【ゲーム】米国女性研究者、「テレビゲームはウォーキングやサイクリングと同程度のカロリーを消費」 テレビやゴロ寝よりも運動効果あり?
全文は英文ソース
http://www.smh.com.au/news/national/move-baby-move/2006/04/14/1144521509530.html テレビゲームで遊ぶことは、元気良く歩いたり自転車をこぐのと同じ程度のカロリーを消費し、少
年の血圧や心拍数を上げる身体トレーニングになるかも知れないと、米国の研究者が発表した。
この発見は、子供の肥満病に結びつくとの指摘の多いコンピューターゲームが、もはや座りっぱ
なしの気晴らしとは分類されず、むしろ脂肪と戦うとさえ言えると、マイアミ大学運動・スポーツ
科学学部のArlette Perry氏は述べた。
彼女の研究では、まず、小学校の年齢の子供たちの身体が、ゲームで遊ぶときにどのような反
応を示すか、ソニーのプレイステーションで鉄拳3をプレイする21人の少年をモニタ中継した。
Perry博士は、7歳から10歳のテレビゲームプレイヤーに、「今、みんなで競争しているのよ」と告
げた。少年の心拍数が速くなり、より多くのエネルギーを消費し、呼吸も速くなった。しかし、運動
生理学者のPerry氏は、「激しい運動というより興奮したのでそうなったようだ」と述べた。
「もし、子供たちがテレビゲームをするためにスポーツをしなくなったならば、体重増の原因となる
かも知れない。しかし、テレビを見たり、単に横になるだけよりは、テレビゲームはエネルギーの
消費により明らかに影響を及ぼすでしょう。テレビゲームは、子供たちの受け身の活動ではない」
とPerry博士は述べた。
しかし、Perry博士は、ゲームは伝統的な運動の代わりにはなりえないと警告した。それは、心臓
病から守る働きをするブドウ糖値・乳酸値にはほとんど影響を与えなかったからだ。おそらく、それ
は筋肉運動をあまり含まなかったからだろう。(以上、抜粋翻訳)