バイオハザードの小説を書くスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
855ゲーム好き名無しさん:2006/10/12(木) 19:07:04 ID:orMnvWKa
書き手さんたち乙。

なんか活気づいてきたようでウレシス。

しかしどの作品も先が気になりますな…
856ゲーム好き名無しさん:2006/10/12(木) 19:33:13 ID:Cv9O5hfu
堀はどうしたんだ?感染してたのかな?
857陰陽:2006/10/12(木) 20:16:55 ID:AcU+yhIw
>>838>>852
震える手でSOCOMを握りしめ、引き金を引く…
ダン!ダン!ダン!
フロントガラスにヒビがはいり45ACP弾の乾いた重低音が木霊する。

「ちょと、止めろ!!撃つんじゃない!俺だ、吉田だ!!」
いきなり出てきて車を叩くこいつの神経を疑う、フロントガラスは誰が弁償するんだ?ゾンビの方がよっぽど達が良い。暫く観察していたが…仕方なく、車のドアを開けてやる。
「えへへ、悪いな。と言うかいきなり撃つなよ…何で銃持ってるんだよ?俺にも貸せよ?」
下卑た笑い声が気に食わないが、小学以来の悪友であったりもする。
楽天家気質の吉田ではあったが流石にこの状況には恐怖を隠せないようであった。所々に擦り傷があり、必死に逃げて来たようだ。
「お前の家族はどうなったんだ?車はどうした?」吉田の質問を無視して私は問いかける。
「分かんねーよ、気付いたらこの有り様さ。車も誰かが使ってるみたいだしな。」
858ゲーム好き名無しさん:2006/10/12(木) 21:06:27 ID:6pS+twos
脅されてるのか、堀?
859ゲーム好き名無しさん:2006/10/12(木) 22:57:38 ID:3O1PxsHd
佐々木さんお疲れです。
多分、堀は米軍に脅されてんじゃないんですかね
860835:2006/10/14(土) 09:12:06 ID:qiSoIKAk
男が去ったあと、俺は再び戦いの場に戻った。
戦いはなかなか有利で、もうゾンビやリッカーの半分以上が倒れていた。

俺がいた場所に戻ると、ユーリーが話し掛けてきた。
「戻ったか。あの男はどうした?」
「逃げられた…というより退散したというか…まあどっか行っちゃったよ。」
「そうか…。とにかく、こいつらを倒すのが先だ。」

それもそうだ。もう大体勝ったようなものだな。もう増援はないだろう。

…と思ったら、またゾンビ達の奥からまた違う生物が出てきた。

「ハンターか…」
ジャックはため息をついていった。

「はんたぁ?」
「リッカーのようなやつだ。こいつもゾンビなんか目じゃない。」
「うぅ…勝てると思ったのに…。」
「最後の砦が出てきてしまったようだな。」

ハンターは素早い動きでこちらに迫ってきている。
こいつらを倒せばこっちの勝ちだな…。
861ゲーム好き名無しさん:2006/10/14(土) 09:40:34 ID:h9uks2kV
>>857あなたの小説かなり、面白いです!!頑張ってください!!
862ゲーム好き名無しさん:2006/10/14(土) 11:39:13 ID:Tus1Cp2i
面白い!

楽しい時間をありがとう。
863陰陽:2006/10/14(土) 11:40:32 ID:4+dbnMJF
>>861さんありがとうございます!!創作意欲が湧きます。駄文ですが宜しくお願いします。

>>838>>852>>857
吉田を車に乗せ、辺りを哨戒してみる。割れたフロントガラスから風がピュ―ピューと吹き込んでくる。若干、腹がたつが何も言わないこととする。

「なぁ…これからどうするんだよ?」
吉田が私の煙草をふかしながら問いかけてきた。
「聞かれても困る質問だな…解らんよ。」

道に轍ができていることから他にも生存者や逃げている人がいるのだろう。
道を走っていると炎上している車をみつけた。中に人がいるようだが、助かりはしないだろう…
「待て!ちょっと待ってくれ!!」
吉田が勝手にサイドブレーキを引く。
車は雪で滑り、横転しそうになる。今度ばかりは流石に怒り浸透。
大声で「馬鹿野郎!!この…」と言いかけた時、吉田が「あれ、俺の家の車だよ!!中に誰かいる…」

確かに誰かはいるが…微動だにしない。あの火の中だ、生きている訳がない。はずだが…吉田と一緒に車まで近づいてみる。
「親父!お袋!」と吉田が叫ぶ。

…沈黙…

吉田の嗚咽と火のはぜる音だけが聞こえる…「もう行こう…?ここにいる訳にはいかない…」
「…分かったよ」吉田。
その場を離れようとした時車の中から何かが蠢いた。その生き物、いや、生きた死体はゆっくりと立ち上がりこちらに向かってきた。
864860:2006/10/14(土) 17:00:38 ID:qiSoIKAk
ちょっと時間差でごめん。

