には出てこない(と思う)し、
スルーしてルーカス編に出してやってください
>658名前を出さなかったのがわるかったんだ…スマソ
ルーカス編の中の人、やっぱロゼも氏ぬ予定だったの?
>660バレになるかもしれないけど、ロゼはパーティーメンバーの一人でした
確かに…それは結構な痛手だわ…ご愁傷さま…
ガンガレ!超ガンガレ!
>658さんが使っても良いとのことなんで、多分パーティーの一人になります。
さっさと書かない自分が悪い訳ですが…
小鉄燕返しVS大斬撃
イース燕返しVS大斬撃・闇牡丹
花鳥風月VS闇牡丹・百花繚乱
ファルスVS大斬撃
負けはあっても勝ちは無い大斬撃が一番の燃えキャラです。
アクションゲームだったら神だな
弱いマリアンで挑むのも燃えるし、アースでフハハも楽しそう
イースで苦悩、ファルスで王道プレイもいいな(´∀`)
アースコマンド
たたかう
罵る
からかう
フハハ
剣をほめる
剣を奪う
競り負ける
巫女に助けを請う
再生
変なヤツw
グレム・ルブル
男、31歳
世界一の遺跡、墓荒らし。どんな扉も開けることができる。
武器はナイフ
自分の娘は現在さらわれている。
「せっかぐだからオレは、この扉を選ぶぜ!!」
>競り負ける
これ自分で選んでたのかw
ウホッイ・イオトコ
男 28歳
男は大好き女は消えろがモットーのイケメン男性。
いい男を見ると有無を言う前に襲ってくるから気をつけろ!
「やらないか?」
×言う前に
○言わせる前に
ルーカス「フゥー…フゥー…」
黒い物が俺の心を身体を包むのが分かる…獲物は何かを叫んでいる…だが…そんな事はもうどうでもいい…
ルーカス「―シッ―」
自分が剣を振れば次々と紅い花が咲いていく…咲いて、咲いて、裂いて…
目の前が彼岸花の様に紅く染まる……
隊長「何だ…お前…その黒いもんは…」
…何を言ってんだ…黒なんてない…赤だ…スゴく…綺麗な…赤
ルーカス「…染めてやるよ」
隊長「クッ…お前達何をしている!奴を、奴を仕留めろ!!」
兵士「ハッ!」
残り半数もいなくなった兵士達は直も隊長の命令に機械的に反応し、行動に起こす…其処に感情は感じられなかった…
ルーカス「…舞え」
そう呟くとルーカスの身体は湧き出てくる闇に完全に包まれる…
そして、砂の様にサラサラと風に舞い上がり…その姿は消えてしまう
兵士「!…」
隊長「うろたえるな!ルーカス!どんな小細工を使ったか分からんが貴様の……ッ!!」
自らの首に金属質の独特の冷たさを感じる…そして背後からする囁きに隊長の身体はこおりつく
ルーカス「貴様の…何だ?」
隊長「ま、待て…おま…」
御託はいいんだよ
ルーカス「じゃあな…」
ルーカスの剣が、隊長の首を正に切り裂こうとした瞬間―
ヒュン―ドッ!
隊長「ガフッ…」
ルーカス「…!」
一陣の矢が隊長の首に命中し鮮血が飛び散った
ルーカスは直ぐ様、矢の放たれた方角の空を見上げる。そして、全てを悟った
ルーカス「…そうか…王よ、この作戦は《失敗》なんだな…」
ルーカスの目に空を覆いつくさんばかりの矢が、五月雨の如く降りかかってくるのが見えた…そしてそれは、王の居る丘から放たれていた
ヒュ‥ドダダダダダッ…
兵士「……。」
指揮官を失った兵士は矢を避けるわけでもなく…ただ呆然とその場に立ち尽くすのみだった
ルーカスは隊長を盾に矢をしのぐ…だがそれだけで全ての矢が防ぎきれる筈もなかった
ルーカス「…グッ!!」
数発の矢が肩や足などに襲いかかる――苦痛に耐え…矢の雨が降り終る頃…その場に立っていたのは死体を盾に抱えたルーカスのみだった
ルーカス「ハァッ…ハァッ…」
ギュッ
ルーカスは傷口を手で必死に押さえる
まずい…血が止まらない…クソッ…目が霞む…
ドサッ
民間の壁に背をつき地面に崩れる様に座り込む
ルーカス「……血を流し過ぎたな…」
ここで死ぬのか…カーリ…カーリ、すまない守れなかった…すまない…ルーカスの意識は次第に遠ざかっていった
673 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/21(月) 23:54:39 ID:8tekO3kL
わっふるわっふるあげ
『なぁアイツいつも一人でいるよね…』
『うん…何でも遠くの村からこっちに、品物を届けてるお父さんについてきてるんだって』
『ふ〜ん…よし!』
そう頷くと少年は、座ってうつ向いている少年に向かって走り出す
『あっ!待ってよ !』
『よっ!天井低そうな顔してどうしたんだ?』
『……?』
うつ向いていた少年は、少し眩しそうに顔を上げる
『ワケわかんないよもうっ…こんにちは僕はロナウド!ロナウド・オパニョーラ!君は?』
『えっ…僕…はルーカス…マルフォット・ルーカス』
『よろしくな!ルーカス!俺はバンボー・リベラーだ!お前遠くから旅してきてんだっていいな〜…そうだっ旅先の話しいろいろ聞かせてくれよ!俺…家からあんま出れなくてさ…だからなっ?』
ロナウド『うん!僕も聞きたい!』
バンボー『よしキマリっ今から俺ん家行こう!で、沢山あったこと聞かせてくれ!』
ルーカス『えっ…う、うん…』
ロナウドはルーカスの後ろに周りこみ耳もとで囁く
ロナウド『あんなこと言ってるけど友達になりたいだけなんだ、バンボー照れ隠しで言ってるだけだから…ホラッ』
ロナウドが指差す方には真っ赤になったバンボーの耳があった
ロナウド『ねっ…フフッ』
ルーカス『フフッ…』
ルーカスの顔からも少し微笑みが溢れる
バンボー『なにお前らだけ笑ってんだよ!何だよ!』
ロナウド『何でもないよ!さっルーカス行こっ!』
ルーカス『う…うん!』
バンボー『ちょっ待てよ!』
ルーカス「ロナウド…バンボー…」
井草の香りにルーカスは目を覚ます
夢…?アイツらは一体……クッ思い出そうとすると頭が痛い…
ガチャ
扉から漏れる光にルーカスは目を細める
?「ん?目ぇさめたんか、アンタ三日も寝ちょったんで…それにけっこううなされよったしね。しっかし、女の名前ならともかく男の名前ばっか言いよって…」
ルーカス「お前は…あの時の…」
?「あぁ自己紹介がまだやったね…ワタシはロゼ。」
ルーカス「…俺はルーカス…マルフォット・ルーカスだ…」
ロゼ「そっ!よろしくな…っと火を付けっぱやった〜」
ロゼは火を止め鍋の中を、オタマでクルクルと回し始めた
ロゼ「あっこからアンタ担いで来るの大変やったんで〜くっそ重い甲冑着てから…」
ルーカス「…何故俺を助けた…」
バキッ…
ロゼの回していたオタマの柄が折れる
ロゼ「誰も…アンタ何か助けたくねぇっちゅうん!…でも…アンタはあの子の命を助けてくれたきね。それじゃなきゃ何でアイツらの仲間のアンタなんか…」
ルーカスはうつ向いてロゼの背中から視線を移す
ルーカス「…あの子は?」
ロゼ「隣り街の協会に預けてきた…」
ルーカス「俺の事…怨んでるだろうな…」
ロゼ「――ホラッ」
バッ
ロゼはルーカスの前に一枚の手紙を差し出す
それには涙の後と共に震えた字でこう書いてあった…
村人A 32歳
はじめの町の門の近くに立って主人公に話し掛けられるためだけに存在する
「ここははじめの町だよ!まずは村長に挨拶してこいよ!」
故泉キング
光の国、ライトガーデンの王
息子が病気中
「感動した!」
バンボーとアースと猫魔王が凄く好きだ
もちろん他のキャラもいいんだけど純粋に好みの問題で
こう、三枚目が時々カッコイイとか二枚目悪役が最終的に負けるのがツボで・・・
まあ平たく言うとGJってことだ!
679 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/22(火) 01:20:12 ID:M6YWZJRA
バンボーの産みの親が来ましたよ。
久しぶりに覗いたら話とか出来ててアセった
ちなみにバンボーの元ネタは俺の中学の留学生『バンボ・リベラ』君からきたもの
へいたいのおにいちゃんへ
あのとき わたしをたすけてくれて ありがとう
ちやんと おれいお いいたいから こんどあいにきてください
681 :
ほそく:2006/08/22(火) 01:21:41 ID:???
↑へんたいでは無いので気おつけてください
ふじきRPGって知ってる?
ちびまるこちゃんの?
ルーカス「……。」
ロゼ「あの子…自分の親が殺されたっちゅうんに…アンタの事心配しちょった…」
ルーカスは言葉に詰まった。恨まれている事は覚悟しておいたが、感謝されているとは少しも思わなかったからである
ロゼ「今度あってやってくれん…?」
ルーカス「ああ…」
ルーカスはうつ向いたまま答える
ルーカス「カーリ…他の兵士は…」
再び鍋の方を向きオタマでクルクル回しながらロゼは話し出す
ロゼ「みんなダメやった…殆ど矢が致命傷になっちょったよ…でも中に明らかに刀傷があったんやけど…アンタがやったん?」
ルーカス「……。」
ロゼ「…ま、答えたくないんやったらいいけど…」
ルーカス「…すまん。」
答えたくないんじゃない…思い出せないんだ…カーリがやられて奴との話しまでは覚えている。だが…その後…気が付いたら王の近衛兵が矢を放ってきた…クソッ
ロゼ「そういやあんたの手甲にはさまっちょったんやけど…このクスリ…どうしたん?」
ルーカスはロゼの手に目を移す
ルーカス「ああ…それは俺達兵士に配られていたクスリだ…何なのかは分からん…」
ロゼはじっとクスリを見つめ
ロゼ「さっき調べてみたんやけど…このクスリ、成分の大半は催眠剤やと思うわ」
ルーカスはうつ向いていた顔を上げ、ロゼの顔を見る
ロゼ「趣味でちょっとね…でもこんなん飲みよったら…副作用が凄かったやろ?」
ルーカス「記憶が…少しずつ消えていく…」
ロゼ「…?」
ルーカス「そんな事が副作用で有り得るか?」
ロゼ「まぁ…可能性はゼロじゃないかも…」
ルーカスは再び下を向き直し思い積めたような顔をする
ルーカス「そうか…」
685 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/22(火) 01:58:30 ID:+CYmtObQ
綾小路ブーメラン
男・享年17歳
名前が示す通り日本人の母と多分南米あたりの国の人を父にもつハーフ
主人公の過去回想シーンで登場する主人公の高校時代のよきライバル
ある日、登校中に道の曲がり角でその日が初登校の転校生(ヒロイン)と出合い頭にぶつかり転倒命を落とす
バンボーは、さっきの事件を言わずにいた。
それは、バンボーには、ある考えがあったからだ。
バンボー以外は、、事件には気付いてない。
今はテントの外で捕ってきたリアチュウでバーベキューをしている。
パティ「やっぱりリアチュウ硬ぁ〜い。」
そう言いながらもパティは食べ続ける。
バンボー「肝はうまいぞ!いるか?」
バンボーはパティに肝の入った皿を近付ける。
687 :
本編2:2006/08/22(火) 02:05:51 ID:???
