酒井K太(9点)
これまでの『バイオ』は幼児向けだったのかと思わせてしまう作品。
コンシューマー機向けでは間違いなく最凶のバイオレンスゲーム。
リアルすぎるビジュアルと相俟って危ない爽快感が味わえる。
アクション寄りになったものの、ストレスが溜まらない仕組みになっているのも◎。
『バイオハザード4』を買うしかないでしょう。年末に発売されるプレイステーション2版を
待つって? でも、あのグラフィックと暴力描写がそのまま移植できるのか疑問だしさ、
持ってない人はハードごと買うしかないでしょう。ついでにテレビもプログレッシブ対応に
買い換えてD端子ケーブルか、コンポーネントケーブルでゲームキューブを接続すべし!!
と、ちょっと大げさですが、それくらいの覚悟で今回の『バイオ』はあそんでほしいわけです。
8点のソフトもお好みでどうぞ。
ウワーマン(10点)
武器商人の存在を始め、正直、不安な要素が多かったがプレイしてすべて吹き飛んだ。
襲い来る敵との戦闘は緊張の連続。変化も多く飽きさせない。
歴代シリーズにない爽快感も味わえる。イベント中に画面から目を離せない仕掛けがあり、
ホントに息つくヒマがない。パンチラも◎。
いい意味で予想を裏切られた『バイオ4』が絶対オススメ。プレイステーション2版の発売を
待ったりしないで即購入でオーケー。本編のボリュームもあるし、満足できると思います。
気になるアシュリーのパンツの色は……自分の目で確かめてくださいね!
それから、7点をつけたソフトはお好みでどうぞ。強いて言うなら『キングダムアンダーファイア』かな。
Xboxユーザーのファンタジー好きは体験しておくといいかも。
人間族か魔族か、選んで遊べるってのがおもしろいよね。
吉池マリア(9点)
敵がゾンビではなく人(っぽい)タイプで、ビックリ箱的な恐怖よりも
リアルな恐怖を感じる。前作までと操作は同じだが、カメラ変更によって
移動、攻撃などひと通りの動作がグッとしやすくなった。
窓から飛び出すなど、多彩な動きが簡単に出来るのも○。視点移動が若干難アリ。
今週は『バイオハザード4』を買って遊ぶのが吉!アクション要素が濃くなり、
やや難しいと感じるかもしれませんが、きちんと初心者向けの配慮が
なされているので安心です。また、新しくなったシステムは万人受けするん
じゃないでしょうか。罠やヒント、アイテムの配置などもいい感じ。
あとひと息ほしかったかな、とも、思いますが『キングダムアンダーファイア
〜ザ・クルセイダーズ〜』、『デス バイ ディグリーズ 鉄拳:ニーナ ウイリアムズ』、
『アウトラン2』もアリ。
カミカゼ長田(10点)
同シリーズの根底からひっくり返すようなシステム変更は、
ファンが戸惑う可能性もあるが、それを払拭してお釣がくるほどののおもしろさ。
ボリュームは大幅アップしているのに、ドキドキハラハラがいつまでも
続く演出&バランスはお見事!つべこべ言わずにプレイすべし!!
ハードを買ってでも『バイオ4』! とにかくおもしろすぎるのひと言。
シリーズのファンとして不安だったシステムの大幅な変更は、いらぬ心配でした!
続編でこれだけ新鮮な気持ちで楽しめるってのは、ものすごいことですよ。
これだけ変わっても根底には『バイオ』としての楽しさがあるので、ファンも安心だし。
まったくの初心者にはちょっとツライかもしれないけど、難易度調整や
親切なコンティニィーもあるので、乗り越えてぜひほしい。プレイしなきゃ一生後悔します!