陰陽さんは携帯かな?もうちょっと改行をやったほうがいいですよ。
しかし、小説はうまいですね。お互い頑張りましょう。

ちょっと偉そうかな?
↓↓↓↓ここから小説↓↓↓↓↓


もうゾンビはいなく、敵はハンターだけになった。
ハンターにはハンドガンがまったく効かない。もう俺の役目は終わりかな…。

そう思っていると、ジャックは銃を俺に差し出した。

「こいつを使え。ハンターにも通用するはずだ。」
「これは…?」
「デザートイーグル…マグナムだ。
反動がでかく、連射はできないが、お前の二つのハンドガンよりは威力がある。」
「デザートイーグルか…。サンキュー。使わせてもらうぜ。」

マグナムを受け取り、ハンターに一発撃ち込んだ。
ハンターは一撃で悲鳴を上げて倒れた。

「おお!すごい威力だ!」

これがあれば俺もハンターに対抗できるだろう。
865陰陽:2006/10/14(土) 18:06:07 ID:4+dbnMJF
バイオハザード外伝〜空は暁にそまる〜

けたたましい銃撃とゾンビの呻き声が鳴り響いている。
ガガガガガ…マシンガンの音がゾンビを一蹴するが、俄然ゾンビの数が多すぎる…防戦一方、引くことができない当に背水の陣。

「こちらブラボーチーム!!アルファチーム応答してくれ!?応援はまだか!?」

ピピ…ガガ…ザザー
トランシーバーの調子も悪い。
「こ…ら…アル…チ…今から…応…行…お」

ブラボーチームが全滅寸前の時に彼等はやって来た。

ザッザッザッザッザッ…
「かなりの人数で応援に来てくれたようだ!!俺達は助かるんだ!!」

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ







(^ω^)「VIPから来ました」

ゾンビ「アウー」

(^ω^)「ビキビキ」

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッアウーザッザッザッザッザッアウーザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッアウーザッザッザッザッザッアウーザッザッザッザッザッ…アッザッザッザッザッザッ…

ゾンビの群れを圧倒的な力をもって制圧。
彼等は舞い上がり空は暁に染まった…
866陰陽:2006/10/14(土) 18:07:35 ID:4+dbnMJF
改行気を付けます。
>>865はネタです。連投失礼しました。
867ゲーム好き名無しさん:2006/10/14(土) 18:16:51 ID:OpV8Q7MB
>>864
偉そう過ぎ。
868がな〜ど:2006/10/15(日) 19:51:58 ID:xkI2Pq/c
UB社の残した負の遺産をめぐる争いは、ラクーンシティの悲劇から数年たった今でも続いていた。
独立超法規組織 U.C.B.Tは、B.O.Wの傑作「タイラント」タイプのデータを取得し、独自の開発を進めていた。
そして、200X年9月1日、傭兵部隊 Blood Lust はさる依頼人から一つの仕事を引受けた。
「今日、深夜0時にロスのナイトクラブでS.T.A.R.Sのメンバーが密会する手はずになっている。
位置は別途封入した地図に示してある。彼らを敵B.O.Wの攻撃から守り、安全地帯までエスコートせよ。」
リッツ「久しぶりの仕事だね。それに、依頼主はまた「あの人」かい。この報酬の分配の仕方といい、額といい、
きな臭いことこの上ないんだけど。」ハンク「か、金には、なる。」ログウェイ「どの道、U.C.B.Tの連中とはやりあわなくてちゃならん。利害関係は不気味にも一致している。」
セラフ「装備は重装だな。想定できる事態すべてに対応できるようにすること。」リッツ「おい、スノウ! 君、ま〜た刀一本で行くのかい?」
スノウマン 「二本だ。」リッツ「変わんないっての。」ログウェイ「戦場には自分の手になじんだ装備が一番だ。オレもいつものでいく。」
やれやれ、とため息をつきながら、リッツとセラフは装備を整えた。
件のナイトクラブの位置は、たどり着くのに苦労するが、脱出ルートはいたってシンプルな構造をしたところにあった。
つまり、自軍より強大な戦力に追いまくられての退却戦を想定してのことだろう。
そこまでリスクを犯す必要がどこにあるのか?ともセラフは思ったが、
傭兵風情の知るようなところではなかった。
セラフ「どうもいやな感じだ。」
ハンク「ん〜?」
防音効果の効いた頑丈な扉。この向こうは巨大なダンスホールになっている。
この建物が正常ならば、この先には、踊り狂う若者やタトゥーを入れる男、薬を呷るヤツに、
カードで大負けする馬鹿どもがあふれているだろう。
ログウェイ「ま、どっちにしても・・・。」ガギィ・・・と鈍い音を立てながら巨大な卑金属製の重い扉が開く。
ログウェイ「糞掃除するってことに変わりはないようだな。」
扉の向こうにまっていたのは、阿鼻叫喚の様だった。獣のように喚きながら交わるカップル。
自分の指を噛み千切る女。浴びるように酒を流し込む者。銃を乱射して走り回る子男。天井に張り付いたハゲ。
そのいずれも、人間の形をしているが、肌は青白く、目には生気はなく、狂気のみがうずまいていた。
リッツ「報告にあった例に比べるとやりやすそうだね。」
ハンク「は、派手にやろうぜ。」
スノウ「ん。」
こちらに気付いていない暴徒たちに向かって、無言で構える5人。
ハンク「グォオオオオオオ!!!」
巨躯の男ハンクが咆える。それにのせるかのように、ログウェイがLAWランチャーを
群集の只中に打ち込み、リッツのアームスコーが榴弾の雨をふらせ、四散する
肉片のうち、再生しやすい部位(頭や胸部)をセラフが対物ライフルで粉砕する。
暴徒たちも負けてはいない。手に手に割れた瓶やナイフ、瓦礫を持ち、ありえない速さで
5人目掛けて突進する。それらにぶつからんばかりの勢いで迎撃するのが、刀一本で
無数化け物を切り伏せるスノウマンであった。暴徒が1動くうちに、スノウマンは5も6も行動し、
その動きにはまったく無駄がない。濁流のような暴徒の群れもものの数秒で打ち砕かれ、
5寸刻みにされた暴徒の肉片は、乾いた土のようにボロボロと床に落ちていく。
ハンクも肉弾戦で奮戦する。タイラントの腕もへし折る彼の膂力の前に、さしもの
化け物たちも虫けら同然に吹き飛ばされ、叩き潰されていく。
開戦から2分。そこには、死に底なった暴徒にガソリンをかけてはマッチをプレゼントする
リッツの姿と、本部と連絡をとるセラフ、酒を胸に流し込むハンクに、武器の点検をしているログウェイの
姿を残すのみだった。
To Be continued...
869陰陽:2006/10/16(月) 14:41:45 ID:D3eEgASR
>>838>>852>>857>>863