パティ「やだ!!そんなグロいの近付けないでよ。」
内臓はパティには、グロテスクに見えるようだ。
バンボー「なら文句言わずに食え。」
ロナウド「食わねえんなら、オレにくれ。」
そう言うと、リアチュウの肝の入った皿をバンボーから受け取る。
タブン「それにしても、みんな一斉に眠ってしまってたなんて変ですね。」
リアチュウを食べながらタブンが言う。
ロナウド「ワケ判んねぇ」
肝を食べながら呟く
スー「みんな話すか、食べるかどっちかにしてよ。」
涼「みなさん多分疲れてるんですよ。今晩はここで休みませんか?」
涼が、そう提案する。
バンボー「オレは賛成だ。狩りでクタクタだぜ。」
その発言に一同は、目を丸くしながら、バンボーの方を振り向く。
688 :
本編3:2006/08/22(火) 02:07:01 ID:???
バンボー「どうしたんだ?なんかオレ変なこと言ったか?」
一同を見ながらバンボーが言う。
ロナウド「めずらしいな」
スー「うん。いつもなら、『テントなんて天井の低い所、オレはやだぜ。』とか言うのにね。」
バンボーの声色を真似しながらスーが言う。
タブン「あんまり似てませんね。」
涼「無理に真似しなくても・・・・・・」
パティ「全然にてないよぅ。」
ロナウド「ワケ判んねぇ」
ボカッ×5
スーは恥ずかしさの余り顔を真っ赤にしながら一同を殴る。
689 :
本編4:2006/08/22(火) 02:08:12 ID:???
スー「うるさい!ただやってみただけよ。似たくもないわ。」
バンボー「なんでオレまで、殴るんだよ!?それにさり気なく似たくないって言ったな。」
殴られた頭を押さえながら言う。
スー「うるさい!」
そう言うと、もう一発バンボーの頭を押さえている手ごと殴る。そして話を誤魔化す。
スー「私も今晩ここに泊まるの賛成よ!」
スーはそう言うと、テントに入ってしまった。
ロナウド「オレも賛成だ。」と言うと、スーを追い掛けテントに入っていった。
バンボー「スーのおもりか?大へ・・・・・・」
タブンはバンボーの口を急いで塞ぎ、
タブン「スーさんに聞こえますよ。」
パティ「私も今晩はここで泊まりたいな。」まだ口を塞がれているバンボー、口を塞ぐタブン、リアチュウの肝を睨み付けてる涼、3人に言う。
涼「わかりました。タブンさんはどうですか?」
タブンはバンボーを解放しタブン「僕も賛成ですよ。でも、モンスターや、刺客がくる心配はないんでしょうか?」
涼「多分大丈夫だとおもいますよ。モンスターには今のところ遭遇してませんし、刺客は最後に出てきたのがミラなので・・・・・・」
タブンと涼は真剣に話あっている。
690 :
本編5:2006/08/22(火) 02:09:19 ID:???
バンボーは、みんなに気付かれないように、近くのクサカゲに隠れ・・・・・・
みんなが寝た深夜、バンボーは、一人起き上がり、懐から一枚の手紙をとりだす。
それを、持ったまま、一度みんなの寝顔を見回す。
そしてこう呟く。
バンボー「タブン!お前には助けられてばっかだったな・・・。一緒に、飲んだ夜楽しかったぜ。目立てよ。」
「スー!乗り物酔いと、すぐ暴力ふるうのは、克服しろよな。後衛まかせたぞ」「涼!軍師なんだから敵が来ても落ち着けよな。」
「パティ!お前とは一番付き合いが短かったな・・・。少しはわがまま直せよ。」そして続けて呟く。
「ロナウド・・・。」
そう言った瞬間バンボーは、頬が濡れているのに気付いた。
バンボー「お前の家の天井は低いが、お前の人間としての天井は、オレより高いぜ・・・。」
最後にこう言うと、涙で濡れた封筒を自分の寝袋に入れ、テントを出た。
テントの外には小田桐がまっていた。
小田桐「いいのか?」
バンボーは袖で涙拭きながら
バンボー「ロナウドは、只でさえ伝説の子孫の生き残りとして敵と戦わなければいけないんだ。オレばっかり心配はかけられない」
小田桐「仲間を助けるために、仲間から外れるか・・・・・・。
やっぱりあんたはオレのライバルだ。」
小田桐はそう言うと、バンボーの肩に手をまわした。
こんな、駄文&携帯で書いたので読みにくい&無駄に長い話ですみません。
言い訳ではありませんが処女作です。
話続けにくかったら、クロ歴史にしても結構です
……物語には…悲しい話が必要なの…
人気キャラの……バンボーを…削る、汚名を自らかぶった……
>>691こそ
真の…パトリオット…
パパパ〜パパパパ〜〜パパパ〜〜パ〜〜パパ〜〜……
トゥルルル
ガチャ
「はい、はい、彼…いや
>>691のおかげでも物語は加速します、ではCIA局長」
ガチャ
トゥルルル
ガチャ 「はい、順調です。ですが一つ言いたいことが…いえ、難しいことではありません。
スゥー…GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!」
ガチャ
パラパッパ〜〜…!!
ルーカス「お前…ガンナーなのか」
ルーカスはロゼの銃を見ながら呟く
ロゼ「ん?あぁ、それ?それアタシの爺ちゃんが作ってくれたお手製なんよ…はい飯できた〜」
ゴトッ…
ロゼはルーカスの前に鍋を丸々一個置く
ロゼ「射ってみる?」
ルーカス「…いいのか?」
ロゼは手をパタパタさせながら
ロゼ「大丈夫、大丈夫!ただの水鉄砲っちゃ!」
ルーカスは銃を手に取り窓の外に構える。しかし、見た目よりも重くとても水鉄砲には感じられない
ルーカス「でもあの時…」
ロゼ「いいけん!早く!」
ルーカス(しらないからな…)
グッ…トリガーに力を込める
ピュッ…
そこからはあの村で見た弾丸とは違いただ単に水がでるだけだった
ロゼ「な?」
ルーカス「だが…あの時村で…」
ロゼ「あれ?あれはな…ちょっとかして」
そう言ってルーカスからロゼは銃を受け取る
ロゼ「ここの取っ手を持って…おもいっきり引っ張ると!!」
ビィィィィッ
ワイヤーの様な物が中から出てくると同時に銃がフッと軽くなる
ロゼ「これで射つと…」
バシュンッ!
それはあの村で見たものとまったく同じだった
ルーカス「…!?」
ロゼ「これはな…あのワイヤーを引っ張って、銃の中の水に圧をかけよんのよ。で一気に発射するってもういいや!さっさとご飯たべようや!」
ロゼはそそくさと鍋の食べ物をお椀につぐ
ルーカス「お前は…強いな…」
ロゼの手がピタッと止まる
ルーカス「それなのに…俺は…」
ロゼ「確かに皆いなくなったのは凄く悲しいし…アタシだってずっと泣き続けてた…でもさ…あの事を必死に止めようとしてくれた人が今目の前で傷付いてる…それなのにアタシばっかり泣くわけにはいかんやろ…」
ルーカス「……」
ロゼ「アンタ何かいい人そうやし…初めはキツイ事言ってごめんな!アタシもまだ整理ついて無かったけ…」
文はGJだと思うんだ。
でもバンボーが行っちゃう理由がよくわからないんだ。
バンボーが…バンボーが行っちゃったよぅ…
ルーカス「……辛い思いをさせたな…すまない…」
ルーカスはロゼに向かって頭を下げる
ロゼ「まぁ、あんたのせいじゃないけ!な!」
ロゼはルーカスの肩をポンポンとたたく
ルーカス「すまない…」
ロゼ「……後でお墓に花…沿えてやってくれん?」
ルーカス「…ああ」
ロゼ「……ありがとう…さ!飯食え!飯!」
ルーカス「……所で…」
ルーカスが重い口を開く
ロゼ「ん?」
ルーカス「その方言何とかならんのか?」
ロゼ「Σ!」
ルーカス「聞き取りにくくてかなわん…」
ロゼはプルプルと震えながら
ロゼ「こんやつぁ…人が気にしちょっ事を…」
ルーカス「…一度普通に喋ってみろ」
ロゼ「うぅ〜……ル、ルーカスご飯のお味はどうかしら?美味しいかしら?」
ルーカス「…ブッ!」
ロゼ「ヤ‥ヤロウ…」
ルーカスは矢傷の他にアザが数箇所増えた…
第一話終了
ちょっと長くなりすぎました…駄文を長々スマソ…ロゼも標準語に変わると思います。
なぜ猫魔王が無意識にロナウド達を追う旅をしてると思う?と、言ってみる。
猫魔王の作者さんごめんなさい
標準語はダメでしょ〜。
いや、でもピンチになったときとかに戻るとかならアリか…
すいません、何でもないです、GJ!
バンボーが抜けたのは、ドラクエセブンで鍛えに鍛えたキーファが抜けたのを思い出したウッ
>698
ロゼ語は俺の住んでる地域の方言と、まったく同じと感じたので普通に使えたけど…他の人はどうかなって思ったんだ…ロゼは方言の方が格段にイイとは俺も思ってる
エカキボド マジックアイテム
エヌエチケキョイク帝国の秘密兵器。
これに生物の絵を描くと、その生物そっくりに姿形をかえる。
ちなみにショウコが描くといつもおぞましい怪物になるという…
703 :
猫魔王:2006/08/22(火) 08:13:23 ID:???
「ふむ、炎の結界の類か」
目の前の神殿が二つに見えるほど大気は熱でねじ曲がり、先が歪む道をアミーニーは歩く。
「いやこれは、術として加工されていない、純粋な体から溢れ出たフォース…、さすが巫女の名を冠する者のだけはある、」
猫は面白い者を見つけたようにこの熱気帯を考察する。
「でもここは暑く無いですよね」
アミーニーの言うように猫とアミーニーの周りは涼しく、むしろ肌をさすって暖を取ろうとするくらいだ。
「当然だ、私の周りには外部干渉緩和と涼の領域結界を張っているからな、ただ、」
「ただ?」
「この方面の魔法はあまり使う機会が無くてな、加減があまりできんのだ」
「あ〜だからちょっと寒いんですか、魔王さんの以外な欠点発見ですね」
「……」
ビシ
猫のネコパンチがアミーニーの額を襲う
「あたっ!何するんですか!」
「黙れ、私に欠点などない」
「え〜そういうのがあったから、ロナウドさんとかいう人の先祖さんに封印されちゃったりしたんじゃないんですか」
「……」
ビシビシビシビシビシビシッ
「あたたたたっ!猫さん爪!爪出てる!!」
「やかましい!さっさと歩け!!」
馬にムチを入れるように、アミーニーの額にネコパンチを入れて猫は少し不機嫌になりながら走らせた。
704 :
猫魔王:2006/08/22(火) 08:14:24 ID:???
