485 :
460:
基本設定:品行方正で正義感が強く、近隣住民からも慕われてる主人公(名前任意)の元に、
天使が降りてくる。天使が言うには主人公を次の神様にしてくれるらしい。
(今の神様は神様でいる事に飽きたので次の神様候補を捜している。)
最初は戸惑ったが主人公も天使の話に乗り、神様になる事に。
天使に導かれ神様になる為の善行を積む為、困っている人を助ける旅に出ます。
486 :
460:05/02/04 21:14:36 ID:???
―悪食編―
さっそく神からもらった魔法で近隣の山を騒がす魔物を倒し、
幼なじみの街娘のヒロイン(名前任意)が仲間に。洞窟を越え(途中で元盗賊のクジキを助けて仲間に)、
次の街、ガゾ街へ。すると隣のヒッコ村に何でも食らう魔物になってしまった人間、
通称:「悪食」がいつからか居着いて困っていると言う。
天使の助言通り、怠け者で街で嫌われている若者・ドンを案内人に、
ガゾ街やヒッコ村を助ける為にも主人公は「悪食」退治に向かう。
ヒッコ村につくが寂れ果ててやはり、人一人もいない。
ドンが言うにはいつも「悪食」は死体を喰う為に墓地にいると言う。
墓地にいくとヒッコ村に巣くう、でっぷり太った人間「悪食」が。ヒッコ村を救う為に殺す。
しかし不思議な事に死体を食べていたはずが一つも墓は荒らされていない。
すると突然苦しみだすドン。口から血を吐き突然死ぬ。
訳も分からず主人公がヒッコ村から戻ると驚愕する村人達。長老と会うとなぜか平謝り。
487 :
460:05/02/04 21:16:15 ID:???
つまりこういう事だった。
昔、ヒッコ村に仲の良い夫婦がいて子供を授かった。
子供が産まれてこれから幸せに暮らそうとした矢先、ヒッコ村で謎の病気が流行り、夫が死んでしまう。
最愛の夫が死んで、気が触れてしまった母親は子供を育てようとせず家の外に捨てる。
しかし、子供は逞しく外にある土や木の根を食べて餓えをしのぎ生き残る。
病気が大人になると男のみ発症する病だと発覚。ヒッコ村の人間のほとんどはこの母子を残し村を去る。
そうして母親は動こうともせずにいつの間にか死に、大きくなった子供は母の墓を作る。
そのまま子供はその土地に巣くう病で死ぬかと思われたが、
土とか食べてその病気の抗体ができたのかなぜか普通に成人。
人と触れ合った事のない子供はいつまでも母親の墓からは離れようとしない。
社会を知らない子供は異常な食欲をみせ、いつしか獣を食らうようになりそして人間も襲うように。
そしてガゾ街の人間から「悪食」として魔物のように扱われるようになってしまった。
そして一方、ガゾ街の人間はヒッコ村の出来事を良くない話として一切封印していた。
しかし「悪食」が人を襲う以上無視はできない。そこで討伐隊を結成しようともしたが、
土地に根付く病を恐れて討伐をためらう。そこで白羽の矢が立ったのが怠け者のドン。
たとえ死んでも悲しむものもいない。ドンも若いのでヒッコ村の病気の事は知らない。
それでも「悪食」を倒すのに心もとなかったので旅人の主人公達も利用した。
(主人公とヒロインとクジキは天使が加護があるので平気だった。ドンは結局思惑通り病気で死んだ。)
488 :
460:05/02/04 21:17:47 ID:???
―盗人編―
釈然としないまま、主人公が次に訪れたのはバリ城。天使に言われるまま城に訪れる。
そこで王に近くにある3つの洞窟から奥にある宝物をとって来て欲しいと頼まれる。承諾する主人公。
クジキは城下町の潰れかけの教会に住むシスターに惚れ、彼女の為に奔走する為にパーティーから外れる。
仕方なくヒロインと2人で洞窟へ宝探し。一方でクジキは昔、子分にしていた女盗賊のタジカに会う。
教会を建て直す金欲しさに再度タジカと組み、盗人になるクジキ。
民家で盗みを繰り返すが一向に金が貯まらない事に苛立ち、
タジカに街の方を任せ、自分は魔物が守るという、噂の3つの洞窟の宝を狙い始める。
主人公が2つ目の洞窟の最深部で宝の箱を開けると突如、後から来たクジキが宝を盗もうと襲ってくる。
クジキを倒すが命は助けてやる主人公。逃げ出すクジキ。
街に戻ったクジキはタジカと合流する。しかし、タジカの様子がおかしい。
聞けばクジキが決めたノルマを達せず、仕方なく盗みに入った家でミスをし、
姿を見られた住人を殺してしまった、と言う。「仕方がないので一緒に他所に行くか。」
とか言いながら最後に盗んだものをシスターに貢ぐため盗品整理をするクジキ。
するとなぜか盗品の中からシスターの十字架が。全てを察し、怒りのままにタジカを殺すクジキ。
一方、全ての宝をそろえた主人公は王様に献上。その晩、主人公達をもてなす為の盛大な宴が開かれた。
その頃、茫然自失としたクジキはこの城下町で行った盗罪で捉えられ、獄中で命を絶つ?