女性が窓際に立っている。近くを見ているようだが、視線は遠いところにあるようだ。
「母さん、お兄ちゃん大丈夫かな?」
長い沈黙と不安に耐えられなくなったのだろう。何かをしたい、何かしなければならないという気持ちが彼女の口を開かせた。

「大丈夫よ…あの子はきっと帰ってくる。それまでにできることは私達が家を守ることなのよ?頑張っていきましょう?」
それ以上、母親は何も言わなかった、こういった異常な事態に対する言葉の綴りを持ち合わせていないのであろう。又、今言った言葉も自分に言い聞かせる為のものでもあったのだろう。

永遠とも思える時間、降り続ける雪も彼女達の心の闇を一層深いものにしていった。
870陰陽:2006/10/16(月) 15:08:26 ID:D3eEgASR
>>838>>852>>857>>863>>869

ゾンビ達が吉田と私の後ろをゆっくりと追いかけてきた、その体は炎で焼け白く乾いた角質と伸びきった皮膚、爛れ落ちた肉で、何かの薬品の様な異臭を放っていた。

「親父、お袋!!」吉田は叫ぶ。
返答はない、ゾンビはただ「あぁううう」「ああぁああ」と声を漏らしているだけだ。

吉田は自らゾンビに近づいていく。
「馬鹿!!早く戻れ!死ぬぞ!?」
吉田に言葉は届かない…彼はゾンビに向かって更に近づいていく。

「ああぁうぅ…よ、し、、、だ?」ゾンビが何かそう言った気がした。
吉田は涙を流している。

「これを使え!!」
雑に乱暴に投げつける様ではあったが、吉田を助けたい一心でSOCOMを渡した。

「駄目だ…駄目だ…駄目だ!駄目だ!駄目だ駄目だ!駄目だ!!俺には撃てない!!来るんじゃない!」

「うわぁああああああああ!!!」
タン!タン!鋭い銃声が響き渡る。
ゾンビの頭は風でちぎれるかの様に吹き飛ぶ。吉田は目を閉じたままだ。

「お前ら、大丈夫か?」
何とも大柄な男が立っている。手にはベレッタとCOLTSAAが握られている。本来、ベレッタは女性的な銃だ。似合わない…が今回は助けられた。この大柄な男が撃ったのだ。

吉田はまだ呆然としている、親の死を理解できていないようだ。
871陰陽:2006/10/16(月) 15:28:56 ID:D3eEgASR
>>838>>852>>857>>863>>869>>870

大柄な男「かぁー!!やっぱ、ダムダム弾の威力は違うわ!9パラでさえこれだもんな!」
男はどこか楽しげで意気揚々としている。
「何でぇ?銃持ってるじゃねーか?それも極上。SOCOMをよー」
生粋のガンマニアらしい。