炎の神殿、門前
「また無駄にデカイ門だな、ちゃんと客人のことを考えて作ってるのか」
ふん、と鼻を鳴らしながら猫は呪文を口にする。
「『開門』」
すると猫の言葉を聞き入れたように門はひとりでに開き始める。
重工な音と共に薄暗い神殿に入ろうとした猫が気付く。
「アミーニー、何をしている」
「あ、…私はここに居ます。猫さん一人で行ってきてください」
「それは無理があるぞ、私ではカメラのシャッターを押せん。猫だしな」
「あ、う…はい」
中に入るとそこには、一人の少女が玉座に構える王の如く中央奥の石椅子に座っていた。
「…なにようじゃ」
「ふむ、貴様が炎の巫女か、…なかなか矯正な顔立ちをしている」
「……」
三者三様、一人は得体の知れない猫への警戒、一匹は余裕で相手を観察、一人は顔を隠す様に俯いていた。
「ちと私たちは金に困っていてな、貴様の写真を高額で買いたいという人が居るために撮りにやってきた」
「お断りじゃ、魔族の言い分は信じない質でな」
「差別か、巫女ともあろうものが」
「ふん、差別か…たしかにな、魔族単体なら、まだ全部が全部悪い奴とは限らんが貴様の隣に居るものが厄介でな」
「となり…?」
猫は首を傾げながら隣を見るがそこにはアミーニーしか居ない。
「巫女ならざる巫女、秩序に逆らい人から生み出されし巫女、」
ビクッとアミーニーの体が震える。
「私を消して成り代わりに来たか…?」
炎の巫女が鋭く威嚇するようにアミーニーに語りかける。
「答えろ、返答しだいでは…」
アミーニーは答えない、ただ視線を下げこの時間が去ることを待っていた。
「答えぬか……いや、どちらにしろ貴様には消えてもらう。人でもなければ巫女ない秩序を背きし人形よ」
人形、その言葉にアミーニーは顔上げた。
「私は…!人形なんかじゃない!!」
「消えろ、人形」
アミーニーの声と炎の巫女の声が重なる。巫女から放たれた火の蛇がアミーニーに食らい付こうと迫る。
すぐさまアミーニーは右手をあげ、詠唱する。
「『私の水は――』」
「『禁書七番、詠唱…設置…発動』」
突然、アミーニーの詠唱とは別の詠唱が割り込む。
アミーニーの眼前の空間に亀裂が走り次第に丸みを帯びていく。
空間の亀裂が穴となり火の蛇を飲み込んでいく。
「私を無視して話を勝手に進めるな」
そう猫は言った。
黒騎士 30歳位 男
真っ黒い頑丈な鎧に身を包んだ騎士。
表情の読み取れない兜のせいで怖い人に見られがちだが根は優しい。
よくバナナの皮でスリップする。
「拙者は黒騎士と申す者で御座る。」
n 呼んだ?
/ニヽ
_/⌒Y⌒Y⌒ヽ_
γ厂| (。)〈゚ノ |ヽヽ
|i { = | i i
|| ヽ_人_人 | | {
| ヽ |`ー―ケ′| |
|jjJ ヽ__ノ iリノ
む、伸びてる
GJ
まとめの方、大変だろうけどがんがってください
708 :
691:2006/08/22(火) 12:16:17 ID:???
>>694 『バンボーはエヌエチケキョイク国との抗争にロナウド達を巻き込まないように、ロナウド達の元を離れて小田桐と二人でエヌエチケキョイク国と戦う』って話だったんですが、読み直してみると、具体的には書き忘れたorz
解説dクス
710 :
猫魔王:2006/08/22(火) 13:03:28 ID:???
「猫さん…?」
「たしかに、人造巫女ならその常人ならざるフォース量も合点がいくな…」
ふむ、と猫は自分の考えが、大方当たっていることに納得したように一人で頷いた。
「空間魔法…!、なるほどソコの猫もただの魔族ではなさそうじゃな…、よかろうまとめて相手をしてやる」
「……喧嘩っぱやいと言うか、血の気が多いと言うか、…巫女というのはそんなに飢えるものなのか」
「…ふん」
「しかしいいのか?」
ネコが笑い混じりに尋ねる。
「なにがじゃ」
「私が加勢すれば貴様など十秒とかからず消し炭だぞ?」
「おもしろい…!!」
猫と巫女は共に不適な笑み浮かべながら睨みあった。
「猫さん…」
「なんだ?」
「猫さんは下がっていてください…、この人は私がやります」
「なに…?」
「ほぉ」
睨みあった猫と巫女はその視線をアミーニーに移る。
「私が…やります」
「なにを言っている、お前では、」
「やらせてくださいっ!!」
「……」
「…大丈夫です、ちゃんと写真は撮りますから!」
「だが……、!、……いや任せる。私は外で待っていよう」
そう言って猫は門を出ていく。
猫が離れるとアミーニーの周りは一気に灼熱の地獄とかした。
「…どういうつもりじゃ人形」
「……人形じゃ…ありません」
「………」
「私には、アミーニー・カカータという名前があります……!」
アミーニーは決意の込もった瞳で巫女を捕らえる。
「はっ礼儀は知っているようだな、我が名はルーナ・マリア、いくぞ!!」
711 :
猫魔王:2006/08/22(火) 13:05:57 ID:???
「……また貴様か」
「それは私のセリフだよ、アース」
猫とローブ、二つの黒が相対する。
「邪魔だ、貴様に用は無い」
怒気の籠もった声が猫を牽制する。
「おやおや、偉く嫌われたもんだ」
「…我が目的を阻むなら斬る」
アースのローブの袖から赤と青、二刀一対の刀が出現する
「アンタの目的は巫女を殺すことか…?」
軽快な態度から一変、猫は眼を細め、声を低くして尋ねる。
「答える義理はない」
「そうかい、じゃあ私も通すわけにはいかないね」
猫からドス黒い魔力が溢れ出す。それは周りの熱によりねじ曲がり、まがまがしい鬼の顔を作る。
「……!」
アースが飛び出す。
「『魔黒球…、五千…作成…設置、捕捉…発動』」
ゴガガガガガガッ!!
猫の背後からおびただしいほどの数の黒球が、一斉にアースへ向けて放たれる。
「はっ…!」
だがアースは黒球が作る僅かな隙間を必要最低限の動きで躱していく。
黒球はローブを掠めるものの、アース本体には当たらず
アースの後ろで次々と地面に当り、爆発していく。
「今度は手加減はしない、全力でねじ伏せる…!」
黒球を全て躱し切り、猫の眼前に迫る。
「はぁ―!」
横一線に青の刀で力付くに結界を斬り付ける。
斬った先からガラスが割れるように猫に張られた結界が崩壊する。
「――大斬撃…!!」
天を仰ぐように構えられた赤の刀が黒に染まり、猫に直接たたき込まれる。
ドォン、と轟音が鳴り、猫の居た場所に黒い柱が立ち上がる。
「大斬撃・闇牡丹―!!」
アースは後退すると、さらに続けて砂埃舞い上がる中、巨大な刄をたたき込む。
刄は地面をエグり取りさらに砂塵を巻き起こす。
「…大斬撃・百花繚乱!!」
それでも、アースはまだ足りないと言わんばかりに漆黒の刄を連発する。
砂塵は嵐のように巻き上がり、その場は無残に地形を変えていく。
712 :
猫魔王:2006/08/22(火) 13:09:39 ID:???
神殿内
「『私の水は、大地を削る』」
アミーニーの手から水の弾丸が無数に放たれる。
だがそれは、ルーナに届く前に蒸発する。
「どうした、まだ私に一発も当たって居ないぞ」
ルーナは椅子に座ったまま火の蛇を向ける。
「く…う『私の水は、大地を流れる』」
アミーニーの詠唱により水の壁が現われ蛇を受けとめる。
だが蛇は易々と壁を突き抜けアミーニーに襲い掛かる。
「く……きゃあ!」
アミーニーはギリギリで蛇を躱す、
が地面と火の蛇による爆発の衝撃で吹き飛ばされ、壁に打ち付けられる。
「ふん、所詮は人に作られし巫女、この程度か」
アミーニーは苦しげに立ち上がり、ルーナを睨んだ。
「…人形…じゃない、私にはちゃんと…お父さんだって、お母さん…だって…居る」
「…そやつらに実際に会ったことあるのか?、話をした事があるのか?、どんな人だったか覚えているのか?」
「………」
ルーナの図星を突いた問いにアミーニーは黙り込む
「それは偽の記憶じゃ、どこぞの国家にいいように記憶を捏造されただけだ」
「…たしかに…両親に会ったことはありません…」
息を切らしながらアミーニーは呟いた。
「……偽物の記憶だって、わかってます…それでも信じるしか…なかった。私にはそれしか…なかったから」
「愚かな、偽の記憶と知りながらそれにすがりついて生きていたのか…」
「…いつか、ただの…魔導兵器として使われるのもわかってた、それが…嫌で逃げた…」
「…御託はもういい、せめてもの救いだ。一瞬で消し差ってやろう」
ルーナの後ろから巨大な火の蛇が這いずり出る。
「…でも猫さんが私と出会ってくれた。
最初は高飛車で俺様至極主義な人だなって、でもほんとは優しくて…暖かい人なんです…」
「消えろ…!!」
蛇がアミーニーを飲み込もうと大口を開けて、襲う。
「偽物だらけの私の記憶に、やっと…本物の幸せな記憶が出来たから、だから――!!」
「『私の水は、大地を飲み込む!!』」
ここまで、続きは夜か明日ごろに
新キャラなしですみますせん
これおわったらシリアスキャラ大量に使える話に突入しますからご容赦ください。
GJ!
わっふるわっふる!
GJ
ところで本編のキャラってジョジョ三部キャラに似てない?
ロナウド=承太郎
バンボー=ポルナレフ
タブン=花京院
スー=ジョセフ
涼=アヴドゥル
パティ=イギー
>>715 いくらなんでも無理がありすぎるだろw
タブンが敬語なくらいしか共通点が無いぞ
隠れ里、夕暮れ。
日暮の声が、雨のように周りを包んでいる。
アースは夕日を見て笑った
練習用の木刀を投げ捨ててアースは言った
アース「マリアン、今日はもう終わりにしよう」
肩で息をしながら、マリアンは木刀を掴み直す
マリアン「う、うるさいっ、私が勝つまでやるんだ!!」
ア「じゃあ一生無理だな」
マ「何だとーこのッ!」
マリアンが木刀を振り上げるさまに、アースは笑った。伸ばされる手がマリアンの頭をポンポンと叩く
悔しかったが、優しい手になだめられる。
マリアンは眉を寄せて、アースから顔をそらした
ア「また明日にしよう」
マ「絶対だぞ!また明日だ!!いつか絶対勝ってやる!!」
またあした。
アースはその約束を破った。そして私から逃げた
今や黒い刄は部屋を包みこむほどの大きさになっていた。もはや避けることもできない
ファルスの大剣の亀裂が広がっていく。
イース「こ…このぉお!」
ファルス「く…きついな」
アース「くははははははは!!無駄な足掻きを!消し飛ぶがいい!!」
パリン、
パリン
ヒビが握りにまで広がる
マリアン「アース。お前はいつも私の上をいってたな」
いつもの彼女とは違う、静かな声が神殿に響く
アース「役たたずが…どうした?頭にウジでも沸いたのか?」
マ「でもわかったんだ」
マリアンは神霊刀を両手で握り、踏み出した
黒い玉がマリアンを包む。彼女の体が闇によって焼かれる。
イース「マリ姉?!だめぇ!!」
マリアンはイースとファルスを見、笑った
マリアンの体が蒸発していく。足から腹まで。
しかし神霊刀だけはヒビひとつ入らない
マ「私は勝ち負けにこだわりすぎていた」
神霊刀が光をまとう
闇を飲み込むほどの光だ
アース「な…に?!」
マ「本当に大事なものは…」
イースとファルスを見る。そして最後にアースを
光は膨らみ、闇を浸食していく。
神殿を、光が包んだ
マリアン死亡、アース生存。続きよろろ
GJなんだ…けど…さ…愛刀はアースにぱくられてなかったっけ?
