こんな零〜紅い蝶〜はイヤだ! 3章

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紅い蝶エンディングの続き
「おねえちゃ……ごめ……ごめなさ……」
ひたすらに繭に許しを請い続ける澪、
硝子玉のような視線は遠くに投げられ、口からは涎が垂れる。
不整出血でスパッツを紅く染めて山沿いの国道歩いているところを通りかかったドライバーに保護される。
発見当時澪は脚に怪我を負っていた。山中で崖から落ちたと推定される。
繭の行方は杳として知れず。警察の事情聴取で澪はうわ言を繰り返すばかり、責任能力無しと判断。
繭の捜索は中断され、澪は鉄格子のついた病院へ送られた。

二十年におよぶ懸命なリハビリによって、澪の精神は社会生活を営めるまでに回復する。
脚に障害が残って走れなくなったが、丸々と肥って健康状態は良好。
彼女ができる仕事では割と条件が良い清掃会社に就職する。

駅の男性用便所で痰壷をぬぐう澪、窓の外の花壇に舞う紅い蝶。
「アハハ……アハアハ……おねえちゃんずっといっしょだから」

笑う澪をバックに字幕[がんばれ澪!! 人生はこれからだ!!]
【溶暗】

エンドクレジット中は繭と澪の生まれてから壊れるまでの
楽しかった頃のアルバム写真を延々と流される。