「助かった、礼を言わせてもらう。貴方の名前は?」
私がそう言いかけた時、吉田がいきなり男に「何故撃った!?お前が撃ったのは俺の親だ!!」と問い詰める。

「…俺が撃たなきゃ、おめーさんは死んでるよ」男の口調はいい加減だが、言葉には深い重さを感じられる。根は優しいのかもしれない。
吉田もそう感じ取ったのだろう、まだ混乱しているようだがそれ以上は何も言わなかった。
872陰陽:2006/10/16(月) 21:26:48 ID:D3eEgASR
勢いで文章書くと駄目ですね…読んでて恥ずかしい…連投失礼しました。
873ゲーム好き名無しさん:2006/10/16(月) 22:50:19 ID:+Gz1txG0
結構いいと思いますよ。
頑張ってください。
874ゲーム好き名無しさん:2006/10/17(火) 08:15:49 ID:qCsYxqc3
>>872
話がおもしろいよ!
楽しんで読んでます。
875ゲーム好き名無しさん:2006/10/19(木) 14:53:02 ID:Yzlgk5OZ
○豪華客船の乗員が次々にTウィルスに感染!<ゾンビ・クルーザー>
○地震で地下鉄から出られない状況でTウィルスの間の手が<最終屍姦電車>
○家で少年が留守番してるとおびただしい量のゾンビの群れが玄関前に!<留守番ハザード>
876ゲーム好き名無しさん:2006/10/20(金) 17:40:53 ID:29h3maap
>>875
どれが読みたいって事か?
とりあえず全部読んでみたいです
877ゲーム好き名無しさん:2006/10/20(金) 22:06:50 ID:/lq4UZZD
>>875
2と1かな。
878ゲーム好き名無しさん:2006/10/21(土) 15:19:49 ID:gMLyrdPh
全部イラネ
879ゲーム好き名無しさん:2006/10/21(土) 17:55:04 ID:YWMdRVyN
   (いきなり投下スンマセン・・・流してくれてもOKです)
   
            プロローグ
 
 いつからだろう・・・俺の生活が変わったのは・・・
 いつからだろう・・・この街が変わったのは・・・
 いつからだろう・・・ 亡者達が  動くようになったのは
    
                         
 今日も仕事、明日も仕事、俺達に未来はあるのだろうか。
 家に帰れば風呂に入って布団に包まって寝るだけ。
 会社に行けば、上司に怒鳴られ、企画書を必死に書けば、採用
 されずに捨てられる。
 
 妻もいなけりゃ子供も居ない、家を借りて一人暮らし。
 辛い、辛い辛い辛い、俺が、この世の中を変えてやる。

  一人屋根のしたに男の不気味な笑い声が響いた。

 
880ゲーム好き名無しさん:2006/10/21(土) 18:22:11 ID:YWMdRVyN
               BIO HAZARD
                (豹変)

 辺りは静まり返っている、人々は戸締りをして、明かりは
 ほぼ、電灯だけだった。
 山中にある田舎町、『ラクーンシティ』、この町を悲劇が襲った。
 
 ウィーン ウィーン
 
???「何だよ・・・こんな時間に、携帯・・・アイツからか・・・」
  男が寝床から眠そうに手を伸ばす。
???「もしもし・・・」
 
 「リック・・・俺だ・・・!死体が・・・死体が動いてやがる!」
 
リック「こんな時間に何だ、今お前の冗談に付き合ってる暇はねーんだよ」
  冷たく返事を突き返すと、ガゥンと電話から派手な銃声が聞こえた。
リック「オイ!?銃撃ってるのか!?どうしたんだ!」
 
 「だから今言ったとおり・・・う、うわぁ!・・・来るなァァァ アアァ!!!」
 死体が・・・動いてる・・・ リックは頭をフル回転させた。
 あの叫び声と唸り声は尋常じゃない、アイツは嘘はつくが、あそこまで
 派手な冗談はつかない、銃声も、肉が弾け飛ぶ音も、だが今一番
 ありえない事は『死体が動く』 コレだ。
 アイツの言ってることは嘘じゃないかもしれない、信じない、
 信じたくない。

リック「シノン!シノンッ!返事しろ!」
 何回も何回も呼びかけるが返事が無い。
 嫌な予感が胸を過ぎった、『死んでる?』まさか。

 気付いた時には俺はもうバイクを飛ばしていた。
 ジャケットを羽織ってホルスターに念の為、銃を掛けた。
リック「!?何してるんだアイツ等は・・・」

 道路の真ん中で男が4、5人ほど固まって、何かを
 口に運んでいた、食べ物を喰っているようには思えない。
 尋常な雰囲気じゃない。
 銃を構えながら、男達に一歩一歩近づいた。

          
         悲劇にも近づきながら
   
  
          