神霊刀はアース奪い取ってなかった?
超念力かなんかで取り返したんだよ…多分。
それじゃス*ーウォーズのフォースじゃんww
空気読まずに小ネタ投下。
小話 「聞いて欲しかっただけなんです」
不気味な笑い声が聞こえる。
人らしからぬ、狂気じみた、笑い声。
ブヒヒ、と、豚のような、笑い声。
笑い声をはさんで小さく謝る声も。
半分笑って、半分泣いてるピエロ。
その足で踏みつけてる何かに向かって、小さく謝って、
それでいてどこか楽しそうな声で笑う。
サミーでーす サミーだよーん
誰も聞いてはいない。しかし、
まっすぐ月に向かってお辞儀して名を名乗るピエロ。
まるでサーカスの大舞台の上で、大きな拍手をもらったかのように、
大げさにお辞儀している。
悲しいなぁ悲しいなぁと楽しそうに言って、
楽しいなぁ楽しいなぁと悲しそうに言う姿。
死体の山の上でひとしきり笑って謝った後、
彼の姿はふっと消えうせた。
サミー「という、自分が大活躍する夢を見たんですよ。どうでしょう?」
ロナウド「ワケわかんねぇ…ってか誰だお前。うわナイフしまえよ。」
サミー「ブヒヒ!すいません!」
>サミーは逃げ出した!
ロナウド「ちょっ…ワケわかんねぇ!!」
やっとまとめ更新取り掛かれるぜ…
えっと、最後が
>>384だったから…
( ゚д゚) ・・・
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
スマン
刀はゾンビ化して巫女が帰させたってことでw
>725あれ?あれはマトメの人がやったんじゃなかったのか?
コントン・ジョノイコ
男
コイツには全てがコントンジョノイコ…
>>725 マッハ蟻軍曹「こちら前線の軍曹!乙であります!
とりあえず未実装の中から使われたキャラを移動させました!」
一瞬で散った紫電と使われた後いいところで散った神霊刀が大好きです
>>733 ちょwwwwww犬っころwwwwwwwwwwwwww
俺の魔王のイメージは黒猫
すごい不遜そうな顔しとるw
>>735 うはwwwwそのサイト俺のブックマークにもあるwwwwww
保守
739 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/23(水) 15:50:50 ID:tQoZ/Q8o
アーカード
武器屋店主。脚フェチ。代金の代わりといって女の脚を舐める。
「脚というのは…細すぎても太すぎてもいけない…完全な均整こそ私の求めるもの…」
まとめ少しだけ更新したですよ…。改行は時間見つけるから今は勘弁してくださいorz
あとイース編の順番が滅茶苦茶な件については読み直して整列します。
ガンガレ!超ガンガレ!
スマソ…
乙かれッス!!
( ・ω・)つ旦 どぞ
絵師も乙!
745 :
猫魔王:2006/08/23(水) 23:14:17 ID:???
「―…やりすぎたか…」
フードで顔を隠した男は呟いた。
そこは、言葉通り跡形もなく変形した、荒野が広がっていた。
アースは刀をしまい、ジャリジャリと砂を踏みしめ熱気帯を進む。
「どこへ行くつもりだ?」
「―!」
突然の背後からの声にアースは飛び退いた。
「まったく、なにもここまで徹底的に攻撃しなくてもよかろう」
振り向いたそこには、尻尾をユラユラと揺らした黒猫が座っていた。
「…よく生きていたな」
アースは冗談抜きに驚いていた。なにしろあれだけの破壊力の技を繰り出し、猫は無傷だったのだ。
「一日の長って奴?、まぁお前と私では軽く一万年は離れてるじゃないかな」
「…ババァめ」
猫の態度にアースはイラついた。
ババァと言う言葉は人間からしたら、あながち間違ってはいないだろう。
「あらま、私の世界じゃまだ二十歳ぐらいの年齢なんだけどね…」
猫は肩を竦めて苦笑する。
「まぁいいか、んじゃそろそろ死んでもらおうか……、いや、もう死んでるか、」
その言葉と同時にアースは飛び出した。
先程と同じ刀で、同じように結界を破壊…――
「……どうした刀が止まっているぞ?」
――できない、刀は結界に火花をたてながらも微動にできなかった。
「……!!」
アースはこれ以上は危険と判断し後退すると
先程から逃げてばかりだな、と心の中で一人毒づいた。
「アース、気付かないのか?」
そう言われてアースは周りを見渡したが、周りは荒れた荒野でそれ以外になにもなかった。
746 :
猫魔王:2006/08/23(水) 23:15:12 ID:???
「…なにがだ」
「違う、体だよ」
風穴が開いていた。
いつ刳り貫かれたかもわからない穴がアースの体に開いていた。
「が!?…ぐ…!」
気付いた途端に痛みが走り回る。
すぐに再生するもののその痛みは神経を侵し、ズタズタに引きちぎるかのような錯覚
「せっかく出来たスキだ、有効に使わせてもらおう」
痛みにより膝から崩れ落ちたアースに猫は言った。
「『禁書、一番二番三番…同時詠唱、捕捉、発動』」
辺りが暗くなる、照りつける太陽は僅かな光を残し雲に覆われたように無くなる。
太陽を覆った物、それは雲ではなく、隕石、無数の隕石は全てアースを目指す。
「くっ…!」
再生も間近、ソレに気付いたアースは体全身をしならせ、一気に猫を目指す。
隕石を紙一重で躱して行くも、終には躱し切れず、隕石はアースを押し潰し
さらに降ってくる隕石は隕石に激突して砕け散る。
その連鎖を変えるように、熱の閃光が雨の様に降り掛かる。
閃光は岩となった隕石を次々と砕き、生きているかも分からないアースの居た場所を灰に変える。
「…やりすぎたか『三番破棄』」
焼け焦げた岩の山を眺めながら、猫は近づく。
「!」
すると砂かも煙かもわからぬ黒い物体が岩の隙間から抜け出し、風に流される様に遠くへ消えて行く。
「生きてたか…」
そう猫は呟き、足の向きを変え神殿にむかった。
747 :
猫魔王:2006/08/23(水) 23:16:46 ID:???
「『私の水は、大地を飲み込む!!』」
アミーニーは地に両手を付くと、そこから大量の水が溢れだす。
水は大波となり、逆に迫りくる火の蛇を消火し、ルーナの居る椅子を目指す。
「無駄だ」
だが、ルーナを取り巻く熱は波の進行を許さず、次々と蒸発させていく。
水は濃霧となり視界を埋めていく。
「…知ってますか…」 その中、アミーニーは姿の見えないルーナに話しかけた。
その声は力なく、もはや決着はついただろう、とルーナは深く椅子に腰掛けた。
「…水は蒸発する時、…周りの熱を奪うんですよ…」
「…………!、まさか!?」
アミーニーの一言にルーナは驚愕した。
ルーナの取り巻いていたものは、もはや周りと変わらないものになっていた。
「…今なら、当たりますよ……」
気付いた時には遅かった、さきの大量の水はこのための布石。
「く…!」
「『私の水は、大地を削る!!』」
アミーニーの手から放たれる水弾
それは一直線に濃霧で見えないはずのルーナに飛んでいく。
ルーナは動けなかった。
アミーニーを見下した自身の慢心から生まれた油断、急所猫を噛むとはまさにこのことだ。
――心臓の音が早まる、アミーニーから放たれた物は恐らく当たるだろう。
霧でそれが見えない恐怖が、さらに心音を加速させた。
ズドッ、と音がした。
パラパラと背もたれの石が砕けて落ちる。
それはルーナには当たらず、左肩の上に直撃していた。
ルーナは固く瞑っていた目を開け少しずつ左見て、不安や恐怖や色々な感情が入り交じった物を息とともに吐き出した。
「あ……ぅ…」
周りを見渡す、霧が薄れ少しずつ視界が晴れる。
そこには気を失った少女が横たわっていた。
アミーニーは最後の術を放った後に倒れた。
それはルーナの攻撃によるものではなく、
術を使いすぎた疲労と
蒸発した水と周りの熱によるサウナ効果により、彼女の精神は意志を無視し意識というブレーカーを落としたのだ。
「………」
無言でルーナはアミーニーに近づく。
最初に彼女は消すと宣言したのだ、もはや抵抗しない少女の運命は決まったようなもの。
ルーナはアミーニーの頭に手を乗せた…―――。
748 :
猫魔王:2006/08/23(水) 23:17:52 ID:???
ここまで、あとちょいなんで遠い目で見守ってください。
749 :
本編:2006/08/23(水) 23:21:01 ID:???
「…やっぱりどこにもいません。」
見回りを終えたタブンが戻って来た。その顔は暗い。
「少し離れた岩場で戦いの痕跡がありました。何かあったのかも…」
「バンボーさん…」
涼はバンボーの手紙を握り締めた。目には涙が浮かんでいる。
「こうしちゃいられないよ!私も探してくる!」
「…パティ、待て。」
走り出そうとしたパティを、ロナウドが手で制する。
「無駄だ。バンボーはもう近くにはいないと思う。」
パティがロナウドをキッと睨みつける。
「そんなこと、探してみなくちゃ…!」
「冷たいのね。」
パティの言葉を遮るように、スーが口を開いた。
「親友がいなくなって、心配じゃないの?」
「あいつは強い。俺達が心配するまでも無いさ。」
ロナウドは少し笑った。
「それに、意味も無く姿を消すような奴じゃない。あいつなりの考えがあるんだよ。」
「ふーん…信頼してるのね。」
「まあな。さあ、出発するぞ!バンボーのことは気にしなくても大丈夫だ!」
荷物をまとめ、歩き出すロナウド。
少し迷っていたタブン、涼、パティの3人もそれに続く。
「そうですね!バンボーさんならきっと大丈夫ですよね!」
「ご主人様がそうおっしゃるのなら…。」
「…分かったよ。今は先に進まなきゃ、だね。」
スーはしばらく先頭を歩くロナウドを眺め、苦笑した。
「ロナウドの靴、あんなにすり減って…余程必死に探し回ったのね。」
「スーさん、どうしたんですかー?」
「置いてっちゃうよー?」
4人が振り返り、立ち止まる。スーは歩き出した。
「ま、強がるのもリーダーの仕事か。それっぽくなってきたじゃない。」
「何の話だよ?」
「何でもないわ。さあ、急ぐわよ。」
「……ワケ分かんねえ。」
5人は再び歩き出した。もう振り返ることは無かった。
To Be Continue...
乙カレー&GJ
一番最初に乙と言うのはこのオレだ!!依然変わりなく!!!
それにしても、初めてリアルタイムで見れた。感動した
なんかどんどんそれっぽくないキャラクターが増えてるな
俺のせいだけど
ダヴ
男 20歳
背中に翼を持つ少数民族「コケイセッケン」の族長キレイ・キレイの息子。
あるとき一人の人間の娘に恋をしてしまい、族の掟第四条「一度恋をしたら、子作りまでいけよな!お兄さんとの約束だよ!」に従い、里を飛び出し娘を必要に追いかけている。
因みに彼にとってはこれが初恋らしい。
武器は自作の弓と万能毒壺「メンズビオレ」
「オ…オラはあんたが好きなんだあぁぁぁ!!!!」
イース編も期待しております
江戸川新一
♂
行くところ行くところで殺人が起こる
「見た目は池沼、頭脳は基地外、名探偵新一!」
「犯人はヤス」
755 :
猫魔王:2006/08/24(木) 11:06:50 ID:???
