RPG最萌トーナメント 支援用スレ

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89E-12 オヴェリア支援1
王女オヴェリア
「…王女になど、生まれてこなければよかった。

 (葉を落とす)

騎士アグリアス
「オヴェリア様…。

 (ラムザがやって来て、こっそり話を聞く)

王女オヴェリア
「私は修道院の壁しか知らない…。塀で囲まれた空しか外を知らない。
「アグリアスは知らないと思うけど、私は、オーボンヌ修道院へ行く前は他の修道院にいたの。
「亡き国王の養女に迎えられたと聞いたときも、その後も、ずっと修道院で暮らしていたのよ。
「ううん、それがイヤだって言っているんじゃないわ。ただ…。
「ただ、私が王女であるばかりに私のために死んでゆく人たちがいる。それがとてもつらいの…。

騎士アグリアス
「オヴェリア様がご自分を責めることはございません。
「オヴェリア様のせいではなくオヴェリア様を利用しようとしている奴らが悪いのです。

 (オヴェリアが再び葉をちぎって落とす)

王女オヴェリア
「オーボンヌ修道院で知り合ったコがいるの。
「彼女も生まれてからずっと修道院で暮らしているって言ってたわ。
「同じような境遇だねって二人でよく笑ってたの。ふふふ、おかしいでしょ。

騎士アグリアス
「ベオルブ家の令嬢のアルマ様ですね。

王女オヴェリア
「私のたったひとりの友だち…。
「…ドラクロワ枢機卿は私を利用したりしないかしら?

騎士アグリアス
「…………。