  
 
881ゲーム好き名無しさん:2006/10/22(日) 22:53:52 ID:j+tklLRe
ほしゆ
882ゲーム好き名無しさん:2006/10/22(日) 23:05:56 ID:e2L8NASF
森村ハニーのラクーンシティ ファン感謝祭
883ゲーム好き名無しさん:2006/10/22(日) 23:09:33 ID:XDTFR7P7
森村ハニー大好き
おっぱいの美しさは必見!芸術品の域!
毛は濃い
884864:2006/10/23(月) 06:45:29 ID:PwyTsw39
マグナムを貰ってから一気に立場逆転だ。
迫ってくる敵をバシバシと撃ちまくる。

「お前で最後だ!」
最後のハンターを撃ち抜くと、こいつが怪物だと思わせるような悲鳴で倒れた。

「終わった…のか?」
地面を見渡す。無数の隊員の死体が転がっている。
数十人いた部隊がもう十人以下か…。


グオォォー‥


遠くで何か叫びが聞こえた。どこかで聞いたことがある。

「な…なんだ?」
ジョンが不安そうな顔で言った。
叫びが聞こえた方向を見てみる。

かすかに見えるのは、前に戦った人型の怪物だ!

「くそ!ラスボスの登場か!」
やつは走ってこちらに向かってきている。
885ゲーム好き名無しさん:2006/10/23(月) 10:27:34 ID:lVtv9003
あいつらの焼ける匂いがいい。

厨房の頃、キャンプでとんでもないものをこっそり燃やしたのを思い出す。
あん時はありったけの虫と小さな鳥の死骸だった。
自家製スモークの出来上がりw

3日前に死んだボブは、ご丁寧にガソリンまでぶっかけてたが、
あれじゃあ、ガソリンのせいで肝心な匂いが薄れる。
ま、そんなボブも大好きなガソリンごと燃えちまったし、
あんま死人の悪口も言えないしな。

だいぶ暗くなってきた。
そろそろあいつらが来る頃だ。
ウヨウヨ蠢く群れに焼夷弾を投げ込むのは、わくわくする。
想像しただけで射精しそうだよw
焼夷弾の残りは6個。
あいつらの数は、何百?何千?
でもそんなことはどうだっていい。
肝心なのは、あいつらを焼き払うという、俺の最大の楽しみが、
死ぬその瞬間まで続くということだから。
886ゲーム好き名無しさん:2006/10/23(月) 10:38:16 ID:lVtv9003
間違えてageちゃいましたスマソ
887885:2006/10/24(火) 23:06:34 ID:M7+fh+Nr
無神経にスレの流れお構いなく書いてしまい、レス止めちゃったみたいで・・・
すみませんでした。
888ゲーム好き名無しさん:2006/10/25(水) 18:18:13 ID:M+G0Okbh
そんな事はないよ。
889ゲーム好き名無しさん:2006/10/25(水) 21:48:09 ID:XQlP+XZ9
たまにはageてみる。
書き手さん来てー
890ゲーム好き名無しさん:2006/10/25(水) 22:39:14 ID:ohZGPEmd
佐々木氏は来ないかな。
891ゲーム好き名無しさん:2006/10/28(土) 10:28:55 ID:3nKFL0ot
892880:2006/10/28(土) 19:07:04 ID:HOkc4/N6
 リックは銃を構えながら男達に近づいた、足音が
 コツコツと聞こえるが、男達は無視しているのか
 気付いていないのか、反応しなかったよく

「アンタ等、そこで何してるんだ?」
 
 リックが不審そうに声を掛けるが男達はまたもや無視、
 手を動かしては口に運び、手を動かしては口に運び、
 これの繰り返し。

(やっぱり尋常じゃないな・・・どうするか・・・)
 数秒考えて、リックは男達に近づく事にした
 銃をギュッと握り締め、ゆっくり近づいていく
 相手は男が数人、銃を持ってるとはいえ、
 逆にボコられてもおかしくは無い。

「おい、こっちを向け」
 ようやく気付いたようで、ようやくこっちを振り向いた。

「なッ・・・!!?」
 状況が豹変した、相手は人間じゃない化け物だ
 原型は人間かもしれないが、奴等はところどころが
 腐り、皮膚が剥がれ、臓器が丸出しになってる奴も
 いた。

リック「何なんだ!お前達は!?」 
 
 チャッと安全装置を外して銃を速攻で連射した。
 火薬が弾け、撃ち出された銃弾が化け物達を貫いた。
 血が地面に飛び散り、ボタタタッと赤い跡を作った。

   でも、でも奴等は   た お れ な い

リック「嘘だ!銃だぞ、何で倒れない!」
 リックは驚愕した5発ほど弾を放ったが、一人も倒れない。
 見た目どおりこいつらは化け物だ。
893佐々木の場合:2006/10/29(日) 17:40:35 ID:XxUOSJzP
薄暗い林の奥で、幾つかの人影がゆっくり蠢いている。
一瞬ゾンビの群れかとも考えたが、次第に明るくはっきり見えだした姿に
それが間違いだと気づく。