ゴゴゴ
重い石の扉が開く。
扉は開き切らず僅かな隙間から猫が侵入する。
最奥の玉座には手摺りに頬杖を付いたルーナが居た。
「…アミーニーなら客間で寝ている」
「ほぉ」
猫は二つの意味で驚いた。
一つは、ルーナがアミーニーを殺さず、あまつさえちゃんとした場所で寝させたこと
もう一つは、
「ここに客間など有ったのか…」
猫は笑ったような口振りで、問い掛けに近い独り言を呟いた。
「ふん、当然じゃ。これだけ無駄に広ければ客間の一つや二つ、あっても不思議ではなかろう?」
「いや…、むしろこの部屋しかないと思っていたのだが…」
猫の一言にルーナは黙り込む、猫も口を開かず二人の間気まずい空気が流れる。
756 :
猫魔王:2006/08/24(木) 11:07:57 ID:???
「……ところで」
先に口を開いたのは猫だった。
「なぜアミーニーを殺さなかった」
「…すごく、ついでっぽい言い方じゃのぅ」
ルーナはため息を吐き、眉間をおさえる。
「…殺す気が失せた」
「それはまたすごい心境の変化だな、私が居た時は秩序に逆らった〜、とか言ってたくせに」
たしかにそうなのだ、あれだけ大口を叩いておきながら殺さなかったのだ。
恥もいいところだ。
「彼女の、アミーニーの記憶を見せてもらった」
無断で、と付け加えルーナは視線を下げる。
「…とても、悲しい生き様じゃった」
ルーナの声が少しかすれる。
「断片的な物しか読み取れなかったが、巫女になるための実験の繰り返し、次々と死んでいく友達、生き残った者達も僅か、中には感情を無くす者も居た」
淡々とルーナは語る。
「わかっていた偽の記憶にすがり、いつか道具として使われ、その役目が終わる時に死ぬ」
猫は語らず、ただただルーナを見つめていた。
「そんな中に生まれた僅かな希望、僅かな仲間と抜け出し、散り散りになりながら逃げた」
ルーナの頬に一つの雫が零れた。
「いつ見つかるかわからない恐怖に震えた、――…そんな中、お前と出会った」
擦れた声を一息で吐き出し、呼吸を整えてまた語りだす。
「お前と出会ってから、実に彼女は笑うようになったぞ」
「……そうか」
「あぁ、だから殺さない」「…あまり理由が固まってないが」
「いいのじゃ、…アミーニーのとこに行ってきたらどうじゃ」
この時にはルーナは元に戻っていた。
猫も深くは入り込まなかった。
「客間はお前の右の扉にある」
「……わかった」
猫は少しだけ開いた扉を体を使って右に開き、部屋に入る。
猫が視界から消えたのを見るとルーナは
「……私もお人好しになったものだ、スーよお前の気持ちが少しわかったような気がする」
そう言ってもう一度扉に目を向けると、猫が首だけを出してこちらを見つめていた。
「な…!?」
「おーおー、巫女と言ってもやはり人間だね」
そういって猫は笑いながらすぐにくびを引っ込めた。
目を覆うように額に手を当て、ルーナは最後に今日最大のため息をついた。
757 :
猫魔王:2006/08/24(木) 13:23:24 ID:???
神殿内、客間。
時刻はもう夜になっていた
プニプニと肉球がアミーニーの額を叩く。
「う……あ…?」
ぼんやり目を開けると、そこはベットの上
枕の横には猫が居た。
「やっと、起きたか…」
「あ、猫さん、あれ…なんで私こんなとこに…?」
目を擦りながら起き上がる、周りを見渡すとベットと机があるだけの単純な作りの部屋だった。
「ここは巫女の神殿の客間だよ、気を失ったお前を巫女がここに運んだのだ」
「え、あ…そうなんです…か!?」
静かだった声がいきなり跳ね上がる。
「お、落ち着け…」
「で、でも私気失って、死んだと……もしかしてここは天国!?」
「落ち着けといっているのだ!さっきも言ったがここは巫女の神殿の客間だ。お前もちゃんと生きておる!!」
「う、そうですか…」
そう答えながらも自分のアミーニーは自分の両足を確かめた。
「よかった…死んでない」
「?、まぁよい、今夜はここに泊まることになった。よいな」
「え、でもルーナさんは…」
「ルーナ?、あぁ巫女のことか、奴にこちらを攻撃する意志はもうない」
「そうですか…」
立ち上がろうと腰を上げると、アミーニーの目の前が真っ暗になる。
「あ…う〜…」
「よせよせ、お前はフォースを使いすぎた、今日はもう寝ておけ」
アミーニーに横になるように促し、猫も丸まる目を閉じる。
「…わかりました…」
そう言うとアミーニーはすぐに寝息を立て始めた。
片目を開けて寝たこと確認すると、猫は起き上がる。「今日はよくがんばったな…」
そう猫は言い残し部屋を後にした。
758 :
猫魔王:2006/08/24(木) 13:29:21 ID:???
出た途端、無駄に広い大広間に出る。
椅子の方を見るもルーナはおらず、ただ門が少し開いていた。
「なにをしている?」
開いた門から出ると、ルーナはグラスを片手に月を眺めていた。
「あ…?、お前か、少し酒を飲んでいた」
飲むか?、と言いながらルーナは視線を月に戻す。
猫は無言でルーナの隣に座る。
チラっと確認すると、なにかツマミが入っていた皿に酒を入れる。
猫はチロチロと舐めると口を開く。
「キツイな…」
「だが美味い」
しばし無言が続く、いつかのような間の悪さはなく、ただ二人揃って月を眺めていた。
「アミーニーには、人形呼ばわりしてすまない、と謝っておいてくれ」
「…わかった」
「あと、その程度の腕でよく生き残れたものじゃ、とも言っておいてくれ」
それは自分で言えよ、と一人心の中で呟きながらも了解した。
「ところで、当初の目的なのだが、写真を撮っていいだろうか」
「ダメじゃ」
猫の頼みは速答で拒否される。
「…なぜ」
「いざ写真を撮るとなるとな、緊張して顔が強ばるのだ」
猫は口を半開きにし、いかにも不満そうな目でみつめた。
「子供のころから写真映りだけは悪くてな…」
と今でも容姿は子供のルーナは言った。
「…しかたない」
ため息混じりに猫はあっさり諦める。
「…代わりに少し食料や水を分けてやろう」
「元の報酬からしたらちっぽけな物だが…それでよしにしておこう…」
猫は立ち上がると門のほうへ歩き始める。
「…ここから北の方角にトミナと言う港町がある、山一つ越えた所で見えてくるはずだ」
そうルーナは背中越しに伝えると
猫は無言のまま客間に戻った。
759 :
猫魔王:2006/08/24(木) 13:31:35 ID:???
やっと終わった。
これで新しいキャラ使える話に行けるぜヒャッホイ!!
エルケン・シャッド 男 27
四腕の男。
何に対してもやる気が感じられないが、
戦闘時はそれなりに頑張る。
暇人。
「はいよ、了解した。」
761 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/24(木) 13:57:33 ID:yn2/gL54
本編とイース編わっふる
ロナウド= 藤原啓治
タブン= 平田広明
バンボー=中井和哉
スー= 能登麻美子
涼= 坂本真綾
パティ=かかずゆみ
ルーナ=田中理恵
猫魔王=若本規夫
上のキャスティングで脳内再生されて困る
その頃バンボー達は、港町シオーに戻ることにした。バンボーは昨日歩いた方向と逆に道を歩く。
バンボー「昨日から疑問に思ってたんだが・・・・・・」
小田桐「なんだ?」
バンボー「トミナに船が来るまで三日、トミナからシオーまで三日で六日掛かるはずだ。
オレらはトミナからシオーまで三日とシオー滞在期間二日で計五日だ。
だから、お前がシオーに着くのは今日のはずだ。なんで昨日からいるんだ?」
小田桐「そんなコトか・・・・・・
船を使わず海を渡る方法なぞ、一つしかないだろう。泳いで来たのだ。
」
時が止まった。
時を動かしたのは、バンボーだ。
バンボー「お前、頭脳がマヌケか?」
そう言いながら、バンボー爆笑。
つられて、小田桐も爆笑。しばらく二人で笑っていたが、バンボーは、不意に真剣な眼差しで問う。
バンボー「マジに泳いできたのか?」
小田桐「他に方法があるか?」
二人は、だまって歩き続ける。
五、六分黙って歩いていたが、小田桐が口を開く。
小田桐「これから、エヌエチケキョイク帝国と、どうやって戦うんだ?」
バンボー「プ・スマ王国と提携を結べさえすればエヌエチケも、ダマクスには、手は出せないだろう。ただ・・・・・・」
そこまで喋りバンボーは立ち止まり舌打ちする。
バンボー「プ・スマに行くには、エヌエチケキョイク帝国を通るしか道はないんだ。」
そこまでバンボーと一緒に、立ち止まって聞いていた小田桐は
「じゃあ、通るしかないだろ!
行くぞ!!」
と言い残すとバンボーを置いて、一人歩いていく。
バンボーも歩き始めると
「変態に励まされるなんてな・・・・・・」
小田桐「変態か・・・誉め言葉として受け取っておこう。
そうだ。仲間が必要だろ。シオーにそろそろ部下がくる。」
バンボー「お前、マジに何者だ?ってか、用意良さ過ぎだぞ」
小田桐「さっきから気になってたんだが、『お前』と言うのはやめてくれ。」
バンボー「じゃあ小田桐でいいか?」
小田桐「それでも、構わないが変態の方がいいな」
バンボー「で小田桐なんで、そんなに用意がいいんだ?」
小田桐の言葉を気持ちが良くなるほど無視するバンボー。
前回バンボーを外したものです。
続きは今日の夜にでも貼ります。あとエヌエチケキョイク帝国のキャラ作ってもらえるとありがたいです
ミョン
エヌエチケキョイク帝国の拷問官。あらゆる拷問用具、薬物に精通している。美脚。
「うさぎはさみしいと死んじゃうんだよ!?爪を自分で剥がして」
ケンジ 男 17
小田桐の部下。新米。二刀流。
ミリタリーマニアなのか、いつもガスマスクを装備している。
「お役に立てれば光栄であります」
768 :
765:2006/08/24(木) 18:07:47 ID:???
すいません
今日貼るのは無理です。
>>763-764 バンボー外伝始動GJ
とりあえずジョジョ好きだってのは凄く伝わってきた
まぁ、To Be Continue... を最初に使い出したのは自分だし、あまり人のこと言えないわけだけど
ファビ
モンスター
目が大きく手がない。奇っ怪な言葉を話し主人公たちに近づいてくる。
手が生えた亜種も確認されている
「ファー…ブルスコ、ファー…ブルスコ………モルスァ!!」
ジャージマン 26歳・男
普段はごく普通のニート、だが一度助けを求める声が届いた時、
彼は紺色に輝くジャージを装着した最強の戦士になるのだ!
