エクステルミナンスガンダム
一体何時、何処で開発されたのか、全てが謎のMS。
唯一つ解る事は、このMSが「彼ノ者ヲ裁ク事ヲ最優先トスル」為に造られたという事だけ。
その独特のフェイスからガンダムと呼ばれるようになる。
目標が害であるかどうかを判断するシステム「DEUS EX MACHINA」を頭部に組み込まれ、
一度害であると判決が下れば、パイロットの意思とは無関係に暴走し、標的を裁こうとする。
ただし、何を持って害と看做すかは不明。
主武装は秩序を表す8基の高出力ビームサーベルを組み込み、
如何なる装甲も容易く切り裂く「エクゼキューショナーズソード」
副武装に、敵機を捕縛する為に搭載された、
完結を表す9基の対MS用電磁波兵器「グレアプリズン」と、
あらゆる機体を追う為のスピードと、攻防共に一線を駕する性能を得る為の、
調和を表す6基のミノフスキードライブユニット「ウィングリエフ」を持つ。
銃器類は一切搭載されていない為か、防御面の装備は充実しており、
ビームバリア発生装置は既存のものよりも出力が高く、
I・フィールド、耐ビームコーティング、シールドと、
「ウィングリエフ」から放出される大量のミノフスキー粒子を、
ビームシールド状に展開する事によって、異様なまでの堅牢さを発揮している。
銃器を内蔵しない分、耐圧性や機密性は高く、各ビームを水中用偏光ビームに切り替え事もでき、
水中でも地上となんら変わりなく活動できる。
機体の性質上、索敵能力は異常なもので、大抵のステルス技術は簡単に見破り、
その反面、自身のステルス性能は完璧に近く、神出鬼没なMSとなっている。
また、従来のものとは比べ物にならないほど高性能な、
明らかにオーバーテクノロジーと思われる核融合炉とナノスキン装甲を用いられており、
永久的な稼働を可能としている、もはやオーパーツと言っても可笑しくない代物。
相手を裁き、檻に閉じ込め、首を切り落とす様から「処刑人」の名を冠する。