生ける屍と対峙するのと、狂気の人間と向き合うのとでは、状況の違いを
考慮に入れても、俺は前者を選ぶだろう。
 
数人、いや数十人の民間人が、各々手に棒のような武器を持ちこちらに向かって
来ている。
先頭を行く数人が嬉々とした奇声を上げたかと思うと突然走り出した。距離に
して20メートル程だっただろうか。
 堀は、濡れる車のボディにしがみつき、屋根に上ろうとする。
「出せ!」老婆が叫んだか空耳か、俺は車を急発進させた。走ってきた二人の
男がフロントガラスに向かって石を投げつける。一瞬でガラスは真っ白に割れ
視界を塞がれる。「くそ!」助手席に置いてあった自動小銃のマガジンでガラスを
落とそうと叩くが、ひび割れても丈夫なフロントガラスはぼそぼそと崩れるだけ
だった。
運転席の窓を開け、顔を出してアクセルを踏む。鈍い音と衝撃が下から伝わる。
堀が屋根から滑り落ち道路脇に投げ出された。その時、ただ無我の理性がそうさせた
のか、俺はブレーキをかけると外に飛び出し、呻く堀を抱き上げた。
すぐ横の藪を掻き分けて、数人の男達が迫ってくる。堀を引きずるように抱え
ワゴン車に向かって走る。後部座席の老婆がスライドドアを開き、銃を構えた。
 乾いたバースト音が響き、俺は熱い銃弾が耳元を掠めるのを感じた。振り向くと
二人の男が角材を振り上げたまま、頭から体液を吹き出して崩れていく。
老婆の弾幕に援護され、堀を後部座席に担ぎ入れる。急いでドアを閉め、運転席
のドアに手を伸ばした瞬間、横っ面を思い切り殴られ、頭が真っ白になった。
キーンと耳鳴りのような異音が頭を巡り、周囲の音が完全に聞こえなくなる。
白く飛んだ視界に、俺を鉄パイプで殴った男が映り込む。焦点の定まらない目と、
上気して赤くなった顔、怒りとも喜びとも取れる表情のまま、彼は再びパイプを
振り上げる。全てがスローモーションのように感じた。
目の前で、その男が胸に銃弾を浴びて吹っ飛ぶのも、その後ろからさらに数十人
が走ってくるのも、夢の中の出来事のようだった。冷たいアスファルトと叩き付ける
雨、ただ頬を伝う血の温かさが妙に心地良かった。


894ゲーム好き名無しさん:2006/10/29(日) 21:24:33 ID:HxbVpJZQ
佐々木さんお疲れさまです。
895ゲーム好き名無しさん:2006/10/30(月) 00:44:37 ID:qnCCJDe7
ボブさんおつかれさまです
896ゲーム好き名無しさん:2006/10/30(月) 07:11:30 ID:qoWHg1vT
一体何事…?
なんにしろお疲れさまです。
897ゲーム好き名無しさん:2006/11/01(水) 08:34:21 ID:V8ZjVVNX
堀コマンダー
898ジンロ:2006/11/01(水) 21:52:31 ID:StyVnuV8
 俺も触発されたので投下しますね。
 拙い文章ですがお目汚しお許し下さい・・・・



俺は今までいくつかの戦場を渡り歩いてきた。
 地獄の様な戦場、だが、時には笑い、悲しみ、仲間と死線を乗り越えて来ることが出
来た。
 しかし、ここは何だ?
 地獄と形容するのですら生ぬるい・・・・・

 俺はいつもの気怠い日々を過ごしていた。
 傭兵として戦場から身を引き、今では戦闘インストラクターとして働く日々、これはこれでやりがいは合ったが、何度も命をやりとりしていた体に、平和な日々という物は毒らしかった。
 そんなときに飛び込んで来た話がとある企業の私設軍隊の話だ。
 企業の名前は「アンブレラ」
 世界に展開する一流企業だ。
 一流企業が裏の仕事を任せるために私設軍隊を作るのは良くある話だ。
 俺は破格の報酬と待遇に・・・・・何よりもう一度戦場の風を嗅ぐために誘いに乗った。
 いくつかの任務を終え、いつの間にか部隊長の任を受けるまでになっていた。