「変装!」
「ヒーローの正体は、永遠に謎なのさ…」
シン・アセテ
32歳 男
『全力で戦った末に敗北して死ぬ』ことを人生の目標としている戦士
目標の為に常に危険な戦場に赴くが、
そのせいで強くなりすぎたために未だに生き残っている
どんな困難な戦いにも勝利してしまうのが悩みのタネ
「さあ、俺を殺してみせろ!」
イナ・ゲリサ 男 23
さりげなく変態。
「ごめんちょっとペンかしてくれる?ついでにおっぱい揉むね」
猫魔王へのGJ率が皆無
そんなんじゃマジで職人離れるぞ
よって猫魔王GJ!
久々ルーナがよかったぜ
>>774マジで!?猫魔王編は大好きなんだぜ!
よって俺もGJ!
私が足を踏み入れたとき、そこは喧騒に包まれていた。
これほど活気に溢れた街に着くのは久しいことだと思う。
エヌエチケキョイク帝国、それがこの国の名前みたいだ。
「さて、これからどうしようかな」
呟いてみても誰も答えるものはいない。財布を開けてみたが、野宿は確実という額しか入っていない。
相棒を使って路銀を稼ぐのもいいが、警備に捕まるのは遠慮したい。
「流石に、たまにはベッドで寝たいのよねぇ」
やはり、”体で”稼ぐしかないのだろう。
依頼掲示板。
とりあえず簡単な仕事を見つけてお金を得る、それが旅をしてきて理解した『一番手っ取り早い方法』だった。
「ふーん、ここは結構依頼が多いのね」
いろいろ惹かれるものが多かったが、最終的には簡単なものと収入の多いものを一つづつ受けることにした。
「すみません、魔物退治と人の捜索、この二つでお願いします」
魔物退治「郊外にゲベルトケルカッツァが出現した。報酬は8万、腕に自身のある方募集中です」
人の捜索「写真の人物を探して連れてきて欲しい。特徴は変わった弓を持っていて、
常に天井の高さを気にする。手段、状態は問わない。報酬100万」
見れば見るほど、非常に胡散臭い依頼だと思うが、こまかい事は気にしないことにする。
「それに、別にお金には当分困らなさそうだしね」
彼女の目前では非常にポピュラーなモンスター、ゲベルトケルカッツァが街を破壊していた。地には返り討ちにあった人々が倒れている。
ダマスク王国とは違って、あまりこの辺ではポピュラーでは無いらしい。
私は胸の間から相棒――幼いころから使ってきたフルート――を取り出した。
そのときはまだ、これから自分が巻きこまれる運命のことなんてわからなかった…。
外伝というよりは一発ネタです。続く予定はありません。
基本的にみんなGJなんですが、やはり言葉にしないと伝わらないですね。
みんなGJ!
一つだけ突っ込み
>>762 >猫魔王=若本規夫
ちょwwww猫魔王は女wwwwwwww若本は勘弁wwwwwworz
>>777えっ猫魔王って女なの?
男かと思ってた。
そしてこのスレのみんなGJ
いろいろ見たが、女とは断言されてないな。つまり
若本「べっ…別にあんたが心配で仲間になるかけじゃないんだからね!」 もアリか。
ロゼッタ・アリアモンド
女 12歳
エヌエチケキョイク帝国が誇る特殊部隊「ピタゴ・ラス・イッチ」のメンバーの一人。
強力なサイコキネシスの力を持っている。
「曲がる、千切れる、潰れる、飛び散る……どれがお好きですか?」
「ブラックアウト!」
>「一日の長って奴?、まぁお前と私では軽く一万年は離れてるじゃないかな」
>「…ババァめ」 猫の態度にアースはイラついた。
>ババァと言う言葉は人間からしたら、あながち間違ってはいないだろう。
>「あらま、私の世界じゃまだ二十歳ぐらいの年齢なんだけどね…」
>猫は肩を竦めて苦笑する。
ここらへんで女と思われ
性別わかりづらいのがキノの旅のキノみたいだ。
逆に考えるんだ
女でも若本でいいやと考えるんだ
なんかヤダ、若本声の猫を頭に乗せるアミーニーはなんかヤダ
ヤバイもう若本にしか聞こえなくなったぞ…誰か責任取れ〜!
アースは子安
男なら、『アミーニーの膝で寝たい』って変態?
おおっーっと
いや、きくまい!
話さんでいい!想像できるわ!
786 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/24(木) 22:42:31 ID:yn2/gL54
イース編マダー?(´・ω・`)
おっさんとマリアン気になる…
ごめん…若本なんて書いてごめん…(´・ω・`)
猫魔王もアミーニーもパティもスーも涼もロゼもイースも
みんな若本で
バンボーはやっぱロナウド一行に戻してほしい
番外ばっかだとちょっと読みづらい
オレは気にならんがな・・・
いつか合流するだろうし、バンボー編のこれからに期待してるし
スプー
ショウコがエカキボドに己の父の姿を描き入れることにより召喚される狂暴なモンスター。ちなみに父には似ていない。
まがまがしい色の毒煙を吐き、鋭い牙で相手にくらいつく。
人肉、特に子供のものが好物で、獰猛な性格。
793 :
猫魔王:2006/08/25(金) 01:01:10 ID:???
山道を歩く。
猫を頭に乗せた少女は、少し息を荒げながら歩く。
「…猫さぁん」
「なんだ、そんな情けない声を出しおって」
「疲れ…ましたぁ…」
「ふむ、じゃああそこまで行ったら休憩を挟むか」
と猫が指差した方向を見ると、もはやそこは山道の天辺
「鬼……悪魔…」
「よせ、照れるではないか」
「……おりてください、重いです」
アミーニーはブンブンと頭を揺するが、
「なんのっ!!」
猫は必死にしがみ付く。
「あたたたっ!爪がっ!爪がっ!!」
「ほれほれ、首と口を動かす前に足を動かせ」
「わかりましたよ…」
渋々アミーニーは了承してまた歩を進める。
着いた時には太陽は真上に登っていた。
「はぁ…はぁ……つ、疲れたぁ〜」
アミーニーは尻餅気味に後ろに座ると熱の籠もった息を何度も吐き出す。
「ふぅ…実に疲れた」
「…猫さん、頭に乗ってただけじゃないですか」
そんな言葉は無視し猫は全身を舐め始める。
「猫さんって、魔王さんにしては、すごく自分勝手ですよね…」
フッと湧いた疑問を、アミーニーはなんの変化もさせず直球で猫に投げ掛けた。
猫の耳がピンと立つ
「…魔王と人間の王は違う、人間の王は民から信仰され必要とされる人物だ」
アミーニーから背を向けた状態で猫は語る。
「その点魔王は…、猿だ」
「猿?」
「そうだ、政治や世論などとは無縁、強大な力を持って逆らう者を殺し、ただ頂点でふんぞり返っていればいい」
アミーニーから聞く声は無感情に聞こえたが
猫の口からは少しだけ、ほんの少しだけ悲しい感情が混じっていた。
794 :
猫魔王:2006/08/25(金) 01:02:00 ID:???
「私も魔王になった時は驚いた、部下全員が私の首を狙っているのだ」
「……」
「魔王最年少で女、こんな肩書きは−要素だ。
最年少なら、女なら弱い、そんな勘違いをした、バカどもは私を殺して魔王になろうとやってきた」
話はいつの間にか例え話から、魔王の過去の話になっていた。
「そんなバカどもは皆殺しにした、殺して殺して殺し尽くして、本当に血で血を洗うほどに殺した。
それで付いたあだ名が“血の乙女”もはや魔王とも呼ばれなくなった。
でもバカ共は現れる、その内、バカ共を殺すことに疲れてしまった」
「…どうしたんですか」
「逃げた、争いの少ないこの世界に、」
そこで区切りを付け、猫は雲がひしめき合う空を眺めた。
「幸い、私の元の容姿は人間の女に似ていたためにすぐに溶け込めた。
だがな、私の心は魔王だった。
始めに気に入らなかった人間を殺した、次にそれを知ってやってきた親族を殺した、その次はそいつらの知り合い、次々と連鎖した。
いつしか城を築き、その世界での王になったよ」
クツクツと笑いながら続けた。
「そしてなぁ、ロナウドの先祖がやってきてな、封印された。
封印されても意識はある、暗い闇の中で考えて、考えてやって理解できた。
自分が成りたかったのは、“人間の王”だと」
そう言いながら猫は立ち上がり歩き始めた。
「続きは…?」
「またいつか…、話してやる」
「ほんとですか?」
「あぁ、いつかな」
――その、“いつか”と言うのは来るかわかりません。
でも、猫さんの過去が分かって嬉しかったです。
私からしたら悲しい、過去でしたけど、私にも猫さんにも変えられない過去でしたけど
少しだけ、猫さんのことがわかった気がします。
795 :
猫魔王:2006/08/25(金) 01:07:20 ID:???
猫は女ですね、最終的に書いた人に聞かなければわかりませんが、自分は女として書かせて頂いています。
描写に女が無かったとのことですし、それも合わせてコレを書いてみました。
次からはマジでバンバンキャラを使わせて頂きます。
ぬこGJ
そろそろ駄文書きなりのイース編投下しようかな。
ワクワクさん
♂
エヌエチケキョイク帝国の兵器開発を担当するマッドサイエンティスト。
ワクワクさんというのはニックネームで本名は不明。
いつも部下のゴロリと一緒にいる。
「さぁ、今日はどんな兵器を作って遊ぼうかな?」
ゴロリ
♂
ワクワクさんの部下。兵器の開発を手伝っている。
「ワクワクさーん。今日は何を作るの?」
ザンッと銀光を放つ刀は主人を失い地面に突き刺さる。
「やはり、この刀は俺にこそ相応しい…」
アースは柄に手を掛けて一気に抜き去る。
試しにブンッと一振りすると、アースの頬からパラパラとなにかが崩れ落ちた。「む?」
それを一つ摘み、持ち上げるとそれは砂の様になり消滅した。
次に頬を撫でる、するとまたパラパラと何かが崩れ落ちた。
「な…に…?」
神霊刀の鏡のような刀身に自身の顔を映すと
そこにはヒビの入ったアースの顔があった。
「巫女…!?」
問いただすように視線を向けるが、巫女は目をつぶり頭を横に振った。
「マリアンか…」
マリアンは神霊刀を使いこなしていたのだ。
神霊刀の光はアースの再生力を奪い取り、さらには巫女とアースの契約を打ち消そうとしていた。
そうなればアースはただの人間、いや、酷使しすぎたアースの体はもはや死人
「う…あ…!!」
死の恐怖はアースの体を這いずり回り、思考を狂わす。
「あ…アァァァア嗚呼亜ぁああぁア!!!!!」
アースはファルスに向けて走りだす。
「アあァァア嗚亜ぁアあぁぁぁぁ、第ザン撃ぃ!!!」
文字通り、死に物狂いで放たれた大斬撃は、アースの感情を吸い込み、天井を突き破るほどの大きさになる。
それとは逆にファルスは心を静めていた。
腰から新しい剣を抜き出し、構える。
トゥービーコンテニュー
こちらも、書いておきました。
GJ♪
わっふるわっふる
800 :
796:2006/08/25(金) 01:51:49 ID:???
Σ(゚Д゚;)
やられた…書きなおしだ…
みんながんがれw
犬魔王
♂
勝手に猫魔王をライバル視している。強いものに従属。得意ワザはお手と待て、お使い
「く、くぅ〜ん(;ω;)」
「フ…猫魔王、ここを貴様の墓場にしてやろう!!
?!はーいご主人様今いきまーす」
イース編キター
アースの散り様に期待している悪役好きの俺から、GJ!
