http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_k/20030727so21.htm 【介護での「禁句」】
〈1〉指示・命令語は使わない
「我慢して食べてください」「洋服は自分で着て」※よく使ってしまうが、言われた側は見下された風に感じる。
▽言い換え例「〜していただけますか」など依頼的な表現を
〈2〉禁止・否定語は使わない
「なんで電気をつけるの」「いつまでも寝ていてはダメでしょう」※選択の余地もなく、有無を言わせない表現になっている。
▽言い換え例「電気を消してよろしいですか?」「顔を洗ってみなでテレビでも見ませんか」など意思を尊重する姿勢を
〈3〉不必要な指摘や、とがめ、愚痴、嫌みは言わない
「体重増えたんじゃない」「また、トイレなの」「どうしていつも残すの」※本人がどうしようもない事実をわざわざ指摘するのは無意味。プライドを傷つけ、不愉快にさせるだけ。
▽言い換え例「元気になってよかったね」「出たくなったらいつでも言ってください」「量が多すぎましたか」
〈4〉強要・強制的な言葉遣いはしない
「自分でやらないと動けなくなっちゃうよ」※わざわざ不安をあおるような表現は不要。
▽言い換え例「リハビリと思ってやってみませんか」