 そして、部隊長として最初の任務がこれだ。
「クソ、一体何なんだ!?」
 部下の一人、ブライアン伍長がそう呟いた。
 敷設された軍用テントの中で俺を含めた部下の4人が集まっていた。
 見張りの交代まで後、3時間ある。
「上の方からは何も教えられてないんですか?」
 そう言って来たのは部隊一冷静な男、コールマン軍曹だ。
 俺は黙って首を横に振るとシガーに火を付けた。
「いや、命令はあくまでここの死守だ。もし、脱走者を発見し次第射殺せよとだけだ。」
「所詮、俺達は駒ですか・・・・」
 俺は煙を外に逃がそうとテントの入り口を開けると目に飛び込んで来たのは、高さ5メートルはあろうかという無骨なコンクリートの壁だ。
 夜風に乗って形容しがたい怨嗟の声が聞こえてくる。
 その声を忌々しく顔を歪め、火を地面でもみ消し入り口を閉じる。
899ジンロ:2006/11/01(水) 21:53:58 ID:StyVnuV8
「い・・・・いつまで続くんですか・・・・」
 そう、震える声で言ったのはウチの部隊で唯一女性、衛生兵のエレンだ。
「心配するな、任期は1週間と言う約束だ。もう少しだけ我慢してくれ。」
 そう言うと遠くで銃声が聞こえた。
 皆一様に傍に置いてあった。アサルトライフルを手に立ち上がりかける。
 俺はそれを手で制すとテントから顔だけだして外を確認する。
 また、銃声と共に笑い声が聞こえてきた。
 そして、テントに戻る。
「暇つぶしにアレでも潰してるんだろう・・・」
 その言葉に安堵の表情と共にライフルを元に戻して、座り直した。
「今、見張りについてるのは、確か・・・・」
「ああ、ダリオのクソ野郎共だ!」
 ブライアンは吐き捨てるようにそう言ってカップに入ったブランデーを飲み干した。


今はここまでですまた明日にでも投下しますね・・・・
900892:2006/11/01(水) 23:11:36 ID:uV7wUu8f
>>898 スゴイ文才ですね、お互い頑張りましょう
 
 全部の弾を使い切り、頼りの銃が使えなくなり、ジリジリと壁に追いやられた。
 もはや、打つ手は無くなった、目の前にはこの世のものとは思えない怪物どもが
 唸り声を上げながら一歩一歩、ゆっくりだが、着実に、残酷に、近づいてくる。
「ち、畜生!こんな所で死ねるか・・・!」
 半狂乱で落ちていた空ビンなどをあさって思いっきり投げつけた、
 だが弾丸に貫かれても死ななかった奴等だ、そんなもので死ぬ訳が無い。
 弾かれて砕けたビンは地面に虚しく散らばった。

 突然の出来事だった、リックは誰かに腕を掴まれ、ハンカチか
 何かを鼻に当てられた、必死にもがこうとしたが、掴んでいる力は
 かなり強靭で、はずせないことが分かると
 クニャクニャと地面にへたり込んだ、匂いは甘く、
 とても濃厚な匂いがし、目がボヤけると、スゥッと目の前が
 漆黒の中に落ちた。
 化け物の唸り声も恐怖も感覚も、一瞬で弾けて消えた。

 
 リックは不意に目が覚めた。
「う・・・」
 大きな音がして周りからは、化け物じゃない、
 人間の声がする、思い切って声を出そうとしたが、声が掠れて
 まともに声が出せない。

「あ、目が覚めた?まだ喋らない方がいいわよ、アナタの体、少し
 感染していたから、悪化しちゃうわ」
 女の声がする、盲点が定まらないので良く姿が分からなかったが
 しっとりとした声は、善人な気がした。
  
 もう一人の人間は男だろうか、屈強そうな体格をして、車を運転
 している。
「あの・・・あんた達が助けてくれたのか?助かったよ、ありがとう」
 何とか聞こえる声を出せて、内心少し安心した。
 周りに人間が居るという安堵感に少し嬉しく思えた。

「なぁ、エリア、コイツを助けてどうするつもり何だ?少ししかない
 ウィルス抗生剤を一本まるまる使っちまって?」
 ゴツイ男が半分怒鳴り声で言うとエリアと言う女性はあやす様にそれに答えた。

「大丈夫よ、少しと言ってもまだ5本はあるでしょう?それに最低限の
 注意を払えば、一本も使わずに行けるわよ」
 男は肩をすくめて(そうは簡単には行くかねぇ)とぼそりと呟いた。 
 
 
901ゲーム好き名無しさん:2006/11/01(水) 23:22:11 ID:5RFuvrFG
892さん、ジンロさんお疲れさまです
902884 ◆Ypj1pTJX/A :2006/11/02(木) 00:00:22 ID:yneREuli
お久しぶり。
職人さん達が増えてきたんで酉付けてみた。
皆さんも早めに付けたほうがいいですよ。

↓↓↓↓ここから小説↓↓↓↓


前にみたあの人型の化け物。前はうまく逃げたが、今回は決着だ。
マグナムを構え、奴に向けてトリガーを引く。


カチカチ…


弾が出ない…弾切れか…!