本編とルーカス、猫イース編は永久保存版だな
イース「…っ!」
ファルス「…」
───────
ガラスを引っ掻くような不快な音を立てながら、放たれた大斬撃…
それはファルス・イース親娘の居た場所を抉り取った。
煙の晴れたあとにはただ、クレーターのみが残されていた。
アース「ハア…ハア…ハア…ふ…フハハ…ハハハハハッ!残念だったなぁ…マリアンん…我が父と妹もそっちに送ってやったぞ…
どうやら奥義の連発で受ける余力も残っていなかったらしい…っくっく…はあーっはっはっは!」
ファルスとイースの姿と気配は無い。
勝利を噛み締めアースは高らかに笑う。
─っくっく…はあーっはっはっは!─
アースの嗤う声が聞こえる。
大斬撃が当たる刹那、父は私を抱え、度重なる戦闘で穿たれた穴から屋根裏へと飛び込んでいた。
ファルス「…すまない…マリィ…
人を護る為の剣になる…そう誓った筈なのにな…
フッ…人ひとり護れずに何が剣聖か…」
イース「父…さん…」
自嘲的に呟く父の姿…思わず幼い頃の呼び方が口からこぼれた。
ファルス「情けないところばかり見せてしまったね…すまない。」
イース「…そんなこと…ない…」
声がかすれる。知らないうちに溢れだした涙が頬をつたい落ちていた。
ファルス「ふふ…泣くんじゃないよイース。強く生きてくれ…
剣に心をのせろ…お前ならできる筈だ…私がさっき放った技もお前ならできる。
だが…今から使う技は決して使うんじゃないよ。」
イース「父さん?」
ファルス「フッ…私を超える剣士になれ…」
そう言うと、父は飛び出していった。
よかった、かけて。
予定と変わったけど良かったかも。
微妙にファルの決め台詞変わったけど現代兄妹対決の時に幽霊かなんかに言わせればいいかと思ってやった。反省はしていない。
おっさーん!!( ;Д;)
後にファルスは神の領域を侵犯する。
人は、いや、生物全ては生まれる時から、力の属性は決まっているのだ。
それは一人に必ず一つ。
逆に言えば一つしか持てない。
力を術式で変化させれば別の属性も使える。
だが力の源の属性は一つなのだ、それは世界の絶対的な法則。
そしてファルスの秘奥義は力の源を“増やす”のだ。
ファルスだからこそ出来る芸当
増えた力の源は、体という器の中で反発し、暴れ回り、瞬発的に神と同等かそれ以上の力を発揮する。
そこから放たれる技の威力、絶大…
トウービーコンテニュー
そのうち人気投票とかやりたいな。そんなに住人いないと思うが。
乙ワッフル!
>>810 じゃあアギとパティに100票入れるわ。
じゃあ俺はスクルトンに(ry
ロリコンに
じゃあ俺は魔王を膝に乗せて寝かしたアミーニーたんに
冬原に
誰もロナウドに投票しない件
アースとイース、天井王子に清き百票
ヨウジョスキーに
何故誰もロナウドに入れないんだ…?
ベージュで。
ロナウドに入れるぜ!
俺以外の誰かがな。俺は当然イースお姉さまさ!
アースと佐々木に一票
もっこりもこみちに
もちろんロ…
すみませんロゼに一票
ドウテイに
やな予感がする。
父にもう二度と会えないような、そんな予感。
イ「父上っ…!」
イースは屋根裏から飛び降りた。
しかし、イースの体はいつまでたっても着地しない。イースは竜の顎に捕われていた。
いや、普通の竜ではない。硫黄と生ごみを混ぜたような匂い、肉体は腐り、顔からは濁った眼球がずり下がっていた
イース「ドラゴン…ゾンビか…!!」
竜の首輪の札が揺れた。ポチと書かれているのが読み取れた
竜の牙が太ももを噛み、意識が真っ赤に変色した
痛み、怒り、
下ではアースが大斬撃をはなった。
あの間合いでは避けられない。あのヒビの入った大剣では受けることもできない
父上。
痛み、怒り、そして
焦燥
イース「邪魔だぁあああッ!!!」
一撃の元に竜を喉から頭まで切り捨てる。
衝撃が神殿を包んだ。煙と竜の血の中にイースは落ちた
下半身の感覚がない。イースは剣を使い、床を這う
イース「ち、ちちうえー?!」
あるのはアースの笑い声ばかり
アース「ハハハ…ついに私は父を越えた…!!父上、安らかに眠ってください!!」
ファルス「それはどうかな?」
コノス・レア・ホ・バッカリヤーに
パパさん新しい剣抜いてたらしいよ
む、本当だごめん○刀乙
>ヒビの入った〜は無しで
(´ゝ`)このバカ明太子が
とまぁ投票はここまでで
んだね。
833 :
本編:2006/08/25(金) 23:03:20 ID:???
険しい山々の真ん中に、突然現れるまっ平らな草原。
野花が鮮やかに咲き乱れ、爽やかな風が吹き抜ける。
そんな場所に、吉田ハウスMK2は建っていた。
「皆さん、あれが目的地です。」
涼が平原の真ん中にポツンと立つ家屋を指差して言った。
「ただの民家みたいだが…あれが古代遺跡だってのか?」
「伝説の錬金術師、吉田の残した遺産のひとつです。築100年の立派な古代遺跡ですよ。」
「ふーん…なんでそんな所に行くんだ?」
「次の巫女の場所を聞くんですよ。」
「聞くって…誰に?」
「家にです。」
さも当然のように即答する涼。
家に聞く?意味不明な言葉に、ロナウドはすっかり混乱してしまった。
涼は頭は良いが、少々世間知らずというか、まだまだ子供な部分がある。
お人形とお話するのと同じノリで家とお話するなどと言っているのかもしれない。
もっとも、そんなお遊びでこんな山まで越えさせられてはたまったものでは無いが…。
問題は、今の言葉を聞いても表情ひとつ変えない他の3人である。
いくらなんでもちょっと疑問に思ったって良いのでは…。
「あの、孔明さ…。」
「ご主人様、伏せてください!」
ロナウドの言葉を遮り、涼が叫ぶ。
反射的に素早く身をかがめると、頭上を矢のような物が通り過ぎた。
「ヨケタカ…オモシロイ。」
ロナウドが矢が飛んできた方向を振り向く。
そこに立っていたのは、今までに見たことも無いものだった。
鋼の胴体に、唸りを上げる右腕のドリル。
そして左手には機械式の弓が装備されている。
機械の人間…ロナウドはそんな表現がピッタリと当てはまるように感じた。
「ワタシ ノ ナ ハ 浜田マシーン。イセキ ニ チカヅクモノ ヲ ハイジョスル。」
浜田マシーンは名乗りを終えると、地面を蹴り、ロナウドを飛び越えていく。
「行ったぞタブン!」
「はい!塵にしてやるぜええええ!!」
タブンが抜刀し、飛び込んできた浜田マシーンを迎え撃つ。
魔剣の鋭い一閃が鋼鉄の胴体を打ち抜く。
その一撃でバランスを崩し、吹き飛ばされる浜田マシーン。
「…やったか?」
倒れたマシーンに、ロナウドが慎重に近付く。
「クックックッ…。」
ゆっくりと立ち上がるマシーン。
魔剣の一撃だというのに、胴体には小さな傷が付いているだけだ。
「ヒャーハッハッハッハッー!!!!」
浜田マシーンは笑った。まるで狂った戦士のように。
イェジ・ヤト ♂ 28
喘息持ちの戦士。
強いストレスと、激しい運動で発作が出る。
吸引機が手放せないのはいろいろと困るので
喘息の特効薬を探している。
「ここは俺に任せて早く行げっほげほげほ…」
835 :
本編:2006/08/25(金) 23:04:19 ID:???
「仕方ないわね。久しぶりにやるわよ。」
魔剣の一撃をものともしない浜田マシーンを見て、スーが前に出る。
スーのもとに膨大な量のフォースが集まっていくのが、ロナウドにも分かった。
ひんやりとした風が周囲を包み込む。
「…エターナルフォースブリザード!!」
スーが手をかざすと、浜田マシーンの周囲の大気が冷却され、
一瞬にして巨大な氷柱が出来上がった。
「すっごぉい…。」
「一瞬で、こんな…。」
初めて見るスーの必殺技に呆気にとられるパティと涼。
「ま、こんなもんね。」
氷柱の出来に満足しつつ、吉田ハウスに向かおうとするスー。
だが…。
「………イセキ ニ チカヅクナ!」
ミシミシと音を立て、氷柱にヒビが入る。
「おいおい、嘘だろ。ワケ分かんねえ…。」
目の前の出来事が信じられず、慌てるロナウド。
スーは小さく舌打ちをした。
「対フォースの呪術でも施されてたみたいね。厄介だわ。」
氷の柱が砕け散った。中から出てきた浜田マシーンは笑いながらパティに近付く。
「ヒャーハッハッハッハッー!!!!」
「よーし、来なよっ!」
勢い良くハンマーを振り回すパティ。
だが、浜田マシーンは素早い動きでパティの猛攻をかわしていく。
「スー、なんとかならないのか?」
「そうね…。直接触れることが出来れば呪術なんて関係なく凍らせることは出来るわ。
でも私は接近戦は苦手だし…」
「つまり、スーがあいつに近付ければ良いわけか。よし、やるぞ!」
スーがハァ、と呆れたように溜め息をつく。
「簡単に言うけどね…キャァッ!?」
突然、スーの体が宙に浮く。
ロナウドがスーの体を抱えたのだ。
両手で背中と足の付け根のあたりを支える…いわゆるお姫様だっこの格好である。
「これなら近づける。俺が攻撃をかいくぐって近付くから…。」
ロナウドがスーの目を真剣に見つめる。
スーは顔を真っ赤にし、思わず目を背けた。
「お、下ろして!無茶よ!」
「やってみなきゃ分からないだろ。タブン!援護してくれ!」
ロナウドは走り始めた。タブンも横に並んで駆ける。
「任せときなァァァ!!」
「アンタも止めなさいよっ!」
スーは恥ずかしさで泣きそうになりながら叫んだ。
836 :
本編:2006/08/25(金) 23:05:33 ID:???
ドリルが唸りを上げ、地面を削る。
「うわわっと!危なかった…って、何アレ?」
攻撃をかわしたパティがロナウド達に気付いた。
スーを抱えて走ってくるその姿に、思わず目を奪われてしまう。
「えーと、何やってんの?2人とも…。」
「話は後だ!そいつの動きを止めてくれ!」
パティには2人が何をやっているのか理解は出来なかったが、
とりあえず両腕のふさがっているロナウドを守らなければならないことは分かった。
「よく分かんないケド…オッケー!」
パティは浜田マシーンに向き直り、ハンマーを振り下ろした。
が、難なくその一撃はかわされてしまった。
そのままタブンを飛び越え、ロナウドに近付く浜田マシーン。
「コロス!コロス!コロス!」
「来たぞ!スー、しっかり捕まってろ!」
繰り出されたドリルでの突きを紙一重でかわすロナウド。
続いて2撃、3撃とギリギリでかわしていく。
「ヒャーッハッハッハ!!!!!」
「お、下ろしなさいよ!このままじゃアンタまでやられるわよ!」
「っ…大丈夫だ!」
そうしている間に、背後からパティとタブンが近付く。
「行っくよー!タブンさん!」
「おう!塵に…なりやがれぇぇぇ!」
左右からそれぞれの武器をフルスイングする二人。
ロナウドへの攻撃で体勢を崩していたマシーンはかわすことも出来ず、
2人の攻撃をモロに喰らってしまう。
浜田マシーンの動きが…止まった。
「スー!」
「こんな恥ずかしい格好をさせられた恨み…とくと味わうが良いわ!」
スーの手が浜田マシーンに触れる。
その瞬間、さっきよりも巨大な氷が浜田マシーンを包み込んだ。
「それは…逆恨みだよね。」
「…ですね。」
パティとタブンの呟きは、凍っていく大気に飲み込まれて消えていった。
837 :
本編:2006/08/25(金) 23:07:04 ID:???