(主人公達はクジキがどうなったかは知らない。地下牢に行くとそれっぽい話が聞かされるだけ。
「ここ最近盗みを働いていた盗賊がここで死んだんだ。」とか牢番が言ってる。)
追記:タジカはシスターを殺してしまっていた。そして訳も分からずクジキに殺される。
そしてタジカはクジキに惚れていた。その為にも必死で盗みを働いていた。
クジキの「一緒に他所へ」という言葉を心から喜んでいた。
489 :
460:05/02/04 21:20:13 ID:???
ー復讐編ー
次はバリとも敵対しているカナス城。そこでは天使は「ある老戦士を助けなさい」と告げる。
老戦士・ビックを捜すと、ビックはカナス城に特攻しようとしている。それをすんでで食い止める。
事情を聞く主人公。聞くと昔、ここの城主・ガインはこの男の娘をさらったらしい。
その復讐を果たす為にここに来たと言う。説得し、一時、身柄を預かる事に。
天使に相談すると「バリ城の王に話しなさい。力になってくれるでしょう」と言う。
言われた通り、この事をバリ城の王様に話すと「戦争の口実ができた」と喜々として戦争の用意を始める。
(王が喜んでいるのは今までこう着状態だったが、あちらの城主が過去に非人道的な事をやっていて、
それを救う為に動けば「英雄王」になれるから)
ついに戦争は始まってしまい、その隙にビックと共に城へ忍び込む主人公。
なぜか城内にはいないはずの兵士が一人。もうすぐガインに復讐できるとハイテンションなビック。
最強の技で兵士を一撃で葬る。最上階にいくとガインは「お前の娘は危険なので隣街に逃がした」と言う。
(情が移っていたのか、ガインは本気で娘の身を案じている。)
「ありがとう」と感謝の言葉を捧げ、ガインを殺すビック。娘に会う為、喜び勇んで隣町へ。
しかし、街の宿屋には侍女が一人。「領主様の娘は領主様を助ける為に城へ向かった」と言う。
嫌な予感がし、城に戻り、瞬殺した兵士の鎧を脱がすと妻そっくりの女が。ビック壊れる。
(詳細は
>>460)
490 :
460:05/02/04 21:21:19 ID:???
ー傲慢編ー
ガインは死んだが、一向に戦争は終わらない。
「戦争はどちらが勝っても不幸だ。それならいち早くお前が神になり救えばいい。」と言う天使。
ようやく善行が溜まったらしく、天使に導かれ神具を集め、神の世界へ。
神の寝床につく主人公。すると突然身動きが取れなくなる。神は言う。
「私のかわいい子供達よ。お前達はよくやった。安らかに眠るがよい。」といい、主人公を倒す神。
意識が朦朧としている中で天使と神の会話が聞こえてくる。
神「どうでしたか?人の愚かさは学べましたか?」
天使「はい。暴食にとらわれた悪食。怠惰に生き、仲間のはずの町民に殺されたドン。
互いの強欲、色欲で身を滅ぼしたクジキとタジカ。
嫉妬に狂ったガイン。憤怒のままに生きたビック。
そして神になれると信じた傲慢なる(主人公)。まさしく人は愚かでした。」
神「そうですか。しかし、我が使いよ。それでも人を愛せますか?」
天使「はい。七つの罪を抱える愚か者を私は心から愛そうと思います。」
神「そうですか。では次の神はあなたです。」
(ここで2つの選択肢が出る。これでEDが変わる)
ーこのまま意識を失った場合ー
その後、新たなる神の裁きにより幾多の城主達が死に、戦争は終わった。
これからも永らくの平和を抱き人は健やかに暮らしていくだろう。その為の犠牲は既に払われた。
ー終ー
ー神に逆らった場合ー
意識を取り戻し、再び神と天使に挑む主人公とヒロイン。ついに神を殺す。
すると神は最後にこの世の全ての人間の脳裏に「神を殺したもの」として主人公の顔を浮かばせ消滅する。
十数年後、戦争は未だ終わらず世界は病や強奪、殺戮に満ち、絶望に包まれている。
人里離れた土地で隠れるように暮らす主人公とヒロイン。今なお、外では「神殺し狩り」が行われている。
いつかはこの場所にも追っ手が来るだろう。しかし、それでもヒロインのお腹の中には子供が宿る。
これからも永らくの悪夢を抱き人は悩み続けるだろう。その為の犠牲は既に払われた。
ー終ー