仕方なくマグナムをポケットにいれ、二つのハンドガンを出す。
こちらに向かってくる奴に、銃を撃つ。

しかし、いつもの事ながらまったく効いている様子なくこちらに来る。
ここにいるみんなで撃っているはずなのに…やはり化け物だな。

「おいおい、どうする?まったく効いてないぞ!」
俺はみんなに言った。

「黙って撃ってろ。少なくてもダメージはある。」
ジャックが冷静に答える。
こっちに向かってくるのをやめさせないといけないのに…。

「こいつを食らえ!」
ユーリーは、何かを投げる。あれは…手榴弾か?
前、手榴弾を投げたのは、こいつだったのか………?

ドガーン!
「グオオォォ!!」
手榴弾の爆発は奴にヒットし、叫び声をあげている。
903902 ◆Ypj1pTJX/A :2006/11/02(木) 00:16:16 ID:qIGWeQN2
奴は叫び声をあげた。が、また立ち上がり、再びこちらに向かってくる。
「くそ!まだ生きてるのかよ!」

俺も再びハンドガンを構え、奴に撃つ。
しかし、さらに動きが速くなったような気がする。
速い動きで俺に近付き、殴りかかってきた。しかし、横っ飛びでかわす。

「みんな散らばったほうがいい。一ヶ所に固まるな。」
ジャックがまた冷静にみんなに言った。
確かに一ヶ所に固まらないほうがいいだろう。

ばらばらになり、再び奴を撃つ。
しかし、手榴弾でも死ななかった。奴を倒すことはできるのか…。

そのまま撃っていると、ヘリの音が聞こえた。
その方向を見ると、もう一つの警察署のヘリがあらわれた。
904ジンロ
今日も投下です。


「私、あの人達嫌いです!」
 そう言ったのは、先程までテントの端で震えていたエレナだ。
 俺とコールマンは顔を見合わせ肩を竦める。
 俺達の部隊とダリオの部隊は何かと反目してきた。
 任務を遂行する上で何度かかち合ったことがあり、その際にいざこざが絶えなかった。
 やり方の違いはあった。だが、それだけではない!
 ダリオ達のやり方は、手段のために目的を選んでいる節があった。
 人質の交渉するために出撃したにも関わらず、人質ごと犯人を射殺したこともあった。
 (アンブレラ社)も、それを許容していた節があったのだが・・・

「いつもは反目しているが今回だけはなるべく協力してくれよ?もし、アレが外に出ることが、あればコトだからな・・・・」
 俺がそう言うと渋々ながらも、皆頷く。
 皆もわかっているのだ・・・・いや、あの光景を見て解らぬものなどいない。
 死者の群れが跳梁跋扈し、生者を喰らっていく。正門で遭遇したあの光景を・・・・
 アレ等が外に放たれ、世界中がこの街・・・ラクーンシティと同じようになっている光景を想像するだけで、背筋に冷たい物が走る。
「時間まで銃の手入れを忘れるな。それとあまり飲み過ぎるなよ?特にブライアン・・・」
 俺の言葉に反応したブライアンは、注ぎかけていたブランデーをピタリと止めバツの悪そうな顔で懐に入れた。
 それを見て苦笑を漏らすと、俺はテントの外へと足を向ける。
「どちらへ?」
 コールマンが、俺の背中にそう問いかける。
「ああ、少し夜風に当たってくる。」
 そう言うと「僕もお供します。」っとコールマンもテントから這い出した。
 外は相変わらず渦巻く怨嗟の声と、時折聞こえる銃声。まさに地獄だ。
 俺達はテントから少し離れた場所にある車に寄りかかりシガーに火を付ける。
「あのゾンビ達どこから現れたんでしょうか?」
 その言葉に、俺はゆっくりと煙を吐き出し「さぁな・・・」とだけ答える。
「俺達に取っては原点は関係ない。求められる物は経過と結果だ・・・」
 そう言うと車に背を預け、ズズズズッと座り込む。
 コールマンは車のボンネットに飛び座る。
「経過と結果・・・・ですか・・・・」
 そう呟いて、コールマンは後ろに手を付いて体を反らし、夜空を見上げる。
 俺もつられて空を仰ぐ。
 煌々と月が世界を、俺達2人を優しい光で照らしていた。
「何も考えず、行動することは容易い。しかし、そこには意志がない。死して歩くに等しい。」
 ふと、そんな言葉が頭を過ぎり無意識に口に出ていたようだ。
 コールマンはその言葉に姿勢を戻し、こちらを見つめる。
「深い言葉ですね・・・ゲーテですか?」
「いや・・・俺の祖父の口癖だ。子供の頃は何の事かまったく解らなかったが・・・・・今なら何となく解るような気がする。」
 俺は立ち上がるとズボンをパンパンと土をはたき落とす。
「そろそろ、帰るぞ。少しでも休んでおいた方がいいからな・・・」
「了解です。少尉」