「それで、『家に聞く』ってどういうことだ?」
赤く腫れあがった両頬をさすりつつ、ロナウドは涼に尋ねた。
「あ、はい…。それより、大丈夫ですか?」
「結構効いたけど、大丈夫…だと思うぜ。」
あの後、スーは腕から降ろされた瞬間にロナウドに往復ビンタを叩き込んだ。
ビンタで気を失いそうになったのは初めてだ…と後にロナウドは語る。
「あの吉田ハウスMK2には、製作者である吉田の擬似知能が搭載されてます。
ですから、家でありながら吉田の知識のデータベースでもあるんです。」
涼の解説を聞き、ロナウドはうーんと唸った。
「ワケ分かんねえ。簡単に言うとどういうことだ?」
涼はガクッと肩を落とした。
「あぅー…。」
「つまり喋る家ってコト。」
困る涼に、パティが助け舟を出す。
「旅人にとっては有名な話なんです。実際に見るのは私も初めてですが。」
タブンが吉田ハウスに近付く。すると、触れてもいないのに玄関が開いた。
5人はそれに誘われるように中に入る。
中はまるで普通の民家だった。
家具は一式揃っており、わりと趣味も良い。
「どうやってこの家と話をするんだ?」
「そ、それは私も知らないんですが…。」
「う〜ん、どうしましょうか。お茶でも淹れます?」
「呑気にお茶飲んでどうすんのよ。」
「とりあえず、その辺ハンマーで叩いてみる?」
『それは勘弁してくれないかね?』
「そっかー…ひゃうっ!?」
突然室内に響いた声に、パティは驚いて飛び上がった。
838 :
本編:2006/08/25(金) 23:08:04 ID:???
『良く来たね。私は吉田だ。先ほどから君たちの戦いを見ていたよ。
あの浜田マシーンを倒すとは大したものだ。自信作だったのだがね。』
吉田の声に、涼が少し戸惑いながら尋ねる。
「あの…風の巫女さんの居場所を知りませんか?」
『ふむ…すまないが、私は現在巫女がどこにいるかは知らない。
彼女は気まぐれで住む場所を色々と変えているものでね。』
「そんな…。」
一同が落胆する。
少し間を置いて、再び吉田の声が響いた。
『…ここから北に行ったところに、
全てを見ている者が住む塔がある。そこに行けばわかるかもしれないな。』
「全てを見ている者?」
『ああ。せっかく来てくれたんだ。そこまで連れて行ってあげよう。』
ゴゴゴゴゴ…と音を鳴らし、部屋が揺れる。
しばらくすると、音と振動が収まった。
「な、なにが起きたんだ?」
『2足歩行形態に変形したのさ。家のままでは動けないからね。』
ロナウドが窓から下を見ると、確かに機械の足が生えている。
家に足が生えている姿はなかなかにシュールだ。
「…凄ぇけど、ワケ分んねえ。」
『まあ、くつろいでいてくれたまえ。』
吉田ハウスは5人を乗せて歩き出した。
To Be Continue...
839 :
833:2006/08/25(金) 23:09:53 ID:???
正直スーのことは調子に乗りすぎた
後悔はしていない
GJ!GJ!!
ついでにキャラ投下。
マシネル・M−45
一見肌が異様に白い美少女。
頭と背中に無数のチューブが刺さってるスクラップ。
足と手と心臓部の部品をそろえれば復活するかもしれない。
「私はマシネル・M−45です。あなたをお守りします。」
「…布団が吹っ飛んだ…?………記憶しました。」
>>839GJ
ロナウドとスーは、できちゃいますか?
後次の目的地はプ・スマ王国希望
バンボーと一緒かよwww
ライトガーデン
略称 光国
昔、光の巫女がいた国
ダマクス王国、エヌエイチ略国と平和協定を結んでいる
が、ふたつの国が争って消えればいいと思ってる
王は故泉キング
ファルス「我らがブレイディアに伝わる秘奥義、心剣には更に隠し剣があってな…」
アース「フハハッ、そんな技…あったところで満足に動かぬ今の身体ではうてまい!」
ファルス「フッ…残念ながらこういう時に使うためのものさ…」
アース「なに…?」
ファルス「破魂斬…散花」
右手でかまえた刀の峰を左手の人差し指と中指の二本指でなぞると、ファルスは淡く青白い光に包まれた。
女+女+女=姦
クズハ
♀18
隠れ里出身、イースの後輩。
諜報機関、『フクロウはぁと』の忍び
現在、巫女をアースから守るため各地を放浪中
趣味は食べ歩きと人を騙すこと
得意ワザは幻術
「イースさん、そ、それが大変なんですっ!」
ユスケー・サンタマルタ ♂
プ・スマ国の王様。威厳が無い。エロ親父。しょっちゅう美人コンテストなんかを開いてハーレムを目指す。
「せーの、ギブアップ!」
クマダーナ・シカイ ♂
プ・スマ王国の大臣。ユスケーとガハクのだれっぷりを憂いている。
「それではお願いします!どうぞ!」
849 :
猫魔王:2006/08/26(土) 12:02:01 ID:???
猫達は山道を歩く。
傾斜も緩く、比較的進みやすいのだが
「……もう夕刻時か…」
木の葉を透ける木漏れ日は、いつのまにかオレンジ色に代わり
影は怪物なのかと思うほどに長くなっていた。
「今夜はここで野宿だな」「ですね…」
アミーニーの声に元気はない、長歩きの疲れに加え、野宿のための道具も皆無
このままいくと地面に雑魚寝なのだ。
「宿とか、…無いのかな」「まず金が無い、あったとしても…――!」
がっかりするアミーニーを宥めるように言う途中、猫背後に気配を感じた。
「いらっしゃいませ〜」
「……」
「……」
そこには、女の人が「いらっしゃいませ〜」と言ってつっ立っていた。
突然のできごとに二人は絶句する。
しばし、沈黙が流れる。
850 :
猫魔王:2006/08/26(土) 12:02:48 ID:???
ハッとしたようにアミーニーは、小声で猫に話し掛ける。
(なななんでしょうか、あの人)
(し、知らん、いきなり「いらっしゃいませ〜」だぞ、油断できん)
(ですよね、油断できませんよね。いきなり「いらっしゃいませ〜」はあぶない人の証ですよね)
(い、いや、言い出しっぺは私だが、危険かはまだわからんぞ)
(でででも、めっちゃ見てますよ!めっちゃ見てますよ!)
そこでチラッと見たアミーニーと謎の女と目が合う。
「いらっしゃいませ〜」
(また言われちゃいましたよ!また言われちゃいましたよ!?「いらっしゃいませ〜」てまた言われちゃいましたよ!!)
(落ち着け落ち着け、まだ危険とは決まったわけでは…)
そこで偶然に猫と謎の女との目が合う。
「いらっしゃいませ〜」
(「いらっしゃいませ〜」言われちゃったぞ!!?)
ビシッ
猫のネコパンチ!、アミーニーの頬に直撃だ!!
(っなんだか知らないけどごめんなさい!!)
(外見猫の私に「いらっしゃいませ〜」だぞ、危険人物確定だ!!)
(た、たしかにおかしいですけど…――)
「なにこそこそ、猫と話してんだ」
始めてそこで謎の女は「いらっしゃいませ〜」以外の言葉を発した。
「…へ!?…あのその、…あぶない人ですか…?」
突然話し掛けられ、アミーニーはいきなり確信をついた質問をする。
「…はぁ…?、まぁいいや、アタシはここのバイト」
わけありのね、と言いクイッと親指で背後を指す
そこには、一階建てながらもかなり広範囲にわたった大型の建物があった。
「…なんですかコレ?」
「みてわかんない?、宿屋だよ」
はてな、と首をかしげながらまだ意味のわからないアミーニーを無視し女は続ける。
「今夜は野宿だろ、野宿なら折角目の前に宿があるんだ、泊まってきなよ」
「…え」
「よし決まりだ!泊まるなら手続きしなきゃね!!」
そう言うと女はアミーニーの首の後ろの襟を掴み、ズルズルと引きずり宿の中に入っていく。
「え、あのちょっと…」
「こっちはヤバいんだよ、私の気持ちを汲んでくれよ」
「あの、私…」
お金ないんですけど、と言おうとしたところで女が割り込む。
「もい決まっちゃたんだよ!、あきらめて泊まってけ×××野郎」
「え、えぇぇ……」
アミーニーの意思はお構いなしに、引きずりながら女はサザエさんのエンディング風に宿に入っていった。
851 :
猫魔王:2006/08/26(土) 12:04:13 ID:???
やっと一人目、麗紅
続きもすぐに
852 :
ゲーム好き名無しさん:2006/08/26(土) 12:24:51 ID:5LOeQvLm
猫イースGJ、ワッフル
アース「なんだ…何だよそれはぁ…!」
ファルス「己の魂を五属性のフォースに変換することで爆発的な力を得る技…
相手には…死、あるのみ。」
アース「そんなこけおどしが通用すると…」
ファルス「終わりだアース、そして闇の巫女…我が命…くれてやろう…」
アースの台詞を無視しながら刀を鞘に戻し、抜刀術の構えに入る。
恐れは何もない…唯一あるとすれば娘のこれから…
強く…強く生きろ…才能は自分よりも…今まで出会った誰よりも…
お前は持っている!
ファルス「破魂斬…月華!」アース「な…」
巫女「あ…」
カッ…
闇の巫女、そして騎士を飲み込む青白い閃光。それは一瞬にして彼らを蒸発させた。
ファルス「終わった…か…」
イース「父上ぇー!」
剣を杖にしながら歩み寄る愛娘。その顔はまだ緊張でこわばっている。
ファルス「終わったよ。もう大丈夫だ…」
イース「流石は父上…私の誇り…」
ファルス「フフ…」
愛娘に安堵の表情が戻る。
イース「では父上、里へ…父上?」
ファルス「すまないな。私はここでお別れだ…私の分も強く生きてくれ…我が愛しき娘、イース…」
カシャン!
イース「あ…あ…父さん?父さぁぁぁあぁん!」
剣聖と呼ばれた父…ファルスは淡く青白い光を放つ細かい砂となって飛散した。
ただ、刀と服のみを残して…
うわあ…技を放つという一番キメの場面で改行ミスるとか有り得ねぇ…何やってんだ俺…
それからのことはよく覚えていない…
聞いた話によれば、父と小鉄くんの形見を持ち帰り、闇の巫女とアースを父が討ったこと、そして父と小鉄くん、マリ姉の犠牲を長老に報告するなり倒れ、半月ほど眠り続けていたという。
おかげであの闘いは夢だったかのような感じがした。
しかし家には自分しか居ない現実が、あの闘いは事実であったことを物語っている。
クズハ「イースさん、おはです!」
イース「…おはよう。」
クズハ「元気出してまた稽古つけてくださいよ!」
イース「ああ…」
856 :
ゲーム好き名無しさん:
ルーカスわっふるしながらあげ